USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2008/10/26

Supernatural Season4 Ep6 Yellow Fever 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送が始まったSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。

念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
















今週のEp6 Yellow Feverにはほんと~~~に、してやられました。
まさかこんなに大爆笑させてくれるなんて、思ってもみなかったです。

とにかく、Deanが可愛い!!
もうその一言に尽きる!

なんでこの人こんなに可愛いの~。
いつものDeanとは全く違っちゃって・・・。

あ、今回のDeanはGhost Sicknessに罹ってしまって、あらゆることが怖くなってやがて恐怖のあまり心臓が止まってしまうという恐ろしい状況に陥っています。
ところが、この"あらゆること"って言うのが曲者。


冒頭、Deanは夜道を走っています。後ろから犬の唸り声が聞こえてきて、Deanはそれから必死で逃げています。なんだかSeason3 Final Epの冒頭シーンと状況は似ていますが、微妙になんか変。角を曲がったところで、ホームレスのお爺さんの家財道具に激突します。
慌てて起き上ってお爺さんに" 殺されるぞ!!"と警告するDeanの目の前には・・・、頭にピンクのリボンをつけてもらった可愛いヨークシャーテリアが・・・。

いきなり大爆笑!!

また逃げ出すDeanの後をちょこちょこと追いかけるヨーキー。
最初、何事が起こったのかと思ったわよ。
これ、重いEpなんじゃなかったの?って。


そして時間は43時間前に遡ります。
DeanとSamはColoradoのRock Ridgeで今回はFBI Agent TylerとPerry(今日はAerosmithのメンバーですね)として、Frank O'brienという男の人の死亡事件を調査中です。
彼は、44歳とまだ若かったのにも関わらず3日前に心臓発作で死にました。
それだけなら2人が調べることないんでしょうけど、その後にも続けて2人の男の人が同じく心臓発作で死んでいました。
2人が検死結果が見たいと言いうと、検死に立ち会わせられるとこに・・・。
2人とも吐きそう?でも、耐えています(苦笑)
DeanはFrankの左手の薬指に指輪の後を見つけます。Frankは結婚していたようです。そして、腕の内側には酷い掻き傷がありました。
検死の結果、Frankの心臓は何の問題もなく健康でした。
この時、とり出した心臓を持たされるDeanを見て笑ったSamですが、飛び散った血(検死医曰くSpleen Juice)が顔にかかります。
人の事笑うと罰が当たるという典型的な体験。


次に2人は保安官にFrankの死について、訊きに行きます。
保安官事務所で待たされた2人を自分の部屋に入るように言った保安官は、なぜか靴を脱ぐように言います。握手した後、手をアルコール消毒(?)してる。
後でわかるけど、保安官もGhost Sicknessに罹っていました。
保安官はFrankと高校生時代からの友達で、今でも"Gamecocks"というソフトボールチームで一緒だったという事です。
このときDeanは、この"Cocks"という言葉に反応して笑っています。
本当に下ネタが好きなんだから~(笑)
最近Frankが何かを怖がったりしていなかったか訊くと、確かに彼は何かに脅えていたようですがその理由は保安官にもわかりませんでした。Frankは電話にも出なかったので、調べに行かせた時にはもう死んでいたという事です。
DeanとSamはどうしてFBIが調べているんだ、何か事件性があるのかと訊かれて、いや、何もないだろう、ただの心臓発作だと答えて、保安官事務所を後にします。

そのあと、歩きながらこれが自分たちのケースだと確信します。

D"心臓発作のわけない"
S"確かに、そんなわけない。被害者の3人共、腕に赤い掻き傷があって何かを恐れて48時間以内に死んでる"
D"何をそんなに怖かったって言うんだ?"
S"で、どうする?"
D"どうしろって言うんだ?!Ghosts、 Vampires、Chupacabra?100以上あるぞ"
S"ああ、リストを作って、一つずつ消していこう"
D"よし、生きているO'brienを最後に見たのは?"
S "隣に住んでるMark Hutchins "
D "それからだ、・・・・・おい"
S "なに?"
D "あそこにいるティーンエイジャーが気に入らない。・・・こっちから行くぞ"

罹ってます。
もうこの時点でDeanはGhost Sicknessに罹ってますね。
ティーンエイジャーに嫌な感じを持ってます。病気の初期症状。
ところが、次に話を聞きに行ったFrankの隣人Mark Hutchinsさんの趣味は爬虫類の飼育。彼の首には蛇が絡みついています。
こういう趣味の人いますよね。
て、何を隠そうわたしも爬虫類は大丈夫、というより好き。
以前、カリフォルニアキングスネークのアルビノを飼っていたことがあります。
今、爬虫類は赤足陸ガメだけですけどね。
あ、そこのお嬢さん、引かないでね(苦笑)
この時のDeanにももちろん引かれちゃうだろうな~(笑)

最後にFrankを見たとき彼は窓からMark さん家を見ていて彼が手を振るとカーテンを閉めてしまったそうです。そりゃそうだ。今のDeanと同じで、Markの家はFrankにとっては恐怖の館だったでしょうからね。
Samが質問している間もDeanは周りにいるトカゲやら蜘蛛やらが気になって心ここにあらずです。
死ぬ前、Frankはやはり、アルカイダからフェレット、人工甘味料までありとあらゆるものを怖がっていていました。
死んだ人を悪く言いたくはないし、彼は良くなっていたからと前置きしてMarkはFrankが高校生時代いじめっ子だったと言います。自分も含めて、町の半分の人がいじめられた。
要するにDick(厭なやつ)だったと。
復讐したいと思ったんじゃないかと訊くDeanに、Markはそうは思わないと言います。20年前Frankの奥さんが死んで彼は変わったからと。
一応質問してみたものの、DeanはMarkの首に架かっている蛇が気になってそちらにばかり目がいきます。
それに気づいたMarkは"この子は怖くないよ、君が気をつけた方がいいのはそっちのMarieだよ。彼女は人の恐怖心を読み取るから"と言います。
すると、2人が座っているソファーの後ろから、大~~~きなゴールデンパイソンが音もなく現れて、Deanの膝の上を滑るように移動していきます。
Deanは固まったまま今にも気絶しそうな顔!
これだけ大きなゴールデンパイソンはなかなかお目にかかれませんよ~。色といい、胴周りの太さといい、艶といい立派で美しいです。

蛇を触ったことない人は勘違いしてるとかもしれませんが、蛇ってヌルヌルはしてないんですよ。それは、ウナギ(笑)
蛇は乾いていてとても冷たくて本当に美しい生き物です。
あ、わたし変な人になってますか?

Impalaの中でDeanはSamを待っています。
で、腕を掻いています。病気の症状2です。
Samが開けたドアの音にビクリ。
DeanはFrankの奥さんのJessieについて調べていました。彼女は躁鬱病の気があって、1988年彼女は行方不明になって2週間後見つけたときにはモーテルの部屋で自殺していました。
Frankの方を調べていたSamによると、EMFも反応しないし、Hex Bagもなし、硫黄も見つからなかった。という事は、Ghostでも、Witchでも、Demonでもないことになります。
ここでSamはDeanが制限速度で走っている事に気付きます。

S"なあ、20だよ"
D"それが?"
S"それって、制限速度だろ"
D"なんだよ、安全運転するのが犯罪かよ?"
S"おい!どこ行くんだよ?おれ達のモーテル通り過ぎてるよ!"
D" Sam、俺は向こうから車が来る所を左折するなんてことはしない。死にたくないからな。・・・俺何言ってんだ?これって変だよな"
S"何か聞こえる?"

そう言ったSamがポケットに手を入れてみると、EMFが何かに反応して盛大に鳴っていました。それをDeanに近づけてみると、ランプが真っ赤に。

D"俺、獲り付かれた?獲り付かれたのか?!"

その事実にも恐怖を感じて、Deanの声は裏返っています。


そして、例のEye of the Tigerの場面です。
Deanは車のシートに寝転がって、目を瞑ったままEye of the Tigerの曲に合わせてドラミングの真似をしています。そこへSamがDeanの大好きな"食べ物"を買ってきます。直前まで今回の件を電話でBobbyに相談していました。

SamがImpalaのトップを手で叩くと、Deanは驚いて飛び起きます。曲を止めて外に出てきて、"見てくれ"と言って、差し出したDeanの腕には掻き傷が出来ていて、Samは眉を顰めつつ買ってきたものの箱をDeanに手渡しますが、Deanはそれに見向きもせず車の中に放り込みます。普段の彼からは考えられない行動。食べるの大好きなのに・・・。

S "今Bobbyと話したんだけど、Deanにとっては良い話じゃない"
D "なんだよ?"
S" Ghost Sickness(幽霊病)だって"
D" Ghost Sickness?・・・なんてこった。何なんだよ、それは"
S "OK、特定の文化圏では、霊魂が生きている人間に影響を与えることが出来ると信じられているんだ。だから、死んだ人の体を家に置いておかないで、斎場に連れて行く"
D "OK、要点は?"
S "最初は心配になる。それが恐怖になって、物凄い本物の恐怖になって・・・やがて心臓が止まるんだ"
D "ああ、でもSam、俺たちここんとこ、Ghostなんて見てないだろ"
S "いい?一端その霊魂が誰かを病気に感染させたら、そのGhost Sicknessはインフルエンザみたいに咳や握手を通して、病気を広めることが出来るんだよ。Frank O'brienが最初に死んだろ?たぶん彼が最初の感染者だと思う。患者1号だ"
D "要するにFrankがOutbreak Monkeyってわけか"
S "Frankは週末にソフトボールチームのトーナメントに行ってるんだ。そこで他の2人の犠牲者に感染させたんだと思う"
D "そいつらもGamecocksのメンバーだったのか?"
S "いや、Cornjerkers。対戦相手だった"
D "という事は、GhostはFrankを感染させて、彼は他の連中にそれをうつした。で、俺は死体から感染したってことか?"
S"そうだと思う"
D"じゃあ何か?俺はこの後おかしくなって48時間後に心臓発作で死ぬってことかよ?"
S"・・・実際はもう24時間しかない"
D"素晴らしい!"
S"ああ"
D"なんでだよ、なんで俺だけ?お前なんて、やつのSpleen Juice(脾臓汁)まで浴びたのに!"
S"おれとBobbyの推論だと、Deanは他の3人と似てるからじゃないかと思うんだ。Frankはいじめっ子だったし、他の2人の教頭と用心棒だった。要するにDick(厭な奴)だった"
D"なんだよ、お前俺がDickだって言うのか?!"
S"違う違う、そうじゃなくて、3人とも恐怖を武器として使ってたってことさ。で、今この病気はそれに対して復讐してるんだよ"
D"俺は人を怖がらせたりなんかしてない"
S" Dean、おれ達のやってる事は全部人を怖がらせてるよ"
D"まあいい、それじゃあ、やっぱりお前もDickだろうよ!"
S"向こうはそう思わなかったってことだろ"
D"・・・どうやって止めるんだ?!"
S"すべての始まりの殺されたGhostを探して、おれ達がこの病気を片付ける"
D "Frankの妻だと思うか?"
S"彼女がどうして自殺したかわかってないだろ?・・・ところで部屋にいないで、なんでこんなところで待ってるんだよ"

D"・・・おれ達の部屋、4階だろ・・・それって・・・それって高いから・・・"
S"・・・1階の部屋に変えてもらえるかどうか聞いてくるよ"
D"サンキュー"
S"いいんだ"

Samが行ってしまうと、Deanは急いで車に乗って、さっき買ってきてもらったドーナツ?Pei?の箱を開けてみますが、食欲がないのか、はたまたそれさえ怖いのか食べずにまた蓋をしてしまいます。

この時の2人の会話シーン、Jaredの瞳の色がいつも以上に深いグリーンに見えて、物凄く綺麗で見入っちゃいました。なんて綺麗なんだろうか~。いつもはJensenの瞳の色に釘付けになることが多いけど、この場面のJaredの瞳はピカ一!

Deanはひとりで4階にいるのも怖いって状況にまでなっています。
今回のSamは、終始大人な対応で、Deanに接していて凄くかっこいい。呆れもせず、怒りもせず、ひたすらDeanを守るためがんばるSam。


Deanは、Samが調査しに行ってる間、たぶん変えてもらったモーテルの1階の部屋で本を読んで何か調べています。でも、時計の音が心臓の音と重なって聞こえて、それが気になってなかなか集中できない様子。
我にかえって、本を覗くとそこには(たぶん)書かれていない言葉が親切にも太文字で浮かび上がってきます。

You’re dying・・・
Again.
Loser.
You Gonna cry?
Baby gonna cry?
お前は死ぬ・・・。
もう1度。
負け犬。
泣いてるのか?
泣いてるのか?Baby。

なんて言葉が。
Deanはとうとう切れて、時計を壊してしまいます。
Samが帰ってくると、もう飲まなきゃやってられなくなったのか、足をテーブルに投げ出してBeerを飲んでいます。Samも同じくテーブルに、長っ~~い足を投げ出して座ります

S"問題ない?"
D"ああ、いかしてる。何かわかったか?"
S" Jessieの体は火葬にされてた。彼女が原因じゃない"

ここで、無意識に腕を掻き毟るDeanに足で彼の足を突くと

S" Hey!掻くなよ!"

って、このSamの態度がメチャメチャCool!マジで惚れなおしたわ、わたし。
弟にそんな風に諭されたDeanの方は、居心地悪そうだけどしょうがないね。
とにかく今回は、Deanがこれ以上ないくらい可愛くて、Samはこれ以上ないくらい大人でかっこ良かったよ。

S"どんな感じ?"
D" Awesome!また、こんな死ぬかも知れないなんて気分にさせられるなんて楽しいね。そんな感じもう忘れてたのに。おかしくなりそうだ"
S"調べ続けるよ"

ここで、Deanが咳き込み始めます。洗面所に走りこむと、ゲホゲホ苦しそうにして口から何か吐き出します。
木のチップでした。

S"おれ達、最大の手がかりを見逃してた、Deanだよ"
D"俺は手掛かりなんかになりたくない"
S"掻き傷、これ、病気は何かを伝えようとしてる"
D"木のチップでか?"
S"その通り"



2人は町のLumber Mill、製材所に調査にやってきます。
この辺りから、Deanの可愛さ、もとい、恐怖が一気に加速してきます。
製材所の様子を見た途端、こんなところに入りたくないというDean。(可愛い)
Samは、優しくDeanを諭します。おれにはバックアップが必要なんだ、それはDeanしかいないだろ、と。
Deanは、とても素面じゃ出来そうになくて、持っていたウイスキーの瓶を一口ラッパ飲みします。で、気合いを入れてImpalaのトランクを開けながらも、"ここって気味悪いよな?"とSamに同意をもとめています。
そして、Samに愛用の拳銃を渡されたDean。

D"おれ、そんなもん持たないぞ。だって、暴発したらどうすんだよ!"

そして、自ら懐中電灯を取り出して、両手でしっかり胸元で抱きしめます。

D"俺、ライト係りな"
S"・・・そうしてくれ"

いつもは、Deanが前でSamが後ろって構図が多いけど、今回ばかりは逆です。大きなSamの後ろにDeanが可愛く隠れるようについて中に入っていきます。
EMFが反応してSamがポケットから取り出してみますが、あれ?と思って見ると、Deanの手がSamの腕に乗っかっています(可愛い)。
"俺がいるからEMFは役に立たないな"って、言いながら不安そうにいやいやSamの腕から手をどけるDean。
Frankの結婚指輪を見つけた時も、DeanはSamに触られてビビりまくり(可愛い)
こんなとこころでFrankは何してたんだろうと。

奥のロッカーから何か音が聞こえてきて、DeanはロッカーとSamに交互にライトを当てて、"俺は開けられないぞ"とでも言いたげに、小さく首を振ります。
Samがロッカーに手をかけて、1、2、3と同時に開けると、中からかわいらしい子猫が飛び出してきますが、それを見たDeanはあり得ないくらいの叫び声を出して、Samを絶句させます。

D"だって、凄く怖かったんだ"

と、照れながら言うDeanを置いて、さっさと次の調査に行くSamを"置いてかないでくれよ"とばかりに、追いかけるDean(可愛い)

次の部屋で、SamはLuther Garlandという人物のIDを見つける間、Deanは果敢にもSamから少し離れたところで、Frankの奥さんの似顔絵を見つけます。それを持ち上げた時、少し破いてしまし、その途端に製材所の機械が一斉に動き始め驚いて飛びあがったDeanが振り返ると部屋の隅にLutherのGhostを見つけてしまいます。
固まっているDeanを見て、SamもLutherを見つけます。ショットガンを構えて、ふとDeanを振り返ると一目散に逃げ出しているところでした。その逃げかたがまるでマンガのようです。
SamがLutherに一発お見舞いして戻ってみると、Impalaの陰にしゃがみこんだDeanがウイスキーの残りを一気飲みしていました。

Lutherの死因を調べるため再び保安官事務所を訪れた2人。
若い保安官助手に"彼は酔ってるんですか?"と訊かれたSam、きっぱりと" いいえ"と答えていますが、その後ろには、どう見てもベロベロのDeanがフラフラしながら立っています。
病気だという保安官に電話してくれるように言ってくれと頼んで、Samが出て行った後、保安官助手に、"君は凄い!"なんて訳わかんないこと言って絡んでるDeanの首根っこを、戻ってきたSamが大きな手でつかんで連れ出します

その頃保安官は、実は保安官事務所の自分の部屋にいて金たわしで自分の腕を擦って血だらけにしています。トロフィーに映った自分が、"彼らは知ってるぞ。お前のやった事を。彼らはお前にやった事の責任を取らせるぞ"なんてことを言われて、心臓がバクバク音を立てています。

DeanとSamは、病院に入っているLutherのお兄さんに彼の事を聞きに行きます。その廊下で角をまがったとこで出くわしたおばあちゃんに驚きつつ、Deanはまたもや不安に襲われます。

D"こんなの使えない。だってこれ、偽物だぞ。ばれる、ばれて捕まるんだろ?俺たち刑務所に入れられるんだ"
S" Dean、シー。落ち着けよ。深呼吸してみて、いい?"

Samを上目づかいに見て、一緒になって大きく深呼吸するDean。
もう、なんて可愛いの!

S"どう?気分良くなった?"

と訊かれて、ううんと首を横に振るDean。
もうしょうがないな~という顔しながらも、とにかく行くぞと促して、またもや腕を掻くDeanに"掻くなって!"注意するSamが凄い大人っぽくてかっこいい。
そして、向こうから来た人に驚いて思わずSamの腕を掴んで後ろに隠れようとすなんて、Deanってばどこまでわたしを身悶えさせれば気が済むんでしょうか。


FBIだと自己紹介した2人にLutherのお兄さんはまず、IDを見せるように言います。DeanはビクビクしながらIDを渡すと、"それは本物ですよ、間違いなく。FBIの振りするなんてそんなこと、おかしいでしょう"と、言わなくていいことまでしゃべってSamに足を蹴飛ばされます。


お兄さんの話によると、Lutherは本当に気持ちの優しい男だったけれど、その見た目があまりにも他の人と違って、大きくて不気味だったので人々に恐れられていたそうです。
SamがJessieの似顔絵を見せて知っているか訊くと、彼女はその頃製材所で受け付けかかりをしていてLutherにも親切にしてくれていたので、彼は彼女の事を好きになっていました。でも、Frankはそれが気に入らず、Jessieが行方不明になったとき、Lutherが彼女に何かしたと思いこみました。実際には彼女は自殺していたけれどFrankはその事を知らなかったので、Lutherを見つけた彼は、Lutherの首に鎖を巻きつけて車で町中を引きずりまわして彼を殺してしまいました。
逮捕されなかったのかと訊くDeanに、Frankは町の中心人物だったので、誰もその事には触れたがらず真実は闇と共に葬られたということでした。


話を聞いて外に出た2人はImpalaを挟んで、今回の事はLutherの恐怖をDeanがスローモーションのように体験しているのだと話し合います。

D"さっさと、Lutherの骨を焼いて俺を健康体に戻してくれよ"
S" Dean、これはそんなに簡単なことじゃない"
D"いやいや、簡単だろ。何が簡単じゃないって言うんだ?"
S" Lutherは街中を引きずりまわされたんだ。その体はたぶんそこら中に散らばったと思うから、それを全部集めるのは無理だよ"
D・・・冗談だろ?"
S"何か他の方法を見つけないと"
D"・・・お前、・・こんな酷いことあるか?"
S"オイ、オイ、オイ、Dean、落ち着けよ"
D" Sam!俺たちいったい何してるんだ?!"
S" Ghostを狩ってる"
D" Ghost!その通り!誰がそんなことする?!"
S"・・・おれ達"
D"俺たち?!その通り!それだろ?!俺たちの人生がこんなに酷いことになってるのは!つまり、俺たちはMonsterを探してるんだ、わざわざ探しまわってる!そんなこと普通の人間がやるか?!普通はそんなの見たら走って逃げるだろ!それなのに・・・それなのに俺たちはわざわざ俺たちを殺したいと思ってるそれを探しまわってるんだ。あるいは、食べてくれって言ってるようなもんだ!そんなことするのは、気がおかしいやつだけだ。俺たちは気が狂ってる!まずいDinerの喰い物に、胸糞の悪いモーテルの部屋、気味の悪い長距離トラックショップのウエイトレス。なあ、Sam、お前本当にこんな生活したいのか?マジで。お前俺と毎日8時間も車に乗ってるのが好きか?俺はそうは思わない!!なんでって、俺はスピードを出しすぎるし、5枚のアルバムを飽きもせず繰り返しかけてて、おまけに一緒に歌っちゃうんだぜ!俺は鬱陶しい!そんなこと知ってるさ!・・・それに、お前は・・・屁ばっかこく!!お前ってば、Burritoを半分食べただけで、有毒ガスをまき散らすんだ!それで、お前はそれを忘れてる!!"

そう言って、DeanはImpalaのキーをSamに投げて行こうとします。

S"おい、待てよ。どこ行くんだよ?"
D"俺はもうMonsterを探すなんてやめる!それに、それに、HellhoundもGhost SicknessもくそったれのApocalypseもだ!全部やめる!やめてやる!!! "

そう言いたい事言ってDeanは、SamとImpalaを置いて行ってしまいます。
この後、冒頭の可愛いヨーキーに出会って死に物狂いで逃げる羽目に陥るとも知らないで・・・。

この時のDeanの声が完全に裏返っていてます。
Samは、ただ黙って聞いているんですが、自分が屁ばかりすると言われた時はさすがに顔を顰めてましたね。
そして、Samが散々Deanを探してモーテルに帰ってくると、Deanが呆然とベッドに腰かけています。"どこにいたんだよ、探したんだぞ。どうやって帰ってきたんだ?"と訊くSamにDeanは"走って"って答えています。

D"どうしようSammy、あと4時間しかない。俺また死んじゃうのか?"
S"そう、お前は戻るんだ"
D"戻る?"
S"下さ、Dean、地獄だよ。ほんと、お前は忌々しいやつだ。"

そう言ったSamの目がYEになっています。
Deanは、すぐに飛びかかろうとしますが、壁に貼り付けられます。

D"このくそ野郎!俺の弟から出ていけ!!"
S"誰も、Possessなんてしてない。これがおれの望んだ姿さ。お前が出来る事は何もない"

そう言って、Deanの首を絞めるYEのSam。
次の瞬間、心配そうにDeanを呼ぶいつものSamに戻っていて、Deanは自分が幻覚を見ていたとわかります。
Deanの一番の心配事がここへ来てとうとう幻覚として現れてきました。これが本当になったら、大変なことになる。どうやっても阻止しないとSamはAngelにどうにかされてしまうかもしれないし・・・、今のDeanなら考えたら心臓止まりそうになるのは当然かも。


使えない(苦笑)Deanをモーテルに置いて、Samは解決方法を見つけてくれたBobbyと一緒にLutherの霊を片付けに行きます。残り時間は2時間。Bobbyが持って来たのは古い日本語の本。" 日本語なんて読めたの?"と訊くSamに" キミラガウマレルマエカラズットダヨ"と日本語で答えるBobby、Coolです!!
この本によると、Ghost は通常はやはり骨を焼いて清めますが、そうできないときはGhostを死ぬほど怖がらせることによって浄化できるという事です。2人はLutherが殺されたときの状況を再現して、彼を浄化することを計画します。

そのころ、モーテルで大人しく待っているDeanの元に保安官がドアをけ破って押し入ってきます。彼は、何故Dean達がLutherの事件を調べているのか訊きますが、手には銃が。そして腕の所は血で染まっています。それを見たDeanは、保安官もGhost Sicknessに罹っているとわかります。止めようとしますが、殴られてしまいました。銃は何とか弾き飛ばしますが、格闘になって壁に押さえつけられたDeanには保安官の目が真っ黒になって見えます。やっとの事で保安官を弾き飛ばすと彼は床に転がって、そのまま、心臓を押さえて死んでしまいました。

そのころSamはLutherをおびき寄せるために、Jessieの似顔絵を破って彼を怒らせようとしています。案の定製材所の機械が稼働する音とともに、Lutherが姿を現します。

Deanは保安官の死体と離れてベッドに腰かけて、聞こえてくる幻聴に腕を掻きながら耐えています。
思わず床に転がっていた聖書を拾い上げて祈るように胸に抱えるDean。
するとそこへ女の子の声が・・・。

L "はい!Dean "

ベッドの横には、いつの間にかLilithの姿が座っています。

L "寂しかったわ。そろそろ、戻る時間よ"
D "お前は現実じゃない!
L "そんなこと、問題じゃないのよ、Dean 。あなたは、下であった楽しかったことのすべて憶えてないの?憶えてるでしょう。4ヵ月は40年だったわ。犬のような時間、それを全部覚えてるはずよ"
D"お前は、現実じゃない!!"
L"それは重要じゃないわ。あなたは死ぬことになる。あなたは燃え続けるのよ"
D"なんで俺が?どうして感染したんだ?"
L"バカね。理由はわかってるでしょう、Dean。さあ、あなたの心臓の音を聞きなさい"
D"なに?"

追記:この最後のLilithの台詞は、自分の胸に訊きなさいってことかな?
BaboonというLilithの掛け声があったので、その心臓の音の事かと思ったけど、違うっぽい。地獄であったことをDeanは本当は憶えているはずだから、その事は自分の胸に訊けってことですね、きっと。

追記2:このLilithの"Doggy Year"って台詞は、(犬のような時間って訳したけど)、実際の年月よりももっと早く時間が過ぎ去ることを言う見たいです。この場合Deanの地獄での4ヵ月(40年)の事を言ってるんですね、う~ん、英語って難しい・・・。


LilithのBaboonという掛け声ごとに、心臓の音が大きくなってDeanの心臓が絞めつけられます。
痛みに床に転がって身動きできなくなるDean。
Lilithは容赦なくDeanを追いつめていきます。


Samは格闘の末ようやくLutherの首に鎖を巻きつけることに成功して、Bobbyに合図を送ると、Bobbyは鎖を結びつけていた車を発進させてLutherを引きずります。
Lutherは恐怖のあまり粉々になって、掻き消えてしまいました。

それと同時に、Deanの前からもLilithが姿を消します。
そして心臓の痛みも消え、腕の掻き傷もきれいに治っています。


最後の場面、DeanとSam、Bobbyは3人で今回の事について話しています。Lutherが一番怖がっていた鎖で彼を殺す事はとても残忍なことだったと。

"気分はどう?"とSamに訊かれたDeanは、"大丈夫だ"と答えます。"本当か?Deanこの仕事が怖くなったんじゃないのか?"と訊かれてちょっと怒ったように"俺は大丈夫だって!狩りがしたいって!なんでも殺してやる!"って、むきになるDeanにBobbyは一言。

B"お前ってかわいいな"

だって。それは今回すべての人が思ってる事ですよ~、Bobby~。

Bobbyが行ってしまった後、SamはDeanにどんな幻覚を見たか訊きます。"俺に暴行してる警官以外にか?"って、いつものように誤魔化そうとします。"真面目な話だよ"って、いったSamに視線を移したDeanが見たのは、一瞬その瞳がYEに変わったSam。

これ何なの?
凄い嫌な感じなんだけど。
それにこの時のSamが、いつもの彼とは感じが違ってて、余計に変な感じがします。
結局は、YEのSamの事は言わずに、"部屋一杯の猿が出て来てさって、いや、いや、そこらにある普通の事だ"と言って、Deanは本当の事は言いませんでした。

この終わり方、なんだろうな~。
本編が物凄くはじけてて、楽しかったんだけど、最後の最後に喉に魚の骨を残されたような、厭な終わり方。

YEのSam?
やっぱりわたしの心配事は、現実の方向に向かっているんでしょうか?
Deanが一番恐れるEvil Sam。
彼はやっぱりDark Sideに落ちちゃうんでしょうか?



今回のEpは予想外に大笑いさせてもらいましたね。
最後の場面さえ除けば、本当に全編Deanがただただ可愛くて、Samがただただ大人でかっこ良かった。役とはいえ、Jensenのこんな可愛い仕草が満載に見られるなんて、本当にSPNスタッフには感謝します!ありがとう~~~~!!

懐中電灯を胸に抱きしめるDeanに悩殺され、Samに促されて深呼吸するDeanにノックアウトされ、Samの服の袖をそっと摘むDeanに悶えさせられ、その度に優しくDeanを諭すSamに胸をドキドキさせられ、見ているこっちが心臓止められそうになりましたって!
あ~~、もう、凄い良かったよ、このEp。

でも、これさ~、ここで完全に気を緩められて、この後ガツンと爆弾落とされそうで凄く怖いんだけど、大丈夫ですか?
Ep9とEp10のSpoilerが出てるんですが、これまた前評判どおりえらく痛いEpになりそうな予感ですね(泣)
心してかからねば。

Season4は、初めから飛ばしてるけど、ほんと、どれも素晴らしい出来で、その分ついて行くのも精神的に大変。わたしのように英語がダメダメな人間には、その上言葉の壁もあって、肉体的にも大変さ(涙)


あっという間の1週間。
来週はHalloween Epだけど、これは笑いごとの話じゃなく本気で恐ろしいお話らしいので、今週とはまた別の意味で大変だ。

今週の最後に有ったオマケ映像については、敢えて書くこともないかと。こんなの付けてくれるなんて、なかなかやってくれます。
感謝感激。
ありがとう!
Jensen、あなたって本当に最高です!!



最後に毎度、moriさん、Thank you so much!!



***

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