USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2009/05/31

Asylum 2009 in UK

先週の金曜日からUKで、Asylumが開催されています。
VideoとかPhotoとかいろいろUPされてきていますが、全部紹介しきれないのでWikiのなかのAsylumコーナーを紹介しておきますので、そちらをチェックしてくださいね。

え~ネタばれ避けている方、Panelの中では日本では未放送&DVD未発売の部分の事がポロポロと出てくると思いますので、その辺りのところ気を付けてご覧くださいね。


Supernatural wiki Asylum 2009




・・・それにしても、Jensen!!
なんて可愛いの!!
髪が!伸びちゃって、前髪が額にかかってるのよ!!
もうすっごい可愛い~~~~!!!
こんな風に髪が伸びると、髭はやしていてさえ、30過ぎてるようには見えないよ~。可愛すぎるってば!!
・・・はあはあ・・・興奮しちゃったじゃない・・・。
そのせいじゃないでしょうが、UKのお嬢さん方の盛り上がりようが凄いです・・・。

気になったのが、Jensenの左目の出血。
これって、疲れたりするとなったりする時あるんだけど、見た方は一瞬ドキッとしますよね。単にこすり過ぎたりしてもなるけど。

追記:Fanのお嬢さんのReportの中で、Jensenが目のレーザー手術を受けたっていうものがあったんだけど、この出血はそのせいでしょうか? Jensenがこの事を話している場面を探し出せていないので、真偽のほどは不明です。ごめんなさい。

Jaredの髪は相変わらずのクルンクルンだけど、やっぱりだいぶん伸びましたね~。
2人ともジーンズに黒のシャツ、Jensenはいつもの通り中に白いTシャツ着てるけど(苦笑)、胸元にサングラス(たぶんレイバン?)引っ掛けてるとこまで同じで、まるでペアルックみたいなカッコしてるのが、なんだか、あ~この2人相変わらずだな~なんて、笑っちゃいました。

久しぶりに見たJ2は、すっかりDeanとSamの面影がなく、素の2人の戻ってて、非常に充実してるように見えました。
Season5の撮影は7月頃からだと思うけど、今年は去年のように映画の撮影が入ってるという事もなさそうなので(それはそれで寂しいけど)ゆっくり休養して撮影再開に備えて欲しいです。で、Season5も素晴らしい作品になると期待しています。



***

2009/05/27

My Bloody Valentine 3‐D will be released in Japan on July 24, 2009.

バタバタしっぱなしで、完全に忘れたふりしていましたが、やっぱり紹介しておかなければ落ち着かない。

今年の2月14日に公開されたJensenの映画、My Bloody Valentine 3‐Dが、7月24日にDVDとBlu-rayで発売されます。
これ、US本国ではもう既に発売済みなんですよね。
確か5月19日だったと思うんですけど。

3D版の方は、2枚組(2D版&3D版本編ディスク)になっていて、それぞれ特典映像が違うようです。なので、DVD版、Blu-ray版、どちらを買うにしても、3D版を買うことをお勧めします。


Amazonさんで買う場合は、こちらを参考にしてください。

・ブラッディ・バレンタイン 完全版 3Dプレミアム・エディション (初回限定生産) [Blu-ray]

・ブラッディ・バレンタイン 完全版 3Dプレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]


特典は次のとおり。

ディスク1
3D版本編ディスク
●削除シーン
●別エンディング
●NG集

ディスク2
2D版本編ディスク
●メイキング&インタビュー
●VFXメイキング
●予告編集

3Dと書いてない物は、下のディスク2しか入ってないので、気をつけましょう。

それはそうと、この3Dって、3D眼鏡さえあれば普通のTVで見られるもんなの?なんか前に、TV自体が3D仕様じゃないと、3Dにはならないってどこか海外の記事で読んだような気がするんだけど、大丈夫なのかな??

日本ではカットされちゃった場面も入ってるし、なんて言ってもNG集が楽しみです!あのドロドロ血塗れの現場で、いったいどんなNGが出てたのか、非常に興味あります。

ところで、JaredのFriday the 13thは、日本ではいつ発売なんでしょうか? US本国では、7月16日に発売だそうです。日本ではその後になるんでしょうね。なんてったって、"Extended Killer Cut" だそうなので、こちらも非常に楽しみです。


***

2009/05/23

The CW Announces Schedule for 2009-2010 Seasonと私事・・・。

Supernatural Season5の放送Scheduleが発表されましたが、今までずっとセット販売だったSmallvilleが、金曜の8時に移動になってしまいました。代わりに木曜日の8時にやって来たのはThe Vampire Diariesです。これはNew Seriesなので何とも言えません。Smallville、どうして移動しちゃったんでしょうね?ま、良いんだけど。

The CW Announces Schedule for 2009-2010 Season

Supernaturalは、不動の木曜9時の放送です。
この間Kripkeが言っていましたが、SupernaturalはやっぱりSeason5で終わっちゃうと思ってた方が良いでしょうね。このところの視聴率の良さから(と言っても大したことないんでしょうけど・・・)CWとしては、Season6を打診するかもしれないけど、Kripkeはもうやらないんじゃないかな~。余程条件が良いとかなんかないと・・・。
きっともう最初始めた頃のような思い入れは、薄くなってきてるような気がしないでもないです。続ける事より、どれだけ完成度MAXで終わらせられるかに、力を入れる方がカッコいいしね。



ところで、Supernaturalとは全く関係ない私事ですが、この1週間、本当に大変でした。右往左往して、情報が行ったり来たりで。
この何か月、仕事が非常に忙しかった訳は、今月末に300人規模の大きな会議の準備に追われていたからです。事務処理や雑多なものを、頑張ってやってきました。仕事なんだから当たり前です。・・・・でも、それもすべて滞りなく開催されて、無事終了すれば今までの労力も報われます。

なのに、今回の新型インフルエンザの影響で、すべて水の泡。
会議自体がすべて中止になっていまいました(泣)
開催場所が関西地区だった事が、最終的に中止になった理由です。
個人的には、もうどこでいつやっても、同じような気がしますが・・・。

・・・もうがっくりです・・・。
今後、何か月かの内に、仕切り直しで会議は開催されるでしょうが(絶対にやらなければならない案件があるので)場所も規模も変わるでしょうし、何より全部一からやり直しです・・。

もう泣くに泣けません。
昨日、中止が決まったので、結構落ち込んでますが、来週からの後処理の事考えると目の前が真っ暗ですが、落ち込んでばかりもいられないです。
今日と明日は、もう飲みまくってやる!!

誰のせいでもない事なので、仕方ない状況だったんですけどね。
そうとは言え、しょうがないとわかっているとは言え、心情的にはかなりショック。ここ何か月もかかってやってきたことが、すべて無駄になったわけですから。

もう言ってもしょうがないので、愚痴はこの辺にしておきます。変なこときかせて申し訳ない。
でも、ちょっと愚痴ってみたかった~~~。


***

2009/05/17

Supernatural Season3 DVD Gag Reel に関する件について。

忘れた頃に、いろんな事がやってくるものです。

Supernatural Season3 のDVD BoxにGag Reelが付いていなかったこと、結構ショックでしたよね。
キリサワ様や、maxy494様が、いろいろと頑張ってワーナーさんへ働きかけて下さいました。感謝に堪えません。

その甲斐あってか、このたび、ワーナー・ホーム・ビデオ・テクニカルサポートさんより、質問の回答をいただきました。昨年、ワーナーさんへお手紙をお出し下さった方には、たぶん、わたしのところに来たのと同じお返事が来たことと思います。

内容については、なんだか訳が分かったような分からんような感じですが、とにかく真摯にお返事をいただいたことには、感謝したいと思います。
いろいろと複雑な契約やなんかが世の中にはあるということです。
とにかく、わたしは、Supernaturalが大好きなんです。
DeanとSamが正当に扱われるなら何の文句もありません。
今後も、今回のようなことがないとは言い切れないということですが、そうならない努力は惜しまないという言葉を、信じたいと思います。

もちろんわたしは、これからもSupernaturalを応援していきます。
ですが、今回ワーナーさんよりご回答をいただいたことにより、Side Barに置いていました、Gag Reelに関するお知らせは、今日を持って下げたいと思います。
今後今回のようなことにならない事を切に願うのみです。
皆さんのご協力が、今回のワーナーさんからの回答を引き出すことが出来たと、感謝いたします。
最初に声を上げて下さった、キリサワ様と、maxy494様に改めて、感謝いたします。
ありがとうございました。



***

2009/05/16

Supernatural Season4 Finale Ep22 "Lucifer Rising"感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。












Supernatural Season4 Finale Ep22 "Lucifer Rising"の感想もどきです。




ついに終わってしまいました。
というか、終わってないし!!!
ほんと、なんてところで終わっちゃうの?Kripke、Cliffhangerには間違いなかったけど、DeanとSamが離れ離れのままのCliffhangerじゃなかった事が、救いでしょうか。
あの最後のSamの顔は、もうこれ、しょうがない
DeanはSamにあの顔されたら、すべて許すしかないよ。だって、お兄ちゃんだもん。Samは弟なんだもん。平気で酷いことしても、"ごめん、Dean"ってひと言で、終わっちゃう。
ま、それでいいんだけどね。
特にこの兄弟は、いろいろと複雑で、とんでもない人生を共有してるから、心からっていうか、やっぱり理屈なんか関係ないところで繋がってる人間がそばにいないと、生きていけないよ。

ちょっと説明部分が多かったようか感じがしないでもないですが、ま、そろそろ教えて欲しいって欲求が溜まってたからね、良かったんじゃないでしょうか。

また書きだすと切りがないので、とりあえず始めます。



念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。














冒頭、1972年のMaryland IlchesterのSt. Mary’s Conventです。これは、YEDつまりAzazelが、若かりしMary Momの元に現れる前の年ですね。
修道院で一人の神父にDemonが獲りつきます。これがAzazel。神父に獲りついたAzazelは、修道女を前にその事を語り始めます。
自分の父親が元はAngelであった事。今は囚われの身である事。そしてそうしたのは、お前たちが父と呼ぶ人物である事。そして自分の父、Luciferが解放されるための扉がここにあると突き止めた事。Azazelは、Luciferの声を聴くため、修道女たちを皆殺しにします。



Samは、RubyとLilithの近くにいるという専属シェフを捕まえに行こうとしているところです。Samの沈んだ顔。Deanを殴り倒して、その上、首に手までかけた・・・。今彼はどんな事考えてるのか、Rubyは、Deanが何を言ったにせよ、彼は間違ってると言いますが、Samは、わかっています。Deanが言った事は正しいと。
自分は変わってしまった。それも永遠に。もう元に戻る事はない。でも、今自分が何をやるべきかわわかっている。Deanは、自分と出来るだけ離れていた方が幸せなんだと言います。
そんなことない。Deanが、Samと離れて幸せになれるなんて本気で思ってるなら、Samはバカです。Deanが、どれほどSamのこと大事に思ってるか、必要としてるか。すれ違ったままの2人を見るのはつらいです。


一方Deanも、沈んでいます。
Samには、自分がやらなくちゃならない事があって、今はそれをやり遂げようと必死だけど、Deanの方は、弟を永遠に失ったような喪失感に襲われているようです。なんだか、もう全部どうでもいい感じ。そりゃそうです。Deanにとっては、この世でSam以上に大切な事なんてないんだから。
呆然としているDeanは、Bobbyに声をかけられて我に返ります。
Bobbyは、Samに電話をするように言いましたが、Deanはそうしていませんでした。

B " お前の弟なんだぞ。奴は溺れかけてる"
D"助けようとした。俺は助けようとしたんだ・・。それがこのざまだ"
B"もう一度やってみればいいだろ"
D"もう遅すぎるさ"
B"そんなことない"
D"そうなんだよ!!くそ!!もう遅いんだ!!・・・Samは、家族なんて必要としなかった。あいつは自分の運命を憎んでた。そして成長したんだ。それから逃れようとした。最初がStanfordだ。そして今まさにこの状況はデジャブを見てるみたいだ。・・・俺は、あいつを追いかける事に心底疲れた・・・。もう、やりたいようにすればいい"
B"お前がそれを言ってどうするんだ"
D"いいや、言うさ、Bobby。Samはいない。あいつは行っちまったんだ。俺は、あいつが俺の弟だったのかさえ、よくわからない。今までそうだったとしたらだけどな・・・"

それを聞いたBobbyは、机の上の物を払い落してDeanに怒鳴ります。

B"馬鹿もん!!お前は馬鹿だ!!何を泣きごと言ってるんだ!!ああ、お前の心が傷ついて可哀想にな、お姫様!!家族がいつでもお前を幸せな気分にさせてくれると思ってるのか?!いつでもお前の為にアップルパイを焼いてくれると思ってるのか?!家族ってのは、お前をツライ目にもあわせるもんだ!!それが家族ってもんだろ!!"
D"俺は言ったんだ!!「そのドアを出ていったらもう戻れないんだぞ」ってな!それを選んだのはSamだ!!"
B"そんなのは、弱音を吐いてるようにしか聞こえん!"
D"そんなことない"
B"いいや、お前はお前の親父みたいだ。・・・お前の親父は臆病者だった"
D"・・・俺のおやじにはいろいろあったけど、Bobby、臆病者だったて言うのか?"
B"奴は強引だったが、Samをそこから助けられなかった。俺にはそれが勇敢だったとはとても思えない・・・・お前はこれまで、お前の親父より良くやってる。・・・親父のようにはなるな"


そう言われたDean。
考え込むように窓の外をみて、振り返ると!なんとそこは、豪華な部屋に変わっちゃっています。そして、Cassが言います。その時が来たと。


一方Samは、病院で赤ちゃんをLilithの為に連れ去ろうとしているDemonを捕まえました。


Deanは、部屋の中を珍しげに見て回りますが、振り返るとテーブルの上にビールとチーズバーガーが現れていました。そして、Zachariahnの登場です。最終決戦が近づいた今、Heavenは使命を持ったDeanを安全な所に隔離したいようです。Deanの大好きなビールとチーズバーガーを用意してご機嫌をとりますが、Deanはお腹すいてないって!Zachariahnは、最後のSealsを残すのみになった事、そしてそれが特別なものであると言います。明日の真夜中、それを破ることが出来るただ一人の者、Lilithがどこにいるか、今自分達はそれを見つける事に取り組んでいると。自分がやるべきことについて、それが何なのか知りたいDeanですが、Zachariahnはそれが何なのか答えません。ただ信仰心を持てと言います。そして、Deanが神に服従を誓ったからそれに従えと言います。


Samは、Lilithの専属シェフをテーブルの上に磔にしています。もうDevils TrapなんてSamには必要ありません。Lilithの居場所を訊くSamに、Demonは言います。
話しても話さなくても殺されるし、もし逃げ出したとしてもLilithが自分を殺す。いったい自分にどんな利益があるのかと。そりゃそうです。ところが、Samは、死ぬのを心配するよりほかにすることがあると言って、Demonを痛めつけます。派手に叫ぶDemon。Sam、容赦ないです。


CassとZachariahn が去った後、Deanは電話を手に悩んでいますが、やっぱりこのままSamと仲違いなんて耐えられるわけない。
でも、Samの携帯は留守電になっていました。Deanにとっては、直接かけるよりこの方が良かったかもしれませんが、これが後で大変な事に利用されてしまいます。

D"・・ヘイ・・・俺だけど・・・あ~・・・なあ、俺はただこれをちゃんと受け止めるよ。俺はまだちょっと怒ってる・・・。おまえにマジで叩きのめされたからな。でも、あれは言うべきじゃなかった。・・・俺はおやじじゃない。俺たちは兄弟だ・・・ああ・・・俺たちは家族なんだ。それに・・・あ~・・・それにどんなに酷い状況になっても、それは変わらない・・・。Sammy、悪かった"

Deanは、Samの事を本気でMonsterだなんて思ってるわけじゃない。どんな事があっても、Samは大事な弟です。ただ、あまりにもショックな事が続いて、弱音を吐いた。Bobbyの言う通りです。ここまで全力疾走で来て、疲れちゃってた。でも、冷静になれば、そんなこと、Samを失う事に比べれば瑣末な事です。
この電話のDeanの言葉。
どんな酷い状況になったとしても、DeanはSamを見捨てないって、確信できる。


Samは、正看護師Demonを拷問中です。
殺された方がましと思うくらいの苦痛だったらしく、とうとうDemonは口を割ります。
明日の真夜中、LilithはMaryland IlchesterのSt. Mary修道院でFinal Sealを破るだろうと。Final Sealとは何だとSamは訊きますが、それはさすがにこのDemonも知らないようでした。拷問にもう殺してくれと言うDemonに引導を渡そうとしたとき、Rubyがそれを止めます。最後の決戦を乗り切るために、もっと多くのDemon’s Bloodが必要だから、彼女をこのまま連れて行くと言います。それを聞いたDemon、もうやってられるか!!って感じで、自分と中に押し込んでいた、正看護師Cindy McCellenさんの意識を入れ替えます。逃げだす事は出来ないけど、表面に出ている意識を入れ替える事は出来るのね。
それが本当か、芝居かわかんないけど、Samにしてみたら何の罪もない女の人から血を飲むなんて、考えられない事です。




そして場面は1972年のMaryland IlchesterのSt. Mary’s Conventに戻ります。神父Azazelが、修道女を惨殺した直後です。

彼は、"父"に話しかけます。
祭壇に投げ出されていた一人の修道女の体が、息を吹き返したように見えました。
Luciferの意識が、彼女にPossessしたようです。
Luciferを開放したいAzazelは、どうすればいいか訊きます。Luciferは、Lilithだけがそのドアを開ける事が出来る。しかしそれは簡単な事ではない。その為に、特別な子供を見つけなければならないと言います。

こうやって、Azazelの子供Get作戦が始まったんですね。元々Psychicを持って生まれてくる子供に目をつけて歩いてたのか。Samの場合はそれが大当たりだったわけだ。



Samは、Demonが言った、Maryland IlchesterのSt. Mary修道院の事を調べました。するとそこでは神父が8人の修道女を殺すという事件が起きていて、神父は自分にはDemonが取りついていたと言いました。そしてそいつの名前は、Azazelだったと言ったそうです。
Rubyは、それならそこがFinal Sealが破られる場所として信憑性があると言いますが、彼女の態度がなんだか変です。Samにそれ以上深く調べられたくないように見えます。そした速く正看護師Demonを連れて出かけようとSamを急かしますが、Samはやっぱり気になっています。そのDemonが本当にただの人間だったら。
でも、Rubyは、ダメだと言います。どっちにしても、まだ彼女の中にDemonがいる事には変わりないと。
Samは一生懸命助けてくれと訴えるCindyを車のトランクに押し込めて、出発します。



Deanは閉じ込められて退屈そうです。
置物を床に落として壊したりしています。
そこへ現れたCass。

C"わたしに会いたいと願ったか?"

置物を壊したところを見られたDeanは、ちょっとバツが悪そうで可愛いです。

D"ああ・・・聞いてくれ、必要なんだ"
C"おまえが願うものなら何でも"
D" Samの所へ連れて行ってくれ"
C"なぜ?"
D"話さなきゃならないことがあるんだ"
C"それは何だ?"

Deanはしつこく質問されてちょっと嫌そうです。

D"骨髄が必要なんだよ!今朝病気にかかっちまったからな。関係ないだろ?早くしてくれよ!"
C"・・・わたしには、それが賢明なこととは思えない"
D"なあ、あんたの意見なんか聞いてない"
C"おまえは、最後に会った時、何があったか忘れたのか?"
D"・・・忘れちゃいないさ。だからだ。なあ、俺はそれがどんな事でもちゃんとやる。だからこそ、唯一その事が必要なんだ。5分・・・それが今俺に必要なすべてなんだ"
C"・・ダメだ・・"
D"・・・・ダメだって、どういう意味だ?"
C"おまえは、おまえが望むどこにでも行くことが出来る"
D"やった。俺はSamの所に行きたい"
C"そこ以外の"
D"俺はここから出たい。"
C"いいだろう、わたしも一緒に行こう"
D"一人で行く"
C"ダメだ"
D"・・・あのな。このバカげた話しは止めるぞ。俺は帰る"
C"どこのドアから出るつもりだ?"

ドアに向かったDeanにそう声をかけたCassを振り返った彼が、もう一度ドアの方を見ると、そこにあったドアがきれいさっぱりなくなっていました。
そして消えたCass・・・。

Damn it!!!!



Samは、車の中で携帯電話に入ったDeanからのメッセージを聞くか聞くまいか、迷っていて、Rubyに12歳の女の子見たいだとからかわれます。
背後のトランクでは、Cindyが泣き叫んでいます。彼女が静かになるように祈るSam。
自分が罪のない女の人の血を飲もうとしている事に、悩んでいます。でも、それをしないとこの大きな局面を乗り切れない事もわかっている。ジレンマです。
Deanがすべて正しかったと言うSam。

そうなんだよ、Deanは正しかった。
Samが一番やりたくなかった、何の罪もない人を犠牲にすることに、彼が耐えられるわけない。このままじゃ、Samが挫けると考えたRuby。この後、彼女がやったことに、わたしは、はらわたが煮えくりかえりそうになりました。


一方Deanは、壁を壊して脱出しようとしますが、壊すそばから、修復されていくので埒が明きません。
そこへ再び登場したZachariahn。
ここから出せ、なんでSamに会わせない?!どうやってLilithを止めるつもりだ?!と詰め寄ったDeanに、Zachariahnが言った事はDeanにとって衝撃だったでしょう。

Zachariahnは最初からLilithを止める気はなかった。
Apocalypseを止めようとは思っていなかったんです。
なぜ?
地上を一掃しようとしている。
そして、最後に勝つのは自分たち側だと信じてる。
そのためには、人間なんてどうなろうと知ったこっちゃない。でも、Samは?彼は黙ってないぞと言うDean。SamはLilithを止めるはずだ。
Samには、とても重要な役割がある。そして自分たちは、彼がそれをやり遂げるのを確認するんだとZachariahnは言います。
どういう意味だ?Samに何をさせるつもりだ?!
そんな事は忘れろ、君にも大切な役割がある。君はそれを止める。でも、それはLilithを止める事でもなければ、Apocalypseを止める事でもない。
Deanが止めるべきもの。
それは、Lucifer。
そして、DeanがLuciferを止めたとき、大きな報酬が払われる。
Zachariahnは2人のVirginと70人のSlutなんてこと言ってますが・・・。
自分を信じろ。いつか笑い話になる、と言うZachariahnにDeanは訊きます。

神はどこにいるんだと。

Zachariahnは答えます。

神様は、もうそこを出た、と。


OMG!!OMG!!OMG!!!

なんて事!!
Deanが止める事になってるのは、LilithでもApocalypseでもなかった!!
Deanが止めるのは、Luciferじゃん!!
なにこれ??
上の方の人の計画では、最初からLuciferの復活は想定内だった。
マジでますます心配になってきた。
Sammy!!!!大丈夫か???
Season5、いきなりSammy’s Lucifer VS Deanなんて事にならないでしょうね?!?!?
だって、この感じ、SamがただLuciferを復活させて終わりって雰囲気じゃないよね?
Sam・・・
・・・こわい・・・こわすぎる・・・。
だってこのEpの終わり方、どう考えたって・・・。



その頃Lilithは例の修道院に到着しています。
見回りの警備の人をあっという間に部下が片付けてしまいました。



Deanは、Samに電話しようとしますが、もう繋がりません。
そして、Cassが戻ってきます。
Samが何をしているか訊いたDeanに、Cassは明確には答えません。ただ、彼はそれをやるだろうとしか。
何で戻ってきたんだと訊くと、Cassは、自分たちの関係がこんな風に終わって残念だと言います。・・・なんだか、誤解を招きそうな台詞です。
残念だって??Deanは、Cassを思いっきり殴りますが、なんだか金属的な音がして、メチャメチャ痛そうです、Deanの方が。

D " アルマゲドンなんだぞ、Cass。残念だなんて事より、もっと他に言う事があるだろ?"
C " わかってくれ。これは前から決まっていた事なんだ。これはおまえの・・・"
D " 運命だって言うんだろ?俺にそんな戯言言わないでくれ。運命?神の計画?そんなこと全部ウソだ!あんたは可哀想なバカ野郎だよ!!それは、あんたのボスが、俺をここに留めておくために使った事だ!・・あんた、なにが本当かわかってるか?・・人々、家族、それが本物さ!あんたは、彼ら全員が焼け死ぬのを見たいって言うのか!!??"
C "いったい何にそれほど守る価値がある?!私にわかるのは痛みだけだ。おまえの中にある。わたしには、おまえの罪の意識、怒り、混乱がわかる。でも、パラダイスではすべてが許される。おまえは安らげるんだ。Samと同じに"
D " あんたは勝手に安らぎを手に入れてればいいさ、そんなのクソ喰らえだ!!俺は、痛みと罪の意識の方を取る。今のままのSamを取り戻す。それは、パラダイスの中のステップフォードより、よっぽど良い。・・・簡単な事じゃないか!Cass!!良い戦士である事なんてくだらない事だ。正しいことがここにあって、間違った事がここにある。それをあんたはわかってるんだろ?!俺を見ろよ!!あんたはそれを知ってるはずだ!あんたは、俺を助けるつもりだったろ?こうなることを警告しようとしたはずだ。あいつらがあんたを再教育する前に戻ってくれよ!! ・・・助けて欲しいんだ、今。頼む・・・"
C " ・・おまえはわたしに何をさせたいんだ?"
D " Samの所に連れて行ってくれ!俺たちは手遅れになる前に、これを止める事が出来る!"
C " わたしがそうしたら、我々は逃れられない。全員が死ぬことになる"
D " ・・・死ぬことに何か価値があるとすれば、・・これこそがそうだろ。・・・あんたは意気地なしだ。魂のないくそ野郎だ!あんたが死ぬことを気にするのか?もうあんたは死んでるっていうのに・・。・・・俺たちは終わりだ"

そう言って背を向けるDean。

C " ・・・Dean"
D " 俺たちは終わったんだよ!!"


すごく真剣な場面なんだけど、なんだかどうしてもDeanとCassの別れ話みたいな気がする台詞が多くて、すみません、ちょっと、おかしかったです。
それにしても、Cass、揺れ動いてますね。
再教育されたけど、やっぱりDeanの前では、グラグラです。
触れなば落ちん、って風情です。


Samは、St. Mary修道院に到着していました。
Rubyは、Samを急かします。

R" Sam、時間よ。いつまでこうしてるの?"
S"考えてるんだ。ちょっと待ってくれ"
R" Sam・・・"
S"時間をくれって言ってるんだ!Ruby!!"

そしてSamは、携帯に入っていたDeanのメッセージを聞く覚悟を決めます。


D"いいか?おまえは吸血鬼だ。おやじは、いつも俺がおまえを救えなければ、おまえを殺せって言った。俺はおまえに警告したろ。俺はおまえは救う事を諦めた。おまえはMonsterだ、Sam。Vampireだ。もう、おまえはおまえじゃない。そして、元には戻らない"

背後では、Rubyのしてやったりの嫌な笑み。
なんてこと!!どうやったかはわからないけど、RubyがSamの携帯のメッセージに細工した!挫けそうになってるSamをもう一度やる気にさせるためのダメ押し。
Deanにこんなこと言われたら、もうやるしかない。
自分には、帰るところがないって思っちゃったんだから。今のSamは、Lilithを殺す事が自分の使命だと思おうとしてる。それが唯一、自分が生きている理由だと。
とにかく、このDemon Bitch Rubyにとことん良いようにされてます。
まさに彼女の思うツボ。
RubyがSamの事を気に入ってる事は確かでしょうが、やっぱり愛じゃなかったのね。そんなことちょっとでも考えてたのは、わたしだけか・・・。アホです・・・。Demonが人の為に何かすることなんて無いんですね。そうじゃなきゃDemonじゃないか。

Samは、可哀想な正看護師Cindyの血を飲むことを決心します。

ああ・・・最悪です・・・。

この場面、Rubyの陰謀だとばかり思っていましたが、実は極悪Angelの仕業だったんですね。じゃあ、あのRubyの不気味な笑みは何だったんでしょうかね?

Cassが去って、Deanはひとり、部屋の中をウロウロです。
ここから出る事も出来ず、とうとうお腹も減ってきました。目の前には大好きなチーズバーガー。一個くらい食べてもバチはあたらないよね、って手を伸ばしたところ、いきなり背後から口を塞がれて、壁に押し付けられます。
誰だと思ったら、Cassです!!
手にはRubyのナイフと似たような物を持っています。
彼は、壁に押し付けたDeanに目で声を出さないように合図して、手を放します。そして、わけがわからないDeanを尻目に、自分の腕を持っていたナイフで切り裂き、その血で壁に描き始めました。例の、AngelをHeavenに飛ばす事が出来るマークを。

そこに現れた、Zachariahn。
これは明らかにCassの裏切り行為です。

Z " Castiel!説明してもらおう!いったい何をしてるんだ?!"

Cassが、描ききったマークの上に手を押しあてると、白い光がZachariahnを消し去りました。


C " 彼はすぐに戻ってくる。我々はSamを探さなければ!"
D " どこにいるんだ?"
C " わからない。でも、知っている人物はわかる。我々は、Lilithを殺す事を止めなければならない、Dean"
D " でも、LilithはFinal Sealを破るんだろ"
C " Lilithこそが、Final Sealなんだ!彼女が死ねば、終わりが始まってしまう!!"

Cassは、Deanに持っていたナイフを渡します。

これがSamに与えられた、重要な任務。
Angelは、SamにLucifer復活ための、最終的な役割を担わせようとしていたんです。そうとも知らず、Lilithを殺す事がApocalypseを止める唯一の手段だと信じているSam。

ああ、やっぱりそうだった・・・。
マジでこの兄弟、可哀想過ぎます。
Deanは、First Sealを自分が破った事に打ちのめされ、そして今まさに、SamがFinal Sealを破ろうとしている。
Deanの愕然とした顔。
なんてことでしょうか。
何でこんな酷い運命背負ってるのか・・・。
これまで、自分の事もかえりみず、人々を助けてきたのに、その自分が世界を破滅に導くために、最後に手を下す役だなんて、Samはそれを知ったときどんなにショックを受けるんでしょうか。


そして。DeanがCassに連れてこられたのは、もちろん全てを知っているはずの、Chuck。Winchester Gospelを書き続けなければならない、気の毒な彼です。
Chuckは、女の子のイケナイ出張サービスに電話中でした。
そして、CassとDeanが現れた事は、彼のGospelの中にもなかった。Cassのこの行動は、神様も予想外だったわけです。

Lilithは部下のDemonから血の入った杯を受け取っています。そして、振り返ると一瞬のうちに、廊下にいた部下が全員倒れていて、その向こうからSamとRubyが現れたのを見ます。手を翳して扉を閉めるLilith。


Chuckは、DeanとCassに今回のお話の事を説明します。
自分が書いた、St. Mary修道院の場面には、Deanは登場しないことになっている事を。この物語に、Deanは、必要とされていませんでした。Cassが助けに来なければ、Deanはあの部屋で、事が済むまでただ待つだけの身だった。
神の預言者Chuckでさえ、Cassのこの突然の行動は予測できなかった。
突然、辺りが白く輝き、振動し始めます。
Archangel、大天使です。
Heavenで最強の武器が、この状況を黙って見ているわけはない。

C "わたしが彼らを止める!!わたしが彼らすべてを引きとめる!!Samを止めるんだ!!"

Cassはそう言って、Deanの頭に手を当てました。
真っ白な光のあと、目を開けるとそこは一瞬にして、St. Mary修道院です。
Cass、かっこいいんですけど、彼、大丈夫なんでしょうか?ただでは済まないですよね。
Chuckが、Cassの肩に手を置いたりしたのが、何とも・・・。



Samは、簡単にドアを開けると、Lilithを叩きつけます。
そこにDeanが駆け付けますが、それに気づいたRubyがドアを閉じてしまいます。


この時を長い間待ってた・・・。

Samはそう言って、Lilithに手を翳し、力を使います。
なんだか簡単に殺せそうな感じです。それほど、今のSamは強くなってる。それだけ、Demon Bloodを体に取り込んだって事なんですね。
そんなSamの耳に、Deanの自分を呼ぶ声が聞こえてきます。

D " Sam!Sam!!Sam!Sammy!!!"
S " ・・・Dean・・"

手を止めるSamにRubyは叫びます。

R " 何してるの!!早く彼女を殺して!!"
D " Sam!!"
R " Sam!!早く!!!"

躊躇するSamに、Lilithは笑いながら言います。

L " あなた、自分を変えたのね。Monsterに。噛みつかないの?・・・ごめんなさい、でも、それって、とても魅力的よ"

Samは、またMonsterって言われて我を失っちゃいます。
Samの瞳は真黒になって、たぶん、精一杯の力を出しきってLilithを殺してしまいました。

とうとうFinal Sealが破られてしまいました。
倒れたLilithから血が溢れだして、それ自体が意志を持ったように、床の上に何かを形作り始めます。何が起こっているのかわからないSam。でも、何か良くない事が続いていると感じます。


S " 何なんだ?何が起こってるんだ?Ruby"
R " あなたがやったのよ。ちょっと危なかったけど・・・でも、あなたはやり遂げたわ"
S " 何を?おれが何をやったって?"
R " あなたが、ドアを開いたのよ。そして、今、彼はついに自由になった。彼はついに自由になったのよ"
S " 違う、違うだろ!?おれは彼女を止めたんだ!おれは彼女を殺した!"
R " そして、それは描かれ始める。First DemonがFinal Sealなのよ。あなたは彼女を殺した。誰がやって来るかわかるでしょう"
S " ・・・・なんてことだ・・・"


ドアの向こうでは、Deanが必死でドアを壊そうとしています。

R " 想像してみて。これがどれくらい困難な事だった、あなたもわからないでしょう。わたし以外の誰も知らなかった。わたしが最高だった。もっとも忠実な者。Alastairでさえ知らなかった。Lilithだけ!・・・ええ、わたしはあなたが今少し怒ってるだろうってわかってる。でも、ねえ!!Sam!!あなたは認めなきゃ!わたし・・・わたしが凄いってこと!!! "
S"おまえ!!騙したんだな!!!"

Samは、Rubyに手を伸ばして力を使おうとしますが、弾切れです。Lilithを殺すのに、力を使い果たしていました。

R"気をつけて、Sammy。それは役に立たない。あなたはLilithを殺すのに弾を使いきったのよ"
S"・・・血・・・おまえ、おれに毒を飲ませたな"
R"違うわ。それはあなたが選んだことよ。わたしはあなたに選択肢を与えただけ・・。そしてあなたは毎回最適な道を選んだ。あなたに飛ぶための翼は必要なかった。元々持ってたのよ。これを見るのが辛い事は知ってる。でも、これは奇跡なの。すべて、AzazelもLilithもやった。ここであなたにやらせること。そして、あなたはそれをやり遂げる事の出来る、ただひとりの人だった。"
S"どうして?・・・どうしておれなんだ?"
R"それがあなたじゃなきゃダメだったから、Sammy。それは常にあなたじゃなきゃダメだったのよ。あなたは、わたし達を救った。彼を自由にした。彼は感謝するわ。あなたが想像すらできない方法で、あなたにお返しをする"

床にはLilithの血が描き出した、Lucifer復活のための魔法円が出来上がりつつあります。


自分がやってしまった事に、とてつもない後悔に打ちひしがれるSam。
そこへ、Deanがドアを破って入ってきます。

R"あなたは遅すぎたわ"

勝ち誇ったようにそう言ったRuby。

D"そんなこと、気にするか!!"

Cassに持たされたナイフでRubyを殺そうとするDean。
すかさず後ろから、Rubyの腕を羽交い絞めにして動きを封じて、Rubyを殺すのに手を貸したSam。
この時のSamに、もう迷いはなかった。

この場面が、一番ほっとした。
Rubyが死んでくれた事も勿論だけど、今回のEpで、唯一、兄弟が一緒のシーンなんだもん。
それにこのSamが・・・。
床に倒れて息耐えたRuby。
厳しい表情でSamを見上げるDean。
それを、毎度の反則Puppy’s Faceで、見つめ返すSam。

S"・・・ごめんよ・・・"

って、それ聞いた途端、Deanの厳しい表情が少し緩みます。
横では、魔法円が出来あがって、中心から白い光が柱のように立ち上がり始めます。それがだんだん大きくなっていく。
Samの服を掴んで、その場を出ようとするDean。SamもDeanの胸元を掴みます。

D" Sammy、行くぞ!!"
S" Dean・・・奴が来る・・・"

わたしには、Samがもう一方の手でも、Deanを掴んだように見えた後、画面は徐々に真っ白になって、そのまま何も見えなくなります。






なんてところで終わりです。


このままSeason5に突入ですか?
一番の憂慮は、Samがこの後どうなるのか。
SamのDemon Bloodholicは、どうなるのか。
Samが想像すら出来ないようなLuciferのお返しって何?そんなのいらないって!!
Luciferを止める事が使命だと言われたDeanが止めるべきものは、LuciferにPossessされたSamなのかどうか。
Deanについても、謎が謎を呼んでいます。Angel達にも、実はそのすべてがわかっているわけではないってこと。
Archangelに襲われているCassとChuckが、どうなっちゃうのか?
Deanの為に、Heavenを裏切ったCassを、Angel達がこのまま見逃すはずもなく、彼がこの後どんな事になるのかも心配です。
Heavenに追われているはずのAnnaが、この間までフラフラしてた事を見ると、なんとかその追跡をかわす方法があるのか。
Bobbyはいったいどうしているのか。


最後にDeanとSamが一緒になれたことで、思ったほどのショック状態には陥りませんでした。
Samが謝った事で、彼らの間のわだかまりは、ある程度は解決したと思います。Samにあんな顔で謝られたDeanが、彼を許せないはずないもの。
Jaredが、Samは、Deanとの仲がもう元に戻る事はないと思ってるんじゃないかって言ってたけど、そんなことないってば!!
・・・元に戻るって、信じています。
でも、この後の展開を考えるとどうしたもんか・・・。
心配事だらけですが、泣いても泣いても、続きは9月ころ・・・。

しかし、Rubyはいったい何者だったんでしょうね。今ひとつ納得いかなかったけど、死んでくれたわけだし、ま、いいか。
・・・いや、でも、なんで誰も知らなかったようなカギになる事を彼女だけが知ってたんだろうか。結局Rubyの目的はLuciferの復活だった。その為には、彼女が最初から言ってたLilithを殺すって事が絶対に必要だったわけだけど。
そしてそれが出来たのは、Samだけ。
だからRubyは何としても、Samを自分の思い通りにしておきたかった。Rubyにとっては、Deanの復活は、予定外だったわけよね。Deanが死んだままなら、もっと簡単に事は運んでたでしょう。結局は、扉は開いちゃったわけだけどね。
そして、その扉を開くことが出来たただひとりの人が、Samだっていうこの事に、明確な説明はなかったけど、やっぱり、SamがYEDの血、元を質せばLuciferの血を体に持っていて、尚且つ、最後まで生き残った(Deanに生き返らせてもらったけど)特別な子供だったからなのかな?
う~ん、また疑問が・・・。



長かったような、あっという間だったような、変な感じです。
この後の夏は、長くなりそう。
どれほどの方が読んで下さっているかわかりませんが、毎度いい加減な訳とおかしな妄想にお付き合い下さりありがとうございます。ま、Season5が始まったら、息もつかせぬ展開に毎週悲鳴を上げる事になりそうですが、それまでの期間は、ボチボチとUPしていくことになるかと思います。
ま、Spoiler次第ですけどね。

では、キリがないので今回はこの辺で。



***

2009/05/15

とりあえず、"Lucifer Rising"!!!

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。

















とりあえず!とりあえずです!!

Supernatural Season4 Finale Ep22 " Lucifer Rising"です!!




あ~~~!!とうとう終わっちゃった!!


しかし、なんちゅう所で終わる!!

でも、なんだかちょっと希望があるような気がしません??

いや、何がって、最後、SammyがDeanに謝ったでしょう。
もうあの顔でごめんって言われちゃったら、DeanにはSamを怒れないもん。Sammyの得意技です!!


しかし、Ruby!!
あ~やってくれた。
わたしの希望通りの展開で、Kripke!ありがとうと言いたい!!
DeanがRubyを殺すのを、背後から彼女の動きを封じて、手伝ったSam。

それにしても、Rubyが"あなたじゃないとダメだったのよ"って言ったのは、YEDがLuciferの息子だったから、その血を体の中に持っているSamが、Lilithつまり"Lucifer's First "を殺す。そのことが、Final Sealsを破るって事だったのか。
となると、復活したLuciferのVesselになるのは、Sam以上にピッタリな人間はいないんじゃない??


やっぱりな展開・・・。
Winchester Boysの苦難は続きますね。


申し訳ない!
今日もこの後、お出かけです(汗)
続きは明日です。


***

2009/05/10

Supernatural Season4 Finale Ep22 " Lucifer Rising" Promo Video & Sneak Peek

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。













Supernatural Season4 Finale Ep22 " Lucifer Rising"のPromo Video & Sneak Peekです。



Supernatural Season4 Finale Ep22 " Lucifer Rising"Promo

Supernatural 4.22 (Lucifer Rising) Space Promo

Supernatural 4x22 Lucifer Rising Big Clip






もう何も言うまい・・・と思ったけど・・・。
Samの瞳が・・・・真黒・・・。
やっぱりRuby・・・あんたは所詮Demon Bitchだったってことなのね。きっとSamの元に駆けつけたDeanを閉めだしたんじゃない?
Bobbyが、Deanにカツ入れてくれて助かった。お前はお姫様か!!グズグズ泣きごと言うな!!って感じでしょうか。
Cass、壁になに描いてるの?
DeanはAngelに何か力を与えられるの?
Chuck、何か役に立ってくれるのか?
それにSam・・・Rubyに何かしてる?Rubyに手を伸ばして、力を使ってるように見えるんだけど・・・。わからん・・・。


Ep22まで何となくこれで出そろった感じですね。
後はまな板の上の鯉?
もう煮るなと焼くなと好きにして!!



***

2009/05/09

Supernatural Season4 Ep21"When The Levee Breaks"感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。


Supernatural Season4 Ep21"When The Levee Breaks"の感想もどきです。





いろいろ思う所はありますが、最初にそれを始めちゃうと終わらなくなるので、とりあえずサクサクと始めたいと思います。


念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。














冒頭、Ep20の最後にSamをPanic Roomに閉じ込めてから、そんなに時間はたってない感じ。Deanは、重い鉄の扉の小窓を開けて中を見ます。



S"OK、出してくれよ。こんなの笑えないよ"
D"その通りさ"
S"Dean、なあ、こんなのおかしいって!"
D"いや、おまえは今までやめられなかった"
S"なあ、ごめん・・・おれ、嘘ついてた事・・・頼むよ。ドアを開けてくれよ"
D"・・謝る必要なんかない。おまえのせいじゃないんだ。・・・おまえが俺に、何度も何度も嘘をついたのは、おまえのせいじゃない。俺にはわかってる。・・・おまえにはどうしようもなかった"
S"おれはジャンキーなんかじゃないって!!"
D"そうか?俺は最近のおまえが、禁断症状に陥っていた様子を思い出してたよ"
S"Deanはこれをバカげたドラッグのせいだって言うのか?"
D"そう呼びたいならそうすればいい"
S"Dean、おれは楽しみのためにDemon Bloodを飲んでるんじゃない!おれはLilithを殺す事が出来るほど強くなってるんだ!"
D"強くなってる?"
S"ああ!"
D"そんなのは、強さからは程遠い。・・・意志が弱くて、必死になって、痛ましいだけだ"
S"・・・今はLilithを殺す事の方が重要だ・・・。それともLilthの事を忘れて、独りよがりで忙しいのか?"
D"・・・ああ、Lilithは死ぬだろう。俺とBobbyがあいつを殺す。おまえ抜きでな"
S"冗談だろ"
D"喜べ、Sammy。おまえはApocalypseを前に、控え選手に選ばれたんだよ"

そう言ってDeanは小窓を閉めます。
階段を昇るDeanにSamの"ここから出してくれ!"という叫びが聞こえています。それを無視することがDeanにとってどんなにツライことか、その顔を見れば一目瞭然です。


開始早々、こんなに重い展開でどうしたらいいんでしょうか・・・。
いや、もう最後まで見ちゃったんで、この後もっとしんどい場面がある事わかってるんですけど、ほんと、このEpは・・・しんどいです・・・。

この後、しばらくSamの禁断症状による幻覚が続きます。
最初はArastaire。
Samは、拷問台に縛りつけられて、メスでお腹を切り裂かれているようです。"お願いだからやめてくれ"と頼むSamに、Arastairは、"突然とても礼儀正しくて、非情にいいね。評価するよ"と言って、またまた、お腹をグリグリしています。叫ぶSam・・・。カメラが俯瞰に変わると、ただのベッドに、縛られたと思い込んでいるだけのSamが、ひとり叫んでいるだけです。

上の部屋では、そのSamの叫び声を聞きながら、DeanとBobbyが、酒を飲んでいます。確かに、あんな声、素面で聞いていられないです(涙)

D"いったいいつまで続くんだ?"
B"俺のDemon解毒マニュアルで調べてみる・・・、ああ、そんなのも今まで誰も書かなかったさ!それがどれくらい続くか見てみないと・・・Samがそれを乗り切れるならな・・"


誰にもわからない。Demon Bloodがどれくらいで体から抜けるか、果たしてSamがそれを乗り切れるのかも・・・。たぶん、今まで誰もそれをしたことがなかった。Demon Bloodを飲んで、身を破滅、または違う生き物になった者はいただろうけど、デトックスしようとして成功したものなんていなかったってことでしょうね。Bobbyだって知らないんだもん。

そんなところへ、Rufusから電話がかかってきます。一度は切りますが、しつこくかかってきた電話の内容に、Bobbyが固まります。



その頃Samは、自分が幻覚を見ていた事に気付きます。ところがベッドの上に起き上がると、今度は14歳の頃の自分が目の前にいました。
"自分"は訊きます。
どうしてこんなことになったのか、自分は普通だと思っていたのにと。Samは、努力はしてみたけど上手くいかなかったんだと答えます。
"自分"は、パパから逃れて、Huntをやめ、弁護士になって結婚するはずだったのに、お前が台無しにしたと責めます。
Samは奴らがJessicaを殺したからだ!と言いますが、"自分"は、そうさ、お前がDeanと出かけなければ、彼女を守るためにそこにいたなら、彼女はまだ生きていたのに、彼女はお前が変わる事を望むと思うか?彼女はお前を愛していた。彼女の事を言い訳に使うのを彼女が幸せだと思うかと問います。

S"・・・おれが悪いんだ・・・でも、人生は思った通りにはならない。おれ達は決して普通じゃなかった。おれ達は決して逃げるつもりはない。大人になれ"

そう言って追い払った"自分"が、背後に現れて言い募ります。

YS"たぶんおまえが正しいんだろう。・・・たぶんそこに・・・逃げ道はない。すべてが終わった後・・・お前はお前の中にあるものから、どうやって逃げる事が出来る?"

そう言った"自分"の瞳が黄色です。

そう!問題はそこよ!
例えLilithを殺せても、例え世界を救えても、その後、Samはどうなっちゃうの?Demon Bloodをこれでもかってくらい体に取り込んだあと、Samは自分がどうなるのか考えたことあるのか?
強くなる。
それだけだと思ってたとしたら、あんまりにも考えが甘いでしょ?それとも、やることやった後は、どうなってもいいと思ってるのか。でもそれで自分がEvilなモノに変わっちゃったとしたら、本末転倒でしょう?



BobbyにかかってきたRufusからの電話は、世界の異変についてでした。Sealsは壊れています。それは深刻な状況に見えました。
BobbyはDeanにお前のAngel友達はいったいどこにいるんだ?と言います。
この深刻な状況を突き付けられたBobbyは、迷いながらもそれを口にします。

B"俺は考えてるんだ。Apocalypseが近づいている中、今こうしているのが本当に正しいのか。家族の小さなドラマを演じてて良いのか?"
D"どういう意味だよ?"
B"俺はお前よりもっとこんなこと言うのは嫌いだ・・・。でも・・・SamはDemonを殺す事が出来る。SamはArmageddonを止める物を手に入れた"
D"で?何だよ。犠牲はSamの命か?魂か?より大きな利益のために?あんたがそんなこと言うのかよ?間が悪いから、Samを核弾頭として使うって?"
B"いいか?俺がこんな事を言い出すのが嫌だってわかってるだろ・・。俺はこんな事を言い出す自分が嫌いだよ。俺は、自分の息子のようなあいつを愛してる。俺が言っているすべては、たぶん・・・、Samは今ここにいる。戦場の代わりにな・・。それは俺達があまりにあいつを愛しているからだ"


う~ん、Bobbyの言いたい事もわかる。
これがもしSamのことじゃなかったら、Deanだって同じこと言いだしたかもしれない。
でも無理。
これはSamの事なんです。
良いか悪いかは別として、DeanにとってSamは別物なんです。他のものに変えようがない世界で唯一の愛する弟。たとえ世界が終っても、Deanは、Samを犠牲にするなんて出来ないと思う。もし、本当にもし、Samを殺さなきゃならない事になったら、Deanも生きてはいない。生きていけないよ、Samのいない世界はDeanの生きるべき世界じゃないんです。



その頃Samの幻覚には3人目が登場していました。
Mary Mom。
彼女がどうして出てきたか、決して今のSamのやっている事を戒めるために出て来たんじゃなかった。これは、Samの自分を擁護するための勝手な幻想。
Samは、Momを失望させているだろう事を悔やんでいますが、彼女から出た言葉は全く違うものでした。

M"あなたは正しいことをしているのよ。あなたがしている事は勇敢な事。おかしくなんかない。現実的なだけ。Sam、わたしはあなたをとても誇りに思うわ"
S"でも・・・でも、Deanは・・・"
M"Deanにはわからない。わたしはHunterとして成長した、長い期間に・・・。わたし達には時として難しい選択があるわ。仕事をやり遂げるためには、やらならければならない事がある。ええ、わたしたち家族は呪われているのよ。でも・・・あなたはそれを特別な才能に変える事が出来る。あなたはそれを奴らに使う事が出来るのよ"
S"復讐のために?"
M"いいえ、正義のためよ。あなたがどれほど恐れているかわかっている"
S"おれの中の・・・何かが・・・Mom・・・それ・・・"
M"それは、悪よ。それをあなたはわかってるじゃない"
S"でもそれがおれより強かったら?Deanが正しかったらどうすればいい?"
M"Deanはあなたがどれほど強いか決してわかる事は出来ないわ・・・Deanが弱いから。あの子があなたにしたことを見てみなさい。ここに閉じ込めた・・・。あの子はあなたを恐れてるのよ。あの子の力じゃ太刀打ちできない。あなたはDeanなしで続けなければならない。あなたはそう出来る力を持っている。Lilithを殺しなさい"
S"それが例え自分を殺す事になっても・・"
M"・・・・・わたしの死に何か意味をもたせて。わたしはあなたを信じてるわ、Sam。誰にも邪魔させてはダメ、例えDeanにさえ"


Sam・・・これはあなたの勝手な幻想です。
Momがこんなこと言うわけない。確かにHunterには嫌でもやらなければならない時がある。でも、自分の息子にこんな人生を歩ませたことをMaryは悔やんでいる。だから"Home"で、Spiritになって現れたとき、あなたに謝った。そんな彼女が、例え死ぬことになっても、Deanを蔑にすることになっても、Lilithを殺せなんて言うわけない。
自分を正当化したいSamの幻想です。



Deanは、表でCassを待っています。
現れたCassは、先日のIllinoisでDeanに言わなかったことが何だったのか訊かれても、やっぱりいう事は出来ないと謝ります。

C"そんなことより私を呼んだ本当の理由を始めよう。それはSamの事か?"
D"・・・Samは出来るのか?Lilithを殺してApocalypse を止められるのか?"
C " ああ、おそらく・・。ただお前も知っているように、彼は特別な方法をしなければならない"
D "Demon Bloodを強化することか "
C " Lilithを殺すに十分なDemon Bloodを取り込めば、それはお前の弟を永遠に変えてしまう。たぶん彼は、お前が殺す事を強制されるような違う生き物になるだろう。こんな事が起こらなければならない理由がない、Dean。我々はこれをやるのはお前だと思っている、Dean、お前の弟ではない。お前がそれを受け入れるかどうかでなく、立ちあがって役割を果たせ。お前はそれを止めるべき者だ"
D " ・・・俺がそれをやれば、Sammyはそうする必要はないのか?"
C " お前がそうするならそれはお前に慰めを与えるだろう"
D " 神様、あんたって役立たずだ。・・・・。いいだろう、やるよ"
C "お前はGodとAngelの任務にお前自身を与えるのか?"
D "ああ、その通りだ。俺はおれ自身を与える。神に・・・そしてあんたたちに・・。 "
C "お前は彼の意志と彼の言葉に従うと誓うか、父と同じように素早く素直に"
D "ああ、誓う・・・。で、今何をすればいい? "
C " 今は待つ時だ。その時が来れば、我々はお前の元を訪れる"


Cassは、この時Deanに、自分自身を神に差し出せば、SamがLilithを殺す事もないし、他のものに変わる理由もないと納得させ、彼に誓わせました。それなのに、この後のCassの行動は何なんでしょう?
Deanは、結局、またSamの為に自分を差し出す事を誓います。
相手が神様だから"誓い"と書きましたが、こんなのDemonとの取引と一緒です。Deanは、世界を救って、その後どうなるの?Hellの代わりにHeavenに行くの?
神様、わたしはあなたの事が理解できません。



Deanから、Cassとの事を聞いたBobbyの反応。

B " 間違ってたら教えてくれ、お前は進んでAngel Bitchになる約束をしたのか??・・・悪い・・・Suckerって言った方が良かったか?"

BobbyもAngelの事あんまり信用していないようです。騙されてるのかもしれないって、思ってる。でも、今のDeanには他に方法がない。自分を差し出す事でSamが助かるならそれでいい。

Samの顔にはSpidery Markが出ていて、彼はPanicに陥ります。助けを呼ぶSamの声が突然聞こえなくなり、DeanとBobbyは慌てて見に行きますが、小窓から覗くと床に倒れていたSamが突然壁に叩きつけられます。
ドアを開けてSamを押さえつけると、彼は白目を剥いて痙攣していました。Bobbyがベルトを抜いて、舌を咬まないようにSamの口を固定します。DeanはそんなSamを見て、ショックのあまり一瞬呆然としていますが、Bobbyに怒鳴られて我に返ります。


Samが目覚めると、彼はベッドに手錠で縛られていました。そして、目の前にはDean。Deanは言います。Demon Bloodが、Samを壁中に叩きつけていたので、そうするしかなかったと。

D"何とか言ってくれ、Sam。どうしてこんな事したのか"
S"知ってるだろ?"
D"ああ、Lilithを殺す。大きな言い訳だ。でも、何故?復讐のためにか?ええ?"
S"もちろんそうさ"
D"何のための復讐だ?俺を地獄に陥としたからか?お前は俺が地獄から戻ったこと気づいてたか?ぴんぴんしてる。本当の理由は何だ?"
S"理由?・・・どうやってApocalypseを止めるかだよ"
D"それは俺の仕事だ!お前じゃない!Angelがそう言ったの憶えてるか??神様は俺を指名したんだ。何か他の途方もない言い訳思いついたか?"

これもSamの幻覚です。
Deanに責められる自分。これがSamにとって一番きついことかもしれない。認められようと努力しても、YEDの血が混じっている自分を、Deanは本当は認めてくれないんじゃないかっていうSamの被害妄想。結局は何もかもひっくるめた自分を、Deanに受け入れてもらうのは、無理なんじゃないかとSamは思ってる。確かに、今のSamを受け入れるのは容易じゃない。YEDの血はSamのせいじゃない。その事はDeanもわかってる。でも、自分の弟が自らDemon Bloodを飲んでるなんて事は、Deanに納得できるはずない。



その頃、上の部屋ではBobbyがDeanに再び訊いています。

B"俺達が本当に正しいことをしていると確信できるか?"
D"Bobby、見ただろ?!Demon Bloodは、Samを殺しそうになってる!!"
B"いいや、そうじゃない。俺達の方だ"
D"何が?"
B"悪い・・・もう黙ってられない。俺達がSamを殺してるんだ。あいつを閉じ込めて、Demon Bloodを断たせたけど、それは効いてない。このままだと・・・Samはそんなに長く持たないぞ"
D"・・・・・・・・・・・・いやだ、俺はSamにDemon Bloodを与えるつもりはない。そんなことしない"
B"あいつが死んだらどうするんだ?!"
D"それなら少なくとも、人間として死ねる!!"

DeanはSamを絶対にMonsterなんかにしたくない。
自分たちが今まで歩んできた道。
Huntの対象になんか絶対にしたくない。
Samがこのまま死んだら、その後のDeanの人生が手に取るようにわかる。彼も長くは生きていない。SamがDeanが地獄に行った後、自暴自棄になった以上に無茶をして、酒に溺れて、あっという間に野垂れ死にする。でもDeanにとっては、それが正当。
Samのいない世界では、自分の生きている場所はない。その上、Samの事を思ってとはいえ、自分が見殺しにしたなんて事になれば、Deanが壊れるのは目に見えてる。



Samは、まだ幻覚のDeanと対峙しています。

D"俺はお前が何でその血を飲むのか、本当の理由を知ってるぞ"
S"ひとりにしてくれよ"
D"強いと感じたいんだ。最強になったと思いたい"
S"違う、そうじゃない、Dean"
D"それ以上か?これまでの人生、お前は自分は人とは違うと感じてきた。そうだろ?"
S"やめろ!"
D"お前が孤独な子供だっただけで、何も違わない。あるいは、お前のおかしな家族のせいか"
S"止めてくれ!!"
D"お前がMonsterだからだ"
S"黙れ!!口を閉じろよ!"
D"お前はいつもMonsterだった。そして、自分だけが正しいと思ってる。お前がより多くの毒と悪を取り込んでいる時!"


Samがそんな幻覚に苦しんでいる時、DeanはBobbyに言います。

D"俺はSamの為ならすぐにでも死ねる。でも、Sam自身にそうさせる事は出来ない。俺は俺のやるべき道を見つけたと思う。俺は、自分の弟をMonsterに変える事はしない"

Deanは、何が何でもSamをMonsterに変える事はしないと決心します。例えそれが彼を殺す事になっても。
それがDeanなりのSamを守るという事。
一方Samは、自分がやった事が、決してDeanに受け入れらることではないと思っています。幻覚の続き。

D"お前はMonsterだ、Sam。Monsterなんだよ。"
S"Dean、違う"
D"俺は一生懸命俺達が兄弟なんだって振りをした。お前は、俺達が狩る汚らしいものの一つじゃなかったけど、俺達は同じ種でさえなかったんだ。俺にとってお前は何の関係もないものだ"
S"言わないでくれ・・・。そんなこと言わないでくれよ・・・・"

気づくとそこには誰もいません。
Samは、もうどこまでが現実で、どこまでがそうじゃないのかわかっていないかもしれませんね。
Samにとっては、一番恐れていた言葉。
Deanにとって、自分が何の価値もないと思い知らされることが一番の苦痛。Deanがそんな風に思うはずないのに、Samの被害妄想です。DeanはSamを見捨てるくらいなら、彼を殺して自分も死ぬ気なのに。それが今のDeanのSamへの愛情です。
SamがMonsterになるくらいなら、その前に人間として死なせるつもりです。


幻覚ばかりで疲れきって眠ってしまったSamが夜中に目覚めると、繋がれていた手錠が突然外れて、あんなに堅くしまっていたドアが開きます。
そっと抜け出すSam。階段を上がって行くその下にはなんとCass!!!
CassがSamを逃がしたんです。
ご丁寧に、ドアにカギまでかけます。
Samは、寝いっているDeanとBobbyを置いて表に出て行きます。


そしてCassのところにはAnnaがやってきますが、Cassは彼女にここに来るべきではなかったと言います。
彼女はCassに抗議します。
どうしてSamを逃がしたのか。彼のやっている事を見たでしょう?SamはDemon Bloodを飲んでいた。それは我々が思っていた事より、非常に悪いことだと。Cassはそれが自分へ与えられた命令だった、君はここへ来るべきじゃなかったと繰り返します。そして、現れた別の2人のAngelが、Annaを連れ去ってしまいます。

このCassの行動は何なんでしょう?
命令?神様のってことよね?
今Samを逃がせばどんな事になるか、エライ神様ならお見通しでしょう?Cassは、Deanが自分を神に差し出せば、Samは助かると思わせたのに、こんなことするって、Deanを騙したって事?SamをDark Sideに陥とす事が神様の計画なの?Apocalypseは、Deanが止めるべき人だって言っておきながら、なんでこんなことするんでしょう。
神様、やっぱりわたしはあなたの事が理解できません。




表に出たSamはBobbyに見つかります。ショットガンを構えるBobby。でも、彼にSamを撃つことなんて出来ない。それはSamもわかりきってる。だから、一瞬の隙をついて、ショットガンを奪うと、それでBobbyを気絶させ、車をGetして行ってしまいます。
翌朝、なんでここから出られたのかとPanic Roomを見るDeanとBobby。
Deanは、どうやったかはわからないけど、Samを逃がしたのはRubyだと考えます。そして、Samが今Rubyと居るように祈ってる。Deanの次の目的がRubyを殺す事だからです。




Samは、モーテルの部屋でRubyを待っています。
何でこんなHoneymoon suiteを選んだのか、Deanを撒くためだったんですね。DeanはSamの事を何でも知ってる。偽名も、どこのモーテルを使うか、あらゆることを。だから普段しない事をして見た。ちょっとでも時間を稼ぐために。Samも自分を出したのはRubyだと思ったようですが、もちろん違います。
RubyはSamに連絡しなかった3週間、Lilithを追っていたようです。

Rubyは言います。"この事"が2人の関係を悪くして悲しいと。
何を今さら!!って感じです。
元々こうなるように仕向けたに決まってると、今なら言える。Rubyは、Samが自分から離れられなくなるように、Demon Blood漬けにした。そしてSamはまんまとその策略にはまったのに、まだ気づいてない。最悪の悲しい事はこれから起こるってこと。
Samは、Rubyをベッドに押し倒すと、彼女の足首からナイフを引き出し、その腕を傷つけて溢れ出たその血にむしゃぶりつきます。本当に血に飢えた獣のように。
満足そうなRubyの顔はムカつきます。


見つかったBobbyの車。そしてその町で盗まれた2台の車。一方はSam好み、もう一方はネオンサインがついた車。Deanには一目瞭然です。Samは、いつもとは違う事をやって、Deanを撒こうとしている。Deanは、その車を追う事にします。




どれだけRubyの血を飲んだのか。
Rubyは、Samとベッドに横になって、彼がもうLilithを殺す事が出来るところまで十分強くなってきていると言います。そして今、最終的なSealsが壊れつつある。でも、最後のSealsを壊す事は、他のどんなDemonにも出来ない。それが出来るのは、"Lucifer's First "だけだと言います。Luciferは、Godは自分たちAngelより人間に肩入れしたことに対して嫉妬しました。
そして彼は、人間の魂を誘惑し、最初の特別なDemonにしました。それがLilithだと、Samは理解します。Samは、最後のSealsを壊す事が出来るのがLilithただひとりなら、自分がその前に彼女を殺す事が出来れば、Lucifer 、つまりApocalypseを止める事が出来ると考えます。
Rubyは、Lilithの行方を追う、彼女の専属シェフを見つけていました。
Lilithの専属シェフとは、新生児室勤務の看護師です。Lilithの食事はどうやら赤ん坊のようです・・・。明日の晩、その専属シェフはそこへ現れる。


間違いなくLilithを殺す殺すには、もっと多くの血を飲む必要があるというRubyにSamは、不安な顔を見せます。

S"わかってる。もっと必要だって。おれはそれをやる。それが大丈夫だって知ってる・・・ただ・・・おれは彼に信用されたいって思ってるんだ"
R"ごめんなさい・・・"
S"ただ期待してるんだ・・・・・こんな事が終われば、おれ達の間に起こったこと何もかもを解決できるって信じたいんだ"


Samは自分がこのApocalypseを止められれば、Deanとのわだかまりも何もかも解決することが出来ると思ってる。事態はもっと深刻なところまで来ています。
Deanは、Bobbyからの電話で、Samの居所を見つけます。Bobbyは、Samを見つけても無理強いするなと言います。今はSamと一緒にいる事が大事だと。




そのモーテルの部屋からSamが出て行ったすきに、Deanは中に入ります。そして、荷造りをしていたRubyに後ろから襲いかかりナイフを突き付けます。揉み合う2人。Deanがナイフを振り上げた瞬間、戻ってきたSamがナイフを取り上げて助けに入ります。
弾き飛ばされたDean。

D"おまえ、俺がどれだけこれを阻止しようとして来たかわかるか?どれほどこれを止めさせようと・・・でも、俺は今ここにいる"
S"Dean・・・来てくれてよかった。なあ、この事について話そう"
D"この女はすぐに死ぬ。そうすりゃ俺達はおまえが望むどんなことも話す事が出来るさ"
S"・・・Ruby、出てろ"
D"行かせないぞ!!"

Rubyは一目散に部屋を出て行きます。

D"あいつは毒なんだ!!Sam!!"
S"そうじゃないよ、Dean"
D"あいつがお前にした事をわかってるのか??おまえが苦しんでるのを放っておいて消えてたろ!!"
S"Lilithを探してたんだよ!"
D"それがお前を操る方法だろ!!"
S"違うよ、Dean"
D"・・・自分に嘘をつくな、Sam。俺はただ・・・おまえは間違いなくそうしたいはずだ。おまえは俺の為に同じようにするだろ?おまえは自分がそうするって知ってるはずだ"
S"・・・なあ、ちょっと聞いて。おれ達はLilithのの近くにいるDemonを見つけたんだ。おれ達と一緒に来てくれ、Dean。一緒にやろう"
D"それは良い考えだ。それが俺達2人きりならな。Demon Bitchは俺達の間に割り込んでくる邪魔ものだ。おまえがRubyとの関係を断つなら、俺達はすぐにでも一緒に行ける"
S"・・・ダメだよ・・・。おれには彼女が必要なんだ。おれがLilithを殺すのを手伝ってくれるんだ。それを認められないってことはわかってるけど、たぶんすぐにわかる。おれは、それが出来るただ一人の人間なんだ、Dean"
D"いいや、お前には出来ない"
S"ああ、忘れてた、Angelが、それをするのはDeanだって言ったんだっけ?
D"おまえは、俺には出来ないって思ってるのか?"
S"ああ、そうだよ。それが出来るほど強くない"
D"で、それが出来るのがおまえだって?"
S"おれは現実を見てるんだ。おれはやるべき事をしてる"
D"ああ、おまえは何ひとつとしてやり遂げなれないさ"
S"おれに指図するのはやめろ、Dean!!・・・・なあ、おれは一生Deanの車に乗って、Deanに仕切られても、おれの兄弟だから、おれはDeanを信用するよ。だから、今度だけは、おれを信用してくれよ"
D"・・・・・ダメだ・・。おまえは自分が何をしてるのかわかってないんだ、Sam"
S"わかってるよ!!"
D"そうだとしたら、もっと最悪だ"
S"どうして?なあ、言ってる・・・・"
D"おまえがやってることが何なのかじゃなく、それは、おまえ自身が何なのかってことだ!!それはな・・・・・!"
S"・・・何だよ?・・言えよ・・・"
D"・・・・・・それはおまえがMonsterだって事だ"


この時、Samも泣いてたけど、Deanのあの涙、Samは見たのかな?
Samにとっては、一番言われたくない人に、一番言われたくない事を言われた。Deanにとっても、言いたくない一言。でも、Samにわからせたくて、それがどんなに間違った事か、わからせたくて言った一言。
でも、Samには通じなかった。
自分のやってる事は、正しいんだと信じ込んでるSamには、今のDeanは足かせでしかない。例えDeanでも、邪魔する者は排除しろと言った、自分の頭の中のMom。Deanは弱いから、決して自分の事はわからないんだって、思おうとしてる。
でもね、こういう場合、大抵はDeanの方が正しい。
Samは、いつも最悪の事態になってから、その事に気付くんだよね・・・。

で、殴り合いです。
壮絶な殴り合い。今回は、Sirenの介入も何もなし。
純粋に怒りにまかせて殴るSam
立ち向かうDeanですが、如何せん、今のSamは強すぎます。

根本にあるのは、これだと思うんですよね。
兄を超えたい弟。
自分はもう守ってもらうような弱い存在じゃない。反対にDeanを守ってやれる程強くなったのに、それを認めようとしないDeanにいら立ってる。
違うんだって。
方法が。
どうしてわからないのかな・・・。
違うモノになっちゃったら、守るも何もないでしょうよ。

とにかく決着は呆気なく着きます。
投げ飛ばされて、床に倒れるDeanの首に手をかけて絞めつけるSamを見たときは、ちょっとショックのあまり、信じられなかった。
"とりあえず"でも書いたけど、これは違うでしょう。
殺意だよ。
SamのLast Key Wordですか、Monsterは。
Deanを殺しそうになるほどキレた。
結局は、手を放したけど、このことでわたしはちょっとSamの事がわからなくなりました。この後2人は関係を修復することが出来るんでしょうか?


S"・・おれの事なんてわかってないんだ。・・・今までも、決してわかろうとしてこなかった"

立ち上がって出て行こうとするSamに、Deanは、最後の言葉をかけます。

D"そのドアを出て行ったら・・・おまえはもう、戻ってこれないんだぞ"


冷たい瞳でDeanを見降ろしたまま、Samは何も言わずそのドアを出て行ってしまいました。後に残されたDeanは、体の痛みより、心の痛みに耐えているように見えました。





ああ・・・やっぱりどう考えても、Deanの方がキツイ・・・。
なんでSamは、わかんないの・・・。
Deanの気持ち・・・。
わからんか・・。完全に自分が正しいことしてるって思いこんでる人間の目を覚まさせるにはどうしたらいい?
来週のFinal Epはいったいどうなっちゃうのか。
やっぱり、Lilithを殺す事が、最後のSealsを壊す事なんじゃないかと思ってる。それを知ったとき、Samはどうするのか。たぶん、殺してから気づくと思うけど、そうなったらすべてが遅いわけです。
それともRubyの言うように、本当に最後のSealsを壊す事が出来るのはLilithだけで、そのLilithを殺したSamが、何か違うモノに変化しちゃうんでしょうか?
そしてますますRubyの思いのまま??

どっちにしても良いことなさそうです。
Season4が始まって、なんだか大変な方向へ流れて行くSupernaturalをここまで追いかけてきましたが、とうとう後1話。
JensenのInterviewで、彼が一応Season6までの契約をしてるって言ってましたが、Season6があるかどうかはまだわかりませんし、そんなことより、今は次のSeason5です。
Finaleの後の長い夏休みが今から不安です。
次週のPromoやら、Sneak Peekやらが出ていますが、それはまた別にUPしたいと思います。
とりあえず、この辺で。
みなさん、あと1週、なんとか頑張りましょう!



***

2009/05/08

とりあえず"When the Levee Breaks "

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。













とりあえずSupernatural Season4 Ep21"When the Levee Breaks "です。







・・・・ショックのあまり言葉も出ません・・・。
なんて言いながら、こんなこと書いてるんですけど・・・。



Sam!!!!!!!!

なんて事!!
殴り合うのはいい!
殴り合うのはいいよ!!
でも!首を絞めるってどういうこと?!?!?!?

信じられない・・・。

ちょっと、マジで、ショックです・・・(泣)

だって、お互い感情が抑えきれなくて、殴り合うのはしょうがない。でも、倒れたDeanの首を絞めるって、怒りを通り越して殺意になっちゃってるじゃん!
冗談でしょう!
"おれの事をわかってない"、ですって?!?!
何言ってんの?!!
世界中であんたの事それ以上理解してくれてるのは、Dean以外誰がいるって言うのよ!!
Rubyだなんて言ったら、殴ってやる!!

・・・ああ・・・興奮しすぎて血管切れそうです・・・。
そりゃ、言われたくないこと言われてキレたのはわかるけど、それだってDeanはSamの事思うあまりなんだよ。自分の弟をMonsterになんかしたくない。どうせ死ぬんだったら人間として死んで欲しいとさえ思ってる。
そこんところが問題なんだけどさ。
今のDeanとSamでは、考え方が180度違う。
ま~ったく交わるところがない。
交わるどころか、どんどん離れて行ってる。このまま離れて行って、地球の裏側で、重なり合うことはないのか??
"そのドアを出て行ったら、二度と戻ってこれないんだぞ"って言うDeanを見下ろしたSamの顔が、凄く恐かった・・・。
そして、何も言わずに出て行ったSam・・・。

DeanはどんなことがあってもSamを見離したりしないけど、Samは?何だか最近のSamを見ていると、彼が本当は何考えてるか分かんなくなってきた・・・。
今でも、世界中で一番大切なのはDeanだと信じていたいけど、今回のこの2人の衝突は、ちょっと修復しがたいものがあるような気がする。

Ep22のPromo 見ましたが、瞳が真っ黒になってた・・・。
本当に、本当に、本当に、彼はDark Sideに行っちゃうの??
もうDeanの元には帰ってこないの??
それともDeanのAngelic Powerで、何とかなるのか?!?!?


それにMom・・・。
あれは明らかに、Samの勝手な幻想だと思う。
だってMomがあんなこと言うわけない・・・・・・。Maryは誰よりも、自分の息子たちにこんな過酷な運命を背負わせたことを、悔やんでいるはずだもの。
自分を正当化したいSamが見た、唯一自分を擁護する存在が、Maryだったんじゃないかと思いました。




それにしても・・・ひとこと言っていいですか。
SamがRubyを待っていたあの部屋、なんでHoneymoon suiteなのよ!!
Supernatural スタッフ!
遊ぶのもいい加減にして!

あ!!それからもうひとつ!
Cass~~~~!!!
あなた何してんの????
なんでなの?命令って??神様の??
もう???マークばっかりです。



かなり支離滅裂ですが、今日はこの後出かけますので、この辺りでとりあえずUPしてしまいますが、また明日か明後日に、感想もどきをUP出来ればいいなと思っています。

ああ、とうとう残りひとつ。
今週のEpみて、なんだかもう覚悟が出来たような感じです。
だって、この先奇跡が起きてDeanとSamがLOVELOVE・・・・・じゃなかった、仲良し兄弟に戻るなんて事、考えられないでしょう。しかも、GodやAngelがDickだって思い知った今Seasonなら尚更です。
とにかく怖いのは、Cliffhanger!
仲たがいした兄弟を前に、いったいどうやってこの夏を乗り切れって言うのか・・・(涙)


***

2009/05/06

Supernatural Season4 Ep21 "When the Levee Breaks" Video Clip. Sam・・・(涙)

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。













Supernatural Season4 Ep21 "When the Levee Breaks"のVideo ClipがTV Guideに出ています。



Supernatural Video Exclusive: Dean Tells Sam, "You're a Monster!"







これもSamの幻覚です。
Deanにこんなこと言われるのは、Samにとって一番こたえるでしょうね。だからこそ、こんな幻覚見てるんでしょうけど・・・。
もう取り返しがつかないところまで来ちゃってますからね。
Bobbyに、"Samの為ならすぐにでも死ねる"って言うDeanには、もう・・・涙が出ます。
でも、自分の弟をMonsterにするなんて事は、絶対に出来ない。
何としても、元のSamに戻したい。

でも、ダメなのかな・・・。

この後の事考えると、良いことなんてなさそう。
先日のKripkeのInterviewでも、希望のあることなんてな~んにも言ってなかったし。あるのは、恐怖のBig Cliffhangerらしいしね。それがどんな事かは言えないけど、良いことでないのは確かだそうです。

あ~あっという間にGWも終わり。
そのおかげで、今週は早かった。
Ep21まであっという間です。
マジ、今週末はどんな事になっちゃうんでしょうか・・・(涙)

Dean・・・Sam・・・(泣)


***

2009/05/03

Supernatural Season4 Ep21 "When the Levee Breaks" Video Clip

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。
         











Supernatural Season4 Ep21 "When the Levee Breaks"のVideo Clipいろいろです。




Supernatural - Episode 4.21 - When the Levee Breaks - Sneak Peek


Supernatural - When The Levee Breaks Promo


Supernatural 4.21 (When The Levee Breaks) Space Promo






最初のは、Samの幻覚。
Demon Bloodが切れて、幻覚に苦しんでるんだと思います。酒や薬でも同じような症状が出ますよね。Samの場合は、自分が殺したAlastairaに自分が拷問されるという恐ろしい幻覚を見ている。
二番目のSpidery Markも、Samの幻覚かな?
三番目!Mary Mom!!!
彼女が出るかもって噂はあったけど、これもSamの幻覚なのかしらね?Annaは、連行されていくようですけど、どうなっちゃうんのかな。
CassはDeanに、SamがLilithを殺すために十分なDemon Bloodを体に取り込めば、それは彼を永遠に変えてしまう。それはDeanが殺さなければならないと感じる別の生き物になってしまうだろうと言っています。
・・・ああ・・・やっぱり・・・。
そんなことになったら、取り返しがつかないよ・・・。
・・・どうするんだ・・・Dean・・・(涙)

それと、Ep20の最後にあったごちゃまぜのPromoの中にあった、CassがDeanの頭に手を置いて、光り輝いてる場面は何なんでしょう?前に、DeanはAnnaにAngelic Powerを授けられるっていうのが出てたけど、実はそれをするのはCass??

いろんなことが一杯出てきて、しかも全部あやふや・・・。
早く見てスッキリしたい・・・けど、見ちゃうときっとグズグズになるのは確実。Finaleまではこんな感じで、ずっとウダウダしちゃうと思います。いや、Finaleの後もウダウダは続くな、きっと。
どうか適当にお付き合いくださいね(汗)


***

2009/05/02

Supernatural Season4 Ep20 " The Rapture " 感想もどき

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Supernatural Season4 Ep20 の感想もどきです。


このEp、JensenとJaredは撮影中、普段よりはゆっくりできたんでしょうか?なんたって、Mishaメインですからね~。Cassの回想シーンと家族だけのシーンが結構あったから、その間はJ2は、のんびりしたのかな~と。いつも2人は出ずっぱりで大変だって言ってたから、たまにはね。まあ、そう言うほどのんびりできたわけはないと思いますが。


そんなことはさておいて、はじめますか。
今日は、サクッといかせていただきます。
あ、別にMishaメインだからってわけじゃありませんよ~。


念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。













冒頭、Deanは釣りしています。
のんびり湖畔で釣り糸なんかたらしちゃって、気持ち良さそうです。
夢です。夢に決まっています。
だって、現実のDeanに、こんなことあるわけないもん
そこへ、バサバサと翼の音をさせて、Cassが降りてきます。彼は、何か大切な話があると言いますが、ここでは誰が聞いているかわからないからダメだと言います。Deanは、自分の頭の中以上にプライベートな場所ないだろって言いますが、Cassはここに来てくれと言ってメモを渡すと行っちゃいました。
目覚めたDeanは、Samと教えられた場所に向かいました。
そこは、誰かが戦った後のように荒れていました。
そして壁には以前Annaが、CassとUrielをHeavenに追い払った時鏡に書いたマークが。
Cassは、Angelと争ったのか・・・?
DeanとSamは、気を失っているCassを見つけて彼を助け起こしますが、なんだか様子がおかしいです。自分はCastielではないと言うCass。Samが、誰なんだと訊くと、自分はJimmyだと答えます。そして、Cassは行ってしまったと。


とりあえずモーテルに戻った3人。
Cass・・・じゃなかった、Jimmyは食べる食べる。もう何ヵ月も何も食べていなかったようです。Angelは食べなくても死なないけど、人間Jimmyに戻った途端に、ドエライ空腹に襲われちゃったのね。Cassのイメージがガラガラと音を立てて崩れちゃうほどの食べっぷりです(笑)
Samは、あの場所でAngelのバトルロイヤルがあったように見えたけど、何か憶えてる事はないのか訊きますが、Jimmyは閃光が起こって目覚めると、自分に戻っていた事しかわからないと言います。Cassが知らせようとしていた、何か大事な事も彼にはわかりません。わかるのは自分が、Jimmy Novak IllinoisのPontiacで、妻のAmeliaと娘のClaireと暮らしていたこと。
Jimmyは、食事の前のお祈りを欠かさない信心深い人物のようです。これは、Cassも言っていましたね。ある夜、奥さんと娘との夕食の後、テレビを見ていると突然それがおかしくなります。Deanが戻って来た時も、こんなことありましたね。耳をつんざくような高音に、Jimmyは痙攣して倒れてしまったようです。


モーテルの外でDeanとSamはこの後どうするのか相談しています。

S"で、どうする?"
D"どうするってどういう意味だよ?奴には家族がいるんだぜ。バスのチケット買ってやって、家に帰してやればいいさ"
S"それはどうかな・・。Dean、おれ達には彼しか頼るものがないだろ"
D"奴は何も知らないって言ってるぞ"
S"100%信じられる?"
D"おまえ、奴が嘘ついてるって言うのか?なあ。おまえはあいつに無理やり口を割らそうって言うのか?"
S"Dean、たぶん彼は、自分が何を知ってるかって事さえ分かってないと思う。おれは、彼をBobbyの所へ連れて行った方がいいって言ってるんだ。彼に必要なのは、催眠術か、Psychicだよ"
D"俺はそうは思わない"
S"Dean、さっき見たのは、Angel同士の戦いだった。今、何が起こっているかわからないけど、それは大変な事だよ。だから、この厄介事から抜け出すために、おれ達が今唯一持ってる手札を手放す事は出来ないってことだよ。・・・・・なんだよ・・・??"
D"俺たち、最後に誰かを助けたのっていつか憶えてるか?奴を家族に帰してやるようなことをしたのっていつだ?"
S"Deanはおれが彼を助けたくないと思ってるのか?おれは現実的なだけだよ。つまり、おれ達は彼を助けてるんだ"
D"どうやって?!"
S"Dean、おれ達が彼に質問してる間は、彼をDemonから守る事が出来る"
D"・・・・・・"


Samは、DemonがJimmyからAngel達の情報を得るために、彼を襲いに来るはずだと言っているのです。だから、自分たちの目の届く所に置いておかないとJimmyに危険が及ぶとDeanに言いたい。
納得したDeanは、Jimmyに家には帰れない事を説明します。
今のJimmyは背中にBull's-eye、つまり弓矢の的を背負っているようなもんだと。何も知らない自分が、Demonに狙われるなんて考えても見ないJimmyは、家族の元に帰りたがります。でも、それは家族をも危険にさらす事になる。自分は囚人なのか?!と言うJimmy。気の毒です。

その夜中、Samは一人落ちつかなげにそわそわしています。SamがJimmyが逃げないように、見張ってるようです。DeanとJimmyはベッドで眠っています。関係ないですけど、このモーテルの部屋はたぶん2人部屋ですよね。当然ベッドも2つしかありません。Deanが、やけに端っこによって眠っているのは、Samとベッドを半分こしてたからでしょうか??
いや、マジでどうでもいい話でした。

何がSamをそんなに落ち着かなくさせていたのか。
・・・Sam、Demon Bloodがきれちゃったんです。
我慢できなくなって、見つからないように外に出て、Rubyの血が入ったHip Flaskを取り出すと、残り少ないそれを手のひらに落して、大事そうに口を付けます。もうそれが最後だったみたい。
それにしてもSam・・・。
完全に依存症です。
自分で自分をコントロールできなくなってる。今の彼はDemon Bloodを得るためなら、どんなことでもしそうです。どうしてこんなことになっちゃったんでしょうか・・・。
Samが初めてRubyの血を飲んだのは、たぶんEp12 "Criss Angel is a Douchebag "の後だと思うんです。歳取って、何の希望もなく周りの親しい人が亡くなっても、生きていかなやならない寂しい老人を目の当たりにして、自分はそうはなりたくないと思った。なんとか今のこの酷い人生から抜け出したい。Deanを、もう2度と失いたくない。その為には、自分は何でもすると決めた。自分が、この運命に決着をつけるって、決めたんだと思う。
でも、それが今やすっかりとんでもないことになっている。
自分は大丈夫だと思ってたのに、大丈夫じゃなかった。Samは、自分の今の状況をまだよく理解していないし、そんなに深刻に考えていないように見えます。来週のEpでそれがどんなに大変な事か、DeanとBobbyにこんこんと説教されるんでしょうけど、たぶんそれを受け入れる事はないでしょうね。今のSamには、自分がやってる事は正しいことで、世界を救うためには必要な事だと言う頭がある。そう思わないと、Demon Bloodを飲んでいる自分を正当化できないから。

そんなこんなで、Demon Bloodをなめている間に、Jimmyにまんまと逃げられてしまいます。その事のために仕事に穴をあけるなんて、これこそ依存症の典型でしょう?

Samは荷物を積めながら、Deanを急かします。

S"Dean!!急いでくれるかな?!"

ちょっと、下手に出ています(笑み)
歯磨きしながら笑うDean。SamがJimmyにまんまと逃げられたのがおかしいようです。

S"・・・ごめん、何がおかしい?"
D"デカイ看守が”Jimmy McMook”にまかれるなんて・・・。ああ、こんなおかしな事ないよな。おまえ、何してたんだよ?"
S"・・・コーク買いに行ってた"
D"それは、リフレッシュコークだったのか?"
S"・・・もう出かけられる?頼むよ"

Samは、コーラ買いに行ってたって嘘をつきます。
ま、本当の事なんて、言えるわけないわね。


その頃Jimmyは、バスでお家に向かっています。
そして、回想。

料理をしていたJimmyは、ラジオから聞こえてきたAngelの声に言われるまま、沸騰した湯が入っている鍋に手を突っ込んでいます。そこへ買い物から帰って来た奥さん。そりゃ驚くって!でも、大丈夫。腕は何ともなっていません。Castielが彼の信頼を証明するためそれをするように言った。Jimmyは、奇跡だと言って顔を輝かせています。


DeanとSamは、ImpalaでJimmyの後を追っています。そこへバックシートへ突然の乗客。Annaです。突然声をかけられたDeanは危うく運転を誤るところでした。

D"・・・電話してみようとは思わないのか??"
A"楽しい方が好きなの"
D"・・・君は凄いよ"
A"え~っと、そんなこと言ってる時じゃないわ、Dean。あなた、Jimmyに逃げられたの?"
D"それは、このデカイやつに言ってくれ"
A"Sam・・・あなた・・・なんだか違って見えるわ"
S"おれ?そうかな、髪型のせいじゃない?"
A"・・わたしが言ってるのはそんなことじゃない"

そう言われて、Samは何も答えられず、黙って前を向きます。

A"・・それで、Jimmyはあなたに何か言った?彼は何か憶えてた?"
D"何故?いったい何が起こってるんだ?"
A"Cassよ。彼は家に帰されたわ。引き摺られるようにね"
D"Heavenに?良いことじゃないのか?"
A"最悪よ。彼は、誰かを本気で怒らせたのよ"
D"Cassは、俺に何か言う事があるって言ってた。何か重要な事を"
A"何?"
D"さあな"
A"Jimmyが知ってると思う?"
D"いや、俺はそうは思わないね"
A"そうは思わない?たとえそれが何であろうと、それは大変な事よ。見つけなくちゃ"
S"だからおれたち、Jimmyを追ってる"
A"だから、あなたはまず第一に彼を行かせるべきじゃなかったの。彼は・・・たぶんもう死んでるわ"



死んでませんでした。
Cassは自分に家に戻ってきました。
そして家の前で、Cassが自分にPossessする夜の事を思い返します。

Ameliaは、Jimmyが病気だと思っています。普通はそう思いますよね。薬を飲むように言いますが、Jimmyは自分は病気じゃないからと断ります。Cassは、Jimmyを選びました。神様がより高い目的のために彼を選んだ。それは、神の意志で、神の恵みだと言います。でも、Ameliaは、Jimmyが薬を飲まないなら、明日の朝、Claireを自分の母親の所に連れて行くと言います。

夜、Jimmyは今の彼の服に着替えて、家の前に立ちます。
そして、Cassに何を望んでいるのか教えてくれと、訪ねます。Cassの声は、Jimmyの頭の中だけに聞こえています。たぶん、体を貸す事を言われて、Jimmyは家族を守ってくれるならと承知します。すると、輝く光がJimmyを包みます。
途端に雰囲気が変わるJimmy。
すでにCastielに変わっています。
Claireが出てきて、"パパ"と呼びかけますが、Cassは"わたしはお前の父親ではない"と言って、行ってしまいます。


Cassは、チャイムを押します。
出てきたAmeliaは、もう彼が死んでしまったと思っていたようです。Jimmyは、自分が精神病院に入院していたと言い訳します。Angelの事も何もかも自分の妄想だったと言います。神様が自分に特別な事させようとしている事、そしてそれが重要だと思っていた事は、すべて間違いだったと言います。自分にとって本当に重要な事は、AmeliaとClaireだった。帰ってきたいと言います。元に戻れるかわからないけど、とりあえず彼らは夕食から始める事にします。


その頃SamはRubyに電話しています。
でも、留守番電話になっていました
笑いごとじゃない、今やってる事をすべてやめて、すぐ電話しろ。もっと必要なんだ!と言います。
こんなSamを見るのは、辛すぎます。


Jimmyは、家族と食卓を囲んでいます。でも、もうお祈りはしません。お祈りしなくていいの?と訊くClaireに、Jimmyはもういいんだよと泣きながら言います。どうして泣いてるのか訊くClaire。幸せだからだよと答えるJimmy。
こんな幸せそうな家族を、このドラマでは久しく見ませんでしたね。
ところが、やっぱりいいことは続きません。
友達のRogerが、Jimmyが帰ってきたこと何故知ったのか、訪ねてきます。そしていったい何があったのか知りたがりますが、Jimmyは言っても信じないよと答えます。とにかく人生で最悪の年だったと。ところがRogerは、そんなことはない最悪はこれからだ。どういう意味だと訊くと、それはおまえの娘の内臓を取り出すところをこれからお前が見るからだと言ったRogerの瞳が真黒です!!!
Demonです。
やっぱりSamが言ったとおり、DemonがAngelの情報を得るためやってきました。
Rogerを殴り倒して、とりあえず物置に隠れた3人ですが、Ameliaは信じていません。ドアに塩をまくJimmyを見て、やっぱりこの人はおかしいんだと思います。もみ合いになっている間に、Claireがそこから出てしまいます。2人もそれを追いかけると、案の定、ClaireはRogerに捕まって、首には包丁がつきつけられていました。後ろから現れたもう一人の女Demonに引き倒されて殴られるJimmy。振り返った女の瞳が真っ黒なのを見たAmeliaはその女に掴みかかります。結構やります!!

その時突然DeanがRogerの首をRubyのナイフで切り裂いて始末します。Samは、手をのばして女DemonをPsychicで始末しようとしますが、なんと!効きません、力が。
後でDeanも言っていましたが、あのAlasteiaさえ殺したっていうのに、こんな下っ端Demonも始末出来なくなっているなんて・・・。
家族を外へ逃がしたDeanが戻って来て、ナイフで殺そうとした寸前、女Demonは黒い煙になって逃げ出しました。

Impalaで場所を移したあと、DeanとSamはJimmyに家族とは別行動するように言います。たとえ本当に彼が何も知らなくても、Demonもそう思ってくれるとは考えられず、この後も危険が付きまといます。どれくらいの間?と訊くJimmyに、Samは永遠にだと答えます。Demonは永遠に消えさらない。もう家族一緒に過ごす事は決して出来ない。それが真実だと。仕方なくJimmyは家族と別れて行動することにします。
Ameliaは、Jimmyの事を信じなかった事を謝ります。2度と離れないと言う彼女にJimmyは、自分と一緒にいると2人とも殺される、選択の余地はないんだと言い聞かせます。抱き合う2人を見たDeanは、そっとその場を離れます。
Samが調達した誰かの車のエンジンを作動させ、3人を見送ったAmeliaとClaire。
どうして行っちゃうの?と訊くClaireの頬を、いきなり平手打ちするAmeliaの瞳は真黒です!さっき、家を後にする寸前、一瞬姿が消えたときにすでにPossessされていたんですね。この不幸のループからは逃れられないんでしょうか?


Impalaの中で、Deanはいったい何が起こったのかSamに訪ねます。

D"で、いったいあのとき何が起こったっていうんだ?"
S"・・・なにが・・・?"
D"おまえ、Demonを叩き潰そうとして、気絶してたじゃないか"
S"・・・おれは、気絶なんかしてない。ちょっと、ふらついただけだ"
D"まあ、どうとでも言うが良いさ。要点は、おまえはAlastairを殺す事さえできるほど十分に強いはずだ。それなのに今は、あんな下っ端Demonを殺す事も出来ないのか?"
S"おれが、その事になんて答えれば満足なんだよ、Dean"
D"まず、おまえの魔力に何が起こってる?つまり、なんだか安定してないんじゃないか?俺は、喧嘩を吹っかけようって言うんじゃないんだ。ただ、不安なんだ"
S"・・・不安なのはおれ自身さ"


そこでSamの携帯に電話がかかって来て、その話はそこで終わりになります。
電話はAmeliaからでした。
何で番号知ってるの?Demonの仲間内では、Winchester Boysの電話番号が高く取引されているんでしょうか??
電話を受け取ったJimmyは、顔色を変えます。



Deanは、もちろんこれが罠だとわかっています。それて自分には案があるとSamにいます。工場のようなところへ呼び出されたJimmyは、まず天に向かって叫びます。

Castielのくそ野郎!!家族は大丈夫だって約束したじゃないか!!自分は自分の全てを与えたのに、そのお返しがこれか?!これがあんたらの感謝の仕方か?!助けてくれ!そう言っても何の返事もありません。Jimmyは、"やっぱりな"吐き捨てるように言うと、ドアを開けて中に入ります。待っていたのはAmeliaにPossessしたDemonと椅子に縛られたClaire。Claireは、気を失っているように見えます。

家族を開放するように言いますが、もちろん聞き入れられるはずもなく、おまけにDeanとSamも他の3人のDemonに捕まってナイフも奪われます。彼女たちを解放するようにSamが言うと、AmeliaにPossessしたDemonは言います。

紳士的な振りをするのは簡単よね。あなたのワンダーガールの力が効いていない時はね。そうでしょう?

そして、みんな死ぬのよ、と言ってSamに銃を向けますが、振り返って撃ったのはJimmyの事です。腹から血を流して倒れるJimmy。このままだと死んじゃいます。男のDemonがClaireを殺すため近づくと、Claireは突然目を開けて、男の額に手を押しあてます。真っ白な光が目や口から溢れだして、Demonはあっけなく消え去ります。縛られていた胴体のロープろ焼き切ると、その騒ぎに乗じて反撃に出たDeanとSamに加勢します。やっぱり贔屓なのか、先にDeanを襲っていたDemonを同じように始末します。Samはナイフを持っていたDemonからそれを奪い取ると、傷ついた首から溢れだしたDemon Bloodに自分をついに抑えきれず、その首にむしゃぶりついて血を啜ってしまいました。
振り返ったSamの目の前にはDeanと少女版Cass。言葉もなく見つめるDean。Samの口の周りは、Demon Bloodで、真っ赤に染まっています。
これはもうはっきり言って、終わりです。とても人間のやる事とは思えないもん。どんな言い訳したって通りません。それがわかってるからSamも今まで必死に隠してきたんだと思います。Rubyの血をストックしてた時は、表に出る事はなかった。それが底をついて、目の前に流れ出す真っ赤な血を見たとき、Samの理性が飛んだんでしょう。今そこがどこかとか、周りに誰がいるとか、全部見えなくなっちゃった。
どうしてこんなことになっちゃったのか、悲しすぎます。
SamにはSamの言い分がある。
でも、これはDeanには到底受け入れられることじゃない。相手がSamじゃなかったら、以前言ってたように、有無を言わさず殺してる。
でもね、相手はSamなんです。
この世で唯一の愛する弟。
自分が死んだって、死なせたくはない存在です。
でもこのまま、なかった事には出来ないわよね。

Samは、Deanの視線を避けるように、自分が血を啜ったDemonにナイフでとどめを刺します。立ち上がって向き合っても、DeanはSamを見つめたまま、かける言葉もないようです。
怒鳴りつけてくれた方が、Samにとっては気が楽だったろうと思われるような一瞬の沈黙の後、突然SamはDeanの方に腕をのばして、その魔力を使います。驚くDean。でもその後ろには、AmeliaにPossessしたDemonが迫って来ていました。Demon Bloodを補給したSamは、いとも簡単にそれを始末してしまいます。Ameliaを助け起こすDeanですが、この間、結局彼がSamに声をかける事はありませんでした。あるのはまるで見た事のない生き物を見るような戸惑った瞳だけです。目の前にいるのが本当に自分の弟なのか、今のDeanには、まるで確信が持てないように見えました。


Claire版Cassは、撃たれて苦しんでいるJimmyの側へ行って跪くと、その頭に手を伸ばします。
Cassは、Jimmyを開放すると言いますが、そうなるとその後CassのVesselになるのはClaireです。父親としてそんなことに耐えられるはずもなく、Jimmyは自ら、CassのVesselに戻る事を望み、Cassもそれを許します。

白く輝く光と共にJimmyの体に戻ったCassは、DeanとDamを置いて行こうとします。

D " 待てよ、Cass。俺に言いたかった事って何なんだ?"
C " 私は、いなかった間、自分の使命について学んだ、Dean。私は、Heavenに仕えている。人には仕えない。そしてもちろんお前にも仕えない"

そう言って、その場を去って行きます。
もうJimmyが、家族の元へ戻る事はこの先ないかもしれません。Angel達の、上の方の人の間では、本の塵のような出来事なんでしょうね。
それにしても、洗脳しなおされる前のCassが、Deanに伝えたかった重要な事って、なんだったんでしょう?それは、Heavenに逆らうようなことだったってことでしょうか・・・。




そして今回のEpで、一番悲しかった場面。
はっきり言って、こんなに胸が痛むようなDeanの表情は、今まで見たことない。散々酷いこと経験してきたけど、人生最大最悪の出来事を目撃した。
自分のSamが、Demon Bloodを飲んでるなんて事、信じたくなかったと思う。でも、Samがどんどん力を強くしていった方法が、これで理解出来たんじゃないでしょうか。
2人になったImpalaの中で、重苦しい沈黙に耐えかねたSamが、とうとう自分から話を切り出します。

S " わかったよ!聴くよ!"
D " ・・・何を?"
S " 爆弾でも何でも落してくれよ!おれが何してるか見たろ?車を止めて、殴れよ!"
D"・・・・俺は、殴るつもりなんかない"
S"怒鳴れよ!おれを怒ってくれよ!"
D"俺は怒ってない、Sam"
S"冗談だろ!怒ってない??"
D"・・・ああ・・・"
S"いいさ。・・なあ、せめて今のおれの状況を説明させてよ"
D"ダメだ。・・・俺は、気にしないさ"
S"気にしないだって??"
D"・・おまえは、俺に言って欲しいのか?俺がおまえに失望してるって・・・。ああ、そのとおりさ。・・・でもな、俺は疲れきってる・・・。そしてこの話は終わりにしたい。・・・俺は、ただ、終わりにしたいんだ・・・・"

そう言われて何も言えないSam。
なんて言い訳するつもりだったのか、わからないけどね。やっぱり、世界を救うためには、自分の力が必要なんだと、言うつもりだったんでしょうか。でも、そんな言い訳、あの衝撃の現場を見たDeanを納得させるには、あまりにも弱すぎます。Samがどんなに頑張っても、所詮それを止める事が出来るのはDeanだっていう運命なんですから。

この時の、Deanは恐ろしいほど冷静で、表情や感情が無くなってしまったようです。こういう時のDeanが一番怖い。何か大きな決心をした時の顔です。


Bobbyから電話がかかって来て、呼び出された2人。
家に行くと、2人をPanic Roomに案内するBobby。ところが、Samが中に入ると、BobbyとDeanは、扉を閉めてSamを中に閉じ込めます。
そう、DeanはBobbyに連絡して、Samをここに監禁することにしたんです。
冗談だろ!!と叫ぶSam。顔を見合わせるDeanとBobbyの場面で、Ep20は終わります。



そしてそのまま、Promoに突入。

Samは、自分は快感のためにDemon Bloodを飲んでるんじゃない。自分はLilithを殺すのに十分強くなっていると言います。Sealsは、残りひとつになっています。Deanは、自分はSamにDemon Bloodを与えるつもりはない。自分の弟をMonsterに変えるような事はしないと言います。Rubyは毒だ。そのドアを出て行くつもりか!戻らないのか!?とSamに殴られ、倒れたまま問うDean。でもきっとSamはこの後出て行くんでしょうね・・・。
Samの顔には、Dark Sideにつきものの、Spidery Markが出てるし。
その最後のSealsって、やっぱりLilithを殺す事なの?
そこのところがよくわかりませんが、前にも書いたけど。もしそうだとしたら、本当にこの兄弟の運命って救いようがないです。
Deanが最初のSealsを破って、Samが最後のSealsを破る。
そしてApocalypseを成立させちゃうとしたら、とんでもないことです。
悔やんでも悔やみきれないんじゃない?
Lilithを殺す前に、それを知ったとしても、Samは彼女を殺すんでしょうか?今のSamにとっては、世界を救う事よりLilithに復讐することの方が大事になってるんでしょうか?
あれ?Rubyは、Lilithが最後のSealsだって知ってるのかな?Rubyの望みはLilithの死ですよね。


何なんだろう、もう頭の中が沸騰しそうです。
ウダウダ言ってもとうとう後2話です。
待ち切れないような、怖いような複雑な気分です。突然叫びたくなる衝動を抑えねば・・・(汗)


サクッと行くつもりがそうでもなかったですね(汗)
毎度長々とお付き合いいただきありがとうございました。
Deanのあの顔に打ちのめされたEpでしたが、最後の2話はきっとこんなもんじゃないんでしょうね・・・。
覚悟して挑みます。
では、また来週。



***

2009/05/01

とりあえず、 "The Rapture"

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。













とりあえず、Supernatural Season4 Ep20 "The Rapture"です。




ああ・・・とうとうバレタ・・・。
最後のImpalaの中で、沈黙に耐えかねたSamが、何か言いたいことがあるんだろと逆ギレしても、何も気にしないと言った時のDeanの声と表情・・・。
もう悲しすぎて、胸が苦しくなりました。
本当はどんなにショックだったでしょう。
Deanは、すぐさまBoobyに電話したんだと思う。
どんなふうに切り出したのか。
愛するSamがDemonの血を飲んで、あの力を得ていたなんてこと知って、きっと目の前が真っ暗になったと思う。

でも、今回わかった事は、SamはDemon Bloodを飲まないと、あの力を維持できなくなるって事。Hip Flaskに入れて置いたRubyの血が無くなって、どれくらいDemon Bloodを飲んでいなかったのか分からないけど、Jimmyの家で出くわした下っ端Demonは倒せなかった。

そして、口の周りを血で真っ赤にしたSamは、正直恐ろしかったです。
もう彼は、完全に引き返せないところまでドップリと深みにはまっているって事を、視覚でもって思い知らされました(涙)
このまま、抜け出せずに終わるのか、それともDeanの側に戻って来る術が何か見つかるのか、考えただけで息が詰まりそうです。



それから今回のEpでは、これを語らずにはおけないですね。

Jimmyの娘さんにPossessするのは、ずっとLilithだって噂だったのに、蓋を開けてみれば!!Castielじゃん!!!
確かに、ずっと以前、そんな話もどこかで読んだことがあったけど、まさかまさか、と思ってたので、完全にスルーしておりました。

美少女版Cas!!
恐るべし、Supernatural スタッフ!!
完全にしてやられました(悔)

それにしても、今回のEpで、改めてMishaの演技力が素晴らしいって事が、証明されましたね。今までは、Angelとしての抑えた演技がほとんどだったけど、今回は表情も豊かで、とてもよかったです。Casの時とのギャップが、面白かった。
Casに戻った途端、しかもHeavenで再教育されて戻ってきたCasは、今までにも増して愛想無だったけどさ。
Deanに話さなくちゃいけなかった重要なことも教えてくれなかったし!一体何だったんでしょう??Deanに肩入れしすぎて実家に呼び戻されたCasは、いったいどんなお説教を喰らったんでしょうか・・・。ちょっと気になります。


例の彼女についても一言。
あのね、突然Impalaの後部座席に現れるんじゃないわよ!事故ったらどうすんのよ~(笑)
Deanのマジな驚きようが笑っちゃったけど、Sam、Annaもあなたのこと心配してたでしょう・・・。本当に、みんなが心配してるんだよ。いい加減目を覚まして欲しいです。最初は人を救うとか、世界を救うとか、Lilithに復讐するとかって目的があったけど、今は違うよね?血を飲むこと自体が目的になってるんだよね。
また戻っちゃうけど、Impalaの中のDeanの怖いくらい落ち着いた声が、いったい何を意味するのか、Samには分からないのかな。
Deanは、心底打ちのめされてるんだと思う。
Samのこの所業も、きっと自分が止めきれなかったからだって思ってるのかもしれない。Bobbyの家のPanic RoomにSamを閉じ込めたって、Apocalypseが迫る中、いつまでも閉じ込めておくことなんて出来ないし、実際、SamはEp22ではRubyと一緒にいる。
いったいどうなるんだろう。
2人は完全に仲違しちゃうんだろうか。
Samを失くしたら、Deanはいったいどうなっちゃうんだろう・・・。
そんなこと考えたくないけど、どうも厭な雰囲気だけが漂ってきていますね。

最後の週は、泣きながら見ることになるんでしょうか。
そして、クリフハンガー??

いや~~~!!!
気がおかしくなりそうだ。


また明日か明後日には、感想もどきあげられたらと思っていますが、今回は割とサラッとしちゃいそうです。

では。



***

Supernatural Season4 Ep21 & Ep22 Promo Video

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。










Supernatural Season4 Ep21 "When The Levee Breaks"& Ep22 "Lucifer Rising"Promo Videoです。




Supernatural 4x21 When The Levee Breaks / 4x22 Lucifer Rising Promo




とうとう出てしまいました。
しかもこれ、ちょっと音があまり良くないので、わたしのヘッポコ耳では、ほとんど何言ってるのか分かりません。

しかし!!
大変なことになってるのはわかる!!

Ep21とEp22が入り乱れているであろうこの画像。
何が何か分かりませんが、Rubyを殺そうとしたDeanをSamがドアごとふっ飛ばしてますか?!?!?Sam!!Deanを殴るのはやめなさい!!(泣)
・・・ああ・・・Dean・・・、なんてこと・・・。
Samは、やっぱりDemon Bloodholicから逃れられないんでしょうか?
これやめると、力が無くなっちゃうしね。
それもこれも、み~~~んな、Rubyの策略だったのかしら・・・。
そうだったとしても、SamはRubyと一緒に行動する・・・。

どうなっちゃうんだろ・・・。
Ep21とEp22の間の1週間は、とてつもなく長い1週間になるぞ。
何も手につかない、なんて事になったら大変。

5月の27日から出張で滋賀県に行きます。
泊まるのは京都。久々の京都泊。忙しくて観光は無理そうですが。
今、その大きな会議の準備で大忙しです。
本当はこんなことしてないで、資料の整理やら、レイアウトやら、300名弱の出席者名簿の管理やらなんやらかんやら、山ほど仕事があるのに、やっぱり睡眠時間を削っていろいろやっているわたしこそ、Supernaturalholicです・・・(汗)ただのアホです・・・(汗汗)
良いんだ~~、とりあえず、Season4が終わるまでは、このまま突っ走ります!!
な、なんとか、体力気力が持ちますように・・・。


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