USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2010/05/15

Supernatural Season5 FINALE Ep22 "Swan Song" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。









Supernatural Season5 FINALE Ep22 Swan Songの感想もどきです。






いや、もうほんと、完全に脱力です。
一晩たってみて、何だかウダウダといろんなことを考えています。

まず、もし、SupernaturalがこのSeason5で、終わりだったら?
今は、Season6の続行が発表済みだから、どんな形でもDeanとSamは帰って来ることは、決まっているわけです。でも、もし、Kripkeの最初の構想通り、Season5ですべてが終わってしまう事になっていたら、SamはLuciferもろ共、地獄に落ちたまま戻ってこなかったの?Deanは、Samとの約束を守って、空っぽの心のまま片羽根を捥がれた状態で、それでも表面上は立派に生きて行くの?Samが願ったように、家庭を持った、ただのひとりの男として?
なんだか、すべてがすっきりしない。
Season5で、すべてが"The End"だったなら、もっと違う終わりがあったのかもしれないけど、この構想自体はもうずっと前からKripkeの中にあったわけだから、全く違う展開は考えられないんですよね。だから、最後のSamの出現だけが、Season6に繋げるための新しいストーリーラインであって、そこまでの流れに変わりはなかったんじゃないかと思うの。
そんなこと考えると、あ~、わたし、こんなエンディングを見るために、今までSupernaturalを見てきたんじゃないって、凄い失望感に襲われる。
Heavenやら、Hellやらとの対決云々と言い始めた時から、確かにちょっとずれては来ていたけど、それにしたってこの終わり方はあんまりです・・・。
いや、Season6があるんだから、そんな"もしか"のことを考えてみても、どうしようもない事です。でもな~、何だか納得いかないことばっかりで、一気にテンションが下がり切っちゃった感じです。
最後に出てきたSamが、いったい何者なのか気になるし、この後どんな展開を用意しているのかも興味はあるけど、果たして、Season6を今までと同じテンションで見ていけるのかは、今のところ不透明ですね。ストーリーも大きく変わりそうだし、どうなるのか、とにかく今は、Season6の再開に期待と不安でいっぱいです。





さて、いつもの通り、
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。






いつものSeason Finaleのとおり、Kansasの"Carry On Wayward Son "の音楽にのって、これまでの回想シーンが流れます。最後まで見た今となっては、何だか目頭が熱くなる思いです・・・。
そして、Chuck。
彼が"DeanとSamの物語"を書いています。
Impala。
その軌跡。
1967 に生れたChevrolet Impala。
彼女がどれだけ重要な車か・・・、Chuckは、"Car"と言ってから"Object"と言い変えました。初め彼女は、Sal Moriartyによって、所有されました。彼は週末貧しい人にバイブルを与えるためにImpalaを運転しました。"Gettin' folks right for judgment day."とは彼の言葉。Salが死んだ後、彼女はLawrenceの中古車屋で、ひとりの若い海兵隊員によって買われます。彼は、友人から少しのアドバイスを貰って、彼女を買う事にしました。

そして、それがこの話の始まり。
そして、それが終わるのも、ここ。


じゃあなに?
Johnが、Impalaを買わなかったら、この運命の歯車は回り始めなかったっていうの?でも、JohnにImpalaを買うように勧めたのはDeanで、DeanはHeavenの意思でそこへ送られた。つまりは、Godの考えた通りに事は進められていたわけです。




そのImpalaのボンネットに腰かけてビールを飲んでいるSamの元に、Deanがやってきます。同じようにビールを飲もうとして、そのまま考え込むDean。


S "Dean?どうした?"
D "・・・やろう"
S "・・・何を・・?"
D "Satanのことだ。・・・もうこの船からは下りられない"
S "・・・おれに「YES」って言わせるって事?"
D "いや、俺には、おまえに何かさせるなんてことはできない。・・・・おまえは、成長した。・・・・・すごくな・・・。これが、おまえが望む事なら、俺はおまえのやることを助ける"
S "それって、Deanは絶対に言わないだろうって思ってた事だ"
D "だろうな。俺はお前に嘘をつく気はない、けど、これは俺の根本には反する事だ。・・・つまり・・・、そう・・・おまえを守る事・・・それが俺の仕事だったろ?でもそれは・・・。俺が俺である意味がそこにあったんだ"
S "・・・・・・・・・"
D "おまえはもう子供じゃない。だから俺はおまえを、もうそんな風に扱う事は出来ないんだ。・・・・・・・・・・たぶん、俺も、ちょっと成長しなきゃな・・・・・・"
S "・・・・・・・・・・・・"
D "俺たちに、勝つチャンスがちょっとでもあるのかどうかは分からない。でも・・・、でも、誰かがそれをやってみる事が出来るなら・・・・・・俺にはわかってる、それがおまえだってこと"
S "・・・ありがとう・・・"
D "これをおまえがほんとうに望むなら・・・・・・・・・・。おまえは、本当にこれを望むのか?"
S "・・・おれは、奴を解放した。おれ、あいつを戻さないと・・・"
D "・・・わかった・・・。それで決まりだ"



Deanは、Samがもう十分成長して、自分の手を離れたと言います。そして今、成長しなければならないのは自分だと。Samは、自分の撒いた種は自分で刈り取らなければならないと言います。自分がやってしまった事にけりをつけるためには、そんな大きな代償も払わなければならないと決めたんでしょう。でも、死という代償は大きすぎる。本人にとっても、残された者にとっても。この時のDeanは、わたしが思うに、Samと一緒に死ぬ気だったんじゃないかな。



そうと決まれば準備です。
まずは、Demon Blood。
Samは、Luciferを体に入れるために、Demon Bloodでそれを強化しないといけないと、Casaは言いました。捕まえたDemonを逆さ吊りにして、血を抜きます。大きなボトルに3本?4本?とにかくすごい量です。これを飲むのかと、想像しただけで気持ち悪くなる。Deanもそんな感じです。Samがこれを飲んでるところなんて、2度と見たくなかったでしょう。それなのに、今自分は、それを手伝ってるなんて・・・・。
Bobbyに、大丈夫かと訊かれて、そうでもないと答えるDeanが、もうかなり消耗しているようで痛々しいです。
Bobbyは、Devilの兆候を調べていました。
Floridaのサイクロンに、Detroitの気温低下、LAの山火事・・・、そう聞いて、DeanはLuciferがどこにいるか、すぐにわかりました。
そう、Detroitです。
Luciferは、言った。
Samは、Detroitで必ず、「YES」という事になると。
Detroitでは、Motownの半径5ブロックだけ、気温が20度も下がっていました。Bobbyは、確かなのかと訊きますが、自分にはわかっているとDeanは確信します。


Detroitに向かうImpalaのバックシートでは、Casがいびきをかいて眠っています。子供のAngelかよ、と言うDeanに、Samは、Angelは眠らないよ、と言います。
Cas、ほんと、今はまったくと言っていいほど、なんの力も持っていないみたいです。無邪気に眠る彼は、本当に子供みたいです。
Deanは、気になっている事を話し始めます。



D "・・・Sam、俺、嫌な気がしてしょうがない"
S "いい気分だったら、おかしいよ"
D "わかってるだろ?Detroitだ。奴は、必ず、Detroitでおまえをモノにするって言ってたんだ。そこへ向かってるんだぞ"
S "ああ、向かってる"
D "多分、奴は、真っ赤な絨毯を広げて待ち構えてるぞ。多分。奴は、俺たちが知らない何かを知ってるんだ"
S "Dean、奴はおれ達が知らないいろんな事を知ってるさ。俺たちはただ、奴がリングの事を知らないって事を祈らなないと"

そして、Samは、自分が最後に言っておくべきことを、切り出しました。
必ずDeanにそうさせなければならない、Deanにとってはこれ以上ないツライことです。

S "・・・ヘイ、あ~、言っておかなきゃならない事があるんだ"
D "なんだ?"
S "今からやろうとしている事は、おれ達の運命の賭けだ。そして、おれは、その箱へ飛び込んで・・・、わかってるよな、おれは戻ってこない"
D "・・・ああ、わかってるさ"
S "だから、約束してくれ"
D "OK、どんなことでも"
S "おれを、取り戻そうとしないと、約束するんだ"
D "いやだ!そんな契約しないぞ!"
S "Dean・・・"
D "地獄がどんなとこかわかってない!な、なのにおまえは、俺に黙って見てろって言うのか?!"
S "一旦、檻が閉じられたら、それを開くことなんて出来ない、Dean。それはリスクがありすぎる"
D "ダメだ、ダメだ、ダメだ、ダメだ、ダメだ。おまえを、そこで腐らせろって言うのか!"
S "ああ、そうさ。選択肢はないんだ"
D "俺にそんなこと頼むことなんて出来ないぞ"
S "残念だけど、Dean。やらなきゃならないんだ"
D "・・・・そのあと俺は、どうすればいいいいって言うんだ?"
S "Lisaを見つけて"
D "は!!"
S"彼女がDeanを受け入れてくれるように祈るんだ。そして、Dean、・・・Deanはバーベキューをして、フットボールを見に行って、普通の、完璧な人生を送るんだよ"
D "・・・・・・・・・"
S "おれに約束してくれ!!"
D "・・・・・・・・・"


Samは、Deanが幸せになるために、自分が犠牲になることを決めたのかな・・・?たくさんの人を助ける事も出来るけど、一番は自分が愛する人のために?
でも、それって、残された方にっとったらどう?
自分のために、愛する人が犠牲になって死ぬ事に、幸せを見つけられると思う?Samが望んだ事だから、そうしなくちゃならないって、やってみるとしても、そこに本当の幸せはあるのかな?ねえ、Sam?



目的地に着いた4人。
思った通り、Demonが沢山います。BobbyはSamにHugして、Luciferを体に入れた後も、あらゆる手段で戦うんだ、決して諦めるんじゃないぞ、と言います。Samの顔を見てたら、きっと泣き出しそうなんでしょう、背をす向けてしまいました。
Samは、Casにみんなの事頼んだよって言うんだけど、相変わらず人間のこういう時のやり取りに慣れていないもんだから、Casはそれは無理だなんてにべもない返事を返してます。そしてSamに、人間はこういう時こう言ってみるんだよなんて事を言われて、自分はウソをつくべきだったのかと。ウソって言う言い方もおかしいな~。

Deanが開けたImpalaのトランクには、Demon Bloodが入っています。そんなの、飲んでるとこ、Samだって見られたくないよね。

ひとりでそれを飲みきって、バタンとトランクを閉めたSam。
行こう!と言った彼の顔が、さっきまでと全く違っている事に、Deanでなくとも驚きです。Deanは、Samの後をついて、とうとう敵陣のど真ん中へ行く事になります。
来たぞ!!クソ野郎!!と大声で言いながら、建物に近づいて行くSam。中からDemonが出てきます。そして連れてこられた部屋には、案の定、Luciferが待っていました。



再びChuckのImpala描写。
彼女には、他の車にはない重要な事がある。幼いSamが、灰皿に詰め込んだ小さな人形、それはまだそこで動けないままです。幼いDeanが穴に入れちゃったレゴのブロックも、2人でナイフで描いた、"DW" "SW"のイニシャルの落書きもそのまま。トラックと衝突して、廃車寸前になった彼女をDeanが修理した時でさえ、それらはそのままでした。それらの、小さなものすべてが、彼女を美しくする傷跡だから。そして、Devilはその事を知らないか、知っていても気にかけない。DeanとSamが、運転する車の種類など。




DeanとSamは、Luciferに対峙しています。
Samは、彼に「YES」と言うと言います。
自分の体を貸す代わりに、すべてが終わったら、自分は生き、Deanも生き続ける、そして、自分達の両親も戻してくれと。ところが、やっぱり、事はそう簡単にはいきませんでした。Samのその話を怪しいと思ったかどうかは別として、Luciferは知っていたんです。Horsemenのリングの事を。とぼけようとするSamに、Luciferは、それを持っている事も、それが自分を檻に返すための魔法のカギである事もすべて知っていると言います。万事休すです。それでもSamは、他に選択肢はない。計画は変えないとDeanに言って、もう一度Luciferに「YES」と言います。その途端、真っ白な光が辺りを包みました。床に倒れているSam。Deanは、持っていたHorsemenのリングを壁に向かって投げると手を翳してSpellを唱えます。すると、物凄い風と共に壁に穴が開き、空気が渦巻いて中へ流れ込んでいくようです。
気がついたSam。
この時のSamは、まだSamだった。
自分の中にLuciferを感じてはいたけど、まだSamだったの。
Deanは、彼に今だと言います。飛び込むために穴の方へ近づくSam。
でも、飛び込もうとした時には、もうSamは奥に押し込められて、その体はLuciferのモノになってしまっていた。
振り返ったSamの顔は、DeanのSamじゃなかった。
Luciferは、手こずらされてきたけど、Samは行ってしまったと言います。そして、Spellを唱え、壁の穴を閉じると張り付いていたリングを手に取ります。

L "言ったろ?これは必ずDetroitで起ると"

そう言い残して姿を消してしまいました。

残されたDean。
計画は大失敗です。
今にも涙が溢れそうなDeanのこの顔は、見ているだけでツライです。



Samの体を手に入れたLuciferは、ご機嫌のようです。
Samは、Luciferの中にいても、その意識はある。DemonにPossessされた人も、みんなそうだったですよね。鏡の中に映るSamは、本当のSamです。Luciferは、Samに話しかけます。自分は今、Samの頭の中にいる。自分に嘘をつく事は出来ない。自分こそが本当の家族なんだと。JohnとMarryはせいぜい養子を育てていたようなもんだと。自分はそう悪いわけでもない。その証拠に、Deanを殺さなかったろ?彼には生きていて欲しい。それに、君の両親も戻してあげるよと。Luciferは、Samに幸せになって欲しいと言います。
お前からなど、何も欲しくないと言うSamに、Luciferは、本当に何の見返りもいらないのかと言います。そして、そこに集められた人々を、よく見るように言います。

Samの学校の先生。
Samの友達のDoug。
そして、プロムに一緒に行ったRachel。

Sam Winchesterのすべての人生。
Azazelは、Samが生まれた時から彼の人生に関わっていた。SamのそばにDemonを置いて。SamがいつかLuciferのVesselとして強く成長するように、裏で彼の人生をそのレールに乗せるために!
それを聞いたSamの怒り。
Luciferには、自分の事のように感じられるんでしょう。なんせ今は、Samの頭の中にいるわけですから、本当にSamの考える事は手に取るようにわかるんです。



その頃、世界中で地震や災害が起ってました。街頭でテレビのニュースを見るDean、Cas、Bobby。

C "・・・始まったんだ"
D "ああ、どうする?"
C "我々が、大量の酒を飲むように提案する。回避不能な爆風に備えるために"
D "素晴らしい!ありがとうよ!俺が言ってるのはつまり・・・俺たちがどうやってそれを止めるかってことだ"
C "我々には出来ない。Luciferは選ばれた場所でMichaelと対決する。そして、Armageddonが始まる"
D "その場所ってどこなんだ?"
C "わたしにはわからない"
D "俺たちに出来る何かがあるだろう?!"
C "残念だがDean、もう終わっているんだ"
D "いいか、俺の話を聞け。俺たちは諦めてない!!!・・・Bobby・・・Bobby?"


ニュースを見ていたBobbyは、まるで気が抜けてしまったような、気力のない顔で言います。

B "確かに、多くの望みがあったわけじゃない。だが、俺には他に何をすべきかわからない"

それを聞いて黙りこむDean。
万事休すなんでしょうか。


一方、Azazelが自分の人生にDemonを送り込んで見張らせていたことを聞かされたSamの周りには、何の疑いもなく受け入れてきたこれまでの人生で出会った人々の死体が転がっていました。

L "・・・それで・・・私達は、もう楽しんでいるかな?"

その言葉に、Samはどんな気持ちだったのか?Luciferの言うように、心の中に楽しむものがあったのか・・・。自分を騙して人生に関わって来た人達。その中には、DemonにPossessされた人がいたはずです。もう死んでいたか、囚われたままだったのかは、わからないけど、大量の知人の死体の前で、Samはいったいどんなことを思ったのか。復讐心に頭が一杯になったはず。体をLuciferに乗っ取られているから、実際に手を下したのはLuciferだけど、鏡に映るSamの姿は血にまみれ、そしてとても頼りなげに見えました。




Chuckの描写。
仕事の合間に、DeanとSamはときどき、彼らの日常を過ごします。幸運ならば、それは1週間。真面目に働こうと言うSam。でも、賭けビリヤードとかしたりしてね。彼らはどこへでも行く事が出来たし、どんなことをすることも出来た。何マイルも運転して、Ozzyショーを見に行ったり、KansasのJayhawksゲームに、2日かけて行ったり。
そして、言葉もなく、Impalaのボンネットに座って、何時間も星を見ていたり・・・。言葉もなく・・・。2人で並んでいれば、言葉なんて必要なかった。多分、彼らは本当に家を持っていなかった。でも、彼らは実際にはそれを持っていた。Impalaと言う名の家を。

よく書けてる、そう自画自賛しているChuckの電話が鳴ります。
お願いしていた、オネイサンかと思って電話に出ましたが、相手はDeanでした。
Chuckは、Deanが電話してくるとは知らなかったようです。Beckyとは、結局上手くいかなかったんですね。そんな会話はこの飛ばして。


D "Samが「YSE」って言ったんだ"
CH "知ってる。見たから。今書いてるところなんだ"
D "戦いがどこで起こるか見たか?"
CH "Angelは、それを極秘扱いしてるんだ。最重要機密さ"
D "クソ!!"
CH "でも、いずれにしろ、見たけどね。預言者の特権さ。明日の正午、Stull Cemetery"
D " Stull Cemet ・・・・。待てよ、知ってるぞ。それって・・・それはLawrenceの外にある古い墓地だ。・・・・なんでLawrence なんだ?"
CH "さあ、知らない。それが始まったところで、終わりを迎えないといけないんじゃないかと思う"
D "わかった、Chuck、なあ、この戦いを避ける方法を何か知らないか?"
CH "リングの他に?いいや、すまないが知らない"
D "じゃあ、次に何が起るのかわかるか?"
CH "わかればって思うけど・・・でも、正直知らないんだ"
D "・・・わかった。ありがとう、Chuck"


Deanは、Samの元へ行く事にします。
CasとBobbyは、止めようとします。Casは、Deanがそこへ行ってみる事になるのは、MichaelがSamを殺す場面だけだと。
Deanは答えます。

D "Samをひとりで死なせるような事はしない"

そうなのよね。
Deanにとって、もし、Samを取り戻す事が出来ないとしたら、それはもう死んだも同然なんです。Samは、Deanに自分がいなくなった後、普通の人生を送ってくれと言ったけど、そんなこと出来るわけない。表面上は、そう出来たとしても、もう一生彼が心の底から幸せだと思える事はなくなる。Luciferは、自分とSamが半身同士だと言ったけど、Samと半身を分け合ってるのは、Deanのはずなんです。生きていても死んでるのと同じでは、生きている意味はないです。






Stull Cemetery、Luciferの元へ現れたのはAdam、を着たMichaelです。
戦う用意は出来ているかと訊くMichaelに、Luciferはいいます。こんな状況になったのが、自分のせいでなかったなら、自分たち兄弟が戦う必要はないんじゃないかと。
どう言う意味だと聞くMichael。
Godがすべてを作りだした。それは、Godが、Luciferがこうなるように作り出したと言う事です。
つまり、GodはDevilが欲しかった。
そして何故、2人を戦わせるのか。互いを殺させるのか?理由さえ知らされないまま、Godの試練に立ち向かわされている。自分達は兄弟なんだから、この理不尽なゲームから降りようと、Luciferはいいます。
でも、Michaelはあくまでも「良い息子」なんです。
Godの命令には絶対服従しかない。自分は、反抗などしない、お前とは違うと。
お願いだ、Michael、と言うLucifer。
お前は少しも変わらない。いつも人のせいにするが、本当はお前自身に責任がある。我々は一緒にいて、幸せだったのに、お前は我々全員を裏切って、Godをも去らせてしまった。
Luciferは、誰もGodに何も出来ない、実際、その彼が、今、自分達にこんな事をさせているじゃないかと言います。
Michaelは、LuciferをMonsterと呼び、そして自分が殺さなければならないと。



交渉決裂。
とうとうArmageddonの開始で、地上は焼け野原かと思われたその時、突然鳴り響くImpalaのエンジン音に、Deanがセットしたカセットテープから流れる、Def LeppardのRock Of Agesの曲。
Deanの景気付けでしょうか。
まさかDeanが現れるとは思ってなかったかな。
Deanは、話す必要があると言います。Samと。Deanの出現に頭に血が昇ったのは、Michaelの方でした。彼は、DeanがもうVesselではなく、ここにいる権利はないと言います。

そこへ現れたのは、CasとBobby。

C "ヘイ!!Ass-Butt!!"

そう言ったかと思うと、振り返ったMichaelに投げたのはHoly Oilが入った火炎瓶。叫び声と共に消えるMichael。Casは、Michaelはすぐ帰って来ると言います。
これを見ていたLuciferは、怒って、指を鳴らしただけで、Casを木っ端みじんに吹き飛ばしてしまいました。ホント文字通り、木っ端みじんです。Casは、Season4の最後にも、確か木っ端みじんにされてるんですよね。その場面自体はなかったけど、Season5の始まりで、Chuckがそう説明していました。
何てこと、死んじゃうのってCasだったのね!!そう、この時は思いました。
それを見たDean。
時間を無駄には出来ません。

D "Sammy?聞こえるか?"
L "・・・私はSammyのためにも、良くしようとしたのに・・・・、お前は・・・邪魔ばかりする"

DeanはImpalaのフロントガラスに叩きつけられます。近づくLucifer。
そこへ銃声がして、Luciferの肩に銃弾が当たります。振り返った彼に、Bobbyは、今度は心臓めがけて弾を撃ち込みますが、Luciferには効果がありませんでした。そして、Luciferが右手首を捻るのと同じように、Bobbyの首が捻じれて、彼は殺されてしまいました。
NOOOOOOOOO!!!と叫ぶDeanに、Luciferは容赦なく殴りかかります。
死ぬのは、ひとりじゃなかったのか?!?!と叫ぶ私。
殴られながらも、DeanはSamに話しかけます。



D "Sammy?そこにいるのか?"
L "ああ、彼はちゃんとここにいるさ。そして、お前の骨が折れる音を感じてる。すべてが折れるまで、我々にはもう少し時間が要りそうだ"

そう言いながらLuciferは本当に容赦なくDeanを殴り続けます。見る見るうちに、左目が潰れ、腫れあがるDeanの顔。
・・・・見るに堪えない・・・(涙)
それでもDeanは、Samに話しかけます。

D "Sam・・・大丈夫だ・・・。大丈夫だぞ。俺はここにいるからな。・・・俺は、おまえの側を離れないから"

Samの腕を掴んだDeanの姿が、もう、ダメです・・・(涙)

D "俺はお前の側を離れないからな・・・"

これ以上殴ったらDeanが、死んじゃうよ!
Luciferが渾身の力を込めて、Deanを殴ろうと拳を振り上げたように見えたその時、Impalaのルーフに跳ね返った太陽の光が、Luciferの瞳を射抜きました。
動きを止めるLucifer。
最初に目に入ったのは、幼いころSamが灰皿に押し込んだ小さな人形。ナイフで書いたイニシャル。Huntを初めて、Deanと共に過ごした数々の日々。楽しい時も、ツライ時も、泣きたい時も、どんな時も、いつも2人一緒だった。Deanは、いつもSamの側にいて、彼を見守って、支えてくれた。
あの時も。
あの時も。いつもいつも。
自分の命まで賭けて。

数え切れない思い出が、Luciferの支配に勝った瞬間でした。
Samは、Luciferを内に捕らえたまま、自分を取り戻した。
目の前には、殴られて立ち上がる事も出来ないDeanが、Impalaのボディーにもたれかかってかろうじて開く片目で自分を見つめています。

S "大丈夫だよ、Dean。・・・・もう大丈夫だ!奴を捕まえた!"

ポケットには、Horsemenのリングが入ったままでした。
Samが、それを地面に投げ、Spellを唱えると、見る間に大きな穴が現れました。
DeanとSamは、見つめ合います。
言葉はない。
Samは、Deanに向かって、頷いて見せました。
もう今しかない。
またいつLuciferに体を取られるかわからない。
Samが、覚悟を決めて飛び込もうとした時、CasにHoly Oil火炎瓶で飛ばされたMichaelが戻って来てしまいました。


M "こんな終わり方じゃない!!さがるんだ!!"
S "出来るならやってみろ!!"
M "私は、わたしの兄弟と戦わなければならない!今、この場で!!それが運命なんだ!"

諦めの悪いAngelです。
何なんだいったい。
頭にきます!!


そんなMichaelの言葉は無視して、Samは、もう一度Deanを見ます。
自分を勇気づけるように。
そして、後ろ向きのまま、瞳をとじて、穴の中へ倒れ込みます。Michaelは、慌ててSamの上着を掴みますが、Samは、そのMichaelもろ共、底のしれない穴の中へ落ちて行ってしまいました。
爆発したような光が、一瞬その場を包み、穴は塞がれて、地面にはHorsemenのリングが転がっているだけです。
終わってしまった、すべてが。
残ったのは、Deanだけです。


打ちひしがれて、Samの消えた穴があった地面に、座りこむDean。
ところが、何とそこへ現れたのは、さっき木っ端みじんになるのを見たCasです。


D "・・・Cas・・・生きてたのか?"
C "前より良い"

Casが、そう言って、Deanのおでこに指を置くと、一瞬で顔の傷が治って、元の綺麗な顔に戻りました。CasのAngelとしての能力は、どうやら以前より強力になって、戻ったようです。

D "Cas、お前、Godなのか?"
C "それは、素晴らしい褒め言葉だ。だが、違う。私は、彼が、私を戻したのだと思う。新しく改善されて"

Casは、Bobbyのこめかみにも同じように指を置いて、彼を生き返らせます。反逆者として過ごしていた頃のCasとは、明らかに力が違います。
それを茫然と見つめるDeanの手には、Horsemenのリングがありました。



Chuckは言います。
結末は難しいと。
あらゆる未解決の問題に決着をつけようとするが、決して出来ず、Fanは、常に文句を言い、それには常に穴がある。そして、終わりからまた何かが始まる事になると。




Deanは、CasをImpalaのサイドシートに乗せています。


D"この後はどうするんだ?"
C "Heavenに戻る"
D "Heavenだって?"
C "Michaelが檻にいて、私は、Heavenが完全な無秩序状態になっていると確信している"
D "で?おまえがそこの新しい保安官だって言うのか?"
C "私はそれが好きだ。私は自分がそうだと思う"
D "・・・ワオ!Godは、お前にピカピカの新しい翼を与えたのか。で、突然、おまえはまたあいつの言いなりかよ"
C "私は、Godが何を欲しいかは分からない。彼が戻るかさえ分からない。ただ・・・それが正しい事だと思うから"
D "じゃあ、おまえがGodに会ったら、言ってくれ、俺が迎えに行くってな"
C "・・・怒ってるんだな"
D "随分控え目な言い方だな"
C "Godは、助けただろ"
D "は!!"
C "多分、そのうち理解出来るだろう"
D "おまえが言うのは簡単だろうよ!!奴は、おまえを戻したんだからな!でも、Samは?!俺のことは?!え??俺の特賞はどこにあるんだ??!!俺が手にしたのは、自分の弟を穴に投げ込んだって事実だけだ!!"
C "お前は、お前が訊ねた答えを手にしたろ?Dean。・・・楽園でもない。地獄でもない。まさしくそれと同じだ。私はその事を言っているんだ、Dean"
D "・・・・・・・・・・・・・・・・"
C "お前は、むしろ何を手に入れた?・・・平和?それとも自由か?"
D "・・・・・・・・・・・・・・・・"

そう言ったきり、Casは消えてしまいました。

D "これが本当のオサラバだって、わかってるよな"


もうこの後、DeanがAngelと呼ばれるものと、遭遇する事がないように心から祈るだけです。Casの事は好きだったけど、それとこれとは別。どうしようもない欠陥だらけの人間だけど、Angelと付き合うには、人間は純粋すぎるかもしれない。



Chuckは物語の最後に差し掛かっています。

Deanは、まるで永遠のようなお別れを、Bobbyとします。Bobbyは、この後Hunterとしての生活に戻りますが、そこにDeanはいません。
Deanは、Casが彼を救うことを望んではいませんでした。彼の中のあらゆる基本的な部分は、死ぬか、Samを取り戻す方法を見つけたいと思っています。
でも、Deanは、そうしそうにはありません。
彼が、約束したから・・・。

Deanは、Samに言われた通り、Lisaを尋ねます。彼女は、Deanを優しく迎え入れました。Lisaに抱きしめられ、やっと、本気で泣くDeanが、なんだかな。今の、彼には、何か形のあるモノが必要なんでしょう。でも、それだけ。半身を失った者は、この先どうしたって幸せにはなれない。表面的には、生きているように見えたって、心は死んでるんだよ。以前、Horsemenのひとりが、Deanの心の中は空っぽだって言ったけど、今のDeanの内こそ、空っぽだと思います。



そして物語の最後。
Chuckは考えます。
これは、DeanとSamのための試練だったと。そして彼らは、すべてにおいて正解した。良い事も、悪い事に直面しても。Angel、Demon、運命、そしてGod自身にも。彼らは、彼ら自身を選んだ。家族を。そして、それがすべてのポイントではないかと。

そして、パソコン画面には「The End」の文字。

間違いなく、結末は難しい。
でも、何も本当に終わるわけではないよね?と。

ウイスキーを飲みほして微笑み、Chuckはその場から煙のように消えてしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・
一瞬何が起ったのか、わからなかった。
そして、3秒後、その事実に愕然としました!
何てこと?!
彼こそが、Godその人だった!!
何がどうなってそうなったのか、ChuckこそがGodで、運命を握る人だったんです。
ぎゃ~、してやられた!!
悔しい!!
まさか、そうだったなんて・・・。
でも、LuciferやらCasやら、みんなが言ってた事だけど、Godの真意がどこにあったのかは、わたしには結局わかりませんでした。
いったい何なの?
それが、人間に対する試練なの?
そうやる事が、Godの仕事なの?
たまに、ランダムにい選んだ人間をその物語に登場させて、テストする?まだ人間がこの世に存在する価値があるかどうかとか?
・・・わからん、そうだとしたら、やっぱり神様って傲慢だ・・・。
DeanとSamは、そのテストに合格した。
Godの求める答えを出して、彼を満足させたって事なの?彼は本当に、LuciferとMichaelを戦わせるつもりだったのか?わからん。考えても到底答えは出そうにない。




そして、本当の最後。
DeanはLisaの家で、心ここにあらずの体です。LisaとBen、3人で囲んだ食卓。Deanは、Benにパンを投げてやります。普通の家族。普通の食卓の風景。
外から見たら、家族に見えるかな。
家の前の街灯が、パチパチして、電気が切れました。

そしてその下にいたのは・・・。
Sam!!


そこで、Season5は、終わりです。





Deanの姿をじっと見つめているSamです。
少なくとも、姿は彼・・・。
でも、表情がね、何だろう、Samだと言い切るには、なんとなく違うような気がする。あまりにも表情がない。果たして、Samがあんな顔でDeanを見るだろうか・・・。
彼は何なんだろうか?
Samなの?
そうだとしたら、どうやって、戻って来たの?
一緒に落ちたMichaelが、関係してる?
もう、Angelが絡む事はないんじゃないかと思ってるんだけど、どうなんでしょう・・・。

それとも、Demon?
わからん。
謎を残したまま、Season6までお預けです。
マジでこれ、キツイですね。


初めにも書いたけど、ホント、最後にSamの姿が写ったのは、あくまでSeason6のためで、Season6がなかったとしたら、この前の場面で終わってたのかな・・・。
そう考えると、メチャメチャへこむんですけど・・・。
Chuckが言ってた、Fanはいつだって何かしら文句を言うって。これは、KripkeがChuckに言わせた本音だと思うんですよね。確かに、わたしもそう。こんなエンディング望んでなかったもん。もし、これが、Kripkeが考えてた、最高のエンディングだって言うなら、ちょっとがっかりです。Season6があるって事が救いでしょうか?次のSeasonからはKripke一線からは退き、Sera嬢がメインになるようですが、いったいどうなるんでしょう。
始まる前から心配してもしょうがないので、今はやめときます。



それよりやっぱり、なんだかすっきりしないFinaleでした。
まだ、頭が混乱していて、何とも自分をコントロールできません。油断すると、涙が出るし、オカシクなりそう。一晩経って、キ~~~となってた気持ちは、落ち着いたけど、逆に静かに落ち込んでいます。引き摺りそう・・・。
まいったな~。
しばらくは、テンション下がったままになりそうです(涙)


***

2010/05/14

とりあえず、 "Swan Song"!!!

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。








いや~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






マジですか!!!?????
ここで終わり????!!!
やめて~~~~~~~!!!



Sammmmmmmmmmmyyyyyyy!!!

はぁはぁはぁ・・・・、落ち着けわたし。
いや!!落ち着いていられないわよ!!!!




結局、Beloved Characterって、誰のことだったの?
Sam?
Cas?
Bobby?
Impalaは、死とは全然関係ない事で、重要な役割を背負ってたわけね。それはそれで良かったんだけど・・・。
Casが、木っ端微塵に吹っ飛んだときは、ゲッと声を出しちゃいました。Bobbyの首が、あらぬ方向へ捻られた時は、自分の口を覆いました。
このときは、死んじゃうのってひとりじゃなかったの?!?!と、叫びだしそうになったのに、その後、SamがAdamもろとも、穴におっこっちゃった時は、Dean以外全滅なの~~~~~!!!???と、もうジッと座っていられない状況でした。
結局、Casは死んでなくて、Angelの力も取り戻した。Bobbyは、そのCasに復活させられたけど、Samは?
あの、最後に出てきたSamはいったい何?
生身のSam?
それとも、Spirit?
まさか、まだLuciferなわけはないわよね??
Samは、Demon Bloodをたらふく飲んだんだから、ひょっとして、Demonになっちゃたとか?
なんなんだ~~!!
というか、じゃあ、Beloved Characterって、Adamの事だったの?
・・・さっぱりわからん(汗)

それにしても、Dean・・・。
それでいいのか?
そんなことで、あなたの心の大きな穴は、埋められるはず無いんじゃないの?この世のだれであろうと、Samの代わりにはなれないでしょう?でも、今、自分が立っているためには、何か形のあるものが必要なんでしょうけど・・・。
その場面を外からじっと見つけるSam。
彼がいったい何なのか分からないけど、自分が願った事とはいえ、自分の代わりになるものが、Deanには居るんだって勘違いしたら、メチャメチャ嫌な展開になりそうで、へこむんだけど・・・(涙)


最後のビックリは、Chuck!!
なんなのよ~~~!!!
彼が、Godだったって事じゃん!!
マジですか~~~?!?!
まさかそんな事だとは思ってもみなかった・・・。
・・・まったくしてやられたわよ、Kripke。


いや、じゃなくって、この後どうなるの?
マジで!
どうなるのよ?!

今までのSeasonの中で、一番のお預け状態なんですけど(涙)
だってね、Season1のFinaleは、物凄いCliffhangerだったけど、Season1、2を大人買いしたわたしには、それほど痛手はなかった。Season3も、Deanが戻ってくる事は、確信してたからそうでもなかったし・・・。
いや、Samも帰ってくるって分かってはいるけど、なんだか、この先、Supernaturalは大きく方向転換しそうな気がしてきて、ちょっとビビってます。


なんだかな~、しばらくショックから立ち直れそうにないです(溜息)


***

2010/05/12

Supernatural Season5 FINALE Ep22 "Swan Song" Second Sneak Peek.

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。






Supernatural Season5 FINALE Ep22 "Swan Song" のSecond Sneak Peekです。







Supernatural Season5 FINALE Ep22 "Swan Song" Second Sneak Peek.




・・・涙・・・


***

2010/05/11

Supernatural Season5 FINALE Ep22 "Swan Song" Sneak Peek.

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。




Supernatural Season5 FINALE Ep22 "Swan Song" のSneak Peekです。




Supernatural Season5 FINALE Ep22 "Swan Song" Sneak Peek.





ああ、やっぱりもうこれしか方法はないのか・・・・。


***

2010/05/08

Supernatural Season5 Ep21 " Two Minutes To Midnight " 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。







Supernatural Season5 Ep21 " Two Minutes To Midnight " の感想もどきです。





いや~、どうなるんだろうか・・・来週・・・。
もうそれしか浮かばないよ。
思ってたよりは簡単に、Horsemenのリングがすべて手に入ったけど、
けど!!ですよね!
良い事と言えば、Casが戻って来てくれた事と、Bobbyの足が治った事ですが、それも諸手を上げて喜べる事じゃないし・・・。
まったく、いや~、ほんと、どうなるんでしょうか・・・。
あ、そればっかりになっちゃいそうなので、この辺でやめておきます。



さて、いつもの通り、
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。






冒頭、病院でDr. Greenと呼ばれているのは、Pestilenceです。
具合が良く無くて、眠れないのという患者の額を彼が撫でると、みるみる赤く爛れた発疹が体に現れて、Pestilenceが4つ数える前に、緑の液体を彼目がけて吐き出し、絶命してしまいました。テング熱、日本脳炎、水疱瘡、あらゆる病気を思うままに操れるPestilence。勝ち目なんてあるの??と思いました。
が、救世主とは、こういう時にやって来るものです。



さて、この病院での場面の1日前、Deanは、Bobbyの家で、Samの"Genius Plan"を聞かされていました。



D"おまえ、どこか悪いんじゃないのか?!"
S"・・・Dean・・・"
D"「Dean~」じゃない!!おまえ・・・確かにおまえは、今までにいくつかバカな考えをやったけど、でも、これは・・・・。Bobbyはこれ、知ってたのか?!"
B"何を?"
D"Devilに「YES」って言って、奴をSamの中にすし詰めにするっていう、天才的な案をさ!"

この間Samに、電話でそのこと聞かされていたBobby。知ってたと頷きます。

D"な!?教えてくれてありがとうよ!!"
B"ヘイ!俺が言いだした事じゃないぞ"
D"ダメだからな!!"
S"みんなが賛成じゃないならやらないよ"
D"よかった!よし!議論は終わりだ"


Luciferが、自ら檻の中に戻ってくれるはずはないので、何か手立てを考えないといけない事は確かなんだけど、Samが「YES」という事は、ほんと、一か八かの賭けですからね。なるべくならやりたくない最後の選択肢ですが・・・。

そこへ、Deanの携帯に電話がかかってきます。
相手は行方不明になっていたCas!!


C"Dean"
D"Cas?"
S"大丈夫なのか?!"
D"おれ達、おまえが死んだと思ったんだぞ。いったいどこにいるんだ?"
C"病院だ"
D"大丈夫か?"
C"いいや"
D"・・・・"
C"・・・・"
D"!詳しく説明したいだろ?!"
C"わたしは、目覚めたらここだった。医者はかなり驚いたようだ。彼らは、わたしが脳死状態だと思っていたらしい。"
D"・・・そ・・・病院だって?"
C"見たところ、Van Nuysの後、わたしは突然現れたようだ。血だらけで意識不明のまま、Delacroixを出た小エビ漁のボートの上に。漁師は驚いただろう"
D"あ~、とにかく、タイミングが良かった。俺たち、Luciferを檻に戻す方法を見つけたんだ"
C"どうやって?"
D"話せば長い。でも、とりあえず今は、Pestilenceが先だ。だから、おまえがこっちに飛んで来てくれれば・・・・"
C"わたしは、どこへも飛ぶ事が出来ない"
D"・・・どういうことだ?"
C"バッテリーが切れたんだ"
D"何だって?Angelの力の外にいるって事か? "
C"・・・わたしの喉は乾いている・・・。そして頭も痛い。虫に刺された後が、どんなに掻いても痒いんだ。・・・つまり、わたしは今、信じられないほど「普通」になっている"
D"・・・・人間ってことか・・・"
C"・・・・・・"
D"ワオ・・。そりゃ気の毒に・・・"
C"問題はそこだ。わたしは、どこへ行くにも金が必要だ。・・・飛行機に乗るのも・・・食事にも・・・。それから、理想的には、たくさんの痛み止めのための薬"
D"わかった。心配しないでいい。Bobbyがいる。彼がおまえに現金を送るから"
C"Dean、待ってくれ"
B"俺が??"

話しが見えず、突然現金を送るはめになったBobbyは、何で俺が?と不審顔です。そんな事とは知らずCasは、話しを続けます。とても大事な言葉。

C"おまえは、Michaelに「NO」と言った。わたしは、おまえに謝らなければならない"
D"・・・Cas・・・その事はいいんだ"
C"おまえは、わたしが思っていたような、奴の焼けて壊れた入れ物なんかじゃなかった"
D"・・・ありがとう。そう言ってくれて感謝するよ"
C"どういたしまして"


最後のやり取りは、Deanはきっとホントに嬉しかったんだと思う。でも、照れるよね。
I appreciate that. なんて、ちょっと硬いもん。
Casは、この後、Bobbyからお金が送られてくるのをじっと待つ事に。そして、Casが戻るのを待ってられないDeanとSamは、Bobbyに気をつけてな、と送られて、2人きりでPestilenceの元に向かいます。

やって来たのは、Convalescent Home。
ここでは、まさか誰も死ぬ事になるとは思っていないでしょうね。それなのに、Pestilenceはわざわざここをお楽しみのために選んだんだとしたら、相当嫌な奴です。
まず、どうやってPestilenceを見つけるかって事が問題です。見た目人間と変わらないんですからね。Deanは、警備員室に行って、Eunice Kennedyを探してるなんて言ってます。そして、可哀想な警備員さんを殴って気絶させます。モニター画面の監視。


Deanったら、退屈そうに寝ちゃってますが、Samに起こされます。

S"・・・それでさ・・・・ヘイ!・・・結局、おれ達、何を見つければいいんだよ?"
D"う~ん、奴はPestilenceなんだから、きっと病気っぽい奴を見つければいいんじゃないか?"
S"・・・・・ここにいる人は、みんな病気っぽいよ"


そりゃそうだ。
元気になりつつあるとはいえ、皆さん病気だからここにいるわけですからね。本当に退屈の虫に飽き飽きしてきた頃、モニター画面に変化が現れます。
ひとりの男の人の画像にだけ走るノイズ。違うモニターに代わっても、やはりノイズがついてきます。
DeanとSamは、彼の後を追います。
それに気づいたDemonが、Pestilenceに知らせに行ってしまいました。


そして、冒頭の場面。
可哀想な女性を殺したPestilenceの元に、Demonがやって来て、Winchestersがやってきたので、この場を去らなければならないと言います。なぜなら、彼らにはVesselを殺してはならないという厳しい命令が下されているからです。ところが、納得いかないのがPestilence。彼は、自分の兄弟が受けた仕打ちを許す事が出来ません。怒鳴られて、ビビっちゃったDemonをヨシヨシしながら、Pestilenceは指輪を回します。
すると瞬く間にその辺りをVirusが覆ってしまいました。
廊下にいたドクターを看護師さんも、あっという間に死んでいます。
DeanとSamも、最後の角を曲がる頃には、突然具合が悪くなります。視界はぼやけ、まともに歩く事も出来ません。Pestilenceに近づいている証拠です。Samは、ふらつくDeanを抱きかかえようとしますが、自分も一緒になって倒れてしまいます。何とか立ち上がって、ドアに近寄ると中からDemonがドアを開けました。

P "Sa~m!De~an!"

元気いっぱいなPestilenceとは対照的に、ばったりと倒れ込むSam。Deanの方も倒れたまま動けません。Demonに引きづられて、部屋の中へ入れられます。DeanとSamは並んで床に倒れたまま、死にそうです。
Pestilenceは、スカーレット熱、髄膜炎、それに梅毒まで、あらゆるVirusを撒き散らしていました。病気とはそもそもとても純粋なもので、それに罹った人間が汚くなるだけだと言います。そして、それらは常に勝ち続ける。
ナイフに手を伸ばそうとしたDeanの手を踏みつけるPestilence。


P "・・・君達は、Godが何故、彼のすべての愛をそそぐか疑問に思わなければならない・・・とても汚い・・・そして、弱いものに!!・・・それは、バカげている。・・・私が出来るすべては、彼が間違っている事を明らかにする事だ。ひとつずつの伝染病の流行・・・。さて、1から10でいうと、君の現在の傷みは、どれほどだね?"


万事休すか!と思われたその時、ドアを開けて入って来たのは、Cas!!


D "・・・Cas・・・"


どうやって来たんだ?聴いたPestilenceに、Casはバスに乗ってきたと言います。・・・いやいや、そうじゃなく・・・ははは。相変わらず、ちょっとずれてるのね。そこが良いんだけど。

ところが!今のCasには、Pestilenceの猛毒Virusが効いてしまいます。血を吐いて倒れ込むCas。それを見たPestilenceは、CasにAngelの力がなくなっている事を悟ります。力のないAngelなんて恐くない、と油断したところを、落ちていたナイフを拾ったCasが、一気にPestilenceの指輪がはまった指を切り落としました。
DemonがCasに襲いかかりますが、倒れ込んだと同時に体にナイフが刺さって、死にます。
指輪を失った途端、PestilenceのVirusの効果もなくなり、元に戻る3人。Deanは、急いで指輪の嵌った指を手に取ります。


P "・・・それは重要ではない。もう、遅すぎる・・・"

そう言い残して、Pestilenceは姿を消しました。


ホント危なかったけど、Casの活躍で、何とか3つ目のリングは手に入りました。残るはDeathの持つリングだけです。でも、奴の居場所もわからない状態で、Bobbyの家に戻った3人は、この先どうすべきか頭を悩ませます。それに、Pestilenceが最後にい残した言葉が、どう言う事なのか。



B "とにかく、今回だけは上手くいってよかった"
D&S&C "・・・・・・・・・・・・・・・"
B "・・・なんだ?"
S "最後に、Pestilenceが言ったんだ。もう遅すぎるって・・・"
B "具体的には?"
S "何も言わなかった"
D "俺たちは、奴がどこかに爆弾を残したかもしれないと思うと、不安でしょうがない。・・・で、何か良いニュースがあったら、教えてくれよ"
B "・・・Chicagoは、荒廃しようとしている。千年に一度の嵐だ。天災が次々に起きているて、300万人は死にそうだ"
D "・・・は!・・・"
C "・・・わたしには、おまえの「よいニュース」の定義が理解できない・・・"
B "・・・・"

Casは、まだ、こういう会話を、そのまま受け取っちゃうから、話しがおかしいの。人間みたいになっちゃったて言っても、まだまだ感覚はAngelのままですね。


B "・・・とにかく、HorsemenのDeathは、そこにいるだろう。だから、奴が最後の嵐をおこす前に、俺たちが詰める事が出来れば、リングを手に入れられる"
D "ああ、随分簡単に言うんだな"
B "俺は、ただ良いように考えようとしてるだけだ"
S "・・・それはそうと、Bobby・・・、どうやってこの事を纏めたのさ?"
B "・・・・いや・・・ああ、ちょっと助けてもらった・・・"

そこへ現れたのはCrowley。

CR "謙遜しないでいい。私がほとんど助けたんだからね。やあ、みんな。会えて嬉しいよ"
D&S "・・・・・・・"
B "・・・・・・・・・"
CR "さあ、彼らに言えばいい。恥ずかしい事じゃない"
S "Bobby・・・?おれ達に、何を言うって言うんだ?"
B "・・・・世界は終わりを迎えそうだ・・・。なのに、魂ひとつで大騒ぎするなんて、バカみたいだろ"
D "魂を売ったのか?!"
CR "質入れしたってことだ。私はそれを返すつもりだよ"
D "じゃあ、返せよ!!"
CR "そうするさ"
D "今すぐだ!!"
S "・・・こいつとKissしたの?"
D "Sam!!"
S "ちょっと思っただけだろ"
D&S "・・・・・・・・・・・・"
B "・・・・・そんなわけあるか!!"
D&S "・・・・・・・・・・・・"
CR "ゴホン、ゴホン"

Crowleyの咳払いに、彼の方を見ると、その手にはiPhoneに映った、証拠のBobbyとCrowleyのKiss写真(汗)

D&S "・・・・・・・・・・・・・"
B "・・・(怒)何で写真なんか撮ってる?!"
CR "そっちこそ、どうして舌を使う必要が?"
B "・・・・・・・・・・・"
D "・・・わかった、もううんざりだ。今すぐBobbyに魂を返せ!!"
CR "悪いが、それは出来ない"
D "出来ないのか?!したくないのか?!"
CR "したくない、いいか?これは保険だ"
D "どういうことだ?"
CR "君はDemonを殺す。それにそこのデカイやつは、気性に問題がある。しかし、この保険がある限り、君達はわたしを殺せない"
B "このクソ野郎"
CR "私はそれを返す。すべてが終われば、私は問題なく逃げられるからね。わかったかな?!"


そうだったんだ。
Crowleyは、Bobbyの魂を保険として利用したんですね。DeanもSam(Crowleyは、Samの事を「Gigantor=鉄人28号」と言ってましたが)も、いつCrowleyを殺すかわからない。ま、Bobbyの魂を握っていれば、これ以上安全な事はありませんから。
ちょっと、ほっとした。
所詮はDemonなんだから、油断は出来ないけど、とにかく今はこのままそっとしておくしかないようです。


Chicagoに出かけるため、Impalaの所で準備をするDeanとSam。Samは、何か言いたそうです。


D "当ててやろうか?俺たち、話し合いをしようとしてるんだよな?"
S "・・・なあ、Dean・・・、あ~、これまでの前科から、おれ、Deanの決定に従うよ。おれのことも。Deanは、おれがLuciferを獲り込むには、弱すぎると思ってるんだよな。・・・おれもさ。信じて欲しい、おれは自分がどれ程メチャメチャにされるかわかってる。・・・Dean、Bobby、Cas・・・おれは、その中でとるに足らないもんだ"
D "何言うんだ、Sam・・"
S "事実だよ。そうなんだよ。でも・・・おれ達、全部やってきたのに・・・。他に方法があれば・・・でも、おれ、何もないと思う。後は、おれだけだ。・・・だから、おれ、他に何をすべきかわからない。自分が出来そうだと思うこと以外には・・・"


ああ・・・もうそれしかないのか・・・。
Samは、Deanには、自分がメチャメチャにされるってわかってるって言うけど、それなのにどうやってLuciferをコントロールしようって言うんでしょう。
Deanも、実は、もうそれしか方法がないかもしれないと思い始めてるような気がします。
同じ「YSE」でも、口先だけの「YES」なら、本心から望んでLuciferのVesselになる気がないのなら、何とかならないもんでしょうかね。


そんな兄弟の元へ現れたCrowleyは、持ってきた新聞をSamに渡します。そこには、Niveus製薬が、豚インフルエンザのワクチンを水曜日に出荷すると書いてあります。Niveusとは、Bradyのいた会社です。Pestilenceはまず、豚インフルエンザを蔓延させました。そして、ワクチンと偽って、Croatoan Virusをばら撒く。Croatoan Virusは、あっという間に全国に蔓延する事になります。これが、Pestilenceの計画だったんです。もう、遅すぎるとは、この事だった。Crowleyは、今度の木曜日には自分たちはんみんな、Zombieの楽園で生きる事になると言います。・・・楽しくない。




Chicagoでは、美しい白い車から降りたDeathが、前から来た男とに肩をぶつけられます。どこを見てるんだ!と言った男の人は、数歩行った先で突然倒れ込み、多分そのまま死んだ。Deathとは、とても気位が高そうで、静かに微笑みながら恐ろしいことを平然としそうな感じです。



みんなが出掛けるための用意を手伝っているBobbyの元に、Casがやってきます。手にはショットガン。見るからに、やり切れなさそう。



B "どうした?"
C "とうとうここまで来た"
B "まさしく"
C "・・・こんな大事な時に・・・わたしは、役に立たない。・・・わたしにあるのは、このショットガンだけだ。わたしはこれをどうすればいいんだ?"
B "狙って撃てばいいんだ"
C "わたしが役に立てたなら・・・"
B "お前は、本当に不満を言うつもりか?この俺に?"
C "・・・・・・・・・・"
B "過去を振り返るのはやめろ。それからこれをトラックに乗せろ"
C "・・・・・・・・・"


確かに、役に立てないつらさは、Bobbyが一番よく知っています。Casも、力がなくなっちゃって、歯がゆいんでしょうね。で、ついBobbyに愚痴っちゃった。Bobbyにしてみれば、自分よりはマシなんだから、って感じでしょう。重そうな荷物の重みを感じて、Casも前向きに現実を見てほしいです。



結局、やる事が2つ。Deathのリングを取りに行くDeanとCrowleyチームと、Croatoan Virusの阻止に向かうSamとCasチーム。


D "あ~、じゃあ、Zombieの蔓延を止められるよう祈ってる"
S "うん、そっちもDeathを殺せるように"
D "ああ"
S "・・・・おれ達が、WendidoをHuntしてた時のこと、憶えてる?アレくらい単純な事ってなかったよね"
D "そうだな"
S "・・・・それから・・・これ、必要かもしれないから"

Samはそう言って、ナイフを差し出しましたが、Crowleyはそれを止めました。そして、出して来たのは、小型の鎌。

CR "これは、Death自身の物だ。Golly、Demon、Angel、Reaper達を殺す。そして、噂ではDeath自身をも殺すらしい"
C "どうやって手にいれたんだ?"
CR "もしも~し?私を誰だと?Crossroardのキングだぞ。・・・さて行けるか?・・・Bobby、ずっとそこに座っているつもりか?"
B "いいや!ダンスに行くつもりさ!"
CR "女性の気を引きたいならそれも良いが・・・・"
D&S "・・・・・・・?"
CR "Bobby、Bobby、Bobby。君は、Crossroard Demonとの取引を無駄遣いしてるな。事実、君が正しく言葉を選んでいれば、もっと多くの物を得られる。・・・そう、私は、勝手に君のために、小さな契約を追加させてもらったよ"
D&S&B&C "・・・・・・・・・??"
CR "何を言えばいい?私は、利他主義者なんだよ。・・・そこに、ずっと座ってるのか?"


そう言われて、Bobbyは、車椅子からすっくと立ちあがります。

B "なんて奴だ?!"
CR "だろ?君の魂にはそれだけの価値がある。私は大した奴だ"
B "・・・ありがとう"
CR "感動のあまり涙が出そうか?さ!行こう"



驚きです。
Demonが、こんなことするなんてビックリです。まさかここでBobbyの足が治るなんて思ってもみませんでした。ずっとこのままって事はないんじゃないかと思っていましたが、まさかDemonの力で治るなんて・・・。
いや~とにかく良かった。
でも、これ、魂を返した途端、また元に戻っちゃう何てことないでしょうね?!


Croatoan Virusを止めるために移動中の車の中、SamはCasに、Luciferに「YES」という計画を話しました。このチームには、歩けるようになったBobbyも加わっています。


C "Luciferに「YES」と言って、そこへ飛び込む。・・・おもしろい計画だ"
B "これのためにある言葉だな"
S "で、今までで聞いた中で最悪の計画だって言ってくれ"
C "もちろん。おまえがそう言ってほしいなら、わたしはそれを言う事が出来て、満足だ"
S "・・・・・・・・・・"
C"だが、わたしはそうは思わない"
S "ほんとに?"
C "おまえとDeanは、わたしの予想をはるかに上回る。Deanは、Michaelに反抗した。・・多分、おまえは、Luciferに抵抗できるだろう"
S "・・・・・・・・"
C "だが、知っている必要がある事がある"
S "たとえば?"
C "Michaelは、別のVesselを見つけた"
S "なに?"
C "それは、おまえの兄弟、Adamだ。考えただろう?"
S "いや、考えてなかった"
C "・・・Sam・・・、おまえがLuciferに「YES」と言って、そして失敗したら・・・戦いが始まる。そして、巻き添え・・・それは非常に大きい"
S "・・・・・・"
C "それに、Demon Bloodの事もある"
S "なに?!何の事だよ?"
C "Luciferを取り込むには、おまえが今まで飲んだ以上のDemon Bloodが必要だ"
S "でも!どうして?!"
C "それは、Vesselを強化するためだ。それが、爆発しないために"
S "でも、今奴が入ってる・・・"
C "4リッターは飲まなければ"
S "・・・・・・・・・"
B "これのどこが、今まで聞いた中で最悪の計画じゃないって言うんだ?"


ほんと、最悪中の最悪です。
成功するかもわからないし、LuciferのためにまたDemon Bloodをたらふく飲まなきゃならないなんて、考えただけで目の前が真っ暗です。
まったく、ちょっと光が見えたかと思ったのに、まったくそんなことなかった。足元には真っ暗で深~い闇が、ますます口を大きく開けて待っているだけです。



でも、今はとにかくCroatoan Virusを何とかする事の方が先です。Virusが保管されている倉庫についた3人、まだ配送には1時間あるはずだったのに、1台目のトラックがもう外に出て行こうとしています。仕方なく突入する事になります。Casが、トラックの運転手を殴り倒して車を止め、出入り口の門の電動開閉機を壊します。その時、クラクションがなっちゃって、中にいたDemonに気付かれてしまいます。SamとBobbyが建物の中に入ると、すでにCroatoan Virusに侵された人達が、そうでない人を襲っていました。向かってくる奴らを片っ端から銃で撃ち殺して行きます。普通に死んでくれるからまだDemonよりは楽ですね。
SamとBobbyは2手に別れます。



その頃DeanとCrowleyは、目的の場所につきました。CrowleyにはたくさんのReaperの姿が見えています。ところが、様子を見に行ったCrowley、戻って来たはいいけど、Deathがそこにいなかったって言います。なんてこと、そして今Deathがどこにいるかわからないって。このためにBobbyは魂を売ったんだぞ!何100万人も死ぬ事になるのにと、怒鳴るDeanですが、どうしようもなくとにかくここを離れようと言うCrowleyについて行くしかありません。

町中のピッツァレストランの中を覗き込むCrowley。どうしてかはわかりませんが、Deathが、ここにいることを突き止めたようです。そして、消えてしまいました。



SamとBobbyは、残っていた人達を助け出しています。ホッとしたところを、飛び出してきた感染者に倒され、首を絞められるSam。Bobbyは撃とうとしますが、弾切れです。
そこへ現れたのはCas.ショットガンで頭を吹き飛ばすとひと言。

C "実際、これも役に立つ事はある"

そりゃそうです。
そして、なんとか、Croatoan Virusの方は、阻止できたようです。




一方、Deanの方。
ピッツァレストランの中は、全員死んでいます。
ひとりを除いて。
死体の中でひとり食事をする男が、Deathです。
Crowleyから渡された、Deathの鎌を持って、そっと近づいて行きますが、その柄が熱くなって持てなくなり落としてしまいました。気づくとそれは、Deathのいるテーブルの上に。



DH "返してくれて感謝するよ。こちらへ、Dean。ピッツァは美味しいよ"

いつの間にか、外は嵐です。

DH "座りなさい。私を見つけるには十分長い時間だったね。私は君と話をしたくなっていたよ"
D "・・・・それについて、言いたい事はいろいろとあるけど、・・・そ・・・それで・・・どこで俺を殺す?"
DH "君は、自分中心に物事を大げさにするセンスがあるね。・・・私のようなもの、君のようなもの・・・バクテリアが君のテーブルにあったならどう感じるかね?そして、不機嫌になり始めたか・・・。これは、太陽系の中の小さな惑星だ。銀河では辛うじてその端に引っ掛かってる。・・・・私は年を取っているんだ、Dean。非常にね。私が君を連れて行くなんて、取るに足らない事だと気づくだろう
D "・・・・・・・・"
DH "さあ、食べなさい"


ピッツァ?キッシュ?をお皿に取り分けられ、勧められます。恐る恐る口に運ぶDeanですが、問題なく美味しかったようです。
Deanがビビってるんですが、ほんと、このDeath、ただの痩せた老人なんですが、不思議な威圧感があって、Deanなんてまだまだひよっこだって、ひしひしと伝わってくるの。それもそのはず。


DH "美味しいだろ?"
D "聞くけど・・・いったい何歳なんだ?"
DH "Godと同じほどかな。我々のどっちも、もう憶えてはいないが。命、死。鶏と卵。どちらが先だったか・・・。気にする事はない。最後には、私はまた彼を手に入れる"
D "Godを?あんたは、Godを手に入れるのか?"
DH "もちろんだ。Godも死ぬんだよ、Dean"
D "・・・・これは・・・俺の手には余る事だ"
DH "少しな"
D "・・・で?なんだ、俺はまだ息をしてる。あんたとここに座ってるにかかわらず・あ~、つまり、あんたは、どうしたいんだ?"
DH "私の首にある鎖をはずしたい。Luciferが、私に結び付けた。あるべきでない小さなSpell。彼が望む時、必要とする時、私は彼のそばにいる"
D "・・・・・・・・・"
DH "そういう訳で、私は君の元へ、行く事が出来なかった。君が来るのを待たなければならなかった"
D "・・・・・・・"
DH "彼は私を自分の武器にした。ハリケーン、洪水。私は、君が処理できるより強力だよ。そして、癇癪持ちの生意気な子供に囚われている"
D "・・・それであんたは・・・・俺があんたを解放する事が出来ると考えてるのか?"
DH "君のバカな虚勢がまたでたな"
D "・・!・・"
DH "もちろん君には出来ない。だが、君は私を助ける事は出来る。Luciferの銃から、弾を取り出してくれ"
D "・・・・・・・"
DH "これが望みだろ?"

そう言って、右手にハマった指輪を見せます。
なぜ、自分に指輪を渡してくれるのか、理解出来ないDean。でも、タダなわけないんですよね。タダより恐ろしいものはない。

D "・・・ああ・・・"
DH "私は、これを君に与えよう"
D "俺に与える?"
DH "そう言ったろ。"
D "でも、なんで・・・・Chicagoなんだ?"
DH "ここにとどまろうと私は思ったから。私はピッツァが好きだ"
D "・・・・・"
DH "・・・条件がある"
D "・・・OK、どんな?"
DH "君は、Luciferを檻に入れるためには、出来る事は何でもしなければならない"
D "もちろん"
DH "どんなこともだ"
D "それは計画か"
DH "いいや、いいや、計画ではない。今はまだ"
D "・・・・・・・"
DH "君の弟。彼は、Luciferを止める事の出来るただ一人の人間だ"
D "・・・あんたが言いたいのは・・・・"
DH "わかってる。そう、私は約束を必要とする。君は、君の弟にそれをさせる事になる。その火のような穴へ、彼を飛ばす事になる"
D "・・・・・"
DH "さあ、どうする?"

外した指輪を差し出して、Deathは答えを迫ります。Deanは、他に選択肢がなくて「YES」と言います。

D "・・・・OK・・・イヤー・・YES"
DH "そう、これは「YES」の方が良い、Dean。君は、この死を免れる事は出来ないと知っているな"
D "・・・・・・"
DH "さて、取り扱い説明書がいるかね?"



指輪を手に入れて、Bobbyの所に戻って来たDean。
4つの指輪は、近づけるとひとつにくっつきます。まるで磁石のように。
歩けるようになったBobbyは、それが夢じゃないかともうとちょっと恐いけど、今はいい気分のようで、Deanにビールを渡します。
Deanは、指輪がくっつくところをBobbyに見せます。Bobbyは、それを触ろうと手を伸ばしたけどやめます。



B "で?Deathは、人々に何をするかお前に話したのか?取引全部?"
D "ああ、キチガイじみてる。また大きな問題を抱えたよ"
B "本当か?どんな?"
D "Deathが奴に対してウソをついた人間に何すると思う?"
B "良いことなんて何もないだろ"
D "ああ"
B "何が言いたい?"
D "俺は、SamにLuciferを乗せさせる事になるって言われて、それに同意したんだ"
B "Deathが、SamがLuciferに「YES」と言うべきだと言ったのか?"
D "わからない。いや、そうだ。・・・つまり、そう言って、SamはLuciferのために働くんだ"
B "そう言いだすだろうと思ってたさ"
D "そしたら、それはお涙ちょうだいの話しになる。Samは死ぬんだ"
B "Samの死か・・・。もっと、全体を見てみろ"
D "マジで?"
B"俺が言いたいのは・・・"
D"やめてくれ!いったい何がこれに対して起ったっていうんだ?"
B"いいか、Samの事じゃない。しかし、"
D"しかし?!何が?"
B"Niveus製薬で。Samは、多くの人を救った。それは、けっして止められない。けっして悠長にはしてられない。・・・俺達は、あいつに厳しくしてきた、Dean。常にそばにいて。でも、その一方で、あいつはそうだった時から、燃える建物に飛び込んでいったろ"
D"・・・何度もな"
B"なあ、Samは、自分の暗い部分を知ってる。俺は、あいつがまた、そうしないとは言わない。だが、あいつはそれとは反対に、良い事もたくさん手に入れた"
D"・・・ああ、わかってる"
B"それにお前は、SamがDevilを倒すか、それを試して死ぬかっていう事も、わかってるだろ。それは俺達が得られる最高の答えじゃないのか?"
D"・・・・・・・・・・・"
B"だから、俺はお前に訊かずにはいられない、Dean。お前本当は何が恐いんだ?"
D"・・・・・・・"
B"負けることか?それとも、自分の弟を失うことか?"
D"・・・・・・・・・・・・・"




Bobbyの問いに、Deanは何も答えられませんでした。
自分の弟を失うのが恐いがために、この世界を救えるかもしれない選択肢を選ばないなんて、果たして正しい事なのか?
多くの人を救うためには、犠牲はつきものなんじゃないのか。
でも、そうはいっても、こればかりは割り切れるもんじゃないです。
世界が滅んでも、愛する人を失いたくないと思うのが、人間ってもんです。が、そうなると、生きて行く世界そのものがなくなっちゃうんで、結局はどうしようもないんですが。

究極の選択ですが、もう選ばないわけにはいかない状況です。
来週のSneak Peekで、DeanはSamの選択に同意する事にしたところが出ていましたが、
恐すぎます。
まったく、どうなっちゃうのか、泣いても笑っても来週で、Finaleです。みなさん、心して挑みましょう。


いろいろ言いたい事はありますが、今日はこれからお出かけです。
訳も、最後はバタバタになっちゃったけど、とりあえずここでUPしますので、また後でひょっとしたら、加筆修正するかもしれません。
ではまた。


*5月9日、加筆修正しました。

***

2010/05/07

OMG!!! Supernatural Season5 Finale Ep22 "Swan Song" Promo Video.

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。








OMG!!OMG!!!OMG!!!!





Supernatural Season Finale "Swan Song" Promo Videoです。



Supernatural Season Finale "Swan Song" Promo Trailer






Deeeeeeeeeeeeannnnnn!!!!
Sammmmmmmmmmyy!!!!



もうメチャメチャ大変だ~~~~!
なに~~~~???Deanのあの顔!!!!
あんなにボコボコに腫れあがっちゃって!!!
勘弁してくれ~~~。
鏡の前のSam?!あなたなの??
が~~~!!もう大騒ぎです・・・落ち着け、わたし・・・。



それから、Ep21は、何だか嵐の前の静けさって感じで、不気味だった。
しかし!Deanが払う大きな代償とは、Samの事だったのね!!!
何てこと~~。
Deathってば、話のわかるふりして、Deanの一番大事なものを犠牲にさせるつもりなんだ!!

あぁぁぁぁぁぁ・・・もう、どうしよう・・・っていうか、どうなっちゃうの?
ほんとにこんなんで、来週Finaleを迎えられるのか??
心配でこの先の1週間は、何も手につきそうにないです(涙)


***

2010/05/05

Supernatural Season5 Ep21 "Two Minutes To Midnight" Sneak Peeks.

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。








Supernatural Season5 Ep21 "Two Minutes To Midnight"の Sneak Peekです。









Second sneak peek clip of Supernatural's "Two Minutes To Midnight"


Third sneak peek clip of Supernatural's "Two Minutes To Midnight"





Booooooooooooooys!!!!
大丈夫か~~~~???
・・・ああ・・・でも、SamがDeanを抱きかかえようとするところ・・・何とも言えず・・・好きだな~。

Crowleyは、なんだかエラク弱気というか、後ろ向きというか・・・。



それから、Season Finaleで、わたしたちの「Beloved Character」が死んじゃうっていうSpoiler。
BobbyかCasかしか思い浮かばなかったですが、チラリと読んだところによると、どうやら大事なキャラを忘れていた事に、気づかされました。

Deanの最愛の彼女、Impalaです。
Finale Epで、Impalaに何か大変な事が起る事は間違いないようなんですが、それが本当に"死"と呼ぶような、再起不能な状態になるのかどうなのか、次のSeason6でImpalaが登場しないなんていう悲しい事になっちゃうのかどうかはわかりません。

でも確かに、Impalaってわたしたちの「Beloved」なキャラですよね。
彼女なしで、Supernaturalは語れないでしょう??
・・・まったくKripkeったら何考えてるんでしょうか・・・。
Impala、どうなっちゃうんだろう・・・。

ほんと、最後の最後まで心配事が山積みの、ハラハラドキドキの連続です。


***

2010/05/03

Happy Birthday Sammy!!

ゴメンナサイ!!
ごめんなさい!!
I’m so Sorry!!!

どうしていつも忘れるかな~。


何を謝ってるかというと、そうです、Samのお誕生日をすっかり忘れていました。ゴメンナサイ!


Deanのお誕生日は比較的忘れないんだけど、何故かSamのお誕生日は毎年忘れる・・・(汗)

どうしてか、考えた・・・・。

(考え中・・・考え中・・・ピンポ~ン!!閃き!!)


連休中だからだ!!
それだ!!
連休中で、飲んだくれてつい忘れちゃうんだわ!!

・・・と、一応言い訳してみました。


で、昨日、5月2日は、我らがSam Winchesterの27回目のお誕生日でした!!

そっか~、27か~。
もうそんなになったんだね~。

・・・フムフム、オネイサン、何だかとても感慨深いものがあります。
思えば、最初はもっとひょろっとしてたのに、いつのまにかこんなに(美味しそうに)育っちゃって・・・。この先も、その調子でカッコよく育って行ってね。

Season5は、とうとう後2話。
まったくもって目が離せない状況ですが、とりあえず今日は、一日遅れでSamのお誕生日をお祝いしたいと思います。


Happy Birthday Sammy!!


I love Sam Winchester.
I really trust you.


***

2010/05/02

Supernatural Season5 Ep21 "Two Minutes to Midnight" Sneak Peek.

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。






Supernatural Season5 Ep21 "Two Minutes to Midnight"のSneak Peekです。






Supernatural Season5 Ep21 "Two Minutes to Midnight" Sneak Peek.



S "こいつとKissしたの??"
D "Sam!!"
S "ちょっと考えただけだよ"
D&S "・・・・・・・・"
B "そんなわけないだろ~~~~~~~!!!"
CR "ゴホン、ゴホン"

Crowleyの手には、(衝撃の!)BobbyとのKissシーンが写ったiPhoneが!!

B "・・・(怒)何で写真を撮ってるんだ??!"
CR "そっちこそ、どうして舌を使う必要があった?"



・・・もう何も言うまい・・・。

いや!やっぱり言わせてもらおう!!
Crowley!何故、証拠写真撮ってるの?
Demonの世界でも、最近は約束不履行とかあるわけ?
舌うんぬんというのは、Crowleyの意地悪だと思いますが、DeanとSamのあの顔!!
そんなBobbyの状況は、不安ですが、大爆笑しちゃいました。ゴメンナサイ。


それとは別に、Cas!!
お帰り~(嬉)
以前、AnnaとRubyが並んでた時があったけど、今度は男性版AngelとDemonですか。
・・・シュールだ。


***

2010/05/01

Supernatural Season5 Ep20 "The Devil You Know" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。












Supernatural Season5 Ep20 "The Devil You Know"の感想もどきです。




とうとうEp20まで来てしまいました。
どうやら、ここからは途切れなしで、次回に続いて行く創りに成っているのかな?

しかし、ここでJessの事がまたまた出てくるとわね。
Samが、自分をいかにコントロールできるか、怒りにまかせて我を忘れてしまわないか。試されているようなEpでした。
・・・う~ん、Deanの最後の表情から、若干の不安が残る気がしましたが、どうなるんでしょうね。



さて、いつもの通り、
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。





冒頭、製薬会社の動物実験室。豚インフルエンザが流行しているようです。新しいワクチンを開発中。Niveusという製薬会社が、本気で新型のインフルエンザを心配してるなら、ワクチンを無料で配るだろう、なんて2人の研究者が言ってます。実際はそんなことない。いつの世も、お金儲けにならない事は嫌われる。ところが、そこで掃除をしていた男の人が、突然会話に乱入。持っていた注射器を片方の人の首に突き刺し、中の液体を注入します。そして自分は、外に出て電子ロックを破壊し、中の2人は逃げられなくなりました。出してくれ!!と叫ぶひとりに襲いかかるもうひとり。注射された液体は、人を凶暴化させる。飛び散る血、襲われる男の悲鳴、実験体のサルの叫び声。観察していた男の瞳は真っ黒になります。Demonの動物実験。Croatoan Virus、実験台はもちろん人間です。



DeanとSamは、病院に来ています。
多くのインフルエンザ患者に交じって、先週のEpでPestilenceに盛大に鼻水をひっかけられていた男の人もいます。すっかり罹患してしまったようです。
DeanとSamは、マスク着用で、今回はCDC役。
1日半前は一件の患者も見られなかったのに、いきなり70例も患者が出て、ドクターは
CDCが来てくれた事は歓迎だけど、今必要なのはワクチンなの、と訴えます。Samは、患者に何か変わった事はないか、例えば攻撃性とか、なんて聞いてます。そんな事は今のところ見られないようですが、強いて言うなら、突然爆発的に大流行が始まった事かしらと。
1日半前というと、何体かの彫像が泣き始めた頃だと言ったDeanの言葉を聞き咎めたドクター。この人何おかしなこと言ってるの??って感じですよね。2人が誤魔化すのに必死で、おかしい。


DeanとSamは、Impalaの中からBobbyに電話します。
間違いなくPestilenceの仕業だろうけど、どうしてインフルエンザなんて生易しいウイルスを撒いているのか疑問です。Pestilenceが、Virusを撒いたのは、この町で4つ目。奴を見つけるのに何もパターンが見えてきません。Bobbyは、2人に東に向かうように言います。
"East??"と、ハモル2人。
彼らは今、West SideのNevadaにいます。
頑張って運転しろ、と言うBobbyの声に黙って電話を切ります。
と、そこへ突然バックシートに現れたCrowley!
Samが、ナイフで殺そうとしますが、もうバックシートにはいませんでした。おかげで、Impalaのバックシートに穴が開いちゃったじゃないの!
止まったImpalaの窓をノックするCrowley。
DeanとSamは、Crowleyが、LuciferにColtがまったく役に立たない事を知っていて、自分たちを嵌めたと思っていました。あのバカな計画のせいで、EllenとJoを死なせる羽目になったと。


CR "君達は、動揺してるようだが、我々は話しあった方が良い。ここでではなく・・・・"
S "話したいだって?!あんな事しておいてか?!!"
CR "な、何の後?・・・私が君達に何をしたって?!私はColtを与えたじゃないか!!"
S "ああ!Devilにはまったく効果がない事を知ってたくせにな!!"
CR "知らなかった!!
S "おれ達を嵌めたんだ!!おれ達はその自殺行為で仲間を失った・・・・・本当にいい人達を!!!"
CR "それは君たち自身の問題だ!・・・いいか?状況は変わってない。我々はまだ同じ状況にいる"

Samは、聞かずにナイフで襲いかかりますが、Crowleyはうまくかわします。

CR "そうだと確信している。頼むから君の犬を落ち着かせてくれ"

Sam、犬扱いですか・・・。確かに大きなワンコに見えるけど・・・。
DeanはSamを手で制し、質問します。

D "その根拠は何だ?"
CR "私はPestilenceの居所を君達に教える事が出来る"
D "・・・Pestilenceについて何を知ってる?"
CR "彼を捕まえる方法を知っている"
D "・・・・・・・・"
CR "興味を持ってくれたんだな?"

D"・・・・・・・・・"
S "本気で聞いてるのか?!!"
D "・・・Sam・・・"
S "おかしいんじゃないのか!!!"
D "黙ってろ!Sam!"
CR "2人とも黙るんだ!!"
D&S "・・・・・・・・・"
CR "いいか?誓って言うが、Coltの事は、本当に知らなかったんだ。確かにあれは私の間違いだ。しかし、何も変わっていない。私はまだDevilに死んでほしい。・・・ただ・・・Devilが、私が彼に死んでほしいと思っているという事を知っていること以外は・・・。私は彼の創造した中で、もっとも使い物にならない息子になった"
D "そんなこと俺たちの知った事かよ!"
CR "彼等は私の家を焼き払った!!私の仕立て屋を食べてしまった!!血だらけのSalamanderのような、岩の下の2カ月!そこら中のDemonは、私のために彼の眼を取り出した!・・・・そして、まだ、私はここにいる・・・・。この道の真ん中で、私はSamとDean Winchesterに向かって話している。忌々しいスポットライトの下で!!!"

そう怒鳴ると、Crowleyは街灯を壊してしまいました。Luciferにばれたんじゃ、オチオチ眠ってもいられなかったでしょうね。ま、Deanの言うように、知ったこっちゃないけど。かなり切羽詰まっているようです。

CR "・・・私と来てほしい、お願いだ"
D&S "・・・・・・・・"
CR "Horsemenのリングが欲しいんだろ?"
D "!・・・・・・・・・・"
CR "ああ、知ってるんだ、すべて"


彼は、GabrielがLuciferさえ知らないと言っていた、Horsemenのリングの事をすべて知っていたのです。
結局、DeanとSamは、納得しきれないまま、彼について行く事にしました。



着いたのは、Crowleyの現在の隠れ家らしい、ボロ家。
ところで、今のDeanとSamには、肋骨にCasが書いたSpellがあるため、どのAngelやDemonにも、見つけられないはずです。なぜ、Crowleyに、彼らを見つける事が出来たかと言うと、前回、DeanとSamがCrowleyの家に踏み込んでColtを手渡された時、彼の部下が、Impalaに不思議なコインを仕込んでいたのです。それは、追跡装置のようなもので、居場所はおろか、話まで聴く事が出来る。だからCrowleyは、Horsemenのリングの事も知っていたわけです。

とは言っても、Crowleyは直接Pestilenceの居場所を知っているわけではありませんでした。彼は、Horsemenの道筋を把握している男を知っていました。


製薬会社Niveusでは、新型インフルエンザのワクチン開発の遅れが深刻なようで、会議で叱責される社員。
Bradyと言うのは、この製薬会社の社長?CEO?とにかくエライさんのようです。会議の後、先ほど叱責した部下Mitchellを呼び出し、謝る彼に、君のような社員は必要なんだから謝る必要はないと言います。喜ぶMitchellですが、Bradyの出には剃刀と杯が握られていて、ひと言の声を出す暇もなく、喉を切り裂かれ、溢れ出た血は、杯にためられていきます。必要とは、こういうことだったのね。お気の毒に。
そして、Mitchellの死体を片付けた男の瞳は真っ黒、Demonです。
Bradyは、血の入った杯を前に、何やら呪文を唱えます。
・・・これって、Megが、同じ方法を使ってましたよね。
瞳が真っ黒になったBradyは、ワクチンの実験が非常に素晴らしくグロテスクな結果をもたらしたと報告しています。杯の血の中から、蝿が一匹、2匹と出てきている事を見ると、彼が話しているのは、どうやらPestilenceのようです。
?Croatoan Virusにも、実験が必要なわけ?



その頃DeanとSamは、Horsemenのハンドラーを捕まえに行くため武器を準備中です。でも、Samはやっぱり納得できない様子です。


S "おれ達、何でこんな奴の言うこと聞いてるんだよ?Dean!こんなの正気じゃない!"
D "ああ、そうだな"
CR "我々は、幸せな家族だよな?素晴らしい"
D "用意はいいか?"
CR "ああ、出来てる。Sam、暖炉の火を絶やさないようにしておいてくれよ"
D "・・何を言ってるんだ?"
CR "Samには、ここに残ってもらう"
S "どういう事だ?!"
CR "・・・私が、君を好きではないのでね。信用もしてない。そう・・・君は私を殺そうとし続けるだろう"
S "そうはならないさ!!"
CR "私は、招待されていない君には聞いてない。私はDeanに訊いている。行くのか行かないのか?"
D "・・・・・・・・・・"
CR "・・・君達の、最後の数日を楽しんでくれ"

Crowleyは、背を向けて行ってしまおうとします。

D "・・・待て!・・・行く"

信じられないおもいで、Deanを目で追うSam。

D "何て言えばいい?俺はこいつを信じる"


この間、Samの事は信じられないって言い切ったDeanが、その同じ口でDemonを信じるって言うなんて、Samにとってはかなり凹みますよね。自分への信頼はDemonにも劣るのかって。その証拠に、DeanとCrowleyを苦々しい思いで見送った後、Samは酒を煽りながら、Bobbyに電話で愚痴っています。


S "でさ、Deanったら、Crowleyと行っちゃったんだぜ"
B "・・ああ~Sam、いいか、俺だってDemonなんて嫌いだ。それは、まったく狂ってる。でもな、・・・俺にもわからん。こんな一年が続けば、オカシクなる時もあるさ"
S "・・・ああ・・・たぶんね・・・。なあ、Bobby・・・"
B "なんだ?"
S "・・・Possessされた時のこと、憶えてる?"
B "ああ、ピンと来たさ"
S "・・・Megが、Deanを殺せって言ったけど、やらなかったよね。自分の意思を取り戻した"
B "ああ、自分を刺すくらいの時間はな"
S "・・・なあ、それってどうやるの?つまり、どうやって、自分を支配する奴を押し込めた?"
B "・・・何でそんなこと聞くんだ?Sam"
S "おれ達が、Devilを入れる檻を開けたとしてだよ、それで?それからどうする?おれ達、Devilをそこまで連れてって、さあ、って言って奴に飛び込ませるのか?"
B "そうか。そりゃ、参ったな"
S "でも、Devilをそこまで連れて行って、そして、おれが飛び込むならどうだろう?"
B "・・・Sam・・・"
S "それって、Bobbyが自分を刺した時みたいだろ?ひとつの行動が、大きな飛躍になる"
B "おまえはバカか!俺を殺す気か?!!"
S "・・・Bobby・・・"
B "俺達は、ただおまえの兄弟の無茶を話してただけなのに、それが、急におまえが「YES」って言うための列に並んでるだって?!!"
S "違うよ!そんなつもりじゃないって!みんなが賛成してくれないならやらないよ。でも、おれ達、選択肢を検討しないと・・"
B "これは選択なんかじゃない!Sam!"
S "どうしてダメなんだよ?"
B "おまえには、出来ない。俺がやった事は、万にひとつの成功だったんだ。あのDemonは、蟻みたいに弱かった。それでも、脳ミソん中は大格闘だったんだぞ!それなのに、おまえは自分をSatanから、取り戻せるっていうのか?!"
S "ああ、そうさ"
B "・・・なあ・・・、それがどうして「Possess」って言われてる?おまえも、すべての人も、もっと分別を持つべきだ"
S "おれ、十分強いよ"
B "そうじゃないだろ。奴はおまえの守りの中から、ありとあらゆる隙を見つけるぞ、Sam。そしてそれをおまえに対して使ってくる。恐れ、悲しみ、怒り。・・・そして、それに直面した時・・・・、おまえは必ずしも、怒りをコントロールできるわけじゃない。おまえは、自分自身さえコントロールできないのに、どうやってDevilをコントロールするって言うんだ?"
S "・・・・・・・・・・・"


Bobbyの言う事は、正しい。
普段、自分の感情をコントロールできないで、LuciferにPossessされた時にだけ、それをコントロールするなんて、無理な話でしょう。現に、今だって、SamはDeanに置いて行かれた事に、傷ついて怒ってて、悲しんでる。
Bobbyが、Samの事を「Kid」と呼んだけど、ほんとだよ。
もっと思慮深くならなきゃ、Luciferには勝てっこない。
確かに、感情に任せて行動する事も、時には必要だし有効な時もあるけど、Samの場合は裏目に出る事が多いから、心配です。



CrowleyとNiveus製薬会社へやってきたDean。
双眼鏡で敵情視察です。1階受付には人がいます。Deanは、ここにいるのはDemonだと思っていたようですが、彼らはただの人間の警備の人。Demonは、最上階の12階にいます。一瞬のうちに消えたCrowleyが、受付の人間を殺してしまいました。自分達は、タイトな時間の中で、行動しなければならないと言いますが、Deanは簡単には割り切れない様子。
そんなDeanをCrowleyは、ひとりでエレベーターに乗せ、Demonを説得してくるように言います。エレベーターの中でひとり、ナイフを見ながら不安そうなDean。
廊下にいたDemonが殺される音に気付いたBradyが手を動かすと、ドアが開きDeanを見つけます。Bradyは、Deanの事をもちろん知っていました。Samの事も、Dean以上に。
座るように勧められ、素直に椅子に座るDean。
Deanは、自分はWarとFamineのリングを持っていて、それをBradyが欲しがっていると聞いたので、役に立てると思うと言います。リングが、どこにあるのかと聞かれ、ここにはないので、一緒に来てほしいと言います。この誘い文句は、CrowleyがDeanに教えたものです。Bradyが、Horsemenのリングを欲しがっているから、それを餌にすれば誘き出せると。ところが!それ、ウソだったんですね。Bradyが、欲しかったのはリングではなく、Deanだった。そして、ボッコボッコに蹴飛ばされて、エレベーターに何とか逃げ込むDean。1階まで下りてきて、様子をうかがいますが、いつの間にか後ろに立つBradyに、またもやブッ飛ばされます。が、ここで登場したCrowleyが、Bradyの頭に、何やらSpellが書かれた袋をかぶせて、頭をこれでもかってくらい鉄の釘抜きで、殴り倒します。
動かなくなったBradyを間に、文句を言うDean。Bradyの目当ては、リングじゃなく、俺自身じゃないか!!
Crowleyは悪びれもせず、「間違った情報でバカをやっちまったふり」なんて出来なかっただろ?と・・・。ほんと、You son of a bitch!です。


Impalaのバックシートで、Crowleyは、Bradyの体に、Spellを刻みます。これで彼は、この体から煙になって逃げ出す事が出来ないそうです。そして、この時Deanは、Crowleyから、SamとBradyの因縁について聴く事になります。



Samの待つ家に帰って来た3人。


S "Deanは?"
CR "・・・私は、これには反対したんだ。・・・ハイレベルな背信行為に関する協議・・・これは非常に難しいビジネスになる"
S "何の事だ?"
CR "私は、Deanにここへ戻ってこないように頼んだ。我々は、君から遠く離れた場所にいるべきだ。Deanは、私の陳腐な泣き落としにも、あらゆる言葉で反論した。・・・仕方ない、やってくれ。行くがいい。我々の最後の最高の望みを撃ち砕くがいい。・・・あるのは世界の終りだけだ"

何の事かわからないまま、Deanの元へ行くと、頭に布をかぶせられた男が、Devil’s Trapの中の椅子に座らされていました。そいつを縛りながらSamを見たDeanは、彼に言って聞かせます。


D "・・・Sam"
S "何が起ってるって言うんだ?Dean"
D "お前は、これがミッションだって言う事を忘れないでいてくれ、いいな?集中しろ"
S "わかんないよ。何の事?"
D "俺は、おまえを信用するから、奴をここへ連れて来たんだ"
S "おれを信用する?何について?"


ここで、Bradyが気づきました。
そして、彼は、Samに声をかけます。Samの事を知っている口ぶりです。


BR "・・・Sam?・・・Sam、お前なのか?"


Deanが頭の布を取ります。
そこに現れた顔を見たSam、意外な人物に驚いたようです。


S "・・・Brady?"
BR "・・・Bradyはいなかった。・・・そう・・・俺達が2年生の中頃から・・・"
S "何だって?"
BR "その通り。お前の肩には、あの当時からDevilが乗ってたのさ"
S "・・・・・・・・・"
BR "さあ、今になって、ようやく理解出来たか?"
S "・・・このクソ野郎!!なんて奴なんだ!!!お前がおれにJessを紹介したんだぞ!"
BR "間抜けめ!やっとわかったか"
D "クソ!Sam!!"
S "殺してやる!!"
BR "はははは!"


Bradyに襲いかかろうとするSamを、Deanは必死で止めます。そして、隣の部屋まで彼を押し戻しますが、Samは完全に頭に血が昇っています。


D "ヘイ!!もういい!!"
S "どいてくれ!!"
D "ダメだ!"
S "どいてくれよ!!Dean!!!"
D "俺たちが勝つ唯一の方法がある。それは、奴を殺しちまったら、終わるんだぞ!"
CR "・・・ああ・・・難しくしてくれたな、感謝するよ"
S "・・・・・・・・"

2人に代わって、CrowleyがBradyの説得に向かいます。

D "いいか、よく聴くんだ。俺たちがDevilに勝つためにはPestilenceが必要で、それにはBradyが不可欠なんだ "
S "どうして?!Crowleyがそう言ったから?!どうして、奴を信用するんだよ?!それって、おれがRubyを信用したのとどこが違うって?!それとも、学生時代におれがBradyを信用したのとは?!!"
D "・・・・・・・・"


Sam、それとこれとは話が全然違うでしょう。
ここでRubyを引き合いに出す??
あの時Samは、Deanの事信用してなかった。殴り倒して首まで絞めて、止めるのも聴かずに出て行ったけど、今回Deanは、ちゃんとSamを信用して、Bradyをここへ連れてきた。Sam、やっぱりJessの事だと、いまだに冷静さを欠いています。まったくもう、完全に頭に血が昇っています。Bobbyに言われた事思い出して。

大学時代、SamにJessicaを紹介したのはBradyだった。彼らは本当に親友だった。ある日、天井で焼き殺されるところでJessの人生が終わる事は、Samの恋人になった時に決まったと言う事です。SamがJessの事を好きにならなければ、またその逆だったら、彼女は死ななかった。あの時死ぬのはJessである必要はなかった。「Samの恋人」でさえあれば、誰でもよかった。
そしてJessを焼き殺したのは、彼女をSamに紹介したBradyだった。その時のBradyは、中身が変わっちゃってたけど、ずっとSamのそばに友達のふりでいた。Samって、結局、自由だったと思い込んでいた大学時代でさえ、そうじゃなかったんですね。いつも、Demonに監視されてたってことだ。
なんて人生・・・。



その頃Crowleyは、Bradyを説得しますが、あえなく失敗。彼は別の手を探りに出かけてしまいました。
残されたDean。頭を冷やしに行っていたSamが、いつの間にか帰って来て、顔を洗っていたDeanをバスルームに閉じ込めてしまいました。焦るDean。SamはBradyを殺してしまうかも知れません。ドアを破ろうとしますがダメです。
Samは、邪魔ものがいなくなって、Bradyの元へ行きます。


BR "さあ、はじめるか。どこまで言った?"
S "2年の時だって?"
BR "Bradyは、本当にいい奴だった。真面目でさ。つまり、お前の親友、本当の。近づくには完璧だった"
S "Thanks Givingか"
BR "ああ、そうだ。・・・俺がオカシクなって、医大の予科をやめ、ドラッグ、女遊び・・・その後、立ち直った時の事覚えてるだろ。・・・あれは、新しいBradyだった。アレは「俺」だった。・・・お前が、どれほど俺を正しい道に戻そうとしたか、覚えてるか?
S "・・・・・・・・・・・"
BR "お前は本当に親友だったよ"
S "・・・・・・・・・"
BR"でも、YEDは、お前の友人としては、俺を返さなかった。俺達は、お前を失ってしまうと思い始めた。お前はダメになりかけてた。温厚で役に立たないものに。でもそれじゃ困る。お前は俺達のお気に入りだったからな。だから、俺は、純粋で、可愛くて、無垢なお前の恋人を吊るしたのさ。俺は、天井にいる彼女のために、乾杯してやったぜ。なあ、Azazelは、Jessicaを利用したかもしれないが、でも、俺にだって楽しみは必要だ!"
S "・・・・・・・"
BR "・・・彼女、まだ俺達が友達だって思ってた。俺を家に入れてくれた。彼女はクッキーを焼いてたな。・・すごく驚いてたよ。はははは!!俺が彼女を痛めつけ始めた時は!"


そこまで聴いて、Samは我慢できなくなってBradyにナイフを突き付けます。やれよ!それで気が納まるなら、やれ!!と言うBrady。Samは、彼の首を少し傷つけますが、殺しはしませんでした。何とか感情を抑えた様子です。
でも、情報を引き出した後、Bradyを殺す事は、間違いない。


Samは、バスルームに閉じ込めたDeanを外に出します
Deanは気が気じゃなかったでしょう。でも、大丈夫だよと言う言葉通り、Bradyはまだ無事でした。
そこへ戻ってきたCrowley。
どこに行ってたのかと思ったら、Demonの溜まり場に行って大虐殺したうえ、ワザと殺さなかったDemonに、Bradyが自分と手を組んでLuciferを裏切ったと、ウソの情報を流してきたようです。なんて奴。さすがDemon。自分の利益のためなら何でもアリです。こうなったら、BradyもLuciferの悩みの種のひとつになる。Crowleyは、お互いの自衛本能のため、Pestilenceの居所を言うように迫ります。

ところが、ここで事態は急変。
どこからか聞こえてきたHell Houndの唸り声!
Crowleyは、DeanとSamに仕掛けたのと同じ、追跡装置コインをDemonに仕込まれていました。彼を追って、Hell Houndがやって来たのです。今や、ここにいる全員が、犬の餌寸前。焦るBrady。焦るDeanとSam。ところが、Crowleyは、自分ひとりさっさと消えてしまいました。

だから言っただろ!!と怒るSam。
もう今さら遅いけど、Deanは塩を探しにキッチンに行きます。ところが、Hell Houndの方が早かった。窓を破って飛び込んできました。

あ~、何だか、DeanがHell Houndに殺された時のこと思い出す。見えない敵に襲われるのって、凄いプレッシャーです。こわいよ~。
ショットガンで何とか動きを抑えながら、Samの所まで後退しますが、もう後がありません。
その時!!なんと!Crowleyが戻ってきました。
しかも、自分のHell Houndを連れて!!
それがまたデッカイの。多分、子牛くらいありそうな感じ。
Crowleyの掛け声と同時にそのHell Houndが、他のHell Houndを襲い始めます。飛び散る血、壊れる家具や壁。大混乱の中、4人はImpalaに乗って、その場を後にします。Crowleyは、自分のHell Houndが勝つ方に、1000ドル賭けるって言ってました。わたしもそう思う。



どこかの袋小路で、BradyはPestilenceの居所を書いたメモを渡します。これで生き延びられる・・・、と本気で思ってたんでしょうか?
誰が見逃がしても、SamだけはBradyを逃がしたりするはずがない。でも、それにはDeanも口を挟みませんでした。黙って、路地をふさぐようにSalt Lineを引くDean。一緒にCrowleyも閉じ込めればよかったのに。この時はまだ、この後の展開がDeanにもわかってなかった。

Samは、Bradyと一対一です。

BR "何なんだ、これは?"
D "Angel、Demon、そういうすべてのクソ野郎・・・。奴らには、理解できないよな?Sammy"
S "ああ、奴らには、わからないよ、Dean"
D "なあ、Brady、俺たちは、おまえが恐れるべきものだ"
BR "は!これは、おまえが本当に待ち焦がれた瞬間なんだろうな。お前が、いい気分を味わうための"
S "・・・それは、始まりだ"
BR "俺達が、お前の鎖を握ってたすべての時間を取り戻す事・・・。YED、Ruby、俺?・・・でも、それが全部俺達だけのせいってわけじゃないよな?いいや、いいや、お前が俺達を信じたんだ!お前自身が、自分の人生の中で俺達にそうさせたんだ!・・・・。何度だって、お前の耳元に囁いてやるよ。いつだって、どうしてかって思ってたろ、Sammy?いつだって、どうして俺達がお前の盲点を見つけられたか疑問だったろ?・・・多分それは、俺達が俺達の血管の中に、同じ血を持ってるからさ。お前は、心の底では、俺達が一緒のモノだという事を知ってるのさ!"

Bradyは、Samに襲いかかりますが、簡単に壁に組み伏せられてしまいます。それでも彼は、口をつぐみません。

BR "お前が鏡を覗くたび、そこに映るのモノを憎むから、多分、お前はこんなに俺たちを憎むんだ!その事を考えた事はあるか?!多分、お前とDemonの唯一の違いは、お前の地獄がそこにあるってことさ!!"

Samは、Bradyの胸をナイフで突き刺します。
恐いくらい静かに彼が言った言葉。

S "・・・おもしろい理論だ"

息絶えたBradyを置いて、Deanに視線もやらず、Samは路地を出て行きます。後に残されたDeanのなんとも複雑な顔。
静かすぎるSamは、恐い。
Bobbyは、Deanが地獄に行った後、Samがとてつもなく静かになったって言ってた。「Mystery Spot」で、Deanを失ったSamもそうだった。
本当の怒りに溢れると、Samって、無口になる。そして、目的のためには、どんな犠牲も厭わないって感じ。それが例え、許されない事であっても・・・。
何だか心配な展開です。
このEpのSamは、なんだかずっと怒りの感情に押し流されそうになってた。Deanをバスルームに閉じ込めた時、Bradyを殺さなかったのだって、後で殺す機会があると踏んでたからだよね。それがなかったとしたら、あの時殺してたかもしれないと思うと、Bobbyが言った事、Samは常に自分の感情をコントロールできるわけじゃないって、アレ、的を得てるような気がして、凄く心配です。Samは、みんなが許してくれないならやらないって言ってたけど、いまだに自分を過信してるところがあるからな~。いざとなったら、何しでかすか・・・。
ああ、恐い・・・。





その頃、BobbyはDeathの行方を探していました。Rufusに電話で、何か掴んだら知らせてくれるように言って電話を切りました。
そこへ現れたのは、またまた、Crowley。
このオヤジまったく、いい味出してるわ。
DeanとSamは、現在、第3のリングを得るために、行動を起こしつつありますが、彼らにはまだ第4のリングが必要です。そのリングは、Deathが持っている。Crowleyは、Deathの居場所は知らないけれど(そんなんばっかり)、彼の居場所を見つけるためにSpellは知っている。結果は、100パーセント保障される。彼が願ったことすべてをかなえる事が出来る。が、それには例によって引き換えになるものがいる。

もちろんそれは、魂です。
Bobbyの魂と引き換えに、Deathの居所を見つけ出そうと持ちかけるCrowley。彼にとっては、何のデメリットもない取引です。魂は手に入るわ、Deathの居所もわかって、上手くいけばリングも手に入る。そうすれば、Luciferにも地獄の檻にお帰りいただけるかもしれない公算が増してきます。
でも、Bobbyにとっては、う~ん。
一旦は断って、Crowleyにショットガンをお見舞したBobbyですが、疑うのはわかるが敵の敵は盟友だ、Luciferに地獄に戻って欲しいと思ってる自分は、確かに約束を守ると言われ、考え込むBobbyでした。





う~ん、Bobby~~。
次のEpのOfficial Descriptionでは、BobbyがCrowleyとの取引に応じると書いてありました。でも、そうなの?Bobbyが死んじゃう人??最終Epでは、Adamも戻ってくるってどこかで読んだんだけど、彼は「Beloved」って感じじゃないしな~。
もう、BobbyかCasしかいないんだけど・・。
そう言えば!Cas!今週も戻ってこなかったですね!!
もう!どこに行ったんだろう?
でも、多分来週は戻ってくるはず!
早く戻って来て~~。


このEpは、Samの怒りがテーマのひとつだった。
Epの間中、怒りのオーラが彼を包んでいたような気がします。
彼はまたひとりで、暴走しちゃうのか?段々追い詰められて後がない時に、とりあえず、Horsemenのリングっていう切り札を見つけたわけで、後はどうやってLuciferを罠にかけ、檻に放り込むかって事だけ。確かに、はいどうぞ、と言われてもLuciferが素直に檻に入るはずはないしな・・・。
でも、やっぱりどう考えても、SamがLuciferにPossessされた体を、自分でコントロールできるとは思えない。

ああ、Kripke、最後の最後までハラハラドキドキさせるんですね。
いったいどう決着付けるんでしょう?

考えてもわからないので、やめます。

さて、来週はとうとうEp21!
"Two Minutes to Midnight"
直訳すると、"真夜中まであと2分"ってことだけど、もう後がないって!!追い詰められた感じが伝わってきますね。
ああ、楽しみでしょうがないです!


世間は、ゴールデンウイークで、やっとこさ、お天気も安定して暖かくなってきましたね。
昼間から飲んだくれて、最近の地獄のような忙しさに疲れ切った体を、休めたいと思います。
では、また来週。


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