USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2009/01/24

Supernatural Season4 Ep12 "Criss Angel is a Douche Bag"感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。
念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。











Supernatural Season4 Ep12 "Criss Angel is a Douche Bag"です。


Ep11に続き、内容自体はあっさりしたもんです。
取り上げていうほどのものはなかった。
テーマは若さ。
永遠の命。
不老不死。
若いまま死なないっていうのは、人間の永遠の願望なんでしょう。今のところそんな人はこの地球上に一人もいないでしょうけど、それを求めた一人のマジシャンのお話です。
ところで今回、DeanとSamの出番が少なかったような気がしませんか?
ということで、全体的にサラッと行きますね。(ほんとか?)



冒頭、老いた一人のマジシャンJayが、バーでバーテンの女の子にカードマジックを見せてやっています。それに横やりを入れる男。彼もマジシャンのようです。連れの女の人は、やめなさいと止めますが、酒も入っていて止めるようすはありません。そのうち、立ちあがって、Jayの胸ポケットに入っていた一枚のカードを得意げに取り出します。
物凄く嫌な奴です。まさしく"Douche Bag"です。

所変わって、今度はどこかステージのある落ち着いた感じの・・・こういう所なんていうんでしょうか?フロントにステージがあって、お酒を飲みながらショーを楽しむところ。ステージでは、目にアイラインを引いた若手のマジシャンがリハーサル中。と~っても、自意識過剰な感じの奴で、" 俺にライトを当てろ!!"なんて怒鳴ってます。
こいつも"Douche Bag"か。

その様子を見つめる3人の年老いたマジシャン。
一人は先ほどのJay、そしてCharlie とVernonです。
3人は若いころからの友達です。
もう自分たちの時代は終わったのか、なんて言って寂しげ。
ところが、Jayが今夜のステージで自分は" Table of Death "という出し物をやると言い出します。テーブルの上に縛られて動けない状態でロープに火をつけられます。そのロープの先には何十本もの剣のような鋭い刃物がついた板があって、それが落ちてきて串刺しになってしまいます。Charlieは、" 30年前でさえ、お前はそれをやって死にかけたんだぞ"と言います。年老いた今、その出し物をやる事は、自殺行為だという事です。
でも、Jayは聞きません。
このまま老いさらばえて行くのなら、いっそ失敗して死んでもいいと思っていたのかもしれませんね。
ところがその夜のステージは大成功。
見事に鉄製の拘束を抜け出して華麗にステージに現れます。
これにはCharlieも驚いた顔です。
その頃、バーでJayにちょっかいをかけていたDouche Bag野郎は、道で突然苦しみ出したかと思うと倒れます。その体には串刺しにされたようにいくつもの血が滲み出しています。


要するにJayは本当は失敗して死んでたんですよね。
ところが何故かあの男が身代わりになったので、マジックは大成功。Jayは若かりし頃の生気を取り戻したように見えました。
この後もJayがマジックを成功させるたびに人が死んでいくという事です。



DeanとSamは、町中でさっきのアイライナー男Jeb Dexterがやっているマジックを見学。カードマジックなんだけど、カードを飛ばす時のその掛け声、" Go back to hell "って・・・。
この時のDeanの顔!
Samは13歳の頃、マジシャンになりたいと思ってたの?
とにかくDeanとSamは、道で突然串刺しで死んだ男、Vanceの事を調べにこの町に来ました。バーで彼と一緒にいた女の人に話を聞くと、Vanceは他のマジシャンからトリックや技術などあらゆるものを盗んでいたので、多くの人に恨まれていたようです。
何か気になる事はなかったかと訊かれて、彼女は一枚のカードを渡します。
それには、人が剣で串刺しになっている絵が描いてありました。
このカードは、Vanceのものじゃないと思うと、彼はカードマジックを嫌っていたらしいです。


Charlieは、Jayを訪ねて、昨日のトリックについて訊きます。
Jayは、偉大なマジシャンはその事を決して言わない、なんて言ってCharlieにカードマジックを見せます。カードの束の中からAを三枚取り出して見せたのです。これまで1枚のAを取り出すのに心血を費やしてきたのに、それが今いとも簡単に自分には出来る。
そして、今夜自分は、"Executioner"という出し物をやるつもりだと言います。
それは、拘束されて首に縄をかけられた状態で1分経つと足元の台が外れ、首つり状態になるというものです。"自殺するつもりか?!Houdiniでさえ、やらなかったのに!君が死ぬ所なんて見たくない"と大反対するCharlie。Jayは、Charlieにポケットを見るように言います。Charlieの内ポケットには、さっきの残りのハートのAのカードがいつの間にか入っていました。自分には出来る。頼むから、というJayにとうとう折れて協力することになります。



Deanはひとりで聞き込みに行きます。
Jeb DexterがJayに何やらご託を並べている間に、Vernonに話を訊きます。例のカードはどうやら彼が使っていたという事ですが、そんなこともう大昔の事だと言われます。最近使っている人間を知らないかと訊くDeanに、そう言えばVanceと著作権問題でもめていた男がBleecker Streetにいて、そいつがそういうものを扱っていたと教えてくれました。

そこの"Chief"を訪ねるように言われたDeanは、さっそくその怪しげな裏通りの店にやってきます。地下の部屋に通されて"ここで待て、何も触るなよ"なんて言われて、大人しく待っていると突然、音楽とライトがクルクルしだしたかと思うと、奥の扉が開いてレザー姿で鞭を持ったいかにも☆☆☆なゴツイ男の人が出てきます。

目が点になるDean。

SMプレー???
Dean、おじいちゃんマジシャンに騙された!
そう言えばここに通してくれた男の人、"Chiefに遭いに来た"って言ったDeanを見たとき、ちょっと変な顔してた。

ヤバイ、早く逃げなきゃ!Dean!
"何か誤解があったみたいだ。俺は騙されたみたいだ"
って、言ってるのに、オニイサン、すっかりその気です。
"あ、でも、はじめる前に君のSafe Word は教えてね♡"
なんてこと・・・(汗)
そりゃ~、SMプレーでは確かに大事ですよ、Safe Word。
やりすぎて死んじゃったら困るもんね、ってわたし、なんでこんなこと説明してんだろ・・・。



そんなこんなで、Deanが貞操の危機に陥ってる頃、Samはモーテルの部屋で何か調べ物中。
そこへ、やってきました、Ruby。

S"ここで何してる、Ruby"
R"それはこっちが訊きたいわ。"
S"仕事さ"
R"世界が地獄の炎に飲み込まれようって時に、あなたマジックタウンで何してるの?"
S"マジックを嫌ってたのか?"
R"34のSealsが壊れていなかったら、そのジョークも笑えたわ。34よ、Sam。もう半分終わってる。Angelは負けてるし、その日は近いのよ、誰かがすぐになんとかしないと・・"
S"その誰かって、おれのことかよ?!"
R"他に誰がいるっていうの?!"
S"おれは、そのSealsがどこにあるかも知らないんだ!何も知らない!どうしてどこへ行くべきか言わないんだ!"
R"あなた一人の事なら、こんなバカげたこと終わりにすればいい。でも、もっと大きなものなのよ、Sam。Sealsが壊されてるなら、それをやってる奴をあなたは追い詰めたいでしょう?"
S"・・・Lilithか?"
R"とどめを刺すのよ。Lilithを止められるのはあなただけなんだから、Sam。力を強化して、あの小さな雌犬を殺しなさい"
S"そのやり方はおれが得たpsychicじゃない。そのことが問題なんだ"
R"あなたがどんな問題を抱えてるか知ってるわよ!でも、あなたは、タフだわ!これが唯一の方法なのよ"
S"・・・・・嫌だ"
R"これはとても簡単な事よ。あなたはそれが好きだってただ認めればいいのよ。あなたが得るその感覚を好きだってね。"
S"何のこと言ってるかわからない"
R"ああ、わからないの?はっ、それはすばらしい。・・・単純な事、Luciferが復活してApocalypseが始まる。あなたは今、自分の手にDemonを飼ってると思ってるの?人は死ぬわ、死人の海になる。・・・・・準備が出来たら言って"



そう言ってRubyは出て行きます。

今回のEpは、ここが最重要場面だと思います。

・・・いやいやいや、これ、そういうことなの?
Samが、力を使うとき感じる感覚って・・・。
Demonを地獄に送り返して人々を救う事は気分が良いって言ってたけど、どうやらRubyのこの言い方だとそのこととは違うみたい。
Deanが地獄で魂を拷問した時に感じた快感と似た感覚を味わってるってことですよね。Samは、それが怖い。力を使うと自分の中のDemonicな部分が大きくなってきて、そんな気持ちを持ってる事を認めたくないから、Rubyに何のこと言ってるかわかんない、なんて誤魔化した。
Demonの力。
思うに、Demonを地獄に送り返す事とはまた違う力なんじゃないですかね。
もっと凄いこと。
完全に消し去ることが出来るとか?
そしてその力を使うとDark Sideに堕ちるんだ・・・。
人助けとかじゃなく、自分の楽しみのために使いたくなる、とか?
で、Samはもうその力の使い方自体は知ってて、あとはもっと練習するだけだけど、躊躇してるんじゃないでしょうか。自分の中に芽生えるEvilな感覚に戸惑って、恐れている。

でも、その力使わないとLilithには太刀打ちできない。
Angelさん達、何やってるんですか~?
偉そうに登場したわりには、もうひとつ役に立っていないんじゃありませんか?





その夜、DeanとSamはショーが始まる前、Charlie とVernonに会いに行きます。

よくも騙したな~!!捜査妨害で逮捕するぞ~!!

あんな怖い目に遭ったDeanは怒ってそう言いますが、さすがおじいちゃんマジシャン、やっぱり伊達に歳は取っていません。2人が偽物のFedだとすっかりバレテいました。
立場逆転。
実は自分達は、兄弟マジシャンで~新しいショーについて少しアイデアが欲しくて~・・・なんて誤魔化します。
リングとか、鳩とか・・・リングとか・・・。
言い訳苦しいよ、Dean(笑)



そうこうしてると、ステージでJayのマジックが始まります。
Executioner、首つりマジック。
固く拘束されて、カーテンの向こうでもがくJay.
到底、抜け出せそうにありません。
その頃、アイライナーマジシャン、Jeb Dexterは家で一人。かけてあったロープがひとりでにスルスルと這い出して、天井のファンに絡まったかと思うと彼の首に引っ掛かりそのまま死刑執行。
そしてまたもや、Jayのステージは大成功です。
"Amazing! Freakin' Amazing! "と大喜びするDeanの横で、"人間業じゃない"とつぶやくSam。
確かにそうなんです。


DeanとSamは、Jayが本物の魔術を使ってカムバックを果たしたんだと考えます。歳を取って、若いころのように素晴らしいマジックが出来なくなった。魔法でも使って昔に戻れるなら・・・。そしてその方法を見つけたら、人間我慢なんて出来るでしょうか?たとえそれが、他人の命を引き換えにすることになったとしても。
カギは例のタロットカード。



Deanは、俺は歳取る前に死にたいと言います。歳を取るって残酷だって。
そんなDeanにSamは、深刻な顔で訊きます。

S"そう思う?"
D"何が?"
S"おれ達、歳取る前に死ぬかな?"
D"俺たち、両方、もう、そうしたろ"

SamはDeanの冗談にも真剣です。

S"わかってる、Dean。でも、そうじゃなく、おれ達、60になってもまだDemonを追いかけてるのかな?"
D"いや、俺たちは、死んでるさ"

Deanは付け加えます。

D"永遠にな。・・・何だよ、お前、Travisみたいのが良いのか?それともGordonか?"
S"Bobbyはどうなんだよ"
D"・・・ああ、そうだな、上品に歳取るためのお手本があったな "
S"たぶん、おれ達は違うけど、Dean"
D"おい、お前どんなカルトジュース飲んだんだ?あ?Sammy、それは、酷いか、悲しいか、そのどっちかで終わるんだよ。それが命ってもんだ"
S"でも、おれ達が勝つことが出来たら?"
D"勝つ?"
S"おれ達に勝つ方法があれば・・・全てを終わらせることが出来るような・・・"
D"・・・お前、俺に何か言ってないことがあるんじゃないのか?"
S"ないよ"
D"Sammy!"
S"違う、おれが言いたいのは・・・そうする道があれば良いってことだ。情報を求め続けるってこと。それが全部だよ。蛇の頭を断ち切るんだ。"
D"ああ、それについてはな、ひとつ切ったところで、別に1000の頭があるってことさ。邪悪な雌犬が無くなることなんてないってことだ"
S"・・・ああ、Deanの言うことが正しいんだろうね"

DeanはJayを見つけに行くように言って、その話をそこで終わらせます。

Sammy、やっぱり何か隠してる。
ますます、Samの力の事、不安になってきた。
SamったらまだDeanに隠してることあるでしょう!
あぁぁぁ、あんたいったい何なの??(涙)
もういい加減にしなさいよ。
確かに、その力凄くヤバそうだけど、Deanに言ったら反対されるのは目に見えてるけど、それでも言わなきゃダメよ!
言わないって事は、Deanを裏切ることになるんだよ。
もう、オネエサンは泣いちゃいます。



調査に戻った2人。
被害者2人がJayにとって、Douche Bagだった、つまり非常に嫌な奴だった事がBlack Magicのターゲットになった理由だと考えます。たぶんその通り。

D " お前尾行してたんじゃないのか?"
S " ・・・それが・・・まかれた・・"
D " ・・・あいつは60歳だぞ"
S " ・・・だって、マジシャンだし・・・"


60歳のおじいさんにまんまと、まかれちゃったSamに呆れるDeanと言い訳するSam。
この2人のやり取りはとても可愛い。
一瞬だけど和みます。


仕方なく、Jayが部屋へ返ってきたところをドアをけ破って強行突破。
ところが彼には全く身に覚えがないようです。
とりあえず、Jayを椅子に縛りつけた2人どうするか相談中。彼が犯人でなくとも、利益を得ているからには、きっと彼の近くにいる人間だろう。
Charlie かVernonか、それとも他の誰かか。
Jayに訊こうと、振り返るとすでに縄抜けした後の空っぽの椅子が残されているだけでした。
ダメだよ、マジシャン相手に油断しちゃ(笑)

慌てて探しに行くと、Jayが呼んだおまわりさんに、誘拐犯人として捕まってしまいました。・・・ちょっと情けない2人。

JayはCharlie に相談します。
DeanとSamは、自分がステージでやったことが、他の人間を殺していると言ったこと。Charlieはバカな事をと笑い飛ばします。
でもJayは、今夜のステージはやらない方がいいんじゃないかと言いだします。もしかしてと、不安になっているんですね。
でも、Charlieは、まさかそんなバカげたこと信じてるんじゃないだろうな?もうチケットはすべて売り切れでキャンセルなんて出来るはずないといいます。
Table of Deathをやったとき、自分は本当は自殺するつもりだったんだと告白したJayにCharlieは、"でも君はやり遂げたじゃないか。最高に素晴らしかった。若さを感じさせられたよ。君はこれを投げ出すべきじゃない"そう言って、ステージに送り出します。
そしてその夜のステージで、Table of Deathが無事成功した時、舞台裏から悲鳴が上がり駆け付けたJayが見たのは、犠牲になったCharlieの姿でした。


DeanとSamへの告訴を取り下げたJayは、2人にCharlieとの事を話します。JayとCharlieは幼馴染で、兄弟のような存在だったと言います。そんな彼を自分は自分のステージのせいで殺してしまった。自分はどうすればいいのか教えてくれと訊きます。
2人は、それはJayのことを家族のように思っている人物で、たぶんVernonが犯人だと思うといいます。もう彼しか残っていないから。彼ら3人は本当に家族のような関係でした。
Jayは、Vernonはそんなこと出来る奴じゃないといいますが、Deanは言います。

"本物の魔法なんて、その多くは麻薬みたいなもんさ。1回味をしめると人間なんて驚くようなことやらかす"

これ聞いてる時のSam、耳が痛そうです。
まるで自分の事言われてる気がしたでしょうね。
わかってるはずなのに、Deanにも言われた、"深みにはまって抜け出せなくなるぞ"って。なのに、Samはまた危険な暗闇を明かりもなしに歩き出そうとしている。


Vernonをステージに呼び出したJay。
彼がいない間に、部屋を調査することにしたDeanとSam。


ステージで、JayはVernonに事の真相を訪ねます。君が2人の人間を殺して、Charlieまでも殺したのかと。
しかし何と、Vernonも全く身に覚えがありませんでした。
マジで。
彼も犯人ではなかったんです。
そこへ現れた一人の若い男。
右の眉の上にCharlieと同じ痣があります。
そう、犯人はCharlie自身だった。
彼は実はもう長い間生きてきているのです、その時その時で、姿を変えながら。
どれほど生きて来たか尋ねるJayにCharlieは、Barnumのサクラを務めていたことがあるくらいだと答えます。Barnumとは1800年代に生きていたアメリカのサーカスの大興業師の事です。
そして自分はそのBarnumから"Grimoire"という本物の魔法の本を貰ったんだと。最初は信じなかったけど、ためしにひとつやってみたら本当だった、そしてそのひとつが不死の魔法だったんだと言います。そして、Jay、君が望んだからこの魔法を与えたんだと。
Jayは自分はそんなこと望んでなかったといいます。しかし、Charlieは2人に自分と一緒に永遠に若く死なないままでいようと言います。ひとりは嫌だと。でも、そのためには他人を犠牲にしないといけない。


そこへやってきたDeanとSam。
Charlieには、銃も効きません。
そして、Deanは、"Executioner"にSamは" Table of Death "に拘束されてしまいます。
2人とも絶対絶命。
ところが急に腹を押さえて動きを止めたCharlie。
何と、Jayがいつの間にかCharlieのタロットカードをスリ取り、1枚だけポケットに滑り込ませていたのです。そして自分の腹をナイフで刺していました。

" 君は私よりこの見知らぬ人間を選んだのか?"

そう言ってCharlieが崩れ落ちると、DeanとSamの束縛も取れました。





翌日バーで、ひとり飲んでいるJayにDeanは礼を言います。でも、Jayは、自分は親友を殺したっていうのに礼を言われるなんてな、と言って沈み込んでいます。Vernonの事を訊いたSam。彼は、もう2度とJayと話したくないと言って、彼の元から去りました。結局Jayは、親友2人を同時に失くしたのです。
Charlieが決して人殺しを止めないとわかっていたから、あんたのしたことは正しかったというDean。
自分は"正しいこと"をした。
Charlieは自分に贈り物をしてくれた。それを投げ返した自分。
その結果がこの孤独。
Jayは、自分のカードをテーブルに残したまま、その場を静かに去ります。
残されたDeanとSam。
ビールでも飲もうというDeanに、Samはちょっと歩いてくる、と言って出て行きます。

彼の行った先にはRubyが待っていました。

R " どうして気が変わったの?"
S " 歳を取った時、こうしていたくないからさ"




Sammy・・・。
確かに先の見えないそんな生活の中で、人生に絶望し切った人を見る事は自分の将来を見るようでつらいでしょう。
だからって、どうしてDeanを置いて行っちゃうの?
わかる。
わかるわよ。
それも、これも、すべてはもう2度とDeanを失いたくないって気持ちがあるんでしょう。
Jayのように、" 正しいこと"のために、諦めなきゃいけないなんてこと、絶対したくないって。
わかるけど、でも、やっぱりDeanを一人にはして欲しくない。あなたの為にDeanが払ってきた犠牲がどんなものか、あなたの為にDeanが背負ってきた辛さがどんなものか、考えてみて。Deanは、今までも、きっとこれからも、自分の為に何かをすることなんてないんだよ。やることのすべての先に、Sam、あなたの為って思いがあるんだから。

結局やっぱり、こうやってすれ違ってくんですね、このSeasonは・・・。
いったいいつになったら、2人が心の底から笑え会える日が来るんでしょうか?
え?そんな日は来ない?
そんなこと、つらすぎます・・・(涙)

Samの力の事、わたしの想像の中では、もうすでに大変な事になっていますし、Rubyとの絡みでまたDeanと大衝突しそうだし、この後続くEpでのSpoilerによると目が点になるような展開が待ち受けていそうだし・・・。
どうなっちゃうんでしょう、2人も、わたしも・・・。


今回も、アッサリ行くつもりが結構長くなりました。
こんなご託にお付き合いくださった皆様、お疲れ様でした。



あっ、来週はJensenのMBV 3-D先行上映会です。
日本では、全館吹き替え上映のみでJensenの生声を大画面で聞けるのは、この機会しかないそうなので、字幕なしだろうがなんだろうが関係ありません。
でも、ネット販売は、5分くらいで締め切られちゃったそうですね。
で、今朝、池袋まで行ってきました(笑)なんだかとても楽しかったです。チケットも無事Get!!
29日は、何としても行ってきます。

ではまた来週。



***

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

yumiusa様。
こんばんわ。NO2407です。寒いですね〜。こちらは雪が積もってきてます。明日も家でSPN三昧かしら…。epi12、見ました〜。なんだか、最近のSPNはこんなパターンが定番化してますね。中身は軽いが最期が重いって感じの…。どーなん、栗プキ、それはって感じですねぇ。この後のepiの重さを考慮して…?確かに二人の出番、少なかったかも!でも、相変らず、dean可愛い…ちょっと心労が、つらそうな顔してません??全く、困った弟を持つ兄さんは大変ですね。そんな中、やっぱりあそこはSM小屋だったんですね?!わ〜お♪もうちょっとからんで…ねぇ。製作陣、挑発してる??んでしょうか。でも、deanが絡む事は全てOKな私…あ、妄想が…(死)Happy endはない、気がしますが…どっちも死んじゃいそうで。かたや天使かたや悪魔、ですから…。このままじゃ、Deanは本格的にSamを止めに入らないとCasにsam殺られちゃうし、Samはなんだか自己犠牲モードに入りそうだし。今度はDean一人が生き残る??えー!DeanはSam無しじゃ生きていけないのに!!どうするよsam!!SamはDeanとLilithのことで頭が一杯の様ですが、Deanは、samでしょ、casでしょ、自分の事でしょ、RubyにLilithに…。可哀想な兄ちゃん…もうsamが隠してる事なんてわかってるんでしょうけどね。内容を深く理解しようとすると死にそうになるseason4なので、yumiusaさんも大変でしょうが、がんばって更新してくださいませ!楽しみにしてます!!最近はまっているのがDVDの超スロー再生とコマ送りです(アホ)DeanのJensenの可愛さに、ただ単純に萌えるという、かなりアブナい行為ですが、こんなに重いseasonを乗り切るにはこれくらいしないと、脳みそが保ちませんから(笑)では、また!!長々とお邪魔しました!!from.NO2407

yumiusa さんのコメント...

NO2407様、こんにちは。

そちらは雪、積もってますか~。寒そうですね~。こちらもほんの一瞬チラっとしたんですよ。本当に一瞬でしたが(笑)
今年に入ってからの2話は、わりとそんな感じですね。
お話自体は取り立ててどうこう言うものではないですが、その後ろで着々と兄弟のモヤモヤが大きくなってそうです。いやな展開が待ってそうで、もう~居心地悪い!
そんな中、Deanは相変わらず可愛いですね。
そうそう、あれSMですよ~(爆)
Deanは、MなG☆Yですか・・・。Mっていうのは、ある意味当たってるかも・・・。あっ、ごめん、Dean。
制作陣は遊んでますね。Deanで、というより、Jensenで遊んでると思います。Jensenは、弄りやすいんでしょうか(苦笑)
Happy End、無いですか?あ~~(涙)確かに今の状況は、お先真っ暗な感じですが、まだかすかな希望を捨てずにいたいと思います。Kripke、良い終わり方考えてくれてるんでしょうね?後味悪いのだけは、勘弁してほしいです。
今週のEpを見た限り、Samはこの先Deanに黙ってどんどんイケナイ事しちゃいそう。DeanはSamを止めないとAngelに先を越されるだろうし、かといってSamを自分の手に掛けること彼に出来るとは思えない。Samがいなくなったら、Deanは生きていけないだろうし・・・。この2人は結局一心同体なんですよね。心の深いところで絡み合ってて、ほどけることはないんです。あ~、辛いです。
そうそう、Deanは心配事が、Samの倍以上ありますね(苦笑)可哀想なDean。食べ物を目の前にしても、食べないことがあるなんて、やっぱり相当傷んでますよね。
>DVDの超スロー再生とコマ送り
ですか~(笑)
なかなか魅力的な見方ですね。今度わたしもやってみましょうかね。しょっちゅうFreezeさせて、なかなか見終われないかもしれませんが(笑)

pine さんのコメント...

yumiusa様、

今回のepはSNの色んな要素がバランス良く組み込まれていて、ストーリー自体もとてもシンプルで分かりやすかったです。こういうepは私は結構好きです。

言われてみるとSamとDeanの登場が少し少なかったかもしれませんが、あの三人組の老人のやりとり(特にJayとCharlie)がSam&Deanのstorylineとぴったりパラレルしていて、metaなレベルで色々な進展とforeshadowingがあり、退屈せずに最後まで見れました。老人を演じる役者さん方もベテランなだけあってさすがだな、という感じです。あと今回は(台詞が少ない分?)特にJ2のちょっとした表情や仕草・視線の送り方がとてもよかったと思います。

ストーリー構成や演技のことばかり書いて、またピントの外れたコメントになっているのですが、ep全体の印象としてはSNの先行きが暗示されている様で、物悲しい気持ちです。まだ確定はしていませんが、OstroffもS5続投に前向きなコメントを出しているので、多分大丈夫ですよね、来シーズン…。

あと、最後のJayとのシーンでSamはDean以上にidentifyするところがあった様ですが、Samにとっての"right thing"とは何なのか考えてしまいました。彼は彼なりに自分の責任を受け入れ、大義のために自分が何ができるか考えているのだと思いますが、それを自分の行いを正当化するための材料に使っている様にも思います。そのことについて善悪をつける事はできないのですが、彼自身が幸せを獲得できているのか心配になってしまいます。

そして来週はplum-smuggler(!)&ヘッドバンド(!!)&ハイソックス(!!!)のDeanが見られますね。どんな無茶振りをされても、そつなくこなすJensenはやはりすごい役者さんだなぁと思います。悔しいからとことん虐めたくなる脚本家の気持ちも分かるような気がします。

yumiusa さんのコメント...

pine様、こんばんは。

先週、今週と、ストーリー自体は本当にわかりやすかったですね。JayとCharlieの関係はなかなか興味深かったです。まあ、そういう風に話を作っているんでしょうが、特にCharlieの考えややったことが、わたしとしてはちょっと気持ちがわかるだけに重かったです。
一人になるのは誰だって辛い。出来れば大好きな人と、ずっと一緒にいたいと思うでしょう。思いは単純なんですけどね。方法が間違ってたということでしょうか。Deanは、Jayの決断は正しかったと言いましたが、正しい決断をしても、それが幸せへの道だとは決して言えないんですよね・・・。
ベテランの3人の俳優さんのおかげで、その辺の感情の起伏はとても良く出来ていたと思います。

Season5はどうなんでしょうか?今のところありそうな感じではありますが、こればかりは・・・。Smallvilleは、このSeasonで終わりだと聞きましたが、そうなると抱き合わせではなくなりますね。Supernatural一本でCWはやって行くつもりなんでしょうか?

Samについては、この先いろいろ出てきそうですね。やっとって感じですか?(苦笑)正しいことを成し遂げるために、悪に手を染めるというのはいつの時代にもありそうな事ですが、それを決して許してくれない人もいます。Samの場合はAngelさんたちでしょうか?それとも、Deanも?Deanは、たとえ世界を救うためでさえ、Samが力を使う事は許さないでしょうから・・・。どうなっちゃうんでしょうね、この兄弟は・・・。

さて、次はまた遊ばれているJensenが見られそうで楽しみです。確かにどんな役も、そつなくこなすJensen。大した役者さんですよね。でもあんまり酷い脚本書くと、そのうち爆発しても知りませんよ~(笑)
それはそうとpineさん、plum Smugglerって・・・・Clip見直しちゃいましたよ。
確かに、楽しみではあります、ははは。