USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2009/01/18

Supernatural Season4 Ep11 "Family Remains"感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。
念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。













始まりましたね、後半戦。
Ep11は、話自体はCreepyでGrossだった。出てきたあの気味悪い兄弟は気の毒だったけど、Deanが彼らに自分を重ね合わせることはないと思う。
どんなに人を助けたって、自分が感じたサディスティックな快感を消す事は出来ないと、自分を責めるDeanをどうやったら癒してあげる事が出来るんでしょうか・・・。



とにかく始めますか。
え~、今から言い訳です(汗)
今年に入ってメチャメチャ仕事がヤバイくらい忙しくなってきました。平日かなり疲労しておりますので、かなり端折っちゃうかと思いますが、どうぞご容赦ください。





冒頭、おじさんがTV鑑賞中。
突然の停電です。外に出ようとしますがドアが開きません。すると後ろのドアが開いて、そこに女の子のGhostが現れます。おじさんの顔は恐怖でひきつって、"ありえない!来るんじゃない!"と叫びますが、襲われて壁には血が飛び散ります。

場面は変わって、Impalaの中。
Deanは運転席で何か調べ物中です。Samはバックシートで眠っていますが、気配に気づいて目覚めます。
こういう場面は初めてですよね。モーテルに泊まれないときは、やっぱりImpalaが2人のベッド代わりになってた。
そういう共有場所を"ああいうこと"に使っちゃいかんよ、Dean。

S"何してるの?仕事探してるのか?"
D" Yahtzee "
S"おれ達、2時間前にひと仕事終えたばっかりだろ"
D"アドレナリンがまだ溢れかえってる。で、どう思う・・・Cedar rapidsのTulsaか Chi-Townか?"
S"仕事するのは賛成だよ。ほんとそう思う。でも、おれ達ここ1ヶ月休みなしだ。眠らなきゃ"
D"死ねばいくらでも眠れるさ"
S" Dean、疲れきってるじゃないか"
D"俺は大丈夫だ"
S"いいや、そんなわけない。空っぽのまま逃げてる。そんなのいつまでも続けられるわけないだろ"
D"俺が何から逃げてるって言うんだ?"
S"・・・おれに言ったことから・・・。おれ達、それが決して起こらなかったふりを続けるのか?"

Deanは、それには答えず、次の行き先を言って話を逸らせます。
Deanは、あの告白の後、仕事することで自分を誤魔化しています。何も感じなければいいと言っていたDean。仕事をしている時は、何もかも忘れられるんでしょう。眠れない、オーバーワークの日が続いていて、"Running on Fumes" ガス欠状態です。そのうち体がダメになる。でも、今のDeanはそれを願っているのかもしれませんね。
"We can sleep when we're dead. "
死ねば好きなだけ眠れるさって、これが今のDeanの本音かもしれないと思うと、辛いです。こんなに彼は自分を追いつめなければならないようなことしたんでしょうか。それは、どんなに多くの人を助けても、チャラに出来ないようなことなんでしょうか。そんなことあるわけないと思うんだけど、Deanは決して自分を許せない。


2人はNebraskaのStrattonで、男が密室で死んだ事件を調べることにします。
その家の台所には、小型のエレベーターがあります。食べ物とか食器とかを別の階に運べるようにするやつね。でも、塗りこめられて今は使えないようになっています。
近くには送電線があって、EMFは役に立ちません。別の部屋のクローゼットを開けると人形の首がポツンと置いてあります。
何だこれは、気持ち悪い。

D"こりゃ~、めちゃめちゃ動揺するな"
S"忘れられてたのかな?"
D"誰にだよ?・・・Bill Gibson(被害者)が人形の頭で遊ぶのが好きでなかった限りな"

・・・笑える・・・。


そこへ、車の音。
ここを買った一家が引っ越してきたのです。

D"まだ売出し中じゃなかったのかよ?"
S"そうじゃなかったみたいだ"

2人は慌てて表に出ます。
両親に、Kate女の子、Danny男の子、Tedおじさんと、Busterわんこが1匹。
この家族、なんだか問題を抱えていそうな感じがします。
そこへ、DeanとSamが家の中から出てきます。2人は、自分たちは郡の執行者だといいます。そして、この家はアスベストに関する問題が見つかったので、問題が解決するまで住む事は出来ないといいます。彼らは、自分達は400マイルも運転してやっと着いたところなのに、どうしろって言うんだと言いますが、Deanはこの下にあるモーテルで過ごすように言います。従わなかったら、罰金と刑務所行きになるという脅しも付け加えて。
彼らは渋々それに従います。
DeanとSamは、家族を追い払っておいてから、Bill Gibson の家にメイドとして行っていたというMrs. Curryに話を聞きに行きます。
Bill Gibsonという男は、非常に変わっていて難しい性格だったようです。彼の奥さんは子供を産んだとき死んでしまいました。そしてその娘は20年後に屋根裏部屋で首を吊って死にます。Curryさんは、自分か持っていた写真をくれました。Deanは、何か変わった事がなかったか訊きます。一つだけ不思議な事は、壁の中から音がしたのを聞いたと、ネズミのような。そして、Gibson家の人たちは火葬にされていました。これで、Bill Gibson を殺したGhostは奥さんでも娘でもないことになります。じゃあ、誰のGhostなのか。

その頃、例の家族はあの家に戻っています。
Tedは自分で家を調べました。自分はそれを知るのに十分な数の家を建てたと言っています。大工さんなんですか、Ted。じゃあの2人は誰だったんだ~くそ!て、感じでしょう。
家に入ろうとした時、Kateは2階の窓に人が立っているのを見たような気がします。 ママが大丈夫と声をかけると、彼女は、大丈夫、ここですべてが変わるわと言います。

夜、Dannyは荷物も片づけずにゲームをしています。すると、クローゼットの扉が開いてボールが転がってきます。Dannyは、自己紹介してボールを転がします。すると今度は勢いよく投げ返されます。

この子、怖くないの?
わたしなら跳んで逃げますけど・・・。Ghostとキャッチボールは御免です。

パパとママがお話し中。
昨年、この家族には不幸な事が起こっていました。後でわかりますがもう一人男の子がいたんですが、交通事故で亡くなったんですね。心機一転、新しい生活を送るために越してきた家がこれだなんて・・・本当についてない・・・。

DeanとSamが戻ってくると、家には明かりが。彼らが出て行かなかったと知った2人は、どうするか話し合います。
"本当の事を言う?" "マジで?" "マジじゃない"
そうだよね、いつもの通り、信じてもらえないよね。


家の中では、いつの間に書かれたのか、壁に"出ていけ"の文字が。
両親はDannyの仕業だと思います。可哀想なDanny。自分じゃなく壁の中から出てきた女の子がやったんだよと言いますが、もちろん信じてもらえるはずはありません。頑なに自分じゃないと言い張るDannyにパパは部屋に戻るように言います。信じてもらえずに悔しいDanny。
"Andyなら信じてくれた!!"そう言って、2階に戻ってしまいました。亡くなった男の子、Andyと言う名前だったんですね。


Kateはすでにベッドに横になっていました。ベッドの下には、わんこのBusterがいて、彼女の手をベロベロ舐めています。"もう、気持ち悪いわね"、と言ったKateの目に、今まさに部屋に入ってきたBusterの姿が・・・。

ぎゃ~~~~!!!!

悲鳴を聞いてみんな1階に集まります。
KateはCasperに悪戯された!!と訴えます。Ghostだと。Dannyは、それは壁の女の子だ!!と訴えます。そこへ悲鳴を聞いてDeanとSamが飛び込んできます。
パパに"わたしの娘に触ったのか!?"と詰め寄られるDean。おかしいですが、笑ってる場合じゃありません。
今すぐここから出ないと大変な事になるぞ、と言いますが時すでに遅し。電気が消えて、外からはBusterの苦しげな鳴き声が・・・(涙)
Poor Buster。彼が最初の犠牲者です。
外に出ると何かを引きずったような血の跡が。そして彼らの乗ってきたトラックの側面にToo Lateの血文字。
DeanとSamは、今すぐここを出てモーテルに避難するように言います。彼らが車で移動しようともう1度表に出てくると、車のタイヤがことごとく切り裂かれていました。おまけに2人の武器もすべて持ち去られています。
怒り狂うDean。
"どんなGhostが俺の車をこんなにしやがった!!??"

Deanは、みんなをとりあえず家の中に入れて、Salt Lineを引きます。Ghostから身を守るためには、これが一番です。とりあえずその間に何か見つけようという考えです。パパは信用していなくて、家族を連れて家から出ようとしますが、Deanは自分達がこのGhostを殺すまでどこにも行くなと言います。SamはCurryさんから貰った写真をKateに見せて、このどちらかが君の見たGhostだったんじゃないかと訊きます。
Kateは、娘の方だと言います。
彼女は火葬にされたはずなのに、Curryが間違ったのかどうか。Samは、Deanに"ベビーシッター"を頼んで、自分が彼女が首を吊った屋根裏を調べに行きことにします。

Samが行った後、TedがDeanにこの塩はKosher(ユダヤの教えに従って適正に処理された物の事)じゃなきゃダメなのかとか言って絡んでいると、ついに女の子のGhostが現れます。
Salt Lineを越えられないはずのGhost。
ところがこれが越えちゃうんですね。しかも、手にはナイフを持っています。
そう彼女はGhostではありませんでした。
一番厄介なもの。
Human。
人間だったのです。

みんなに逃げるように言って、Deanは応戦しますがちょっと不利。たぶん相手が人間だから・・・。そこへSamがやって来て、彼女にライトを当てます。ずっと暗闇で生活しているのか、光に弱くなっているようで、クローゼットの中に逃げ込みます。

厄介です。人間です。
娘のRebeccaかと思いますが、もし彼女が首つり自殺をしていなくて生きていたとしたら、もうとっくに50歳くらいになっていなければなりません。でも、実際はもっと若い女の子です。いったい誰か。Samは屋根裏部屋でRebeccaの日記を見つけて来ていました。そこに何か書かれているかもしれません。
ひとつよい話は、彼女がただの人間なら、あの家族をここから逃がす事が出来ます。ところがいざ、逃げる段になって気付くと、Dannyがどこにもいません。ママはDanny無しではここから出ていかないといいます。Deanは、自分達がDannyを見つける間、ママとKateに、庭にある小屋に隠れているように言います。そこは窓が全部板で塞がれていて、ドアが一つしかないため、今のところ防御するにはBestな隠れ場所だと言います。
そして、Samはパパと外を、DeanはTedと家の中を探します。
Deanは女の子が消えたクローゼットの中に、壁の中へ入れる場所を見つけます。しばらく進むと、下に降りれる穴を見つけたDean。
嫌だけどしょうがないよね、降りないわけには・・・。
この時のDeanの台詞というか、おまじない?かなり可愛いんですけど(笑)

Please nobody grab my leg.
Please nobody grab my leg.

誰も俺の脚を掴みませんように。
誰も俺の脚を掴みませんように。

ね、可愛いですよね(笑)

そして下りてみると、そこは彼女のキッチン、というか死骸の山。犬(Buster?)やら、ネズミの死骸がぶら下がっていて、大声出しそうになるのをかろうじて堪えるDean。
Tedは、何か音がして壁の中を移動し始めます。そして、振り返ったところを女の子と鉢合わせ。あっという間に喉を一突きされて殺されてしまいます。声を聞いて、戻ったDeanの頭上から、Tedの頭ががっくりと垂れ下がってきました。息を殺して女の子をやり過ごすDean。
この時のDeanの顔。
誰も死なない、殺させないと思ってたのに、ダメだった。虚しさ?それとも自分が生かされていることへの、理不尽さをまた考えてるの?
家族の待つ小屋に戻ったDean。
Samとパパも戻っていました。
Tedが殺されたことを伝える時のDeanは、見ているこっちの方が辛かった。彼が殺されたことはDeanのせいではないのに、まるで自分のせいだと思ってるようです。
自分が戻るのが遅かったから、Tedは女の子に襲われて殺されたと。この先、Deanは自分の前で人が死ぬたびに、こんな辛い思いして行くんでしょうか?それもこれも、すべて自分が生かされる価値のない人間だという考えがDeanの中にある限り、ついてまわることになるんでしょうか。

I'm very sorry.

Deanはそう言って、表に出て行きます。


もうDannyは生きてないわ、というママにそんなことないというパパ。必ずDannyを見つけると約束するからと。
自分達は大丈夫だからと。


家の前で、DeanはパパにAndyの事を訊きます。
Andyは一番上の息子で、去年、車に轢かれて死んでしまいました。立ち直るためにここに越してきたんだと、新たにやり直すために。
それなのに・・・。
気の毒です。

必ずあなたの息子を取り戻すと誓うDean。どうしてそんなにまで自分たちのためにしてくれるんだと訊くパパ。そこへSamが来て、その先は聞けなかったけど、もし、Samが来なかったらDean、あなたはその理由を話してくれたの?
どうして、そんなにして他人を救おうとするのか。


Samは、Rebeccaの日記を読み終えました。
そして、あの女の子がRebeccaの子供だと確信します。

D" Rebeccaには、子供がいたのか?"
S"妊娠していること、そしてそれを恥じているってことがすべてさ"
D"ああ~、JUNO(16歳の女の子が妊娠しちゃう映画)を見て、乗り越えろよ。・・・待て、どうして子供を産んだあと彼女は自殺した?"
S"たぶん彼女の父親が、彼女の事を汚らしい小さな売女と呼んで、誰も見ることが出来ないところに赤ん坊を閉じ込めようとしたから"
D "どうしてそんなこと言うんだ?"
S "・・・・・・・・・・・・・"
D "おお~~~、グロイ"
S " Year"
D"子供の父親は、父親か "
S " 彼はモンスターだった"
D " わお・・・Australiaのヘッドラインニュースみたいだ。・・・人間だろ。で、彼女は彼女の生涯をこの家で監禁されたってことか?"
S " 彼女の目を見たろ?これまでに光を見たことないんじゃないかな。彼女は、もう人間とは言えない"
D "OK、それで?彼女は動物みたいに閉じ込められてたってか。それで、あんな風になったってことか?おやじか、いや、じいさんかのせいで・・・。俺は、彼女のせいにすることなんて出来ない。
S " Dean、おれだって彼女の人生は地獄だったと思うよ。でもそれが人殺しのフリーパスを持ったってことにはならない"
D "地獄がどんなか、お前知ってるっていうのか?"
S "・・・おれは・・・"
D "・・・忘れてくれ"
S "・・・で、どうやって彼女を見つける?"


Deanは彼女を生かしておくために、お父さんが彼女に食べ物を渡していたと考えます。それは、あの小さなエレベーター。
2人は、塗りつぶされたエレベーターの入口を壊して、そこから地下に降りることにします。

そのころDannyは、地下でしばられて身動き取れない状態です。そこへ返ってきた女の子、手にはネズミ・・・。むしゃぶりつきます。声にならない声を上げるDanny。おおおお~~~これはちょっと、勘弁して~~~~。

エレベーターのあったところの壁を壊すDean。
パパは自分が行くといいますが、Deanは自分が連れ帰ると言ったろと言って、地下に下りて行きます。

その頃、ママとKateが隠れている小屋に、女の子が現れて窓を破ります。

また、Deanの場面。
地下には盗まれた、武器が散らばっています。ひとつひとつ拾いながら、弾の確認をするDean。幸い弾は抜かれていないようでした。
Dannyを呼ぶDeanの耳に彼の呻き声が聞こえます。生きていたDannyを見つけたDeanは彼を縛りつけていたロープを切って、パパが上にいるからと言います。
するとDannyが次に言った言葉。
一瞬、え??って言いましたよ、わたしも。

" 早くしないと!彼が戻ってくる!!"

え???彼??
この時の、わたしはDeanと全く同じ。

" 彼? "

そう、実は、あの女の子には兄弟がいたんです。たぶんお兄さん??

小屋では、ママとKateが襲われています女の子に。
この辺り、映像が交錯していますが、お兄ちゃんに襲われたDean、辛うじて銃を手にして、彼を撃ち殺します。Samが下に降りて来た時には、すべて終わっていました。"一応"人間を殺してしまったDeanは、見るからに傷んでいます。

女の子は、戻ってきたパパに殺されます。これも至極同然の展開。パパは自分の奥さんと娘を守るために決断した。それが出来たのは、彼の強さだと思います。どんな事があっても人殺しなんて出来ないというのは建前。自分の命より大事な者を守るためには、人は考えるより先に行動に出る。それが例え許されないことでも。それをやったが為に、自分が例え罰せられても、愛する者を守るためには考える前に体が動くんだと思う。考えられないような酷い事をするのも人間なら、そういう酷いことから全力で、愛する人を守ろうとするのも人間。


彼ら家族と別れた後、道端にImpalaを止めたDeanとSam。
Deanは告白します。自分が地獄でやったこと。
それは、この前のEpで言いましたよね。その時には言わなかったこと。言いきれなかったこと。
今回の哀れな兄弟より自分の方が劣るというDean。彼らはもうすでに動物と化していて、ただ自分たちの領土を守っただけだった。でも自分は違う。もっと悪い。

D "俺は、楽しみのためにそれをした"
S "なに?"
D "Sam、俺は楽しんでたんだ。俺は魂を拷問した。そして、そうするのが楽しかった。地獄にいた間ずっと・・・、そのすべての痛みが・・・。最後には、誰が自分の前にやって来るのかも気にならなくなった。俺が感じたその痛み・・・それは次第になくなった・・・。俺がどれだけの人を救ったかなんて・・・その事でこれを変えることなんて出来ない。俺はこれをなかったことになんか出来ない。この先もずっと・・・"




こんなに重い告白ありますか?
この前の、告白より遥かに重い・・・。
仕方なくやらされていたのとは違って、楽しんでやってた・・・。
でも、わたしはたぶんそうだったんじゃないかとは思っていました。Deanのあの落ち込みようというか、後悔の具合は尋常じゃない。他人に責任を押し付ける余地がないなんて、自分も楽しんでやってたと認識してるんじゃないかとは思ってました。
でもね、Dean、状況を考えなさい。
人間は、とても弱いの。
それでいて、物凄く順応性はある。または、図々しいとも言う。
だから、この過酷な生存競争に勝ってこられたわけです。
あなたが、地獄という特殊な環境で、自分を見失ったとしても、誰もあなたを責めたりしない。自分を許せない気持ちを持つあなたが、たまらなく愛おしいと思います。でも、辛い。それはあなたの愛するSamでさえ、癒してあげることが出来ない事ですか?この先、あなたは一生自分を犠牲にしても、その事をEvenにすることはできないままなんでしょうか?

Ep11、話自体は、まあまあでしたかね。
でも、随所に散りばめられた細かいひっかかり・・・。それもすべてがDeanのこと。今回もSamの影は薄かったですね。でも、最近出たSera嬢のInterviewなんかを読むと、ここまでSamをいわば蔑にしているのは、この先彼にとんでもないことが起きるのを際立たせる為ではないかと思うんです。
始まったばかりの後半戦。
いきなりDeanの告白のPart2なんかもあって、ちょっと落ち込みました。すっかり気力も体力も使い果たした感じがします。いろいろ言いたい事はありますが、とりあえずここまででUPしてしまいますね。
今回はいつにもましてあちこち端折って、しかも意訳が凄いかもしれませんが、どうぞ雰囲気だけということでご容赦ください。
では、また、そのうちウダウダさせて下さいね。


***

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

yumiusaさん、こんばんわ!
今回は私もさっさと感想をアップできました(苦笑)

このエピは、DEANの告白パート2と、とにかくあの可哀想な少女たちが全てでしたね。
めちゃくちゃな悲鳴を上げながら襲い掛かる少女と、最後、お父ちゃんに刺し殺されて、地面に横たわる少女の顔を見たら、なんだか泣きたくなってしまいました。
だって、彼女たちは何にも悪くない。
大人の身勝手な振る舞いの犠牲者ですもん。
こういうオチは、悲しくて重たい気持ちになります。
久しぶりに、暗くて気味悪いエピで、それ自体はウェルカムなんですけど、可哀想なのはしんどいです。

そしてDEANの告白パート2は、どう受け取ったらいいんでしょうかね。
とにかく制作陣の“ドS”っぷりは、DEANを完膚なきまでに奈落に突き落とさないと、納得しないみたいですね。
これを見ちゃうと、もうDEANが立ち直る事はできないんじゃないかって思えるほどです。
どうしたら、DEANは自分が許せる?
思いつかないですよね?
あとはSAM次第・・・って気もしますが。

SAMの周辺が妙に静かなのがイヤな予感がしますが、どうにもならないところまで追い詰められているDEANも、どうなるのか気になって仕方がありません。
後半戦、本当にどうなるんでしょうかね。
あぁ~、またうざうざしてきました。
昨年以来の、懐かしい感じ(笑)
おそらく、少しずつ何か進展していくんだと思います。
また一緒にうだうださせて下さいね。
お仕事忙しくなるようで、体調に気をつけて、また来週のエピを楽しみにしていましょう~!

yumiusa さんのコメント...

LICCAさん、おはようございます。

今回のEp、別の意味で重かったですね~。人間が相手っていうのは、色々とキツイというか後味悪いです。
こういう子供に対する虐待って、絶対無くならないんでしょうね・・。この兄妹は本当に被害者です。可哀想に思いますが、Samも言ってたように、だからって言って人を殺してもいい事にはならないんでしょう。そう言っちゃうと、Deanも引っ越してきた家族のパパも、人を殺しちゃったんですけどね。仕方無かったとは思いますが、それが許されることかどうか・・・。少なくともDeanはまた、自分に大きな重荷を背負わせてしまった・・・。
考えだすとドツボにはまりそうです。
とにかく後味悪かった・・・。
今回のことでDeanがまた傷んでるし。いったいどこまで?って感じですね。たぶんこの先のSamとの関係にこの辺りの事が、エラク影響しそうですね。Samのこと、ここまで嫌にあっさりしてるの、何かありますね。今後、間違いなく。不安です。
DeanとSamは、この後ずっと一緒にいることが出来るんでしょうか?またまた、不安です。

始まった途端こんなにウダウダです(苦笑)
このEpで、こんなんですからこの後のEpでは、大騒ぎしそうです。近いところでヤバそうなのはEp13と14ですかね。
また一緒に、ウダウダしましょうね~。

pine さんのコメント...

yumiusa様、

ep11、あちらの方では随分評価が低かったみたいですが、ep10の様な残念なplot-holeも目立ちませんでしたし、細かい見どころも沢山あったと思います。

まずDeanに関しては、これまでずっと語らず、何も感じないようにして現実を否認してきた彼ですが、前回の最後で言葉にしてしまった以上現実と向き合わざるを得なくなるので、ep10の告白後Deanがどのようにして過ごしていたか気にしていました。

epの冒頭でSamはDeanが地獄での事から逃げていないかと問いかけていましたが、私はDeanはDeanなりに自分の罪を償おうと必死に対処していたのだと思いました。そしてepの最後にSamの投げかけに答える形でさらに言語化が進んだことは良かったのだと思います。Deanにとってはこれからがつらくて長い道のりなのだとは思いますが、あの一家を通して「今は大丈夫じゃないけれど、一緒にいれば大丈夫」というメッセージも受け取りましたので、個人的には希望的展望の持てる展開でした。

あと今回のep、確かにSamの影が薄かったかもしれませんが、Deanの辛いがための過活動に気付いていながらも、黙って行動を共にしているいる姿に胸を打たれました。このepはそういう彼の男性らしい優しさが散りばめられていたと思います。

yumiusa さんのコメント...

pine様、こんばんは。

視聴率は久々に3mil切っちゃいましたね。でも、お休み開けや裏番組のCSIがGoodbye Grissom Epだった事を考えると、まあ良く頑張ったかな、と。

Ep10で、Samに地獄での事を告白した後、Deanはきっと、無茶なことしてるだろうなと思っていましたが、やっぱりです。自分の体の事なんて考えずに、ただ仕事に没頭してる。余計なこと考えずに済むように。そんなこと出来るわけないのにね。Samが心配するのも無理ないです。こんなことしてたら、ダメになります。でも、今のDeanには、他にどうしていいか思いつかないんでしょうね。

あの家族がまた一つになれたことが唯一の明るい出来事でしょうか。でも、Deanはそんなことも喜べないほど、また自分を追いつめているようでしたね。殺された兄妹と自分を比べることなんてないのに、あの2人よりも自分が劣るなんてこと思わなくていいのに・・・。
辛いですね・・・。

Samは最近とても大人になったように見えます。Deanがいなかった間に彼は大人にならざるを得なかったのかと思いますが、頼もしくもあり、ちょっと寂しかったりもして。
この先のSamのことも心配ですが、この2人の兄弟が離れ離れになる事だけはないように祈っています。でも、それってちょっと無理?なんだか、一番見たくない展開が待ち受けていそうで戦々恐々です。