USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2008/11/17

Supernatural Season4 Ep9についてウダウダ。

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送が始まったSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。














週末にChicagoで行われたConの様子が、ちらほらと上がってきています。

個別に紹介はしませんので、Supernatural-Wikiの方を、ご覧くださいね。


Salute to Supernatural Chicago 2008

Videoをちょっと見ましたが、相変わらず漫才みたいですね~。
早速JensenがEp9のSamとRubyの例の場面で、JaredがGenevieveの頭を潰しそうな勢いだったとからかってたり、"Eye of the Tiger"の時の様子とか話してましたね。
どなたかが、TranscriptをUPしてくれるのを、ひたすら待ちたいと思います・・・(祈)





で、昨日UPした記事に、今までわたしがSamとRubyの事をかなり不安に思ってたにもかかわらず、それがEp9を見たとたん、余りにあっさりと気持ちが切り替えられた事をとても不思議に思うというコメントをいただきました。
確かに、今までのわたしの記事を読んでくださっていた方の中には、そんな風に思われた方もいることでしょうね。わたし自身、なんとなく良い方に考えが切り替わったことに驚きつつも、ホッとしているところですから。
だって、不安な気持ちのまま後半戦に突入したくないですからね。
コメントを下さった方は、"嫌悪"という表現を使われていましたが、"嫌悪"とは少し違うんですけど・・・。
う~ん、やっぱり"不安"って言う言い方が、一番当てはまるかな~?
で、まあ、コメントで少し書いたんですが、もう少しEp9を見て思った事を書いておくことにします。"感想もどき"には、訳すのと、自分が理解するのに必死で、思った事をなかなか詳しく書くことが出来ませんでしたので。
またいつもの通り、ウダウダ書いて行きますけど、内容ははっきり言ってどうでもいいことなので、なんてことはありません。
暇だから読んであげるわ、という方だけどうぞ。




まず、わたしが記事をUPするときは、特にこうやって"ウダウダ"書くときって、その時思ったことや、感じた事をわりと正直に書きなぐってる事が多いんです。
思いついた事を、ツラツラとね。
だから以前書いたことと矛盾することもあると思います。
極端な話、一つの記事の最初と最後で考えが変わっちゃうことだってあるわけです。
本当にいい加減で一貫性のない性格です(汗)


今回のSamとRubyの件は、本当に実際Epを見てみるまで、かなり不安でイライラしてました。RubyがPossessしてる体に、元の女の子の意識があるかどうかってことも、いろいろFanの間で騒ぎになってましたしね。
ただ、この事については、制作陣が何か良い案を絶対に見つけてくるとは思っていました。さすがにSamをRa○ist扱いするようなことはしないと思っていましたし、言ってみればドラマの中の事なんですけど、騒ぎ過ぎなくらい大騒ぎになって、Jared本人にまで火の粉が降りかかりそうになってるのは、かなりしんどい展開でしたよね。
今回の、意識がない女の子にPossessしてるんだよ、っていう展開が、良かったかどうかは別として、一応その事には決着がついたわけです。
もう誰もSamの事を、Ra○istだなんてこと言えなくなった。
(ただ、また別の事で騒動が持ち上がらないか、少し心配ではあります。Conでも、その事について質問があったのかな?)

でも、RubyがDemonであることは、動かしようのない事実です。
Demonと関係を持つってことに、いったいどんな言い訳ができるのか、それを納得できるような理由を作ることができるのか、すごく不安でしたね。
それにわたしは、元々Rubyのこと信用してなかった。
だってDemonだもん。
何か裏があると思うじゃない?
Deanと同じで、きっとSamは騙されてるんだって思ってた。
そんなのと寝ちゃうってどうなってんのかと、Samのこと心配でしょうがなかったんです。

ところが今回Ep9を見て、何が一番ショックだったかって、2人のS○x Sceneなんかじゃなく、あのSamの酒びたりの様子でした。DeanもSamが死んだときお酒がぶ飲みしてたけどね。この兄弟は、とりあえず飲んで痛みを耐えようとするのかな。本当はもっと辛くなるだけなんだけどね。
ベロベロに酔って、Crossroad Demonを呼び出すSamの様子は、心臓が痛くなった。とうとうDeanを埋葬せざるを得なくなって、どんなに自分の無力さを痛感したことか。あんなにDeanに、もう命を犠牲にし合うことはやめるんだと言われたにもかかわらず、自分の命を差しだす決心で呼び出したCrossroad Demonにあっさりと拒否されて、なす術もなくまた酒を呷ったんでしょう。
Rubyがモーテルで待ち伏せしてた時、Samは本気で死んでもいいと思ったと思うんですよね。もう何もかもどうでもよくなって、人生を終わらせてしまうつもりだったんじゃないでしょうか。
渡りに船だと。楽になろうと。自殺はしないけれど殺されるならそれも良しとしようという、ネガティブな自殺行為?
だから、Rubyがもう1匹のDemonを刺し殺したときのあのSamの驚いた顔。


そして、Rubyが今の姿で再びSamの前に現れたとき、信じられないほどあっさりと自分の力を解放することを望みました。思い悩む枷がなくなったように。
この時、Samは、Deanを取り戻すことをあきらめたんじゃないかな。
Deanを取り戻せると信じていたら、あんなにあっさりと力を使おうなんてこと思わなかったはずです。だって、それ、Deanとの最後の約束じゃないですか。
何があっても、SamはDeanを諦めたりなんかしないって、信じたい気持は勿論あるけど、この時のSamは、本当に自分の生き方や運命に疲れ切っていたんじゃないでしょうか。
そして、Deanを取り戻すこともできず、死ぬことも出来ないなら、自分がするべきことはただ一つ。
Lilithへの復讐。
それには絶対に自分の力を解放する必要があったわけです。
自分の力を使う決心をしたはいいけど、そんなに簡単じゃなかった。失敗続きだったのかな、初めのころは。
そしたらまた落ち込むじゃない。
結局、自分はDeanを取り戻すことも、Lilithに復讐するための力も得ることも出来ないんだって。
強い酒で薬を流し込むSamの様子は、もう一歩で壊れるところまで来てたでしょう?
あんなことしてて体はもちろん、精神が持つわけないもん。
Samにとって、Deanを失うことは、時間が傷口を埋めてくれるような生易しいものじゃないんです。これは、Deanにも言えることですけど、この2人にとってお互いはなくてはならないものなんです。2人揃っているから補い合って、支え合って立っていられる。でも、こうやってどちらが欠けても、あっという間にグズグズになっちゃう。

この間の"とりあえず、・・・"に、わたしがSamの立場でも、Rubyを受け入れたと思うって書きましたが、じゃあ、わたしがこの時Rubyの立場だったらどうしたか。
壊れそうな男を前にして・・・やっぱり彼女と同じようにSamの頬に手を伸ばしたと思うんです。
RubyはDemonです。
しかも、魂のない体にPossessしてる。
でも、この時のRubyの様子は、わたし達"人"と何ら変わるところがありましたか?
すべての希望をなくし、ただ自分を追い詰めるだけ追い詰めて、自分自身を痛めつけている人間を前に、自然と手を差し伸べて抱きしめようとするのを見て、わたしには何の違和感もありませんでした。
Rubyは今までも自分は人間だったころの事を憶えているからと言っていました。わたしはその言葉を信じられずに今まで来たわけですけど、この時の彼女の行動は、まさしく彼女が人としての心を持ち続けているということの、証しを見せられたような気がしたんです。
Samがどういう気持でRubyを抱いたのかは正直わかりません。
ただ、ぬくもりが欲しかっただけなのか、衝動に駆られただけなのか・・・。
でも、RubyがなぜSamを抱きしめたのかは、なんとなく理解出来る気がするんです。
この事でSamは、もちろん本当に心から癒されたわけではないでしょう。
でも、表面上は冷静さを取り戻せたんだと思うんです。
少なくとも、酒で自分を誤魔化すことはやめられたはず。
例え、魂のないただの体でも、そこへRubyがPossessすることで、ほんの少しでも誰かを癒やせるとしたら、そんな心が宿った体をただの器だというにはあまりにも悲しい気がして・・・。
こんな考え理解できないわ、と言われるかもしれませんね。
わたし自身、先の事はわからない。
裏切られるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
また違う考えが頭の中を占めるかも知れない。
でも、とりあえず今のところしばらくは、Rubyのこと信用してみようかと思えるほどの出来事だったわけです。


なんだかな~言いたいことの半分も書けてないような気がします。
自分の思いを人に伝えるって、本当に難しい・・・。


今週のEp10、Deanにとっては辛い展開になりそうじゃないですか?
AnnaはDeanを救うために自ら犠牲になったりする、なんてことないですよね。
Video Clipでは、Samはいざとなったら、Angelと戦う覚悟のようですし・・・。
あ~、また新たな心配の種が浮上してます。
しかも、この後は来年までお休み。
長い、長い、長~~~い、休みになりそうです・・・。


***

4 件のコメント:

eiri さんのコメント...

yumiusa様
こんばんは。お邪魔いたします、eiriです。
下の記事では、EP9の素敵なレビュー&EP10の情報をありがとうございました。
私の耳ではEP9の会話を理解出来なくて、特にサムの回想場面など分からないのがとても残念に思っていましたので、本当に助かりました!

SamとRubyの関係についてのyumiusa様のお気持ちの変化ですが、私はすごく共感できました。私はRubyそのものを信用出来ないというよりは、シーズン4の開始以来、このRubyって本当のRubyなの?という疑いをEP9までは強く持っていました。シーズン3の最終話のディーンみたいに悪魔の識別がつくならともかく、Samはなぜ彼女をRubyとして信用しているのだろう…と。他の悪魔がRubyの振りをしていて騙されてたりとかないの?と不安で堪りませんでした。

だからこそ、このEPを観ることが出来て良かったと今では思えます。何故なら、下の記事でyumiusa様も仰っていましたが、RubyのSamへの愛情を画面から感じることが出来たからです。それは、言葉が分からない私にも充分に伝わってきました。シーズン3のRubyは、人であった時の記憶があるにせよ、どちらかといえば合理的で悪魔色の方が強かった気がしますが、新RubyはSamと接するうちに人としての感情が呼び戻されてきているように思えました。Samの言葉を気にして憑依する人間のことまで考えるようになったりなど、人間性が蘇ってきている感じがします。

正直新Rubyの女優さんは印象が薄いな~と最初は思っていたのですが、彼女が選ばれたのはこの時のためだったのか!と思えるくらい個人的には納得したEPでした。

観終わった直後は頭がついていっていなかったのですが、yumiusa様のレビューを拝見して新ルビーを好きかもと思えるようになりました。

もちろん、Rubyは悪魔なのでSamとの関係も祝福されるではないのも承知はしていますが、でも、それでもあの時の傷ついたSamの傍にRubyがいてくれて良かったと思いたいです。yumiusa様同様、私もRubyを信じたくなりましたから…。

いつも以上に長いコメントになってしまった上に、上手く言葉に出来なくて変なコメントになってしまってすみません。
何はともあれ、いつも素敵な記事を更新して下さってありがとうございます。次の更新も楽しみにしています。

yumiusa さんのコメント...

eiri様、こんばんは。

わたしの、訳は間違いもあるし、凄い意訳だったりして、"助かりました"なんて言っていただけると、申し訳ない気持ちです(汗)
でも、そう言っていただけるととても嬉しいです。どうもありがとうございますm(__)m

さて、SamとRubyのこと、eiriさんは共感して下さいますか。いろんな考えがありますし、どれが正しいなんて答えはないですけど、今のところなんとなくわたしは、このような考えなんですよね。
人間のやることは、綺麗に割り切れないし、間違いの方が多かったりするんじゃないかと思っています。
SamとRubyの関係は、決して許されることではないと思います。
だからと言って、彼を責める気にはなれないんですよね。あの状況で、何かに縋りつきたくなる気持ちをダメだというのは酷な気がします。
Rubyにしても、とりあえずは信じてみようかという気持ちになりました。どうも、彼女のSamへの献身は嘘ではないと思えたからでしょうか。
これで裏切られたら、かなりのショックですけどね(苦笑)
Demonの中にも変わり種がいると思いたいです。

Rubyに、例えばLilithが憑依してたりしたら、もう目も当てられないですね(恐)
そんな展開は勘弁して欲しいものですが、最後まで油断が出来ないのがSPNですからね~。

わたしは、新Rubyのしゃべり方がどうも苦手でしたね。今回出ずっぱりだったので、聞いてるうちに少し慣れましたが(笑)

これからも、こんな感じでウダウダとやってくと思います。気が向いたらまたコメントしてやってください。とても嬉しいですし、元気の素になっています。
ありがとう♡

takada さんのコメント...

こんばんは。はじめてコメントを書かせていただきます。
いつも、新しいepを見終わるとここにお邪魔して、自分の怪しげな英語解釈をフォローさせていただいています。
お世話になっています。

今回のepはとってもおもしろかったです。
私もseason4が始ってからずっと、boysたちのことが心配で不安で気になって、モヤモヤしたものを抱えていたのですが、今回は見た後とってもすっきりしました。

このyuniusaさんのウダウダに、私は98%納得です。
残りの2%は「あんなたくましいサムに抱かれるなんで、ルビーずるいよ」っていうジェラシーなので、ほぼ100%と言ってもいいですよね(笑)‥‥
あんなズタボロのサムを目の前にしたら、私もルビーと同じことをしたと思います。他に救う方法はあの場合なかったですよね。
彼の心を救えるものが何もないのだとしたら、せめて五感で自分が生きていることを感じてほしい。本能のまま流されるsexだとしても、一時だけでも苦しみを忘れさせてあげたい。そう思ったと思います。
もしかしたら後にルビーは裏切ったりすることもあるかもしれないけど、この時のルビーは人間だったころの気持ちでサムを癒そうとしたと思いたいです。

ルビーの肉体がどうこうという話は私もいろんなところで目にしますが、そもそもサムもディーンも一度命を落として腐りかけたbody。
方やdemonかたらangelと両極端ではあるけど、命を戻されこの世に復活した兄弟なのにな~~と私は思います。
タイトルからして[supernatural]という超自然を扱っているドラマの中で、そこだけをつつくのはどうなんだろう‥と。

実際にはあり得ない事件現場に入り込み、あちこちに指紋をべたべた残して、どう考えてもばれそうな扮装で調査をするという、かなり乱暴な展開のドラマの中で、boysのお互いを守りたい、なくしたくないという気持ちだけがリアルに浮き彫りにされるので、そこのところが私の気持ちをとらえて離しません。
だから今回のepは、二人の間に大きくできてしまった溝を少し埋めてくれたようで、久々にホッとしました。
次回はどう展開するんでしょうか。
またハラハラドキドキして待ちます。
製作サイドにいいように踊らされているな~と思いますが、もう「supernatural」に恋しちゃってますから、もうどうにでもして~という気分です。
また、次回のyumiusaさんのウダウダを楽しみにしています。

yumiusa さんのコメント...

takadaさん、はじめまして!

コメントを下さりありがとうございます。英語の壁は遥かに高く、わたしの訳もあてになりませんが、少しでもお役に立てているのであれば、こんな嬉しいことはありません。

Ep9は、前半戦のキーポイントということで、なかなか見ごたえがありましたね。Ep10も、期待が膨らみます。今週はDeanが、Samに地獄で何を体験したか告白するんですから、考えただけでドキドキです。
Ep9については、わたしのどうしようもない"ウダウダ"にお付き合いくださいまして感謝です。Season4が始まってから、Samの心の中が語られることが少なかったので、わたしもモヤモヤしてました。今回、Deanがいなかった時のSamの荒れようがSamの口から語られたことは、わたしにはまるでSamが、"おれはDeanがいないと、死んだも同然なんだ"と告白したように感じました。

Samっていうか、Jaredって本当に凄い体してますよね・・・。
ちょっとクラクラしちゃいます。
いや、マジで、Rubyが羨ましい・・・って、そんな場面じゃないんですけど、そう思わずにはいられません(苦笑)
今回のSamの心情については、ウダウダと語ってしまいましたが、SPNスタッフの思うつぼに陥っていると思いつつ、彼を責める気にはなれませんね。
おっしゃるとおり、ただ体だけの関係だとしても、暖かいものと触れ合うことが必要な時はあるものだと思います。
Samの倫理感どうこうより、ああすることででも、この世に留まってくれたことを今は素直に喜びたい。

確かに、Supernaturalは物語自体いわば荒唐無稽ですね(笑)
指紋とか、FBIの扮装とか、実際にはあり得ないことがスルーされていて、Demonとの関係は大騒ぎになっちゃう・・・。ほんと、これはドラマなんだってこと、たまには思い出しましょう~(苦笑)つい、思い入れが深すぎて、現実と同レベルで語ってしまうんですよね。まあ、それが楽しくてやめられないんですが、ははは。
わたしも、"I LOVE SUPERNATURAL !!" この先もまな板の鯉(恋?)ってことで、ウダウダはきっと続きます。
どうぞ、お暇な時はお付き合いいただければ嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いします。