USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2009/10/03

Supernatural Season5 Ep4 "The End" 感想もどき。

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。



Supernatural Season5 Ep4 "The End"の感想もどきです。


いや~、昨日久々に痛飲いたしまして、反省中です。
変な事かいてたら、それは全部酒のせいです。ごめんなさい。
それでは、今週のEp、いってみます。





いつもの通り念のため、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。









冒頭、Deanは、モーテルの表で、布教活動中の人に、"あなたは神の事を考える時間を持っていますか?"と訊かれて、"ああ、おかしくなる位な"、と答えています。
そうね、特にCasは本当におかしくなる位探してるのに、Godさん、どこに雲隠れしたんでしょうかね。
実はこの人、重要人物でした。


そのCasは、Deanに携帯電話で連絡してきます。
大分慣れましたか?携帯電話。
でも、しょうがないですね、場所を聞かないと飛んでも来られないんだから。

Casは、Deanに、まだ本気でDevilを殺すつもりなら、Coltがいると言います。Deanは、Coltはとっくの昔に溶かされていると思っていたようですが、Casは違うと言います。
Deanは、現在、Kansas cityにいます。
ホテルを聞いたCasは、すぐ飛んでいくと言います。

D"おい、おい、おい、待てよ!俺は今、16時間も運転してきたとこなんだぜ。いいか?で、俺は人間だ。やらなきゃならない事がある"
C"・・・どんなこと?"
D"食べるとか、今は、寝るとか。4時間は必要だ。な?"
C"わかった"
D"明日の朝にしてくれ"
C"わかった。わたしは・・・"

Deanは、電話を切ります。

C"・・それまでここで待っている"

この場面、Sneak Peakでもありましたが、とっても好きです。Cas、今度は、時間の潰し方覚えようね(笑)そんなとこに立ってたら、危ないし、不審だし、良い事ないよ~。


で、Deanの方は、やっとこさ眠りにありつけたと思ったら、また電話。でも今度はCasじゃありませんでした。
このSamは、先週のEpで、Luciferが現れて、そのままモーテルを出てきたって感じですよね。すぐに出発して、すぐにDeanに連絡してきた感じです。
エライ!Sam。
もうDeanに、隠し事はしないって事、守ってね。


D"Cas!俺は眠いんだって!!"
S"・・・Dean、おれだよ"
D"・・Sam・・・4時過ぎだぞ"
S"大事なことなんだ"

電話取った途端に出た、"Cas"って名前を聞いて、Samどう思ったでしょうね。あの間がなんとも微妙な感じの間で、ちょっと胸が痛みました。
しょうがなく起きたDeanは、冷蔵庫からビールを取りだします。
でも、このあとSamの話を聞いたDeanの反応が・・・。

D " で、お前があいつのVesselだって?Luciferは、Promにお前を着てくのか?"
S " あいつが言ったんだ"
D " お前が留守にしてる時、お前をモノにするって?Summy"
S " それだけ?そんな反応だけ?"
D " どんな反応見たいんだ?"
S " わかんないよ。あ~ちょっとしたパニック?たぶん"
D " あのな、俺はこのところ、世界を揺るがすような事に、麻痺してるんだと思う"
S"どうしたらいい? "
D " お前はどうしたいんだ?"
S " ・・・とりあえず、戻りたい"
D " Sam"
S"おれは、あんな奴の操り人形だなんてぞっとする。おれはあいつを始末するつもりだ、Dean "
D "また復讐ってわけだな?この前、上手くいったからな "
S " ・・・復讐じゃない。・・・贖いだよ"
D " ・・・で、なに?お前が戻って、俺たちはまた、2人でダイナミックにやってくって言うのか?"
S "なあ、Dean。おれには出来る。出来るんだ。証明してみせるよ "
D "・・・Sam、それは重要じゃない。どの道、俺たちがやる事は。・・つまり、それは、俺とお前を変える。俺たちは、Armageddonの火と油だ。 だから基本的にひとりでいるべきだ。南と北に別れている事を選ぶべきなんだ。お互いに離れている方がいい"
S"Dean、そんな必要ないよ。おれたちは、一緒に戦えるよ"
D"ああ、お前は正しいさ。俺たちはそう出来る。でも、一緒にじゃない。俺たちが一緒の時、俺たちは強くない、Sam。俺は、俺たちが弱くなると思ってる。・・・俺たちの間に持ってるものすべて・・・愛とか、家族とか、そういうものすべて・・・。やつらは常にいる、そしてそれを使ってくる。お前だってわかってるだろ。・・・俺たちは、離れていた方が幸せだ。かわす公算も手に入れたしな、Lucifer、Michael、他のもの全部。俺たちはただ、俺たちの道を行けばいい"
S"Dean、やめてくれよ"
D"・・・Bye、Sam"



Deanは、そう言って電話を切ってしまいます。
この事、Deanは昔も言った事ありますね。あの時は、Johnと自分たち2人は離れていた方がいいって言ってた。その方が、Johnは強くなれるって。相手を思う気持ちを、Demonは利用して自分たちを陥れようとするって事も分かるけど、この点に関しては、わたしはDeanに反対です。愛する人と離れていた方が幸せだなんてこと、あるわけない。2人が同じように、お互いを大事に思っているなら、一緒にいるべきです。お互いを守ろうとする思いがあれば、もっと強くなれると思う。失うものがない人と、失いたくないものがある人では、断然後者の方が強くなれるはずだと思うから。
Deanはね、今、ちょっと疲れてるのかな。
いろんな事が起こりすぎて、Samがいない時間がちょっとありがたいって思ってる。そんな気持ち、いつまでも続くはずないのに。



そのまままた眠りに落ちたDean。
目覚めると、そこは荒れ果てたモーテルの部屋。
何が起こったのかわからず、表を見てみると、町はまるで戦争の後のように破壊され、荒れ果てています。人の姿を探していると、少女が道端に座り込んでいます。大丈夫?怪我でもしてるのか?と声をかけたDeanに、少女は突然割れたガラスで襲いかかって来ました。あわてて殴り倒すDean。そしてふと壁を見ると、そこには見た事のある言葉が。

"CROATOAN"

Demonic Virusです。
町は、またもやこの悪魔のVirusに侵されていました。そして現れた人たちがDeanに襲いかかります。逃げるDean。でも、行き止まりにはまって、絶体絶命かと思われたところに、戦車に乗った兵隊さん(?)が!
機関銃撃ちまくりです。
何とか逃げ切ったDeanが見たのは、2014年と書かれた看板。
失敬した車でBobbyん家を目指します。もちろん携帯電話もつながりません。ラジオもダメ。良い兆候ではありません。
そこへ突然の訪問者。
もちろん極悪Angel、Zachariahです。
どうやってDeanを見つけたか?とてもオーソドックスな方法。人間による情報提供です。あのモーテルの前にいた布教活動していた人、あの人、Deanのイメージを刷り込まれていたんですね。Deanは、Bible freakと呼んでます。
早く元に戻せと言うDeanに、ちょっと3日ほどマリネになってもらうと言いだします。MichaelのVesselになる事に"NO"と言い続ける事で、どんな結果を引き起こすか、Deanに見せるつもりです。
Angel得意の脅迫です。
言いたいこと言ってまた姿を消してしまいました。

たどり着いたBobbyの家に、当のBobbyはおらず、銃撃された痕のある車いすが転がっています。そしてDeanが暖炉の上の隠し場所から取り出したのは、Johnの手帳?こんなところに隠してあったんだ。挟まっていた写真には、車いすのBobbyとCasが写っています。みんな銃で武装して。
・・・Casに銃。
何だかおかしな感じですが、このあとのCasには、本当にぶっ飛びです。
写真にあった、Camp Chitaquaに行くと、なんとそこにはスクラップに変わり果てた、Impalaが!!

D"おお~Baby・・・あいつらお前に何したんだ?"

嘆くDeanを背後から殴り倒した男。
5年後のDeanです。

気づくと手錠を掛けられて拘束されていました。
目の前には、自分と同じ顔した男がいます。客観的にみる自分の顔ってどんな感じなんでしょうね。特にこんな美形。Deanは、自分はShapeshifterでもDemonでもないと言います。未来のDeanは、もちろん確認済み。銀、塩、聖水。
Deanは、Zachariahが、自分を2009年からここへ飛ばしたと説明します。すると未来のDeanは、Zachariahと話がしたい、どこにいるのかと訊きます。未来のDeanは、Zachariahに何を話したいのか、これは後でわかります。
とにかく、Deanが、本当のDeanであると、自分しか知らない事を言ってみろと言います。で、Deanが持ち出したのは19歳の時の話。
Rhonda Hurleyちゃんとの想い出。
彼女は、Deanに自分のピンクのパンティーを着けさせたって・・・?で、それがちょっと好きだったって??肌触りが???
これ、マジ?
何度聞いてもそう言ってるようにしか聞こえなくなってます(汗)(間違ってたらごめんなさい)多分この事は、Samも知らないはず!!言えないって!!
一応は信じてくれた未来のDean。
"CROATOAN"は、2年前に主要都市を襲い始めました。これはDemonのEndgame。恐ろしいVirusは、人間を怪物に変え、治る事はない。Demonにとっては、これ以上効率的なことはない。
Deanは、多分一番聞きたかった事を訊きます。

D "Samは?"
FD "・・・・・Detroitでのヘビー級対決、俺が思うに、あいつはたどり着けなかった"
D"一緒じゃなかったのか?"
FD"ああ・・・俺たちは、話さなかった・・・5年間・・・"
D"俺たち、Samを探さなかったって言うのか?"
FD"・・・・・他に心配する事があったからな"

5年間。
未来に飛ばされる前に話した、あの電話が最後だったって事?
一緒にいようと言ったSam。
それを拒否したDean。
あのね、MichaelのVesselにならなかったから、こんな世界になったんじゃない。自分がSamといなかったから、こんな世界になったって、Deanはこのあと思い知らされたんだと思います。この時はまだ分からなかったけど。
未来のDeanは、Deanを置いて、出て行きます。
でも、Deanですから。
自分で手錠を外して表に出ると、Chuckがやって来ます。彼はここで、食糧や衛生面の管理をしているようです。いつもと様子が違うDeanに"あれ、任務で出かけてるんじゃなかった?"と訊きます。そこへ、やってきた女性、Risa。いきなりDeanに殴りかかります。そして、"Dean"が昨晩、Janeのキャビンで過ごした事にご立腹です。"自分"がやってもいない事で責められるDean。
BobbyもSamもいない今、後はCasだけです。
Casは、ここにいました。

キャビンに行くと、Casは美女を侍らせて、何やら小難しい言葉で、愛を説いています。で、入ってきたDeanを見て言ったこと。Deanでなくとも、ビックリです。まさかCasの口からそんな事が飛び出すなんて・・・。

C"申し訳ない、君たち。わたしは、わたし達の恐れを知らないリーダーと相談しなければならないので、さあ、乱交パーティーのために綺麗にしておいで。君たちは美しいよ"

Cas・・・、あなたどうなっちゃったの??


さて、でも、さすがCas。
Deanをひと目見て、彼が未来のDeanではないとわかりました。で、ここに送りこんだのがZachariahだという事にも気づきます。Deanは、Casに自分の時代に帰してくれと言いますが、彼はそれが出来ない。そしてCasは、通常いつもちょっとラリってます(爆)

Cas・・・、あなたどうなっちゃったの??

何があったんだ?って訊くDean。
ライフだよっと返すCas。

ライフですか~。
CasはもうすでにGodを探すことなんて諦めているようです。このあまりの変わりようは、ショックでしたね。Misha、上手すぎるよ。


外に出ると、未来のDeanが仲間と帰ってきたところです。
そしてその一人を、撃ち殺しました。
責めるDeanに、未来のDeanは、彼が感染していて発症するまでそう時間がかからなかったこと、ここは2014年で、自分の時代である事。Deanの時代じゃない。
決定権は自分にある。
そして、自分がやらなければならない事だと言います。
Deanは、謝って、任務が何だったのか訊きます。
未来のDeanは、Coltを探していました。
5年もの間。
そしてとうとうそれを手に入れた。
バックから出して見せたのは、まさしくColtでした。
そして今夜、未来のDeanは、Luciferを殺すと言います。先週捕まえたDemonは、Luciferの取り巻きのひとりで、Luciferの居所を知っていました。Risaは、Demonの言う事を信用するのかと懸念していますが、未来のDemonは、そのDemonが嘘をついていない事に自信があります。
なぜか。
それは、未来のDeanが、そのDemonを拷問して吐かせた事だから。
Deanの拷問の腕は・・・、説明の必要はないですよね。
未来のDeanは、あんなに嫌がってた拷問の技術さえ使って、Luciferを探していました。
殺すために・・・。
驚くDeanに、Casは嬉しそうです。

C " なんだよ?過去の君が好きなんだ"

もちろんわたしも。
それにわたしは、過去のあなたの方が好きですよ。


作戦とは言えないような、無謀な計画。DemonとVirusの中を突撃です。
Casは、Deanを連れていくことを心配します。
もし、過去のDeanに何かあれば、未来のDeanもタダでは済まないと、考えたからですが、それもそうですよね。でも、未来のDeanは、Deanを連れていく気です。
あるものを見せたいがために。
真夜中に出発すると決めて、CasとRisaは、出て行きます。
残ったDeanと未来のDean。


D"どうして俺を連れていく?"
FD"落ちつけよ。お前は大丈夫さ。Zachが、お前を見守ってるだろ?"
D"いや、そういう意味じゃなく。何が起こってるか知りたいんだ"
FD"・・・・・ああ、いいだろう。俺はお前に見てもらいたいものがある。俺たちの兄弟にあって欲しい"
D"Sam?死んだんじゃないのか?"
FD" Samは、Detroitで死んだんじゃない。・・・あいつは、YESと言ったんだ"
D"YES?・・・待てよ・・・それって・・・"
FD"その通り!重大なYESさ。Devilにな。Luciferは、Samの体でPromに出てる"
D"・・・・・なんで?"
FD"俺が知りたい。でも、俺たちには今、選択肢がない。それがSamで、そこから出て行かない。俺たちは、あいつを殺すしかないんだ、Dean。そしてお前は、それを見る必要がある。すべての事、お前は他の方法を得る事が出来る"
D"どういう意味だ?"
FD"Zachは、お前を2009年にお前を戻すって言ったんだろ?"
D"ああ"
FD"じゃあ、お前が戻ったら、YESと言うんだ。いいか?YESと言うんだ、Michaelに"
D"バカなこと言うなよ!俺がMichaelを入れたら、MichaelはDevilと戦って、地上の半分を焼き尽くすぞ"
FD"よく見ろよ!地上の半分がその半分より良いって事はない。それが今の状況だ。出来るなら俺はYESと言う!"
D"何でやらない?"
FD"やったさ!!口がすっぱくなるまで言ったさ!!Angelは聴かない!やつらは・・・諦めたんだ!俺にはあまりにも遅すぎたが、お前なら!!"
D"いや、他に方法があるはずだ"
FD"ああ、それは俺が考えた事だ。俺は自惚れてた。決して考えを変えなかった。・・・でも、俺は間違ってた、Dean。間違ってたんだ。頼むからYESと言ってくれ。・・・・・・・でもお前は言わない。・・・俺が言わなかったんだからな・・・・。それが俺たちってもんだろ?"


未来のDeanは、自嘲気味に笑います。
う~ん、この未来のDean、必死です。
Deanが、YESとさえ言えば、例え地上の半分が消え去ったとしても、SamがLuciferのVesselになる事だけは、避けられたはずだという思いが言わせてるんでしょう。

確かに未来のDeanは、間違えた。
でも、正しい答えはMichaelのVesselになる事なんかじゃなかったんです。
Deanが、最後に出した答えこそが正しかったんだと、そう信じます。




真夜中、決戦に向けて出発します。
Chuckは、Deanに、本当に2009年から来たのか訊いて、トイレットペーパーを蓄えておく事をアドバイスします。金のように。この時代、トイレットペーパーは、物凄く貴重品になってるんですね(笑)


Deanは、Casの車に乗り込みます。
車の運転をするCas・・・。
おかしいです。
そして彼は、Absintheを飲んで、それをAmphetamineで中和します(汗)
・・・ああ・・・Cas・・・本当に、心配です。
そしてもうひとつ、Casはもう自分はAngelではないと言います。死を免れる事のない体。足を折って、2か月も動けなかった。ほとんど人間的。
Angelが居なくなって、それらが消えるとき、CasのAngelとしての力も一緒に消えちゃったんだと思うと。




未来のDeanは、仲間を囮にして、Demonを引きつけている間に、背後からLuciferの元へ辿り着くつもりです。Deanは、それに気付きます。仲間すべてを犠牲にする。Casも。
自分を信用している仲間を騙して、犠牲にしても、計画を遂行しようとする未来のDeanに、Deanは自分がそんなことさせないと言いますが、またまた、殴り倒されて気を失ってしまいます。


気づくと、銃撃戦の音がして、戦闘が始まってしまっていました。
ビルの背後に回ってみると、Samが、いや、Samの皮を着たLuciferが、倒れた未来のDeanの首を踏みつけて、折ってしまっているところでした。
雷が鳴っています。
振り向いて、Deanに気付くLucifer。
こんなにあっさりと未来のDeanを殺しちゃうなんて・・・。Samがね、Samの顔じゃないの。このJaredは、本当に怖い。今回、Jensenといい、Jaredといい、Mishaといい、ほんとみんないい仕事してますね~。感心しきりです。





L"やあ、Dean。驚きはしなかったよ。これを見に、遠いところから来たんだね"
D"・・・さあ、やれよ。殺せよ"
L"・・・君を殺す?・・・それはちょっと・・・余計なことだと思わないかい?・・・申し訳ない・・・この姿の私と話す事は、辛いだろう。でも、これは君の弟でなければならなかった。そうでなければ、ならなかったんだ"

自分に手を伸ばしたLuciferを避けるDean。

L"君は私を恐れる必要はない。私が何をすると思っているんだい?"
D"地上を丸揚げにするつもりだろ?"
L"なぜ?どうして私がこの素晴らしいものを破壊すると思う?これがGodが最後に作り上げた完璧なものだから?君は、私がGraceを失った理由を聞いたか?"
D"まさか俺に、おとぎ話でも始めるつもりじゃないだろうな?俺はほとんど吐きそうだって"
L"君はGodが何故私を堕としたか知っているか?私が彼を愛したから、Godが作り上げた君たちより。小さな・・・無毛のサル。そして彼は我々に、君達に使えるように言いました。・・・私は言った。「父よ、それは出来ません。人間には欠点があって、殺し合いをする」その為に・・・Michaelは、私を地獄に追いやった。言ってくれ、それはこの処罰に値するか?私が正しかったとしても。どれ程の者が、私を非難する?"
D"・・・本当の事なんだろうよ。そうだとしても、憐れみをこう悪魔なんてくそくらえだ!お前が何か分かってる"
L"なんだ?"
D"同じだよ、大きいだけで、ゴキブリと一緒さ!俺は今までありとあらゆる醜いものや、邪悪なのもの腹を潰してきた。やつらとお前の唯一の違いは、そのエゴの大きさだけだ!"
L"・・・・Dean、私は君が好きだよ。他のAngelが、君の中に見たものがわかったよ。じゃあ。またすぐに会える"

そう言って背中を向けたLuciferに、Deanは叫びます。

D"今すぐ俺を殺す方がいい!!"
L"・・・なんだって?"
D"今すぐ俺を殺す方がいい!!でなきゃ、俺は、必ずお前を殺す方法を見つけると誓う!俺は諦めない!"
L "・・・私は君がそうしないと知っている。君がMichaelにYESと言わない事。そして、Samを殺せない事を知っている。・・・君はいつもここで死ぬ。・・・君がするどんな選択でも、君が変えるどんなことも、私たちはいつも終わる・・・・ここで。・・・・私が勝つ。そう、私が勝つんだよ"
D"お前は間違ってる"
L"5年後に会おう、Dean"

反論するDeanの瞳からは、涙がこぼれおちていました。
殺された未来のDeanも、やっぱりSamを殺せなかったのかな?Luciferの言った事で間違っていない事は、ひとつだけ。
DeanにSamは殺せないってこと。
そしていつだってDeanは、Samを守るんです。



元の時代に戻されたDean。
Zachは、当然のようにDeanに"YES "を迫ります。
今なら間に合う。Luciferが、Samを捕らえる前に、倒す事が出来ると。
でも、結局Deanの答えは"NO"です。
何も学ばなかったのか?!
いや、学んださ。
もう一度学んでもらうぞ!
怒り心頭のZachですが、突然、Deanの姿は掻き消えます。Zachってば、"Son of the・・・・"って言ってます?(苦笑)


Deanを救出したのは、もちろん、道端で待機中だったCas。Casを見たときのDeanの顔。本当に安心して、助かったって顔してます。

D "すげ~いいタイミングだ、Cas"
C "わたしとの約束の方が先だ"

Deanは、Casの肩に手をかけて、心の底から言います。

D "変わらないでくれ"
C "何があった?Zachは、お前をどうやって見つけた?"
D "話せば長い。ただ、これらは、エホバの証人からは、離れて居ような?"
C "何をしている?"
D "俺が今一番やらなきゃならない事だ"

Deanは、そう言って電話をかけます。
相手はもちろん決まっています。




日が昇って、橋の下、Deanは待ってます、Samを。
あんなにはっきり、拒否されたのに、Samはきっと不思議だったでしょうね。でも、そんなこと関係ない。また一緒にいられるなら。
車から降りたSam。
歩み寄る2人。
この時の、カメラのアングルの切り替えがとても好きです。


D "Sam・・・"

Deanは、久しぶりの弟を見つめて、そして、脇からナイフを取り出すと、それをSamに差し出します。
ナイフ。Rubyの物だったナイフ。
もうこのRubyのナイフって言い方やめよう。

D "・・・お前がマジで、本当に戻って来たいと思ってるなら・・・・、お前はこれにしがみ付いてなきゃならない。俺はお前が鈍ってるとわかってる"

Samは、黙ってそれを受け取ります。

D"・・・なあ、・・わるかった。わからないけど。俺には・・・必要だった。・・・でも、俺は・・・・・・間違ってた"
S"何が考えを変えさせたの?"
D"話せば長い。・・・要は、俺たちはお互いが弱点なんだ。多分、やつらは、それを利用するだろう。どう言ったらいいかわからない。俺は、俺たちがすべてだってことだけは知ってる。それ以上に・・・。俺たちが一緒にいれば、お互いに人間のままでいられる"
S"・・・・ありがとう。本当に、ありがとう。おれ、もう2度と失望させないから"
D"わかってる。お前はこの世で2番目に良いHunterだからな"
S"で、何をすればいい?"
D"俺たちは、俺たち自身の未来をつくるんだ"
S"俺たちに他の道はないんだね"




他に選択肢はない。
自分たちの未来は、自分たちで作ってくしかない。
そうでないと、自分が自分のままでいる事は出来ない。

Deanは、2014年の世界を見て、LuciferのVesselになってるSamを見ました。あんなSamは、2度と見たくないと思ったでしょう。MichaelのVesselになるしかないのか、ってちょっと思ったかもしれない。
でも、Deanの出した答えは、最終的には違った。

2人が一緒にいる事。

未来のDeanは、言った。5年Samと話さなかったと。
離れていた間、Samに何が起こったのか?
Deanと離れて、Samは"YES"と言った。
Deanと離れていた間に、SamがLuciferに"YES"と言ってしまうような何事かが、彼の身に起こったんです。

離れていたから。

Deanの出した答えはこれ。
じゃあ、離れなければいい。
今までのように、ずっとSamのそばにいて、彼を守って、彼を支え続ける。Samの心が折れない様に、彼の心が壊れないように。
Devilは、きっと彼らの仲を裂こうと、あの手この手で攻めてくるでしょう。でも、離れなければ、きっと切り抜けられる。

この未来が、本当の未来か、それともZachが作り出したFakeか、本当の事はわからない。でも、もうすでに、Deanは、違う選択をした。
Samと一緒にいる事。
Luciferは、Deanがどんな道を選んでも、必ず結果はこうなると言ったけど、そんな決まった未来なんてないと信じてやっていくしかない。
DeanとSamに、他の道はないんです。



今回のEpは、秀逸でしたね。
みんな本当にいい仕事でした。
Deanに"YES"と言ってくれと懇願した未来のDeanはには、胸が締め付けられたし、情け容赦ないLuciferのSamの、Deanを見るあの憐れみに満ちた表情にも、恐怖を感じました。
それから、Cas。
ほんとお願いだから、変わらないで!と願わずにはいられないほどの変わりよう・・・。
素晴らしかったです。


でも、一番のポイントはやっぱり、元に戻った兄弟かな。
Ep1からここまで、非常にしんどい展開が続きましたが、やっとです!
やっとほっと一息つけますよね?ね?
今度のEpは、とうとうParisだし。
気楽に構えてていいでしょうか?
ああ、何だかぐったり疲れました。
ご飯た食べに行ってきます。
では、また来週。



***

2 件のコメント:

千広 さんのコメント...

yumiusa様

今回も、詳細な感想ありがとうございます。
感謝、感謝です。
今回のエピは、白いスーツのサムが楽しみで楽しみで・・・。

いざ見てみると、ジェンセンやジャレの演技力に眼を瞠るばかりでした。
同じ画面の中にいるのに、5年後のディーンと今のディーンは別人でした。
同じ顔をしているのに、Luciferサムは別人でした。
ほんとうに二人とも凄い役者さんだなぁと思いました。

サムを突き放してしまったディーン
ショックでした。
でも、yumiusaさんが仰るようにディーンはそれだけくたくただったんだなあと。
一日が二日になり、一週間になり音沙汰が途切れれば途切れるほど連絡は
とりづらくなって・・・5年が流れてしまったのですね。
サムは寂しがりやでおにいちゃんっこだからお兄ちゃんに拒絶されてどれだけ心が壊れてしまったか・・。
Luciferサムを見て、本当のサムの心の痛みを思うと胸が痛かったです。

S1でマックスに会ったとき、サムはマックスのようになることを恐れていましたよね。
その時、お前には俺がいるだろみたいなことを言っていたディーンがとってもかっこよかったです。
その時から、ディーンは答えを持っていたはずなのに、離れ離れになってしまって・・・。
やっと二人に戻ってくれて、嬉しかったデス。

インパラの助手席に座るサムがはやくみたいです。

yumiusa さんのコメント...

千広様、おはようございます。

白スーツのSam、何で白??って思ってましたが、Luciferってキザですね~(苦笑)
白スーツが似合ってました。

いつも彼らの演技には感心していますが、今回はちょっと凄かった。JensenもJaredも、Mishaも。5年間ですっかり変わってしまったDeanと、まだ余裕のある今のDean・・・。5年後のDeanが、変わらないでいてくれることを願ってやみません。彼が変わらなければ、SamがLuciferのVesselになることもないと思います。

Deanは、自分と離れたSamがどうなっちゃうか想像してなかったと思うんです。Samはとても強い。自分なんかよりずっと強いと思っているDeanは、自分はいなくてもSamが壊れることなんてないと思ってたのかな。
でも実際は、Samの心は壊れちゃったんですね。Luciferに"YES"と言ってしまうほど。

Maxに会ったとき、確かにSamは不安になってましたね。その時のDeanの言葉は確かこうです。
Dadがいるから大丈夫だって言うのか?Dadはここにいないよ。と言うSamに、"違う、俺だ。俺がお前の元にいる限り、お前に悪いことなんて起こりっこない"と、きっぱりと言ってのけた。
ほんと、Deanの答えは出てたんですね。
でも、ちょっといろいろありすぎて一番簡単なこと、見失ってただけ。でも、きっともう大丈夫。2人でいればどんな困難も、乗り越えていってくれると信じていましょう。

そう、やっぱり、Impalaの助手席はSam出なきゃ!ですね(笑)