USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2009/09/19

Supernatural Season5 Ep2 "Good God, Y'All"の感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。












Supernatural Season5 Ep2 "Good God, Y'All"の感想もどきです。








やっぱりSamのDemon Bloodholicは、そんなにあっさりと解決してくれませんね。ま、あれだけの中毒症状があったんだから、体は浄化されても、Samの心の方がついていけていないのかもしれないです。
自分を信じられないか~。
悩ましい状況ですね。




さて、それでは今回もぼちぼち始めましょう。
あ~いつもの通り念のため、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。よろしくです。







Bobbyは、車いすです。
なかなか回復しなくて、ツライ思いをしているようです。Deanは、"元気づけないとな。肩でも揉んでやるか!"何て言っていますが、Samは、"Bobbyは今度は立ち直れないかも・・・・"何てこと言っています。確かに、Bobbyの沈んだ顔にこちらまで悲しくなります。
DeanとSamも心配で、様子を見に病院へ来ていますが、さすがDean。時間は有効に使っています。何と自分の胸部レントゲン写真を撮ってきています。
先週のEpで、LuciferやAngel達から姿を隠す強力なSpellを体に刻んでもらった2人ですが、それ、肋骨に描いたってCasは言ってましたね。Deanのレントゲンには、素晴らしくCoolな文様が刻まれていました。これ見た人、ビックリしたでしょうね。あり得ないものを見たって、この事よね。
と、Samの携帯が鳴ります。
・・・あなた達ね、いつも思うんだけど、病院は携帯禁止よ!(苦笑)
電話をかけてきたのは、Cas。
どこにいるのか聞いてすぐ切っちゃいました。
????なんで??Angelが、携帯電話使う必要あるの?と一瞬思ったけど、そうだ!今言ったじゃん。この肋骨のSpellのおかげで、DeanとSamは、すべてのAngelから姿を隠してるんでした。もちろんその中にCasも含まれるわけです。
そんな説明してる横からBobbyが、そんなこた~どうでもいいから、とっとと俺を治してくれ!って。ところがCasは出来ないと言います。彼は現在、HeavenとHeaven's Powerの多くから、切り離されている。Casが出来る事は、限られているようです。


C"私には時間がない。話し合う必要がある。Luciferを始末するお前の計画について"
D"手伝ってくれるのか?"
C"いや、それは愚かなことだ。それはやり遂げることなど出来ない"
D"そうかよ、ま、とにかく、気にかけてくれた事には感謝するぜ"
C"だが、わたしは解決できると信じている。Michaelより強いもの、Luciferよりより強く、Apocalypseを止めるに十分強い誰か"
S"誰?"
C"わたしを復活させ、お前たちをあの飛行機に乗せたもの。すべてを始めたもの。・・・God・・・、わたしはGodを探すつもりだ"


ああ、そうか、Casを復活させたのはGodだったのね。だから、Zachariahはあんなにあっさりと引き下がったわけだ。さすがの極悪Angel もGodの登場にビビったわけね。Casは、やっぱり本来なら復活なんて出来ない状態だった。その困難な状況を曲げられるのは、Godだけ。Godが自ら復活させたCas。力が半減されちゃったり、いろいろと大変そうだけど、この先どんな事になるのか。
DeanとSamを飛行機に乗っけたのもGodだとCasは言っていますね。SamのDemon Bloodholicも綺麗にしてくれて。でも、タダより怖いものはないって言いますから、この先何を要求されても驚きませんね。


Deanは、Godだと??捜すんならメキシコでも探してみろよ。トルティーヤでも食ってるんじゃないかと、にべもありません。でも、Casは、この戦いに勝つためには、Godが必要不可欠だと考えています。

C"わたしは、今週2人のAngelを殺した。お前の為に。そしてお前とお前の弟は、世界を破壊した。そして、わたしはすべてを失った。すべてを。それえでも、お前は、自分の意見を押し通すのか"
B"で、それが何だ?あんたは、何が欲しい?"
C"わたしは、Amuletを取りに来た"
B" Amulet?どんな?"
C"非常に貴重で、非常に強力な。それは、Godの存在を感じると熱く燃える。わたしがGodを見つけるのを助ける"
S"God用のEMF?"
B"あ~、あんたが何の事を言ってるのか、見当もつかないな"
C"わたしにはわかっている・・。"

そう言って、CasはDeanの胸元に視線を落とします。
そう、小さかった頃、DeanがSamに、クリスマスにもらったあのAmuletです。これはもともと、SamがJohnにプレゼントしようと、Bobbyから貰った物だったけど、クリスマスにも帰ってこなかったDadに呆れて、Deanにあげることにしたんでしたよね。このころから、SamのDadへの抵抗というか、反抗が芽生えたんじゃないかな。
で、そんな大事なAmuletを貸せと言われて、Deanは驚きます。だって、これが、そんなに貴重なものだったなんて、今の今まで信じていませんでしたよね、きっと。

D"何?!これかよ??"
C"それを借りたい"
D"ダメだ!!"
C"・・・それを渡すんだ"

しぶしぶAmuletを首から外して、Casに渡そうとしてひと言。

D"わたっかよ・・・。ったく、・・・失くすなよ!!・・・何てこった、まるで裸になったみたいな気分だぜ"
C"・・連絡する・・"

Casは、とっとと姿を消します。

B"神様に会ったら、俺に足を送るように言ってくれ!"

切実なお願いですね。ま、Godなら何てことない事でしょうから、ちょちょいのちょいと、Bobbyを治してあげて欲しいです。


その頃、Bobbyの古いHunter 仲間のRufusおじさんは、戦闘の真っ最中です。で、Bobbyに助けてくれと電話をかけてきます。でも、"ちょっとした助けが必要だ"っていう言い方が、なんともRufusらしいですね。

結局、町の名前を聞いただけで、銃の音がして電話は切れてしまいます。もちろん、Bobbyは、こんな状態で動く事も出来ず、DeanとSamが、Rufusの救出に、River pass, Coloradoに出向くことになります。

町への唯一の橋は、途中で壊されています。
車での移動はこれ以上無理で、Impalaはここへ置いて行かなければならないので、Deanは心配でしょうねえ。
2人が町に入ると、まるでGhost townです。
車はひっくりかえってるは、庭のスプリンクラーは回りっぱなし、道路には血だまりが出来ています。
そして背後で銃轍を立てる音に振り替えると、なんとそこにはEllenが!!
何が起こってるんだと尋ねるDeanに、ElleはHoly Waterをぶっかけます。正しい行動です。Demonでないと確認してから、Ellenは隠れ家に2人を案内します。そして会えてよかったとHugしてからDeanに平手打ちをプレゼントします。
あまりに心配しすぎてたから、Momとしてつい手が出ちゃったんですね。
相変わらずEllenは、Ellenです。

隠れ家には、町の人が何人か隠れていました。
Ellenは、RufusからDemonの兆候がある町を調べているという連絡を貰った時、たまたまその近くにJoと一緒に来ていました。Ellenは現在、Joと一緒にHuntingをやっています。そして、町に入ってみると、そのほとんどがDemonに占領されていました。そして、EllenとJoは、離れ離れになってしまいます。
とにかく、DeanとSamは、銃と塩を調達するため、そしてRufusとJoを探すために外に戻る事にしますが、Deanは、Samに残るように言います。

D"待てよ、俺が一人で行ってくる"
S"何?ひとりで?"
D"誰かここに残って、あいつらに銃の使い方教えた方がいいだろ"
S"Elleがいるだろ"
D"いや、いや、お前が残って、一緒に教えた方が早いし、な?"
S"ひとりで、銃と塩を取りに行って、RufusとJoも探すって?そんなの無茶だよ"
D"大丈夫、俺なら出来る"
S"・・・・・おれが外に出るのが心配なんだな"
D"そんなこと言ってない!"
S"そこら中、Demonだらけだから"
D"そんなこと言ってないって!"
S"大丈夫、行こう"

そう、Deanは、心配なんです。
Samが、Demonと接触する事が。
Demon Bloodholicが、再発するんじゃないかと心配でしょうがない。

DeanとSamは、別れてそれぞれ、銃と塩を取りに行きます。Samが、塩を袋に詰めていると、ティーンエイジャーにPossessしたDemonが2人入ってきます。瞳が真っ黒です。
Samは、銃を取ろうとしますが気づかれてしまいます。悪魔払いのSpellを口にしますが、なぜかDemonは苦しむ様子もなく歯向かってきて、SamはRubyのナイフで刺殺し、もうひとりも始末します。床に倒れた2人の周りには血だまりが出来、手に持ったナイフには新鮮なDemon Bloodが滴り落ちています。指でそっとその血をすくって、じっと見つめるSam。
正直、このときのSamには、ぞっとした。
嫌悪というよりは、恐怖かな。
Godのおかげで、体の中のDemon Bloodは、綺麗に浄化されたけど、Samの心の中の依存性はまだ完全には断ち切れていないような感じがしました。Deanには、大丈夫だと言って、自分自身もDemon Bloodを目の当たりにするまでは、大丈夫だと思っていたんでしょう。Rubyの血がきれて、禁断症状を起こした時のような苦しさが、飛行機に乗ってからなかったから、自分は大丈夫だと信じていたと思う。
でも、どうやら本当は違ったようです。
ただ、あの頃と違っているのは、SamはDeanには、正直になろうと決めたんだろうという事です。だからこのEpの最後に、悲しい出来事が待っている・・・。

もう少しでその指を口に持ってくんじゃないかとハラハラしてる所に、Deanがやって来ます。血だまりとSamを交互に見て、なんとも複雑そうな顔のDean。


アジトに戻って、みんなに銃の使い方とかを教えます。銃の使い方に慣れている男に、どこで覚えたか聞くDean。彼は、Fallujahで覚えたと言い、Deanにも同じことを訊き返します。Deanは"地獄だ"って・・・。"いや、まじめな話、本当は?"と訊かれ、"いや、マジで、地獄だよ"っと。
本当にまじめな顔でこんなこと言われた方は、何て返していいかわかりません。


部屋の隅に座って何事か考え中のSamのそばに腰を下ろすDean。

D " どうした?"
S " ・・・あの店で・・・Demonは、少年に乗り移ってた。だから、おれ、子供を殺さなきゃならなかった"
D " おい、Sam、しかたなかったんだ"
S " わかってる。でも・・・おれが、みんな助ける事が出来ればいいと思って、前みたいに・・・"
D " なに・・・お前、それって、お前が、Demon Bloodで力を持ってた時のこと言ってんのか?"
S "・・・おれ、・・・おれ、そうは言ってない"

ま、これ、Samはずっと言ってた事ですよね。
自分の力を使えば、Demonだけを殺して、その時体が無事ならば、Possessされてた人は、助ける事が出来る。その力を持ってから、自分は、今まで以上に人々を助けてきたんだって。でも、そのやり方は、間違ってたんです。結果が良ければ、何やっても良いってことにはならない。自然の摂理を曲げちゃダメなんです。
子供を殺しちゃって、ちょっと意気消沈してるから、こんなこと考えちゃうんでしょうけど、こんなこと聞かされたDeanは、また心配でSamから目が離せなくなる。


そこへ、EllenがJoを探しに行くと言ってきて、Samは一緒に出かけると言いますが、Deanは不安でしょうがありません。


D"ちょっと話せるか?・・・お前、行くのか?"
S"大丈夫だよ。大したことにはならない"
D"俺が行く"
S"大丈夫だって。彼らのために、ここに残ってて。おれが、Elleをバックアップするから"
D"行くのはお前じゃなくてもいいだろ"
S"ああ、そうだった。忘れてたよ。Deanは、おれがDemonを捕まえた途端、突然またやつらの血を飲み始めると思ってるんだ。まるでおれが、何の学習もしなかったように"
D"そうなのか?"

Samは、耐えきれなくなったようにDeanを突き飛ばします。

S"本当にそんな風に考えてるなら、おれ・・・・・"

その後の言葉は続きませんでしたが、信用されてないってツライことですね。それくらい酷い事してたってことなんですけど、Samにとっては試練の時です。



SamはEllenと一緒にJoを探しに行きます。
兄弟の関係の変化は、Ellenにはお見通しです。何があったの?女関係?なんてあたらずも遠からず、ってとこでしょうか。仕事のストレスだよなんてSamは誤魔化して、逆にEllenとJoが一緒にHuntingしてるなんて驚きだと言います。確かにあんなに大反対だったのに。でも、Ellen、Joが辞めないなら、一緒にいて傍で見守るしかないと考えたんですね。
お母さんは娘が可愛くて心配でしょうがない。

そして、煙が出ている家を見つけて近付くと、中には瞳が真っ黒のDemonがいますが、Samは、寒さを感じないDemonが暖炉で暖を取るなんて、おかしいと思います。
突然Demonの襲来!
と思ったら、なんとJoも交じっています。
そして、彼女の瞳も真っ黒です!
ところが、Ellenに襲いかかったJoの台詞が、おかしい。

Jo"わたしのママを返しなさい!この黒い眼の雌犬!!"

Ellenは、銃を取り上げてJoを殴るつけると、その場を逃れますが、Samは、後ろから現れた男に殴られ気絶してしまいます。
それもなんと、Rufus。彼の瞳も真黒です。


Samが気づくと、椅子に縛られていました。
RufusとJoが、目の前にいますが、どちらの瞳も、Samには真っ黒に見えています。ところが、Joは、SamにHoly Waterをかけ、Rufusは、Samの口に塩を流し込みます。まるで、SamこそがDemonだと言わんばかりです。


その頃、心配でじっとしていられないDeanは、部屋の中をウロウロを歩き回っています、そこへ、Ellenが帰ってきましたが、ひとりきりです。
一瞬銃を手に外へ出て行こうとして、Deanは思いとどまります。
まずは、すべてを把握しなくては、Samを助けられないと、すべての事を考え直す事にします。



Holy Waterにも、塩にもまったくダメージを受けないSamに、RufusとJoは、訳がわからない様子です。その3人をドアの向こうから、こっそり窺っているのは、Ellen達といた中のひとりの男Rogerです。



Ellenによると、JoはDemon Possess除けのCharmを身につけていました。何だかおかしい。それに、彼女は、Ellenの事を、黒い眼の雌犬と呼びました。そして、Holy Waterも塩も効果のないDemon。何だかすべてがおかしな具合です。

最初に立ち戻って考える事にします。最初、Rufusは、何と言っていたか。Demonの兆しを見つけたと言った。そしてそれは、水に関する事だとEllenに話したそうです。Deanは、神父さんに、水について何か思い当たる節はないかと尋ねると、先週の水曜日に、川が突然汚染されたと言います。そしてその翌日にDemonが、活動し始めた。そして、同じ水曜日に流れ星が落ちたと言います。
それを聞いたDean、聖書を引っ張り出して、ある一節を読み始めました。

「天国から強大な力の星が落ちました。トーチのような炎は川に降りかかりました。そしてその星の名は、ニガヨモギ。そして多くの人が死にました。」

Revelation 8:10 Apocalypse。

これらの特定の兆し。
4人の騎士、赤い馬、つまり戦争。
路上に停まっていた、Cherry Mustang。
戦争を引き起こそうとするならば、それはここにいる人々の思考に干渉しているはずです。人々を互いにたたかわせること。
JoはEllenを、黒い眼の雌犬と呼んだ。彼女にはそう見えたんです。そしてEllenにもJoの瞳は真っ黒に見えた。
お互いがお互いをDemonだと思い込んでいる。
そして本当は、Demonなんて全くいないとしたら、ただ人間同士、殺し合いをしてるだけです。
なんてこと。

神父さんがDeanに訊きます。

神"これは、Apocalypseの始まりなんですか?"
D"その通りだ、神父"





その頃Samの元には、例の男が現れています。
Samにすべてを説明するために。その姿のRogerは、すでに土の中です。
お前は何なんだと訊くSamに、男はヒントを出します。自分のいた場所。まずは、ドイツ、またドイツ、そして中東。それは、3つ目が始まるのを楽しみに待っています。
つまり、こいつは、"誰"ではなく、"何"かなんです。
こいつの名前は"戦争"。
こいつが待っている3つ目とは、第3次世界大戦です。
Luciferが解き放たれた今こそ、絶好のチャンスが到来したというわけですか。
そしてやはり、今この町には、ひとりのDemonもいませんでした。
先週はMayberryでここと同じことを起こしたようです。親が子供を刺し殺す。お前がそうさせたんじゃないかというSamにWarは、人間はお互い殺しあう事に意味なんか必要ないんだと言います。

S"おれがこの手でお前を殺してやる"
W"そりゃいい、お前がわたしの広告塔だから、それは魅力的だ"
S"・・・どういう意味だ?"
W"・・・あの事を考えることを止められないんだろ。お前が、そのナイフから滴っているのを見てからずっと。"
S"違う!"
W"抗議は、お前の兄弟のために取っておけ。わたしには、お前の考えが分かる。そしてそのことしか頭にない。血、血、血。欲望、力のために。これまでと同じだ。お前は再び強くなりたい。誰よりも強く。良い心がけだ。地獄への近道。お前は、今、良い気分じゃないだろ?温かい死体にどっぷりと浸かるまで、もう少し待ってればいい"

目を逸らそうとしていた事をズバリと指摘されて、Samは言い返す事も出来ません。それが多分真実だから。RubyのDemon Bloodは、やっぱり相当Samの心を深くまで蝕んでいた。大丈夫なんて言葉では到底乗り切れない状況だったんです。
そして、Warは右手にはめた指輪をくるりと回します。すると頭からたらりと血が流れ落ち、大声で助けを呼びました。RufusとJoが、飛び込んできます。Demonが、ここを襲いに来ると言ってると言います。自分のせいにされたSam、また派手に殴られます。


Deanの方に戻ってきた、Rogerではなく、中身はWar。
そして、Demonに会って、やつらが自分たちを一人ずつ、狙い撃ちしようとしていると言います、もちろん嘘です。Demonなんか居ないんだというDean。するとWarは、こっそりDeanにウインクして、こいつらDemonだと言います。その途端、DeanとEllenの瞳が、彼らには真っ黒に見えます。もうこうなっては説得は無理と、とりあえず、その場を離れる2人。

一方RufusとJoの方は、窓にパイプ爆弾を仕掛けています。
Joは、Ellenがそれにかかったらと思うと、気が気でない様子。そりゃそうです。とにかくDemonの襲撃に備えていると、爆弾が突然爆発!
Rufusが、見に行くとそこには誰もいません。そして、窓から延びた腕に外へ引きずり出されます。Joも後ろからEllenに羽交い絞めにされます。

Deanは必至でRufusに説明します。
これは、Warの仕業だ。汚染された水。流れ星。戦わせる赤いMustang。それは、みんなに敵意を抱かせる。そして、幻覚を見せているんだと。
やっとDeanの声に耳を傾けたRufus。真っ黒に見えていたDeanの瞳が元に戻ります。そして状況を理解します。Joも、Elleの説得で幻覚から抜け出していました。
ところが、Warに唆された人々が、襲撃にやってきます。銃撃戦です。
Deanは、囚われのSamを助けに行きます。
Sam、Deanを見るなり、"Dean!おれ、Demonじゃないよ!!"っと叫んでおります。わかってるって、Sam。Warを探さなくてはなりません。あの妖しい指輪を何とかしないことには、人々は永遠に殺し合いを止めません。
Rufusは、みんなを止めて回っていますが、男の子は神父さんを撃ってしまいました。神父さん、多分助からないわね。我に返った男の子が、自分のやったことを悔いる姿は、言葉もありませんでしたが。
そして、Ellenは、馬乗りになられて銃を突きつけられますが、弾切れです。今度はナイフでのど元を刺されそうになります。必死で抵抗するEllen。彼にはEllenの瞳が真っ黒に見えています。



Cherry Mustangの元へ戻ってきたWarを羽交い絞めにするDean。

W"何て可愛いナイフだ。お前達にWarを殺すことなど出来ない"
D"わかってるさ"


Samは、Warの指輪を奴の指ごと切り落とします。
一瞬にしてかき消えたWar。
後には、その指輪だけが残りました。

Ellenを殺そうとしていた彼も、幻覚から解き放たれ、Ellenも無事でした。




そして、ラストシーン。

DeanとSamは、湖の近くに向かい合って座っています。
Deanは、あの指輪を手にしています。

D"破滅へのピットストップか"
S"・・・Dean"
D" Sam、いいって"
S"聞いてくれよ。大事なことなんだ。・・・おれ、Deanがおれの事信用しないって言ったこと、正しいと思う。それがどういう意味か、今ならわかるんだ。おれ自身、自分を信用できないから。・・・あの血を見たとき・・・おれの頭の中はでは、それが正しい事だと自分に言い聞かせてた。おれの考えは正しくて、そして・・・それは間違ってないって。でも、その考えの裏で、別の事も考えてた。おれ、何だか胸にぽっかりと穴があいたような感じがしたんだ。それがどれくらいメチャクチャな事に聞こえるかわかってる。それにそれは、おれがおれ自身どんなに混乱してるかわかってるってことなんだ。・・・問題はDemon Bloodじゃない。本当に違うんだ。おれは、その血を責める事が出来ない、Rubyや他の何も・・・。問題は、おれ自身にあるんだ。・・・おれ、いったいどこへ行こうとしてるんだろう?何かがおれの中にあって、それはおれをものすごく怖がらせるんだ、Dean。この2、3日で気づいたんだ、Dean・・・"
D"何が言いたい?"
S"・・・おれ、狩りが出来るような状態じゃない。おれ自身が危険だから、一歩距離を置いて、冷静に考える必要があると思うんだ。・・・多分、おれたちがちょっと、別々にやっていった方がいいように思うんだ"
D"・・・ああ、確かに、お前の言う事は正しいと思うよ"
S"・・・喧嘩になるの、覚悟してたのに・・・"
D"事実、俺は仕事するより、お前を心配する事に時間を取られてる。そんな余裕ないはずなのにな。今は。"
S"・・・ごめんよ、Dean"
D"俺には、わかってるよ。Sam"

Samは、その場を立ち上がろうとします。
Deanは、Samを呼び止めます。

D"なあ、・・・Impalaに乗って行きたいか?"
S"ううん、大丈夫だよ。・・・体に気をつけて、Dean"
D"ああ、お前もな、Sammy"



大事なImpalaをSamに預けようとするなんてさ、このときのDeanの気持ってどんなだったんでしょうね。
Samは、物凄く大事なことをDeanに正直に告白した。
これは本当に、良かったです。
Deanに、"もうお前の事信用できないかも、正直でいてくれ、それ以外にない"と言われて、これまでの自分の嘘や、誤魔化し、言い訳、失ったDeanの信頼をもうこれ以上失くしたくないって、気づいたんでしょうか。
でも、これを告白するには、相当勇気が言ったと思う。
正直に言って、またDeanに嫌悪される可能性も考えたと思うんです。だから正直に言ったSam、偉かったね。
そのSamを理解して受け入れたDeanもつらかったろうけど、りっぱなお兄ちゃんでした。

わたしの心は、ボロボロですが、このままEp3、4あたりまでボロボロのままっぽいです(涙)
なかなか、すんなりとはいかないね。
ま、覚悟はしてたけど、そうよね、すんなり何もなかったように、仲良し兄弟に戻るなんて、そんな甘ちゃんなわけないもんね、Supernatural スタッフが!


どか~んという、派手さはないけど、ボディーブローのようにじわじわと効いてくるEpが1、2ときて、また来週も、Emotionalなお話が続きそうですね。
早く息抜きさせてほしいけど、多分Ep5のParisの出演Epまでこのまま突っ走りそうなので、皆さん気をしっかり持って頑張りましょうね。
では、また来週。



***

4 件のコメント:

amber さんのコメント...

こんにちは、yumiusaさん。S5-2の訳、ありがとうございます。
ホントにラストには泣かされました。
訳していただいて、兄弟の会話の詳細が分かり、また涙です(特にインパラのところ、Deanの心遣いが泣けます)
また、二人に戻るとわかっていても、つらいものです。

前半は、レントゲンに笑ったり、Warの指を切るのが、まるで指輪物語のサウロンみたいで、でも、まさかDeanはこの映画を見てないだろうとか、いろいろ想像してました(笑)

話し合って、納得して、道を探るのも兄弟ならではの信頼の証ですよね。

yumiusa さんのコメント...

amberさん、こんばんは。

油断してると、いつも泣かされます。今回もダメでしたね。ほんと、特に"Impalaに乗ってくか?"って・・・(涙)どんな気持ちでSammyを見送ったんでしょうか・・・。
元に戻ると分かっていても、ツライです。ひょっとしてEp3では、2人は全くの別行動でしょうか?ああ・・・ツライ・・・(泣)

レントゲンは、撮った人がいちばん驚いたでしょうね~。指切りは思わず目を閉じちゃいました。痛すぎです(汗)
映画通のDeanも、指輪物語はさすがに見ていないでしょうか。

血は水より濃いとはよく言ったもので、最後には元の鞘に戻るものと信じて、今の苦境を乗り越えたいです。
ああ、それにしてもツライです(涙)

LICCA さんのコメント...

yumiusaさん、こんばんわ!
やっと追いつきました(苦笑)
まだ少々問題は残ってますが、とりあえず新しいエピを楽しめるのは極上の時間です(嬉)

2話で非常に重たい兄弟のスタートになりましたね。
ホントに別行動とは・・・
これ以上落ちる事がないと分かってても、やはりツライなぁ。

このエピ、久しぶりにS2の時のように、狩りの過程で、二人の間の問題が浮き彫りになる、という展開、面白かったです。
心情的にはしんどいですが。
お兄ちゃん、本当は四六時中SAMの事心配していたいのかもしれないですけど、今のDEANには、それすらできないくらい、大忙しですからね。
誰もDEANを放っておいてくれない。
一緒に狩りをして欲しいけど、SAMには早く気持ちの整理をつけて、DEANの元に戻って欲しいです。
だって、いつまでも、DEANが一人に耐えられる訳がないから。
二人にとって試練の時ですね。

Ellenのビンタ、サイコーでした。
母強し、ですね。
そして、Bobbyもツライ時間が長引きそうです。
Bobbyのこれ、いつまで続くのでしょうかね。
EP7(のset photo)でもまだwheelchair乗ってましたよね。
あぁ、Bobby・・・また心配事が増えました。

離れ離れの兄弟は、あと2話続くようですね。
しんどいなぁ、2週。
来週はCasとDEANのコンビ誕生ですね。
Casの気まぐれがもう少しなくなればいいのですけど、この感じがAngelぽくていいのかな?
Jessも出てきますし、楽しいですよね、S5。

yumiusa さんのコメント...

LICCAさん、こんばんは。

りんごさんの不具合、大変でしたね。
復活して良かったです。しかし、なんだったんでしょうね。恐ろしいです・・・。
この先は、正常に働いてくれることを、願っています。まったく他人事とは思えません!

いや、マジで、Ep2のラストは、アタタタって感じでした。そうかそう来るか。Ep1の最後で、Deanにあんなこと言わせておいて、Ep2で、Samにそれ言わすか!?って・・・。
痛すぎてしばらく立ち直れませんでした。
あのWarのおっさん、Samの一番痛いところをグリグリしてくれちゃいましたが、結局はこの先、あれがいい方向に向かうきっかけになるんだと思いたいです。
世の中時には嘘も必要ですが、DeanとSamの間にはそれは必要ないと思います。
Samなしの生き方がDeanに出来るとは、わたしも思わないので、早く元の鞘に収まって、少なくとも心の平安だけでも取り戻してほしいです。

Bobbyに関しては、本当に心配です。早く回復してほしいですね。
Ep3~4は、こちらにとっても試練ですね。
早く2人揃ったHuntingが見たいです。
来週Casはまったくどんなことになるのか、Dean、お手柔らかにと言ってあげたくなります。だってまったくの初心じゃないですか!ああ、Cas!頑張れ!!

ほんと、懐かしい顔が見られて、大変楽しいSeasonですね(^^)