ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。
Supernatural Season4 Ep19 "Jump the Shark"です。
ウダウダは後にして、さっそく始めたいと思います。
念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
冒頭、ある家の中で女の人が何かから逃げています。
ベッドルームに逃げ込んだ彼女は、ドアをクローゼットで封鎖して、ベッドに腰かけますが、突然その下へ引きずり込まれます。床にはJohnの写真が入った写真立てが・・・。
どこか湖畔?に止めたImpalaの中で無理な体勢で寝ていたDeanが目覚めたとき、Samは歯磨き中。Deanは、起きた途端、腹減ったって言います。起きぬけに食欲があるなんて、わたしには信じられませんが、さすがDean。Samが、バックシートにサンドウィッチがあると言いますが、どうもそのツナサンド、傷んでたみたいですね。
そこへ、電話の呼び出し音。
車のダッシュボードの中、鳴っていたのはパパの携帯でした。
しかし、いっぱい持っていますね~、携帯電話。
Deanが電話に出ると、Adam Milliganと名乗った相手はJohnと話したいと言います。Deanが、彼は2年前に死んだと言うと、Adamは絶句します。Deanが、君は誰だと訊くと、自分はJohnの息子だと言います。
DeanとSamは、MinnesotaのWindomという町へ、Adamに会うためにやってきました。
短時間で調べまくったんでしょう、Samによると、Adam Milliganは実在する人物で、1990年にKate Milliganという女性が生んでいますが、父親が誰かはわかりませんでした。
説明を聞いているのか聞いていないのか、Deanの表情は硬いままで、"これは罠だ"と言い切ります。
よりによって、John Winchesterの息子を騙るとは!!って感じでしょうか、全くAdamが、本物だとは信じていません。
Deanは、Adamとの待ち合わせのDinnerに入ると、コップの水を観葉植物の鉢に捨てると、それを聖水で満たします。そして、セットされていたナイフとフォークを純銀のものに取り換えます。
Deanは、電話をかけてきたのは、自分たちを騙そうとしているDemonかShapeshifterだと思っていました。
これっぽっちも、本物だと考えていないDeanにSamはパパの手帳を開いて言います。あるページだけ、まるでなかったことにするかのように破り捨てられていました。
パパはAdamが生まれる9か月前にMinnesotaに来ていました。偶然だというDean。Samは、Johnも修道士じゃあるまいし、Monsterから救われた女の子が感謝して、そういう事になったとしても不思議じゃないと言います。
確かに、Deanだってそういう経験一杯あるでしょう。
でも、DeanはパパのSEXの話しはしたくない。
この時Samが言った最後の台詞が笑えるんだけど、Deanは笑いごとじゃない。
S "Maybe he slipped one past the goalie"
D "Dude! "
と、叫んでおりますが、・・・これなんて訳せばいい?(苦笑)
オトナにはわかる?
要するにSamは、パパは失敗しちゃったんだよと言いたいわけです。
ゴールキーパーとは、上手いこと言うわね、Sam。
そこへ現れたAdam。
ごく普通の男の子です。
聖水を飲んでも平気。Demonではありませんでした。
Samは、Johnとは仕事仲間だったと言います。パパは整備士だと言っていたようです。どうして死んだのか訊くAdamに、仕事のせいでと答えました。ま、嘘ではないけど、本当の事ではもちろんない。
どうして今電話をかけてきたか訊くと、Adamは、Johnが唯一の家族だからと言います。彼のママは、3日前に行方不明になっていました。
Adam自身、数年前までJohnが父親だとは知らなかった。ママは看護婦さんで、Huntingの事故で病院に来たJohnと知り合ったようですが、Adamが生まれた事を話してなかったようです。
Adamにも、Johnの事は話さなかった。普通の家族じゃなかったからというAdam。
Adamが12歳の時パパの事を聞くと、彼女はJohnの古い電話番号に電話をかけたそうです。Johnは、過去に関係を持った女性が自分の子供を生んでた事を知らされて、仰天したでしょうね。一晩中車を運転して駆け付けたそうです。それからは、時々訪れていた事がこの後、写真なんかでわかります。
テーブルの下で、銃を構えてトリガーを外すDeanに気付く様子もなく、Adamは運ばれてきた食事に手を付けます。まず、紙ナプキンを膝に広げて、純銀製のナイフとフォークを使って。Shapeshifterでもなかった。
Johnは、時々訪れてはAdamにポーカーやビリヤードを教え、15の時初めてのビールも飲ませてくれた。そして、車の運転も。Impalaを運転させたと知ったDeanがとうとうキレます。嘘つき呼ばわりです。なぜなら、自分たちこそがJohn Winchesterの息子だから。自分には兄弟がいたんだと言うAdamに、お前には兄弟なんかいない。お前がHunterかどうか、あるいはたちの悪いゲームをしているのかどうか知らないが、俺はもう帰ると言って席を立つDean。Adamは、Johnの息子だと証明できると言います。
彼の家に行くと、Johnと撮った写真がありました。
Adamの14の誕生日に野球を見に行った時の写真。誕生日にパパが何してくれるか訊かれたDean・・・。たぶん4歳以降は、そんな楽しい思いで一度もなかったでしょうね。Samに至ってはまったくないかも・・・。
思うに、Johnは、ここで普通の家族を演じてた。
彼には逃げ場だったのかもしれない。
だって、結局JohnにはAdamが自分の本当の息子かどうかわからない。Kateがそう言っただけです。それでも良かったんでしょう。普通の妻と、普通の息子がいる普通の家族を演じて、ツライ現実から一時、逃げ出したかったんじゃないでしょうか。
でもね、そうだとすると、DeanとSamはどうなるの?
逃げ場がない2人には、Adamと幸せそうに写真に納まっているパパの姿を見るのは、とても酷い現実のような気がします。
とりあえず、Adamのママの調査をすることにした2人。彼女は3日前に突然消えてしまいました。警察が家を探したけど何も見つけられませんでした。
Deanは、Kateの寝室を調べます。寝室には、釣りに行った時の写真が飾ってありました。複雑な顔でそれを見つめるDean。やってきたAdamは、Deanにパパの事について訊きますが、Deanは知らない方が良いと言います。
Samが調べたところによると、1990年にパパはこの街で死体が無くなった事件を調べていたようです。死体はその後見つかったんですが、それが何によるものなのかはわからず、殺す事も出来なかった。そしてまた今になって、それが活動を始めたってことです。先月、墓場から3つの死体が無くなっていました。それに、Kateの他にも、Joe Bartonというバーテンダーも行方不明になっています。Adamは、KateがJoeを知っていたとは思わないと言います。
その時、Deanが床の引っかき傷のようなものに気付きました。ベッドのマットレスをどけてみると、何とそこには、通気口の穴のようなものがありました。
顔を見合せてじゃんけんするDeanとSam。
もちろんいつものようにDeanの負けです(苦笑)
自分でもわかってて、"いっつもだ!!"と悔しがるDeanが可愛い。でも、じゃんけんするまでもなく、ここにSamが入るのは、無理じゃないですか?
マジで狭い通気口を進んでいくと、通路の先で血だらけの現場を見つけてしまいました。Kateは、もう絶望的です。
モーテルで銃の手入れをしていると、取乱したAdamがやってきます。Adamは、自分の家が犯罪現場で、しかも、もうママが生きていないだろう事にショックを受けています。警官が見つけられなかったようなことをDeanが見つけた事から、彼らが本当は何者なのか知りたがります。
S"おれ達はHunterなんだ"
D"Summy !!"
S"彼は、知っているべきだよ、Dean"
A"Hunterって?"
Samは、自分たちの事、自分たちの仕事について説明しました。Adamは、今まで自分が映画の中で見たMonsterが実在することを知ります。
D"ゴジラは違うけどな"
S"・・・おれ達はそれを狩ってる。おやじもそうだった"
A"・・・OK・・・"
D"・・OK??それだけかよ?"
A"・・それ意外何て?"
D"嘘つきとか、オカシイとか、普通OKなんて誰も言わない。"
A"あなた達は、僕の兄弟だ。本当の事なんだよね?"
S"ああ"
A"だったら、信じるよ"
Adamはママがまだ生きていると思うか訊きますが、その可能性はないでしょう。Adamは、DeanとSamがママを殺したモノを探しているなら自分も手伝いたいと言います。
D"ダメだ!!"
S"Dean、なあ、たぶん・・・"
D"たぶん何だよ?!!"
S"彼は、母親を亡くしたんだ。たぶん、おれ達ぐらいそれがどんな気持ちかわかる人間なんてないだろ?"
D"なんで、オヤジがこの子の事を俺たちに話さなかったと思う?Sam。え?!なんでオヤジがあのページを破り捨てたと思うんだ?!"
S"・・それは・・・"
D"それはな!オヤジが彼をこんな仕事から守りたかったからだ!"
S"おやじはもう死んだんだ、Dean"
D"そんなこと関係ない!!オヤジはAdamが俺たちと同じように生きる事を望まなかったんだ!いいか?!その望みを尊重しろ!"
A"僕の意見を言ってもいい?"
D&S"ダメだ!"
D"子守はゴメンだ"
S"どこ行くんだよ?"
D"どこでもいいだろ!!!"
Deanは、怒って出て行ってしまいます。
Deanはいつもあんな感じなの?って訊くAdam。ようこそわが家族へって、Sam・・(苦笑)
Deanが大反対したにもかかわらず、Samは、復讐したい気持ちがどんなかわかるからって、Adamに銃を渡します。
そうね、その気持ちはSamは痛いほどわかるでしょうね。
怒って出て行ったDeanですが、ちゃんと仕事していました。エライ!!
3つの死体が盗まれた墓に調査に来たDeanは、そこで流れ出した防腐剤の後を見つけました。死体を盗んだ犯人は、ただ盗んでいっただけでなく、その体を裂いたのです。
その後、行方不明のバーテンダーが働いていたバーに来たDean。
Deanを見た女性バーテンダーは、無料でビールを入れてくれます。FBIだとすぐわかったけど、こんな町で何してるの?って。恰好が見るからにFBI何だもん。
Deanは、Joe Bartonのチラシを見せて、彼を知っているか訊きます。彼女は、Joeの奥さんLisaでした。
Joeは金曜日、棚卸のため店に遅くまで居て、そのまま2度と帰って来なかったそうです。
バーにはJoeの写真が飾ってあったんですが、その中に彼が警官だったころの写真がありました。彼は、1990年になくなった死体を見つけた警官でした。どうやって死体を見つけたか、Joeは、ある"専門家"に若干の手助けをしてもらったと、言っていたそうです。Johnの事ですね。
その頃モーテルでは、SamがAdamに銃の手入れの仕方を教えています。
A"Sam・・・お父さんが死んだ本当の理由は?"
S"Demon"
A"それをやっつけた?復讐した?"
S"Deanが殺した"
A"じゃあ、終わったんだね"
S"・・・・それは決して終わらない・・・"
そうね、決して終わらないどころか、ますます複雑になってる。DeanとSamはもうここから抜けられない。DeanがAdamを寄せつけようとしないのは、パパの意志だけじゃなく、Adamが本当に血を分けた兄弟なら、こんな酷いことに彼を巻き込みたくないって気持ちがあるのかもしれない。Winchesterが全てこんな運命を背負う事はないって。ひとりでもまともに生きて欲しいって気持ちかもしれない。もう自分たちだけで十分だって。
突然電気が消えます。何かの音が天井近くの通気口から聞こえてきて、SamとAdamは外に逃げます。車に乗ろうとしたSamの足を何かが掴んで、車の下に引き込もうとします。Deanが戻って来て事なきを得ますが、これでその何かが何を狙っているかわかりました。この町でJohnを知っていた人物。
Joe、Kate、そしてAdam。
その何かは、復讐しようとしています。
Adamの家に帰って来た3人。
DeanはAdamに荷物をまとめるように言います。とりあえず彼をBobbyのところに預けてから、この事件を解決する気ですが、Samはここにとどまるべきだと言います。
S"おれ達は、それが何を欲しがっているかわかってる"
D"お前、Adamをエサにするつもりか?それでここにいたいのか?"
S"そいつは戻ってくる。おれ達はAdamに訓練させるんだ。彼に準備させる"
D"Adamは死ぬぞ、Sam"
S"おれ達はみんな死ぬ、Dean。例え、今回そいつを殺したとしても、復讐しようとするやつは掃いて捨てるほどいるんだ、おれ達や、おやじには。そいつらが代わりにAdamを見つけて、その時彼に反撃する準備が出来ていなかったら?"
そこへ戻ってきたAdam。
A"やるよ。どんな事だって。僕はやりたい"
SamはAdamに銃の撃ち方を教えます。
初めてにしては上手い。やっぱり血ですか?
でも、Deanは、まだ納得していません。不満げにその様子を見ています。
SamはHunterというものがどんなものか、Adamに説明します。
Hunterは仕事ではなく、人生そのものだと。
彼女もつくれない、そのような関係を持つことは弱点になるから。その人たちを危険にさらす事になる。ただひとつ頼る事が出来るもの、それは家族だけだと。
D"Sam、話がある"
DeanはSamと2人になると切り出します。
D"何のつもりだ?"
S"何が?"
D"Huntingは人生だ?関係を持つことが出来ない?オヤジが同じこと言ったの憶えてるか?お前がStanfordに行くために、おれ達を捨てる前に。お前はオヤジがが嫌いだったのに、そのオヤジの言った事を今言うのか"
S"・・・ああ、おやじが正しかった"
D"いつから?"
S"いつもさ!Dean、おれがAdamを見て、どう思うかわかる?"
D"普通の子供"
S"違う、エサだよ!DemonとMonsterがその辺りにいるんだ。それが彼がそうすべきすべてさ。・・・おれ、長い間おやじが嫌いだった。でも今はわかる。おれ達は飼い犬と白い垣根の家を持てなかった。で?おやじはおれ達に正しいことをした。身を守る方法をおれ達に教えてくれた。Adamだって、そうあって当然だろ"
D"自分が何言ってるかわかるか"
S"おれの言ってることが間違ってるっていうのか?"
D"俺たちにはもう遅すぎる。これは俺たちの人生だ。これはそうさ、俺たちが何者か、それはいいんだ。俺は、それを受け入れてる。でもAdamには、彼にはまだチャンスがある。学校に行く事も、医者になることも出来る"
S"Adamの何がそんなに特別なんだ?"
D"お前はあの子に嫉妬してるのか?"
S"それはDeanじゃないのか?・・・Dean・・・こんなこと・・・それは本当の事じゃない。Adamが知っていたおやじは、本当のおやじじゃない。影の向こうにあるもの、それが本当の事だ。世界は終わる。それが本当の事だ。他の何もかもは、人々が自分自身に言う戯言でしかない"
D"オヤジは、俺たちに選択させなかった、いいか?でも、Adamにはそれをしたんだ。Adamは不幸になる必要なんかない"
S"彼はWinchesterだ。もう不幸なんだよ"
D"・・・いや・・・たとえ何がAdamを探していても、俺はそれを見つける"
S"もう見たじゃないか、Dean"
D"そうなら、俺はもう一度見る"
Deanはそう言うと、再びあの墓を調べに来ました。今度は案内なしの、不法侵入です。そして前は見つけられなかった、隠し部屋への通路を見つけます。今回2回目の、狭い通路。心底嫌そうな顔のDeanが大好きです。
通路の先は、やっぱり部屋になっていて、Joeの死体の一部が食い散らかされてありました。すると、物音がして、通路の入り口を閉じようとしているモノがいます。慌てて銃を撃つと、通路が崩れて閉じ込められてしまいました。携帯の電波を確認するも、もちろん圏外です。
その頃SamとAdamは家に塩をまいたり、窓を釘付けにしたりしていましたが、そこへKateの声。止めるSamを無視して、Adamが慌てて見に行くとママです。生きてたんだ!!と抱き合って喜ぶAdamに、Samは彼女は本物じゃない、離れるんだと言ってショットガンを向けます。
Deanは、部屋の中にあった棺のひとつを開けてみます。するとそこには、Kateの死体が。内臓が飛び出しています。
Samとママの間で戸惑うAdam。もみ合った拍子に、Adamにショットガンが渡ってしまいました。撃つように言うSam。"彼女は人間じゃない!"
Adamは、ママに銃を向けたままニヤリと笑うと、"知ってる"と言って、Samの顔を銃で殴りつけて、気を失わせてしまいました。
Deanは、もうひとつの棺も開けてみます。
予想通り、そこにあったのはAdamの死体。
Adamはすでに殺されていたんです。
さあ大変、Samが危ないです。Deanは天井のステンドグラスに気付きます。
Samはテーブルに縛りつけられて身動きできなくされています。Kateの形をしたそれは、銀のナイフを持っています。やはりShapeshifterではありません。
それは、Ghoulでした。
人を殺してその死体を食べることから屍食鬼と言われるMonsterです。
Ghoulって、最後に殺した人間の形になっているらしいです。その考え、その記憶も持てるってことらしいです。
Samの腕をナイフで傷つけて、その血を口にするKateもどき。その血の味がおかしいと言います。JohnがMonsterだったのか、Samが食べたもののせいか。答えは後者ですね。SamはDemon Bloodを飲んでるんですもん。Samの血は、すでに変化しているってことなんですね。怖いです。
追記:Samには、元々、YEDの血が入ってましたね。そのせいだからですかね?
Deanは天井のステンドグラスを壊して、なんとかそこから脱出します。しかし、あんなこと出来るなんて、Jensenって凄い。
Samは大変な事になっています。あっちこっち傷つけられて、お腹に穴あけられて指でグリグリされています。メチャメチャ痛そうです。
Ghoul達は、20年間地下に隠れていました。ひとりでSamを捕まえるのは難しかったけど、Samの言ったように、そんなとき頼りになるのは家族だと言います。
そして、復讐は決して終わらないとも・・・。
最初は、Johnの友達の警官だったJoe、そしてJohnの彼女、それからその息子。そして最後にJohnに電話して復讐を完了させようとしたのに、本人はすでに死んでいた。だからDeanがその変わりをしなければならないと。
K"わたし達、あなたをゆっくり料理してあげるわ"
A"Adamにしたように"
K"あ、それから・・・彼は、あなたの本当の弟だったわ。あなたは知っておかないと"
A"やつは俺たちが最初に齧りついた時、まだ生きてたんだぜ"
K"そう、叫んでたわ"
そう言うとKateもどきは、ナイフでSamの腕をザックリと切り裂きます。2回、3回と。これがマジで、ヤバイ。
見てて血の気が引いちゃうくらい、深く切られちゃうんです。ひえ~です。出血多量で死んじゃうって!!
そこへ飛び込んできたDean。
まず、一発Adamもどきにショットガンをお見舞いします。
S"Dean!やつらGhoulだ!"
それを聞いたDeanは、Kateもどきの頭を狙って、ショットガンを撃ち込みます。頭が吹っ飛ぶKateもどき。
Ghoulを殺すには、頭を叩き潰す!
Samに駆け寄るDeanに後ろから襲いかかるAdamもどき。乱闘になる間も、Samの腕からは大量の血が流れ出しています。マジで怖いです。
Deanは、なんだろう、麺棒かな?で、Adamもどきの頭を叩き潰して殺します。
Deanを呼ぶSamの声。大量に血を失ったSamは、意識が朦朧としてるみたい。
ロープを切ってやって、起こしてやります。
大丈夫かね、輸血しないといけないくらいじゃない?
だからって、またRubyの血を飲みに行ったりして・・・。それはもうやめなさいよ。でも止めないんだろうな・・・。
最後の場面、DeanとSamはAdamの亡骸を荼毘にふします。
S"こうする必要あると思う?"
D"Ghoulは、何も偽造しなかった。オヤジの手帳に手を加えたわけじゃない。・・・Adamは俺たちの兄弟だったんだ。そしてHunterのように死んだ。こうやって送られる価値がある"
S"・・・たぶん、おれ達、彼を取り戻す事が出来るんじゃないかな。Casに頼めば・・・"
D"・・・・・いや、Adamには、行くべき良い場所がある"
Deanは、そう言って火を付けます。
D"・・・俺は、なんでお前とオヤジがそんなに衝突したのかわかったよ。お前とオヤジはそっくりだ。俺はオヤジを崇拝してた。オヤジのような服を着て、オヤジのように振舞った。同じ音楽を聴いて。でも、俺がこれまでやってきた事なんかより、お前はオヤジそっくりだ。俺は今それを実感してる"
S"・・・それは、最高の賛辞として受け取るよ"
D"好きに取ればいいさ・・・"
なんだかね、正直ホッとしたって言ったらAdamには悪いんだけど、今は本当にそんな気持ちです。
わたしには、結局彼が本当にJohnの子供だったのかどうか、判断がつきませんでした。
DeanとSamは、彼が本当の弟だったと感じているんでしょうけど、結局、それを証明することはもう出来ない。
Ghoulが本当の事を言ったかどうかもわからない。
それでも、DeanはAdamを荼毘することで、彼をWinchesterとして認めたんです。
自分達は人と深くかかわる事は出来ない。
Johnは、そんな辛い人生を、Adamにはさせたくないと思ったのか。でも、Samが言ったように、彼がJohn Winchesterの息子として生まれた事が、もうすでに普通の人生を歩むには無理な事だったのかもしれない。だからって、身を守る方法を教えたDeanとSamに対する育て方の方が正しかったのかというと、それも違うような気がするけど。
Adamが、Hunterだったとしたら、今回は生き延びたかもしれないけど、心の休まる事はない人生になったでしょう。それは、DeanとSamが一番良く分かっている。
Casに頼めば、Adamを取り戻せるかもといったSamに、Deanは賛成しません。
生き返らせて、自分たちと同じ地獄のような人生を送らせることをDeanは良しとしなかった。そんな人生を送るのは、自分たちだけで十分だと思ったんでしょう。
復讐は決して終わる事はない。
どこかで自分が止めなければ、憎悪は憎悪を生み続けていく。
でも、DeanとSamにとっては、もうすでに何もかもすべて遅いんです。今の人生を突き進むしかない。止まったらそこが、2人の墓場です。
パパとSamがそっくりだったって言ったDeanの気持ちを考えると、なんだか複雑な感じです。
自分がどんなに努力してもなれなかったものにいとも簡単になっている弟を、彼はどんな思いで受け止めているんでしょうか?
それはそうと、Jensen、Jared、Misha3人揃ってのChannel 10のInterviewで、Jaredがやっぱり最後は"Butch Cassidy and the Sundance Kid"のように終わりたいって言っていましたけど、それだけはやめて欲しいです。
さて、とうとう残り3話。
どうなるのか想像もつきませんが、ツライ事になりそうなのは間違いないでしょう。
何とか最後までついて行きたいです。みなさん一緒に頑張りましょ~。
***
2 件のコメント:
yumiusa様
たった一泊の間に色々な情報があがっていて、lastが近いのを実感するNO2407です。
毎回yumiusaさんの「感想もどき」には非常に助けられております。ありがとうございます!!
今回、けっこう私的にはサラリと見終わったんですが。単純に、見た感想としては、ちょっと時間がたりなかったのではないかと…。3rd Winchester Boyを出すにはもう少し時間をかけてほしかったですね。Deanとsamにとって、あの父親がよそで子供をつくっていたなんて、さらに今の状況…かなりな出来事、驚きなはずなのに…。しょうがないですかね、一話でやってしまうとこんな感じでしょうか。しかも、Deanが電話をとったときにはもう、adamは殺されていたなんて…。この展開には驚きましたが。
しかし、久しぶりに気持ち悪いSPNを見ました。season1や2以来ではないでしょうか。気持ち悪くて直視できない画像…。そう、lastのSamです…。腕からの出血が…本当に今思い出すだけで貧血起こしそうです。MBV3Dに匹敵します、私の中では。オエ。
SPNは色んなところで楽しませてくれますね。冒頭の歯磨きシーン。Samのあんなフツーな表情!Johnの携帯をとったあと、インパラで頭をほんと、フツーにぶつけるDean、motelの部屋のテーブルに置いてあったKimのPop、じゃんけん…チョキ!!(^0^)いやー、おもしろい!!
Casに頼んで…といったSamにDeanはnoといいましたね。Deanは本当に、色々な経験をしてきましたよね。今回とくに、Deanのお兄ちゃんぶり、ああDeanも大人になったなぁと感じました。自然の摂理に逆らって、なんどもこの世に戻されたDeanには、その重さがわかっているのでしょうね。でも、SamはDeanによって生き返っているわけですが。
DeanはSamの事となると、いつもの判断ができなくなりますね。最後の最後に、そこが重要になりそうですよね。
SamはJohnに似ている。そう、なにを犠牲にしても自分の信じた道を進む…。Deanにはそんな事はできませんもん。今までのDeanの経験、人生がそうさせちゃう。yumiusaさんが訳してくれた、今回のDeanの言葉…。adamを前にして、Samと喧嘩口調になったとき、Samと二人で話す時、そして、adamを荼毘にふすとき…。Deanって、かなしいなぁって…この人はいったい、あとどれだけ悲しい思いをして、自分を犠牲にするのか…。
yumiusaさんの訳のおかげでepi19、まだまだ見直す、噛み締める必要がありそうです…。かめばかむほど、苦しくなりますが…。
本当に、毎回ありがとうございます。忙しい中の更新、お疲れさまです。毎日楽しみにしております。新型インフルも心配ですが、SPNも本当にseason last、心配です。SamとDeanには幸せになってほしい!!無理ですか…(T_T)
本編の暗さとは真逆なJ2がまぶしすぎる今日この頃。I love them,supernatural,and your Blog!!
感謝!!from.NO2407
NO2407様、こんばんは。
とうとう残り3Epになってしまいましたね。
3rd Winchester Boysには、ヤキモキしていましたが、何となくこれで良かったのかと思っています。Adamが本物だったかどうか、真実はわかりませんが、DeanとSamは彼をWinchesterとして受け入れたんですね。それが2人のJohnへの答えのような気がしhます。結局、DeanとSamが本物のAdamと話す事はなかったんですね。複雑な気分です。
確かに、この話を40分ちょっとにまとめるには時間が足りませんでしたね。Deanはともかく、Samの心の内がアッサリし過ぎていたように思いますが、今のSamにとっては、それより重要な事があるってことでしょうか・・。
Samが腕を切り裂かれる場面は、かなりザックリやられちゃってましたね。大丈夫だとはわかっていてもドキドキしてしまいました。治るまでかなりかかりそうな深い傷ですよね。血の気が引きました・・・(汗)Impalaで頭をぶっつけるDeanとじゃんけんで負けちゃうDean、可愛いですね。KimのPOPにも、Supernaturalスタッフの思いが伝わって来てジーンときました。
Deanは、AdamをCasに戻してもらう事は、考えなかったんでしょうね。もうそんな不自然な事はやらないんでしょう。ただ、それはNO2407さんのおっしゃるとおり、対象がSamだった場合は、どうかわかんないです。Samに関しては、Deanは正しい判断が出来なくなりがちですから・・・。この後Deanには、どんな試練が待ち受けているんでしょうか?Samにはいったいどんな運命が待ち受けているんでしょうね・・・。
こんなあやふやなBlogにいつもコメントを下さり、こちらこそ感謝です!NO2407さんが、そう言って下さる事が、励みになっています。勿論、DeanとSamが何言ってるか知りたくて始めた事ですが、少しでもお役に立てて嬉しく思っています。なかなか英語の壁は高く、わたしの訳もあてになりませんが、これからも出来る限り頑張って見ようと思っていますので、またお時間の許す時は遊びに来て下さい。
You are my pleasure. Thank you so much!!
コメントを投稿