USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2009/02/01

Supernatural Season4 Ep13 "After School Special" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USで放送中のSupernatural Season4についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。
念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。















Supernatural Season4 Ep13 After School Specialです。

しかし、某Tunesはどうなってるんでしょうね?
昨日ようやく、先週のがUPされてきました。仕事遅すぎです。
今週は早かったけど。


まあそれは良いとして、今週のEp、Samがいろいろ考えこんじゃうお話でしたね。Deanの若い時も興味深かった。彼が一ヵ所に長く居たくないって思う気持ち。あの笑顔と冗談の裏に、このころから心の内を隠して生きていたんですよね。本当ならもっとバカな事して騒いでる年頃だったはずなのに、Deanには友達とバカ騒ぎ、なんてそんな思いでもない。


まあ、とりあえず、いっときましょうか。



冒頭、高校の食堂。
女の子が、いじめにあっています。いじめって突然始まるんですよね。だいたいリーダー格になる子が、一度気に入らないって言いだすと、全員がそれに従っちゃって集団いじめが始まる。別のテーブルに座ったTaylarは、同じテーブルにいたちょっと太めの女の子に気にしちゃダメよと慰められます。
このAprilもいじめられっこなんでしょう。
ところが、Taylarは、Aprilの優しさを邪険にします。人間あの人よりはわたしの方がマシって、気持ちを持っていたいものなんでしょうね。この時のTaylarも、Aprilに慰められるのが、我慢ならなかった。自分は彼女よりはましだと思おうとした。
そして酷い言葉を言ってしまう。

"あなたに可哀想なんて思われたくない。太った醜いブタに!"

言った後、しまったと思ったみたいだけど一度声に出したら消せないですからね。Aprilは席を立ってしまいます。

翌日、トイレでTaylarが泣いていると、Aprilがやって来て、わたしの事を醜いと思っているのかと訊きます。Taylarは謝りますが、Aprilはいきなり鏡にTaylarを叩きつけると、便器の水に彼女の頭を突っ込んで殺してしまいます。
Aprilの目からは、黒い液体が流れ出しています。
精神病院に入れられたAprilの所に話を訊きに行ったSam。
彼女は、自分はまるで何かに獲り付かれた様だったといいます。意識はあったけど、体をコントロールできなかったと。止めたかったのに。
Samは何か腐った卵のような臭いがしなかったか、黒い煙を見なかったか訊きますが、そんなことはなかった、あなたおかしいんじゃない?と逆に訊き返される始末です。



Impalaに戻ってきたSam、彼女は真実を言ってると思うとDeanに言います。
悪魔憑きのように見えるけど、彼女は硫黄の臭いも嗅がなかったし、黒い煙も見なかった。
DeanはたぶんDemonじゃないんだろうと言います。

D " 子供ってのは、残酷だ"
S " でも、ここまで来たんだから、学校を調べておこうよ"
D " ああ、学校ね"
S " ・・・なんだよ?"
D " Truman高校さ "
S " つまり?"
D " さあな、つまり、俺たちが通ったろ、大昔の1ヶ月間。お前なんでそんなに浮かれてるんだよ"
S " そんなんじゃないよ。ただおれは、調べた方がいいと思ってるだけだ"
D " ・・・わかった。で、俺たちは、何に化けるんだ?FBI?国土保安省? Swedish の交換留学生か?"
S "大丈夫、考えがあるから "

Deanはこの高校に行く事に、乗り気じゃありません。いろんな高校に行っただろうけど、その中でも憶えてるって事は、何か特別な事があったってことです。



Back to the Past


DeanとSamは3つ目の学校に転校してきます。それも11月だけで3度目です。Samはもうすっかり嫌になっています。DeanはDadが今度のHuntには2週間かかると言ってたから、すぐ次の学校に行くさと。まったく学校というものに求めるものはないようです。あっ、女の子以外は。
Deanは教室で、さっそくブロンドの女の子に目をつけています。

一方Samは。いかにもいじめられっ子っぽい男の子の隣に座る事に。その子Barryの後ろには何と間の悪いことに、いじめっ子が!後ろから早速ちょっかいをかけています。それを見たSam。"止めろよ"と。見て見ぬふり出来ない。性格ってやっぱり変わらないのね。
いじめっ子Dirkは、"ほっとけよ、記録更新してるんだから"なんて言いながら、Barryの耳をピチピチ弾いてます。

S "彼に構うなって言ってるだろ"
Di" ・・・こいつの代わりになりたいのか?チビ"
S " ああ、良いよ"

Samってば、男らしいんだけど。
強気です。理由は後の方でわかる。
この時のチビSamの表情は凄く良い。この年の子が、体験していないというか、想像もしていない事を経験してるだけあって、ちょっと向う見ずな感じもするけど、何物にも動じない感じがしてカッコイイですよね。



Back to the Future


さて、現在の学校。
散々出ていたDeanの体操服姿。
この後出てくるんですけど、真っ赤なジャージ姿も可愛かった!

Deanは結婚式のために休んでいるMs. Boudreauxの代わりにやってきたコーチです。彼女はドッチボールは危険だからやらせなかったって言う男の子に、Deanはホイッスルをピ!!と吹くと、"一周してこい"と命令。
そこへやってきたSam。

S"楽しい?"
D"ホイッスルは俺をあいつらの神様にしてくれる"

なんて言ってご満悦。

S"そりゃよかった。ナイスショーツだね"
D"・・・・・・。で、何か見つけたか?"
S"2回見回ったけど何も。硫黄もなかった。"
D"硫黄もない、Demonでもない。俺たちの事件じゃないな"
S"さあ、たぶんおれが間違ってたんだ"
D"これは俺たちのやることじゃない。さあ、出発しようぜ。ただし、ランチを喰ってからだ。今日はSloppy-Joの日だからな"

Dean、Sloppy-Joが、お気に入りなの?



家庭科室?生徒が料理中の教室です。
男の子がこれまたちょっと気の弱そうな子に、宿題のコピーをやらせようとしています。
ちょっと、ぼうっとしてた男の子は、なんで?お前の脳みそが死んでるからか?なんて、事を云い返します。思いもかけず反論されたいじめっ子。

"言うことを聞かないなら殴るぞ"
" その拳で?"
"ああ!"

その途端、男の子はいじめっ子の手を取ると、まわっていたフードプロセッサーに突っ込みます!おおお~~~スプラッターです。
途端に気を失って倒れる男の子。
騒ぎを聞いて、駆け付けたSamが見たのは、男の子の耳から流れ出す黒い液体。

Ectoplasm.

みんな、GhostにPossessされていたことが判明します。
Deanは校長室で調べ物をして、(もちろん勝手に)1998年に自殺した男の子がいたことを突き止めて来ていました。それが実は、Barry Cookでした。あの時、Samが助け船を出した、苛められていた男の子でした。
Barryは最初の犠牲者が出たトイレで手首を切って自殺していたのです。
Samは、彼の事を憶えていました。Barryが酷い目にあっていたことを。だから、彼がいじめられっ子に乗り移って、いじめっ子に復讐しているんだと考えます。



Back to the Past


学校の廊下で、本をたたき落とされているBarry。
Samは、拾うのを手伝ってあげます。
Barryはこの時はとても前向きです。
3年我慢すれば、自分はここを出て、Michiganに引っ越して、獣医になるためのプログラムを学ぶつもりだからと言います。

S"動物が好きなの?"
B"動物は人間なんかよりずっと良いからって"

そうね、動物は裏切らないからね。


その頃Deanは、掃除用具室?でさっきのブロンドの女の子とKissの真っ最中。よろしくやっています。今夜映画に行こうと誘うDeanに彼女Amandaは、門限が11時だからいけないわと。自分は弟と2人でモーテルにいて、Dadは仕事で2週間は帰ってこないんだというと、彼女は信じられないような顔をします。欲しいものは何でも手に入れるし完璧さと言うDeanに、お父さんがいなくて寂しくないの?と訊きます。

この時のDeanのちょっと複雑な表情。
寂しくないわけない。
4歳からずっと寂しい思いしてきたんだろうけど、それを出さずに我慢ばっかりしてきたんでしょうね。
笑顔と、いい加減な態度のDean。
心の底にはいつもDadの愛情に飢えた子どもがいたんだと思うと、この子の人生ってなんて過酷なんだろうと思います。



SamとBarryが廊下を歩いているとまたまたDirkがちょっかいをかけてきます。Barryに行くように言うSam。喧嘩するつもりはないといいますが、DirkはSamを殴り倒します。そこへBarryが先生を呼んで戻ってきたので、この時は事なきを得ます。


Back to the Future

墓場でBarryの骨をSalt & BurnするDeanとSam。

D"じゃあな!Barry Cook"


Impalaの中で、落ち込んでいるSam。自分の友達の骨を焼くことになるとは、彼にとっては辛いことでしょう。

S"・・・・・・"
D"・・・お前、大丈夫か?"
S" Barryは友達だった。おれ、その骨を焼いたんだ "
D" Sam、彼は今安らかに眠ってるさ"
S " もう少しあそこにいたら、助けられたかもしれない"
D " お前、検死官のレポート読んだろ?Barryはあらゆる薬を飲んでた、抗うつ剤をな。学校は地獄だったんだよ。親も離婚して、彼はそこから逃れたかったんだ。それは悲劇だけど、お前のせいじゃない。・・・本当いうと俺はこの町を出られてうれしい。俺、あの学校が嫌いだったんだ"
S " ・・・おれは、そうでもなかった"




Back to the Past


Samが殴られたことを知ったDeanはDirkをボコにしてやると怒りまくっています。DadがいたらというDeanにSamは、Dadはいないと言います。もうすでにこの時からSamはパパに不満を持っているようです。助けは必要ないというSam。何でやり返さなかった、お前には出来たのにというDeanに、ここでは普通でいたいんだと言います。
そして、Dadはなんて言ってきたの?と強引にその話を終わりにします。
今朝電話があって、あと少なくとも1週間は帰れないと連絡がありました。

良いじゃないか、DeanにはAmandaがいるからというSamに、彼女が親に会ってくれというんだと困り顔のDean。
2人ともこんなに一ヵ所に長く居たことないんですね。いろいろと問題が出て来ています。



授業の後、先生に呼び止められるSam。
Dirkとの喧嘩なら自分から始めた事じゃないんですと答えると、その事じゃないと先生Wyattは言います。Samが提出した課題についてでした。

W"君はこの課題がノンフィクションを書くことだと知っていたかい?"
S"はい、Wyatt先生"
W"じゃあ、どうして君は去年の夏、君と君の家族が狼男を殺したなんて書くんだい?Sam"
S"・・・それはあんまり問題じゃないです。父が戻ったら僕たちはここかを出て行くので。必要なら落してくれていいです"

落第点でもしょうがないというSamに先生はAをくれていました。狼男の事は除いて。
そして、執筆をつづけていく気はないのか訊きます。自分には家業があるので出来ないというSam。この頃はSamも深く考えずそれが自分の運命だと思い込んでたんですね。でも、この先生の言葉、自分の生きる道は自分で選ぶことが出来るんだよ、という言葉で考えることになった。
自分のやりたい事。なりたいもの。
結局は、戻ってくることになってしまったけど・・・。



Back to the Future


Wyatt先生の事を思い出したSamは、彼と話がしたくて町に戻ってくることに。
学校の廊下で女の子に教室の場所を訊かれたSamは、もちろん知っているので教えてあげます。ところが何故か彼女Samの名前を知っていました。
と、突然もっていた何か(なんだろうか?)で、Samの事を刺すと、"背が高くなったな"
と言いながら、股間を蹴りあげて殴りかかります。その口からはEctoplasmが。Samが持っていた塩を彼女の口に押し付けると黒い人型が彼女の体から弾き飛ばされます。


GhostはBarryじゃなかった。
Impalaの側で傷の手当てをするSamにDeanはウイスキーを手渡して、楽になるから飲むように言います。君たちね、痛い時酒で誤魔化すのはやめようよ。
Barryの骨は焼いたのに、まだGhostがいるという事は、違ってたという事です、他に原因がある。Samは、そのGhostが自分の名前を知っていたとDeanに言います。
資料を見直していたDeanは、加害者がみんな同じルートで同じバスに乗っていたことに気付きます。2人はそのバスを調査しに行きますが、バスの中では誰も死んでいません。Deanは、バスの中のどこかにそのGhostに関わる何か、髪の毛とか皮膚とかがあるはずだからそれを探すように言います。運転席のダッシュボードに最初の事件の直前に出たDriving許可書を見つけます。名前はDirk Mcgregor Sr。
Samはすぐに彼の息子の事を思い出します。
Deanには、"お前、この学校の全員を知ってたのかよ" なんて嫌味を言われています。



Back to the Past


DirkがまたBarryを虐めています。
Samは、彼に構うなっと言ってやめさせようとします。背を向けたSamにDirkは"怖いのか?"といって挑発しますが、言ってはいけない言葉を言っちゃいます。

Freak

これも変わりませんね。Samは、この頃からこの言葉嫌いだったんだ。自分の家族がやってることなんて、他人から見ればFreakにしか見えないと思ってたのかな。狼男とかDemonとか、信じてくれる人は少ないでしょうからね。
とにかくこの言葉にキレたSam。
反撃開始です。
強い、強すぎます。自分より大きいDirkをボコボコにしちゃいます。
"お前なんかただの"Jerkだ"
周りで見ていた子達もこのいじめっ子を良くは思ってなかったんでしょうけど、小さなSamがコテンパンにやっつけた事に驚くと同時に一気にDirkを追いつめます。

"Dirk the Jerk !"

という掛け声とともに、逃げるようにその場を去るDirk。



Back to the Future


DeanとSamはDirkのパパに話を訊きに行きます。
Samにコテンパンにやられた後、Dirkはいじめられっ子に転落してしまった。学校のみんなは、彼の事を貧しくて汚くてバカだと言っていじめました。そしてあだ名をつけた。

"Dirk the Jerk !"

Samが言った言葉が、いじめのきっかけになっていたんです。
Dirkは13歳でママを癌で亡くしていました。パパは彼を素晴らしい子供だったといいます。そんな辛い思いをした後に、学校でもいじめられる側になってしまった。
そして、酒と薬に溺れ、18歳で死んでしまっていたのです。
確かに可哀想だとは思いますが、元はと言えば自分がいじめっ子だったわけです。ママをなくした悲しさとか、やりきれなさを人をいじめることで解消しちゃいけない。


Deanがパパに、Dirkを埋めたか訊くと火葬にしていたことがわかります。ただ髪の毛の一房だけを残して、聖書に挟み、スクールバスに乗せていると。
DeanとSamは、スクールバスを待ち伏せして、タイヤをパンクさせると強引にバスを止めます。降りてきた代理の運転手さんは、DirkにPossessされています。
Deanは塩水に浸したロープで体を縛りあげ、バスの中にあるはずのDirkの髪の毛を探しますが見つかりません。引率の先生に、あなたはコーチじゃないですかと尋ねられたDean。実はそうじゃなく、自分は潜入捜査官だと言い、運転手さんがマリファナを売っているなんてこと言います。それマズイでしょう~。運転手さん可哀想。(Deanが言っている"21 Jump Street"というのは、Johnny Deppが初主演したUSのドラマで、若者の犯罪を潜入調査するという内容)

Dirkは、昔と違って今のSamが邪悪だから報いを受けて当然だと言います。

S "おれは邪悪じゃない。おれは違う。信用して欲しい。おれは本当の悪を見た。 おれ達は、哀れで怖れてた、そして、お互いに八つ当たりしてただけだ。おれ達も他のみんなも。高校・・・、君はそれのために苦しんだ、でも、それはいずれは良くなるんだ。ただ、君がそれを見る機会がなかった事は、残念だったけど・・・君とBarryが・・・"
Di"俺には良くなることなんてない。決してな!"

Dirkはそう言って、ロープを切ってしまいます。Samが岩塩のショットガンで撃つと、運転手さんからバスに乗っていた生徒の一人にPossessしてしまいます。後ろから襲われるSam。Deanがショットガンで撃ちますが、今度は効きません。そして、Samに馬乗りになったまま殴り続けます。SamはDeanに髪の毛を見つけるように言います。バスの中にはなかった。Deanは、ハッと気づいて、気を失っている運転手さんのブーツの中からやっとの事でDirkの髪の毛を見つけて燃やします。
その途端、男の子の体からDirkの霊が燃えながら抜けて行きます。
気を失った男の子に押しつぶされるSam(笑)



Back to the Past


例の掃除度用具入れ?で、女の子とKissしてるDean。相手はAmandaじゃありません。今度はブルネットの子。そこへノックの音。わたしなら、ノックしないで開けるけどな。
ノックの主はAmandaでした。浮気現場を見つかったDean。歴史のテストの勉強してた、なんてばればれの言い訳をするDeanにAmandaが言った言葉。

A"あなたは自分がCoolだと人に思い込ませようとしてるけど、それはただの見せかけよ。わたし達は、あなたがただみじめだって知ってる・・・孤独な小さな子供よ。わたし、あなたを気の毒に思うわ、Dean"

当たってるだけに、キツイ。
わかる人にはわかる。
精一杯の虚勢を張って日々を過ごしているのに、オトナなら見て見ぬふりをしてくれても子供は残酷です。有無を言わさず、痛いところを衝いてくる。他の女の子とKissしてたってこともあるんでしょうけど。

D"俺を気の毒に思うだって?そんなこと思われたくない。俺の事何も知らないくせに。俺は人助けをしてるんだ。ヒーローなんだ!"

Deanだって、好きでこんな人間になったわけじゃないんです。確かに、Deanの言うとおり、Amandaは、彼の事何にも知らない。SamがDirkの事本当は、何も知らなかったように。でも、それは言ってもしょうがないことです。すべての人が分かり合えるわけないもの。

一方のSamは、Dirkをやっつけたことで"ヒーロー"になっています。
みんなから声をかけられて、嬉しそうです。素直に喜んでる。
転校初日とはDeanとSamの様子が逆転しています。Samは、この学校でいろいろと得るものがあったけど、Deanには辛い思い出だけが残った。
でも、この後すぐにパパから連絡があって、2人はこの町を去ることになります。




Back to the Future


事件を片付けたSamは、当初の目的、Wyatt先生に会いに行きます。

自分のこと憶えてないだろうけど、ここの生徒だった時自分にくれたアドバイスに対して感謝しますというと、先生はSamの事をホラーを書いた生徒として憶えていました。

S"ええ、確かに書きましたね。本当に長くて、酷い物語でした"
W"どういう意味だい?"
S"いえ、何でもないんです"
W"で?私は何とアドバイスしたのかな?"
S"あなたはおれが家業に捕らわれる必要はないと言ってくれました。自分自身で選択しないといけないと"
W"で、君は選択できたのかい?"
S"ええ、しばらくは。あなたのアドバイスのお陰で大学に行ったと思います。・・・ただ・・・人は成長します・・・責任とか・・・・でも・・・。他の誰もそうしなかった時、あなたはおれに関心を示してくれました。それに対して、感謝します"
W"本当に大事な事、それは1つなんだよ。君の幸せのためだ。君は幸せかい?Sam"

何も言えずに黙り込むSam。
幸せかと訊かれて、はいと答えられない状況。
辛いです。
自分の幸せのために、この先Samはどう行動するんでしょうか?それともやっぱりSamとDeanは、自分の幸せを求めてはいけないんでしょうか?
どうしてこの2人だけが、こんな酷い運命の下に生きていかないといけないのか・・・。最後には、笑える日が来ることを祈らずにはいられませんが、そんな日は来そうにないですね。

結構重いEpだった気がします。
その時は、それが良かったと思った事でも、随分経ってから自分がやったこと、言ったことが他人の人生に大きな影響を与えてるってこと、あるんですね。そんなこといちいち気にしてたら生きていけないけど、Samは今回辛い思いしたでしょう。
Deanは、変わりませんね。昔から自分を押し殺して生きてきた。Samのようにアドバイスをくれる先生にも逢わなかったんでしょうし、それより先に、自分の責任、義務についてパパから教え込まれて生きてきたから。
本当に孤独な子ども時代だったんでしょう。
2人の人生って、ほんと、あまりにも・・・・・・。



さて来週の、Sex & Violenceの後は、またしばらくお休みに入りますね。再開は3月に入ってからかな。その前に、DeanとSamの本音が聞けそうな場面がありそうですけど、どうなるんでしょうか。
Samをナイフで羽交い絞めにするDeanは、ちょっとドキドキします。
早くみたいですが、6日は出張です。でも、頑張って日帰りするつもりです。しんどそうだけど、SupernaturalとDean、Samのためなら頑張れる、はず。

では、また。



***

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

yumiusaさん、こんばんわ!
このエピ、終始物悲しい雰囲気が漂っていましたね。
最初、このエピのYoung SAM&DEANは、想像と違うかも、なんて思っていましたが、結局、最後まで見たら、私たちの想像の二人と、ほとんど一緒だったなって思いました。
できる限り普通でいたいSAM。
でも彼本来の正義感が邪魔をして、結局トラブルに巻き込まれる。
でも結果は、本人にとって、ちょっと良い思いでになりましたよね。
一方のDEANは、最初こそいつも通りに女の子とよろしくやって、すぐにサヨナラ、だと思っていたのに、思いの他一人の女の子と長く付き合う事になり、しかもこの女の子がすごく聡明で、DEANの虚勢を張った殻なんて、さっさと見破っちゃう。
図星でしたけど、“可哀想”って思われたくないよなDEANは、と、ちょっとこちらも心が痛かったですね。
やはりここのスタッフは、上手い。
それで二人がそれぞれ、今こういう性格になったんだって、すごく良く分かりますもん。
そのあたり、Ficとは器が違うなぁ、と感心しちゃいました。
このエピ、SAM中心でしたけど、なかなか良いエピでしたね。

yumiusa さんのコメント...

LICCAさん、こんばんは!

何気に重いEpでしたね。
Deanの短パンとか、真っ赤なジャージとか、可愛かったんですけどね(^^)

最初と最後では、DeanとSamの立場が逆転しちゃって・・・。Deanにとっては、忘れたい思い出の一つになってしまったでしょうね。こういうことを繰り返して、2人は成長したのかと思うと、胸が痛くなります。
Deanはこうやって、他人と深く付き合う術を学べずに大人になったんですね。
ああ~、そうは思われたくはないってわかってるけど、やっぱり可哀想な子供時代だったと思う・・・。
最後の場面のSamの何とも答えようがない顔も。本当にこの2人には、幸せだと思える日が来るんでしょうか。来ないのかな~。来て欲しいな~。希望だけは持ち続けていることにします。

pine さんのコメント...

yumiusa様、

ep13も最近SNのパターンとなっている、パラレルと対比が沢山使われていて、色々と考えさせられるepでしたね。

私にとって印象的だったのはバスでのDirkとSamのシーンでした。SamはDirkと話しているようで、同時にDeanにも語りかけている様に思えました。Deanを何とか支えたいというSamの気持ちが伝わって来る様でよかったです。

またep12に続き、Samは何やら重大な決断に直面しているようでしたが、今は"happy"ではなくても、前の回でDeanが言っていた"bloody"でも"sad"でもない未来にわずかな期待をかけて、危ない橋を渡る覚悟を決めたのかもしれない、と私は思いました。今後の展開に戦々恐々です。

ちなみに、今JaredがFriday The 13thのプロモーションでLAに戻っているみたいですよね。yumiusaさん、、SciFi WireとMoviewebの彼のインタビュー、読みましたか?Jared、喋りすぎです…。特に今後のDeanの展開(そもそもS5があるかどうかも分かりませんが)に関する話は…情緒不安定になりたくなかったら読まないことをお勧めします。私は今ちょっと消化不良気味です…。

Unknown さんのコメント...

yumiusa様。
こんばんは。過日は、大変お世話になりました。
KIMの事件に落ち込みつつも、狂気のJENSENの壮絶な美しさに、しばらくはにんまりしておりました。ですが、帰ってからはまたもやKIMのことが頭を離れず、ず~んと来てしまって…。私はしばらく、このことを引きずりそうです。

でも、閑話休題 。詳細なロングバージョン・レヴュー、お疲れ様でした。
SAMが主役のヤング兄弟ストーリー、新鮮でしたよね。コリン君演じるSAMは、キレちゃう時の表情が、本当にSAMそのもの! この子、いいアクターになりそうですね。将来が楽しみです。
DEANに関しては……。私、触れないでおこうと思います。
個人的には、yumiusaさん同様、赤パンと赤ジャージのDEANの可愛さに♪♪♪で、手ぶらで学校に行き、おばちゃん先生に”Sweet Heart!”って言っちゃうとこに、爆笑しましたけど。

お話は、DEANもSAMも予想した通り。LICCAさんがおっしゃるように、さすがSUPERNATURALのライター陣、納得材料をきっちり押さえてますよね。でも、DEAN贔屓の私は、こういうステレオタイプのDEANの描き方に、少しフラストレーションです。そんなせいで多分、私のようなへぼFic書き達が、違うストーリーを書きたくなるんだなあ…、と、思わず自分で納得してしまいました。

ところで、兄弟に幸せな日々が来てほしいという私達の祈りとはうらはらに、JENSENとJAREDは、兄弟の最後を「ブッチ・キャシディ&サンダンス・キッド」にしたいと思っているらしいですね。でも、私的には採用されないでほしい! だって、あの終わり方は辛すぎる…。そう思いませんか、yumiusaさん? ああ、すでにJ2にも、クリちゃんのサド病がうつってる…?

yumiusa さんのコメント...

pine様、おはようございます。

Ep13、なかなか面白い作りでしたね。わたしも、バスの場面のSamの言葉は、Deanへの思いも重なっていたと思います。今は酷いと思う事でも、そのうちいい方へ行くんだって、諦めずに頑張ろうって・・・。
この先、Samは、自分とDeanの幸せな人生のため、老後のため(笑)どんな行動に出るんでしょうか?

SciFi WireとMoviewebのJaredの短いInterview・・・、もちろんすでに読んでしまいました!
まあ、Jaredがしゃべりすぎるのは、いつもの事(苦笑)ですし、本当にDeanがAngelになるとは、とても思えないです。Castielや他のAngelを見て、DeanのようなAngelがいても不思議じゃない気はしますが・・・・。それでも、それは希望しません!ははは。
きっとJaredの想像だと、思っておくことにします。
最近、この手のSpoiler(特に3人目のWinchester Boys以来)には、食傷気味です。もう、お腹一杯・・・。
pineさんも、早く復活してくださいね(笑)

yumiusa さんのコメント...

maxy494様、おはようございます!

こちらこそ、先日は、ありがとうございました。
maxyさんのおかげで、思わぬプチオフ会状態!とても楽しかったです。
Jensenはとてつもなく美しかったですね。ああいう、危ない役もJensen,上手いです。
Kimのことは、確かに残念です。
この先、Supernatural制作に影響しそうですが、今は、彼のご冥福をお祈りするばかりです。

今回のEp,なかなかおもしろかったですね。
赤パンと赤ジャージのDean、可愛かったですよね~(^^)結局、どんな格好しても可愛いんですけどね。
この頃から、というか、結構無理してキャラを作って生きていたんじゃないかと思うと、ちょっと切ないです・・・。先生方は、扱いに困ったでしょうけど(苦笑)

maxyさんは、こういうDeanはあまりお気に入りでない?
そう思ったなら、やっぱり、書かなきゃ!ですね(笑)また楽しいお話書いてくださいね。楽しみにしています。


Supernaturalのラストについては、どうなるんでしょうか・・・。"Butch Cassidy and the Sundance Kid""Easy Rider" "Bonnie and Clyde"のような、アメリカン・ニューシネマ的な終わり方は、わたしも好きじゃありません。こういうのを見た後は、どっと疲れる・・・(泣)でも。男の子って、こう言うの好きですよね。なんとか、希望を残すような終わり方にして欲しいとは思っていますが、Kripke、どう考えてるんでしょうかね・・・。

pine さんのコメント...

yumiusa様、

こんばんは。
上の件、先程実際のMoviewebのinterviewを見たのですが、どう聞いてもJaredはDeanがangelになるなんて事言ってなかったですよね。多分記事を書いた人の聞き間違いだったのだと思います。少し安心しています。

これまではKim Mannersが制作陣に名を連ねているだけで、ストーリー自体がどんな展開になろうと大丈夫、という根拠のない安心感があったのですが、一瞬心配になってしまいました。

今シーズンはKimに代わってKripkeがseason finaleを監督するそうなので、脚本はSera女史になるのでしょうか?Seraはこの後、新ドラマのpilot制作にお声がかかっている様ですが、S5が終わるまでは何とかSNに残っていてほしいです。今失うには惜しい人材だと思います。

yumiusa さんのコメント...

pine様、おはようございます。

え?そうなんですか?
わたしまだそのInterviewを未見なんですが、記事にはそんな風に書いてありましたよね?そのInterviewの他にもまだ、続きがあるんでしょうか???

そうそう、今Season、KripkeがFinaleを監督するっていう事ですね。彼の監督作自体に、不安はありません。ただ、う~ん、わたし、最近Sera嬢の脚本に少し違和感を持つことがあるので心配です。あ~、本当にKimのいなくなった穴は大きいですね。すべてに措いての、締まりがなくなりそうで・・・。
この後、ガタガタになったら、やっぱりSupernaturalはKimでもってた、なんて言われそう。
頑張れ!Kripke!