USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2010/04/24

Supernatural Season5 Ep19 "Hammer of the Gods" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。









Supernatural Season5 Ep19 "Hammer of the Gods"の感想もどきです。





いや~~!!
何だかますます面白くなってきましたね~。
Gabrielは、残念だったけど、DeanとSamに重大なヒントを残してくれました。前回、Deanに、お前は自分の家族のゴタゴタから逃げてるだけだ!!と、どやされて、彼もいろいろ考えたのかもしれませんね。




さて、いつもの通り、
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。




冒頭、すっかり朽ち果てて今は営業していないモーテル。
こんなところに見回りに来なくったっていいのに・・・と思ったわたしの勘は的中。悪い事が起きるに決まってるものです。
見回りに来たお巡りさん?警備会社の人?は、突然現れた男にビックリ。ここは入っちゃいけないんだぞと言いますが、男は、彼らすべてが来る、自らの役割を果たしに、君さえ・・・。
何の事かと思ったら、不幸にもやって来る"彼ら"の食事になる運命だったんですね。お気の毒さまです。


さて、外は嵐の夜。
DeanとSamは、一軒のモーテルに宿を取ります。
・・・と、このモーテル、さっきの朽ち果てかけた場所と同じです。見違えるような綺麗な、ちょっとかなりなホテル並みの内装と設備。そしてレセプションにいるのは、さっき警備員さんをディナーの材料に変えた男。忙しそうにパソコンのキーを叩いています。
怪しいにおいがぷんぷんしています。
受付さんは、Deanの首から血が出ているのを見つけます。きっとひげそりの時に切ったのではないですか?と言って、ティッシュを差し出してくれます。
何だか変です。

お腹の減ったDeanは、食事するところはあるかと訊きます。ここには、近隣の3州で、最高のパイを集めた軽食コーナーがあって、な~んでも好きなだけ食べて良いんですって。いいところだ~。
でも、そんないい事ばかりなわけないですよね、世の中って。


Deanは、大好きなパイを取って、Samの待つテーブルに戻る途中、魅力的なオネイサンに声をかけますが、彼女の答えは"NO"・・・。
まだ何も言ってないのに、すべてを知っているような口ぶりで"NO"です。この時のDeanは、ちょっと可哀想で、・・・笑える(苦笑)
この女性が、Gods Meetingのメンバーの一人、Kali神ですね。
すごすごと、Samの待つテーブルに戻るDean。Samは、思いつめたような顔をしています。


D"Sam・・その眉間の皺やめろよ。なんか喰えって"
S"おれ達出かけないと、Dean"
D"この嵐の中を?それって・・・"
S"ああ、それって、聖書的だよ。その通りさ。あっちは忌々しいNoahの箱舟、なのにおれ達はパイ食べてる"
D"・・・おまえ、今週何時間寝た?"
S"・・・・・・・"
D"3?4時間か?・・・いいか?Bobbyは、何か感触があったって言ってたし、俺たちはあらゆる所で調査を続けてるだろ"
S"ああ、おれは諦めてないさ"
D"誰も!諦めてない!特に俺が!・・・俺たちは、Devilを叩き潰す方法を見つける、いいな?すぐにな。俺にはわかる。そして、CassとAdamも見つける。そんな時に、おまえが疲れきってちゃ、俺はどうしようもないだろ"
S"・・・わかった。・・・うん、わかったよ"
D"さあ、今夜だけはオフだ。楽しもう"


イエ~イ!!お兄ちゃんDean!!
ああ、やる気のあるDeanって、やっぱり最高にカッコイイです。そして、弟をちゃんと窘められるDeanは、良い!暴走したり、先走ったりするSamのことを、こうやって納得させられるDeanに戻ってくれて嬉しいです。
ほんと、彼のやる気が戻ってくれて、ううう、嬉しい(涙)


しかし、楽しんでられない事態が待ち受けてる。
キッチンには、ディナーの材料になった人の腕が、転がってるし。アレをDeanが食べなかった事を祈ります。大丈夫かな、パイだけだったなら・・・。
ま、世の中には生贄を御所望される神様が、沢山いますので、こんな事は何てことない事なんでしょうかね。それにしてもね。


自分達の部屋に行くと、隣の部屋の前でいちゃつくカップル。そういう事は、中に入ってやりなさい。それを見て喜ぶDeanに、ガキかよと呆れるSam。


さて、部屋に入ってみると、ワオ!
素晴らしく良いお部屋です。
きっと今まで、こんな良いところに泊った事ないんじゃないの?この2人は。


D"俺たち、Rockefellerみたいだ。・・・チョコレートだ!!・・・おまえのも、喰っていい?"
S"どうなってもしらないぞ"

Dean、甘いものばっかり食べてちゃ~、ほんと、知らないわよ~。

Deanは、オンデマンドの"Casa Erotica 13"なんてものを見つけて喜んでいますが、Samは何だか不審に思い始めています。


D"何だよ?"
S"だってさ、こんな人里離れた場所に?"
D"だから?"
S"だから、なんで、こんな辺鄙なハイウエー沿いに、こんな4つ星並みのホテルがあるんだよ?"

そうね、枕元にチョコが置いてあるなんて、確かにおかしいわよね。
そう思ってると、隣の部屋から、お楽しみ中の声が聞こえてきたかと思うと、突然誰かが壁に叩きつけられたような振動と大きな音。DeanとSamは、慌てて隣の部屋を見に行きますが、中には誰もいません。乱れたベッドのわきに、ダイヤの指輪が落ちていました。
レセプションに行くと、例の受付マン、彼らは新婚さんで今しがたチェックアウトしたと言います。これを置いて?と、Deanが指輪を差し出すと、ああ、忘れ物ですね、と意に介しません。ていよく追い払われる2人。

Deanも何だかおかしいと思い初め、ホテル内を調べる事にします。受付マンの後をつけたSamですが、見失ってしまいました。どこに行ったんだろうと、キョロキョロしていると、突然首のあたりが切れて、出血します。カマイタチのようです。
Deanの方は、EMFで違う階を探索中、通り過ぎた部屋の中に象を見た気がして、後戻りしますが、中にいたのは太った裸の男の人。覗き見ショーじゃないんだぞ!と叱られます。
そう、普通、ホテルの客室に象はいませんよね。普通はですが。


さっき、Deanの誘いをアッサリと断ったレディKaliが、見目麗しい男の人Bladurと一緒です。そこへ現れた受付マン。最後の客が到着したと知らせに来ました。つまり、Winchesters。彼らの血も手に入れた。2本の試験官に入ったDeanとSamの血。そう、最初のDeanの出血もこの男の仕業だった。すごく動きが早くて、DeanとSamは、傷つけられた事に気付かなかったんです。そして、受付マンの名前は、Mercury。
ショーの始まりです。


Deanは、Samとロビーで合流して、自分が見たモノを説明します。


S"象だって?"
D"そう"
S"象?"
D"そう、やる気まんまんのな"
S"一体全体何が・・・"

そう言いかけたSamは、周りの様子の変化に気付きます。さっきまであんなにいた人達が消えてしまっています。嫌な予感がして、外に通じるドアをチェックしてみますが、案の定ロックされていました。


D"閉じ込められたのか。一度チェックインしたら、それまでって事か?"
S"・・・考えてみたら、おれ達がここに辿り着いたのって・・・、回り道に、この厄介なハリケーン・・・"
D"・・・誘き出されたって言いたいのか?"
S"迷宮に迷い込んだんだよ"


とりあえず2人で調べてみる事にします。キッチンに行ってみると、鍋がぐつぐつ煮えていました。中には赤い液体。

D"トマトスープでありますように。トマトスープでありますように"

そう言って、お玉でかき混ぜてみるDeanが、可愛いんですが、彼の願いも虚しく、中からは人間のものらしき目玉の具が!
ぎょえぇぇ~~~です。

D"地獄のホテルだ"

まるでホラー映画だ。
Samは、奥の貯蔵庫の窓をのぞき込みます。何とそこには、人が閉じ込められていました。神様たちのディナー用です。助け出そうとしますが、時すでに遅し。Deanの背後に現れた人物によって、2人は無理やりミーティングルームに連れて行かれます。そしてそこにいたのは、世界中でGodと呼ばれている者たちでした。
Bladur
Ganesh
Kali
Odin etc.

そこへ運ばれてきた、今夜のメインディッシュは、やはり最初に出てきた警備会社の人。・・・・尾頭付きです。


スポットライト付きで、特別ゲストとして紹介されるDeanとSam。逃げる事も出来ず、会の末席に座らされます。
Bladurが、この集まりについて話し始めます。
彼らは、まさか世界の神々が一堂に会する日がこようとは思ってもみなかったと。しかし事態は深刻で、自分達はお互いが破滅しないようお互いに協力する必要がある。キリスト教のApocalypseが迫っていて、自分達が、過去に小さな意見の相違を持っていたとしても、今は未来を見なければならない状況にある。そして、自分たちには今、非常に価値のある2枚の切り札を手に入れた。

MichaelとLuciferのVesselである、DeanとSamです。

これからどうすべきかを話し合うのが、この会の目的のようです。

でもね、みんな"God"と呼ばれている人達です。
我が強すぎる。話しなんて纏まるはずないと思うんですけど、案の定言い合いになります。それに乗じて逃げ出そうとするDeanとSamですが、Kaliは許しません。
DeanとSamの前に、シャンデリアが落ちてきました。


K"・・・我々は戦わなければならない。Archangel・・・彼らに通じるのは力だけ。これは、血を見るしかないの。他のどんな方法もない。それが彼らか・・・あるいは我々か・・"

それを聞いたMercuryは、口を挟みます。

M"お言葉を返すようですが・・・我々は彼らと話しさえしていませんが・・・"


それを聞いたKali、Mercuryの息の根を止めようとします。口から血を吐いて苦しむMercury。・・・さすが、Kali神、自分に歯向かう者には、情け容赦ないです。Bladurが、とりなして、Mercuryは何とか生き延びます。

そこへ飛び込んできたのが、何とGabriel。
相変わらすの、口の悪さです。Gabは、DeanとSamが声を出せなくしてしまいました。
Bladurは、Gabの事をLokiと呼びました。Lokiとは、北欧神話に登場する悪戯が大好きな神様の事です。いわゆる、Trickster。ここにいるGod達は、彼がGabrielだと知らないようです。そして、Gabも知られたくなくて、DeanとSamを口止めした。
Gabは、自分達はApocalypseを止める事は出来ないと言います。そして、重要な大人の話し合いの間、DeanとSamには、邪魔になるようで、彼らを彼らの部屋に飛ばしてしまいました。

一瞬で部屋に飛ばされたDeanとSam。
まったくもって、焦りまくりです。Godばかりのあんな得体のしれない集まりに、拉致されるなんてゾッとしませんよね。


D "・・・OK・・・あ~、何てこった!"
S "ああ、マジで・・・。あ~、ところでさ、今度おれが、「運転し続けよう」って言った時は・・・・あ~、そうしような!"
D "ああ!そうしよう!今度はな!"
S "OK!じゃあ、とりあえずどうする?"
D"・・ああ~さあな、・・・とりあえず、貯蔵庫に閉じ込められてる連中を助けるか?奴らを外へ逃がせたら・・・、俺達がツイテたら、ついでに外へ出られるかも・・・"

そこへ現れたGabriel。

G"いつ、お前達がラッキーだった事なんてある?"
D"・・・ああ、消えろよ、Gabriel"
G"後でな"
D"俺は、気づくべきだった。これは、おまえの仕業だな?"
G"俺が黒幕だって?頼むぜ~。俺は、お前達のボディーガードなんだぞ。俺は、お前たちを守るために来たんだ"
D"おまえが、俺たちを助けるって?"
G"そのとおり!あの神々たちは、お前たちを無駄にするか、餌として使うか、どちらかだ。・・・どっちにしても、お前達は、超骨抜きになるけどな"
D"はあ?つい2か月前は、おまえが、俺たちは、俺たちの役割を果たす必要があるって言って、迫ったんだぞ!おまえこそ、俺たちを、「超骨抜き」にしようとしてたじゃないか!"
G"おおおおお、世界の終りは迫ってる。MichaelとLuciferは、大暴れしそうだ。だが、それは今夜じゃない、そしてここででもない"
D"・・・何を心配してる?"
G"・・・何も・・・。でも、・・・俺とKali・・・俺達は・・・いろいろあったんだ。・・・どう言えって言うんだ?ちょっと、センチメンタルなんだ"
D"・・・・・・・・・・・・"
S"・・・彼らにチャンスがあるのか?Satanに対して?"
D"何言ってんだ?Sam"
S"他に良い考えがあるのか?Dean"
G"それは間違った考えだ。Luciferは、彼らの血で手を染めるだけだ。状況がよくなったら、ここから出よう"
D"OK、素晴らしい。おまえはどうして俺たちをここから出さない?"
G"俺が出来るな、そうしてる。だが、Kaliに首根っこを押さえられてるんだ。Blood Spell。お前達は、鎖に繋がれてる。"
D"どういう意味だ?"
G"古い黒魔術。"
D"・・・・わかった、じゃあ、俺たちは、閉じ込められてるオードブル用の人々を助けてくる"
G"忘れろ!くだらない人間をここからコッソリ出すなんて、無理だ。"
D"・・!奴ら、おまえを「Loki」って呼んでたよな?それって、奴らは、おまえの正体を知らないってことだ"
G"ああ・・・俺は今、証人保護プログラム中だ"
D"OK、じゃあ、おまえは俺たちが言う事をするか、あるいは、俺たちがおまえの秘密のアイデンティティーについて奴らに話すか・・・。・・・奴らは、本物のPro-Angelと同じようには、見えないよな"
G"・・・俺は、またお前がしゃべれないようにする"
D"俺は、書いて説明する"
G"手を切り落とすさ"
D"奴ら訊くだろうな~。「お前、手なしで何故走り回ってる?」って"
G"・・・・わかった!"



Gabは、仕方なく閉じ込められている人を助けることを承知します。
DeanとSamは、ロビーで神々に殺される人を見ます。助けに行こうとしたDeanをSamが止めました。確かに、この場は大人しくしている方が得策かもしれません。

Gabは、Kaliの部屋に行って、この戦いが始めれば、君は死ぬ事になる。やめてほしいと言いますが、Kaliは聞き入れません。GabとKaliには、過去にロマンスがあったって、Gabの話は本当だったんですね。Kissしながら、でも、GabはDeanとSamの血が入った試験管に手を伸ばします。


その頃DeanとSamは、閉じ込められている人達を出そうとしていますが、またまた神様のひとりに、見つかってしまいました。投げ飛ばされるDean。首を絞められるSam。Deanが、杭で神様を刺し殺します。神様を殺せるんですから、この杭は、特別せいでしょうか?


試験官に手を伸ばしたGab、Kaliに首を傷つけられ、出血します。そして彼女の口から出た名前。Gabriel。彼女に正体がばれ、しかも彼女のSpellにかかって、逃れられなくなってしまいました。ミイラ取りがミイラです。


そしてここで突然投入される、Ghostfacersの面々のVideo。
???
???
なんなの?
ま、いいか。
相変わらずの面々ですが、ひとりメンバーが増えましたね。金髪の女の子。



ミーティングルームに連れ戻されたDeanとSam。
Gabrielも、座らされています。
Kaliは、もう随分前から、彼がArchangel Gabrielだと知っていたんですね。やっぱり恐ろしい神様です。
彼女は、Tricksterは、自分たちを騙していたと言います。そして彼が、今、我々が欲しいものを持っている。Gabrielの膝に腰かけたKaliは、その懐から剣を引き出しました。

Archangelの剣。
Archangel Gabrielから。

正体をばらされたGab、開き直ります。

G "ああ、そうさ、俺は翼を持ってる。羽根付き生理用品みたいなな。でも、それがLuciferにとって、なんの利益にはならない"
K "彼は嘘つきよ。・・彼はスパイなのよ"
G "俺はスパイなんかじゃない。逃亡者だ。俺は、君を救いたいんだ。俺は、俺の兄弟がどんなやつか知ってるんだ、Kali。彼は、君の運命を脅かすだろう。君に、彼を殺す事は出来ない"
K "それはあなたの話で、私達のじゃない。西洋人って、本当に傲慢だわ。あなたは、あなたがこの地上でただ一人の人物だと思ってるの?あなた達は、奪い、神の名で殺戮する。でも、あなたが唯一の宗教じゃないのよ。そして、彼はただ一人の神じゃない。なのに、今、あなた達はこの地上を引き裂いても良いと思ってるの?・・・間違ってる。我々は数10億もいる。そして、私達が、ここに最初にいたのよ。誰かがこの世を終わらせるとしたら、・・・それは、私よ。・・・・・残念だわ・・・。"


Kaliは、そう言って、Gabrielの持っていた剣で、彼を殺してしまいました。真っ白い光を放ち、動かなくなったGabriel。Mercuryがひと言、"こんな事、狂ってる"と言いますが、ほんと、狂ってます。
いったい何が正しくて、何が間違っているのか。
いったい誰が正しくて、誰が間違っているのか。
それぞれに言い分があり、道理がある。
世の中、そう簡単に、何事も割り切れるもんじゃない。
でも、Gabrielを殺したKaliは、悲しそうに見えた。
そして、その手でArchangel Gabrielを殺せたと言う事は、Luciferも殺せると、彼女は確信したんです。



さて、このキチガイじみた成り行きを黙って見ていたDeanが、突然立ち上がり、しゃべり始めました。Deanが「Primitive Screwheads」何て言いだしたもんだから、Samは、Deanがオカシクなったのかと思ったみたい。

人間を殺して喰っちまうような神様たちは、この手で殺してやりたいだけど、今は時間がない。Deanは、彼らに協力すると言います。Luciferを殺すことを手伝えば、自分たちは、お互い叩き潰し合う仲に戻れる。Luciferの居所は、電話帳には載ってないけど、自分とSamは、奴をここに呼び寄せる事が出来る。一緒に戦うも、俺たちを食べるもお好きなように、と。そして、他の人達を逃がすことを条件にしたようです。捕らわれていた人達を逃がしていると、Impalaの中から自分を呼ぶ声が。
見るとなんとそこには、Gabrielの姿が!
死んでなかったんですね。
得意のFakeだったわけ。
自分を殺す事に出来る剣を、Kaliに渡すはずがないと言います。そして、DeanはKaliに気に入られているようだから、彼女に近づき、抑えられている血を手に入れ、ここから逃げるように言います。でも、Deanは、Gabrielに彼の本物の剣を渡すように言います。ここで、Luciferを殺すと。
Gabrielは、自分は降りると言います。これは彼らの問題で、自分のじゃないと。


D "わかってるはずだ。おまえほど頭のいい奴は、殻を破って、正しい事が出来るはずだ。俺を信じろ。俺にはわかるんだ"
G"そうか?"
D"ああ!多分、この異常な状況は、おまえの血じゃないだろう。でも、奴らはおまえの家族だ。"
G"俺の心臓を突き刺したんだぞ!"
D"ああ、でも、おまえはまだ奴らに、くだらないことをし続けるのか?"
G"・・・Dean・・・"
D"おまえなしじゃ、奴らは死ぬぞ"
G"・・・俺、自分の兄弟を殺す事は出来ない・・・"
D"・・・「出来ない」のか「やりたくない」のか?どっちなんだ。・・・・それは俺が考えた事だ・・"


Deanは、そう言って、Gabrielを置いてホテルに戻ります。
ホントにね、自分の兄弟を殺すなんて、したくないよね。それは、人間もAngelも同じようです。Gabrielは、Deanに対して、とても心の内を見せているように感じる。揺れ動く彼の心がほんと、伝わってきます。
でも、Deanがそうだったように、結局彼も自分が選んだ正しい事をする事になる。

それにしても、あのTricksterが、ここまでのキャラになるとはね~。恐るべし、Supernatural。



ホテルでは、Samが、KaliにあなたがLuciferを呼ぶの?と詰め寄られています。


S"・・・あなたが、おれの肋骨に、雑巾がけして汚れを落としてくれれば、Luciferはすぐに飛んでくると思うんだけど"
K"破壊するなら簡単よ"


さすが破壊神。
そこへ戻ってきたDean、Gabrielが生きていたことを報告します。剣は偽物で、言いたくないが、あんたは騙されたんだって。
この時のKaliの何とも言えない顔。
心の中では、Gabrielが生きていた事にホッとしたんでしょうか?
女心というのも複雑です。



その頃、ロビーに現れたのは・・・・Lucifer。
彼をここへ呼んだのは、何とMercuryでした。
彼は常に、自分の仲間を裏切る。
Luciferは言います。
お前は人間より悪い。お前はDemonよりも悪いと。
そして、指先ひとつで、彼の息の根を止めてしまいました。


部屋の電気が点滅し、廊下からは神様たちの叫び声が。
Luciferが、ことごとく神様たちを殺戮しています。何の苦労もなく。飛び散る血、血、血。あっという間に血の海です。



S"奴だ!"
K"どうしてここがわかったの?"
D"そんなことどうでもいい。俺たちをここから出してくれ!"
B"出来ない"
L"もちろんお前には出来ない。ママにことわらなかったろ?・・・Sam、Dean、また会えて嬉しいよ"


久々のLuciferとのご対面です。
彼の容貌は、随分傷んできています。顔も腐って来てる?Nickの体は、もう限界にきているようです。Luciferは、彼の真のVesselである、Samの体が欲しくて仕方ないでしょうね。


果敢にもLuciferに戦いを挑んだBaldurは、呆気なく殺され、両手を炎に変えて焼きつくそうとしたKaliの攻撃も、歯が立ちません。DeanとSamは、炎から身を守るため、ソファーの後ろに飛び込ます。そこへ現れたGabriel。


G"・・遅れても、来ないよりはマシ、だろ?これを大事にしろ!"


Gabrielは、そう言って、Deanに何か手渡すと、Luciferの前に姿を現します。そして、今にもKaliを踏み殺そうとしたLuciferをふっ飛ばしました。


G"Luci~、ただいま。でも、今はまずいんだよね~。Guys!!彼女をここから逃がしてくれ"

そう言って盾になったGabrielの手には、本物のArchangelの剣。さすがのLuciferも、これには油断できないと見えます。という事は、彼はこれで殺す事が出来るの?Luciferといえども、他のAngelと同じなのか?

女のために自分に歯向かうGabrielに、Luciferは皮肉たっぷりです。


L"Gabriel・・・マジなのか?・・・私は、お前がスラムを訪れている事は知っていた。しかし、・・・私は、お前が何も捕まえてこなかった事を願うよ"
G"・・・・・Lucifer・・・あんたは、俺の兄弟だ。そして、あんたを愛してもいる・でも、あんたは、大きなバカだ。"
L"何だって?"
G"自分を見てみろよ。泣きごとばっかりだ。Daddyが、自分に優しくしてくれないから、Daddyが創ったおもちゃを壊してやる~!だって?"
L"口のきき方に気をつけろ"
G"被害者ぶってるけどな、あんたも俺も・・・俺達は真実をわかってる。Dadは、あんたを一番愛してた。Michaelよりも。俺なんかよりももっと・・・。Dadが、新しい赤ん坊を家に連れてきた時、あんたはそれに対処できなかった。・・・この事は、全部あんたの大きな癇癪なんだよ。・・・もう成長する時間だ"


表では、渋るKaliをImpalaに載せて、DeanとSamは、急いでその場を立ち去ります。とにかく、一刻も早くLuciferのそばを離れないと、今は"その時"ではありません。



L"Gabriel、お前がMichaelのためにやってるなら・・・・"
G"冗談じゃない!奴がここにいたら、俺は奴の尻にナイフを突き立ててる"
L"・・・は!お前は忠誠心ってもんがない"
G"あるさ!彼らに"
L"誰に?・・・これらの・・・いわゆる、神々にか?"
G"人間にさ、Lucifer。・・・人間に"
L"・・・で、お前は、大量のゴキブリのために死ぬ気があるって?何故?"
G"Dadが、正しかったから。彼らは、俺達より良い"
L"奴らは、壊れて欠陥のある失敗作だ"
G"確かに、その通りさ。でも、彼らは、何とかより上手くやろうと努力する・・・。許す事も・・・。俺は長い間、憧れてた。でも今、俺はゲームに加わった。そして、Michael、Lucifer、どちら側でもない。俺は、彼らの側にいる"
L"兄弟よ・・・、私にやらせないでくれ"
G"誰も、俺達に何もさせないさ"
L"・・・Gabriel、私は、お前が自分は正しい事をしていると思っていると思うよ。でも、私には、お前の心が本当はどこにあるか、わかっている"


一瞬なんの事か、怪訝な顔をしたGabriel。
Luciferを挟んで、後ろにもうひとりのGabrielがいました。そして、剣を振りかざしますが、Luciferの言った"Gabrielの心"とは"Gabrielの心臓"の事だった。
Luciferは、すべてお見通しだったんです。振り向きざま、"ここだ"と言って、Gabrielの心臓を剣で突き刺して、彼を、殺してしまいました。

L"まだまだだな。忘れたのか・・・。お前がすべてのトリックを私から学んだことを・・・弟よ"

本物のArchangel の剣は、床に美しいAngelの翼の後を残して、Gabrielの息の根を止めてしまいました。
何とも悲しそうなLuciferは、の顔。
自分の目的のため、兄弟を殺した。

しかし、Gabが、ここまで人間に肩入れしてたんですね。
Annaもだったけど、人間って近くで見てると、いいな~って思えるようになるんでしょうか、Angelにとっては。それとも、彼らが特別だっただけか・・・。




そして突然、18歳未満は、見ちゃダメよっという御断りの後、「Casa Erotica 13」と、ホテルに有ったオンデマンド番組のTitle。下着姿のオネイサンが、ルームサービスを待っています。
DeanとSamが、パソコンで見ているのは、あの時Gabから渡されたもの。どうやらDVDだったようです。


S"・・・Gabrielが、これを守ってくれって?"
D"・・・多分・・・Fanだったんだろ・・・。これって良いからな~"


何て言ってると、なんと、ルームサービスを運んで来たのは、そのGabrielでした。変な付け髭なんかしてるけど。そして、オネイサンとKiss・・・このまま濡れ場に突入?DeanとSamは、いったい何が起ってるんだ?Gabrielのエッチシーンを見る羽目になるのか?と思ってると、急にカメラ目線になったGab、


G"Sam、Dean、いったい何が起ってるんだ?って思ってるよな?ああ、お前達がこれを見てるって事は、俺は死んだってことだ。・・・ああ!頼むぜ、泣かないでくれ!決まりが悪いからな~。俺なしで、Luciferを殺すなんて考えられないもんな、すまない。・・・でも・・・お前達は、Luciferを窮地に陥らせる事が出来る。Luciferが入ってた檻は、まだ下にある。そして多分・・・多分、お前達は、彼を再びそこへ押し込む事が出来るだろう。簡単な事じゃない。お前達は、俺の兄弟を騙して、その檻を開いておかないといけない。そして・・・あ~、MichaelとGodの一団を避けなくてはならない。・・・しかし、ヘイ!詳しくは、いいか?大きな秘密がある。Luciferさえ知らない事だ。檻のカギ、それは地上に有る。実際、それは、複数のカギだ。4つのカギ。4つのリング・・・。Horsemanの持つ・・・。お前達は、奴ら全員を捕まえれば、檻を手に入れられる。俺は、この勝負をお前達に賭ける事は出来ない。でも、あ~、俺は、以前間違ってた。そしてDean、お前は正しかった。俺は、俺の兄弟に立ち向かうのが恐かったのさ。でも、今は違う。そして、これが立っている俺だ。そしてこれが・・・・寝転んでる俺・・・・"



どうやら画面は、本格的にコトに及んでいるGabrielが映し出されているようですが、Samがパソコンの蓋を閉じてしまいました。


今のGabrielの言葉、本当だったとしたら凄い収穫です。彼がここにきて、DeanとSamを騙す必要はないし、そんなことするくらいなら、命をかけて彼らを逃がしたりしなかったでしょう。そして、死ぬことを前提に、このDVDをDeanに持たせた。
それに、今のDeanとSamには、これを信じて行動するより他はない。
見つめ合うDeanとSam。


D"Horsemanだって?・・・俺たち、Warからそれを取った。Famineのも。すでに2つあるってことだ。・・・後必要なのは、PestilenceとDeathのだ"
S"それで全部?"
D"・・・やるしかない"


あのリング、そういうことだったんですね。WarのリングをDeanが拾い上げた時から、何だか気になっていましたが、ここへきて大きく動き出しました。Lucifer本人でさえ知らない事。Horsemanの4つのリングが集まれば、Luciferを戻すための檻を開く事が出来る。Gabrielの言ったように、これははっきり言って、超難しいミッションですが、やるしかない。もう後は道が見つからないんだもん。とにかく、やる気になったDeanとSamです。何とか、PestilenceとDeathを見つけなければ。



そしてその頃、恋しいPestilenceはどうしているかと言うと・・・。


蝿と共に店にやってきた男。
彼がPestilenceです。見るからに病気。盛大にくしゃみをして、手は粘液でベタベタ、店の人にこの薬は眠くなるかと、聞いていますが、その間もくしゃみ。店の人の顔は、ベタベタです。ゲゲゲ~。
そして表に出た彼は、途端に元気そう。
今までのくしゃみ鼻水はお芝居だったようです。そして車に乗り込むと出発しますが、車の中は、みるみる蝿で埋め尽くされて行きました。


こうやって、病気を撒き散らして回っているんですね。
こんな奴にどうやって立ち向かうんでしょうか?何だか難しいっていうよりは、困難な気がしてきましたが、ま!DeanとSam2人いれば何とかなるでしょう!と、楽観的です。でも、最後までドキドキさせられるんだろうな~。


それにしても今回、Gabrielが殺された事は、本当に残念でした。DeanとSamの側、人間側に付いてくれた2人目の貴重なAngelだったのに・・・。最後まで、シャレの効いてたGabriel。彼がもう出てこないなんて、寂しいです。
Casは、まだ行方不明だしね。来週は、Casが戻って来てくれると信じています。


さて、残りEpも少なくなって・・・って言って、後3つしかない!!信じられん!
ODとか、そのほかの情報では、ドエライ事が待ち受けていそうですが、泣いても笑っても、残り3つ。気合い入れて頑張ります!

・・・ああ、でも、今仕事が鬼のように忙しい・・・(泣き)
何とか土曜の自由時間だけは確保したいですが、どうなる事やらです。
では、みなさん、また来週。


***

2 件のコメント:

amber さんのコメント...

こんばんは、yumiusaさん、寸暇を惜しんでの訳ありがとうございました。
Deanウィンクの余韻をにやりと楽しんでいる間もなく、ep19で、またAngelがお亡くなりとは!それもまさか、ビックリのGabとは!!思いもよらず、ああ、こんないいキャラをもったいないと思いました。
訳で教えていただいた通り人間にもずいぶん共感してくれてたんですね。
ほんとにケビン・コスナーにも負けないボディーガードでした(泣)

メレンゲパイの飾りチェリー(でしょうか?)をつまむDeanが、Samの眉間のしわを茶化すDeanがいつものペースで、元気よくてうれしい。
シーズン前半にちりばめた小道具が生きてきて、ほんとに次回がたのしみ!

yumiusa さんのコメント...

amberさん、おはようございます。

ほんと!なんてもったいない!こんな貴重なキャラを殺しちゃうなんて、Supernaturalスタッフは、相変わらず容赦ないですね。生きてたら、この先DeanとSamに力を貸してくれたかもしれないのに・・・、ま、悪戯はもれなく付いてくるでしょうけど(苦笑)
命をかけて守ってくれたGabに感謝です。もちろん、ケビン・コスナーよりカッコ良かった!

そして、Deanが、前向きになってくれて本当に良かった。やっぱり元気なDeanが大好きです!彼に暗い顔は似合わない。エッチな番組見て、ニヤケてる顔の方がよほどマシです。
ここにきて、どど~~んと、動き出しました。次のEpが、楽しみでなりません!