大変ご無沙汰しております(汗)
まったくもって、放置プレイにも程がある!!って・・・自分で突っ込んでみます・・・。
こんなブログでも待っていて下さった方、申し訳ありません!
仕事が忙しすぎて、更新している暇がありません(汗)
SPN7は、見ています・・・なんとか・・・。
今日から本当はお休みのはずなのに、なぜかわたしはこの後、仕事に出かけます・・・(涙)それもこれも、自分の不徳の致すところでございます・・・。
何とか現状を打破しようともがいていますが、如何ともしがたい現状ですので、今後も更新は不可能に近くて・・・。
年の終りに言い訳だけは残しておこうと思った次第です(姑息!)
体調の方は、良かったり悪かったりですが、なんとか騙し騙し乗り切っております。 今年は、Personalな事でも、激変があった年です。 なかなか折り合いをつけるのが大変だったりして・・・。
皆様も、時節柄お体ご自愛ください。
では、来年は、皆様の元へ少しでも、いえ、なるべくたくさんの幸せが訪れますようお祈りいたします。どうか良いお年をお迎えください。
USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。
2011/12/29
2011/08/30
Supernatural Season6 Release 記念 Specialイベント!
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。
とんでもなく放置しっぱなしで、面目ありませんm(__)m
皆様お変わりありませんでしょうか?
わたしは、一応元気にしております。
え~っと、相変わらず仕事は忙しいです。
震災の関係で、5月におこなわれる筈だったイベントの一部が、9月に延期になった事で、普通夏場は比較的暇なんですが、今年はそうはいかなくなりました。ず~っと、まんべんなく忙しさが続いております。
ただ、最近とても自分に合う整体院に出会い、長年の腰痛と肩こりから解放されました。通院はたったの4回!しかも健康保険取り扱いです!!
ああ、今まで揉み屋に注ぎこんできたお金が、なんとももったいない・・・(泣)
まあ、そんなこんなで、いろいろと細かい事も起こりつつ、日々飲みつつ、なんとか暮らしています。
UAでSeason6の放送が終了して早3ヶ月。
とうとう出ますね、Supernatural Season6 DVD & Blu-rayが、9月7日に。先週ようやく予約しました。このところ、すっかりSupernaturalから遠退いていまして、うっかり忘れるところでした(汗)
そんな時、ブログのコメント欄に(スパム扱いで、公開はされていませんが)8月29日のDVD Release記念イベントの案内が届いたんです。ワーナーさんと業務提携されている会社ということでしたが、こう言っては何ですが最初、すっごい疑っちゃっいました。
しかし、結局は本物の招待状が送られてきまして、行ってきました。
疑ってごめんなさいm(__)m
場所は、新橋のスペースFS汐留。
これがなんと、マジもんでした!
「Year of Supernatural」って、本気だったんですね、ワーナーさん!
会場には、マスコミの取材が入っていました。
マスコミに取材してもらうためか、ゲストに歌舞伎俳優の中村獅堂さんを動員!(お金使ってる!)
アニメの時は、こういうイベントあったようだけど、本編ではSeason6にして初めてなんじゃないですか?やっとです、やっと!ついにまともに扱ってもらえるようになったのかと、ちょっと感慨深かったりして・・・。
わたしは、3列目の関係者席に座らせてもらって、写真撮影もOKでしたので、ショボイデジカメで何とか激写!フラッシュ焚きまくり!
中村獅堂さんは、彼の本業の歌舞伎の方で何度か拝見した事がありますが、普通のかっこうした所を、あんなに間近に見たのは、初めて。
いや、いい人でしたよ、背も高くてかっこよかったし、一生懸命お話してくれてました、JensenとJaredのイケメンぶりを(笑)イケメンって言葉は、何となく軽い感じがして今ひとつ好きにはなれませんが。
獅堂さんは、最近映画で兵隊さんの役が多いせいか、年配の男性によく声をかけられると言っていました。女性にモテモテ(←死語?)のJ2が羨ましいそうです。
Supernatural自体は、好きで見ているそうです。
J2の演技と、ストーリーの出来の良さが、これだけの人気になっているのでは?というような事を言ってたと思います(曖昧)
アニメになった事は、皆さんご存知かと思いますが、秋にはモバゲーでも配信が開始されるそうです。モバゲーって、誰がターゲット?わかりませんが、興味のある方はトライしてみてください。
あと、MCの時のバックのパネルが、なかなかカッコ良かったです。写真UPしておきます。
Com Conみたいで、カッコイイ。
この前にJ2が立っててくれれば・・・と、暫し夢想。
獅堂さんと司会の方のお話の後、SupernaturalのBlu-rayを手にした獅堂さんを、激写した後、アニメ版のEp22とSeason6 Ep1の上映会がありました。どちらも日本語吹き替え版。
いや~久々に、Season6 Ep1見ました。
今なら、Samの違和感に納得。
初めて見たときの、なんか訳わかんなかったモヤモヤは、すべて魂レスのせいだったと。
そして、やっぱり気になってしょうがなかった、Samのモミアゲ。ははは。
さて、そういうわけで、Season6 Releaseまで、もう間もなくです。
時間のあるときに、ちょっとずつ楽しみたいと思います。
そして、やっぱ、Season7の事を抜きには、終われないですね。撮影は順調に進んでいるようで、あの人があ~なって、あの人達が夫婦役で出演するとか、彼女が再登場するとか、いろいろ噂だけはチラチラと聞こえてきています。
Promoも見ました。
さて、Samの壁問題はどう決着させるのか。
Deanに対して可愛さ余って憎さ百倍?状態のNEW GODさんは、どうなるんでしょうね。
わたしとしては、Winchester BrothersのHunter Lifeが見られるといいな~と、淡い期待をしています。
Season7放送は、9月23日金曜日(US時間)
はい、楽しみにしていますよ!
***
とんでもなく放置しっぱなしで、面目ありませんm(__)m
皆様お変わりありませんでしょうか?
わたしは、一応元気にしております。
え~っと、相変わらず仕事は忙しいです。
震災の関係で、5月におこなわれる筈だったイベントの一部が、9月に延期になった事で、普通夏場は比較的暇なんですが、今年はそうはいかなくなりました。ず~っと、まんべんなく忙しさが続いております。
ただ、最近とても自分に合う整体院に出会い、長年の腰痛と肩こりから解放されました。通院はたったの4回!しかも健康保険取り扱いです!!
ああ、今まで揉み屋に注ぎこんできたお金が、なんとももったいない・・・(泣)
まあ、そんなこんなで、いろいろと細かい事も起こりつつ、日々飲みつつ、なんとか暮らしています。
UAでSeason6の放送が終了して早3ヶ月。
とうとう出ますね、Supernatural Season6 DVD & Blu-rayが、9月7日に。先週ようやく予約しました。このところ、すっかりSupernaturalから遠退いていまして、うっかり忘れるところでした(汗)
そんな時、ブログのコメント欄に(スパム扱いで、公開はされていませんが)8月29日のDVD Release記念イベントの案内が届いたんです。ワーナーさんと業務提携されている会社ということでしたが、こう言っては何ですが最初、すっごい疑っちゃっいました。
しかし、結局は本物の招待状が送られてきまして、行ってきました。
疑ってごめんなさいm(__)m
場所は、新橋のスペースFS汐留。
これがなんと、マジもんでした!
「Year of Supernatural」って、本気だったんですね、ワーナーさん!
会場には、マスコミの取材が入っていました。
マスコミに取材してもらうためか、ゲストに歌舞伎俳優の中村獅堂さんを動員!(お金使ってる!)
アニメの時は、こういうイベントあったようだけど、本編ではSeason6にして初めてなんじゃないですか?やっとです、やっと!ついにまともに扱ってもらえるようになったのかと、ちょっと感慨深かったりして・・・。
わたしは、3列目の関係者席に座らせてもらって、写真撮影もOKでしたので、ショボイデジカメで何とか激写!フラッシュ焚きまくり!
中村獅堂さんは、彼の本業の歌舞伎の方で何度か拝見した事がありますが、普通のかっこうした所を、あんなに間近に見たのは、初めて。
いや、いい人でしたよ、背も高くてかっこよかったし、一生懸命お話してくれてました、JensenとJaredのイケメンぶりを(笑)イケメンって言葉は、何となく軽い感じがして今ひとつ好きにはなれませんが。
獅堂さんは、最近映画で兵隊さんの役が多いせいか、年配の男性によく声をかけられると言っていました。女性にモテモテ(←死語?)のJ2が羨ましいそうです。
Supernatural自体は、好きで見ているそうです。
J2の演技と、ストーリーの出来の良さが、これだけの人気になっているのでは?というような事を言ってたと思います(曖昧)
アニメになった事は、皆さんご存知かと思いますが、秋にはモバゲーでも配信が開始されるそうです。モバゲーって、誰がターゲット?わかりませんが、興味のある方はトライしてみてください。
あと、MCの時のバックのパネルが、なかなかカッコ良かったです。写真UPしておきます。
Com Conみたいで、カッコイイ。
この前にJ2が立っててくれれば・・・と、暫し夢想。
獅堂さんと司会の方のお話の後、SupernaturalのBlu-rayを手にした獅堂さんを、激写した後、アニメ版のEp22とSeason6 Ep1の上映会がありました。どちらも日本語吹き替え版。
いや~久々に、Season6 Ep1見ました。
今なら、Samの違和感に納得。
初めて見たときの、なんか訳わかんなかったモヤモヤは、すべて魂レスのせいだったと。
そして、やっぱり気になってしょうがなかった、Samのモミアゲ。ははは。
さて、そういうわけで、Season6 Releaseまで、もう間もなくです。
時間のあるときに、ちょっとずつ楽しみたいと思います。
そして、やっぱ、Season7の事を抜きには、終われないですね。撮影は順調に進んでいるようで、あの人があ~なって、あの人達が夫婦役で出演するとか、彼女が再登場するとか、いろいろ噂だけはチラチラと聞こえてきています。
Promoも見ました。
さて、Samの壁問題はどう決着させるのか。
Deanに対して可愛さ余って憎さ百倍?状態のNEW GODさんは、どうなるんでしょうね。
わたしとしては、Winchester BrothersのHunter Lifeが見られるといいな~と、淡い期待をしています。
Season7放送は、9月23日金曜日(US時間)
はい、楽しみにしていますよ!
***
2011/05/23
Supernatural Season6 Finale Ep22 "The Man Who Knew Too Much" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Finale Ep22 "The Man Who Knew Too Much"の感想もどき。
Season6 Finaleです。
終わってみればあっという間だったような・・・。
始まった時は、どこに向かっているのか、まったくわかりませんでしたが、こんな話になろうとは・・・。
それもこれも、Casの人気が底知れないってことでしょうか?
しかし、わたしはCasのままのCasが好きです。
あのとぼけたAngelが帰って来てくれるように、祈らずにはいられません。
・・・祈る・・・その言葉も今聞くと、なんとなく白々しく聞こえてイヤな感じですが。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
冒頭、いつものFinale同様、「Carry on my wayward son」と共に、これまでの道のり。ところが、NOW、Samは走っています。パトカーに追いかけられているようです。逃げ込んだバー。そこにいた女の人は、初めこそ、警戒してSamを追いだそうとしますが、Samのお願いに仕方なさそうに匿う事にします。そしてSamに名前を聞くと・・・。
Samは憶えていません。
そう、彼は、自分の名前も、何もかも忘れてしまっていたんです。顔にあてられたライトで目覚めると、警官がいました。そうするつもりはなかったのに、勝手に体が動いて、彼らを殴り倒してしまい、追いかけられる羽目になった。病院に言った方が良いと言われますが、Samは時間がないと言って断ります。でも、何について時間がないのかは、はっきりとわかりません。どこかに行って、何かを止めなければならないと感じる。Samは、本棚にあった、H. P. Lovecraftの本を見つけると、突然フラッシュバックに襲われます。その中にあったホテルを、心配する女の人をよそに、コンピュータを借りて調べます。
そして、そのホテルが存在する事を確かめると、行ってみる事にします。ところが、彼女も一緒に行くと言いだします。断ったSamですが、結局は折れて一緒に行く事なりました。Samは、迷わず1階の角部屋、逃げるのに一番都合のいい部屋に向かいます。何故自分がそこを選ぶのかはわかりません。カギのかかったドアを彼女に借りたクレジットカードで器用に開けてしまい、ますます自分が誰なのか不思議な思いだけが広がります。そして極めつけは、部屋中に張られた記事や地図。何かについて調べていたようです。置いてあった身分証明書には、Jimmy Page、Neil Peart、Angus Youngの有名人の名前が。偽造されたものだし、いったい自分は何者なのか?
壁に貼ってあったひとりの女の人の写真を見て、Samは再びフラッシュバックを起こします。
場面は、Ellieに会いに行くDeanとSamとBobbyです。
約束の場所に来てみましたが彼女の姿がないので、電話するBobby。すると呼びだし音がすぐ近くで鳴っています。そして、倒れているEllieを見つけました。しかし彼女はすでに瀕死の状態で、腹部からは出血していました。
Casに連れ去られた後、EllieはPurgatoryの扉を開く方法を話してしまっていました。それに必要な物は、Virgin Blood、Purgatory Native Blood、MoonそしてEclipse。 Purgatory Native BloodつまりEllieの血を手に入れたCas達は、明日の夜のEclipseに扉を開けるつもりです。もう時間がありません。Cas達の居場所を答える前に、Ellieは絶命してしまいました。
そこへ現れたのは、Cas。
Casとしては、Ellieを殺すつもりはなかったのかもしれませんが、Crowleyが我を忘れて、彼女に深手を負わせてしまったようです。Casに掴みかかろうとするBobbyをDeanが制します。
D "見てるのが嫌だっただけだろ?おまえは間違ってるんだぞ!!"
C "もういい!!"
D "・・・・・"
C "お前にどう思われようと、もう構わない。私は、お前に理解してもらおうとした。でも、おまえは聴かない。だから事を単純にすることにした"
D "・・・・・"
C "出しゃばらず、私にRaphaelを止めさせてくれ。2度とは言わない"
D "ああ、そうかよ。俺の答えはわかってるはずだ"
C "・・・本当はこんな事したくなかった"
D "・・・?・・・"
C "でも、安心してくれ。すべてが終わったら、私はSamを救うから。・・・だが、それは、お前が私の邪魔をしない時だけだ"
D "Samを何から救って言うんだ?!"
Casは、突然Samの側に瞬間移動すると、そのこめかみに指を押しあてました。
そこで、記憶の無いSamの視点に戻ります。
そして、彼は自分の名前がSamなんだとわかりました。
そう、この状況を作り出したのは、Casだった。
Dean達の動きを止めるために、Samを人質に取ったんです。この時点では、Samの記憶を消して離れ離れにしただけなのかと思いましたが、実は事態はもっと深刻だった事が、この先明らかになります。
フラッシュバックで出て来た2人の男。
そのひとりは、Bobbyと呼ばれていたと思いだしたSamは、手帳から住所がSouth Dakotaになっている事を見つけ出します。ここまでついて来てくれた彼女も、さすがにここからはつき合えないと言いだします。そりゃそうでしょう。偽造IDに、このホテルの状況。どう見ても怪しすぎます。
なんとなく車がある気がして、置いてあったキーを持って表に出ると、そこにはImpalaが。Samは、迷いもなく自分の車だと言い切ります。
彼女は、Samに本当にこの先大丈夫か訊きます。探しあてた物が、知らなかった方が良かったことかもしれないよって。でも、今の彼には他に選択肢がない。
ところがその時、嫌な予感が。
彼女を庇って地面に転がると同時に銃声が!!
振り返ると、なんと、そこには自分と同じ顔をした男が、不敵な笑みを浮かべ、銃を向けて立っていました。
呆然とするSam。彼女がSamの名前を呼んでいます。その声が、遠くから聞えているような不思議な感じと共に、場面が変わって・・・・。
なんと!?
ここまでの事は、すべてSamの夢の中の事だった!
あの時、現れたCasは、Samのこめかみに指を押しあてると同時に、意識を奪ってしまったようです。今のSamは、Bobbyの家のPanic Roomのベッドで寝かされています。枕元には、心配そうなDeanがいますが、何も出来ず手をこまねいているだけ。
Casってば、とうとう強硬手段に出ました。
本当はこんな事したくないと言いつつ、目的のためにSamに手をかけた。人質です。DeanがCasの邪魔をすれば、Samはこのまま眠らされたままになっちゃうんでしょうか。
思うに、CasはSamをただ眠らせただけで、その時に彼が見る夢の内容までは、考えていなかったんじゃないかと思ったんですが、Deanの考えはそうじゃないみたいです。この状況が、即、Samのボロボロになった魂を守っている、Made in Deathの壁を崩壊させると思っているようです。
そして実際、Samの見ている夢は、自分の犯してきた恐ろしい所業に苦しむ事になる。
現実で起っている事に影響を受けるSamの夢。
DeanとBobbyが、Casを探さなきゃ!!といいつつ、ウイスキーを飲んで落ち着こうとしているところ、夢の中のSamは、どこからか香って来るウイスキーの香りを不思議に思っています。
銃撃の後、Impalaに乗って逃げる2人。
突然の眩しい光に、急ブレーキをかけ止まってみると、今まで夜だったのに昼間になっていました。驚いて車から降りるSam。
でも、彼女はずっと昼間だったと言い張ります。
この時、現実の世界では、DeanがSamの瞼を捲ってライトを当てていたんです。Dean・・・心配なのはわかりますが、お願い、やめてあげて。
つき合いきれないとひとりその場を離れようとする彼女ですが、Samは人の気配に気づいて車に戻るように言います。そして開けてみたトランクには、大量の武器が・・・。
その中からショットガンを取り出して、Samはひとり森の中に入って行きます。案の定そこには、もうひとりのSam。それは、魂を失くしたSam(以下、SL)だった。
彼は言います。
CasがSamの壁を崩壊させた。
Deanが彼の魂をその体に戻すまで、自分は順風満帆でその体を支配していたのに、今は奥深くに押しやられている。そして今、魂のあるSamはゼリーのように崩れやすくなっている。魂がなかった頃は、鋭くて強かったのに、今はそれがあるために腰ぬけになっている。このあたりで、本当はその体が誰のものなのか、ハッキリさせなければならない。手遅れにならない内に。
・・・って、この夢の中で、SLが勝ったら、意識が戻った時のSamは魂が無くなって戻ってくるってこと?
そ、それは大変。
Samは、必死で逃げます。
そして、囮を使って、SLが油断しているところ、背後から仕留めました。最後の言葉が気になります。
SL "おれが悪いと思うか?お前が別のモノに会うまで待ってるんだ"
何の事?と思っている間もなく、倒れたSLの体から、銀色のモノが出てきて、Samの体に吸い込まれて行きました。
ベッドの上では、眠ったままのSamの体が激しく撥ねます。Deanが駆け寄りますが、しばらくして収まりました。
車に戻って来たSam。
待っていた彼女の事を思い出していました。
魂がなかった頃、Monsterが人質にした人だった。その時のSamは、容赦なく彼女を撃ち殺したあと、驚くMonsterを殺したんです。まさか人間を殺すとは思っていなかったMonster。今の彼からは考えられない。Hunterには、ある程度必要な非情さかもしれないけど、人を助けるためにやってる事と、矛盾しちゃう。それと葛藤しながら、悩みながら生きて行かなきゃならないのが、Hunterの背負う運命なのに、魂がなければそんな感情もない。
Hunterとしては優秀かもしれないけど、人間としては欠けています。
Samは、彼女に謝ります。
それしか出来ない今の自分。でも、彼女は最後にいます。
"あなたが思ってるほど、悪い事じゃない"
彼女、何故名前が出てこないのかなと思ってたんですが、Samが彼女の名前を知らないからだったんですね。でも、最後の言葉の意味は?Samも不思議そうでした。
相変わらず眠ったままのSamを見つめるDeanの元に、Bobbyが連れて来たのはBalthazar。
CasとCrowleyの居場所を突き止めて、知らせに来てくれた。一緒に行こうと言うDeanに、彼はお断りします。ただでさえCasを裏切る行為をしているのに、大きな力も持った彼の前に現れたら、あっという間に首が飛ぶと。
時は迫っています。
Crowleyは、CasにVirgin Blood、Purgatory Native Bloodの瓶を手渡して、後は夜を待つばかり。ところがここに来て、Casはとんでもない事を言いだします。
契約の反故です。
CasはCrowleyに、ここから逃げるかここで死ぬかを迫ります。つまり、Purgatoryの扉か開いても、Crowleyにはひとつの魂も渡さない。バカでも邪悪でもない自分が、本当にKing of Hellに魂を渡すと思ったのかといいます。
ひえ~、それを聞いたCrowley、自分でもそんな契約違反はしないと言います。
・・・Cas、Demonでさえ契約した事は守るのよ・・・。
これ、最初からそのつもりだったの?
いや、確かに、Demonに魂を渡すっていうのは、どうかと思いますよ、わたしも。でも、こんな事したら、この後どんな事になると思ってんの??
しかし、Casの決心は変わりそうにありません。
Crowleyも、この場は形勢不利と判断し、姿を消しました。
夢の中のSam。
Bobbyの家ですが、家具には埃除けの布がかけてあります。暗闇に座っていたのは、血だらけのSam。そう、想像通り、彼は地獄の檻での出来事を憶えているSamでした。
一方、DeanとBobbyは、Balthazarから聞いた場所に出かける時間がきました。Deanは、アドレスを書いた紙をSamの枕元に銃と一緒に置きます。
D "・・・これが俺達が行く場所だ、Sam。いつまでもグダグダ寝てないで俺たちにおいつて来てくれ、・・・頼んだぞ、Sam"
弟を心配るお兄ちゃんの顔。
この時のDeanは、きっとSamが目覚めるとは思ってなかったと思います。Casがその気にならなきゃ、彼が目覚めることなんてない。自分達が今からしようとしてる事は、どう考えてもCasを怒らせるだけだし。
ところが、Samは夢の中で、自力でここからの出口を見つける方法を探しあてていた。
Samは、地獄での事を憶えてるSamと向き合っています。血だらけのSamは、このままここから帰るように説得します。地獄での事を思い出したら、耐えられない。自分にはわかっている、自分がそれほど強くない事を。そしてそれは、想像も出来ないような恐ろしい事だと言います。しかしSamは、自分は思い出さなければならないと言います。何がそんなにSamを現実の世界に戻ろうとさせるのかと聞かれ彼は答えます。
S "君はおれのことをわかってるだろ。君は何故なのかわかってるはずだ。おれは、Deanをあっちに一人でいさせるわけにはいかないんだ"
それを聞いて、血だらけのSamは、Samにナイフを渡します。受け取ったナイフでSamは、もうひとりの自分を刺し殺しました。すると、SLの時と同じように、銀色のモノが溢れだし、Samの中に吸い込まれます。あの時と同じように、寝むっているSamの体は激しく飛び跳ねます。
Deanをひとりにはしておけない。
根本はこれです。
DeanはSamを、SamはDeanを見捨てる事は出来ない。それがもしかしたら自分自身を殺す事になったとしても。
Dean達が自分の所に向かっている事に気付いたCasは、Balthazarに助けを求めます。やって来たBalthazarは、自分達の中に裏切りモノがいると聞かされて動揺します。
このおじさん、ほんと、嘘が下手ね~。
その動揺を見逃さなかったCas。
Deanについて、何か手伝うか?と言われて、自分で始末をつけると言います。
C "SamにDean・・・。そして、今度はこれか・・・。私は、どうしようもない状況で最善を尽くしているのに・・・。私の仲間・・・彼らは・・・・私を見捨てた。・・・私に対する陰謀・・・それは理解する事が出来ない"
俺がいるじゃないかと言われたCas。
Balthazarの背後に回ると、彼を刺し殺してしまいました。
裏切り者には、容赦のない死を・・・ですか。
Cas、どこに行っちゃうんでしょうか・・・。
目的の場所に到着したDeanとBobby。
建物には、外にも中にもAngel達が見張っています。ニンジャになるしか侵入の方法はなさそうです。ところがそこへ、何かが近づいて来る振動。Deanは、T-Rexか?なんて言ってますが、やって来たのは巨大なDemonの黒い煙の塊。
DeanとBobbyは、慌ててImpalaに避難しますが、車ごとひっくり返されてしまいました。
ああ!Impalaちゃんが!!
やって来たのはもちろんCrowleyです。
再々交渉を申し出るCrowleyを、有無を言わさず殺そうとしたCasですが、額においた手は、何の効力も発揮しませんでした。
どうして?と思っていると。
あのまま引き下がるCrowleyではないと思っていましたが、まさかこんな節操なしだったとは。いや、Demonなんだから、元々節操なんてないか。
そう、Casに袖にされたCrowleyは、なんと彼と敵対関係にあるRaphaelと手を組んだんです。
Crowleyは、Raphaelから保護の約束を取り付けたと言います。Purgatory Bloodと引き換えに。
Raphaelは、言います。
自分が本当に黙ってみていると思ったのかと。その扉を開いてCasが巨大な力を手に入れる事を。もし、その力を得て新しいGodとなる者がいるとすれば、それは自分だと。
Crowleyは、自分が迫られたようにCasに選択を迫ります。
この場から逃げるか、あるいは死かを。
結構強くなったと思ってたんだけど、この時点でCasはRaphaelに勝てないのね。諦めて、姿を消します。
そして、CrowleyとRaphaelは、Virgin Blood&Purgatory Native Bloodで、Sealを描き、Spellを唱え始めます。
Impalaの中で気がついたDeanとBobbyは、屋敷の中に急ぎます。Raphaelの背後から剣を投げますが、見事に失敗。Crowleyの手の振りひとつで、2人とも階段から下に落とされてしまいます。
そして、その頃眠りから自力で戻ったSamも、地獄での記憶に苦しみながらも、ひっくり返ったImpalaの所までたどり着いていました。
とうとうCrowleyは、Spellを完成させてしまいます。
何が出てくるのかと、ドキドキして見ていました。
が、何も起る気配がありません。Spellを間違ったかもというCrowleyに、いや、完璧だったと言ったのは、Cas。
背後に現れたCasの、なんとなく余裕綽々なその表情に、嫌な予感全開です。
Spellは、完璧だった。
しかし、壁に描かれたSeal、これが問題だったんです。
CasがさっきCrowleyに渡したVirgin Blood&Purgatory Native Bloodの入った瓶、実はあの中身は犬の血だった。
多分、Casは、消えたふりをして本物の血の入った瓶を持って、どこかでSealを描いて待ってた。そして、Crowleyが完璧なSpellを読み上げてくれるのを待ってたわけです。
その血を渡せと迫るRaphaelに、Crowleyは言います。
もう遅い、瓶の中は空っぽだと。
CR "もう、ゲームは終わったんだ。あの瓶の中は空っぽだろ!"
R "・・・・・"
CR "で?Castiel、儀式はどうだった?きっと良かったに決まってるよな"
Casが、ゆっくりと俯くのに合わせて、巨大な輝く光が彼を包みこみました。そして、再び姿を現したCasは、Casのようで何かが違って見えました。
C "どんな感じかなど、想像も出来ないだろう。そのすべては、私の中にある。数百万、何百万人もの魂が・・・"
CR "それは、セクシーだな。・・・Crowley は退場するよ"
逃げ脚だけは早い、早い。
今のCasに敵う者などありません。
逃げるが勝ちです。
C "今の問題は?Raphael。誰がお前の翼を止める?"
R "Castiel、お願いだ。Demonを逃がしてやったなら、お前の兄弟も逃がしてくれ"
C "Demonに関しては、私に考えがある。・・・お前には、ない"
そう言って、指を鳴らすと、Raphaelは木っ端微塵に吹き飛んでしまいました。
指先ひとつで?
Cas、なんてこと・・・。
Deanから、慈悲の心を学んだんじゃなかったの?
Casの暴走はこの後も止まりません。
驚きを隠しきれないDeanを一瞥して、Casは話し始めます。
こんな表情のCasは、イヤだ。
C "そう、私はお前を救った"
D "確かにそうだ、Cas。・・感謝してる"
C "お前は私を疑い、私に楯突いた。しかし、私は正しかったんだ"
D "OK、Cas。そうだった。悪かったよ
C "・・・・・"
D "ちょっとお前のその力の元を弱めようぜ、いいな?"
C "それはどういう意味だ?"
D "お前の中は、とんでもない力で満杯だ。それは危険すぎる。そいつらを、本来あるべき場所に戻そう"
C "おお、違う。それらは私と共にある"
D "いいや、Cas、それはお前の頭の中をグチャグチャにしちまうぞ"
C "いいや、まだダメだ。Raphaelには、多くの信奉者がいた。私は彼らに罰を与えなければならない"
D "・・・なあ、聞いてくれ。いいか、取り返しがつかないような悪い事がいくつも起ったのはわかってる。でも、俺たち、家族だったろ?俺はお前のためなら死ねるし、実際何度か死にかけた。その事が、ちょっとでもお前に何かを感じさせるなら・・・・。頼む"
C "・・・・・"
D "・・・俺は、LisaとBenを失った。そして今、Samも失おうとしてるんだ"
C "・・・・・"
D "おまえまで、失わせるような事、させないでくれ。おまえには、もうそんな力の元は必要ないだろ、Cas。その力が、俺たちみんなを殺す前に、何とかしてくれ"
C "私が勝ったからそんな風に言うんだな。お前が恐れているから"
この時、Raphaelが吹っ飛んだ時おとしたAngel を殺す剣を拾い上げる手が?!
C "私はお前の家族ではない、Dean。私に家族はいない"
そう言ったCasの背中を剣で突き刺したのは、Sam!!
地獄での記憶を持ったままだと、意識が回復したらそう持たずにオカシクなっちゃうのかと思いましたが、この時のSamはまだ大丈夫のようです。
しかし、せっかく、ツライ体を無理させてここまで来て、やった!と思ったのに、Casはなんともありません。それどころか、次に彼の口から出た言葉に、驚かされます。
C "私は、君がやり遂げた事が嬉しいよ、Sam。しかし、Angelの剣は効かない。私がもうAngelではないから"
D&S&B "・・・???・・・"
C "私はお前達の新しいGodだ。前よりもすばらしい"
D&S "・・・!?!・・・"
C "お前達が私に跪いて、私への愛を示さなければ・・・私はお前達を滅ぼすだろう・・・"
D&S&B "・・・・・・・・・・・・"
滅ぼす~~~??
ひえ~、Casが新しいGodになっちゃった!!
なんてこと、あのどこかとぼけたCasとDeanの漫才のような掛け合いは、もう見られないってこと??
そ、そんな、寂しい・・・。
1回目見た時は、よくわからなかったんですが、これはCasがとんでもない量の魂を体に取り込んだ結果、この世で一番の力を持ったってことよね?
そして、現在、どこにいるかわからないGodに代わって、彼がGodの地位についたという理解でよろしいでしょうか?
いいのか?それで。
そしてここで、クリフハンガー・・・。
Casのアップで?
いいのか?これで。
ええ?Season7ってどうなるの?
Team Dean VS Cas?
それとも、Casはこの後、Deanの説得に応じて、取りこんだ魂を放出するのか?出来れば頭が爆発してその巻き添えで地球が吹っ飛ぶ前に、考え直して欲しいんですが。
最後は結局HeavenとHellに掻き回された感じですけど、それもこれもやっぱりCasの人気のせいですか?
でも、もうそろそろいいんじゃない?
Casを出すにしても、もっと違うやり方があるんじゃないかと思うんです。
Season5が終わった時に、もうこの流れが続くようならついて行けないな~なんて思ったりした事もありました。
それが、蓋を置けてみれば予想以上におもしろかったSeason6。Season1や2の頃を彷彿とさせるHunter VS Monster。それが、Finaleに近づくにつれ、濃さを増すHeaven問題。まさか、これほどまでにCasが追い詰められて居ようとは・・・。
ここまで意固地になった理由には、Deanの事があったんだろうと思います。Raphaelを止めてこの世を守る事=Deanを守る事、なわけです。
Casは何度も言ってた。これはDeanのためにやってる事なんだって。それが、当のDeanに理解してもらえなかったから、どうやっても成功させて認めてもらいたかったってのが、どこかにあったのかも。
しかし!
今のCasは、相当危険なんじゃないですか?
このままだと、確実にDeanと敵対する事になりそうだし、従わないなら滅ぼすと言い切ったもんね。すっかり自分の力に酔ってる気が・・・・・・。
それに、ぼや~としたまま終わっちゃいましたが、Samの崩れちゃった壁問題は、どうなるの?
Samは、結局、魂がないままHunterとし生きていた時の記憶も、地獄でLuciferに虐められてた時の記憶も取り戻したわけですよね。Deathは、壁が決壊すればSamは耐えられないって言ってませんでした?
この後、徐々にツライ記憶に侵されていくんでしょうか?
心配です。
Deanは、LisaとBenにお別れして、Samの身も危険にさらされたままの上、家族同様とまで言ったCasの暴走と、この先不安だらけです。
石頭のAngel・・・もとい、NEW GODにわからせるには、どうしたらいいんでしょう。Deanの苦労はこの先も、続きそうです。
さて、Season6が終わり、これからまた長いお休みです。
この先、しばらくは更新が滞る事と思いますが、秋にはみなさまとお会いできればいいな~と思っています。
とりあえず、このあたりで。
では、また。
***
Supernatural Season6 Finale Ep22 "The Man Who Knew Too Much"の感想もどき。
Season6 Finaleです。
終わってみればあっという間だったような・・・。
始まった時は、どこに向かっているのか、まったくわかりませんでしたが、こんな話になろうとは・・・。
それもこれも、Casの人気が底知れないってことでしょうか?
しかし、わたしはCasのままのCasが好きです。
あのとぼけたAngelが帰って来てくれるように、祈らずにはいられません。
・・・祈る・・・その言葉も今聞くと、なんとなく白々しく聞こえてイヤな感じですが。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
冒頭、いつものFinale同様、「Carry on my wayward son」と共に、これまでの道のり。ところが、NOW、Samは走っています。パトカーに追いかけられているようです。逃げ込んだバー。そこにいた女の人は、初めこそ、警戒してSamを追いだそうとしますが、Samのお願いに仕方なさそうに匿う事にします。そしてSamに名前を聞くと・・・。
Samは憶えていません。
そう、彼は、自分の名前も、何もかも忘れてしまっていたんです。顔にあてられたライトで目覚めると、警官がいました。そうするつもりはなかったのに、勝手に体が動いて、彼らを殴り倒してしまい、追いかけられる羽目になった。病院に言った方が良いと言われますが、Samは時間がないと言って断ります。でも、何について時間がないのかは、はっきりとわかりません。どこかに行って、何かを止めなければならないと感じる。Samは、本棚にあった、H. P. Lovecraftの本を見つけると、突然フラッシュバックに襲われます。その中にあったホテルを、心配する女の人をよそに、コンピュータを借りて調べます。
そして、そのホテルが存在する事を確かめると、行ってみる事にします。ところが、彼女も一緒に行くと言いだします。断ったSamですが、結局は折れて一緒に行く事なりました。Samは、迷わず1階の角部屋、逃げるのに一番都合のいい部屋に向かいます。何故自分がそこを選ぶのかはわかりません。カギのかかったドアを彼女に借りたクレジットカードで器用に開けてしまい、ますます自分が誰なのか不思議な思いだけが広がります。そして極めつけは、部屋中に張られた記事や地図。何かについて調べていたようです。置いてあった身分証明書には、Jimmy Page、Neil Peart、Angus Youngの有名人の名前が。偽造されたものだし、いったい自分は何者なのか?
壁に貼ってあったひとりの女の人の写真を見て、Samは再びフラッシュバックを起こします。
場面は、Ellieに会いに行くDeanとSamとBobbyです。
約束の場所に来てみましたが彼女の姿がないので、電話するBobby。すると呼びだし音がすぐ近くで鳴っています。そして、倒れているEllieを見つけました。しかし彼女はすでに瀕死の状態で、腹部からは出血していました。
Casに連れ去られた後、EllieはPurgatoryの扉を開く方法を話してしまっていました。それに必要な物は、Virgin Blood、Purgatory Native Blood、MoonそしてEclipse。 Purgatory Native BloodつまりEllieの血を手に入れたCas達は、明日の夜のEclipseに扉を開けるつもりです。もう時間がありません。Cas達の居場所を答える前に、Ellieは絶命してしまいました。
そこへ現れたのは、Cas。
Casとしては、Ellieを殺すつもりはなかったのかもしれませんが、Crowleyが我を忘れて、彼女に深手を負わせてしまったようです。Casに掴みかかろうとするBobbyをDeanが制します。
D "見てるのが嫌だっただけだろ?おまえは間違ってるんだぞ!!"
C "もういい!!"
D "・・・・・"
C "お前にどう思われようと、もう構わない。私は、お前に理解してもらおうとした。でも、おまえは聴かない。だから事を単純にすることにした"
D "・・・・・"
C "出しゃばらず、私にRaphaelを止めさせてくれ。2度とは言わない"
D "ああ、そうかよ。俺の答えはわかってるはずだ"
C "・・・本当はこんな事したくなかった"
D "・・・?・・・"
C "でも、安心してくれ。すべてが終わったら、私はSamを救うから。・・・だが、それは、お前が私の邪魔をしない時だけだ"
D "Samを何から救って言うんだ?!"
Casは、突然Samの側に瞬間移動すると、そのこめかみに指を押しあてました。
そこで、記憶の無いSamの視点に戻ります。
そして、彼は自分の名前がSamなんだとわかりました。
そう、この状況を作り出したのは、Casだった。
Dean達の動きを止めるために、Samを人質に取ったんです。この時点では、Samの記憶を消して離れ離れにしただけなのかと思いましたが、実は事態はもっと深刻だった事が、この先明らかになります。
フラッシュバックで出て来た2人の男。
そのひとりは、Bobbyと呼ばれていたと思いだしたSamは、手帳から住所がSouth Dakotaになっている事を見つけ出します。ここまでついて来てくれた彼女も、さすがにここからはつき合えないと言いだします。そりゃそうでしょう。偽造IDに、このホテルの状況。どう見ても怪しすぎます。
なんとなく車がある気がして、置いてあったキーを持って表に出ると、そこにはImpalaが。Samは、迷いもなく自分の車だと言い切ります。
彼女は、Samに本当にこの先大丈夫か訊きます。探しあてた物が、知らなかった方が良かったことかもしれないよって。でも、今の彼には他に選択肢がない。
ところがその時、嫌な予感が。
彼女を庇って地面に転がると同時に銃声が!!
振り返ると、なんと、そこには自分と同じ顔をした男が、不敵な笑みを浮かべ、銃を向けて立っていました。
呆然とするSam。彼女がSamの名前を呼んでいます。その声が、遠くから聞えているような不思議な感じと共に、場面が変わって・・・・。
なんと!?
ここまでの事は、すべてSamの夢の中の事だった!
あの時、現れたCasは、Samのこめかみに指を押しあてると同時に、意識を奪ってしまったようです。今のSamは、Bobbyの家のPanic Roomのベッドで寝かされています。枕元には、心配そうなDeanがいますが、何も出来ず手をこまねいているだけ。
Casってば、とうとう強硬手段に出ました。
本当はこんな事したくないと言いつつ、目的のためにSamに手をかけた。人質です。DeanがCasの邪魔をすれば、Samはこのまま眠らされたままになっちゃうんでしょうか。
思うに、CasはSamをただ眠らせただけで、その時に彼が見る夢の内容までは、考えていなかったんじゃないかと思ったんですが、Deanの考えはそうじゃないみたいです。この状況が、即、Samのボロボロになった魂を守っている、Made in Deathの壁を崩壊させると思っているようです。
そして実際、Samの見ている夢は、自分の犯してきた恐ろしい所業に苦しむ事になる。
現実で起っている事に影響を受けるSamの夢。
DeanとBobbyが、Casを探さなきゃ!!といいつつ、ウイスキーを飲んで落ち着こうとしているところ、夢の中のSamは、どこからか香って来るウイスキーの香りを不思議に思っています。
銃撃の後、Impalaに乗って逃げる2人。
突然の眩しい光に、急ブレーキをかけ止まってみると、今まで夜だったのに昼間になっていました。驚いて車から降りるSam。
でも、彼女はずっと昼間だったと言い張ります。
この時、現実の世界では、DeanがSamの瞼を捲ってライトを当てていたんです。Dean・・・心配なのはわかりますが、お願い、やめてあげて。
つき合いきれないとひとりその場を離れようとする彼女ですが、Samは人の気配に気づいて車に戻るように言います。そして開けてみたトランクには、大量の武器が・・・。
その中からショットガンを取り出して、Samはひとり森の中に入って行きます。案の定そこには、もうひとりのSam。それは、魂を失くしたSam(以下、SL)だった。
彼は言います。
CasがSamの壁を崩壊させた。
Deanが彼の魂をその体に戻すまで、自分は順風満帆でその体を支配していたのに、今は奥深くに押しやられている。そして今、魂のあるSamはゼリーのように崩れやすくなっている。魂がなかった頃は、鋭くて強かったのに、今はそれがあるために腰ぬけになっている。このあたりで、本当はその体が誰のものなのか、ハッキリさせなければならない。手遅れにならない内に。
・・・って、この夢の中で、SLが勝ったら、意識が戻った時のSamは魂が無くなって戻ってくるってこと?
そ、それは大変。
Samは、必死で逃げます。
そして、囮を使って、SLが油断しているところ、背後から仕留めました。最後の言葉が気になります。
SL "おれが悪いと思うか?お前が別のモノに会うまで待ってるんだ"
何の事?と思っている間もなく、倒れたSLの体から、銀色のモノが出てきて、Samの体に吸い込まれて行きました。
ベッドの上では、眠ったままのSamの体が激しく撥ねます。Deanが駆け寄りますが、しばらくして収まりました。
車に戻って来たSam。
待っていた彼女の事を思い出していました。
魂がなかった頃、Monsterが人質にした人だった。その時のSamは、容赦なく彼女を撃ち殺したあと、驚くMonsterを殺したんです。まさか人間を殺すとは思っていなかったMonster。今の彼からは考えられない。Hunterには、ある程度必要な非情さかもしれないけど、人を助けるためにやってる事と、矛盾しちゃう。それと葛藤しながら、悩みながら生きて行かなきゃならないのが、Hunterの背負う運命なのに、魂がなければそんな感情もない。
Hunterとしては優秀かもしれないけど、人間としては欠けています。
Samは、彼女に謝ります。
それしか出来ない今の自分。でも、彼女は最後にいます。
"あなたが思ってるほど、悪い事じゃない"
彼女、何故名前が出てこないのかなと思ってたんですが、Samが彼女の名前を知らないからだったんですね。でも、最後の言葉の意味は?Samも不思議そうでした。
相変わらず眠ったままのSamを見つめるDeanの元に、Bobbyが連れて来たのはBalthazar。
CasとCrowleyの居場所を突き止めて、知らせに来てくれた。一緒に行こうと言うDeanに、彼はお断りします。ただでさえCasを裏切る行為をしているのに、大きな力も持った彼の前に現れたら、あっという間に首が飛ぶと。
時は迫っています。
Crowleyは、CasにVirgin Blood、Purgatory Native Bloodの瓶を手渡して、後は夜を待つばかり。ところがここに来て、Casはとんでもない事を言いだします。
契約の反故です。
CasはCrowleyに、ここから逃げるかここで死ぬかを迫ります。つまり、Purgatoryの扉か開いても、Crowleyにはひとつの魂も渡さない。バカでも邪悪でもない自分が、本当にKing of Hellに魂を渡すと思ったのかといいます。
ひえ~、それを聞いたCrowley、自分でもそんな契約違反はしないと言います。
・・・Cas、Demonでさえ契約した事は守るのよ・・・。
これ、最初からそのつもりだったの?
いや、確かに、Demonに魂を渡すっていうのは、どうかと思いますよ、わたしも。でも、こんな事したら、この後どんな事になると思ってんの??
しかし、Casの決心は変わりそうにありません。
Crowleyも、この場は形勢不利と判断し、姿を消しました。
夢の中のSam。
Bobbyの家ですが、家具には埃除けの布がかけてあります。暗闇に座っていたのは、血だらけのSam。そう、想像通り、彼は地獄の檻での出来事を憶えているSamでした。
一方、DeanとBobbyは、Balthazarから聞いた場所に出かける時間がきました。Deanは、アドレスを書いた紙をSamの枕元に銃と一緒に置きます。
D "・・・これが俺達が行く場所だ、Sam。いつまでもグダグダ寝てないで俺たちにおいつて来てくれ、・・・頼んだぞ、Sam"
弟を心配るお兄ちゃんの顔。
この時のDeanは、きっとSamが目覚めるとは思ってなかったと思います。Casがその気にならなきゃ、彼が目覚めることなんてない。自分達が今からしようとしてる事は、どう考えてもCasを怒らせるだけだし。
ところが、Samは夢の中で、自力でここからの出口を見つける方法を探しあてていた。
Samは、地獄での事を憶えてるSamと向き合っています。血だらけのSamは、このままここから帰るように説得します。地獄での事を思い出したら、耐えられない。自分にはわかっている、自分がそれほど強くない事を。そしてそれは、想像も出来ないような恐ろしい事だと言います。しかしSamは、自分は思い出さなければならないと言います。何がそんなにSamを現実の世界に戻ろうとさせるのかと聞かれ彼は答えます。
S "君はおれのことをわかってるだろ。君は何故なのかわかってるはずだ。おれは、Deanをあっちに一人でいさせるわけにはいかないんだ"
それを聞いて、血だらけのSamは、Samにナイフを渡します。受け取ったナイフでSamは、もうひとりの自分を刺し殺しました。すると、SLの時と同じように、銀色のモノが溢れだし、Samの中に吸い込まれます。あの時と同じように、寝むっているSamの体は激しく飛び跳ねます。
Deanをひとりにはしておけない。
根本はこれです。
DeanはSamを、SamはDeanを見捨てる事は出来ない。それがもしかしたら自分自身を殺す事になったとしても。
Dean達が自分の所に向かっている事に気付いたCasは、Balthazarに助けを求めます。やって来たBalthazarは、自分達の中に裏切りモノがいると聞かされて動揺します。
このおじさん、ほんと、嘘が下手ね~。
その動揺を見逃さなかったCas。
Deanについて、何か手伝うか?と言われて、自分で始末をつけると言います。
C "SamにDean・・・。そして、今度はこれか・・・。私は、どうしようもない状況で最善を尽くしているのに・・・。私の仲間・・・彼らは・・・・私を見捨てた。・・・私に対する陰謀・・・それは理解する事が出来ない"
俺がいるじゃないかと言われたCas。
Balthazarの背後に回ると、彼を刺し殺してしまいました。
裏切り者には、容赦のない死を・・・ですか。
Cas、どこに行っちゃうんでしょうか・・・。
目的の場所に到着したDeanとBobby。
建物には、外にも中にもAngel達が見張っています。ニンジャになるしか侵入の方法はなさそうです。ところがそこへ、何かが近づいて来る振動。Deanは、T-Rexか?なんて言ってますが、やって来たのは巨大なDemonの黒い煙の塊。
DeanとBobbyは、慌ててImpalaに避難しますが、車ごとひっくり返されてしまいました。
ああ!Impalaちゃんが!!
やって来たのはもちろんCrowleyです。
再々交渉を申し出るCrowleyを、有無を言わさず殺そうとしたCasですが、額においた手は、何の効力も発揮しませんでした。
どうして?と思っていると。
あのまま引き下がるCrowleyではないと思っていましたが、まさかこんな節操なしだったとは。いや、Demonなんだから、元々節操なんてないか。
そう、Casに袖にされたCrowleyは、なんと彼と敵対関係にあるRaphaelと手を組んだんです。
Crowleyは、Raphaelから保護の約束を取り付けたと言います。Purgatory Bloodと引き換えに。
Raphaelは、言います。
自分が本当に黙ってみていると思ったのかと。その扉を開いてCasが巨大な力を手に入れる事を。もし、その力を得て新しいGodとなる者がいるとすれば、それは自分だと。
Crowleyは、自分が迫られたようにCasに選択を迫ります。
この場から逃げるか、あるいは死かを。
結構強くなったと思ってたんだけど、この時点でCasはRaphaelに勝てないのね。諦めて、姿を消します。
そして、CrowleyとRaphaelは、Virgin Blood&Purgatory Native Bloodで、Sealを描き、Spellを唱え始めます。
Impalaの中で気がついたDeanとBobbyは、屋敷の中に急ぎます。Raphaelの背後から剣を投げますが、見事に失敗。Crowleyの手の振りひとつで、2人とも階段から下に落とされてしまいます。
そして、その頃眠りから自力で戻ったSamも、地獄での記憶に苦しみながらも、ひっくり返ったImpalaの所までたどり着いていました。
とうとうCrowleyは、Spellを完成させてしまいます。
何が出てくるのかと、ドキドキして見ていました。
が、何も起る気配がありません。Spellを間違ったかもというCrowleyに、いや、完璧だったと言ったのは、Cas。
背後に現れたCasの、なんとなく余裕綽々なその表情に、嫌な予感全開です。
Spellは、完璧だった。
しかし、壁に描かれたSeal、これが問題だったんです。
CasがさっきCrowleyに渡したVirgin Blood&Purgatory Native Bloodの入った瓶、実はあの中身は犬の血だった。
多分、Casは、消えたふりをして本物の血の入った瓶を持って、どこかでSealを描いて待ってた。そして、Crowleyが完璧なSpellを読み上げてくれるのを待ってたわけです。
その血を渡せと迫るRaphaelに、Crowleyは言います。
もう遅い、瓶の中は空っぽだと。
CR "もう、ゲームは終わったんだ。あの瓶の中は空っぽだろ!"
R "・・・・・"
CR "で?Castiel、儀式はどうだった?きっと良かったに決まってるよな"
Casが、ゆっくりと俯くのに合わせて、巨大な輝く光が彼を包みこみました。そして、再び姿を現したCasは、Casのようで何かが違って見えました。
C "どんな感じかなど、想像も出来ないだろう。そのすべては、私の中にある。数百万、何百万人もの魂が・・・"
CR "それは、セクシーだな。・・・Crowley は退場するよ"
逃げ脚だけは早い、早い。
今のCasに敵う者などありません。
逃げるが勝ちです。
C "今の問題は?Raphael。誰がお前の翼を止める?"
R "Castiel、お願いだ。Demonを逃がしてやったなら、お前の兄弟も逃がしてくれ"
C "Demonに関しては、私に考えがある。・・・お前には、ない"
そう言って、指を鳴らすと、Raphaelは木っ端微塵に吹き飛んでしまいました。
指先ひとつで?
Cas、なんてこと・・・。
Deanから、慈悲の心を学んだんじゃなかったの?
Casの暴走はこの後も止まりません。
驚きを隠しきれないDeanを一瞥して、Casは話し始めます。
こんな表情のCasは、イヤだ。
C "そう、私はお前を救った"
D "確かにそうだ、Cas。・・感謝してる"
C "お前は私を疑い、私に楯突いた。しかし、私は正しかったんだ"
D "OK、Cas。そうだった。悪かったよ
C "・・・・・"
D "ちょっとお前のその力の元を弱めようぜ、いいな?"
C "それはどういう意味だ?"
D "お前の中は、とんでもない力で満杯だ。それは危険すぎる。そいつらを、本来あるべき場所に戻そう"
C "おお、違う。それらは私と共にある"
D "いいや、Cas、それはお前の頭の中をグチャグチャにしちまうぞ"
C "いいや、まだダメだ。Raphaelには、多くの信奉者がいた。私は彼らに罰を与えなければならない"
D "・・・なあ、聞いてくれ。いいか、取り返しがつかないような悪い事がいくつも起ったのはわかってる。でも、俺たち、家族だったろ?俺はお前のためなら死ねるし、実際何度か死にかけた。その事が、ちょっとでもお前に何かを感じさせるなら・・・・。頼む"
C "・・・・・"
D "・・・俺は、LisaとBenを失った。そして今、Samも失おうとしてるんだ"
C "・・・・・"
D "おまえまで、失わせるような事、させないでくれ。おまえには、もうそんな力の元は必要ないだろ、Cas。その力が、俺たちみんなを殺す前に、何とかしてくれ"
C "私が勝ったからそんな風に言うんだな。お前が恐れているから"
この時、Raphaelが吹っ飛んだ時おとしたAngel を殺す剣を拾い上げる手が?!
C "私はお前の家族ではない、Dean。私に家族はいない"
そう言ったCasの背中を剣で突き刺したのは、Sam!!
地獄での記憶を持ったままだと、意識が回復したらそう持たずにオカシクなっちゃうのかと思いましたが、この時のSamはまだ大丈夫のようです。
しかし、せっかく、ツライ体を無理させてここまで来て、やった!と思ったのに、Casはなんともありません。それどころか、次に彼の口から出た言葉に、驚かされます。
C "私は、君がやり遂げた事が嬉しいよ、Sam。しかし、Angelの剣は効かない。私がもうAngelではないから"
D&S&B "・・・???・・・"
C "私はお前達の新しいGodだ。前よりもすばらしい"
D&S "・・・!?!・・・"
C "お前達が私に跪いて、私への愛を示さなければ・・・私はお前達を滅ぼすだろう・・・"
D&S&B "・・・・・・・・・・・・"
滅ぼす~~~??
ひえ~、Casが新しいGodになっちゃった!!
なんてこと、あのどこかとぼけたCasとDeanの漫才のような掛け合いは、もう見られないってこと??
そ、そんな、寂しい・・・。
1回目見た時は、よくわからなかったんですが、これはCasがとんでもない量の魂を体に取り込んだ結果、この世で一番の力を持ったってことよね?
そして、現在、どこにいるかわからないGodに代わって、彼がGodの地位についたという理解でよろしいでしょうか?
いいのか?それで。
そしてここで、クリフハンガー・・・。
Casのアップで?
いいのか?これで。
ええ?Season7ってどうなるの?
Team Dean VS Cas?
それとも、Casはこの後、Deanの説得に応じて、取りこんだ魂を放出するのか?出来れば頭が爆発してその巻き添えで地球が吹っ飛ぶ前に、考え直して欲しいんですが。
最後は結局HeavenとHellに掻き回された感じですけど、それもこれもやっぱりCasの人気のせいですか?
でも、もうそろそろいいんじゃない?
Casを出すにしても、もっと違うやり方があるんじゃないかと思うんです。
Season5が終わった時に、もうこの流れが続くようならついて行けないな~なんて思ったりした事もありました。
それが、蓋を置けてみれば予想以上におもしろかったSeason6。Season1や2の頃を彷彿とさせるHunter VS Monster。それが、Finaleに近づくにつれ、濃さを増すHeaven問題。まさか、これほどまでにCasが追い詰められて居ようとは・・・。
ここまで意固地になった理由には、Deanの事があったんだろうと思います。Raphaelを止めてこの世を守る事=Deanを守る事、なわけです。
Casは何度も言ってた。これはDeanのためにやってる事なんだって。それが、当のDeanに理解してもらえなかったから、どうやっても成功させて認めてもらいたかったってのが、どこかにあったのかも。
しかし!
今のCasは、相当危険なんじゃないですか?
このままだと、確実にDeanと敵対する事になりそうだし、従わないなら滅ぼすと言い切ったもんね。すっかり自分の力に酔ってる気が・・・・・・。
それに、ぼや~としたまま終わっちゃいましたが、Samの崩れちゃった壁問題は、どうなるの?
Samは、結局、魂がないままHunterとし生きていた時の記憶も、地獄でLuciferに虐められてた時の記憶も取り戻したわけですよね。Deathは、壁が決壊すればSamは耐えられないって言ってませんでした?
この後、徐々にツライ記憶に侵されていくんでしょうか?
心配です。
Deanは、LisaとBenにお別れして、Samの身も危険にさらされたままの上、家族同様とまで言ったCasの暴走と、この先不安だらけです。
石頭のAngel・・・もとい、NEW GODにわからせるには、どうしたらいいんでしょう。Deanの苦労はこの先も、続きそうです。
さて、Season6が終わり、これからまた長いお休みです。
この先、しばらくは更新が滞る事と思いますが、秋にはみなさまとお会いできればいいな~と思っています。
とりあえず、このあたりで。
では、また。
***
2011/05/22
Supernatural Season6 Ep21 "Let It Bleed" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep21 "Let It Bleed"の感想もどき。
とうとう終わってしまいました、Season6。
思えば遠くへ来たもんだって、Season6ですからね。しかも、Season7が決まってるんだから、たいしたものです。
さて、それはさておき、最後はEp21とEp22の連続放送でした。いつもの2倍。英語の洪水に、頭が沸騰しそうです(泣)
始める前から泣き言言ってますが、量も多いので前半はサラッといきます。というか、ほとんど状況説明になっちゃうかもしれませんが、お許しを。
懐かしい場面が次々に映し出された後、古めかしいタイプで文字を綴る男。彼は、それを「THE END」で締めくくりますが、その後窓を突き破って侵入してきた何者かに殺されます。
飛び散った血飛沫に塗れた、書きあがったばかり本のタイトルは、「Hunter of the dark」。
時代は、1937年の3月15日。
そして殺された男の名は、H. P. Lovecraft.
DeanとSamはBobbyの家で、CasがPurgatoryの扉を開けるのを阻止する方法を探していますが、芳しくありません。
そこへ現れたBobby。
Casが、ここから何かを盗んでいったといいます。
Moishe Campbellの日記?
NYのCampbellだそうです。それを聞いた時の、Deanの顔がカワイイ。
Samは、じゃあそれを取り戻さないと、っと言いますが、心配ご無用!Bobbyは、コピーを作っていました!
凄い!自分でも、コピーを作っておくだなんて、ちょっと用心深すぎると思ってたようだけど、それが役に立ったわけね。さすが、Bobby!
Moishe Campbellの日記には、Howard Phillipsを訪ねた事が書いてありました。Bobbyによると、それは1937年の事。そして、Howard Phillipsとは、先のH. P. Lovecraft.のこと。Deanは、知りませんでしたが、彼は有名な作家で、多くのホラー小説を書いた人のようです。そんな有名な作家を知らない事に、SamもBobbyも呆れています。
Deanの言い訳は、"俺は、エッチするのに忙しかったんだ"って。
H. P. Lovecraft.の小説には、何度も何度も扉を通って恐ろしい何かが現れるという概念が出てきます。多分、彼はPurgatoryについて何かを知っていると思ったので、Moishe Campbellは、彼に話を聞きに行ったんだろうとBobbyは考えます。
ところがその頃、Lisaの家に侵入者が!
そして、Lisaの新しい彼氏をアッサリ殺して彼女を拘束します。2階にいたBenは、Deanに電話します。Deanは、BenにLisaの部屋のクローゼットに置いてきたままの、ショットガンを取りに行かせようとしますが、無理だと悟ると、Benに窓から飛び降りるように言います。奴らに捕まるくらいなら、骨を折った方がましだと言ってBenを納得させますが、時すでに遅し。
すぐに行くから、約束する、聞えてるか?Ben?と話し続けるDeanの耳に、最悪の男の声。
Deanたちが邪魔で邪魔で仕方ない、自称、「King of Hell」、Crowleyです。
こいつらは、常に相手の弱点を攻めてくる。
必ず殺してやると言うDeanに、Crowleyは強気なお前はカワイイなんて言ってますが、Lisa達を傷つけたりしない、Dean達が邪魔さえしなければと言います。
この事にCasが一枚噛んでるのかどうか・・・。
今のDean達にはわかりません。
LisaとBenを助けに行こうとするDeanを、Samはひとりでは行かせません。BobbyにLovecraftの調査を任せ、2人はBalthazarを呼び出します。
自分は、お前達の使い走りじゃないんだから、早々気軽に呼び出すなって怒ってますが、じゃあ、出てこなきゃいいじゃん(苦笑)
2人は、Crowleyが生きてた事を話します。
この時かろうじて、その事はCasからすでに聞いていたと言ったBalthazarも、2人が手を組んでPurgatoryの扉を開けようとしていると聞かされて、顔色が変わります。その事も承知していたと言いますが、それが嘘な事は、顔を見れば一目瞭然。
Casは、Balthazarに内緒にしてた。
裏切られた格好のBalthazarは、面白いはずはありません。
Deanは、自分にとって大事な人達がCrowleyに連れ去られたので、助けてほしいと言いますが、Balthazarは関係ないと言って消えてしまいました。
残された希望は、Cas。
Samは、Casを呼ぼうと言いますが、Deanは断固として拒否します。
Bobbyは、Lovecraftオタクに話を聞きに行きます。彼は、Lovecraftのいくつかのプライベートな手紙を収集していました。
1937年の3月10日頃の話が聞きたいと言うと、トレンチコートのColumboのような姿の、会話の不自由な男が同じ事を聞きに来たと言います。
Casです。
Bobbyは、競争相手の雑誌社の人間だと言って誤魔化します。
3月10日、Lovecraftは6人の人間を招いてパーティーを行いました。黒魔術で、Purgatory
の扉を開けようとしたようです。理由は、そこに何があるのか知りたかったから。彼らは、向こう側には、フレンドリーな何かがあると思っていたようですが、Bobbyは思わずおお声でそれを否定します。
そんな興味本位で、Purgatoryの扉を開けようとしてたなんて、無知とは恐ろしいものです。
そのSpellが、成功したのかどうかはわかりません。
手紙にも二日酔いの事しか書かれていませんでしたが、その手紙はキレイサッパリ消え失せていました。Casが、持って行ったんでしょうね。
その夜そこにいた人物は、1年以内に全員が死んでいましたが、9歳の男の子だけが現在も生きていました。現在83歳の彼は、その夜が終わってからずっと、精神病院に入れられています。次にBobbyは彼に話を聞きに行く事にしますが、気がかりはDean。
LisaとBenの居所を探るために、Demonを捕まえて拷問していますが、今のところ手掛かりはなし。
Bobbyから電話で報告を受けた後、SamはDeanの元へ行きます。
S "・・・Dean・・・"
D "・・・なんだ?"
S "全然休んでないじゃないか。ウイスキーとコーヒーしか飲んでないし・・・"
D "ああ、それが?"
S "藁にも縋りたい気持ちはわかるけど"
D "いいか、目の前でこれだけのDemonを殺してんだ。いい加減Crowleyの居場所を吐くさ。だろ?"
S "でも、Deanはその事で一杯一杯じゃないか。どうしておれに手伝わせてくれないんだよ。休んでくれよ"
D "遠慮しとく"
S "Dean"
D "Sam!黙ってろ!!"
S "・・・・・"
D "・・・LisaとBen・・・、彼女達がどこに居ようと、それは100%俺の責任なんだ。・・・もし、2人に何かあったら・・・"
S "・・・・・"
D "必要な時は頼む・・・"
Deanは、LisaとBenに関わった事を、後悔してる。Hunterである以上、いつもそばにいて、守ってあげられない限り、他人と親しくなりすぎてはいけない。敵は、必ずその弱点を攻めてくるから。
不眠不休で満足な食事もとらず必死なDeanを、Samは心配で見ていられないんでしょうね。でも、こういう時は好きにさせるしかないんだよね。
Samは、表に出てCasに話しかけます。
Deanは、絶対にCasに助けを求めるなって行ったけど、こんな状況が続けば、Deanがもたないよ。
S "・・・Cas・・・おれ、Samだよ。このLisaとBenの件に、Casが関係してるかどうかおれにはわからないけど・・・でも、ちょっとでも心があるなら、彼女達を戻してよ。なあ、頼む。・・・お願いだ。お願いだよ。・・・ねえ、聞いてる?"
Casは、現れません。
諦めてその場を後にするSamの傍らに、Casの姿があります。姿を隠したまま、彼は見守っていました。
そして、CasはCrowleyの元へ現れます。
LisaとBenを誘拐したな、というと、Crowleyは言われた通りSamとDeanには手出ししていないと嘯きます。この件に、やっぱりCasは関わっていなかった。Crowleyは、Lisa達をAngelの目から隠しているようで、Casにも居所は分かりませんし、Crowleyはもちろん言う気はないPurgatoryを見つけるためには、Dean達を足止めしておくことが一番。Casも黙らざるを得ない。
そこへタイミング良く(?)Casを呼ぶものが。
どこかの森の中。
誰もいない場所でCasを待っていたのは、Balthazarです。かれは、今回の事について、Casを問い詰めます。
Balthazarは、CasがPurgatoryの魂を大量にその体に入れれば、体ごと吹っ飛ぶかもしれないと言います。
なんですと?!そんなリスクが??
Casは、そうはならないと言いますが、まったくリスクがないわけではないようです。Casは、Balthazarに自分について来るのかどうか尋ねます。
彼は、乗りかかった船だと言ってCasについて行くと答えました。
誰からこの事を聞いたのか尋ねると、Casのホエザルからって(苦笑)もちろんDeanとSamの事。
Bobbyは、精神病院に入れられている、1937年のパーティーの生き残りに話を聞いています。あの夜、Spellは成功したんです。ただ、彼以外の人間は、それが成功したとはわからなかった。なぜなら、その扉から出て来た「何か」は、彼の母親に取りついたんです。彼女は、違うものになった。匂いさえも。そして姿を消した。そのあと、その場にいた人達は、次々に死んでいった。彼は自分と母親の写真を見せてくれました。その写真を見た時のBobbyの驚いた顔。そこに映っていた女性は、Bobbyの知る人物でした。
Deanは、Demonの口を割らせようとしていましたが、うっかりDevil’s Trapの輪を切ってしまい、それに気づいていません。反撃に出たDemonに首を絞められ絶体絶命の所に、現れたCasに助けられます。
D "・・・助けてくれなんて頼んでない"
C "気にしないでくれ"
D "何でここにいる?"
C "Crowleyが、LisaとBenを誘拐するとは考えなかった"
D "ああ、そうなんだろうよ"
C "信じないんだな"
D "お前の何を信じろっていうんだ??"
C "お前は、私を家族のようだと言ってくれた。私だって同じように思ってる。お互いに信じ合うべきじゃないか?"
D "Cas、俺には出来ない"
C "Dean、私はお前の求めにはすべて応じるし、お前が呼ぶ時は必ずやって来る。私はお前の仲間なんだ"
D "・・・・・"
C "お前の信頼が薄らいだ今でさえ、私は再びお前を救った。お前の家族以外で、私ほどお前のことを思っている者がいるか?"
D "・・・・・"
C "私の願いはひとつだけだ"
D "Purgatoryを探しあてるお前の計画を支持しろって?"
C "それだけの努力をしたんだ、Dean"
D "・・・・・"
C "・・・私は、LisaとBenを見つけると言いに来たんだ"
D "・・・?・・・"
C "彼女達を連れもどす。・・・たから、私の側にいてくれ。・・・(だから)もう一度聞く・・・"
D "・・・俺に身を引くように言ってるのか?"
C "Dean・・・"
D "それじゃあCrowleyと同じじゃないか。わかって言ってんのか?!"
C "・・・"
D "遠慮する!自分で見つけるさ!"
C "・・・"
D "Crowleyに、お前達二人揃って、地獄に落ちろ!!って言ってくれ"
Deanは、そう言ってCasに背を向けます。
その時の顔がね、情けなくてどうしようもないって感じでね、ツライです。
Cas、ほんと、なんでそこでLisaとBenを出すかな・・・。
何かと引き換えに、それもDeanの大事にしてる人を助ける代わりに、自分の側にいてくれって、そんなのDeanの一番嫌がる事じゃん。
まったくこのAngelさんの見事なまでの追い詰められぶりに、見ているこっちは気の毒になって来る。そんなにまでしてDeanに見放されたくないとは・・・。
どっぷりと、Deanにハマっちゃったのが苦悩の始まりですか。
きっぱりとDeanに拒否されて、Casは傷心のまま姿を消します。
Bobbyは、精神病院で写真を見てから、ある人物を訪ねていました。
Ellieです。
みなさん憶えていますか?
Dragonのお話の時、Deanが折っちゃったBruncvik’s Swordを所有していた、Dr. Visyakさんです。うん、彼女あのままでは終わらないんじゃないかって思ってたら、なんと年齢を900歳もサバよんでた!?
あの写真に写ってたのは、今とそう変わらない彼女の姿だったんです。
Ellieは、あのとき偶然開いた扉から出る事が出来た。その後扉は閉じられましたが、彼女は、出て来たのが自分でラッキーだったと言います。彼女はここが気に入っていて、この世が滅びる事を望んではいません。
あ、彼女とBobbyは、ご想像のとおり、昔、大人の関係だったようです。Bobbyは、どんな気分なんでしょう?人間じゃない人と関係を持ってたなんて。
Ellieは、Deanに剣を貸したり(折られちゃったけど)して、助けてくれています。人間じゃないけど、いい人です。
その彼女が、Casに狙われている。
現在、Purgatoryを開ける唯一の手掛かりは、そこから出て来た彼女だけです。Bobbyは、彼女を守ると言いますが、Ellieは自分は大丈夫だと言ってそれを断ります。
Balthazarは、Samの元へ現れ、Deanと3人の話し合い。彼は、Casの答えが気に入らなかったようで、Deanに自分は2重スパイだと思ってくれといいます。
そして、LisaとBenの居場所を見つけたが、Angel除けのSpellが建物全体に描かれていて、助け出す事は出来なかったと。どうやらCrowleyは、Casの事も信用していない模様。ま、それは想定内でしょう。
Balthazarは、ひとっ飛びでDeanとSamをLisa達が監禁されている建物の前に運びます。DeanとSamは、別々に建物内を探しますが、SamはDemonに殴られて気を失い、部屋に閉じ込められます。
一方、Deanは、LisaとBenを見つけ、Demonを片付けると、彼女達を自由にし、逃げようとします。が、案の定、LisaはDemonにPossessされていて、Benの首にナイフを突き付けます。
Lisaの中のDemonは、嘘を並べ立てて動揺させようとします。DeanがBenのホントの父親だと告白しようとLisaが考えていたとか、Deanと出会った事が人生で最大の間違いだとか、2番目の間違いはBenを生んだ事、彼の本当の父親は、彼女の身持ちが悪過ぎて誰だかわからないとか。とにかくみんな嘘。
Deanは隙を見て、聖水をかけてBenを救いだし、悪魔払いのSpellを唱えます。苦しむLisaの中のDemonは、とうとう強硬手段に出ます。手近にあったもので、自分の腹を突き刺しました。これで、悪魔払いをすればLisaは出血多量で死んでしまいそうです。
してやったりのDemon。
しかし、Deanは再びSpellを唱え始め、DemonをLisaの体から追い出しました。いくら危険にさらされると言ったって、Demonの体を自由にさせておく事は耐えがたいです。崩れ落ちるLisa。
Deanは、Benにショットガンを持たせ、自分はLisaを抱きかかえて、表に出る事にします。Benに銃を触らせる事を、あんなに嫌がってたけど、緊急事態です。
そう、Deanといる限りこの先もこんな事に否応なく巻き込まれていくのは、目に見えています。Samは、この時まだ気を失ったまま。
Benは、どんなに恐かったか、不安だったか。
Momが死にそうで、自分はショットガンをぶっ放さなきゃならないなんて。
途中で、外からカギをかけられ閉じ込められていたSamを助けて、4人は病院に向かいます。
Lisaは意識不明で、夜中まで持ちそうにありません
謝るDeanに、Benは何も答えず病室を出て行ってしまいました。
そこへ現れたのはCas。
D "何の用だ?"
C "Dean、聞いてくれ"
D "俺にどう言ってほしいんだ?"
C "・・・・・"
D "彼女は夜中までもたない"
C "残念だ"
D "気にしなくていいさ。こんな事些細なことだし、遅すぎる"
C "・・・OK・・・、気にしないなら私はここに来たりしない"
D "どういう意味だ"
Casは、Lisaの傍らに立つとその手をそっと額に当てました。
C "彼女はもう大丈夫だ。Dean、私が残念だと言ったのは、そう言う意味だ"
D "・・・ありがとう・・・。俺は、この事がすべてを変えてくれると願う"
C "わかってる。私もだ。私は自分が今出来る事をやりたかっただけなんだ"
そう言って出て行こうとするCasに、Deanは言います。
D "もうひとつ、俺のためにやってくれないか"
目覚めたLisaに、Benは自動車事故にあったと言います。頭を打ったけど、大丈夫だと。心配するLisaに自分も大丈夫だと言います。
・・・おかしいよね。
Demonに連れ去られた事忘れてるなんて。
そこに現れたDeanに、Benは「誰?」と聞きます!
Deanは、自己紹介して、自分がぶつけたんだと言って謝ります。そして、2人が無事でよかった、2人の生活が正常に戻って、自分は嬉しい。BenにMomを大事にな、と言ってその場を後にしました。
そう、Deanは、Casに頼んで、2人の記憶から自分とのこれまでの事を消してもらったんです。
表でDeanを待っていたSam。
こんなことで、人の記憶を操作して解決すると思ってるのかといいますが、Deanは、もしLisa達に本当の事を言ったら殴るぞ、冗談じゃないからな、と言ってSamを黙らせます。
Deanのお願いを叶えた後、Casが訪れたのはEllieの元。
彼は、彼女を連れ去ってしまいました。
そして、Ep22 Finaleへ続きます。
Lisaは、生き残りましたね。
でも、こういう展開だと、本当にもうこれが最後の出演でしょうか?Hunterは、ツライです。人と深い関わり合いを持てない。それを望むなら、すべてを理解してくれる人で、その上、自分で自分を守れる人でないと・・・。
職場結婚しかないのよ。
Lisaは、Deanにはついて行けないと言った。
その時点で2人の関係は終わったんだけど、敵にとってはこれ以上ないくらいの弱点になった。Deanはいつも2人といるわけじゃないし、かといって2人とも自分で身を守れない。人質としてこれ以上の適任はない。
だから、Deanが2人の記憶を消してもらった事は納得できる。でも、Deanが2人の事を憶えていて大事に思ってる限り、また狙われるんじゃない?そうなったら、LisaとBenは、理由もわからず危険な目に会う事になるよね。その辺りがな~。
そして恋するAngel、Cas。
マジで、Deanの事好きなんだ~と思わせられる台詞、台詞、台詞(苦笑)
LisaとBenを助けてくるから、自分の側にいて欲しいっていうのには、ホント、まいったね。この間は、Casを巡って、DeanとCrowleyがおかしな具合だと思ったけど、そんなことなかったね。CasにはDeanしか見えてない(爆笑)
Deanの求めにはどんなことでも応じるし、呼ばれれば駆けつけるって?
それが、Angelの言葉ですか??
いやはや、これが恋じゃなくてなんだって言うの!←冗談です(汗)
それ以外に、CasがDeanにこれほど執着する理由が見つからない。←冗談です(汗汗)
Deanに、キッパリ拒否された時のあの表情。
今にも泣きだしそうだった・・・。
自業自得とは言え、ちょっと可哀想です。
さて、Ep22をすでに見ているので、この先どうなるかはわかってる。
これから出かけるので、続きは明日になりそうです。
では。
***
Supernatural Season6 Ep21 "Let It Bleed"の感想もどき。
とうとう終わってしまいました、Season6。
思えば遠くへ来たもんだって、Season6ですからね。しかも、Season7が決まってるんだから、たいしたものです。
さて、それはさておき、最後はEp21とEp22の連続放送でした。いつもの2倍。英語の洪水に、頭が沸騰しそうです(泣)
始める前から泣き言言ってますが、量も多いので前半はサラッといきます。というか、ほとんど状況説明になっちゃうかもしれませんが、お許しを。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
懐かしい場面が次々に映し出された後、古めかしいタイプで文字を綴る男。彼は、それを「THE END」で締めくくりますが、その後窓を突き破って侵入してきた何者かに殺されます。
飛び散った血飛沫に塗れた、書きあがったばかり本のタイトルは、「Hunter of the dark」。
時代は、1937年の3月15日。
そして殺された男の名は、H. P. Lovecraft.
DeanとSamはBobbyの家で、CasがPurgatoryの扉を開けるのを阻止する方法を探していますが、芳しくありません。
そこへ現れたBobby。
Casが、ここから何かを盗んでいったといいます。
Moishe Campbellの日記?
NYのCampbellだそうです。それを聞いた時の、Deanの顔がカワイイ。
Samは、じゃあそれを取り戻さないと、っと言いますが、心配ご無用!Bobbyは、コピーを作っていました!
凄い!自分でも、コピーを作っておくだなんて、ちょっと用心深すぎると思ってたようだけど、それが役に立ったわけね。さすが、Bobby!
Moishe Campbellの日記には、Howard Phillipsを訪ねた事が書いてありました。Bobbyによると、それは1937年の事。そして、Howard Phillipsとは、先のH. P. Lovecraft.のこと。Deanは、知りませんでしたが、彼は有名な作家で、多くのホラー小説を書いた人のようです。そんな有名な作家を知らない事に、SamもBobbyも呆れています。
Deanの言い訳は、"俺は、エッチするのに忙しかったんだ"って。
H. P. Lovecraft.の小説には、何度も何度も扉を通って恐ろしい何かが現れるという概念が出てきます。多分、彼はPurgatoryについて何かを知っていると思ったので、Moishe Campbellは、彼に話を聞きに行ったんだろうとBobbyは考えます。
ところがその頃、Lisaの家に侵入者が!
そして、Lisaの新しい彼氏をアッサリ殺して彼女を拘束します。2階にいたBenは、Deanに電話します。Deanは、BenにLisaの部屋のクローゼットに置いてきたままの、ショットガンを取りに行かせようとしますが、無理だと悟ると、Benに窓から飛び降りるように言います。奴らに捕まるくらいなら、骨を折った方がましだと言ってBenを納得させますが、時すでに遅し。
すぐに行くから、約束する、聞えてるか?Ben?と話し続けるDeanの耳に、最悪の男の声。
Deanたちが邪魔で邪魔で仕方ない、自称、「King of Hell」、Crowleyです。
こいつらは、常に相手の弱点を攻めてくる。
必ず殺してやると言うDeanに、Crowleyは強気なお前はカワイイなんて言ってますが、Lisa達を傷つけたりしない、Dean達が邪魔さえしなければと言います。
この事にCasが一枚噛んでるのかどうか・・・。
今のDean達にはわかりません。
LisaとBenを助けに行こうとするDeanを、Samはひとりでは行かせません。BobbyにLovecraftの調査を任せ、2人はBalthazarを呼び出します。
自分は、お前達の使い走りじゃないんだから、早々気軽に呼び出すなって怒ってますが、じゃあ、出てこなきゃいいじゃん(苦笑)
2人は、Crowleyが生きてた事を話します。
この時かろうじて、その事はCasからすでに聞いていたと言ったBalthazarも、2人が手を組んでPurgatoryの扉を開けようとしていると聞かされて、顔色が変わります。その事も承知していたと言いますが、それが嘘な事は、顔を見れば一目瞭然。
Casは、Balthazarに内緒にしてた。
裏切られた格好のBalthazarは、面白いはずはありません。
Deanは、自分にとって大事な人達がCrowleyに連れ去られたので、助けてほしいと言いますが、Balthazarは関係ないと言って消えてしまいました。
残された希望は、Cas。
Samは、Casを呼ぼうと言いますが、Deanは断固として拒否します。
Bobbyは、Lovecraftオタクに話を聞きに行きます。彼は、Lovecraftのいくつかのプライベートな手紙を収集していました。
1937年の3月10日頃の話が聞きたいと言うと、トレンチコートのColumboのような姿の、会話の不自由な男が同じ事を聞きに来たと言います。
Casです。
Bobbyは、競争相手の雑誌社の人間だと言って誤魔化します。
3月10日、Lovecraftは6人の人間を招いてパーティーを行いました。黒魔術で、Purgatory
の扉を開けようとしたようです。理由は、そこに何があるのか知りたかったから。彼らは、向こう側には、フレンドリーな何かがあると思っていたようですが、Bobbyは思わずおお声でそれを否定します。
そんな興味本位で、Purgatoryの扉を開けようとしてたなんて、無知とは恐ろしいものです。
そのSpellが、成功したのかどうかはわかりません。
手紙にも二日酔いの事しか書かれていませんでしたが、その手紙はキレイサッパリ消え失せていました。Casが、持って行ったんでしょうね。
その夜そこにいた人物は、1年以内に全員が死んでいましたが、9歳の男の子だけが現在も生きていました。現在83歳の彼は、その夜が終わってからずっと、精神病院に入れられています。次にBobbyは彼に話を聞きに行く事にしますが、気がかりはDean。
LisaとBenの居所を探るために、Demonを捕まえて拷問していますが、今のところ手掛かりはなし。
Bobbyから電話で報告を受けた後、SamはDeanの元へ行きます。
S "・・・Dean・・・"
D "・・・なんだ?"
S "全然休んでないじゃないか。ウイスキーとコーヒーしか飲んでないし・・・"
D "ああ、それが?"
S "藁にも縋りたい気持ちはわかるけど"
D "いいか、目の前でこれだけのDemonを殺してんだ。いい加減Crowleyの居場所を吐くさ。だろ?"
S "でも、Deanはその事で一杯一杯じゃないか。どうしておれに手伝わせてくれないんだよ。休んでくれよ"
D "遠慮しとく"
S "Dean"
D "Sam!黙ってろ!!"
S "・・・・・"
D "・・・LisaとBen・・・、彼女達がどこに居ようと、それは100%俺の責任なんだ。・・・もし、2人に何かあったら・・・"
S "・・・・・"
D "必要な時は頼む・・・"
Deanは、LisaとBenに関わった事を、後悔してる。Hunterである以上、いつもそばにいて、守ってあげられない限り、他人と親しくなりすぎてはいけない。敵は、必ずその弱点を攻めてくるから。
不眠不休で満足な食事もとらず必死なDeanを、Samは心配で見ていられないんでしょうね。でも、こういう時は好きにさせるしかないんだよね。
Samは、表に出てCasに話しかけます。
Deanは、絶対にCasに助けを求めるなって行ったけど、こんな状況が続けば、Deanがもたないよ。
S "・・・Cas・・・おれ、Samだよ。このLisaとBenの件に、Casが関係してるかどうかおれにはわからないけど・・・でも、ちょっとでも心があるなら、彼女達を戻してよ。なあ、頼む。・・・お願いだ。お願いだよ。・・・ねえ、聞いてる?"
Casは、現れません。
諦めてその場を後にするSamの傍らに、Casの姿があります。姿を隠したまま、彼は見守っていました。
そして、CasはCrowleyの元へ現れます。
LisaとBenを誘拐したな、というと、Crowleyは言われた通りSamとDeanには手出ししていないと嘯きます。この件に、やっぱりCasは関わっていなかった。Crowleyは、Lisa達をAngelの目から隠しているようで、Casにも居所は分かりませんし、Crowleyはもちろん言う気はないPurgatoryを見つけるためには、Dean達を足止めしておくことが一番。Casも黙らざるを得ない。
そこへタイミング良く(?)Casを呼ぶものが。
どこかの森の中。
誰もいない場所でCasを待っていたのは、Balthazarです。かれは、今回の事について、Casを問い詰めます。
Balthazarは、CasがPurgatoryの魂を大量にその体に入れれば、体ごと吹っ飛ぶかもしれないと言います。
なんですと?!そんなリスクが??
Casは、そうはならないと言いますが、まったくリスクがないわけではないようです。Casは、Balthazarに自分について来るのかどうか尋ねます。
彼は、乗りかかった船だと言ってCasについて行くと答えました。
誰からこの事を聞いたのか尋ねると、Casのホエザルからって(苦笑)もちろんDeanとSamの事。
Bobbyは、精神病院に入れられている、1937年のパーティーの生き残りに話を聞いています。あの夜、Spellは成功したんです。ただ、彼以外の人間は、それが成功したとはわからなかった。なぜなら、その扉から出て来た「何か」は、彼の母親に取りついたんです。彼女は、違うものになった。匂いさえも。そして姿を消した。そのあと、その場にいた人達は、次々に死んでいった。彼は自分と母親の写真を見せてくれました。その写真を見た時のBobbyの驚いた顔。そこに映っていた女性は、Bobbyの知る人物でした。
Deanは、Demonの口を割らせようとしていましたが、うっかりDevil’s Trapの輪を切ってしまい、それに気づいていません。反撃に出たDemonに首を絞められ絶体絶命の所に、現れたCasに助けられます。
D "・・・助けてくれなんて頼んでない"
C "気にしないでくれ"
D "何でここにいる?"
C "Crowleyが、LisaとBenを誘拐するとは考えなかった"
D "ああ、そうなんだろうよ"
C "信じないんだな"
D "お前の何を信じろっていうんだ??"
C "お前は、私を家族のようだと言ってくれた。私だって同じように思ってる。お互いに信じ合うべきじゃないか?"
D "Cas、俺には出来ない"
C "Dean、私はお前の求めにはすべて応じるし、お前が呼ぶ時は必ずやって来る。私はお前の仲間なんだ"
D "・・・・・"
C "お前の信頼が薄らいだ今でさえ、私は再びお前を救った。お前の家族以外で、私ほどお前のことを思っている者がいるか?"
D "・・・・・"
C "私の願いはひとつだけだ"
D "Purgatoryを探しあてるお前の計画を支持しろって?"
C "それだけの努力をしたんだ、Dean"
D "・・・・・"
C "・・・私は、LisaとBenを見つけると言いに来たんだ"
D "・・・?・・・"
C "彼女達を連れもどす。・・・たから、私の側にいてくれ。・・・(だから)もう一度聞く・・・"
D "・・・俺に身を引くように言ってるのか?"
C "Dean・・・"
D "それじゃあCrowleyと同じじゃないか。わかって言ってんのか?!"
C "・・・"
D "遠慮する!自分で見つけるさ!"
C "・・・"
D "Crowleyに、お前達二人揃って、地獄に落ちろ!!って言ってくれ"
Deanは、そう言ってCasに背を向けます。
その時の顔がね、情けなくてどうしようもないって感じでね、ツライです。
Cas、ほんと、なんでそこでLisaとBenを出すかな・・・。
何かと引き換えに、それもDeanの大事にしてる人を助ける代わりに、自分の側にいてくれって、そんなのDeanの一番嫌がる事じゃん。
まったくこのAngelさんの見事なまでの追い詰められぶりに、見ているこっちは気の毒になって来る。そんなにまでしてDeanに見放されたくないとは・・・。
どっぷりと、Deanにハマっちゃったのが苦悩の始まりですか。
きっぱりとDeanに拒否されて、Casは傷心のまま姿を消します。
Bobbyは、精神病院で写真を見てから、ある人物を訪ねていました。
Ellieです。
みなさん憶えていますか?
Dragonのお話の時、Deanが折っちゃったBruncvik’s Swordを所有していた、Dr. Visyakさんです。うん、彼女あのままでは終わらないんじゃないかって思ってたら、なんと年齢を900歳もサバよんでた!?
あの写真に写ってたのは、今とそう変わらない彼女の姿だったんです。
Ellieは、あのとき偶然開いた扉から出る事が出来た。その後扉は閉じられましたが、彼女は、出て来たのが自分でラッキーだったと言います。彼女はここが気に入っていて、この世が滅びる事を望んではいません。
あ、彼女とBobbyは、ご想像のとおり、昔、大人の関係だったようです。Bobbyは、どんな気分なんでしょう?人間じゃない人と関係を持ってたなんて。
Ellieは、Deanに剣を貸したり(折られちゃったけど)して、助けてくれています。人間じゃないけど、いい人です。
その彼女が、Casに狙われている。
現在、Purgatoryを開ける唯一の手掛かりは、そこから出て来た彼女だけです。Bobbyは、彼女を守ると言いますが、Ellieは自分は大丈夫だと言ってそれを断ります。
Balthazarは、Samの元へ現れ、Deanと3人の話し合い。彼は、Casの答えが気に入らなかったようで、Deanに自分は2重スパイだと思ってくれといいます。
そして、LisaとBenの居場所を見つけたが、Angel除けのSpellが建物全体に描かれていて、助け出す事は出来なかったと。どうやらCrowleyは、Casの事も信用していない模様。ま、それは想定内でしょう。
Balthazarは、ひとっ飛びでDeanとSamをLisa達が監禁されている建物の前に運びます。DeanとSamは、別々に建物内を探しますが、SamはDemonに殴られて気を失い、部屋に閉じ込められます。
一方、Deanは、LisaとBenを見つけ、Demonを片付けると、彼女達を自由にし、逃げようとします。が、案の定、LisaはDemonにPossessされていて、Benの首にナイフを突き付けます。
Lisaの中のDemonは、嘘を並べ立てて動揺させようとします。DeanがBenのホントの父親だと告白しようとLisaが考えていたとか、Deanと出会った事が人生で最大の間違いだとか、2番目の間違いはBenを生んだ事、彼の本当の父親は、彼女の身持ちが悪過ぎて誰だかわからないとか。とにかくみんな嘘。
Deanは隙を見て、聖水をかけてBenを救いだし、悪魔払いのSpellを唱えます。苦しむLisaの中のDemonは、とうとう強硬手段に出ます。手近にあったもので、自分の腹を突き刺しました。これで、悪魔払いをすればLisaは出血多量で死んでしまいそうです。
してやったりのDemon。
しかし、Deanは再びSpellを唱え始め、DemonをLisaの体から追い出しました。いくら危険にさらされると言ったって、Demonの体を自由にさせておく事は耐えがたいです。崩れ落ちるLisa。
Deanは、Benにショットガンを持たせ、自分はLisaを抱きかかえて、表に出る事にします。Benに銃を触らせる事を、あんなに嫌がってたけど、緊急事態です。
そう、Deanといる限りこの先もこんな事に否応なく巻き込まれていくのは、目に見えています。Samは、この時まだ気を失ったまま。
Benは、どんなに恐かったか、不安だったか。
Momが死にそうで、自分はショットガンをぶっ放さなきゃならないなんて。
途中で、外からカギをかけられ閉じ込められていたSamを助けて、4人は病院に向かいます。
Lisaは意識不明で、夜中まで持ちそうにありません
謝るDeanに、Benは何も答えず病室を出て行ってしまいました。
そこへ現れたのはCas。
D "何の用だ?"
C "Dean、聞いてくれ"
D "俺にどう言ってほしいんだ?"
C "・・・・・"
D "彼女は夜中までもたない"
C "残念だ"
D "気にしなくていいさ。こんな事些細なことだし、遅すぎる"
C "・・・OK・・・、気にしないなら私はここに来たりしない"
D "どういう意味だ"
Casは、Lisaの傍らに立つとその手をそっと額に当てました。
C "彼女はもう大丈夫だ。Dean、私が残念だと言ったのは、そう言う意味だ"
D "・・・ありがとう・・・。俺は、この事がすべてを変えてくれると願う"
C "わかってる。私もだ。私は自分が今出来る事をやりたかっただけなんだ"
そう言って出て行こうとするCasに、Deanは言います。
D "もうひとつ、俺のためにやってくれないか"
目覚めたLisaに、Benは自動車事故にあったと言います。頭を打ったけど、大丈夫だと。心配するLisaに自分も大丈夫だと言います。
・・・おかしいよね。
Demonに連れ去られた事忘れてるなんて。
そこに現れたDeanに、Benは「誰?」と聞きます!
Deanは、自己紹介して、自分がぶつけたんだと言って謝ります。そして、2人が無事でよかった、2人の生活が正常に戻って、自分は嬉しい。BenにMomを大事にな、と言ってその場を後にしました。
そう、Deanは、Casに頼んで、2人の記憶から自分とのこれまでの事を消してもらったんです。
表でDeanを待っていたSam。
こんなことで、人の記憶を操作して解決すると思ってるのかといいますが、Deanは、もしLisa達に本当の事を言ったら殴るぞ、冗談じゃないからな、と言ってSamを黙らせます。
Deanのお願いを叶えた後、Casが訪れたのはEllieの元。
彼は、彼女を連れ去ってしまいました。
そして、Ep22 Finaleへ続きます。
Lisaは、生き残りましたね。
でも、こういう展開だと、本当にもうこれが最後の出演でしょうか?Hunterは、ツライです。人と深い関わり合いを持てない。それを望むなら、すべてを理解してくれる人で、その上、自分で自分を守れる人でないと・・・。
職場結婚しかないのよ。
Lisaは、Deanにはついて行けないと言った。
その時点で2人の関係は終わったんだけど、敵にとってはこれ以上ないくらいの弱点になった。Deanはいつも2人といるわけじゃないし、かといって2人とも自分で身を守れない。人質としてこれ以上の適任はない。
だから、Deanが2人の記憶を消してもらった事は納得できる。でも、Deanが2人の事を憶えていて大事に思ってる限り、また狙われるんじゃない?そうなったら、LisaとBenは、理由もわからず危険な目に会う事になるよね。その辺りがな~。
そして恋するAngel、Cas。
マジで、Deanの事好きなんだ~と思わせられる台詞、台詞、台詞(苦笑)
LisaとBenを助けてくるから、自分の側にいて欲しいっていうのには、ホント、まいったね。この間は、Casを巡って、DeanとCrowleyがおかしな具合だと思ったけど、そんなことなかったね。CasにはDeanしか見えてない(爆笑)
Deanの求めにはどんなことでも応じるし、呼ばれれば駆けつけるって?
それが、Angelの言葉ですか??
いやはや、これが恋じゃなくてなんだって言うの!←冗談です(汗)
それ以外に、CasがDeanにこれほど執着する理由が見つからない。←冗談です(汗汗)
Deanに、キッパリ拒否された時のあの表情。
今にも泣きだしそうだった・・・。
自業自得とは言え、ちょっと可哀想です。
さて、Ep22をすでに見ているので、この先どうなるかはわかってる。
これから出かけるので、続きは明日になりそうです。
では。
***
2011/05/21
とりあえず "Let It Bleed"&"The Man Who Knew Too Much"
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
とりあえず、"Let It Bleed"&"The Man Who Knew Too Much"
いや~~~~!!!
やってくれた!Supernatural スタッフ!!
これでMishaがSeason7にも引き続き出演する事は、ほぼ確実ですな。
Ep21の方は、落とし所としては妥当でしょう。
が、わたしとしては、LisaとBenの記憶だけでなく、Deanの記憶も消してしまわなければ、結局一緒だと思うんですけどね。Deanが、彼女達の事を憶えている限り、それが弱点になるわけだからさ。
そして、Ep22の、Sam 対Sam対Sam!!
Deanも地獄へ行く前に、自分と対決した事あったけど、やっぱり最後は自分ですか。
いやいや、今回はやっぱり何が!!って、あなた!Casですよ!!
いやはやまったく、やられました。
とうとうわたし達の前に姿を現したGod。
それも良く見なれた、ヨレヨレのトレンチコート姿で。
・・・いや~~~~!!!!
Casを返してくれ~~~~~~~!!!(涙)
こんなCasはイヤだ~~~~~~!!!(号泣)
・・・Casじゃないんだけどさ・・・。
姿がCasなのに、なに?あのしゃべり方。なに?あの余裕しゃくしゃくの態度。
"I'm NEW God."
??
これって、Casが新しいGodになったって事?
それとも、元々いたGodが、Cas(Jimmyだっけ?)の体を借りたってこと?
神様って、交代制なの???
マジ、この先どうなるんだ・・・。
Casは、帰ってくるのか?
Samの壁は、持ち堪えられるのか?
DeanとSamの今度の敵は、Cas・・・イヤもとい、God???
さて、まさかこんなオチだったとは・・・。
あまりのショックに、久しぶりの「とりあえず」でした。
さて、Season7、お待ちしております。
詳しくは、、明日、明後日かな。
では。
***
とりあえず、"Let It Bleed"&"The Man Who Knew Too Much"
いや~~~~!!!
やってくれた!Supernatural スタッフ!!
これでMishaがSeason7にも引き続き出演する事は、ほぼ確実ですな。
Ep21の方は、落とし所としては妥当でしょう。
が、わたしとしては、LisaとBenの記憶だけでなく、Deanの記憶も消してしまわなければ、結局一緒だと思うんですけどね。Deanが、彼女達の事を憶えている限り、それが弱点になるわけだからさ。
そして、Ep22の、Sam 対Sam対Sam!!
Deanも地獄へ行く前に、自分と対決した事あったけど、やっぱり最後は自分ですか。
いやいや、今回はやっぱり何が!!って、あなた!Casですよ!!
いやはやまったく、やられました。
とうとうわたし達の前に姿を現したGod。
それも良く見なれた、ヨレヨレのトレンチコート姿で。
Ep20の、"The Man Who Would Be King"とは、この事の暗示だったのか?
・・・いや~~~~!!!!
Casを返してくれ~~~~~~~!!!(涙)
こんなCasはイヤだ~~~~~~!!!(号泣)
・・・Casじゃないんだけどさ・・・。
姿がCasなのに、なに?あのしゃべり方。なに?あの余裕しゃくしゃくの態度。
"I'm NEW God."
??
これって、Casが新しいGodになったって事?
それとも、元々いたGodが、Cas(Jimmyだっけ?)の体を借りたってこと?
神様って、交代制なの???
マジ、この先どうなるんだ・・・。
Casは、帰ってくるのか?
Samの壁は、持ち堪えられるのか?
DeanとSamの今度の敵は、Cas・・・イヤもとい、God???
さて、まさかこんなオチだったとは・・・。
あまりのショックに、久しぶりの「とりあえず」でした。
さて、Season7、お待ちしております。
詳しくは、、明日、明後日かな。
では。
***
2011/05/08
Supernatural Season6 Ep20 "The Man Who Would Be King" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep20 "The Man Who Would Be King"の感想もどきです。
・・・出るのは溜息ばかりなり・・・(涙)
Casが求めた物は、Freedom、自由だった。
解き放たれる事。
すべての束縛から。
Godからも・・・。
それを気付かせたのは誰?
Dean、Dean、Dean。
Casは、それを求めるあまり、気付かせてくれたDeanを裏切る事になるなんて、こんな皮肉なことある?
・・・ああ・・・さすがSupernaturalスタッフ、最近なりを潜めていましたが、やっぱり相変わらずの鬼畜っぷりですね~。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
さて冒頭。
Casの告白の場面から始まります。
今回のEpは、彼がこれまでの出来事を「あの人」に告白するところからです。
この世の最初に海から上がって来たのは蛙だった!Casは、そんな昔の事も憶えてる。Babelの塔が倒れた時、人々は神の怒りだと言ったけど、37ftもの高さまで乾燥したクソを積み重ねるには無理があったんだって。
CainとAbel、DavidとGoliath、SodomとGomorrahなどなどの壮大な出来事よりも、Casにとってみれば、DeanとSamに会ってからの事の方が忘れがたい出来事となったようです。
先週のEpで、SamとBobbyの内に拭いがたい疑惑を残して消えてから、CasがDeanの前に現れたのはこれが初めてでしょうか?
Samの居ないImpalaのパッセンジャーシートに、いつものごとく突然の来訪。運転中のDeanにとっては、いい迷惑です。これまでも事故りそうになった事を多数経験して、ちょっとは慣れたかな。
C "ハロー、Dean"
D "!!・・・・・"
C "大丈夫か?"
D "・・・・ああ・・・大丈夫だ・・・。そっちは?"
C "・・・調べてるさ・・・"
D "何か言う事は?Satan Jrは生きてる、とか?"
C "・・・ああ・・・・信じてくれ・・・。私は、Crowleyが、どうやって私を欺いたかわからない"
D "ああ、あいつは狡賢いクソ野郎だ。どうやったかなんて重要じゃない。もし、やつが本当にまだ生きてるってんなら、見つけ出してその頭を捥ぎ取ってやるだけさ。クソくらえだ!!"
C "・・・お前は?・・・何か見つけたか?"
D "・・・いや、まだなにも・・・"
C "・・・Samは?"
D "あいつは忙しいんだ。OmahaでDjinnを追ってる。俺も向かってる途中だ"
C "私も合流出来ればいいんだが・・・"
D "ああ、いいさ。わかってる。気にするなって。・・でも、Cas、連絡しろよ、いいか?"
C "・・・・・・"
D "おまえが、本当にトラブルに巻き込まれた時は"
C "・・・・・・"
Casは、黙って消えてしまいました。
DeanもSamもそうなんだけど、Casも、どうして相談しなきゃいけない事を、相談しない?
Casの場合、事がでかすぎて、人間のDeanに相談してもしょうがないとでも思った?
いやいや、そうじゃないでしょ。どうにもならないと思ったとしても、内緒にしておくのはNG。でも、Deanが一番嫌がる「Demonと結託」という今の状態を告白するには、CasはDeanに嫌われたくないと思う気持ちが大きくなりすぎたのかな。
いやいや、でも、それでも、自分から白状した方が、まだ救いがあった気がします。
自分から言うのと、ばれるのとじゃ、全然違うもの。
Deanの元を離れたCasがやって来たのは、Crowleyの元。
ああ、CrowleyはEveの死体を調べてる。
死んでもなお、何かを生み続けるEve。
そして彼女の脳を傷めつけると、彼女の子供も傷つく。
Crowleyは、EveがPurgatoryの扉を開ける事が出来ると、Casに言ったそうです。しかし、それはあくまでも生きていた場合。Deanが身を挺してEveを殺してしまった今、それも叶わず。
Crowleyは、DeanとSamが邪魔で邪魔でしょうがない。出来れば殺してしまいたいんですが、それを許さないのがCas。Eveを殺された事で、今後、Winchestersとは関わり合わないと同意したものと理解していたCrowleyは、CasのトレンチコートからImpalaの臭いがすると言って怒りが収まりません。
まるで、Casを挟んでの、痴話げんかのようです・・・。
この場合、本妻はDeanだと信じたい・・・。
冗談はさておき、Casは、Dean達が何を知っているか知る必要があったから、会って来たんだと言います。しかし、Crowleyは自分を殺すために追い詰めようとしているDeanと、いつまでも友達ごっこしているのが、気に入らない。
それにCas、Dean達の動向を探るのに、わざわざ姿を現さなくても良いんだよね?
姿を隠したまま、ずっと2人を探ってた事が、この後Casの行動で明らかにされますが、それを知った時の、Deanの気持を想像するとかなり落ち込みます。
でも、そんな矛盾する事をしながらも、Casはまだ自分がDeanとSamを守ってるんだと思ってる。
Samが、Luciferを自分の内に取り込んだ最後の決戦の時、Casが自分の兄達に歯向かった。Michaelに炎を投げつけ、その場から一端退かせた。そして結果、怒ったLuciferに木っ端微塵にされてしまった。
そこで終わったはずだったのに・・・。
Casは戻された。
地球最後の日は回避されたが、それには大きな代償が払われた。Deanを癒し、Bobbyを生き返らせ、そしてCasが次にした事は・・・。
SamをHellの檻の中から救いだす事。
そんな事が本当に出来るかどうかもわからなかったのに、その時のCasは自信過剰で傲慢だった。その結果、戻すことには成功したけれど、戻って来たSamの体には、魂がなかった。
CrowleyはCasに、DeanとSamを殺すように言います。しかし、Casの答えは「NO」。自分で殺すと言うCrowleyに、そんな事をしても自分が彼らを何度でも生き返らせると言います。共闘関係の2人ですが、DeanとSamの事に限っては、意見は平行線のままです。とにかく、Purgatoryを探すように言うCas。そして、DeanとSamはCrowleyを見つける事はないから心配するな、と。
という事は、Casが、DeanとSamからCrowleyを守るって事です。AngelがDemonをHunterから守る??信じられん状況です。
しかし、Crowleyとしては、ぐっすり安眠できる状況には程遠い。
その頃、SamとBobbyはDemonを捕らえて、Crowleyの居場所を問い詰めています。このDemonは、DeanとSamがやらされていたように、Monster、今回はVampを生け捕りにしてた。Crowleyに届けるためだと思われます。という事は、居場所を知っている可能性があると考えたんですね。しかし、Demon、Reddは、Crowleyは死んだと言うばかりで答えませんでしたが、Samの取り出したナイフを見て顔色が変わりました。そこへ戻って来たDean。
DeanがCasに、SamはOmahaでDjinnを追ってるっていうのは、嘘だった。
Casに疑いの目を向けているSamとBobbyから、口止めされたのかもしれませんが、DeanはCasを騙している事に苦しんでいます。
D "Casに会った。2時間ほど前に来たんだ"
B "何を言ってた?"
D "別に。何も。ちょっとMonsterの話ししただけさ。あいつは、俺たちがCrowleyに迫ってるなんてこと、これっぽっちも知らないみたいだった。・・・・・・・なあ、あいつは俺たちの仲間なんだぞ。それなのに、俺たちはあいつを欺いてる"
S "Dean、それは・・・・"
D "Casは、間違った骨を燃やしたんだよ!それに講じてCrowleyはあいつを騙したんだ"
B "あいつはAngelなんだぞ"
D "そうは言ったって、あいつはHeavenのBalki Bartokomous(AmericaのTV Showのキャラ)だ。間違いだって起こすさ!"
B "まだ何も言ってないだろ"
D "2人は、CasがCrowleyと手を組んでると思ってんだろ?!あのCrowleyと!!"
B "いいか、だからわからんと言ってるだろ。そんな事を考える自分に嫌気がさすさ。だが、わからん"
D "・・・・・・・・・"
S "なあ、Dean、彼はおれ達の仲間だよ。おれは彼のために犠牲になれる。そうするさ。でも・・・・。なあ、もちろんおれ達が間違ってる事を祈ってるよ"
B "でももし、そうじゃなかったら・・・。可能性が限りなくゼロだとしても、俺達が親しくなりすぎて見逃してたら?SupermanだってDark Sideに落ちる時代だ。用心に越したことない。油断しちゃいかん。Kryptoniteを準備しとくってことだ"
D "・・・・・Loisのようにってことか・・・"
S "・・・・・・"
B "今は、Crowleyを見つけ出すのが先だ。あのバカがPurgatoryの扉を開けちまう前にな"
そういって、Reddに口を割らせる事に専念する事にした3人。
ところが、この会話を聞いていた人物、いや、Angelがいました。そう、姿を隠したCasです。
Casは、姿を隠したまま、こうやって今までもDeanとSamを見張ってたってこと・・・。ああ・・・何てこった。
そんなことDeanが知ったらどんなに傷つくか・・・。Casは、やっちゃいけない事をしてしまった。そしてそれを隠すために、また間違いを重ねてる。
嘘が大きくなりすぎて、それに身動きできなくされてどんどん行く手を狭めてるんだって、気づけない。自分の首を絞めてる事に。
でも、今のCasは、Deanの信頼を失いたくないという一点においてのみ、行動してる。
そのやり方が間違ってるって気付かないまま。
本当は、ただ一言、謝ればいいのに。
自分が間違ってたってすべてを告白して謝れば、Deanが手を差し伸べてくれたのに・・・。
DemonのReddは、直接Crowleyに会った事はなかった。間に仲介役のEllsworthというDemonがいて、仕事を割り振ってる。まるでBobbyのようにFBIの役もこなすDemon。
Ellsworthの事を聞いたCasは、先回りしてそこにいたDemon諸共始末します。
Ellsworthは、きっと口を割ってDeanとSamをCrowleyの元に導く。そうなればCrowleyは2人の心臓を引き裂く。
2人を守るためにはこうするしかない。
自分の身を守るためにもそうするしかない。
そう独白するCasが、なんとも哀れに思えてきました。
Deanに言いなさい!!
これまでの事を。
この状況がいつか壊れる事を自分だってどこかでうすうす感じてる。Casの綱渡りが続きます。
Dean達がやって来た時、Demonの死体は綺麗に片づけられた後でした。Casは、隠れて見守ります。そして、Samを檻から救いだした後、初めてHeavenに戻った時の事を思い出します。
Heavenとは、人それぞれ姿が違うっていうのが、Supernaturalでの決まり。この時Casが選んだHeavenは、1953年に浴槽でおぼれ死んだ男が繰り返す永遠の火曜日の午後。
出迎えたAngel達は、Archangelに背いてLuciferに木っ端微塵にされたCasが戻った事に驚きつつ、Godが彼を選んで戻したんだと理解します。そして、Casが自分達を導いてくれると思います。
しかし、Casの口から出た言葉は意外でした。
Freedom、自由、解放。
もう誰にも支配されず、自分の考えで行動し、自分自身の運命を選んで良い。何ものにも囚われる事のない世界。
しかし、それをAngelに理解させる事は、魚に詩を教える事のように難しかった。これまで、Godの言葉通りに生きて来たAngelには、自分の意志というものがなかった。それを突然、自由にしていいと言われても、何をどうしていいか戸惑ってしまったんですね。
そしてもうひとつ、厄介な事が。
そう、Raphaelです。
Raphaelは、Ken Layの見るHeavenにCasを呼び出します。そして、GodやHeavenに、そして自分に歯向かったCasに忠誠を誓えと。
そしてこともあろうに、DeanとSamが、やっとこさくい止めたApocalypseを再び始めると言います。
そう、Hellの檻を解放して、LuciferとMichaelを解き放つと言うのです。
それがGodの意思だと。自分がそう思うのだから間違いないと。
そんなこと、自分も他のAngelも許さないと言うCasに、RaphaelはAngelとは兵士であって自由を求めてはいない。彼らは命令に従うためにいるんだと言います。
それなら自分がそんなことさせないと言うCasを、Raphaelは片手ひとつで捻り潰します。永遠の火曜日を送る男のHeavenで、血を吐いて倒れるCasにRaphaelは言います。
R "お前は私の前に跪く、Castiel。あるいは、お前と共にいる者はすべて死ぬだろう"
こうやって、CasとRaphaelの対立が始まったんですね。
Casが事あるごとに、Raphaelが勝つと、この世が終わるって言ってたのはこの事です。どうあってもこの世をまっさらにしたいと言うRaphaelチーム対DeanとSamが守ったこの世界を破壊したくないCas。
Deanから、自分の意思で行動する事を学んだCasは、なんとしても譲れない事が出来てしまった。
Dean達は、Ellsworthがいなくなって手掛かりを失ってしまった。Deanは、Casを呼ぼうと言います。この状況はCasに助けを求める場面だと。
D "Casを呼ぼう"
S "なんだって?"
D "この状況は、今までだったらCasを呼ぶ場面だろ?"
B "その事は話し合っただろ"
S "そうだよ、Dean"
D "違うね。俺は聞いてただけだ"
S&B "・・・・"
D "だって、Casだぞ!・・・俺たちがどうしようもない時、・・・・本当ににっちもさっちもいかなくなった時、あいつは自分の立場を無視したろ?俺たちのピンチに、何度俺たちのために血を流した?"
S&B "・・・・・・"
D "Casなんだぞ!!疑わしきは罰せずって事、Casにだって当てはまるだろ?"
Deanのその言葉に、Samは折れてCasを呼びます。Deanも。
でも、その場にいて彼らの話を聞いているにもかかわらず、Casは姿を現しません。
彼の独白によると「私は、行かなかった。私が答える事の出来ない質問を彼らがするとわかっていたので。私は恐かったのだ」そう言います。
何が恐かったって、自分の嘘や裏切りが、Deanにばれる事以上に、今のCasに恐いことなんてない。
現れないCasを忙しいんだと考え、3人は行こうとしますが、そこへ突然Demonが現れ襲われます。Crowleyが送り込んだ刺客です。Casは、Deanたちを助けるために、姿を現し、あっという間に3人のDemonを片付けます。
D "会えてよかった、Cas"
C "大丈夫か?"
S "いいタイミングだよ、Cas"
C "見つけられて良かった。・・・私はニュースを持ってきた"
D "ああ?なんだ?"
C "・・・Crowleyは生きている"
D "ああ、そう思うか?Kojak "
B "・・・・・"
D "さあ、Bobby、俺たちを助けてくれたCasになんていう?"
B "・・・謝らないといかんな"
C "なぜ?"
S "おれ達、ずっとCrowleyを探してたんだ。で、それをCasに隠してた"
B "俺達は、あんたがCrowleyと手を組んでるって、考えたんだ"
C "なんだって?"
D "だろ?それってあんまりだよな?"
B "あんたが、間違った骨を焼いたんだって・・・。いや、それはいいんだ。俺達は、とにかく俺達が間違ってた"
C "聞いてくれれば良かったんだ"
D "そうすべきだったよ。俺たち、おまえを疑うなんてどうかしてた。許してくれるか?"
再び信頼を取り戻したと思ったCas。
油断したのか・・・。
この後取り返しのつかない落とし穴にはまってしまいます。
C "・・・許そう"
D "ありがとう"
S "ありがとう、Cas"
C "しかし、それはあまりにもバカげてる"
B "そうだよな、まったく"
C "まあ、Supermanでさえ、Dark Sideへ落ちる時代だ"
D "・・・・・・・"
C "安心してくれ。私は、まだCastielだ"
D "・・・じゃあ、もうKryptoniteは、片付けていいな?"
C "もちろんだ"
憶えたての比喩を使ってみたかったんでしょう。
Casはこの時には、気づいていませんでした。自分の犯した失敗に。でも、この時、Supermanの例えを口に昇らせた時点で、すべてが終わっていたんです。
Deanの信頼をまた強固な物に出来た事が、余ほど嬉しかったんでしょう。でも、余計なひと言で、DeanはCasの裏切りを確信してしまった。
Deanたちと別れて、CasはCrowleyの所へ乗り込みます。
DeanとSamを仲間だと言うCasに、Crowleyはお前にはもう仲間なんていないと言います。仲間に大きな嘘をつき続けるCas。Demonは、いつも痛いところをつきます。
キレたCasは、Crowleyを壁に叩きつけます。壁がへこんでます。凄い力。
C "言いたい事はこれだけだ。お前が彼らの髪の毛一本にでも触るなら、我々の取引はすべてそこで終わりだ。私はまだAngelだ。お前を葬り去ることなど容易い"
何故こんな害獣と手を組んだのか自問自答するCas。そんなバカげたことを考えさせてしまうほど、その時のCasにRaphaelとの戦いに対しての勝算はなかったんですね。
でも、今は?
今のCasはHeavenの武器のおかげで、凄く強くなっているんじゃありません?Deanとの仲を脅かすCrowleyとこのまま手を組む必要があるんでしょうか?
それとも、やっぱり、Raphaelに勝つには、もっと強大な力がいる?その為には、魂が必要だって事なんでしょうか?
そして、どうしていいかわからなくなったCasが訪れたのは、Deanの元でした。
そう、Samを失くし、Hunterを辞め、LisaとBenと普通の暮らしをするDean。Casは、この時、姿を隠したまま、庭の掃除をするDeanを見て、彼を撒き込む事への罪悪感に襲われ躊躇しました。それがそもそもDemonに、Crowleyに付け込まれる隙を作ったんでしょうか?その時の状況を思い出してCasは考えます。
自分はバカではなかった。
Crowleyが何者で、どんなやつかも知っていた。
そして、自分はそいつより頭も良く、強かった。
そして今ならわかる。その時の自分がどれほど高慢だったか。そして、その時の自分がどれほど、バカだったか・・・。
連れてこられたのは、Crowleyが新しく改善したHell。ただ一列に並ぶ大勢の人。ただ並ぶ。いつの日か気の遠くなる時間が過ぎて、一番前までたどり着いた時、そこにあるのは・・・。
なにもない。
そしてまた一番後ろに並ぶ。
それの繰り返し。
・・・考えただけでゾッとする。
Crowleyは、Casに軍を率いてRaphaelと戦うように言います。Luciferのようになれと言うのか?というCasに、それは違う。大きな違いは、CasはGodのお気に入りだと。GodはCasが好き。CasもGodが好き。パパの問題を抱えていたLuciferとは大違い。Godのお気に入りの彼について来るAngelは沢山いるはず。
だがそれでも、Raphaelとの力の差がありすぎる。勝てるはずはない。
そこで、Purgatory。
使われていない力の源。
3000万?4000万?の魂。
長年にわたって、刈り取られる事を待っていた魂の油田。
でも、今まで誰も見た事がないその場所を、どうやって探しあてるのか?Crowleyは、専門家を必要とするといいます。
Dean。
しかし、Casは即座に却下します。彼は、引退した。もう関わらせない。すると、Crowleyは、Samuelじいさんを使うと言います。彼は自分達をMonsterの元へ案内する。そしてMonsterは、自分達をPurgatoryに案内する。
そんなに簡単に行くのか?
そんな口車に乗っちゃうの?Cas。
そして、その代償は?
魂の半分。
そして、Luciferがこのまま檻の中ですごす事。
それでRaphaelに勝つ事が出来るなら・・・。
しかし、その計画には、何カ月もかかる。Casには、今すぐに力が必要なんです。とても何カ月も待てない。すると、Crowleyは、自分がどれほど本気か見せるため、Casに力の前払いをすると言います。今すぐに5万人の魂をCasに与えられる。そしてそれを拒めば、CasはRaphaelに勝つ事は出来ず、DeanとSamが命をかけて救ったこの世が、地獄になる。それを救う事が出来るのは、Godに選ばれたCasだけだと言われます。
そして、Casは、決して選んではいけない道に踏み出した。
彼の背中を押したのは何だろう?
Godに選ばれた事への傲り?
Angel達の解放?
DeanとSamが、必死で守ろうとした物を壊したくなかった?
いやそれとも、守りたかったのはDeanとSam?
理由はどうあれ、それが正しい事だとしても、Casは、やり方を間違えた。
静かに暮らすDeanを巻き込みたくないと思った彼の気持ちは嬉しい。でも、Casはあの時Deanの前に姿を見せるべきだったと思う。
そして、とうとうその時がきます。
Deanは、Casを呼び出します。信頼を取り戻したと思っている彼は、すぐに駆けつけました。
C "やあ"
B "・・・ああ、早いな"
C "まだここにいたのか?"
S "ああ、死体を始末しなきゃならなかったしね"
D "それにウイスキーも見つけたしな。来てくれてThanks "
C "で、何をすればいい?"
S "ああ、おれ達、新しい考えが浮かんだんだ。Crowleyを探し出す方法をついに見つけ出したと思うんだ"
C "どんな?"
B "それは、お前だよ"
そう言って、Bobbyは床に火を投げます。あっという間にCasを囲む、Holy Fire。床にはHoly Oilが撒かれていた。Angelを閉じ込める炎。Casはそこから出る事は出来ません。
C "何をするんだ?!"
D "話しがある"
C "何を?!ここから出してくれ"
D "Supermanについて"
C "・・・・・・"
D "Kryptoniteについて"
C "・・・・・・"
B "どうやって俺がそう言った事を知ったんだ?"
C "・・・・・・"
S "おれ達の事、どれくらい見張ってたんだ?"
D "俺たちをスパイしてたのか?Cas?スパイだ!"
C "・・OK、待ってくれ。いったい何の事だか・・・"
S "ここのDemonの事は?そう、どうやって?"
B "どうやって、Crowleyはお前を騙したんだって?"
C "そ、それは理解しがたい事だ。説明するのは難しい。いいからここから出してくれ。出してくれれば、ちゃんと・・・・"
D "俺を見ろ。本当の事を言うんだ。何が起きてるのか、話すんだ。俺の目を見て違うと言ってくれ。Crowleyと手なんか組んでないって!"
C "・・・・・・・・・・・・"
そう懇願するように問い詰めるDeanに答えられるはずもなく、目をそむけるCasに、Deanは絶望したかのように呟きます。
D "・・・なんてこった・・・"
C "説明させてくれ!"
D "あいつと組んでたのか?おまえ、Crowleyと一緒にPurgatoryを?そうなのか?あ?ずっとだったのか?"
C "私はお前を守るためにそうしたんだ!お前達を守るためだったんだ!"
S "おれ達を守る?どうやって?Monsterlandが解放されたっていうのに?"
B "Samの言うとおりだ、Cas。一滴がすべての始まりだ。それがEveだよ。お前、それがダムを壊すとは考えなかったのか?"
C "魂が必要だったんだ!!それがあればRaphaelに勝つ事が出来る!!お願いだ、信じてくれ!!!"
S "信じろだって?!どうやって信じろっていうんだよ?"
C "私はまだ私のままだ。私はまだ仲間だ"
S "・・・・・"
C "・・・Sam・・・私はお前を地獄から引き上げたんだ"
D&B "・・・?・・・"
S "・・・なんだって・・・?"
C "・・・・・"
S "・・・そう・・・悪気はないんだ・・・。でも、それってかなりお粗末な仕事ぶりだよね"
C "・・・・・・"
S "・・・!ちょっと待てよ?!"
D "・・・・・"
S "それって、ワザとおれを魂の無いまま戻したってことなのか?!"
D "・・・・・・・・・"
C "何故そんな風に考えるんだ?"
S "おれ、今物凄くいろんなこと考えてるよ、Cas"
D "・・・・・・・・・"
C "聞いてくれ!Raphaelは、我々すべてを殺す。奴は世界を墓場に変えてしまう。私には他に選択の余地がなかったんだ!"
D "いいや、あったはずだ。おまえは間違ったんだ"
C "お前には理解できない。これは複雑なんだ"
D "いいや、実際はそうじゃない。おまえだってわかってるはずだ。間違ってないなら何でこの事を秘密にしたんだ?!"
C "・・・・・・"
D "こういう事が起れば、俺たちはそれに立ち向かうんだ!俺たちがやって来た事と同じようなクソ忌々しい事態。俺たちがやらない事は、Devilと取引しない事だけだ!!"
C "・・・お前が言うとそれはとても簡単に聞こえる・・・。私がそれを聞かなければならなかった時、お前はどこにいたんだ?"
D "俺はそこにいたさ。おまえこそどこにいたんだ?"
C "・・・・・・・・"
Deanを撒き込みたくないと姿を見せず、その場を去ったあの時のCas。でも、本当にそうだったのか?本当にDeanの事だけ考えての事?ひょっとして、姿を見せて拒否される事が恐かったんじゃないのかな?
あの時、Deanに相談してれば、こんなことにはならなかった気がして・・・。
後悔しても後悔しきれない。
D "助けを求めに俺たちの所に来るべきだったんだ、Cas"
C "・・・多分・・・でも、もう遅過ぎる・・・"
D&S "・・・?・・・"
そこへ、Demonの黒い煙の塊が近づいてくる音が。
C "もう引き返せない。出来ないんだ"
D "遅くなんかない!Cas!!俺たちは修復できるって!!"
C "Dean、壊れてなんかないんだ。逃げろ!とにかく今は逃げるんだ!!逃げろ!!"
ドアを出る寸前、Casを見つめるDean。
見つめ返すCas。
Deanの気持を思うと、何ともやり切れない。
Casの裏切りを知ってなお、Deanは彼にやり直せると言った。Cas、いったいどうするつもり?
それとは別に、Samを戻したのがCasってことは、Samuelじいさんを戻したのは?あれはCrowleyのやった事なの?Monster探しのために?
う~ん、わからんな~。
それに、Samの魂の件ですが、あれ、Casがワザとそうしたっていう事じゃないよね?が~~~、誰かないって言って!!!
後に残されたCasの元に来たのは、にっくきCrowley。炎を消してくれたのはありがたいけど、おしゃべりが過ぎます。
いったい本当のところどうしたいんだ?と聞かれたCas。ほんと、いったいどうするつもり?
その夜、CasはBobbyの家で眠るDeanの元に現れます。Angel除けのSpellが描かれていましたが、若干の誤りがあったようです。
D "何しに来た?"
C "わかって欲しいんだ"
D "ああ、わかってるさ。Raphaelに勝たなきゃ、とか何とかんとか~だろ?"
C "お前のためにした事だ、Dean。私はお前のためにやってるんだ"
D "・・・俺のため、ね。ああ。まったく冗談だろ"
C "お前は私に自由と自由に生きる事を教えた・・・"
D "お前は子供かよ!わかってんのか?!やっていい事と悪い事があるんだよ!!"
C "自分がやってる事くらいわかってる、Dean"
D "理屈じゃないんだ、いいか?俺は理由なんか聞いてない。ダメだって、それだけなんだ"
C "わからない"
D "いいか?Samを見ろ。おまえとBobbyは、俺が持ってる兄弟っていう家族に一番近いものなんだ"
C "・・・"
D "その俺が、おまえに、止めてくれって頼んでるんだ!"
C "・・・"
D "俺を信用しろ"
C "・・・そうしなかったら?"
D "・・・俺は、おまえを止めるためにやる事をやるだけだ"
C "無理だ、Dean。お前はただの人間で、私はAngelだ"
D "・・・そうかな・・・。大物を連れてるかもしれないぜ"
C "・・・残念だ、Dean"
D "ああ、こっちこそ・・・"
Angelの石頭は、今に始まった事じゃないけど、Cas、もういい加減にしなさいよ。Deanここまで言わせて、それでも考え直さないなんて、あんたホント救いようのない大バカもんです。ああ、でもDeanは、きっとCasを見放さないんだろうな。いや、見放さないであげて欲しいんですけど、お願い。
それにしても、このDeanとCasの会話、狙ってるよね?Supernaturalスタッフ。
そして、Casは、ひとり尋ねています、父に。
Godに。
自分がしている事が正しい事なのかどうか。
自分がやらなければならない事がなんなのか。
しかし、父からは相変わらず、何の返事もありません。
項垂れるCas。
答えをもらう事は出来ないのか?
自由でありたいと願ったAngelは、今、父からの言葉を待っています。
いや~~、Cas、八方塞です。
Demonなんかと手を結ぶとロクな事にならない。
そんな自分をも嫌悪しなきゃならないし、Deanには呆れられるし、散々です。でも、今心を入れ替えれば、Deanはきっと許してくれるって!!
Cas、目を覚ましてくれ!頼むよ~。
それにしても、Samを檻から引っ張り上げたのが、Casだったなんて・・・。ちょっとびっくりした。それなら理由は要らない。CasはSamを救いたくて、それが出来たからやったってこと。魂レスの件は、わたしはワザとじゃないと思うんですが、どうでしょうか?だってそんなの意味ないし。ああ、わたしもまだCasが本当のBadassになったとは思えないです。
Casは、ただDeanを失いたくないんだって、それだけなんだって信じたい。
おお!とうとう後2話!
それに来週は1週休みで、最終週はEp21と22の2本立てですよ。
ひえ~、いったいどうなるんでしょうか?
LisaとBenが戻ってくるようですが、Promoを見る限り、大変そうです。Lisaってば、DemonにPossessされちゃってんの?ああ、Deanどうするんだか。
Samの壁も壊れちゃうって話しだし・・・。
Casの事も心配。
ひょっとして、噂通り、すっごいクリフハンガーだったらどうしよう、と、今から戦々恐々です。
今度は、すべてが終わって後、お会いしましょう。
では、また。
***
Supernatural Season6 Ep20 "The Man Who Would Be King"の感想もどきです。
・・・出るのは溜息ばかりなり・・・(涙)
Casが求めた物は、Freedom、自由だった。
解き放たれる事。
すべての束縛から。
Godからも・・・。
それを気付かせたのは誰?
Dean、Dean、Dean。
Casは、それを求めるあまり、気付かせてくれたDeanを裏切る事になるなんて、こんな皮肉なことある?
・・・ああ・・・さすがSupernaturalスタッフ、最近なりを潜めていましたが、やっぱり相変わらずの鬼畜っぷりですね~。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
さて冒頭。
Casの告白の場面から始まります。
今回のEpは、彼がこれまでの出来事を「あの人」に告白するところからです。
この世の最初に海から上がって来たのは蛙だった!Casは、そんな昔の事も憶えてる。Babelの塔が倒れた時、人々は神の怒りだと言ったけど、37ftもの高さまで乾燥したクソを積み重ねるには無理があったんだって。
CainとAbel、DavidとGoliath、SodomとGomorrahなどなどの壮大な出来事よりも、Casにとってみれば、DeanとSamに会ってからの事の方が忘れがたい出来事となったようです。
先週のEpで、SamとBobbyの内に拭いがたい疑惑を残して消えてから、CasがDeanの前に現れたのはこれが初めてでしょうか?
Samの居ないImpalaのパッセンジャーシートに、いつものごとく突然の来訪。運転中のDeanにとっては、いい迷惑です。これまでも事故りそうになった事を多数経験して、ちょっとは慣れたかな。
C "ハロー、Dean"
D "!!・・・・・"
C "大丈夫か?"
D "・・・・ああ・・・大丈夫だ・・・。そっちは?"
C "・・・調べてるさ・・・"
D "何か言う事は?Satan Jrは生きてる、とか?"
C "・・・ああ・・・・信じてくれ・・・。私は、Crowleyが、どうやって私を欺いたかわからない"
D "ああ、あいつは狡賢いクソ野郎だ。どうやったかなんて重要じゃない。もし、やつが本当にまだ生きてるってんなら、見つけ出してその頭を捥ぎ取ってやるだけさ。クソくらえだ!!"
C "・・・お前は?・・・何か見つけたか?"
D "・・・いや、まだなにも・・・"
C "・・・Samは?"
D "あいつは忙しいんだ。OmahaでDjinnを追ってる。俺も向かってる途中だ"
C "私も合流出来ればいいんだが・・・"
D "ああ、いいさ。わかってる。気にするなって。・・でも、Cas、連絡しろよ、いいか?"
C "・・・・・・"
D "おまえが、本当にトラブルに巻き込まれた時は"
C "・・・・・・"
Casは、黙って消えてしまいました。
DeanもSamもそうなんだけど、Casも、どうして相談しなきゃいけない事を、相談しない?
Casの場合、事がでかすぎて、人間のDeanに相談してもしょうがないとでも思った?
いやいや、そうじゃないでしょ。どうにもならないと思ったとしても、内緒にしておくのはNG。でも、Deanが一番嫌がる「Demonと結託」という今の状態を告白するには、CasはDeanに嫌われたくないと思う気持ちが大きくなりすぎたのかな。
いやいや、でも、それでも、自分から白状した方が、まだ救いがあった気がします。
自分から言うのと、ばれるのとじゃ、全然違うもの。
Deanの元を離れたCasがやって来たのは、Crowleyの元。
ああ、CrowleyはEveの死体を調べてる。
死んでもなお、何かを生み続けるEve。
そして彼女の脳を傷めつけると、彼女の子供も傷つく。
Crowleyは、EveがPurgatoryの扉を開ける事が出来ると、Casに言ったそうです。しかし、それはあくまでも生きていた場合。Deanが身を挺してEveを殺してしまった今、それも叶わず。
Crowleyは、DeanとSamが邪魔で邪魔でしょうがない。出来れば殺してしまいたいんですが、それを許さないのがCas。Eveを殺された事で、今後、Winchestersとは関わり合わないと同意したものと理解していたCrowleyは、CasのトレンチコートからImpalaの臭いがすると言って怒りが収まりません。
まるで、Casを挟んでの、痴話げんかのようです・・・。
この場合、本妻はDeanだと信じたい・・・。
冗談はさておき、Casは、Dean達が何を知っているか知る必要があったから、会って来たんだと言います。しかし、Crowleyは自分を殺すために追い詰めようとしているDeanと、いつまでも友達ごっこしているのが、気に入らない。
それにCas、Dean達の動向を探るのに、わざわざ姿を現さなくても良いんだよね?
姿を隠したまま、ずっと2人を探ってた事が、この後Casの行動で明らかにされますが、それを知った時の、Deanの気持を想像するとかなり落ち込みます。
でも、そんな矛盾する事をしながらも、Casはまだ自分がDeanとSamを守ってるんだと思ってる。
Samが、Luciferを自分の内に取り込んだ最後の決戦の時、Casが自分の兄達に歯向かった。Michaelに炎を投げつけ、その場から一端退かせた。そして結果、怒ったLuciferに木っ端微塵にされてしまった。
そこで終わったはずだったのに・・・。
Casは戻された。
地球最後の日は回避されたが、それには大きな代償が払われた。Deanを癒し、Bobbyを生き返らせ、そしてCasが次にした事は・・・。
SamをHellの檻の中から救いだす事。
そんな事が本当に出来るかどうかもわからなかったのに、その時のCasは自信過剰で傲慢だった。その結果、戻すことには成功したけれど、戻って来たSamの体には、魂がなかった。
CrowleyはCasに、DeanとSamを殺すように言います。しかし、Casの答えは「NO」。自分で殺すと言うCrowleyに、そんな事をしても自分が彼らを何度でも生き返らせると言います。共闘関係の2人ですが、DeanとSamの事に限っては、意見は平行線のままです。とにかく、Purgatoryを探すように言うCas。そして、DeanとSamはCrowleyを見つける事はないから心配するな、と。
という事は、Casが、DeanとSamからCrowleyを守るって事です。AngelがDemonをHunterから守る??信じられん状況です。
しかし、Crowleyとしては、ぐっすり安眠できる状況には程遠い。
その頃、SamとBobbyはDemonを捕らえて、Crowleyの居場所を問い詰めています。このDemonは、DeanとSamがやらされていたように、Monster、今回はVampを生け捕りにしてた。Crowleyに届けるためだと思われます。という事は、居場所を知っている可能性があると考えたんですね。しかし、Demon、Reddは、Crowleyは死んだと言うばかりで答えませんでしたが、Samの取り出したナイフを見て顔色が変わりました。そこへ戻って来たDean。
DeanがCasに、SamはOmahaでDjinnを追ってるっていうのは、嘘だった。
Casに疑いの目を向けているSamとBobbyから、口止めされたのかもしれませんが、DeanはCasを騙している事に苦しんでいます。
D "Casに会った。2時間ほど前に来たんだ"
B "何を言ってた?"
D "別に。何も。ちょっとMonsterの話ししただけさ。あいつは、俺たちがCrowleyに迫ってるなんてこと、これっぽっちも知らないみたいだった。・・・・・・・なあ、あいつは俺たちの仲間なんだぞ。それなのに、俺たちはあいつを欺いてる"
S "Dean、それは・・・・"
D "Casは、間違った骨を燃やしたんだよ!それに講じてCrowleyはあいつを騙したんだ"
B "あいつはAngelなんだぞ"
D "そうは言ったって、あいつはHeavenのBalki Bartokomous(AmericaのTV Showのキャラ)だ。間違いだって起こすさ!"
B "まだ何も言ってないだろ"
D "2人は、CasがCrowleyと手を組んでると思ってんだろ?!あのCrowleyと!!"
B "いいか、だからわからんと言ってるだろ。そんな事を考える自分に嫌気がさすさ。だが、わからん"
D "・・・・・・・・・"
S "なあ、Dean、彼はおれ達の仲間だよ。おれは彼のために犠牲になれる。そうするさ。でも・・・・。なあ、もちろんおれ達が間違ってる事を祈ってるよ"
B "でももし、そうじゃなかったら・・・。可能性が限りなくゼロだとしても、俺達が親しくなりすぎて見逃してたら?SupermanだってDark Sideに落ちる時代だ。用心に越したことない。油断しちゃいかん。Kryptoniteを準備しとくってことだ"
D "・・・・・Loisのようにってことか・・・"
S "・・・・・・"
B "今は、Crowleyを見つけ出すのが先だ。あのバカがPurgatoryの扉を開けちまう前にな"
そういって、Reddに口を割らせる事に専念する事にした3人。
ところが、この会話を聞いていた人物、いや、Angelがいました。そう、姿を隠したCasです。
Casは、姿を隠したまま、こうやって今までもDeanとSamを見張ってたってこと・・・。ああ・・・何てこった。
そんなことDeanが知ったらどんなに傷つくか・・・。Casは、やっちゃいけない事をしてしまった。そしてそれを隠すために、また間違いを重ねてる。
嘘が大きくなりすぎて、それに身動きできなくされてどんどん行く手を狭めてるんだって、気づけない。自分の首を絞めてる事に。
でも、今のCasは、Deanの信頼を失いたくないという一点においてのみ、行動してる。
そのやり方が間違ってるって気付かないまま。
本当は、ただ一言、謝ればいいのに。
自分が間違ってたってすべてを告白して謝れば、Deanが手を差し伸べてくれたのに・・・。
DemonのReddは、直接Crowleyに会った事はなかった。間に仲介役のEllsworthというDemonがいて、仕事を割り振ってる。まるでBobbyのようにFBIの役もこなすDemon。
Ellsworthの事を聞いたCasは、先回りしてそこにいたDemon諸共始末します。
Ellsworthは、きっと口を割ってDeanとSamをCrowleyの元に導く。そうなればCrowleyは2人の心臓を引き裂く。
2人を守るためにはこうするしかない。
自分の身を守るためにもそうするしかない。
そう独白するCasが、なんとも哀れに思えてきました。
Deanに言いなさい!!
これまでの事を。
この状況がいつか壊れる事を自分だってどこかでうすうす感じてる。Casの綱渡りが続きます。
Dean達がやって来た時、Demonの死体は綺麗に片づけられた後でした。Casは、隠れて見守ります。そして、Samを檻から救いだした後、初めてHeavenに戻った時の事を思い出します。
Heavenとは、人それぞれ姿が違うっていうのが、Supernaturalでの決まり。この時Casが選んだHeavenは、1953年に浴槽でおぼれ死んだ男が繰り返す永遠の火曜日の午後。
出迎えたAngel達は、Archangelに背いてLuciferに木っ端微塵にされたCasが戻った事に驚きつつ、Godが彼を選んで戻したんだと理解します。そして、Casが自分達を導いてくれると思います。
しかし、Casの口から出た言葉は意外でした。
Freedom、自由、解放。
もう誰にも支配されず、自分の考えで行動し、自分自身の運命を選んで良い。何ものにも囚われる事のない世界。
しかし、それをAngelに理解させる事は、魚に詩を教える事のように難しかった。これまで、Godの言葉通りに生きて来たAngelには、自分の意志というものがなかった。それを突然、自由にしていいと言われても、何をどうしていいか戸惑ってしまったんですね。
そしてもうひとつ、厄介な事が。
そう、Raphaelです。
Raphaelは、Ken Layの見るHeavenにCasを呼び出します。そして、GodやHeavenに、そして自分に歯向かったCasに忠誠を誓えと。
そしてこともあろうに、DeanとSamが、やっとこさくい止めたApocalypseを再び始めると言います。
そう、Hellの檻を解放して、LuciferとMichaelを解き放つと言うのです。
それがGodの意思だと。自分がそう思うのだから間違いないと。
そんなこと、自分も他のAngelも許さないと言うCasに、RaphaelはAngelとは兵士であって自由を求めてはいない。彼らは命令に従うためにいるんだと言います。
それなら自分がそんなことさせないと言うCasを、Raphaelは片手ひとつで捻り潰します。永遠の火曜日を送る男のHeavenで、血を吐いて倒れるCasにRaphaelは言います。
R "お前は私の前に跪く、Castiel。あるいは、お前と共にいる者はすべて死ぬだろう"
こうやって、CasとRaphaelの対立が始まったんですね。
Casが事あるごとに、Raphaelが勝つと、この世が終わるって言ってたのはこの事です。どうあってもこの世をまっさらにしたいと言うRaphaelチーム対DeanとSamが守ったこの世界を破壊したくないCas。
Deanから、自分の意思で行動する事を学んだCasは、なんとしても譲れない事が出来てしまった。
Dean達は、Ellsworthがいなくなって手掛かりを失ってしまった。Deanは、Casを呼ぼうと言います。この状況はCasに助けを求める場面だと。
D "Casを呼ぼう"
S "なんだって?"
D "この状況は、今までだったらCasを呼ぶ場面だろ?"
B "その事は話し合っただろ"
S "そうだよ、Dean"
D "違うね。俺は聞いてただけだ"
S&B "・・・・"
D "だって、Casだぞ!・・・俺たちがどうしようもない時、・・・・本当ににっちもさっちもいかなくなった時、あいつは自分の立場を無視したろ?俺たちのピンチに、何度俺たちのために血を流した?"
S&B "・・・・・・"
D "Casなんだぞ!!疑わしきは罰せずって事、Casにだって当てはまるだろ?"
Deanのその言葉に、Samは折れてCasを呼びます。Deanも。
でも、その場にいて彼らの話を聞いているにもかかわらず、Casは姿を現しません。
彼の独白によると「私は、行かなかった。私が答える事の出来ない質問を彼らがするとわかっていたので。私は恐かったのだ」そう言います。
何が恐かったって、自分の嘘や裏切りが、Deanにばれる事以上に、今のCasに恐いことなんてない。
現れないCasを忙しいんだと考え、3人は行こうとしますが、そこへ突然Demonが現れ襲われます。Crowleyが送り込んだ刺客です。Casは、Deanたちを助けるために、姿を現し、あっという間に3人のDemonを片付けます。
D "会えてよかった、Cas"
C "大丈夫か?"
S "いいタイミングだよ、Cas"
C "見つけられて良かった。・・・私はニュースを持ってきた"
D "ああ?なんだ?"
C "・・・Crowleyは生きている"
D "ああ、そう思うか?Kojak "
B "・・・・・"
D "さあ、Bobby、俺たちを助けてくれたCasになんていう?"
B "・・・謝らないといかんな"
C "なぜ?"
S "おれ達、ずっとCrowleyを探してたんだ。で、それをCasに隠してた"
B "俺達は、あんたがCrowleyと手を組んでるって、考えたんだ"
C "なんだって?"
D "だろ?それってあんまりだよな?"
B "あんたが、間違った骨を焼いたんだって・・・。いや、それはいいんだ。俺達は、とにかく俺達が間違ってた"
C "聞いてくれれば良かったんだ"
D "そうすべきだったよ。俺たち、おまえを疑うなんてどうかしてた。許してくれるか?"
再び信頼を取り戻したと思ったCas。
油断したのか・・・。
この後取り返しのつかない落とし穴にはまってしまいます。
C "・・・許そう"
D "ありがとう"
S "ありがとう、Cas"
C "しかし、それはあまりにもバカげてる"
B "そうだよな、まったく"
C "まあ、Supermanでさえ、Dark Sideへ落ちる時代だ"
D "・・・・・・・"
C "安心してくれ。私は、まだCastielだ"
D "・・・じゃあ、もうKryptoniteは、片付けていいな?"
C "もちろんだ"
憶えたての比喩を使ってみたかったんでしょう。
Casはこの時には、気づいていませんでした。自分の犯した失敗に。でも、この時、Supermanの例えを口に昇らせた時点で、すべてが終わっていたんです。
Deanの信頼をまた強固な物に出来た事が、余ほど嬉しかったんでしょう。でも、余計なひと言で、DeanはCasの裏切りを確信してしまった。
Deanたちと別れて、CasはCrowleyの所へ乗り込みます。
DeanとSamを仲間だと言うCasに、Crowleyはお前にはもう仲間なんていないと言います。仲間に大きな嘘をつき続けるCas。Demonは、いつも痛いところをつきます。
キレたCasは、Crowleyを壁に叩きつけます。壁がへこんでます。凄い力。
C "言いたい事はこれだけだ。お前が彼らの髪の毛一本にでも触るなら、我々の取引はすべてそこで終わりだ。私はまだAngelだ。お前を葬り去ることなど容易い"
何故こんな害獣と手を組んだのか自問自答するCas。そんなバカげたことを考えさせてしまうほど、その時のCasにRaphaelとの戦いに対しての勝算はなかったんですね。
でも、今は?
今のCasはHeavenの武器のおかげで、凄く強くなっているんじゃありません?Deanとの仲を脅かすCrowleyとこのまま手を組む必要があるんでしょうか?
それとも、やっぱり、Raphaelに勝つには、もっと強大な力がいる?その為には、魂が必要だって事なんでしょうか?
そして、どうしていいかわからなくなったCasが訪れたのは、Deanの元でした。
そう、Samを失くし、Hunterを辞め、LisaとBenと普通の暮らしをするDean。Casは、この時、姿を隠したまま、庭の掃除をするDeanを見て、彼を撒き込む事への罪悪感に襲われ躊躇しました。それがそもそもDemonに、Crowleyに付け込まれる隙を作ったんでしょうか?その時の状況を思い出してCasは考えます。
自分はバカではなかった。
Crowleyが何者で、どんなやつかも知っていた。
そして、自分はそいつより頭も良く、強かった。
そして今ならわかる。その時の自分がどれほど高慢だったか。そして、その時の自分がどれほど、バカだったか・・・。
連れてこられたのは、Crowleyが新しく改善したHell。ただ一列に並ぶ大勢の人。ただ並ぶ。いつの日か気の遠くなる時間が過ぎて、一番前までたどり着いた時、そこにあるのは・・・。
なにもない。
そしてまた一番後ろに並ぶ。
それの繰り返し。
・・・考えただけでゾッとする。
Crowleyは、Casに軍を率いてRaphaelと戦うように言います。Luciferのようになれと言うのか?というCasに、それは違う。大きな違いは、CasはGodのお気に入りだと。GodはCasが好き。CasもGodが好き。パパの問題を抱えていたLuciferとは大違い。Godのお気に入りの彼について来るAngelは沢山いるはず。
だがそれでも、Raphaelとの力の差がありすぎる。勝てるはずはない。
そこで、Purgatory。
使われていない力の源。
3000万?4000万?の魂。
長年にわたって、刈り取られる事を待っていた魂の油田。
でも、今まで誰も見た事がないその場所を、どうやって探しあてるのか?Crowleyは、専門家を必要とするといいます。
Dean。
しかし、Casは即座に却下します。彼は、引退した。もう関わらせない。すると、Crowleyは、Samuelじいさんを使うと言います。彼は自分達をMonsterの元へ案内する。そしてMonsterは、自分達をPurgatoryに案内する。
そんなに簡単に行くのか?
そんな口車に乗っちゃうの?Cas。
そして、その代償は?
魂の半分。
そして、Luciferがこのまま檻の中ですごす事。
それでRaphaelに勝つ事が出来るなら・・・。
しかし、その計画には、何カ月もかかる。Casには、今すぐに力が必要なんです。とても何カ月も待てない。すると、Crowleyは、自分がどれほど本気か見せるため、Casに力の前払いをすると言います。今すぐに5万人の魂をCasに与えられる。そしてそれを拒めば、CasはRaphaelに勝つ事は出来ず、DeanとSamが命をかけて救ったこの世が、地獄になる。それを救う事が出来るのは、Godに選ばれたCasだけだと言われます。
そして、Casは、決して選んではいけない道に踏み出した。
彼の背中を押したのは何だろう?
Godに選ばれた事への傲り?
Angel達の解放?
DeanとSamが、必死で守ろうとした物を壊したくなかった?
いやそれとも、守りたかったのはDeanとSam?
理由はどうあれ、それが正しい事だとしても、Casは、やり方を間違えた。
静かに暮らすDeanを巻き込みたくないと思った彼の気持ちは嬉しい。でも、Casはあの時Deanの前に姿を見せるべきだったと思う。
そして、とうとうその時がきます。
Deanは、Casを呼び出します。信頼を取り戻したと思っている彼は、すぐに駆けつけました。
C "やあ"
B "・・・ああ、早いな"
C "まだここにいたのか?"
S "ああ、死体を始末しなきゃならなかったしね"
D "それにウイスキーも見つけたしな。来てくれてThanks "
C "で、何をすればいい?"
S "ああ、おれ達、新しい考えが浮かんだんだ。Crowleyを探し出す方法をついに見つけ出したと思うんだ"
C "どんな?"
B "それは、お前だよ"
そう言って、Bobbyは床に火を投げます。あっという間にCasを囲む、Holy Fire。床にはHoly Oilが撒かれていた。Angelを閉じ込める炎。Casはそこから出る事は出来ません。
C "何をするんだ?!"
D "話しがある"
C "何を?!ここから出してくれ"
D "Supermanについて"
C "・・・・・・"
D "Kryptoniteについて"
C "・・・・・・"
B "どうやって俺がそう言った事を知ったんだ?"
C "・・・・・・"
S "おれ達の事、どれくらい見張ってたんだ?"
D "俺たちをスパイしてたのか?Cas?スパイだ!"
C "・・OK、待ってくれ。いったい何の事だか・・・"
S "ここのDemonの事は?そう、どうやって?"
B "どうやって、Crowleyはお前を騙したんだって?"
C "そ、それは理解しがたい事だ。説明するのは難しい。いいからここから出してくれ。出してくれれば、ちゃんと・・・・"
D "俺を見ろ。本当の事を言うんだ。何が起きてるのか、話すんだ。俺の目を見て違うと言ってくれ。Crowleyと手なんか組んでないって!"
C "・・・・・・・・・・・・"
そう懇願するように問い詰めるDeanに答えられるはずもなく、目をそむけるCasに、Deanは絶望したかのように呟きます。
D "・・・なんてこった・・・"
C "説明させてくれ!"
D "あいつと組んでたのか?おまえ、Crowleyと一緒にPurgatoryを?そうなのか?あ?ずっとだったのか?"
C "私はお前を守るためにそうしたんだ!お前達を守るためだったんだ!"
S "おれ達を守る?どうやって?Monsterlandが解放されたっていうのに?"
B "Samの言うとおりだ、Cas。一滴がすべての始まりだ。それがEveだよ。お前、それがダムを壊すとは考えなかったのか?"
C "魂が必要だったんだ!!それがあればRaphaelに勝つ事が出来る!!お願いだ、信じてくれ!!!"
S "信じろだって?!どうやって信じろっていうんだよ?"
C "私はまだ私のままだ。私はまだ仲間だ"
S "・・・・・"
C "・・・Sam・・・私はお前を地獄から引き上げたんだ"
D&B "・・・?・・・"
S "・・・なんだって・・・?"
C "・・・・・"
S "・・・そう・・・悪気はないんだ・・・。でも、それってかなりお粗末な仕事ぶりだよね"
C "・・・・・・"
S "・・・!ちょっと待てよ?!"
D "・・・・・"
S "それって、ワザとおれを魂の無いまま戻したってことなのか?!"
D "・・・・・・・・・"
C "何故そんな風に考えるんだ?"
S "おれ、今物凄くいろんなこと考えてるよ、Cas"
D "・・・・・・・・・"
C "聞いてくれ!Raphaelは、我々すべてを殺す。奴は世界を墓場に変えてしまう。私には他に選択の余地がなかったんだ!"
D "いいや、あったはずだ。おまえは間違ったんだ"
C "お前には理解できない。これは複雑なんだ"
D "いいや、実際はそうじゃない。おまえだってわかってるはずだ。間違ってないなら何でこの事を秘密にしたんだ?!"
C "・・・・・・"
D "こういう事が起れば、俺たちはそれに立ち向かうんだ!俺たちがやって来た事と同じようなクソ忌々しい事態。俺たちがやらない事は、Devilと取引しない事だけだ!!"
C "・・・お前が言うとそれはとても簡単に聞こえる・・・。私がそれを聞かなければならなかった時、お前はどこにいたんだ?"
D "俺はそこにいたさ。おまえこそどこにいたんだ?"
C "・・・・・・・・"
Deanを撒き込みたくないと姿を見せず、その場を去ったあの時のCas。でも、本当にそうだったのか?本当にDeanの事だけ考えての事?ひょっとして、姿を見せて拒否される事が恐かったんじゃないのかな?
あの時、Deanに相談してれば、こんなことにはならなかった気がして・・・。
後悔しても後悔しきれない。
D "助けを求めに俺たちの所に来るべきだったんだ、Cas"
C "・・・多分・・・でも、もう遅過ぎる・・・"
D&S "・・・?・・・"
そこへ、Demonの黒い煙の塊が近づいてくる音が。
C "もう引き返せない。出来ないんだ"
D "遅くなんかない!Cas!!俺たちは修復できるって!!"
C "Dean、壊れてなんかないんだ。逃げろ!とにかく今は逃げるんだ!!逃げろ!!"
ドアを出る寸前、Casを見つめるDean。
見つめ返すCas。
Deanの気持を思うと、何ともやり切れない。
Casの裏切りを知ってなお、Deanは彼にやり直せると言った。Cas、いったいどうするつもり?
それとは別に、Samを戻したのがCasってことは、Samuelじいさんを戻したのは?あれはCrowleyのやった事なの?Monster探しのために?
う~ん、わからんな~。
それに、Samの魂の件ですが、あれ、Casがワザとそうしたっていう事じゃないよね?が~~~、誰かないって言って!!!
後に残されたCasの元に来たのは、にっくきCrowley。炎を消してくれたのはありがたいけど、おしゃべりが過ぎます。
いったい本当のところどうしたいんだ?と聞かれたCas。ほんと、いったいどうするつもり?
その夜、CasはBobbyの家で眠るDeanの元に現れます。Angel除けのSpellが描かれていましたが、若干の誤りがあったようです。
D "何しに来た?"
C "わかって欲しいんだ"
D "ああ、わかってるさ。Raphaelに勝たなきゃ、とか何とかんとか~だろ?"
C "お前のためにした事だ、Dean。私はお前のためにやってるんだ"
D "・・・俺のため、ね。ああ。まったく冗談だろ"
C "お前は私に自由と自由に生きる事を教えた・・・"
D "お前は子供かよ!わかってんのか?!やっていい事と悪い事があるんだよ!!"
C "自分がやってる事くらいわかってる、Dean"
D "理屈じゃないんだ、いいか?俺は理由なんか聞いてない。ダメだって、それだけなんだ"
C "わからない"
D "いいか?Samを見ろ。おまえとBobbyは、俺が持ってる兄弟っていう家族に一番近いものなんだ"
C "・・・"
D "その俺が、おまえに、止めてくれって頼んでるんだ!"
C "・・・"
D "俺を信用しろ"
C "・・・そうしなかったら?"
D "・・・俺は、おまえを止めるためにやる事をやるだけだ"
C "無理だ、Dean。お前はただの人間で、私はAngelだ"
D "・・・そうかな・・・。大物を連れてるかもしれないぜ"
C "・・・残念だ、Dean"
D "ああ、こっちこそ・・・"
Angelの石頭は、今に始まった事じゃないけど、Cas、もういい加減にしなさいよ。Deanここまで言わせて、それでも考え直さないなんて、あんたホント救いようのない大バカもんです。ああ、でもDeanは、きっとCasを見放さないんだろうな。いや、見放さないであげて欲しいんですけど、お願い。
それにしても、このDeanとCasの会話、狙ってるよね?Supernaturalスタッフ。
そして、Casは、ひとり尋ねています、父に。
Godに。
自分がしている事が正しい事なのかどうか。
自分がやらなければならない事がなんなのか。
しかし、父からは相変わらず、何の返事もありません。
項垂れるCas。
答えをもらう事は出来ないのか?
自由でありたいと願ったAngelは、今、父からの言葉を待っています。
いや~~、Cas、八方塞です。
Demonなんかと手を結ぶとロクな事にならない。
そんな自分をも嫌悪しなきゃならないし、Deanには呆れられるし、散々です。でも、今心を入れ替えれば、Deanはきっと許してくれるって!!
Cas、目を覚ましてくれ!頼むよ~。
それにしても、Samを檻から引っ張り上げたのが、Casだったなんて・・・。ちょっとびっくりした。それなら理由は要らない。CasはSamを救いたくて、それが出来たからやったってこと。魂レスの件は、わたしはワザとじゃないと思うんですが、どうでしょうか?だってそんなの意味ないし。ああ、わたしもまだCasが本当のBadassになったとは思えないです。
Casは、ただDeanを失いたくないんだって、それだけなんだって信じたい。
おお!とうとう後2話!
それに来週は1週休みで、最終週はEp21と22の2本立てですよ。
ひえ~、いったいどうなるんでしょうか?
LisaとBenが戻ってくるようですが、Promoを見る限り、大変そうです。Lisaってば、DemonにPossessされちゃってんの?ああ、Deanどうするんだか。
Samの壁も壊れちゃうって話しだし・・・。
Casの事も心配。
ひょっとして、噂通り、すっごいクリフハンガーだったらどうしよう、と、今から戦々恐々です。
今度は、すべてが終わって後、お会いしましょう。
では、また。
***
2011/05/01
Supernatural Season6 Ep19 "Mommy Dearest" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep19 "Mommy Dearest"の感想もどきです。
・・・Cas・・・あれだけ言ったのに・・・Evil Angelですか・・・。まったくもう、どうするんだ。なんだかんだ言ったって、DeanはCasの事信じてたのに、裏切りだ。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Eveです。
彼女曰く、彼女はみんなに贈り物を与えている。
人間にはなかった能力。
いや、でも、そんな能力要らないってば!
カクテル片手に、貪り合う人間を満足げに眺める彼女の微笑みに、背筋が寒くなります。
Deanは、ウエスタンを満喫(?)した先週手に入れたPhoenixの灰を使って、5つの弾丸を作りました。伝説によると、Phoenixの灰はMotherを焼き尽くすとされているようですが、その灰はDeanの腕に塗っても焼き尽くすどころか日焼けにさえなりません。
Samは、それが鉄や銀と同じで人間には影響を与えないんじゃないかといいます。そうだといいんですけどね。
効力は使ってみないとわからないにしても、とりあえずEveの居所を探さないと始まりません。Bobbyは、Casを呼び出すようにDeanに言います。
D "何でいっつも俺なんだよ!あいつは俺の金魚のフンかよ!それにあいつは忙しいんだ"
呼んだって来やしないって、言いたかったんでしょうけど、そのDeanの背後にジッと立つCas。その気配に気づいて慌てるDean(苦笑)
D "Cas!?おまえ、俺の背後に立つなって!!"
C "・・・私は、お前の中に入った事は決して・・・・"
Get out of my ass!!と言われたCasは、何を勘違いしてか、バカな事言ってます(爆)もちろん、Deanは黙って自分の後ろに立つな!って言う意味で言ったんですが、比喩にはまだまだ慣れていないんですよね、Casは(笑)
気を取り直して。
C "Eveは見つけられたのか?"
B "それを聞こうと思ってたんだ"
C "探してみた。だが彼女は隠されている。すべてのAngelは、彼女を見つける事が出来ない"
D "最高だな!"
S "なあ、おれ達に必要なのは、内部の人物なんだよ"
D "・・・どういう意味だ?"
S "おれ達に共感してくれるやつらさ"
D "はあ?フレンドリーなMonsterか?そんなやつら、少ないってわかってるだろ?"
S "ああ、でも居ないってわけじゃない。会った事あるだろ"
D "・・・まあな・・・"
S "だから多分、おれ達には見つけられる"
MotherとコンタクトをとれるのはMonsterです。
彼らならEveの居場所もわかると考えた。で、Monsterの中にも、何とか人間と共存しようとしているモノもいるわけで、そんなMonsterに話しを聞こうと言う事です。
そして選ばれたのがLenore。
Season・・・忘れちゃったけど、人間を襲わずに牛とかの血で静かに暮らしてたVampire。Gordonに殺されそうになったところをDeanとSamに助けられたって話し、憶えてる?Deanは最初は、反対だったんだよね?
とにかく、Casが連れて来たのはそのLenore。
Samは、彼女にEveの事を聞きます。
EveはどうやらあらゆるMonsterの頭の中に話しかけているようです。元々凶悪だったらその導きに従ってもっと凶悪になればいいんだけど、Lenoreのような異端児はその言葉に抵抗しようとして、かなり苦しんでいるようです。彼女の仲間もことごとく屈してしまい、誰も残っていない。なるべくEveから離れようとしてるけど、声はどこまでも追ってくる。そして誰もがその声に負けてしまう。
そして今もEveは、自分達の話を聞いている。
Lenoreは、本当に彼女を倒せると信じているのかと、Samに問いますが、Samはそれには答えず、Eveの居場所を教えるように言います。
Grants Pass , Oregon
Eveの居場所です。
そして、彼女はDean達がやって来ると知っている。
早速出かけようとするSamに、Lenoreは自分を殺すよう頼みます。彼女は、Eveの声に負けて、16歳の女の子を殺してしまった。自分は危険だ。もうこれ以上同じ間違いを犯したくない。DeanもSamも、自分達が守るからといいますが、Lenoreは聞きません。
突然Lenoreの顔から白い光が溢れだし、床に崩れ落ちました。
Casです。
う~ん、これは時間を無駄にしたくないって感じがしちゃうんですが。Lenoreのこと考えてってことじゃないよね?Cas、どうもこのところ行動が容赦なしなんだけど。
Casのひとっ飛びでOregonにやって来た4人。
Dinerで調べものですiPad?をコンピュータと認めないBobbyがオカシイ。コンピュータにはボタン(キーボードの事と思われる)があるはずだって、Samに言い返しています。
D "Cas、まだここにいるのか?"
C "ああ、私はここにいる"
D "OK。でも、俺たちを待ってなくてもいいぞ。退屈なんだろ?"
じゃあ、とばかりに消えようとしたCasですが、動けず・・・。
C "・・・何かがおかしい・・・"
D "なに?動けないのか?"
C "ブロックされている。力が無くなった"
D "冗談だろ?!"
C "この町の何かが・・・あ~、それが私に影響している。私はそれがEveだと思う"
D "待てよ。じゃあなにか、Momがお前の足を引っ張ってるって事か?"
C ・・・"例えてと言う事なら、そうだ"
D "どうやって?"
C "私にはわからない。だが、彼女に間違いない"
D "わお!そいつはすごい!お前の力がないだって!じゃあ、トレンチコート着た赤ん坊と同じじゃないか!"
C "・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"
D "・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"
S "・・・Dean、Casがいじけちゃったぞ・・・"
ははは、Dean、ちょっと反省。
そっぽを向いちゃうCasが、とても可愛いんですけどね。
そんな気まずい雰囲気をBobbyが助け舟。
iPadを駆使して情報を見つけてくれました。
Dr. Silverは、Edという患者を見た後CDCに連絡していました。あ、このEd君。最初に出て来た男の子ですね。Eveに触られてた。
なんだか今までに見た事のない病気だったようです。
DeanとCasは、2人でDrに会いに行きますが、いませんでした。そこで、クリニックを訪ねる事に。カギを開けようとするDeanにCasは、それって時間かかりそうだな、って。さっきいじわる言われたお返しでしょうか。
何か言いたそうなDeanでしたが、玄関脇に血痕を見つけます。中にはEdの死体が、良い感じのグログロさ加減です。
SamとBobbyはDr. Silverの家を調べてみますが、奥さんと2人の息子もいなくなっているようです。そこへ地元のOfficer登場。
・・・そんな恰好したFBIいますか?
ま、良いんだけどね。
4人は、Edのお家を調べるために落ち合います。
と、Casが、Edには兄弟がいるのか?って。家の中に、死んだはずのEdそっくりの男がいるのが見えます。Shifter?DeanとSamが中に入り、誰か出てきたら銀の弾丸の銃で撃つようにCasに言います。
C "私は銃を扱った経験に乏しいんだが・・・"
D "グズってんじゃないよ、ベイビー"
ははは、トレンチコートの赤ちゃんですか。
もうやめなさいって、Dean。
中に飛び込んでみると、なんと!Edが一杯!死んでいます。
かなり気持ち悪いです。
ひとり辛うじて息のあるEdがいましたが、もちろん彼はEdではなくMarshallくん。彼はEdが具合が悪いと言ったので医者に連れて行ったとのこと。それが何でこんな事になったのか。DeanとSamは、2人が昨夜バーに行って、ひとりの女の子に会った事を聞き出します。
Shifterは普通、家族が受けついで行く物ですが、これは感染しているように見えます。
Eveの仕業に違いないですが、4人はそのバーに行ってみます。
すると中は死体の山。
しかも、いくつかのMonsterが混じり合ったハイブリット種です。Eveはいったい何をしようとしているのか。Bobbyもこんなの今までに見た事がないと言います。Deanは、最初に見つけたんだから新しく名前を付ければいいとBobbyに言われて、嬉しそうに命名しました。
「Jefferson Starships」
いや、Bobbyは冗談で言ったんだってば。
そこへ地元のOfficer登場。
とっさに隠れたDean以外の3人は、大量殺人の容疑者として連行されます。FBIじゃないってばれてます?
ところが、警察署でカメラに映ったOfficerの目が光ってる事にSamが気づきました。Shifterです!
ここで律義にも、Deanの命名した「Jefferson Starshipsだ!!」と叫ぶSamが好き。
みんな手が自由に出来なくて、おまけに力が無くベイビーなCasを、助けたのはもちろんDean。頭をチョンパです。Casの胸元に飛び散る血。
最後の男も殺そうとしたDeanをSamが止めました。
こいつから情報を引き出すためです。
簡単には口を割りそうにないですが。
警察署の奥の留置所には、Dr. Silverの2人の息子JoeとRyanが監禁されていました。Dean
とSamは、2人を彼らのおじさんの家に連れて行く事にします。
それを聞いていたCasは、納得いかない様子。
C "Dean、ちょっといいか?・・・我々は、Eveを見つけるのが先じゃないのか?"
D "ああ、やっててくれ。俺とSamは、子供達を送り届けてくる"
C "ダメだ。我々は、お前の力が必要だ"
D "我慢しろよ。すぐに戻るって"
C "Dean、Dean、何百万もの命が危険にさらされているんだ。2人に構ってる暇はない。集中しなければ"
D "冗談だろ?"
C "もっと大きな目的のためだ"
D "その大きな目的にはうんざりなんだよ。俺はこの子たちを救う事が、今やるべき事だと思ってるんだ"
C "・・・・・・・・・・・・"
D "・・・すぐに戻る"
う~ん、これも永遠のテーマですね。
より大きな目的のためには、小さな犠牲は厭わない。
より多くの人の命にためには、2人の子供の命は犠牲に。
Deanにとっては絶対に譲れない事なんでしょう。Casには、理解できないかな、この先も。
車の後部座席で弟を抱きしめる兄弟を見て、DeanとSamはそれぞれ何を思う?
Casは、Bobbyに宥められています。
まあね、確かに親を亡くした子供は彼らだけじゃないし、そのすべてに構っていたら、到底目的は果たせない。でも、Casとしては、Deanにあんな風に言われた事がショックだったのか。Bobbyの前で、かわいく拗ねてみたりして。
DeanとSamは無事子供達をおじさんの家に送り届け、他の孤児に遭遇する事もなく戻ります。
BobbyとCasは、例のOfficerを尋問していますが、口を割りません。するとCasが、ひとりで5分間尋問すると言いだします。Bobbyは、Casのバッテリー(力)が切れている事を心配します。
そうよね、今のCasにはAngelとしての力はないわけです。じゃあ、ひとりになった彼はいったいどんな方法で口を割らせたんでしょうか?彼の手は、血に塗れていましたが・・・。
そして、戻って来たDenaが見たのは、首が無くなっているOfficer。
Deanは、みんなにひとつずつ、Phoenixの灰が詰まった弾丸を渡します。聞きだした場所に来てみてびっくり。そこは何と町に来た時に寄ったDinerじゃありませんか。いったい誰がEveかわかりません。DeanはSamと2人で乗り込む事にします。
カウンターに座り、Samがカメラ越しに見てみると、全員「Jefferson Starships」です。Crap、Crapの連続。
D "この店には肉食のMonster以外はいないのかよ?"
S "・・・あ~、おれとDean以外はね"
D "OK、じゃあ、サッサとここから抜け出そうぜ"
S "そうしよう"
E "今日のスペシャル2つよ"
S "あ~おれ達のじゃないよ。もう行くところだから"
E "それは失礼なんじゃない?Sam"
S "・・・ひょっとして・・・Eve・・・"
E "嬉しいわ"
D "・・・表に出て話さないか?"
E "なぜ?ここはプライベートな場所よ"
周りにいた「Jefferson Starships」が、窓のブラインドを閉めてしまいました。そしてDeanの足元に置いてあったカバンをカウンターの上に乗せます。その中からショットガンを取り出したEve。臭いを嗅ぎます。中の弾丸がPhoenixの灰だと見抜きました。
E " Phoenixの灰・・・。あなた達には感心したわ。ずいぶん遠くまで行ったんでしょうね"
D "お前にはわからないさ"
E "これを壊しておいて"
「Jefferson Starships」にそう支持してEveはひと安心。
E "リラックスして。私は戦うためにここにいるんじゃないのよ"
D "冗談だろ?この世のあらゆる怪物を集結させておいて。虫に出来そこないのスパイダーマン、それにドラゴン。マジかよ、ドラゴンだって?"
E "ちょっと昔のモノを復活させただけよ。私には助けが必要だった"
S "なぜ?この世をかき回すためにか?"
E "・・・あなたは、私を誤解してるわ。そんなこと望んでなかった。最初はね。私は私達のアレンジが気に入ってたの"
S "どんなアレンジだって?"
E "自然の法則よ。私の子供たちはあなた達に溶け込む。あなた達は、私の子供を探し出して狩る。楽しかったわ"
D "OK。じゃあ、何が変わったんだ?"
E "私の子供たちは。攫われて拷問にかけられ始めた。・・・私の初めての子供さえ・私はこれには耐えられなくなった。結局、母は自分の子供を守るのよ"
D "「Mother of the year」の座でも狙ってんのか?"
E "だって、それは真実よ。・・・多分これを見ればあなたも信じるでしょ?"
そういって、Eveが姿を変えると、DeanとSamの前に、Mary Momの姿が。相変わらず美しいですな~。
一番痛いところを容赦なく攻めてくるのが、こいつらのやり方です。でも、今回は、Deanも「このクソ野郎!」と悪態吐いたわりには冷静に見えます。
E "彼女は、あなたを守りたかったでしょう?ほら、あなただって母の愛を理解したはずよ。私だって彼女と少しも変わらないのよ"
D "もう終わりだ!!俺たちを殺すんならさっさと殺せ!!!"
E "あなたを?なぜ殺すの?私が死んでほしいのは、Crowley よ"
S "・・・?・・・"
D "・・・ずいぶん遅れてるな。その小さなイギリス人なら、もう何か月も前に焼かれてるぞ"
E "・・・Crowley は生きてるわ"
S "そんなことありえない"
E "私は、子供たちの目を通して彼の顔を見てるのよ。ちゃんと皮を被ってるわ。彼が私の子供たちを傷つける理由を知ってる?"
D "ああ、やつは「Purgatory」の場所を知りたがってる。場所。場所。場所を"
E "それは、彼があなたに言った事よね?本当は魂が目的よ"
S "魂?"
E "あなた達は単純で小さな猿だけど、それらは力なの。燃料よ。それぞれの魂は美しい、小さな原子炉。それが集まれば、太陽にもなる"
D&S "・・・・・・"
E "King of Hellが利用されていないその広大な燃料を手に入れたなら?・・・彼はなんて強力な力を持つか。そして、Crowley は、私のモノを吸い上げようとしている。その為に、私の子供たちを拷問にかけているのよ"
D&S "・・・・・・・・・・"
E "OK、だから私はもう良い人ぶるのはやめにしたの。私はあなたたち全員をMonsterに変える。あらゆる魂は・・・私のものよ"
D "・・・それには相当の時間がかかるんじゃないか?俺たちは数十億人はいるんだぞ"
E "あなた、私がここで何をしてると思ってるの?私は完璧なMonsterを創っているの"
S "・・・・ちょっと・・・ちょっと待てよ。じゃあ、おれ達が見つけたのは・・・"
E "テスト版よ"
D "それなら、失敗じゃないのか。奴らは町中で殺し合ってるぞ"
E "おお、確かにいくつかの不幸な失敗はあったわ。でも、私、正しく修正したのよ"
D&S "・・・?・・・"
E "大人しく・・・賢く・・・目立たない・・・それは日中どこの町にも広がる事が出来る。ああそう!そして最高な事は、あなた達に気付かれなかったってこと"
S "・・・?・・・"
D "・・・なんだと?・・・"
E "そう、あなた達が、最後のテストだったのよ。どうやって気付かれずにHunterの目を逃れるか、私は見守らなくちゃならなかった"
D&S "・・・・・・・・・・"
E "小さなRyanのことよ"
そう、Hunterにまったく警戒心を起こさせない小さなMonster。完璧なMonster。Eveはそれを創っていた。そして、すべての人間をMonsterに変えるつもりです。
その頃、JoeはすでにRyanの犠牲に。おじさんも襲われてしまいました。襲われた者がまたMonsterになって、他の人間を襲う。ネズミ算式に増え続け、人間が絶滅するのも時間の問題です。
万事休すです。
ところがEveは、ここで取引を持ち出します。
彼女もCrowleyを見つける事は、簡単ではない。
DeanとSamに、Crowleyを見つけて、自分の所に連れてくれば、殺さないでおいてあげると言います。しかし、Deanの返事は、「NO」。
するとEveは、プランBを出します。
外から連れてこられたのは、BobbyとCas。
人質です。
E "私のために働きなさい。良い取引のはずよ。ボーナスだってある。私はあなたの友達も殺さないであげる"
D "いいか、よく聴け。何カ月か俺たちは最悪のクソ野郎のために働いた。俺たちは、最悪のビッチと取引するつもりはない!俺たちは、Demonのためには働かない!俺たちは、Monsterのためには、働かないんだ!!それが、俺たちを殺す事になるなら、さあ!殺せ!!"
E "・・・・・あるいは、あなたをMonsterに変えるか・・・。そしてあなたは、いずれにせよ、私の望む事をする"
D "ワイヤーハンガーで叩いてくれよ。それでも答えは「NO」だ"
E "私を・・・試さないで・・・"
一瞬でDeanの背後の回って来たEve。
D "噛めよ!"
そう言った、Deanの首筋に齧りつきます。叫ぶCas。Casが、Dean!!って叫んでます。
ところが、すぐに血だらけのDeanの首筋から離れるEve。様子が変です。
そして、してやったり顔のDean。
その手には、5つ目のPhoenixの灰の弾丸。中身の灰がありません。
なんとDeanは、灰をウイスキーと一緒に飲んでたんです。今、Deanの体に流れる血は、Phoenixの灰に影響されている。その血を飲んじゃったEveは、伝説とおりに死んでしまいました。
燃え尽きると言うよりは、溶けてく感じ?
汚い緑の液体塗れです。
Bossが倒れて、一斉に襲ってくる「Jefferson Starships」達。数が多すぎます。しかし、Eveの影響が無くなったCasは、力を取り戻していました。「目を閉じろ!!」の言葉と共に、溢れかえる真っ白の光。
一瞬で殲滅です。
そして、Deanの首の傷も治しちゃいました。「Jefferson Starships」にならなくて済んでよかった。
Deanは、呆れるCasにお願いして、Ryanの元に飛んでもらいます。
家では、おじさんが殺されています。Monsterに変えられたはずなのに、死んでるとはどういう事かと思いきや、JoeとRyanも殺されていて、どうやらやったのはDemonの仕業のようです。硫黄が落ちていました。
Eveが、Crowleyが生きていると言った事は、本当のようです。それを聞いて驚くCas。だって、自分が骨を焼いて始末したんですからね。Casは、調べてくると言って消えてしまいました。Deanは、何か分かったら、知らせてくれ!!といいますが、BobbyとSamの様子が変です。
D "なに?なんだよ??"
B " ・・・Crowleyどうやって逃げたんだ?そんな失敗するなんてCasらしくない。・・・ただし・・・ "
D "ただし、なんだよ?"
B "・・・やつがそうしようとしたんじゃない限り"
D "Bobby、マジで言ってんのか?おまえもそう思うのか?"
S "・・・・・・・・・"
D "Sam?"
S "・・・なあ、たぶん何でもないよ。これはきっと・・・"
B "・・・・・・・・・"
S "ほんと、きっと、心配する事じゃないよ・・・"
と言ったSamの表情は冴えません。どう見ても疑ってる顔です。Deanは、Casの事この時点では少しも疑ってないようですから、最後の場面を見たら、驚くでしょうね。
Dinerに戻って来たCas。
なんだこの音楽は、いかにもだな~と思ったらやっぱり出ました、Crowley!!
Casは驚きません。
Bobbyの言ったように、あの時、彼を焼き殺した事には、トリックがあったんですね。そして、今のCasはCrowleyと手を組んです。
AngelとDemonが?
いったい何が起ってるのか?
Cas、本当にそれでいいの?
CR "マジで、Cas。・・・これはとんでもないミスじゃないか?私はいったい何度お前の失敗を尻拭いすればいいっていうんだ?"
C "・・・・・・・・・"
マジッすか?と聞きたいのはこっちの方です。
まさか、AngelのCasがDemonのCrowleyと結託してたなんて。信じられません。Deanに嘘ついてまでCrowleyと組まなきゃならないわけ?魂をエネルギーにして云々って言うのは?そんなの最後の最後に、Crowleyにしてやられるんじゃないのか?相手はDemonなんだよ。
いや~、いったいどうするって言うのか・・・。
最終話までの、Descriptionがでていましたが、LisaとBenがまたここで?忘れてた!Samの壁問題!!DeanとCasとCrowleyの関係もどうなるのかですし。
Casには、何とか正気に戻って欲しいです。
Deanに嫌われちゃうぞ~~!!
来週は、CasのアレやコレやがDeanに発覚するんでしょうか?
と、なにかとますます目が離せませんが、どうやらSeason7が決定したようですね。あるんじゃないかとは思っていましたが、は~、7年目ですか~。凄いな~。
今週は何だかいつにもまして集中力が続かず、てんでバラバラな文章ですが、どうぞお許しを。
では、また次回。
みなさま、楽しい黄金週間でありますように。
***
Supernatural Season6 Ep19 "Mommy Dearest"の感想もどきです。
・・・Cas・・・あれだけ言ったのに・・・Evil Angelですか・・・。まったくもう、どうするんだ。なんだかんだ言ったって、DeanはCasの事信じてたのに、裏切りだ。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Eveです。
彼女曰く、彼女はみんなに贈り物を与えている。
人間にはなかった能力。
いや、でも、そんな能力要らないってば!
カクテル片手に、貪り合う人間を満足げに眺める彼女の微笑みに、背筋が寒くなります。
Deanは、ウエスタンを満喫(?)した先週手に入れたPhoenixの灰を使って、5つの弾丸を作りました。伝説によると、Phoenixの灰はMotherを焼き尽くすとされているようですが、その灰はDeanの腕に塗っても焼き尽くすどころか日焼けにさえなりません。
Samは、それが鉄や銀と同じで人間には影響を与えないんじゃないかといいます。そうだといいんですけどね。
効力は使ってみないとわからないにしても、とりあえずEveの居所を探さないと始まりません。Bobbyは、Casを呼び出すようにDeanに言います。
D "何でいっつも俺なんだよ!あいつは俺の金魚のフンかよ!それにあいつは忙しいんだ"
呼んだって来やしないって、言いたかったんでしょうけど、そのDeanの背後にジッと立つCas。その気配に気づいて慌てるDean(苦笑)
D "Cas!?おまえ、俺の背後に立つなって!!"
C "・・・私は、お前の中に入った事は決して・・・・"
Get out of my ass!!と言われたCasは、何を勘違いしてか、バカな事言ってます(爆)もちろん、Deanは黙って自分の後ろに立つな!って言う意味で言ったんですが、比喩にはまだまだ慣れていないんですよね、Casは(笑)
気を取り直して。
C "Eveは見つけられたのか?"
B "それを聞こうと思ってたんだ"
C "探してみた。だが彼女は隠されている。すべてのAngelは、彼女を見つける事が出来ない"
D "最高だな!"
S "なあ、おれ達に必要なのは、内部の人物なんだよ"
D "・・・どういう意味だ?"
S "おれ達に共感してくれるやつらさ"
D "はあ?フレンドリーなMonsterか?そんなやつら、少ないってわかってるだろ?"
S "ああ、でも居ないってわけじゃない。会った事あるだろ"
D "・・・まあな・・・"
S "だから多分、おれ達には見つけられる"
MotherとコンタクトをとれるのはMonsterです。
彼らならEveの居場所もわかると考えた。で、Monsterの中にも、何とか人間と共存しようとしているモノもいるわけで、そんなMonsterに話しを聞こうと言う事です。
そして選ばれたのがLenore。
Season・・・忘れちゃったけど、人間を襲わずに牛とかの血で静かに暮らしてたVampire。Gordonに殺されそうになったところをDeanとSamに助けられたって話し、憶えてる?Deanは最初は、反対だったんだよね?
とにかく、Casが連れて来たのはそのLenore。
Samは、彼女にEveの事を聞きます。
EveはどうやらあらゆるMonsterの頭の中に話しかけているようです。元々凶悪だったらその導きに従ってもっと凶悪になればいいんだけど、Lenoreのような異端児はその言葉に抵抗しようとして、かなり苦しんでいるようです。彼女の仲間もことごとく屈してしまい、誰も残っていない。なるべくEveから離れようとしてるけど、声はどこまでも追ってくる。そして誰もがその声に負けてしまう。
そして今もEveは、自分達の話を聞いている。
Lenoreは、本当に彼女を倒せると信じているのかと、Samに問いますが、Samはそれには答えず、Eveの居場所を教えるように言います。
Grants Pass , Oregon
Eveの居場所です。
そして、彼女はDean達がやって来ると知っている。
早速出かけようとするSamに、Lenoreは自分を殺すよう頼みます。彼女は、Eveの声に負けて、16歳の女の子を殺してしまった。自分は危険だ。もうこれ以上同じ間違いを犯したくない。DeanもSamも、自分達が守るからといいますが、Lenoreは聞きません。
突然Lenoreの顔から白い光が溢れだし、床に崩れ落ちました。
Casです。
う~ん、これは時間を無駄にしたくないって感じがしちゃうんですが。Lenoreのこと考えてってことじゃないよね?Cas、どうもこのところ行動が容赦なしなんだけど。
Casのひとっ飛びでOregonにやって来た4人。
Dinerで調べものですiPad?をコンピュータと認めないBobbyがオカシイ。コンピュータにはボタン(キーボードの事と思われる)があるはずだって、Samに言い返しています。
D "Cas、まだここにいるのか?"
C "ああ、私はここにいる"
D "OK。でも、俺たちを待ってなくてもいいぞ。退屈なんだろ?"
じゃあ、とばかりに消えようとしたCasですが、動けず・・・。
C "・・・何かがおかしい・・・"
D "なに?動けないのか?"
C "ブロックされている。力が無くなった"
D "冗談だろ?!"
C "この町の何かが・・・あ~、それが私に影響している。私はそれがEveだと思う"
D "待てよ。じゃあなにか、Momがお前の足を引っ張ってるって事か?"
C ・・・"例えてと言う事なら、そうだ"
D "どうやって?"
C "私にはわからない。だが、彼女に間違いない"
D "わお!そいつはすごい!お前の力がないだって!じゃあ、トレンチコート着た赤ん坊と同じじゃないか!"
C "・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"
D "・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・"
S "・・・Dean、Casがいじけちゃったぞ・・・"
ははは、Dean、ちょっと反省。
そっぽを向いちゃうCasが、とても可愛いんですけどね。
そんな気まずい雰囲気をBobbyが助け舟。
iPadを駆使して情報を見つけてくれました。
Dr. Silverは、Edという患者を見た後CDCに連絡していました。あ、このEd君。最初に出て来た男の子ですね。Eveに触られてた。
なんだか今までに見た事のない病気だったようです。
DeanとCasは、2人でDrに会いに行きますが、いませんでした。そこで、クリニックを訪ねる事に。カギを開けようとするDeanにCasは、それって時間かかりそうだな、って。さっきいじわる言われたお返しでしょうか。
何か言いたそうなDeanでしたが、玄関脇に血痕を見つけます。中にはEdの死体が、良い感じのグログロさ加減です。
SamとBobbyはDr. Silverの家を調べてみますが、奥さんと2人の息子もいなくなっているようです。そこへ地元のOfficer登場。
・・・そんな恰好したFBIいますか?
ま、良いんだけどね。
4人は、Edのお家を調べるために落ち合います。
と、Casが、Edには兄弟がいるのか?って。家の中に、死んだはずのEdそっくりの男がいるのが見えます。Shifter?DeanとSamが中に入り、誰か出てきたら銀の弾丸の銃で撃つようにCasに言います。
C "私は銃を扱った経験に乏しいんだが・・・"
D "グズってんじゃないよ、ベイビー"
ははは、トレンチコートの赤ちゃんですか。
もうやめなさいって、Dean。
中に飛び込んでみると、なんと!Edが一杯!死んでいます。
かなり気持ち悪いです。
ひとり辛うじて息のあるEdがいましたが、もちろん彼はEdではなくMarshallくん。彼はEdが具合が悪いと言ったので医者に連れて行ったとのこと。それが何でこんな事になったのか。DeanとSamは、2人が昨夜バーに行って、ひとりの女の子に会った事を聞き出します。
Shifterは普通、家族が受けついで行く物ですが、これは感染しているように見えます。
Eveの仕業に違いないですが、4人はそのバーに行ってみます。
すると中は死体の山。
しかも、いくつかのMonsterが混じり合ったハイブリット種です。Eveはいったい何をしようとしているのか。Bobbyもこんなの今までに見た事がないと言います。Deanは、最初に見つけたんだから新しく名前を付ければいいとBobbyに言われて、嬉しそうに命名しました。
「Jefferson Starships」
いや、Bobbyは冗談で言ったんだってば。
そこへ地元のOfficer登場。
とっさに隠れたDean以外の3人は、大量殺人の容疑者として連行されます。FBIじゃないってばれてます?
ところが、警察署でカメラに映ったOfficerの目が光ってる事にSamが気づきました。Shifterです!
ここで律義にも、Deanの命名した「Jefferson Starshipsだ!!」と叫ぶSamが好き。
みんな手が自由に出来なくて、おまけに力が無くベイビーなCasを、助けたのはもちろんDean。頭をチョンパです。Casの胸元に飛び散る血。
最後の男も殺そうとしたDeanをSamが止めました。
こいつから情報を引き出すためです。
簡単には口を割りそうにないですが。
警察署の奥の留置所には、Dr. Silverの2人の息子JoeとRyanが監禁されていました。Dean
とSamは、2人を彼らのおじさんの家に連れて行く事にします。
それを聞いていたCasは、納得いかない様子。
C "Dean、ちょっといいか?・・・我々は、Eveを見つけるのが先じゃないのか?"
D "ああ、やっててくれ。俺とSamは、子供達を送り届けてくる"
C "ダメだ。我々は、お前の力が必要だ"
D "我慢しろよ。すぐに戻るって"
C "Dean、Dean、何百万もの命が危険にさらされているんだ。2人に構ってる暇はない。集中しなければ"
D "冗談だろ?"
C "もっと大きな目的のためだ"
D "その大きな目的にはうんざりなんだよ。俺はこの子たちを救う事が、今やるべき事だと思ってるんだ"
C "・・・・・・・・・・・・"
D "・・・すぐに戻る"
う~ん、これも永遠のテーマですね。
より大きな目的のためには、小さな犠牲は厭わない。
より多くの人の命にためには、2人の子供の命は犠牲に。
Deanにとっては絶対に譲れない事なんでしょう。Casには、理解できないかな、この先も。
車の後部座席で弟を抱きしめる兄弟を見て、DeanとSamはそれぞれ何を思う?
Casは、Bobbyに宥められています。
まあね、確かに親を亡くした子供は彼らだけじゃないし、そのすべてに構っていたら、到底目的は果たせない。でも、Casとしては、Deanにあんな風に言われた事がショックだったのか。Bobbyの前で、かわいく拗ねてみたりして。
DeanとSamは無事子供達をおじさんの家に送り届け、他の孤児に遭遇する事もなく戻ります。
BobbyとCasは、例のOfficerを尋問していますが、口を割りません。するとCasが、ひとりで5分間尋問すると言いだします。Bobbyは、Casのバッテリー(力)が切れている事を心配します。
そうよね、今のCasにはAngelとしての力はないわけです。じゃあ、ひとりになった彼はいったいどんな方法で口を割らせたんでしょうか?彼の手は、血に塗れていましたが・・・。
そして、戻って来たDenaが見たのは、首が無くなっているOfficer。
Deanは、みんなにひとつずつ、Phoenixの灰が詰まった弾丸を渡します。聞きだした場所に来てみてびっくり。そこは何と町に来た時に寄ったDinerじゃありませんか。いったい誰がEveかわかりません。DeanはSamと2人で乗り込む事にします。
カウンターに座り、Samがカメラ越しに見てみると、全員「Jefferson Starships」です。Crap、Crapの連続。
D "この店には肉食のMonster以外はいないのかよ?"
S "・・・あ~、おれとDean以外はね"
D "OK、じゃあ、サッサとここから抜け出そうぜ"
S "そうしよう"
E "今日のスペシャル2つよ"
S "あ~おれ達のじゃないよ。もう行くところだから"
E "それは失礼なんじゃない?Sam"
S "・・・ひょっとして・・・Eve・・・"
E "嬉しいわ"
D "・・・表に出て話さないか?"
E "なぜ?ここはプライベートな場所よ"
周りにいた「Jefferson Starships」が、窓のブラインドを閉めてしまいました。そしてDeanの足元に置いてあったカバンをカウンターの上に乗せます。その中からショットガンを取り出したEve。臭いを嗅ぎます。中の弾丸がPhoenixの灰だと見抜きました。
E " Phoenixの灰・・・。あなた達には感心したわ。ずいぶん遠くまで行ったんでしょうね"
D "お前にはわからないさ"
E "これを壊しておいて"
「Jefferson Starships」にそう支持してEveはひと安心。
E "リラックスして。私は戦うためにここにいるんじゃないのよ"
D "冗談だろ?この世のあらゆる怪物を集結させておいて。虫に出来そこないのスパイダーマン、それにドラゴン。マジかよ、ドラゴンだって?"
E "ちょっと昔のモノを復活させただけよ。私には助けが必要だった"
S "なぜ?この世をかき回すためにか?"
E "・・・あなたは、私を誤解してるわ。そんなこと望んでなかった。最初はね。私は私達のアレンジが気に入ってたの"
S "どんなアレンジだって?"
E "自然の法則よ。私の子供たちはあなた達に溶け込む。あなた達は、私の子供を探し出して狩る。楽しかったわ"
D "OK。じゃあ、何が変わったんだ?"
E "私の子供たちは。攫われて拷問にかけられ始めた。・・・私の初めての子供さえ・私はこれには耐えられなくなった。結局、母は自分の子供を守るのよ"
D "「Mother of the year」の座でも狙ってんのか?"
E "だって、それは真実よ。・・・多分これを見ればあなたも信じるでしょ?"
そういって、Eveが姿を変えると、DeanとSamの前に、Mary Momの姿が。相変わらず美しいですな~。
一番痛いところを容赦なく攻めてくるのが、こいつらのやり方です。でも、今回は、Deanも「このクソ野郎!」と悪態吐いたわりには冷静に見えます。
E "彼女は、あなたを守りたかったでしょう?ほら、あなただって母の愛を理解したはずよ。私だって彼女と少しも変わらないのよ"
D "もう終わりだ!!俺たちを殺すんならさっさと殺せ!!!"
E "あなたを?なぜ殺すの?私が死んでほしいのは、Crowley よ"
S "・・・?・・・"
D "・・・ずいぶん遅れてるな。その小さなイギリス人なら、もう何か月も前に焼かれてるぞ"
E "・・・Crowley は生きてるわ"
S "そんなことありえない"
E "私は、子供たちの目を通して彼の顔を見てるのよ。ちゃんと皮を被ってるわ。彼が私の子供たちを傷つける理由を知ってる?"
D "ああ、やつは「Purgatory」の場所を知りたがってる。場所。場所。場所を"
E "それは、彼があなたに言った事よね?本当は魂が目的よ"
S "魂?"
E "あなた達は単純で小さな猿だけど、それらは力なの。燃料よ。それぞれの魂は美しい、小さな原子炉。それが集まれば、太陽にもなる"
D&S "・・・・・・"
E "King of Hellが利用されていないその広大な燃料を手に入れたなら?・・・彼はなんて強力な力を持つか。そして、Crowley は、私のモノを吸い上げようとしている。その為に、私の子供たちを拷問にかけているのよ"
D&S "・・・・・・・・・・"
E "OK、だから私はもう良い人ぶるのはやめにしたの。私はあなたたち全員をMonsterに変える。あらゆる魂は・・・私のものよ"
D "・・・それには相当の時間がかかるんじゃないか?俺たちは数十億人はいるんだぞ"
E "あなた、私がここで何をしてると思ってるの?私は完璧なMonsterを創っているの"
S "・・・・ちょっと・・・ちょっと待てよ。じゃあ、おれ達が見つけたのは・・・"
E "テスト版よ"
D "それなら、失敗じゃないのか。奴らは町中で殺し合ってるぞ"
E "おお、確かにいくつかの不幸な失敗はあったわ。でも、私、正しく修正したのよ"
D&S "・・・?・・・"
E "大人しく・・・賢く・・・目立たない・・・それは日中どこの町にも広がる事が出来る。ああそう!そして最高な事は、あなた達に気付かれなかったってこと"
S "・・・?・・・"
D "・・・なんだと?・・・"
E "そう、あなた達が、最後のテストだったのよ。どうやって気付かれずにHunterの目を逃れるか、私は見守らなくちゃならなかった"
D&S "・・・・・・・・・・"
E "小さなRyanのことよ"
そう、Hunterにまったく警戒心を起こさせない小さなMonster。完璧なMonster。Eveはそれを創っていた。そして、すべての人間をMonsterに変えるつもりです。
その頃、JoeはすでにRyanの犠牲に。おじさんも襲われてしまいました。襲われた者がまたMonsterになって、他の人間を襲う。ネズミ算式に増え続け、人間が絶滅するのも時間の問題です。
万事休すです。
ところがEveは、ここで取引を持ち出します。
彼女もCrowleyを見つける事は、簡単ではない。
DeanとSamに、Crowleyを見つけて、自分の所に連れてくれば、殺さないでおいてあげると言います。しかし、Deanの返事は、「NO」。
するとEveは、プランBを出します。
外から連れてこられたのは、BobbyとCas。
人質です。
E "私のために働きなさい。良い取引のはずよ。ボーナスだってある。私はあなたの友達も殺さないであげる"
D "いいか、よく聴け。何カ月か俺たちは最悪のクソ野郎のために働いた。俺たちは、最悪のビッチと取引するつもりはない!俺たちは、Demonのためには働かない!俺たちは、Monsterのためには、働かないんだ!!それが、俺たちを殺す事になるなら、さあ!殺せ!!"
E "・・・・・あるいは、あなたをMonsterに変えるか・・・。そしてあなたは、いずれにせよ、私の望む事をする"
D "ワイヤーハンガーで叩いてくれよ。それでも答えは「NO」だ"
E "私を・・・試さないで・・・"
一瞬でDeanの背後の回って来たEve。
D "噛めよ!"
そう言った、Deanの首筋に齧りつきます。叫ぶCas。Casが、Dean!!って叫んでます。
ところが、すぐに血だらけのDeanの首筋から離れるEve。様子が変です。
そして、してやったり顔のDean。
その手には、5つ目のPhoenixの灰の弾丸。中身の灰がありません。
なんとDeanは、灰をウイスキーと一緒に飲んでたんです。今、Deanの体に流れる血は、Phoenixの灰に影響されている。その血を飲んじゃったEveは、伝説とおりに死んでしまいました。
燃え尽きると言うよりは、溶けてく感じ?
汚い緑の液体塗れです。
Bossが倒れて、一斉に襲ってくる「Jefferson Starships」達。数が多すぎます。しかし、Eveの影響が無くなったCasは、力を取り戻していました。「目を閉じろ!!」の言葉と共に、溢れかえる真っ白の光。
一瞬で殲滅です。
そして、Deanの首の傷も治しちゃいました。「Jefferson Starships」にならなくて済んでよかった。
Deanは、呆れるCasにお願いして、Ryanの元に飛んでもらいます。
家では、おじさんが殺されています。Monsterに変えられたはずなのに、死んでるとはどういう事かと思いきや、JoeとRyanも殺されていて、どうやらやったのはDemonの仕業のようです。硫黄が落ちていました。
Eveが、Crowleyが生きていると言った事は、本当のようです。それを聞いて驚くCas。だって、自分が骨を焼いて始末したんですからね。Casは、調べてくると言って消えてしまいました。Deanは、何か分かったら、知らせてくれ!!といいますが、BobbyとSamの様子が変です。
D "なに?なんだよ??"
B " ・・・Crowleyどうやって逃げたんだ?そんな失敗するなんてCasらしくない。・・・ただし・・・ "
D "ただし、なんだよ?"
B "・・・やつがそうしようとしたんじゃない限り"
D "Bobby、マジで言ってんのか?おまえもそう思うのか?"
S "・・・・・・・・・"
D "Sam?"
S "・・・なあ、たぶん何でもないよ。これはきっと・・・"
B "・・・・・・・・・"
S "ほんと、きっと、心配する事じゃないよ・・・"
と言ったSamの表情は冴えません。どう見ても疑ってる顔です。Deanは、Casの事この時点では少しも疑ってないようですから、最後の場面を見たら、驚くでしょうね。
Dinerに戻って来たCas。
なんだこの音楽は、いかにもだな~と思ったらやっぱり出ました、Crowley!!
Casは驚きません。
Bobbyの言ったように、あの時、彼を焼き殺した事には、トリックがあったんですね。そして、今のCasはCrowleyと手を組んです。
AngelとDemonが?
いったい何が起ってるのか?
Cas、本当にそれでいいの?
CR "マジで、Cas。・・・これはとんでもないミスじゃないか?私はいったい何度お前の失敗を尻拭いすればいいっていうんだ?"
C "・・・・・・・・・"
マジッすか?と聞きたいのはこっちの方です。
まさか、AngelのCasがDemonのCrowleyと結託してたなんて。信じられません。Deanに嘘ついてまでCrowleyと組まなきゃならないわけ?魂をエネルギーにして云々って言うのは?そんなの最後の最後に、Crowleyにしてやられるんじゃないのか?相手はDemonなんだよ。
いや~、いったいどうするって言うのか・・・。
最終話までの、Descriptionがでていましたが、LisaとBenがまたここで?忘れてた!Samの壁問題!!DeanとCasとCrowleyの関係もどうなるのかですし。
Casには、何とか正気に戻って欲しいです。
Deanに嫌われちゃうぞ~~!!
来週は、CasのアレやコレやがDeanに発覚するんでしょうか?
と、なにかとますます目が離せませんが、どうやらSeason7が決定したようですね。あるんじゃないかとは思っていましたが、は~、7年目ですか~。凄いな~。
今週は何だかいつにもまして集中力が続かず、てんでバラバラな文章ですが、どうぞお許しを。
では、また次回。
みなさま、楽しい黄金週間でありますように。
***
2011/04/24
Supernatural Season6 Ep18 "Frontierland" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep18 "Frontierland"の感想もどきです。
西部劇な兄弟。
放送前から、期待が高かったEpですね。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
「Supernatural」のタイトルも、今週は西部劇風。
Frontierlandって、Disneyland内にあるテーマランドの呼び名ですよね。西部開拓時代の?DeanはSheriffになってます。
何故?それは後のお楽しみで、現代の兄弟とBobbyは、Campbellの隠し図書館?で調査中。そろそろ「Mother」の事を調べないとね。
Samは、じいさんと行動してた時の記憶、もちろん全部思い出したわけじゃないけど、記憶の糸を辿って、この膨大な資料がある地下室を見つけ出した。
そして、Bobbyが手掛かりになりそうな本を見つけます。
B"おまえ達、Phoenixについて聴いた事あるか? "
D"川?Joaquin?それとも燃え上る鳥の事か? "
B"・・・ここに、「Phoenixの灰がMotherを燃やす事が出来る」と書かれている "
S "Mother? "
D "・・・やった!どこに行けば捕まえられるんだ? "
B "さあな。これは神話じゃないのか"
S "了解。じゃあ、Phoenixについて調べてみよう "
Phoenix。
いつか出てくるんじゃないかと思ってましたが、ここできました。
火の鳥ですね。不死鳥とかとも言う。
数百年に一度、自ら火の中に飛び込んで焼死し、その灰の中から新たに幼鳥となって復活するという永遠の時の中を生きる伝説の鳥。
その灰が、Motherを燃やす事が出来る?
Bobbyはおとぎ話だと思ったようですが、他に手がかりもないのでそれについて調べてみる事に。
Deanが、何か見つけたようですが、まるで悪戯小僧のような嬉しそうな顔!何見つけたの?
(あ、ちなみに、Deanが言ってるJoaquinとは、故River Phoenixの弟の俳優さんの事)
D "おい!これ、これ、これ!これ見てくれよ!!1861年3月5日!Sunrise Wyoming。銃は今日、Phoenixを殺した。燻ぶる、山のような灰を残して "
S "マジで?誰の銃? "
D "Coltさ "
S "Coltだって?!Coltって・・・ "
D "そうさ、あのColtだ!ほら、Samuel Coltの日記だ! "
そう言って、Deanが、Pentagonが描かれた大きな本のような物の表紙をを開くと、確かにそこには「Journal of Samuel Colt 1860」の文字が。
S "なんだって?!ホントに彼の?!・・・まさか! "
D "本物だって "
S "見せてみろよ! "
D "イヤだね"
B "で、彼は他になんて?それはどんな姿なんだ?羽があるのか?"
D "いや、ただ「Phoenix」としか書いてない"
B "どこで捕まえたのかは?"
D "書いてない"
S "・・・とにかく、それがなんであろうとおれ達、それを見つけなきゃなんないってことだね"
D "・・・・・!・・・どこで見つければいいか分かったぞ"
S&B "・・・??・・・"
D "1861年Sunrise Wyoming。「Star Trek IV」さ!"
S&B "・・・??・・・"
B "俺は「Deep Space Nine」しか見てない"
D "いっつもこれだよ!何で俺が見てる物を見てないんだよ!「Star Trek IV」だよ!!鯨を救う!!"
S&B "・・・???・・・"
D "・・・だから!俺たちは過去に戻って、Samuel Coltを見つける。で、Phoenixを殺して、灰を持って戻って来るんだ!"
S "・・・・・・"
B "・・・タイムトラベルか?"
D "そうさ!!"
B "そんな事が出来ると思うのか?"
D "ああ、俺たちは、それが出来るやつを知ってるからな"
申し訳ないけどわたしもStar Trekに詳しくないので、Deanの言いたい事、さっぱりわかりませんが、そう言って立ち上がったDean。
もちろんそんな離れ業が出来るのは、あの人ですね。
Castiel。
Deanに恋してるAngelさん。
現在は、Archangel Raphaelと戦争の真っ最中です。そして先週のEpでも出てきましたが、なんだか最近のCasは、どうも動きが怪しいです。
しかし、Deanの呼びかけにやって来たのはCasではなく、自称彼のお友達、Rachel。Casは、忙しいので代わりにやって来たといいますが、どうも彼女、怒っているようです。今、Heavenがとんでもなく大変な時、Casは軍を率いて戦っている。それなのに、Deanは、自分勝手にCasを振り回しているって。ヘマをするたびに呼び出すなって。
まあね、確かにそうかもしれないけど、それはお互い様よね。Angelだって、散々DeanとSamを利用してきたじゃん。それに今回はヘマじゃないし。
しかし、そんな事は棚に上げてDeanを責めるRachelですが、そこへ大きな翼の音をさせて現れたのはCas。やっぱり、放っておけないのよね、Deanのお願いごとだもの。
もういいと言うCasにRachelは反論しますが、キツクもう行けと言われ、仕方なくその場から消えます。
う~ん、彼女はなんだか危険な香りがしますね。
Casによると、Rachelは彼の副官のようです。
さて、Bobbyのお家に戻った彼らから、今回の計画について聞いたCas。Deanは、どこかに行っていません。Casは、彼らを過去に戻せるのは24時間だけだと言います。過去に遡ればのぼるほど、現在に戻す事が難しむなるんだそう。1861年だと、Casにとっても24時間が限度。その時間内に、連れ戻さなければ、Dean達を見つけられなくなる。
そんな事になったら、Dean達は、西部劇の世界で生きて行かなきゃなんない。
・・・Deanは、喜ぶかな?
そこへ戻って来たDeanの手には、大きな紙袋。
Deanが言うには、自分達はカウボーイの世界に行くんだから、恰好からはいらなくっちゃッて・・・それってコスプレですか?Samに言わせると、Deanは物凄い西部劇オタクです。Clint Eastwoodの映画もみんな見てる。西部劇とは違うけど、Clydeってオランウータンが出てくる映画が特に好きだって?
とにかく、DeanはSamにシャツだけでも着ろってうるさいの。
で、着替えた2人。
Samのそのシャツって、昔の人はホントにそんな肩に刺繍の入ったやつ着てたの?Deanにいたっては、何か勘違いしてませんか?って言いたくなる。Bobbyはダンスでもするのかって言うし、Casにいたっては、毛布を着るのが慣わしなのか?って(爆)
みんなの冷たい視線にもめげず、Deanは本物の" Frontierland "に行けるのが、嬉しくてたまらないようです。
Casは、S. ColtとPhoenixを見つける時間を与えるため、3月4日にDeanとSamを送ります。いつものおでこにちょんと指をあてた途端、2人は1861年の開拓時代のWyomingへひとっ飛びしました。
なんとなく画面が埃っぽい。
Casは、24時間後に戻ると言って、どこかに消えました。Bobbyは、ストップウオッチをセットします。
Samも時計をセットして、まずは酒場から聞き込みに行く事にしますが、Deanは浮かれまくりです。
D "俺たち、酒場の女の子にアタックする時間あるかな?"
S "・・・・・・・・"
D "・・・冗談だよ・・・。行くぞ"
Samの1861年での第1歩は、馬のう○ちをふんずけるところからでした。ああ、気の毒に。
町ではElias Finchと言う男が、自分の妻を殺した罪で、縛り首になるところでした。最後に何か言いたい事があるかと聞いたSheriffに「このせいでお前は焼け死ぬ事になるぞ」と謎の言葉を残して、刑は執行されます。
DeanとSamは、酒場に行く前にSheriffに話しを聞く事にしますが、側にいたおじさんに、「良い毛布だな」と言われたDean。ようやくここで自分のコスプレがずれている事に気付いたようです(苦笑)
とにかく、Deanの選んだ服は、どこに行っても注目の的です。毛布(ゴメン)は、脱いだけど、今度は服がキレイすぎるって言われています。そりゃ買ったばかりですからね。まっさらです。Deanは、見た目ほどキレイじゃないんだって言い訳してます。SheriffにSamuel Coltの事を聞くと、酒場のElkinsに訊いてみるように言われます。
酒場に行くと、Deanのガッカリさ加減に追い打ちです。彼が憧れていた西部開拓時代とは、もっとクールな物だったんでしょうね。でも、それはやっぱり、映画の中の事だけのようです。
年老いたバーテンダーがElkinsさんでした。
自分にはここで一番のウイスキーを頼んで、SamにはSarsaparillaを頼んでます。なんて意地悪(笑)
ElkinsにS. Coltの事を訊くと、彼は4年前にここを通った事があって、噂では、町から20マイルほど離れた辺鄙な場所で、鉄道を引いていると言います。
Devil’s Gateですね。
なんとかColtに会えそうな目星がつきました。
その時、2階から女の人が下りてきましたが、なんて言っていいか・・・。
彼女のあの口の所、あれはなに?DeanはGermと言ってますが、顔を背けたくなる気持ちわかります。うつりますよ。Safety Sexです。
Kissをされそうになって嫌がるDeanをおもしろそうに見てるSam。助けてやるつもりはないようです。
でも、ここで救世主登場。
町の判事さん。彼は彼女の御贔屓様のようです。2人して2階に消えて行き、Deanは助けられましたね。
入れてもらったウイスキーは、ガソリンのような味だったようです。
ところが、2階の部屋でことに及んでいた判事さんの元に、現れたのは絞首刑になったはずのElias Finch。Ghostかと思いましたが、Sheriffは彼は死んでいなかったんだと考え、明日の朝捜索隊を出す事にし、Dean達にも捜索に加わるように言います。
夜更けにDeanとSamは、Elias Finchが埋められた場所に行ってみましたが、もぬけのからでした。Deanは、考えます。
D "なあ、多分、俺たちが探してるのは、火の鳥じゃないんだ。多分、そいつはカウボーイブーツで歩き回ってるんだ"
S "ああ、Finch だったんだね。・・・だとして、どうする?"
D "・・・俺たちは、こういう類のイカレタモノを殺す事が出来る道具を知ってるよな"
S "ああ、Coltだろ"
D "おまえは、銃を取りに行け"
S "でも、銃はここにあるべきじゃないんじゃないか?S. Coltの日記にはそんな事書いてなかったし"
D "ああ、でも、ここの人達は、Coltがどんな人物かさえほとんど知らないんだ。多分、おまえは彼を見つけて、歴史をつくらなきゃならないんだ。俺は、ここで捜索隊に加わる。捜索隊が俺を惹きつけるんだ"
S "・・・???・・・"
D "だって俺、捜索隊って大好きなんだよな~"
S "・・・・・・"
D "Tシャツつくるくらいにさ"
S "・・・気はすんだ?"
Deanのオタクぶりに呆れるSam。
Dean、ちょっと寂しそにうつむいた後、なんともカワイイ顔でSamを見つめるの。すっかり、男の子の顔です。ホントは一緒にはしゃぎたいんでしょうね。
S "とにかく、問題は、町から20マイルも離れてるところから、どうやって昼までにColtを持って帰るんだ?"
そこへ聞こえた馬の嘶き。
D "あれに乗って行くのさ、カウボーイ"
Sam、馬には乗ったことないのかしらね。
ちょっと、おかしい。
馬って大きいはずなのに、Samが乗るとなんだか小さく見えるのは、偏見でしょうか?そうよね、偏見だわ。ゴメン、Sam。
でも、Deanの台詞が・・・。
D "かわいそうな馬・・・"
ははは。
しかし、さすがSam。すぐに乗りこなし、美しい朝焼け間近の空をバックに駆けて行きました。
その頃、Sheriffは、現れたFinchに殺されてしまいました。一瞬で灰です。Finchは、チャンスがあったのに、Sheriffが判事にその事を言わなかったといいます。その事って何なのか。
代わって、Cas。
Casは、Rachelに呼び出された事に驚いています。
R "私達、話しあわなきゃ"
C "私をここに呼び出したのか?"
R "Castile、聞えて来たのよ、信じたくないような事が。それが真実なのかどうか教えて"
C "何の事だ?"
R "わかっているはずよ!あなたの汚い秘密の事よ!"
C "・・・私は、Raphaelを倒さなければならない"
R "こんなやり方間違ってる、Castiel!"
C "Rachel・・・"
R "私達は、あなたを信頼してきたのに・・・なのに・・・あなた、変ったわ"
C "私には、他に選択肢がない"
R "なら、私もよ"
そう言って、Rachelは剣を取り出し、Casに切りかかります。避けきれず、Casの胸にそれが刺さってしまいました!!これって、ちょっと刺さっただけじゃ、死なないのね。刺し貫かないと殺せないって、設定にしたようです。
とにかく、ここでCasも剣を取り出して応戦。
結局は、危ないところでしたがCasがRachelを仕留めました。眩い光と共に倒れたRachelには、大きな黒い翼の影が。
すまないと謝るCas.
それにしても、Casの秘密って何?
汚い事に手を染めてるのね。
先週のEpでも、魂を得るために歴史を変えようとしたし、出来る事は何でもしてRaphaelを倒すことだけを考えてる。それがこの先、Deanを悲しませる事にならなきゃいいんだけど・・・。
Casは、助かったといえどもかなりの重症のようで、飛んで来たのはBobbyのお家。驚くBobbyを待たせておいて、彼は自分の血で冷蔵庫にSellを描きます。これは追手を撒くSpell。
逃げた方が良いか、それとも戦うのか?と訊くBobbyに、答えられず気を失うCas。
DeanとSamだけじゃなく、CasまでもがBobbyを頼りにしてるなんて・・・。
朝、Deanは酒場に出向きます。
この頃の酒場は、24時間営業なの?ま、細かい事はさておき、新しいカウボーイハットをどこでゲットしたのか、Deanは自分の恰好に満足、満足(笑)
そこへ、外からSheriffが死んでる!!と言う叫び声。
言ってみると、判事と同じように灰になった人間の形の上に、Sheriffのバッチが乗っています。じゃあ、いったい誰がSheriffに?と訊くDeanに、酒場のElkinsさんは、バッチをつけてやります。
そしてめでたく、Dean Sheriffの誕生です。
嬉しい?嬉しいんでしょ?Dean。
こちらは、Coltさん家。
2人の訪問者ですが、彼らは人間外。Demonです。Devil’s Gateを作ったColtさんを見つけ出し、彼にそれを開けさせようとやって来ましたが、引退して久しいとは言え、彼にはColt銃がありました。あっという間にDemonを始末したColtの損失は、1本の酒びん。かなり悔しそうです。
Deanは、Sheriffの部下に会いに来ました。
彼の新しい上司として。バッチを見せて得意満面。ドアを開けさせた時の、女の声色、Jensen?
Deanは、Finchが次に狙うのは彼だと考え、彼をエサにして誘き出そうと言う作戦です。
この時代、"Gank"なんて言っても通じないんですね。
やっとこさ、Coltさん家に到着したSam。
恐る恐る、入ってみます。
いきなりかけられた聖水。またまたDemonかと思ったみたいです。Samは、正直に2011年から来たHunterのSam Winchesterだと名乗ります。証拠はと訊かれ、携帯電話?を見せます。すると拍子抜けするほどあっさりと信じてくれました。ま、Hunterだもの。こんな事くらいじゃ驚かないって。Samは、Phoenixを殺したあなたの助けがいると言いますが、Coltは自分はそんなことはしていないと言います。そりゃそうです。「まだ」していないんですから。Samは、持ってきた彼の日記にその事が書いてあると説明しますが、Coltさん、ま~~~ったくやる気なしです。ただの飲んだくれです。自分達の時代では、あなたはヒーローなんだって言われても、笑うばかり。もう引退したんだって。Samは、自分達が追っている怪物を倒すには、どうしてもPhoenixの灰がいるんだと言いますが、動こうとしません。
Samは、どうしても来てくれないなら、銃が必要だと言います。Coltは、銃って何の事だと惚けますが、Samは「あの銃だ」と言います。
すると、Coltさん、今度はその銃なら失くしたんだと言いだします。でも、Samは、彼がこの1時間以内にDemonを殺した事を見抜いていました。2つの靴跡、硫黄の匂い。彼は、腰にColtをさげていました。
彼は、自分が送って来た人生が、何の役にも立たなかったと思っています。人生を捧げて来た事に何の意味も見出せなかったとしたなら、こんな酒浸りになっちゃうのかな。
でも、Samは、彼のやって来た事の意味を知ってる。だから、彼はヒーローとして、名前が残っている。
Samは、引き下がらない強い決心の元に、彼にColtを渡すよう迫ります。
さて、Bobbyの元に避難して、かわいく気を失ったCasが、タイムリミット1時間前に目を覚ましました。事の経緯を説明しますが、まだ本調子ではないようです。その証拠に、CasはDeanとSamを戻す事が出来ないと言います。それをするには、力が足りない。Bobbyは、何か方法はないのかと言います。ひとつだけある方法は、Bobbyの魂を必要とする。人間の魂は、それ自体が純粋なエネルギーです。直接それに触る事で、Casは力を得る事が出来る。しかしそれは危険な行為です。人間にはとてつもない苦痛を与えるし、失敗すれば木っ端微塵にする事になる。
Bobbyは承知しますが・・・これってきっと、Casの汚い秘密に関係してる事ですよね。
人間の魂、それも大量の人間の魂を犠牲にして、CasはRaphaelに勝とうとしてるんでしょうか?そこまでして勝たなければならない戦いだと、他に選択の余地はないと言う事なんでしょうか?もしこれが、想像通りの事だとすると、DeanとCasの関係にひびが入る事は必至。
さて、真相のほどは、Ep20だっけ?
町の保安官事務所?Deanは、連れて来た男を檻に入れています。
時刻は迫っていますが、Samは戻ってきません。
D "何やってんんだ、Sam。人生最大の遅刻になっちまうぞ!"
ほんと、帰れなかったら大変です。
そこへ現れたFinch。
檻中の男を出すように、Deanに言います。Deanは、彼に鉄の釘を投げます。思わず素手でそれを受け取ったFinch、手が焼けてしまいました。Deanが睨んだ通り、彼は人間じゃない。Demonはじめ、多くのMonsterは鉄を苦手とする物が多いです。
F "この男が何をしたか知ってるのか?"
D "話してみろ"
F "俺は結婚してた。優しい人間の女と・・・。俺達は町の外に住んで、誰にも迷惑をかけていなかった"
D "思いやりがあるね~"
F "Monsterと呼びたきゃ、そうするがいいさ。だが、俺達がした事は町に入った事だけだ。俺がほんの5分銀行に行って出てくると、彼女の姿がなく叫び声が聞こえた。・・・こいつが、彼女を路地で抑え込んでたんだ。止めに入った俺に、こいつは銃を出して撃った。俺と彼女を・・・。彼女は俺の腕の中で死んだ"
D "・・・・・"
F "だが、もちろん、俺は死なない。だから俺は、こいつが恐怖に居たたまれなくなるように、こいつを最後に残しておいたんだよ"
なあるほど、そう言う事でしたか。
まったくの濡れ衣。
Monsterといえども、静かに暮らしていたのに、こんな事されちゃ黙っていられないわよね。Deanだって、理由がそう言う事なら見逃してあげたいでしょうが、今回は別の目的があります。
どうやってもPhoenixの灰を持ちかえらないと、Motherに太刀打ちできません。
F "さあ、本当にこの卑怯者を守りたいのか?"
D "正直、俺はこいつが嫌いだ。臆病者クソ野郎さ。だが、問題はこいつじゃない。俺は、お前が何なのかを知ってる"
F "本当に?"
D "ああ・・・だから、俺はお前を殺さなきゃならないんだ"
F "・・・俺がなんなのか、ホントに知ってるって言うなら・・・それが不可能なことだとわかっているだろ"
Finchはそう言ったかと思うと、いきなり銃を檻の中に向けて撃ちこみ、妻の仇を撃ち殺しました。そう来るとは思っていなかったDeanは、窓を突き破ってあわてて逃げます。Finchが撃ってきますが、かろうじて避けました。
そこへ戻って来たSam!
待ってましたよ!
S "Dean!"
D "Sam!!こっちだ!!Coltは?"
S "来ないって"
D "なんだと!!?"
S "でも、これを貸してくれた"
そう言ってSamが取り出したのは、Colt銃。
D "おお~久しぶりだな。別嬪さん"
Casは、DeanとSamを戻すために、Bobbyの体に腕を突っ込む準備中。Bobbyのただひとつのお願いは、とにかく爆発だけはさせないでくれって。魂に触れるには、大変な苦痛を伴います。Bobby、ベルトを噛んで痛みに耐えます。
Deanは、やっぱり最後はこれ。
いや、良いんだけどさ、やっぱりこんな切羽詰まった状況でも、楽しんでるよね??ね?
見事に命中したColtの弾が、Phoenixを灰に変えました。満足げなDean。鳴り出す12時の鐘。Samは、Deanに早く灰を確保するように叫びます。
慌てて灰に駆け寄りますが、滑り込んだ先はBobbyのお家。
Deanの手にある瓶の中に、Phoenixの灰はありませんでした。ミッション失敗。
ガックリする面々。
Deanは、Casにもう一度戻してくれと言いますが。Casは、見るからに疲れ切っていますし、Bobbyも口をきくのもイヤそうです。
Deanは、謝るしかない。
そこへ、誰か訪ねてきました。
Samが玄関に出てみると、郵便屋さん。
Sam Winchesterに届け物だと言います。
この荷物は、おかしなことにオフィスにず~~~っと昔から保管されていた。メモが付いていて、今日ここに届けるようにって。
送り主は「Samuel Colt」?!!
Samは、サインをするのも忘れて荷物を受け取ります。
Samuel Colt、過去からの贈り物です。
開けてみると、古びた携帯電話。あの時Samが見せたやつです。そして手紙が1枚。
「親愛なるSam。俺は住所と日付を、お前のこの何とかってやつから探しだした。同封した物が、役に立つかもしれないと思ったんでな。じゃあな、Samuel Coltより」
出て来たのは、瓶に入った黒いモノ。
B "それは、俺が思ってる物か? "
D " Phoenixの灰だ。これが何を意味するか分かるか? "
B "ああ、俺が、魂を触られた事が無駄にはならなかったってことだろ?"
D "ああ。それに・・・これでようやく、俺たちが「彼女」に戦いを挑めるってことさ "
見つめ合う4人。
Deanは、カウボーイハットを被ります。
最後までウエスタンなDean。あくまでカッコ良く!そこがちょっと可笑しい。
今回、彼らが過去に行って、その手で目的を果たす事は出来なかったけど、その行動がSamuel Coltの行動を左右した事は、間違いない。
さて、これは、あらかじめ決まっていた運命なんでしょうか?
なかなか面白かった。
最後、過去からの贈り物って言うのは、まあ、ありがちな設定ですが、それもよし。しかし、Deanがあんなに西部劇好きだったとは。もう、Samの事、オタクなんてからかえないでしょ(笑)
何とか、Motherに対抗する物を手に入れたけど、このまますんなり行くようなSupernaturalじゃありませんからね。Casの事も心配。強いては、Deanの事に関わってきますから。あんまり悪いAngelにならないで欲しいな。
さて来週は、とうとうMotherとFace to Faceです。しかも、彼女、Mary Momの姿してますね。
またまた、痛いところを・・・。
いや、大変そう。
それから、もうこの後、休みなく続くのかと思ってましたが、1週休みが入りますね。
4/29 Ep19
5/6 Ep20
5/13 お休み
そして、なんと!
5/20 Ep21&22
という変則放送!
5/19から20は、名古屋に出張です。20日の夜には、帰ってきますので、大丈夫。
もう、ほんと、後4話。
容赦なしで、たたみかけてきますよ!
じゃあ、また来週。
***
Supernatural Season6 Ep18 "Frontierland"の感想もどきです。
西部劇な兄弟。
放送前から、期待が高かったEpですね。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
「Supernatural」のタイトルも、今週は西部劇風。
Frontierlandって、Disneyland内にあるテーマランドの呼び名ですよね。西部開拓時代の?DeanはSheriffになってます。
何故?それは後のお楽しみで、現代の兄弟とBobbyは、Campbellの隠し図書館?で調査中。そろそろ「Mother」の事を調べないとね。
Samは、じいさんと行動してた時の記憶、もちろん全部思い出したわけじゃないけど、記憶の糸を辿って、この膨大な資料がある地下室を見つけ出した。
そして、Bobbyが手掛かりになりそうな本を見つけます。
B"おまえ達、Phoenixについて聴いた事あるか? "
D"川?Joaquin?それとも燃え上る鳥の事か? "
B"・・・ここに、「Phoenixの灰がMotherを燃やす事が出来る」と書かれている "
S "Mother? "
D "・・・やった!どこに行けば捕まえられるんだ? "
B "さあな。これは神話じゃないのか"
S "了解。じゃあ、Phoenixについて調べてみよう "
Phoenix。
いつか出てくるんじゃないかと思ってましたが、ここできました。
火の鳥ですね。不死鳥とかとも言う。
数百年に一度、自ら火の中に飛び込んで焼死し、その灰の中から新たに幼鳥となって復活するという永遠の時の中を生きる伝説の鳥。
その灰が、Motherを燃やす事が出来る?
Bobbyはおとぎ話だと思ったようですが、他に手がかりもないのでそれについて調べてみる事に。
Deanが、何か見つけたようですが、まるで悪戯小僧のような嬉しそうな顔!何見つけたの?
(あ、ちなみに、Deanが言ってるJoaquinとは、故River Phoenixの弟の俳優さんの事)
D "おい!これ、これ、これ!これ見てくれよ!!1861年3月5日!Sunrise Wyoming。銃は今日、Phoenixを殺した。燻ぶる、山のような灰を残して "
S "マジで?誰の銃? "
D "Coltさ "
S "Coltだって?!Coltって・・・ "
D "そうさ、あのColtだ!ほら、Samuel Coltの日記だ! "
そう言って、Deanが、Pentagonが描かれた大きな本のような物の表紙をを開くと、確かにそこには「Journal of Samuel Colt 1860」の文字が。
S "なんだって?!ホントに彼の?!・・・まさか! "
D "本物だって "
S "見せてみろよ! "
D "イヤだね"
B "で、彼は他になんて?それはどんな姿なんだ?羽があるのか?"
D "いや、ただ「Phoenix」としか書いてない"
B "どこで捕まえたのかは?"
D "書いてない"
S "・・・とにかく、それがなんであろうとおれ達、それを見つけなきゃなんないってことだね"
D "・・・・・!・・・どこで見つければいいか分かったぞ"
S&B "・・・??・・・"
D "1861年Sunrise Wyoming。「Star Trek IV」さ!"
S&B "・・・??・・・"
B "俺は「Deep Space Nine」しか見てない"
D "いっつもこれだよ!何で俺が見てる物を見てないんだよ!「Star Trek IV」だよ!!鯨を救う!!"
S&B "・・・???・・・"
D "・・・だから!俺たちは過去に戻って、Samuel Coltを見つける。で、Phoenixを殺して、灰を持って戻って来るんだ!"
S "・・・・・・"
B "・・・タイムトラベルか?"
D "そうさ!!"
B "そんな事が出来ると思うのか?"
D "ああ、俺たちは、それが出来るやつを知ってるからな"
申し訳ないけどわたしもStar Trekに詳しくないので、Deanの言いたい事、さっぱりわかりませんが、そう言って立ち上がったDean。
もちろんそんな離れ業が出来るのは、あの人ですね。
Castiel。
Deanに恋してるAngelさん。
現在は、Archangel Raphaelと戦争の真っ最中です。そして先週のEpでも出てきましたが、なんだか最近のCasは、どうも動きが怪しいです。
しかし、Deanの呼びかけにやって来たのはCasではなく、自称彼のお友達、Rachel。Casは、忙しいので代わりにやって来たといいますが、どうも彼女、怒っているようです。今、Heavenがとんでもなく大変な時、Casは軍を率いて戦っている。それなのに、Deanは、自分勝手にCasを振り回しているって。ヘマをするたびに呼び出すなって。
まあね、確かにそうかもしれないけど、それはお互い様よね。Angelだって、散々DeanとSamを利用してきたじゃん。それに今回はヘマじゃないし。
しかし、そんな事は棚に上げてDeanを責めるRachelですが、そこへ大きな翼の音をさせて現れたのはCas。やっぱり、放っておけないのよね、Deanのお願いごとだもの。
もういいと言うCasにRachelは反論しますが、キツクもう行けと言われ、仕方なくその場から消えます。
う~ん、彼女はなんだか危険な香りがしますね。
Casによると、Rachelは彼の副官のようです。
さて、Bobbyのお家に戻った彼らから、今回の計画について聞いたCas。Deanは、どこかに行っていません。Casは、彼らを過去に戻せるのは24時間だけだと言います。過去に遡ればのぼるほど、現在に戻す事が難しむなるんだそう。1861年だと、Casにとっても24時間が限度。その時間内に、連れ戻さなければ、Dean達を見つけられなくなる。
そんな事になったら、Dean達は、西部劇の世界で生きて行かなきゃなんない。
・・・Deanは、喜ぶかな?
そこへ戻って来たDeanの手には、大きな紙袋。
Deanが言うには、自分達はカウボーイの世界に行くんだから、恰好からはいらなくっちゃッて・・・それってコスプレですか?Samに言わせると、Deanは物凄い西部劇オタクです。Clint Eastwoodの映画もみんな見てる。西部劇とは違うけど、Clydeってオランウータンが出てくる映画が特に好きだって?
とにかく、DeanはSamにシャツだけでも着ろってうるさいの。
で、着替えた2人。
Samのそのシャツって、昔の人はホントにそんな肩に刺繍の入ったやつ着てたの?Deanにいたっては、何か勘違いしてませんか?って言いたくなる。Bobbyはダンスでもするのかって言うし、Casにいたっては、毛布を着るのが慣わしなのか?って(爆)
みんなの冷たい視線にもめげず、Deanは本物の" Frontierland "に行けるのが、嬉しくてたまらないようです。
Casは、S. ColtとPhoenixを見つける時間を与えるため、3月4日にDeanとSamを送ります。いつものおでこにちょんと指をあてた途端、2人は1861年の開拓時代のWyomingへひとっ飛びしました。
なんとなく画面が埃っぽい。
Casは、24時間後に戻ると言って、どこかに消えました。Bobbyは、ストップウオッチをセットします。
Samも時計をセットして、まずは酒場から聞き込みに行く事にしますが、Deanは浮かれまくりです。
D "俺たち、酒場の女の子にアタックする時間あるかな?"
S "・・・・・・・・"
D "・・・冗談だよ・・・。行くぞ"
Samの1861年での第1歩は、馬のう○ちをふんずけるところからでした。ああ、気の毒に。
町ではElias Finchと言う男が、自分の妻を殺した罪で、縛り首になるところでした。最後に何か言いたい事があるかと聞いたSheriffに「このせいでお前は焼け死ぬ事になるぞ」と謎の言葉を残して、刑は執行されます。
DeanとSamは、酒場に行く前にSheriffに話しを聞く事にしますが、側にいたおじさんに、「良い毛布だな」と言われたDean。ようやくここで自分のコスプレがずれている事に気付いたようです(苦笑)
とにかく、Deanの選んだ服は、どこに行っても注目の的です。毛布(ゴメン)は、脱いだけど、今度は服がキレイすぎるって言われています。そりゃ買ったばかりですからね。まっさらです。Deanは、見た目ほどキレイじゃないんだって言い訳してます。SheriffにSamuel Coltの事を聞くと、酒場のElkinsに訊いてみるように言われます。
酒場に行くと、Deanのガッカリさ加減に追い打ちです。彼が憧れていた西部開拓時代とは、もっとクールな物だったんでしょうね。でも、それはやっぱり、映画の中の事だけのようです。
年老いたバーテンダーがElkinsさんでした。
自分にはここで一番のウイスキーを頼んで、SamにはSarsaparillaを頼んでます。なんて意地悪(笑)
ElkinsにS. Coltの事を訊くと、彼は4年前にここを通った事があって、噂では、町から20マイルほど離れた辺鄙な場所で、鉄道を引いていると言います。
Devil’s Gateですね。
なんとかColtに会えそうな目星がつきました。
その時、2階から女の人が下りてきましたが、なんて言っていいか・・・。
彼女のあの口の所、あれはなに?DeanはGermと言ってますが、顔を背けたくなる気持ちわかります。うつりますよ。Safety Sexです。
Kissをされそうになって嫌がるDeanをおもしろそうに見てるSam。助けてやるつもりはないようです。
でも、ここで救世主登場。
町の判事さん。彼は彼女の御贔屓様のようです。2人して2階に消えて行き、Deanは助けられましたね。
入れてもらったウイスキーは、ガソリンのような味だったようです。
ところが、2階の部屋でことに及んでいた判事さんの元に、現れたのは絞首刑になったはずのElias Finch。Ghostかと思いましたが、Sheriffは彼は死んでいなかったんだと考え、明日の朝捜索隊を出す事にし、Dean達にも捜索に加わるように言います。
夜更けにDeanとSamは、Elias Finchが埋められた場所に行ってみましたが、もぬけのからでした。Deanは、考えます。
D "なあ、多分、俺たちが探してるのは、火の鳥じゃないんだ。多分、そいつはカウボーイブーツで歩き回ってるんだ"
S "ああ、Finch だったんだね。・・・だとして、どうする?"
D "・・・俺たちは、こういう類のイカレタモノを殺す事が出来る道具を知ってるよな"
S "ああ、Coltだろ"
D "おまえは、銃を取りに行け"
S "でも、銃はここにあるべきじゃないんじゃないか?S. Coltの日記にはそんな事書いてなかったし"
D "ああ、でも、ここの人達は、Coltがどんな人物かさえほとんど知らないんだ。多分、おまえは彼を見つけて、歴史をつくらなきゃならないんだ。俺は、ここで捜索隊に加わる。捜索隊が俺を惹きつけるんだ"
S "・・・???・・・"
D "だって俺、捜索隊って大好きなんだよな~"
S "・・・・・・"
D "Tシャツつくるくらいにさ"
S "・・・気はすんだ?"
Deanのオタクぶりに呆れるSam。
Dean、ちょっと寂しそにうつむいた後、なんともカワイイ顔でSamを見つめるの。すっかり、男の子の顔です。ホントは一緒にはしゃぎたいんでしょうね。
S "とにかく、問題は、町から20マイルも離れてるところから、どうやって昼までにColtを持って帰るんだ?"
そこへ聞こえた馬の嘶き。
D "あれに乗って行くのさ、カウボーイ"
Sam、馬には乗ったことないのかしらね。
ちょっと、おかしい。
馬って大きいはずなのに、Samが乗るとなんだか小さく見えるのは、偏見でしょうか?そうよね、偏見だわ。ゴメン、Sam。
でも、Deanの台詞が・・・。
D "かわいそうな馬・・・"
ははは。
しかし、さすがSam。すぐに乗りこなし、美しい朝焼け間近の空をバックに駆けて行きました。
その頃、Sheriffは、現れたFinchに殺されてしまいました。一瞬で灰です。Finchは、チャンスがあったのに、Sheriffが判事にその事を言わなかったといいます。その事って何なのか。
代わって、Cas。
Casは、Rachelに呼び出された事に驚いています。
R "私達、話しあわなきゃ"
C "私をここに呼び出したのか?"
R "Castile、聞えて来たのよ、信じたくないような事が。それが真実なのかどうか教えて"
C "何の事だ?"
R "わかっているはずよ!あなたの汚い秘密の事よ!"
C "・・・私は、Raphaelを倒さなければならない"
R "こんなやり方間違ってる、Castiel!"
C "Rachel・・・"
R "私達は、あなたを信頼してきたのに・・・なのに・・・あなた、変ったわ"
C "私には、他に選択肢がない"
R "なら、私もよ"
そう言って、Rachelは剣を取り出し、Casに切りかかります。避けきれず、Casの胸にそれが刺さってしまいました!!これって、ちょっと刺さっただけじゃ、死なないのね。刺し貫かないと殺せないって、設定にしたようです。
とにかく、ここでCasも剣を取り出して応戦。
結局は、危ないところでしたがCasがRachelを仕留めました。眩い光と共に倒れたRachelには、大きな黒い翼の影が。
すまないと謝るCas.
それにしても、Casの秘密って何?
汚い事に手を染めてるのね。
先週のEpでも、魂を得るために歴史を変えようとしたし、出来る事は何でもしてRaphaelを倒すことだけを考えてる。それがこの先、Deanを悲しませる事にならなきゃいいんだけど・・・。
Casは、助かったといえどもかなりの重症のようで、飛んで来たのはBobbyのお家。驚くBobbyを待たせておいて、彼は自分の血で冷蔵庫にSellを描きます。これは追手を撒くSpell。
逃げた方が良いか、それとも戦うのか?と訊くBobbyに、答えられず気を失うCas。
DeanとSamだけじゃなく、CasまでもがBobbyを頼りにしてるなんて・・・。
朝、Deanは酒場に出向きます。
この頃の酒場は、24時間営業なの?ま、細かい事はさておき、新しいカウボーイハットをどこでゲットしたのか、Deanは自分の恰好に満足、満足(笑)
そこへ、外からSheriffが死んでる!!と言う叫び声。
言ってみると、判事と同じように灰になった人間の形の上に、Sheriffのバッチが乗っています。じゃあ、いったい誰がSheriffに?と訊くDeanに、酒場のElkinsさんは、バッチをつけてやります。
そしてめでたく、Dean Sheriffの誕生です。
嬉しい?嬉しいんでしょ?Dean。
こちらは、Coltさん家。
2人の訪問者ですが、彼らは人間外。Demonです。Devil’s Gateを作ったColtさんを見つけ出し、彼にそれを開けさせようとやって来ましたが、引退して久しいとは言え、彼にはColt銃がありました。あっという間にDemonを始末したColtの損失は、1本の酒びん。かなり悔しそうです。
Deanは、Sheriffの部下に会いに来ました。
彼の新しい上司として。バッチを見せて得意満面。ドアを開けさせた時の、女の声色、Jensen?
Deanは、Finchが次に狙うのは彼だと考え、彼をエサにして誘き出そうと言う作戦です。
この時代、"Gank"なんて言っても通じないんですね。
やっとこさ、Coltさん家に到着したSam。
恐る恐る、入ってみます。
いきなりかけられた聖水。またまたDemonかと思ったみたいです。Samは、正直に2011年から来たHunterのSam Winchesterだと名乗ります。証拠はと訊かれ、携帯電話?を見せます。すると拍子抜けするほどあっさりと信じてくれました。ま、Hunterだもの。こんな事くらいじゃ驚かないって。Samは、Phoenixを殺したあなたの助けがいると言いますが、Coltは自分はそんなことはしていないと言います。そりゃそうです。「まだ」していないんですから。Samは、持ってきた彼の日記にその事が書いてあると説明しますが、Coltさん、ま~~~ったくやる気なしです。ただの飲んだくれです。自分達の時代では、あなたはヒーローなんだって言われても、笑うばかり。もう引退したんだって。Samは、自分達が追っている怪物を倒すには、どうしてもPhoenixの灰がいるんだと言いますが、動こうとしません。
Samは、どうしても来てくれないなら、銃が必要だと言います。Coltは、銃って何の事だと惚けますが、Samは「あの銃だ」と言います。
すると、Coltさん、今度はその銃なら失くしたんだと言いだします。でも、Samは、彼がこの1時間以内にDemonを殺した事を見抜いていました。2つの靴跡、硫黄の匂い。彼は、腰にColtをさげていました。
彼は、自分が送って来た人生が、何の役にも立たなかったと思っています。人生を捧げて来た事に何の意味も見出せなかったとしたなら、こんな酒浸りになっちゃうのかな。
でも、Samは、彼のやって来た事の意味を知ってる。だから、彼はヒーローとして、名前が残っている。
Samは、引き下がらない強い決心の元に、彼にColtを渡すよう迫ります。
さて、Bobbyの元に避難して、かわいく気を失ったCasが、タイムリミット1時間前に目を覚ましました。事の経緯を説明しますが、まだ本調子ではないようです。その証拠に、CasはDeanとSamを戻す事が出来ないと言います。それをするには、力が足りない。Bobbyは、何か方法はないのかと言います。ひとつだけある方法は、Bobbyの魂を必要とする。人間の魂は、それ自体が純粋なエネルギーです。直接それに触る事で、Casは力を得る事が出来る。しかしそれは危険な行為です。人間にはとてつもない苦痛を与えるし、失敗すれば木っ端微塵にする事になる。
Bobbyは承知しますが・・・これってきっと、Casの汚い秘密に関係してる事ですよね。
人間の魂、それも大量の人間の魂を犠牲にして、CasはRaphaelに勝とうとしてるんでしょうか?そこまでして勝たなければならない戦いだと、他に選択の余地はないと言う事なんでしょうか?もしこれが、想像通りの事だとすると、DeanとCasの関係にひびが入る事は必至。
さて、真相のほどは、Ep20だっけ?
町の保安官事務所?Deanは、連れて来た男を檻に入れています。
時刻は迫っていますが、Samは戻ってきません。
D "何やってんんだ、Sam。人生最大の遅刻になっちまうぞ!"
ほんと、帰れなかったら大変です。
そこへ現れたFinch。
檻中の男を出すように、Deanに言います。Deanは、彼に鉄の釘を投げます。思わず素手でそれを受け取ったFinch、手が焼けてしまいました。Deanが睨んだ通り、彼は人間じゃない。Demonはじめ、多くのMonsterは鉄を苦手とする物が多いです。
F "この男が何をしたか知ってるのか?"
D "話してみろ"
F "俺は結婚してた。優しい人間の女と・・・。俺達は町の外に住んで、誰にも迷惑をかけていなかった"
D "思いやりがあるね~"
F "Monsterと呼びたきゃ、そうするがいいさ。だが、俺達がした事は町に入った事だけだ。俺がほんの5分銀行に行って出てくると、彼女の姿がなく叫び声が聞こえた。・・・こいつが、彼女を路地で抑え込んでたんだ。止めに入った俺に、こいつは銃を出して撃った。俺と彼女を・・・。彼女は俺の腕の中で死んだ"
D "・・・・・"
F "だが、もちろん、俺は死なない。だから俺は、こいつが恐怖に居たたまれなくなるように、こいつを最後に残しておいたんだよ"
なあるほど、そう言う事でしたか。
まったくの濡れ衣。
Monsterといえども、静かに暮らしていたのに、こんな事されちゃ黙っていられないわよね。Deanだって、理由がそう言う事なら見逃してあげたいでしょうが、今回は別の目的があります。
どうやってもPhoenixの灰を持ちかえらないと、Motherに太刀打ちできません。
F "さあ、本当にこの卑怯者を守りたいのか?"
D "正直、俺はこいつが嫌いだ。臆病者クソ野郎さ。だが、問題はこいつじゃない。俺は、お前が何なのかを知ってる"
F "本当に?"
D "ああ・・・だから、俺はお前を殺さなきゃならないんだ"
F "・・・俺がなんなのか、ホントに知ってるって言うなら・・・それが不可能なことだとわかっているだろ"
Finchはそう言ったかと思うと、いきなり銃を檻の中に向けて撃ちこみ、妻の仇を撃ち殺しました。そう来るとは思っていなかったDeanは、窓を突き破ってあわてて逃げます。Finchが撃ってきますが、かろうじて避けました。
そこへ戻って来たSam!
待ってましたよ!
S "Dean!"
D "Sam!!こっちだ!!Coltは?"
S "来ないって"
D "なんだと!!?"
S "でも、これを貸してくれた"
そう言ってSamが取り出したのは、Colt銃。
D "おお~久しぶりだな。別嬪さん"
Casは、DeanとSamを戻すために、Bobbyの体に腕を突っ込む準備中。Bobbyのただひとつのお願いは、とにかく爆発だけはさせないでくれって。魂に触れるには、大変な苦痛を伴います。Bobby、ベルトを噛んで痛みに耐えます。
Deanは、やっぱり最後はこれ。
いや、良いんだけどさ、やっぱりこんな切羽詰まった状況でも、楽しんでるよね??ね?
見事に命中したColtの弾が、Phoenixを灰に変えました。満足げなDean。鳴り出す12時の鐘。Samは、Deanに早く灰を確保するように叫びます。
慌てて灰に駆け寄りますが、滑り込んだ先はBobbyのお家。
Deanの手にある瓶の中に、Phoenixの灰はありませんでした。ミッション失敗。
ガックリする面々。
Deanは、Casにもう一度戻してくれと言いますが。Casは、見るからに疲れ切っていますし、Bobbyも口をきくのもイヤそうです。
Deanは、謝るしかない。
そこへ、誰か訪ねてきました。
Samが玄関に出てみると、郵便屋さん。
Sam Winchesterに届け物だと言います。
この荷物は、おかしなことにオフィスにず~~~っと昔から保管されていた。メモが付いていて、今日ここに届けるようにって。
送り主は「Samuel Colt」?!!
Samは、サインをするのも忘れて荷物を受け取ります。
Samuel Colt、過去からの贈り物です。
開けてみると、古びた携帯電話。あの時Samが見せたやつです。そして手紙が1枚。
「親愛なるSam。俺は住所と日付を、お前のこの何とかってやつから探しだした。同封した物が、役に立つかもしれないと思ったんでな。じゃあな、Samuel Coltより」
出て来たのは、瓶に入った黒いモノ。
B "それは、俺が思ってる物か? "
D " Phoenixの灰だ。これが何を意味するか分かるか? "
B "ああ、俺が、魂を触られた事が無駄にはならなかったってことだろ?"
D "ああ。それに・・・これでようやく、俺たちが「彼女」に戦いを挑めるってことさ "
見つめ合う4人。
Deanは、カウボーイハットを被ります。
最後までウエスタンなDean。あくまでカッコ良く!そこがちょっと可笑しい。
今回、彼らが過去に行って、その手で目的を果たす事は出来なかったけど、その行動がSamuel Coltの行動を左右した事は、間違いない。
さて、これは、あらかじめ決まっていた運命なんでしょうか?
なかなか面白かった。
最後、過去からの贈り物って言うのは、まあ、ありがちな設定ですが、それもよし。しかし、Deanがあんなに西部劇好きだったとは。もう、Samの事、オタクなんてからかえないでしょ(笑)
何とか、Motherに対抗する物を手に入れたけど、このまますんなり行くようなSupernaturalじゃありませんからね。Casの事も心配。強いては、Deanの事に関わってきますから。あんまり悪いAngelにならないで欲しいな。
さて来週は、とうとうMotherとFace to Faceです。しかも、彼女、Mary Momの姿してますね。
またまた、痛いところを・・・。
いや、大変そう。
それから、もうこの後、休みなく続くのかと思ってましたが、1週休みが入りますね。
4/29 Ep19
5/6 Ep20
5/13 お休み
そして、なんと!
5/20 Ep21&22
という変則放送!
5/19から20は、名古屋に出張です。20日の夜には、帰ってきますので、大丈夫。
もう、ほんと、後4話。
容赦なしで、たたみかけてきますよ!
じゃあ、また来週。
***
2011/04/17
Supernatural Season6 Ep17 "My Heart Will Go On" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep17 "My Heart Will Go On"の感想もどきです。
みなさま、お久しぶりです。
このひと月ちょっと、周りでいろんな事が起りすぎて、少々混乱気味です。あんな大きな地震が起って、その上原発事故まで。余震も治まらず心配ですが、個人的にも何かと騒がしい今日この頃で、正直、Supernaturalに集中する事が難しいです。
しかし、ここまで続けてきた事ですので、なんとかSeasonの終わりまで見届けたい。・・・な~んて、偉そうに言うほどの事は書いてないですが、今週もサラッと言ってみたいと思います。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Then
・・・Ellen、Jo、Rufusと死んでしまった人達。
今でも、突然目の前に現れて、" しっかりしなさい!"と言う声が聞こえてきそうな気が・・・。
ところは、PennsylvaniaのChester。
この人の死に方見てると、人間は運命には決して逆らえないんだと言われているような気がして、げんなりします。
DeanとSamは、Bobbyのお家にいて、酒の量が半端じゃないBobbyを心配していますが、なんて声をかけて良いか分からず、お互いに押し付け合っています。じゃんけんに負けたSam。嬉しそうなDean。
Bobbyは、「Mother」の事を調べています。
Rufusを自分の手で殺してから、彼はあまり眠れないようです。あの変な虫に体を支配されて、どうする事も出来なかったんだから、それはBobbyのせいじゃないんだけど、そう割り切れるものじゃないし、立場が代わって死んでたのは自分だったかもしれない。心配するDeanに、「おまえは俺の女房か?」と突っ込むBobbyです。そして、Rufusの事は関係ないし、自分は眠れてるって、取りあわず、Coffeeをご所望です。しかし、Irish Coffeeって、それは酒ですよ!
Samは、Bobbyに仕事をさせれば酒浸りを辞めさせられると言い、先週PennsylvaniaのChesterで起った3件の事件について話します。みんなおかしな死に方をしていて、最後のひとりなんて自分家のガレージのシャッターに首チョンパされてしまいました。しかも3人は血縁関係。Deanは、家族の呪いかなんかかと言います。
ところが、Bobbyはそんな事件には興味なし。後生だから自分を放っておいてくれ、サッサと出て行けと言われ、2人は渋々彼を置いて出かける事にします。
さあ、荷物をImpalaに乗せて・・・・。
Impala・・・・じゃないじゃん!!!
????なに??この車?
さて、このあたりから、何だかこの世界がおかしなことになっている事がわかり始めます。
車に乗り込んだ2人。
Samは「彼女」が、帰って来るのを待った方が良いんじゃないかと言いますが、Deanはもうすぐに帰ってくるって電話で言ってたと言い、出かけて行きます。
「彼女」って、誰の事?
それはすぐに判明します。
お家の中では、また酒瓶に手を伸ばすBobbyの手を、ショットガンで抑え込んだのは、Ellen?!!
どうして?
彼女は死んだ、最愛の娘Joと。
DeanとSamをHell houndに囲まれた建物から逃がすために。
その事はBobbyも承知しているはず。それなのに、彼はそんな出来事が起った事を忘れているか、あるいは、そんな事実がなかったかのように自然にEllenと話しています。
Ellenは、Bobbyの体を心配しつつ、Joと「仕事」に行く話しをしています。
しかも、今のEllenは、Bobbyと結婚してる!
これまでのストーリーの中で、そんな事実はありません。
・・・Impalaといい、EllenとJoが生きている事、BobbyとEllenの結婚といい、この世界は何かが捻じれてしまっているようですが、その事に誰も気づいていません。
DeanとSamは、ガレージで死んだ男の家に来ています。
EMFは反応せず、Ghostの仕業ではないようです。
Samは、ガレージの床に金色の紐のようなものを見つけますが、それはGoldでした。Gold?なんでそんな物が?2人は手分けして、家族の記録と近親者を調べる事にします。
Deanは、死んだ男の従弟を訪ねます。
そして、地元の家族の家計について研究していると言って、質問します。
奴隷を使っていた事は?とか、ナチと関係がなかったか?とか、Gypsyを怒らせた事は?とか。変な質問ばっかり。挙句の果てには、命が危ないと言われた男の人は、脅してるのか?!出て行け!!と。
そりゃそうですよね。
追い出されたDeanは、Samと連絡を取ります。
Italiaから1912年に祖父母が移住して来てから、ずっとAmericaで暮らしているって事くらいしかわかりませんでした。なぜ、その家族が消されかかっているのか、まだわかりません。
どこかのオフィスで電話中の女性Anne。
ところが、急に動きが止まってしまいます。
時間が止まってる。
そこへ、後のSam曰く、どこかの図書館司書のような姿の女性が現れて、電話中のAnneのバッグからカギを取り出すと、コピー機の横の床に置き、そのまま行ってしまいました。
動き出す時間。
電話を終えたAnneは、カギが無くなっている事に気付きます。何故かコピー機の横に落ちているのを見つけて不審に思いますが、拾い上げます。
その拍子に、棚に置いてあった花瓶が倒れ、中の水がコピー機にかかりショート!慌てる彼女の首のスカーフが、誤作動したコピー機の給紙口に撒き取られ、首が締まって死んでしまいました。
・・・なんということ・・・。
そこへ戻って来た図書館司書(風)。
持っていたノートには、人の名前がびっしりと書かれています。
そして、今死んだAnneの名前に線を引きました。その分厚いノートには栞として金色の房が付いていて、その一本が床に落ちました。これが例のGoldだったんですね。
DeanとSamは、Anneが死んだオフィスに忍び込み調べます。彼女は、先に死んだ家族とは血縁関係にありません。まったく別の事件かと思われましたが、Deanは床に落ちているGoldの紐を見つけます。
モーテルで電話中のDean。
電話の相手はEllenです。
今回の事件について話しをする2人。
Deanも、Ellenが死んだという事実について、何も憶えていないようです。彼女とJoが、死んだという過去そのものが、無かった事になっているようです。
Ellenは、今回の事件について、同じような「事故」が全国的に起っていると言います。少なくとも75件。Jo共、事件について調べた事があるようです。それは血縁関係だったり、そうじゃなかったりいろいろですが、Goldの紐が見つかっている。それがどういう意味を持つのかはわかりません。
しかし、それ以外に不思議な事実が判明しました。
彼らの家系図を調べてみると、家族はすべて同じ年に同じ船に乗ってAmericaにやって来ていました。
1912年、船の名前は「Titanic」。
そう言わずと知れた、かの有名なThe Titanic号です。
Titanicは、当時、不沈船と呼ばれ、UKのSouthampton港からNew Yorkに向けて処女航海に出ましたが、大西洋沖で巨大な氷山に衝突。1500人もの人と共に、海に沈みました。
そんな世界でも超有名な海難事故と船の存在を、誰も知らないと言います。
どうやら、Ellen達の死と同様、Titanic号の事故も、この世界では起こらなかった事になっているようです。このあたりに事件のヒントが隠されていると考えたDeanとSamは、調べてみる事にします。
DeanとEllenの電話での会話は、なんとも切ない気持になりました。まるで本当の家族のように話しをする2人。この時のDeanは、Ellenが死んだことなんて知らない。Hunterとして、いろいろ辛い事はあるけど、BobbyとEllenが結婚していて、あの家に行けばいつでも安らぎを得る事がわかっている。まるでそんな幻想を見せられているようで、何だか胸が痛かった。
SamがTitanicの事を調べてみると、その船は危機一髪氷山との衝突を避け、無事だったとわかりました。過去が変えられています。
そしてその衝突を回避した1等航海士の写真を見つけたSam。
その白黒写真の真ん中に冗談のように納まってるのは、何とあの正体不明のAngel、Balthazar。
彼が何かやった事は明白です。
Balthazarを呼び出した2人。
いつものようにとぼけた調子で現れたBalthazar。
BZ "やあ、やあ、やあ。何の用かな?"
D "訊きたい事がある"
BZ "どうした、動揺してるのか?Dean"
D "船の事だ!Balthazar"
BZ "船?"
S "Titanicさ!"
BZ "ああ!Titanicか。ああ、沈むはずだったのを、そうしなかったんだ"
S "・・・なんだって?"
BZ "氷山に衝突して、沈むところだったのを助けたのさ。何かほかに訊きたい事は?"
D "・・・・・・・"
S "・・・どうして?"
BZ "なにが?"
D "どうして助けたんだ?"
BZ "ああ、私はあの映画が大嫌いでね!"
D "映画?"
BZ "そうさ!ははは"
S "待てよ。じゃあ、あんたは、大型船を救って・・・"
BZ "ああ、Celine Dionの歌だって酷いもんさ"
S "Celine Dionって誰だよ??"
D "・・・・??"
BZ "彼女はQuebecの辺りの貧しい歌手さ。今のままにしておいてくれ、まったく、頼むぜ!"
D "・・・・・"
S "・・・OK、そんなこと出来るのか?歴史を変えるなんてことが?"
BZ "私に出来ないことなんてないさ"
S "・・・わお・・・。なんて神経だ。で、どんな気分だよ、デカイ船を救って"
BZ "なんだよ!私は人々を救ったんだぞ。そういう事お前達だって大好きだろ?"
S "ああ!でも、そのせいで、彼らの子供や、その子供の子供が、どれ程他の人達と接触したと思う?!あんたは、歴史を捻じ曲げたんだぞ!!"
D "おい、おい、ルール1、Kutcherにもわかるように言え"
BZ "まったく、歴史を変えても残念な事に、Ashton Kutcherは、いなくなってないんだよな。そして、お前達は、Apocalypseを回避したし、Archangelも存在する。変わったことなんてほんの些細なことだけさ。お前がImpalaを運転してないとかな"
D&S "・・・???・・・"
BZ "・・・はい、はい。「Impalaってなに?」って言いたいんだろ?大丈夫、そんなに重要な事じゃないって。それに、もちろんEllenとJoも生きてるしな"
D "EllenとJo?"
BZ "ああ、彼女達は死ぬ運命だった"
D&S "・・・・?!・・・・"
BZ "私が船を助けた事は、いろんな事に繋がってる。次々に。まあ、早い話、その事で、彼女達は、あの大爆発で死なずに済んだってことさ"
D&S "・・・・・・・・"
BZ "とにかく!私が良い事をしたって認めるだろ?私の嫌いは映画を抹殺した事によって、お前達の最も大事な2人の友人を救ったんだからな"
D "・・・"
S "・・・でも、実際、誰かがTitanicで生き残った人間の子孫を殺してる"
BZ "・・・それが?"
S "5千人くらいは殺されるんだ"
BZ "・・・?それが?"
D "俺たちは、その事から人々を救いたいんだ。だから誰がやってるか知りたい"
BZ "ああ、そうか、悪いがお前は、私を他の誰かと混同していないか?お前に恋してる汚れたトレンチコートのAngelか何かと"
D "・・・・・・"
BZ "私の・・・知った事じゃないね"
D&S "・・・・・・・・・・"
BZ "ごきげんよう、Boys"
D "待て、待てよ!!・・・クソ野郎!!"
そうね、Deanに恋してるCasなら何とか手助けしてくれたかもしれないけど、相手がBalthazarじゃね。・・・って、恋って(苦笑)
とにかく、Balthazarが関係していた事をBobbyに連絡します。すると、どうやら今回子孫たちを始末して歩いているのは「Fate」だと言う事がわかりました。
運命の女神。
ギリシャ神話にも出てくる女神の姉妹の内の一人が関わっている事は間違いないようです。つまり、本当はTitanicの事故で死ぬはずだった内の多くの人々は、当然のことながら子孫を残す事は出来なかったはずです。それがBalthazarの「映画が嫌い」という理由だけで、助けられた。そして本当は生まれてくるはずの無かった人間がこの世に生まれてくる事になってしまった。神の引いた運命の道とは違う道が出来てしまった。
運命の女神は、その道を元の道に軌道修正するために、本来生れてくるはずではなかった人間を次々と殺しているんです。
さて、どうするか。
一番簡単な事は、BalthazarにTitanicを救う前の状態に戻させること。
そうすれば、未来は変わらずです。
しかし、元々生まれてこなかったんだから殺させる事もない。
でも、そうなると、EllenとJoは、元も運命の道に戻る事になり、あの爆発で死ぬ。Bobbyの心の支えになっているEllenは、いなくなってしまうんです。
電話口のBobbyの側には、仲睦まじ気に抱き合うBobbyとEllenの写真が。
Deanから、その事を聞いたBobbyは、何としてもBalthazarが、再び船を沈める事を阻止するように言われます。もちろんそうするつもりのDeanとSam。Rufusの件で、かなり参っているBobbyからEllenを奪う事は、何としても避けたい。しかし、そうなるとどうやって他の人々を助ければいいのか。
電話を切ったDeanは、Fateが次に現れそうな人物の事をお思い出します。ガレージで死んだ男の従弟。Big Italy Mr. Russo。
Russoさんを見つけた2人は声をかけますが、電話に夢中の彼は気づかずどんどん歩いて行ってしまいます。そこへ、お約束の車。何とか何を逃れますが、先日の事があるので、Deanに、殺す気か!!と怒り心頭です。が、その直後、道路を渡ろうとした彼を、バスが轢き殺してしまいました。
そしてそのバスの後部には、弁護士である彼の広告が。
「Personal injury & Wrongful death」
何という皮肉。
その時、近くの建物の窓に、SamはFateらしきものを見て、Deanにいいます。
S "彼女だ。あそこにいた"
D "彼女?Fateか?"
S "うん"
D "どんなだった?"
S "・・・図書館司書みたいな感じだった"
D "・・・おまえのイメージの司書か?それとも俺のイメージする司書か、どっちだよ?"
S "Deanが言わんとしてる事が、裸だったかどうかって事なら、彼女、服は着てたよ"
D "・・・了解"
Dean、あなたのは、看護師さんだろうと、教師だろうと、大統領でさえ、女なら裸なんでしょうね。
話し合おうと彼女を追いかけるDeanの手には銃。
建物は使われていないレストランか何か?Fateを探すDeanとSamの動きが突然止まります。そして現れたFateは、ガス栓を次々と開けていきます。この先の展開は容易に想像付きますよね。
時間が動き始め、Deanの持っていたライトが切れます。ライターで明かりを取ろうとするDean。なかなかつきませんが、ガスが充満した部屋の扉を開けた途端に火が付き、大爆発!!
と、なるところに現れたのは、Deanに恋するAngel、Castiel。
ほんと、良いところで出てきてくれてありがとう。
そして、3人は、夜の広大な自然の中に立っています。
何と場所はロシア。
爆発の中からCasは、DenaとSamを救いだしました。
D "Balthazarが、やったことわかってるのか?!"
C "ああ、わかっている。Balthazarならあり得る事だ"
D "Fateは、船の関係者を殺そうとしてるのに、何で俺とSamを殺そうとするんだ?!"
C "たぶん、彼女の怒りを買ったんだろう"
S "おれ達が何したって言うんだ?"
C "取りたてては。ただ、Apocalypseを回避して彼女を少し時代遅れにした事に、いら立ったのかも。その時、自ら彼女の前に現れたからだろう"
D "・・・それで、俺たち、Fateを怒らせたって事か"
C "彼女は、お前達が死ぬまで、止めないだろう"
D "・・・素晴らしい・・・。じゃあ、どうすればいい?"
C "彼女を殺すしかない"
S "Fateを殺すだって?"
C "他に考えがあるのか?"
S "いや、おれはただ・・・。そんなことまで出来るの?"
C "Balthazarは、彼女を殺せる武器を持っている"
D "ああ、もちろんあいつははやるだろう。でも、奴は隠れたまんまなんだよな?新しい友達を見つけた方が良いんじゃないか?Cas"
C "私は、それらを救おうとしてるんだ、Dean"
D "・・・・・"
C "・・・我々は、彼女を誘き出さなければならない・・・"
S "・・・おれ達って、彼女の標的だよね。いつかは姿を現すんじゃないかな?"
C "彼女が、お前達を見つけやすくしよう。それには、なにか決まりごとがあるはずだ"
D&S "・・・・・"
C "「魅力的なFate」"
D&S "・・・・・・・・・"
まったくもう、面倒くさい。
人間より人間くさい女神さま。
とにかく、DeanとSamは、囮となる事になりました。
その頃Bobbyの家では、Ellenが西海岸にいるJoからの電話を受け取っていました。あちらでもそれらしい「事故」で、30人くらいの死亡を確認出来たようです。
Ellenは、一番手っ取り早い解決法は、元通り船が沈む事だと言います。それを聞いたBobbyは、狼狽します。だって、そうなればEllenとJoは、死んでしまう運命です。
様子のおかしいBobbyをEllenは問い詰めます。
Bobbyは誤魔化しきれなくて、DeanとSamから聞いた話を説明します。
少なからずショックを受けるEllen。
Bobbyは、Balthazarが再び船を沈めたりしないようにするから、心配しなくていいと言います。でも、Ellenは、それがどういう事かわかっています。捻じれた運命のせいで、この世に生れて来た人が、Fateに殺されていく。
生まれてきて殺される事と、生まれてこない事には、大きな違いがあると。
でも、Ellenがいなくなるなんて、Bobbyには耐えられない。
B "俺達には、君が必要なんだ。・・・特に、俺にとっては・・・"
E "・・・わかってるわ"
ああ、こんなツライ話だったなんて・・・。
相変わらず、容赦ないですな。
町に戻って来たDeanとSam。
Fateを誘き出すために、町の中をウロウロ。
こうやってみると、何から何まで危ないような気がします。それにしても、大道芸には笑った。なかなか出てこないFateに、やっぱり作戦失敗か?と思われたその時!
頭上から落ちて来た、重たそうなモノ。
なんだかわかんないけど、とにかく、DeanとSamの上に落ちて来た!これ、ひとたまりもないね。やられちゃった!と思った瞬間止まる時間。
現れたのは、Cas。
そして図書館司書風のAtroposでした。3姉妹の長女。運命の糸を切るハサミを持つ女神。
彼女は、起っています。
Godに与えられた仕事を真面目にこなしてきた。人々には運命があって、それに従って自分も一生懸命働いてきたのに、すべてが狂ってしまった。
どうしていいか、Heavenにまで行ってみたけど、誰も相手にさえしてくれず、挙句の果てにTitanicが沈む運命さえ変えてしまった。じっと耐えていたけど、我慢の限界がある。
Casは、Titanicの件は、自分ではなくBalthazarがやった事だと言いますが、Atroposは、彼はあなたの支配下にあるはず、と言って責めます。何故、彼を船を沈めるために過去へ送り込まないのかと。
そう、実は、Balthazarが例の映画が嫌いでこんな事をしたなんて真っ赤なウソ?いや、ちょっとはそう言う理由もあったかもしれませんが、実際の所は、Casの命令だった。Heavenでの新しい軍事力増強のため、5万もの新しい魂をつくる必要があったためと、Fateは指摘します。Balthazarに言って、Titanicを元通り沈めないつもりなら、あなたのお気に入りの2匹のペットを殺すと言われます。2匹のペットとはもちろんDeanとSamのこと。ズバリと真意を見抜かれたCas。このままFateを始末しようと考えたのか。
ところが、Fateには、まだ奥の手がありました。ClothoとLachesisの姉妹です。自分が殺されたら、復讐のために2人の姉妹が必ずDeanとSamの息の根を止めると。
Casは、女神3人を敵に回す事は不利だと考えたのか、あるいはあくまでDeanとSamを危険な目にあわしたくなかったのか、どうか。後ろからAtroposを刺そうとしていたBalthazarを止めます。気まずそうなおじさん。
そして、Casの無言の頷きと共に、Titanicは大西洋の底に沈む事になりました。運命通りに。
時間が再び動き出し、落ちて来た物が地上に激突する激しい音。
しかしその下に、DeanとSamの姿はありません。もちろんCas達も消えていました。
場所は、Bobbyの家。止まっている車の中から、映画Titanicの挿入歌Celine Dionの歌う「My Heart Will Go On」が流れています。
目覚めたDeanが最初にした事は、それを止める事。そしてSamを起こして車の外に出ます。車はImpalaに戻っていました。2人は、とてつもなくおかしな夢を見ていたと言い合います。ところがそれがどうやらまったく同じ夢だったと気づきました。
そこへ翼の音とともに現れたCas。
C "夢ではない"
D "なんだって?あれが夢じゃなく、本当に起った事だって言うのか?"
C "そうだ"
S "どういう事なんだ?"
C "私は、Balthazarが過去に戻って、彼が起こした事を修復すると約束した"
S "なんだって?どうして?"
C "それは、お前達が無事だと確信するための唯一の方法だったから"
S "・・・それじゃあ・・・おれ達を助けるために・・・5万人もの人を死なせたの?"
C "いや、そうではない。彼らは生まれてこなかったんだ。それが殺される事とは全く違うと、お前は言っただろ?"
ここでDeanはハッと気づきます。
D "EllenとJoは?"
C "・・・・残念だ・・・"
D&S "・・・・・・・・・"
D "・・・待ってくれ・・・。すべてが元に戻って、記憶も元に戻るんだよな?"
C "ああ、ほとんど"
D "じゃあ、どうして俺とSamは、憶えてるんだ?"
C "私が憶えていて欲しかったから。"
S "なぜ?"
C "私は、Fateが誰であるかについて、お前達に知っておいて欲しかった。彼女は残酷で気まぐれだ"
D "俺が「Bitch」って言うまでもないくらいな"
C "ああ、そうだな。・・・お前は、運命とは自分で創る物だと私に教えた。お前は運命によって支配される事はない。お前は自由でいていい。私は、それが戦う価値のある物だと、まだ思っているから。・・・私は、ただそれをお前にわかって欲しかった"
そうか。
Casって、Deanが言った運命の話、ちゃんと憶えてたんですね。運命は自分で切り開く物だって。なかなかジーンとさせますが、そのおかげでEllenとJoの事で、2人はまたまたツライ思いしなきゃならないな・・・。しんどい事です。
家の中に入ると、ソファーでうたた寝をするBobby。
S "普通に戻るかな?"
D "ああ、普通にな"
S "・・・ツライよね。どれくらい幸せだったかと思うと・・・"
D "ああ、でも、知らない事では傷つかないさ。俺たちが黙ってればいいんだ"
S "ああ、そうだね。・・・起こした方が良い?"
D "・・・いや、やめとこう。多分、最高の夢を見てるだろうから・・・"
Deanは、そっとブランケットをかけてあげます。
写真立ての中に、Ellenの姿はありません。ツライことばかりでの人生です。
Bobbyは、起きた時にはすべてを忘れている。
でも、目覚めるまではせめて、Ellenと幸せな日々を送っていると祈りたい。
まったく、切ないEpでした。
休み明け、久々のEp。皆さんいかがでしたか?
いろんな事がありすぎて、考えることばかりです。毎日、一生懸命生きて行くしかないんですね。でも、ツライ時、悲しい時は、素直に弱音を吐いてもいいよね。
ここからは、お休みなしにFinale Epまで続きですね。
落ち着きませんが、何とか最後までついて行けますように。
では、また来週。
あ、そう言えば、Season7のこと、どこかに出ていましたか?まったく情報を拾えてないので、SupernaturalがSeason6で終わりか、Season7に続くのか、まったく知りません。
そのうち調べてみようと思います。
では。
***
Supernatural Season6 Ep17 "My Heart Will Go On"の感想もどきです。
みなさま、お久しぶりです。
このひと月ちょっと、周りでいろんな事が起りすぎて、少々混乱気味です。あんな大きな地震が起って、その上原発事故まで。余震も治まらず心配ですが、個人的にも何かと騒がしい今日この頃で、正直、Supernaturalに集中する事が難しいです。
しかし、ここまで続けてきた事ですので、なんとかSeasonの終わりまで見届けたい。・・・な~んて、偉そうに言うほどの事は書いてないですが、今週もサラッと言ってみたいと思います。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Then
・・・Ellen、Jo、Rufusと死んでしまった人達。
今でも、突然目の前に現れて、" しっかりしなさい!"と言う声が聞こえてきそうな気が・・・。
ところは、PennsylvaniaのChester。
この人の死に方見てると、人間は運命には決して逆らえないんだと言われているような気がして、げんなりします。
DeanとSamは、Bobbyのお家にいて、酒の量が半端じゃないBobbyを心配していますが、なんて声をかけて良いか分からず、お互いに押し付け合っています。じゃんけんに負けたSam。嬉しそうなDean。
Bobbyは、「Mother」の事を調べています。
Rufusを自分の手で殺してから、彼はあまり眠れないようです。あの変な虫に体を支配されて、どうする事も出来なかったんだから、それはBobbyのせいじゃないんだけど、そう割り切れるものじゃないし、立場が代わって死んでたのは自分だったかもしれない。心配するDeanに、「おまえは俺の女房か?」と突っ込むBobbyです。そして、Rufusの事は関係ないし、自分は眠れてるって、取りあわず、Coffeeをご所望です。しかし、Irish Coffeeって、それは酒ですよ!
Samは、Bobbyに仕事をさせれば酒浸りを辞めさせられると言い、先週PennsylvaniaのChesterで起った3件の事件について話します。みんなおかしな死に方をしていて、最後のひとりなんて自分家のガレージのシャッターに首チョンパされてしまいました。しかも3人は血縁関係。Deanは、家族の呪いかなんかかと言います。
ところが、Bobbyはそんな事件には興味なし。後生だから自分を放っておいてくれ、サッサと出て行けと言われ、2人は渋々彼を置いて出かける事にします。
さあ、荷物をImpalaに乗せて・・・・。
Impala・・・・じゃないじゃん!!!
????なに??この車?
さて、このあたりから、何だかこの世界がおかしなことになっている事がわかり始めます。
車に乗り込んだ2人。
Samは「彼女」が、帰って来るのを待った方が良いんじゃないかと言いますが、Deanはもうすぐに帰ってくるって電話で言ってたと言い、出かけて行きます。
「彼女」って、誰の事?
それはすぐに判明します。
お家の中では、また酒瓶に手を伸ばすBobbyの手を、ショットガンで抑え込んだのは、Ellen?!!
どうして?
彼女は死んだ、最愛の娘Joと。
DeanとSamをHell houndに囲まれた建物から逃がすために。
その事はBobbyも承知しているはず。それなのに、彼はそんな出来事が起った事を忘れているか、あるいは、そんな事実がなかったかのように自然にEllenと話しています。
Ellenは、Bobbyの体を心配しつつ、Joと「仕事」に行く話しをしています。
しかも、今のEllenは、Bobbyと結婚してる!
これまでのストーリーの中で、そんな事実はありません。
・・・Impalaといい、EllenとJoが生きている事、BobbyとEllenの結婚といい、この世界は何かが捻じれてしまっているようですが、その事に誰も気づいていません。
DeanとSamは、ガレージで死んだ男の家に来ています。
EMFは反応せず、Ghostの仕業ではないようです。
Samは、ガレージの床に金色の紐のようなものを見つけますが、それはGoldでした。Gold?なんでそんな物が?2人は手分けして、家族の記録と近親者を調べる事にします。
Deanは、死んだ男の従弟を訪ねます。
そして、地元の家族の家計について研究していると言って、質問します。
奴隷を使っていた事は?とか、ナチと関係がなかったか?とか、Gypsyを怒らせた事は?とか。変な質問ばっかり。挙句の果てには、命が危ないと言われた男の人は、脅してるのか?!出て行け!!と。
そりゃそうですよね。
追い出されたDeanは、Samと連絡を取ります。
Italiaから1912年に祖父母が移住して来てから、ずっとAmericaで暮らしているって事くらいしかわかりませんでした。なぜ、その家族が消されかかっているのか、まだわかりません。
どこかのオフィスで電話中の女性Anne。
ところが、急に動きが止まってしまいます。
時間が止まってる。
そこへ、後のSam曰く、どこかの図書館司書のような姿の女性が現れて、電話中のAnneのバッグからカギを取り出すと、コピー機の横の床に置き、そのまま行ってしまいました。
動き出す時間。
電話を終えたAnneは、カギが無くなっている事に気付きます。何故かコピー機の横に落ちているのを見つけて不審に思いますが、拾い上げます。
その拍子に、棚に置いてあった花瓶が倒れ、中の水がコピー機にかかりショート!慌てる彼女の首のスカーフが、誤作動したコピー機の給紙口に撒き取られ、首が締まって死んでしまいました。
・・・なんということ・・・。
そこへ戻って来た図書館司書(風)。
持っていたノートには、人の名前がびっしりと書かれています。
そして、今死んだAnneの名前に線を引きました。その分厚いノートには栞として金色の房が付いていて、その一本が床に落ちました。これが例のGoldだったんですね。
DeanとSamは、Anneが死んだオフィスに忍び込み調べます。彼女は、先に死んだ家族とは血縁関係にありません。まったく別の事件かと思われましたが、Deanは床に落ちているGoldの紐を見つけます。
モーテルで電話中のDean。
電話の相手はEllenです。
今回の事件について話しをする2人。
Deanも、Ellenが死んだという事実について、何も憶えていないようです。彼女とJoが、死んだという過去そのものが、無かった事になっているようです。
Ellenは、今回の事件について、同じような「事故」が全国的に起っていると言います。少なくとも75件。Jo共、事件について調べた事があるようです。それは血縁関係だったり、そうじゃなかったりいろいろですが、Goldの紐が見つかっている。それがどういう意味を持つのかはわかりません。
しかし、それ以外に不思議な事実が判明しました。
彼らの家系図を調べてみると、家族はすべて同じ年に同じ船に乗ってAmericaにやって来ていました。
1912年、船の名前は「Titanic」。
そう言わずと知れた、かの有名なThe Titanic号です。
Titanicは、当時、不沈船と呼ばれ、UKのSouthampton港からNew Yorkに向けて処女航海に出ましたが、大西洋沖で巨大な氷山に衝突。1500人もの人と共に、海に沈みました。
そんな世界でも超有名な海難事故と船の存在を、誰も知らないと言います。
どうやら、Ellen達の死と同様、Titanic号の事故も、この世界では起こらなかった事になっているようです。このあたりに事件のヒントが隠されていると考えたDeanとSamは、調べてみる事にします。
DeanとEllenの電話での会話は、なんとも切ない気持になりました。まるで本当の家族のように話しをする2人。この時のDeanは、Ellenが死んだことなんて知らない。Hunterとして、いろいろ辛い事はあるけど、BobbyとEllenが結婚していて、あの家に行けばいつでも安らぎを得る事がわかっている。まるでそんな幻想を見せられているようで、何だか胸が痛かった。
SamがTitanicの事を調べてみると、その船は危機一髪氷山との衝突を避け、無事だったとわかりました。過去が変えられています。
そしてその衝突を回避した1等航海士の写真を見つけたSam。
その白黒写真の真ん中に冗談のように納まってるのは、何とあの正体不明のAngel、Balthazar。
彼が何かやった事は明白です。
Balthazarを呼び出した2人。
いつものようにとぼけた調子で現れたBalthazar。
BZ "やあ、やあ、やあ。何の用かな?"
D "訊きたい事がある"
BZ "どうした、動揺してるのか?Dean"
D "船の事だ!Balthazar"
BZ "船?"
S "Titanicさ!"
BZ "ああ!Titanicか。ああ、沈むはずだったのを、そうしなかったんだ"
S "・・・なんだって?"
BZ "氷山に衝突して、沈むところだったのを助けたのさ。何かほかに訊きたい事は?"
D "・・・・・・・"
S "・・・どうして?"
BZ "なにが?"
D "どうして助けたんだ?"
BZ "ああ、私はあの映画が大嫌いでね!"
D "映画?"
BZ "そうさ!ははは"
S "待てよ。じゃあ、あんたは、大型船を救って・・・"
BZ "ああ、Celine Dionの歌だって酷いもんさ"
S "Celine Dionって誰だよ??"
D "・・・・??"
BZ "彼女はQuebecの辺りの貧しい歌手さ。今のままにしておいてくれ、まったく、頼むぜ!"
D "・・・・・"
S "・・・OK、そんなこと出来るのか?歴史を変えるなんてことが?"
BZ "私に出来ないことなんてないさ"
S "・・・わお・・・。なんて神経だ。で、どんな気分だよ、デカイ船を救って"
BZ "なんだよ!私は人々を救ったんだぞ。そういう事お前達だって大好きだろ?"
S "ああ!でも、そのせいで、彼らの子供や、その子供の子供が、どれ程他の人達と接触したと思う?!あんたは、歴史を捻じ曲げたんだぞ!!"
D "おい、おい、ルール1、Kutcherにもわかるように言え"
BZ "まったく、歴史を変えても残念な事に、Ashton Kutcherは、いなくなってないんだよな。そして、お前達は、Apocalypseを回避したし、Archangelも存在する。変わったことなんてほんの些細なことだけさ。お前がImpalaを運転してないとかな"
D&S "・・・???・・・"
BZ "・・・はい、はい。「Impalaってなに?」って言いたいんだろ?大丈夫、そんなに重要な事じゃないって。それに、もちろんEllenとJoも生きてるしな"
D "EllenとJo?"
BZ "ああ、彼女達は死ぬ運命だった"
D&S "・・・・?!・・・・"
BZ "私が船を助けた事は、いろんな事に繋がってる。次々に。まあ、早い話、その事で、彼女達は、あの大爆発で死なずに済んだってことさ"
D&S "・・・・・・・・"
BZ "とにかく!私が良い事をしたって認めるだろ?私の嫌いは映画を抹殺した事によって、お前達の最も大事な2人の友人を救ったんだからな"
D "・・・"
S "・・・でも、実際、誰かがTitanicで生き残った人間の子孫を殺してる"
BZ "・・・それが?"
S "5千人くらいは殺されるんだ"
BZ "・・・?それが?"
D "俺たちは、その事から人々を救いたいんだ。だから誰がやってるか知りたい"
BZ "ああ、そうか、悪いがお前は、私を他の誰かと混同していないか?お前に恋してる汚れたトレンチコートのAngelか何かと"
D "・・・・・・"
BZ "私の・・・知った事じゃないね"
D&S "・・・・・・・・・・"
BZ "ごきげんよう、Boys"
D "待て、待てよ!!・・・クソ野郎!!"
そうね、Deanに恋してるCasなら何とか手助けしてくれたかもしれないけど、相手がBalthazarじゃね。・・・って、恋って(苦笑)
とにかく、Balthazarが関係していた事をBobbyに連絡します。すると、どうやら今回子孫たちを始末して歩いているのは「Fate」だと言う事がわかりました。
運命の女神。
ギリシャ神話にも出てくる女神の姉妹の内の一人が関わっている事は間違いないようです。つまり、本当はTitanicの事故で死ぬはずだった内の多くの人々は、当然のことながら子孫を残す事は出来なかったはずです。それがBalthazarの「映画が嫌い」という理由だけで、助けられた。そして本当は生まれてくるはずの無かった人間がこの世に生まれてくる事になってしまった。神の引いた運命の道とは違う道が出来てしまった。
運命の女神は、その道を元の道に軌道修正するために、本来生れてくるはずではなかった人間を次々と殺しているんです。
さて、どうするか。
一番簡単な事は、BalthazarにTitanicを救う前の状態に戻させること。
そうすれば、未来は変わらずです。
しかし、元々生まれてこなかったんだから殺させる事もない。
でも、そうなると、EllenとJoは、元も運命の道に戻る事になり、あの爆発で死ぬ。Bobbyの心の支えになっているEllenは、いなくなってしまうんです。
電話口のBobbyの側には、仲睦まじ気に抱き合うBobbyとEllenの写真が。
Deanから、その事を聞いたBobbyは、何としてもBalthazarが、再び船を沈める事を阻止するように言われます。もちろんそうするつもりのDeanとSam。Rufusの件で、かなり参っているBobbyからEllenを奪う事は、何としても避けたい。しかし、そうなるとどうやって他の人々を助ければいいのか。
電話を切ったDeanは、Fateが次に現れそうな人物の事をお思い出します。ガレージで死んだ男の従弟。Big Italy Mr. Russo。
Russoさんを見つけた2人は声をかけますが、電話に夢中の彼は気づかずどんどん歩いて行ってしまいます。そこへ、お約束の車。何とか何を逃れますが、先日の事があるので、Deanに、殺す気か!!と怒り心頭です。が、その直後、道路を渡ろうとした彼を、バスが轢き殺してしまいました。
そしてそのバスの後部には、弁護士である彼の広告が。
「Personal injury & Wrongful death」
何という皮肉。
その時、近くの建物の窓に、SamはFateらしきものを見て、Deanにいいます。
S "彼女だ。あそこにいた"
D "彼女?Fateか?"
S "うん"
D "どんなだった?"
S "・・・図書館司書みたいな感じだった"
D "・・・おまえのイメージの司書か?それとも俺のイメージする司書か、どっちだよ?"
S "Deanが言わんとしてる事が、裸だったかどうかって事なら、彼女、服は着てたよ"
D "・・・了解"
Dean、あなたのは、看護師さんだろうと、教師だろうと、大統領でさえ、女なら裸なんでしょうね。
話し合おうと彼女を追いかけるDeanの手には銃。
建物は使われていないレストランか何か?Fateを探すDeanとSamの動きが突然止まります。そして現れたFateは、ガス栓を次々と開けていきます。この先の展開は容易に想像付きますよね。
時間が動き始め、Deanの持っていたライトが切れます。ライターで明かりを取ろうとするDean。なかなかつきませんが、ガスが充満した部屋の扉を開けた途端に火が付き、大爆発!!
と、なるところに現れたのは、Deanに恋するAngel、Castiel。
ほんと、良いところで出てきてくれてありがとう。
そして、3人は、夜の広大な自然の中に立っています。
何と場所はロシア。
爆発の中からCasは、DenaとSamを救いだしました。
D "Balthazarが、やったことわかってるのか?!"
C "ああ、わかっている。Balthazarならあり得る事だ"
D "Fateは、船の関係者を殺そうとしてるのに、何で俺とSamを殺そうとするんだ?!"
C "たぶん、彼女の怒りを買ったんだろう"
S "おれ達が何したって言うんだ?"
C "取りたてては。ただ、Apocalypseを回避して彼女を少し時代遅れにした事に、いら立ったのかも。その時、自ら彼女の前に現れたからだろう"
D "・・・それで、俺たち、Fateを怒らせたって事か"
C "彼女は、お前達が死ぬまで、止めないだろう"
D "・・・素晴らしい・・・。じゃあ、どうすればいい?"
C "彼女を殺すしかない"
S "Fateを殺すだって?"
C "他に考えがあるのか?"
S "いや、おれはただ・・・。そんなことまで出来るの?"
C "Balthazarは、彼女を殺せる武器を持っている"
D "ああ、もちろんあいつははやるだろう。でも、奴は隠れたまんまなんだよな?新しい友達を見つけた方が良いんじゃないか?Cas"
C "私は、それらを救おうとしてるんだ、Dean"
D "・・・・・"
C "・・・我々は、彼女を誘き出さなければならない・・・"
S "・・・おれ達って、彼女の標的だよね。いつかは姿を現すんじゃないかな?"
C "彼女が、お前達を見つけやすくしよう。それには、なにか決まりごとがあるはずだ"
D&S "・・・・・"
C "「魅力的なFate」"
D&S "・・・・・・・・・"
まったくもう、面倒くさい。
人間より人間くさい女神さま。
とにかく、DeanとSamは、囮となる事になりました。
その頃Bobbyの家では、Ellenが西海岸にいるJoからの電話を受け取っていました。あちらでもそれらしい「事故」で、30人くらいの死亡を確認出来たようです。
Ellenは、一番手っ取り早い解決法は、元通り船が沈む事だと言います。それを聞いたBobbyは、狼狽します。だって、そうなればEllenとJoは、死んでしまう運命です。
様子のおかしいBobbyをEllenは問い詰めます。
Bobbyは誤魔化しきれなくて、DeanとSamから聞いた話を説明します。
少なからずショックを受けるEllen。
Bobbyは、Balthazarが再び船を沈めたりしないようにするから、心配しなくていいと言います。でも、Ellenは、それがどういう事かわかっています。捻じれた運命のせいで、この世に生れて来た人が、Fateに殺されていく。
生まれてきて殺される事と、生まれてこない事には、大きな違いがあると。
でも、Ellenがいなくなるなんて、Bobbyには耐えられない。
B "俺達には、君が必要なんだ。・・・特に、俺にとっては・・・"
E "・・・わかってるわ"
ああ、こんなツライ話だったなんて・・・。
相変わらず、容赦ないですな。
町に戻って来たDeanとSam。
Fateを誘き出すために、町の中をウロウロ。
こうやってみると、何から何まで危ないような気がします。それにしても、大道芸には笑った。なかなか出てこないFateに、やっぱり作戦失敗か?と思われたその時!
頭上から落ちて来た、重たそうなモノ。
なんだかわかんないけど、とにかく、DeanとSamの上に落ちて来た!これ、ひとたまりもないね。やられちゃった!と思った瞬間止まる時間。
現れたのは、Cas。
そして図書館司書風のAtroposでした。3姉妹の長女。運命の糸を切るハサミを持つ女神。
彼女は、起っています。
Godに与えられた仕事を真面目にこなしてきた。人々には運命があって、それに従って自分も一生懸命働いてきたのに、すべてが狂ってしまった。
どうしていいか、Heavenにまで行ってみたけど、誰も相手にさえしてくれず、挙句の果てにTitanicが沈む運命さえ変えてしまった。じっと耐えていたけど、我慢の限界がある。
Casは、Titanicの件は、自分ではなくBalthazarがやった事だと言いますが、Atroposは、彼はあなたの支配下にあるはず、と言って責めます。何故、彼を船を沈めるために過去へ送り込まないのかと。
そう、実は、Balthazarが例の映画が嫌いでこんな事をしたなんて真っ赤なウソ?いや、ちょっとはそう言う理由もあったかもしれませんが、実際の所は、Casの命令だった。Heavenでの新しい軍事力増強のため、5万もの新しい魂をつくる必要があったためと、Fateは指摘します。Balthazarに言って、Titanicを元通り沈めないつもりなら、あなたのお気に入りの2匹のペットを殺すと言われます。2匹のペットとはもちろんDeanとSamのこと。ズバリと真意を見抜かれたCas。このままFateを始末しようと考えたのか。
ところが、Fateには、まだ奥の手がありました。ClothoとLachesisの姉妹です。自分が殺されたら、復讐のために2人の姉妹が必ずDeanとSamの息の根を止めると。
Casは、女神3人を敵に回す事は不利だと考えたのか、あるいはあくまでDeanとSamを危険な目にあわしたくなかったのか、どうか。後ろからAtroposを刺そうとしていたBalthazarを止めます。気まずそうなおじさん。
そして、Casの無言の頷きと共に、Titanicは大西洋の底に沈む事になりました。運命通りに。
時間が再び動き出し、落ちて来た物が地上に激突する激しい音。
しかしその下に、DeanとSamの姿はありません。もちろんCas達も消えていました。
場所は、Bobbyの家。止まっている車の中から、映画Titanicの挿入歌Celine Dionの歌う「My Heart Will Go On」が流れています。
目覚めたDeanが最初にした事は、それを止める事。そしてSamを起こして車の外に出ます。車はImpalaに戻っていました。2人は、とてつもなくおかしな夢を見ていたと言い合います。ところがそれがどうやらまったく同じ夢だったと気づきました。
そこへ翼の音とともに現れたCas。
C "夢ではない"
D "なんだって?あれが夢じゃなく、本当に起った事だって言うのか?"
C "そうだ"
S "どういう事なんだ?"
C "私は、Balthazarが過去に戻って、彼が起こした事を修復すると約束した"
S "なんだって?どうして?"
C "それは、お前達が無事だと確信するための唯一の方法だったから"
S "・・・それじゃあ・・・おれ達を助けるために・・・5万人もの人を死なせたの?"
C "いや、そうではない。彼らは生まれてこなかったんだ。それが殺される事とは全く違うと、お前は言っただろ?"
ここでDeanはハッと気づきます。
D "EllenとJoは?"
C "・・・・残念だ・・・"
D&S "・・・・・・・・・"
D "・・・待ってくれ・・・。すべてが元に戻って、記憶も元に戻るんだよな?"
C "ああ、ほとんど"
D "じゃあ、どうして俺とSamは、憶えてるんだ?"
C "私が憶えていて欲しかったから。"
S "なぜ?"
C "私は、Fateが誰であるかについて、お前達に知っておいて欲しかった。彼女は残酷で気まぐれだ"
D "俺が「Bitch」って言うまでもないくらいな"
C "ああ、そうだな。・・・お前は、運命とは自分で創る物だと私に教えた。お前は運命によって支配される事はない。お前は自由でいていい。私は、それが戦う価値のある物だと、まだ思っているから。・・・私は、ただそれをお前にわかって欲しかった"
そうか。
Casって、Deanが言った運命の話、ちゃんと憶えてたんですね。運命は自分で切り開く物だって。なかなかジーンとさせますが、そのおかげでEllenとJoの事で、2人はまたまたツライ思いしなきゃならないな・・・。しんどい事です。
家の中に入ると、ソファーでうたた寝をするBobby。
S "普通に戻るかな?"
D "ああ、普通にな"
S "・・・ツライよね。どれくらい幸せだったかと思うと・・・"
D "ああ、でも、知らない事では傷つかないさ。俺たちが黙ってればいいんだ"
S "ああ、そうだね。・・・起こした方が良い?"
D "・・・いや、やめとこう。多分、最高の夢を見てるだろうから・・・"
Deanは、そっとブランケットをかけてあげます。
写真立ての中に、Ellenの姿はありません。ツライことばかりでの人生です。
Bobbyは、起きた時にはすべてを忘れている。
でも、目覚めるまではせめて、Ellenと幸せな日々を送っていると祈りたい。
まったく、切ないEpでした。
休み明け、久々のEp。皆さんいかがでしたか?
いろんな事がありすぎて、考えることばかりです。毎日、一生懸命生きて行くしかないんですね。でも、ツライ時、悲しい時は、素直に弱音を吐いてもいいよね。
ここからは、お休みなしにFinale Epまで続きですね。
落ち着きませんが、何とか最後までついて行けますように。
では、また来週。
あ、そう言えば、Season7のこと、どこかに出ていましたか?まったく情報を拾えてないので、SupernaturalがSeason6で終わりか、Season7に続くのか、まったく知りません。
そのうち調べてみようと思います。
では。
***
2011/03/14
2011/03/06
Supernatural Season6 Ep16 "And Then There Were None" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep16 "And Then There Were None"の感想もどきです。
・・・ああ・・・Hunterってほんと、因果な商売ですね・・・。
商売って言ったって、決して大儲けできるわけじゃないし、損なことばっかりです。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
ガススタンドで給油中のおじさんトラック運転手Rickさんの前に、出ました!噂のMother of All。この娘、綺麗な娘ですね~。着ている物は薄汚れてるし、裸足だし、何だか様子が変ですが、乗せてくれと言われてRick、親切に乗せてあげる事にします。Mother of All、自分の事を「Eve」と名乗ります。そしてRickにいきなりのKiss。
しかしおじさん真面目でした。
そんなことしてちゃいけないよっと。
君がそんなことするのは、Godの愛に飢えているからだって、説教です。
しかしEveは、Jesusだって男よ。
Rick、でも彼は神の子でもあった。
Eveは、Godは人間を作ってからアッサリと捨てた。あなたは彼に祈るけど、それに対して何のサインも返ってこない。でも、「Mother」は、彼がしたようにはしない。決して彼女の子供達を見捨てたりしない。それは今にわかると言います。
そして、自分はあなたに秘密を教える事が出来ると、Rickの耳元に口を寄せますが・・・次の瞬間、齧りついた?!
ぎゃ~恐い・・・。
そしてお家に帰ったRick、奥さんを釘抜きで滅多打ちして、殺してしまいました。
ここなんEpか、不気味に無視されていた「Mother of All」ですが、少し動きだしましたね。自分の子供たちを見捨てたりしないって、いったいどういう事でしょうか?彼女はあらゆるCreatureの生みの親ってことなんですよね。じゃあ、彼女の子供達って言うのは、Hunterと敵対する種族達ってことか?
MomはMomでも、人間が慕うべき相手じゃないな~。
さて、Bobbyのお家では、DeanとSamがBobbyの話しを聞いています。この1週間、Hunter達からの報告をまとめると、Vamp、Werewolf、Shifter、Ghoulが80号線沿いに移動しています。そして、とうとうある男が自分の家族の頭をぶちのめした。そう、Rickです。彼は奥さんを殺した後、家族全員を皆殺しにしたんです。彼らは3人連れだって、Rickに話しを聞きに行きます。
Bobbyのこういうカッコって、めったに見られないからなんか新鮮。それにBobbyって、ちゃんとしたカッコすると、途端に好感度倍増すると思いません?
Rickは、ほとんど何も憶えていませんでした。
いつもの仕事、いつもの夜。
ただひとつ違ったのは、途中で子供をトラックに乗せてやった事ですが、彼女をいつどこで降ろしたのかも憶えていませんでした。
Dean達は、事件の夜のガススタンドの防犯カメラの録画をチェックします。Rickのトラックが止まって程なく、女の子が近づいて行きました。その後ろ姿を見たDean。ほんと、この人、根っからの女好きなのね。と~っても嬉しそうですね。
ところが、彼女の顔が写った途端、そんな嬉しそうな顔も一転!
ノイズが入っていて見難いとは言え、その顔は、人間の物ではなくそれは恐ろしい顔でした。マジ、悪夢のようです。Bobbyも今までこんなCreatureは見たことないって事でした。これが「Mother」かもしれない。
まあ、例えそうであろうとなかろうと、Deanは彼女を叩き潰すと言いますが、Bobbyはとんでもない、逃げるのが賢明だと言います。
だって、何も情報がないんだものね。
とにかく、彼女に鉢合わせする前に、なにか情報を集めなくてはなりません。
と、そこへ、また違う事件が起り、BobbyはDeanとSamに調査を任せ、現場に向かいました。
そこで出会ったのは、Rufus!
同じくFBI Agentです8(^^;
お互い別々に同じ事件を調べていたんですね。
そこで、厭々ながらも、組んで調べる事になりました。昔のように?2人は、昔はよく一緒に組んでたんでしょうか。
今回の事件の犯人は、6人を殺した後、警官に射殺されていました。2人は、犯人の遺体を調べに行きます。見た目は普通の人間な犯人。しかし、Bobbyは彼の耳の中から、真っ黒の液体のようなものを見つけます。Ectoplasmのようですが違います。正体不明。Bobbyは、DeanとSamと合流する事にします。
どこか倉庫のような建物。
この角度でImpalaとDeanとSamを見る事、あんまりないですね。Bobby目線。DeanとSamが、Rufusに再会して、嬉しそうなの。
ところが、次に再会した人物にDeanの表情が一転。
Gwenです。と言う事は、あいつもいるはず。案の定、姿を現したSamuelじいさんに、Deanは銃を構えて近付きます。
必死に止めに入るSam。
Bobbyは、頭に血の昇ったDeanを外に連れ出させます。
D "何考えてんだ!!??"
S "なあ、何か知ってるかもしれないよ"
D "おまえあいつが何をしたか、憶えてないんだな!!俺はやる!!"
S "わかってるよ!やるなとは言ってない!まだやるなって言ってるんだ!!"
納得いかなげなDeanですが、その場をひとり離れます。
じいさんは、Bobbyの事は知ってたんですね。「父親のようにDeanとSamに構ってる男」として。でもBobbyは、誰かがそうすべきだったからと言います。そう、、Bobbyのおかげで、2人は随分救われていますよね。
じいさんも、Eveを追っていました。
あらゆるCreatureは、彼女の事を「Mother」と呼ぶ。10000年前から存在し、すべてのCreatureは彼女から生まれた。そしてそのEveが、この地上に戻って来たんです。Samuelは、Bobbyたちが、自分が知っている事の半分も知らないと言いますが、Bobbyは、Samuelが目的のためなら、自分の身内さえも犠牲にするだろうことは知っていると言います。
Gwenは、きっと、以前から疑問に思ってたんでしょうね。事の真相を、Deanに正しに行きます。
本当にSamがDeanを殺そうとしたのか。本当だと言ったDeanに、Gwenは、自分は何も知らなかったと言います。その事はDeanもわかっていたはず。
なのに!なんで??
Deanは、Gwenを容赦なく撃ち殺しました!
銃声を聞いて駆けつけて来たSam達。
倒れているGwen。
Deanの姿はどこにもありませんでした。
Rufusが、必死に心臓マッサージしますが、Gwenは帰らぬ人に。他の犯人達に入った何かが、Deanにも獲りついたんだと考え、彼を探す事に。
去り際、SamはSamuelに言います。
Deanを生きたまま見つける。でなければ、おれがあんたの頭に弾丸を叩きこむって事を、憶えておけ、と。
そして見つけたDeanは、状況が分からず混乱しています。気が付いたら床に転がっていて、何があったのか憶えていません。Samuelが、Gwenを撃ち殺した事を伝えると、Deanは彼女と話しをしていたところまでしか記憶にありません。Deanも何かに意識を乗っ取られていたようですが、今はソレはDeanの中にはいないようです。Deanの耳に指を入れて、例の真っ黒の液体をチェックしようとするRufusがオカシイ。
Bobbyは、今度は誰が乗っ取られるか分からないので、危険な武器は封印する方が良いと言い、みんなは銃を袋に入れて保管します。Samuelも渋々同意しました。
異様な緊張感が漂う中、BobbyとRufusは、何人かのHunterに連絡を試みます。Samuelが、トイレに行くため部屋を出ると、DeanとSamはその後を追いました。
電話してみましたが、誰からもいい返事はありません。こんなCreatureについての情報を、誰も持っていませんでした。Omahaで起った事は、この後少し出てきますが、BobbyとRufusにとって、ツライことだったようです。
トイレから出てきたじいさんを、待ち構えるDeanとSam。
Deanはね、本当に怒ってる。
自分とSamをCrowleyに売り渡した事。
どんな理由があったって、家族を裏切る事を、Deanは許す事が出来ない。でも、Samuelは、自分のせいで流れた血を後悔はしないし、謝りもしないと言います。それどころか、彼がやった事は、魂の無かった頃のSamのやった事に比べれば、大した事はないとまで言います。どんな事をやったか言えというSamをDeanは止めます。
D "おまえが今生きていられるのは、俺たちが仕事の最中だからだ。俺たちがこの怪物を殺したら・・・次はおまえの番だ"
ハッキリと言い放つDean。
どうあっても許すつもりはないようです。
が、それを聞いたSamuelの耳から、流れ落ちる真っ黒な液体。そして、じいさん、銃をぶっ放します!隠してた!!なんてじいさんだ!!やっぱり信用ならん!!!かろうじてそれを避けるDean。逃走するじいさん。追いかけるDeanとSam。
銃声を聞いたBobbyとRufusは、カギをかけて直した銃を取り出す羽目に。
Samuelを見失ったDeanとSamが戻って来て、4人でじいさんを探す事に。Booby Trapが仕掛けられていたりしてビックリ。これいつの間に?そして突然電気が消え、先を歩いていたSamひとりだけが、扉の向こうに離れ離れにされてしまいました。
こういう時のDeanは、本当に心配そうに見えます。
仕方なく別々のルートを探す事にします。
先に、見つけたのはSamの方でした。
自分と同じ名前を持つ孫。
魂を取り戻したSamが、自分の家族を撃ち殺すなど出来ないとたかをくくるじいさん。自分と一緒だった1年間の事をすべて話してやると言いますが、止まれと言うのに近づいて来るSamuelの頭をSamは、撃ちました。
殺しちゃった、じいさんを。
そこへ駆けつけたDean達。
倒れたじいさんを見て、Samはとりあえず後ろ手に拘束されます。別の部屋に遺体を移して、耳を調べてみますが、Samuelの耳からはなにも出ません。
頭を開いて中を調べるため、BobbyとRufusは、道具を取りに行きます。
D "おまえは正しい事をしたんだ"
S "その怪物が彼の中にあって、おれがおれだったら、ってことだろ。この怪物は、カードゲームで、誰の中に入ってるか当てさせようとしてるみたいだ"
D "俺は、おまえがおまえ自身だってわかってるさ"
S "この手枷を取ってもいいと思ってる?"
D "俺たちが、こいつの脳から怪物Babyを取り出すのを待つまでもないさ"
S "・・・おれにはわかんないよ。おれ・・・かろうじて憶えてる、Samuelのこと・・・その憶えてる事は、・・良い事じゃない。それに、彼がおれ達にした事・・・。でも・・"
D "でも、があるのか?"
S "・・・考えないわけにはいかない・・・。Momがなんて言うか・・・"
D "・・・Momがどういうかって?・・・Momは、血だけが家族をつくるわけじゃないって言うさ。それは、おまえの努力への報いだよ"
S "・・・・・・・・"
Maryが、本当はどう思うかなんて分かんないけど、YEDと取引して彼女は後悔したはず。以前Deanが言ったように、自分のDadが、自分を生き返らすためにDemonと取引して、挙句の果てに自分の孫を死なせる事になったと、生き返った時知ったら?きっと、喜ばないでしょうね。
電源が戻って、電気もつきます。
電ノコを持って帰って来たBobbyとRufus。DeanとSamに、おじいちゃんの頭をグレープフルーツのように切るところを見せるのは、さすがに忍びないと思ってか、2人を部屋から出します。
Bobbyの電ノコは、かなりの年代物です。今にも感電しそうに、コードからいろいろ飛び出しています(^^;
そして、BobbyはRufusに突然Omahaでの事を、謝り始めます。彼のせいで、Rufusは大事な女性を亡くした。でも、Rufusは、その謝罪を受け入れませんでした。どんな事をしても、なにかが変わるわけじゃない。自分は決してBobbyを許す事はない、決して、と。
こうやってHunterは、大事な人を亡くし、大事な友情にもひびが入り、心に傷を抱えて行くんですね。人助けだけど、良いことなんてほとんどない。しんどい仕事です。
そんな2人の過去を垣間見て、なんとなく暗い気分になってたら、頭に電ノコを入れられたSamuelじいさんが、突然目を開けて襲いかかってきました。じいさん!!死んでなかったのか?!!じゃなく、頭の中に入ってるモノが、彼を操ってるんでしょうね。テーブルの足を閂代わりにして、DeanとSamが入って来れないようにしておいて、Rufusをブッ飛ばし気絶させます。そして、Bobbyと一騎打ちになりますが、突き飛ばしたのが、漏電寸前の電ノコの線が入ったコンセント。そこで、Samuelは感電して、動かなくなります。そしてその耳から、大きな黒い芋虫のようなモノが、逃げて行きました。ゲゲゲ!!キモイ!!虫嫌いっす!!
Deanは、Samの手枷を切って、2人でドアをぶち破ります。気がついた2人に、自分達が見た事を話します。逃げた虫が電気に弱い事がわかりましたが、どこに、誰の中に入ったかわかりません。ほんと、Samが言った通り、「Three-card Monte」です。
みんな自分の耳の穴に、指を突っ込んでみますが、埒が明きません。なので、ちょっと無茶な事を試す事になります。Bobbyの死にかけの電ノコの線を使って、一人ずつ体に電気を流して見るって、凄い嫌なんですけど。無茶だ~。
すっごい痛そうなんだけど、みんな心臓大丈夫なのか?
まずは念のため、Samuelをチェック。なにもなし。次にDeanが潔く試してみますが、Sam、容赦ないですね(^^)そして、自分も、やってみますが、2人とも耳かな虫は出てきません。
Rufusは、自分は心臓にペースメーカーを入れてるから、と言ってパスしようとしますが、そんな言い訳が通じるわけもなく、容赦なく腕に電気を流されますが、こちらも変わりなく。ただただ痛そうです。
そして、Bobbyの番。
Rufusがちょっと楽しそうにDeanから、電気の線を奪い取ってBobbyに迫ります。が、ここで驚く事が起りました。何と突然Bobbyが隠し持っていたナイフで、Rufusを刺し殺したんです!例の虫に支配されていたのはBobbyでした。
アッサリと拘束されたBobbyというか、虫。
DeanとSamは、部屋の隙間と言う隙間を塞いで、逃げられないようにし、椅子に縛り付けました。電気を体に押し付けると、Bobbyの鼻から黒い液体が流れ出しますが、DeanがBobbyを殺せないと知っている相手は、強気です。しかし、Deanの質問には、以外と素直に答えます。この虫に、名前はまだない。最近この地上に現れたCreatureのようです。Eveが、作り上げた新しいCreature。そして、Eveとは、すべてのCreatureのMotherであり、人類の終わりを手中に収めるモノ。
そして今回の事件は、Dean達をここにおびき寄せるために仕組まれた事だった。Eveが、彼らにメッセージを届けるために。
そのメッセージとは、至極簡単。
「お前達はみんな死ぬ事になる」
彼女は怒っているそうです。
なんで?
人間は何か彼女の気に障る事をしたんでしょうか?
Deanは、Bobbyの体に電気を押しあてます。Samが思わずそれを止めます。黒い液体が、鼻や耳から流れ出して、Bobbyの体は随分ダメージを受けているように見えます。
しかし、このままこのCreatureをBobbyの体の中で飼っているわけにはいきません。Bobbyだって、まっぴら御免のはずです。DeanとSamは、心を鬼にして、Bobbyの体に電気を流します。そしてついに、耳から虫が這い出し、床の上で死に耐えました。しかし、Bobbyの体へのダメージは大きく、彼はその時息をしていませんでした。
どうなる!Bobby!!
場面は変わって、今まさに埋められたばかりの、地面。墓場で言葉もなく佇む兄弟。そこへ現れたのは、Booby。彼は助かったんです。よかった・・・。
埋葬されたのは、Rufusの亡骸でした。
Bobbyは、話し始めました。
Boobyは、ただの車の整備士だった。それがある日、彼の奥さんはDemonにPossessされた。襲いかかる彼女をどうする事も出来ず、ナイフで刺したBobby。しかしそれは、DemonのPossessされた彼女には、無意味な攻撃だった。この世には、信じられない事が存在すると知った時です。Demonや聖水の効力を知った時には、すべてが遅かったんでしょう。その頃、知り合ったRufus。彼はあらゆることをBobbyに教えてくれた。そして2人は組んで仕事をするようになったんですね。まるで、今のDeanとSamのように。
S "結局、何があったの?"
B "Omahaだった。・・・俺のせいだ・・・。Rufusは、決してそれを許さなかった"
D "彼は、許すべきだった"
B "Dean、おまえは、俺がした事がどんな事か知らない"
D "そんなこと関係ないさ"
B "どういう意味だ・・・それは・・・"
D "結局、2人は家族だったんだ"
B "・・・・・・・・・"
D "・・・人生は短い。俺たちの人生っていったら、もっと短いだろ。俺たちは、自分達の心配をする事に人生を費やすのか?・・・結局、ナニかが俺たちを掴まえる。そして、俺の内臓が引き裂かれたって、それはしょうがない事さ。2人ともわかってるだろ?それはそれで良いんだ。これまでやってきた、どうしようもない事への全面的な謝罪さ"
S "おれ達、随分どうしようもない事してきたよね、Dean"
D "ああ、それでも、新しく出直すだけさ"
S "・・・・・そうだね"
Bobbyは、持っていた紙袋からRufusの好きだったJack DanielのBlueを取り出し、地面に注ぎます。DeanとSamは、Bobbyを残して、そこを後にします。Bobby、自分もひとくち口にして、何を思う?
こうやってまた、Hunterが、この世を後にしました。
「そして誰もいなくなった」か・・・。
そうか~、死んじゃったか~。
先週は、Fakeの世界でしたが、たくさん死にました。
それなのに、今週も。
しかも、Rufus、Samuel、Gwenと、Hunterが3人も・・・。
Hunterが、安らかな死を望むのは、贅沢な事なんでしょうか。Deanは、すっかりその点については諦めているようですが。
Samuelじいさんが、ここで死んだ事は、少し意外でした。結局彼の役割は何だったんでしょう。彼はDeanとSamの血の繋がったおじいちゃんでしたが、それが何よりも勝るってことはないんだと思いました。例え血の繋がりが無くても、信頼しあえる人との繋がりの方が、大事だってこと。
大事な人が死ぬたびに、彼らは何かしら自分に負い目を背負ってこの先の人生が終わるのを待つんでしょうか。なんとも、いいようのない人生。ツライですね。好きでこんな仕事してるわけじゃないのにね。
さて、この先随分お休みが続くんですね。
次回新Epは、4月15日ですか?
1カ月以上です。
やだな~、毎年の事ですが、仕事が一番忙しい時に、佳境に入るんだから・・・(涙)そう言えば、まだSeason7のAnnounce、ないですよね?どうなるんでしょう?「Mother」で、引っ張れそうですが、はてさて。
では、何か大きなことがない限り、次回Epまで、しばらくブログはお休みになりそうです。どうぞ皆様お元気で。
また、4月に。
***
Supernatural Season6 Ep16 "And Then There Were None"の感想もどきです。
・・・ああ・・・Hunterってほんと、因果な商売ですね・・・。
商売って言ったって、決して大儲けできるわけじゃないし、損なことばっかりです。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
ガススタンドで給油中のおじさんトラック運転手Rickさんの前に、出ました!噂のMother of All。この娘、綺麗な娘ですね~。着ている物は薄汚れてるし、裸足だし、何だか様子が変ですが、乗せてくれと言われてRick、親切に乗せてあげる事にします。Mother of All、自分の事を「Eve」と名乗ります。そしてRickにいきなりのKiss。
しかしおじさん真面目でした。
そんなことしてちゃいけないよっと。
君がそんなことするのは、Godの愛に飢えているからだって、説教です。
しかしEveは、Jesusだって男よ。
Rick、でも彼は神の子でもあった。
Eveは、Godは人間を作ってからアッサリと捨てた。あなたは彼に祈るけど、それに対して何のサインも返ってこない。でも、「Mother」は、彼がしたようにはしない。決して彼女の子供達を見捨てたりしない。それは今にわかると言います。
そして、自分はあなたに秘密を教える事が出来ると、Rickの耳元に口を寄せますが・・・次の瞬間、齧りついた?!
ぎゃ~恐い・・・。
そしてお家に帰ったRick、奥さんを釘抜きで滅多打ちして、殺してしまいました。
ここなんEpか、不気味に無視されていた「Mother of All」ですが、少し動きだしましたね。自分の子供たちを見捨てたりしないって、いったいどういう事でしょうか?彼女はあらゆるCreatureの生みの親ってことなんですよね。じゃあ、彼女の子供達って言うのは、Hunterと敵対する種族達ってことか?
MomはMomでも、人間が慕うべき相手じゃないな~。
さて、Bobbyのお家では、DeanとSamがBobbyの話しを聞いています。この1週間、Hunter達からの報告をまとめると、Vamp、Werewolf、Shifter、Ghoulが80号線沿いに移動しています。そして、とうとうある男が自分の家族の頭をぶちのめした。そう、Rickです。彼は奥さんを殺した後、家族全員を皆殺しにしたんです。彼らは3人連れだって、Rickに話しを聞きに行きます。
Bobbyのこういうカッコって、めったに見られないからなんか新鮮。それにBobbyって、ちゃんとしたカッコすると、途端に好感度倍増すると思いません?
Rickは、ほとんど何も憶えていませんでした。
いつもの仕事、いつもの夜。
ただひとつ違ったのは、途中で子供をトラックに乗せてやった事ですが、彼女をいつどこで降ろしたのかも憶えていませんでした。
Dean達は、事件の夜のガススタンドの防犯カメラの録画をチェックします。Rickのトラックが止まって程なく、女の子が近づいて行きました。その後ろ姿を見たDean。ほんと、この人、根っからの女好きなのね。と~っても嬉しそうですね。
ところが、彼女の顔が写った途端、そんな嬉しそうな顔も一転!
ノイズが入っていて見難いとは言え、その顔は、人間の物ではなくそれは恐ろしい顔でした。マジ、悪夢のようです。Bobbyも今までこんなCreatureは見たことないって事でした。これが「Mother」かもしれない。
まあ、例えそうであろうとなかろうと、Deanは彼女を叩き潰すと言いますが、Bobbyはとんでもない、逃げるのが賢明だと言います。
だって、何も情報がないんだものね。
とにかく、彼女に鉢合わせする前に、なにか情報を集めなくてはなりません。
と、そこへ、また違う事件が起り、BobbyはDeanとSamに調査を任せ、現場に向かいました。
そこで出会ったのは、Rufus!
同じくFBI Agentです8(^^;
お互い別々に同じ事件を調べていたんですね。
そこで、厭々ながらも、組んで調べる事になりました。昔のように?2人は、昔はよく一緒に組んでたんでしょうか。
今回の事件の犯人は、6人を殺した後、警官に射殺されていました。2人は、犯人の遺体を調べに行きます。見た目は普通の人間な犯人。しかし、Bobbyは彼の耳の中から、真っ黒の液体のようなものを見つけます。Ectoplasmのようですが違います。正体不明。Bobbyは、DeanとSamと合流する事にします。
どこか倉庫のような建物。
この角度でImpalaとDeanとSamを見る事、あんまりないですね。Bobby目線。DeanとSamが、Rufusに再会して、嬉しそうなの。
ところが、次に再会した人物にDeanの表情が一転。
Gwenです。と言う事は、あいつもいるはず。案の定、姿を現したSamuelじいさんに、Deanは銃を構えて近付きます。
必死に止めに入るSam。
Bobbyは、頭に血の昇ったDeanを外に連れ出させます。
D "何考えてんだ!!??"
S "なあ、何か知ってるかもしれないよ"
D "おまえあいつが何をしたか、憶えてないんだな!!俺はやる!!"
S "わかってるよ!やるなとは言ってない!まだやるなって言ってるんだ!!"
納得いかなげなDeanですが、その場をひとり離れます。
じいさんは、Bobbyの事は知ってたんですね。「父親のようにDeanとSamに構ってる男」として。でもBobbyは、誰かがそうすべきだったからと言います。そう、、Bobbyのおかげで、2人は随分救われていますよね。
じいさんも、Eveを追っていました。
あらゆるCreatureは、彼女の事を「Mother」と呼ぶ。10000年前から存在し、すべてのCreatureは彼女から生まれた。そしてそのEveが、この地上に戻って来たんです。Samuelは、Bobbyたちが、自分が知っている事の半分も知らないと言いますが、Bobbyは、Samuelが目的のためなら、自分の身内さえも犠牲にするだろうことは知っていると言います。
Gwenは、きっと、以前から疑問に思ってたんでしょうね。事の真相を、Deanに正しに行きます。
本当にSamがDeanを殺そうとしたのか。本当だと言ったDeanに、Gwenは、自分は何も知らなかったと言います。その事はDeanもわかっていたはず。
なのに!なんで??
Deanは、Gwenを容赦なく撃ち殺しました!
銃声を聞いて駆けつけて来たSam達。
倒れているGwen。
Deanの姿はどこにもありませんでした。
Rufusが、必死に心臓マッサージしますが、Gwenは帰らぬ人に。他の犯人達に入った何かが、Deanにも獲りついたんだと考え、彼を探す事に。
去り際、SamはSamuelに言います。
Deanを生きたまま見つける。でなければ、おれがあんたの頭に弾丸を叩きこむって事を、憶えておけ、と。
そして見つけたDeanは、状況が分からず混乱しています。気が付いたら床に転がっていて、何があったのか憶えていません。Samuelが、Gwenを撃ち殺した事を伝えると、Deanは彼女と話しをしていたところまでしか記憶にありません。Deanも何かに意識を乗っ取られていたようですが、今はソレはDeanの中にはいないようです。Deanの耳に指を入れて、例の真っ黒の液体をチェックしようとするRufusがオカシイ。
Bobbyは、今度は誰が乗っ取られるか分からないので、危険な武器は封印する方が良いと言い、みんなは銃を袋に入れて保管します。Samuelも渋々同意しました。
異様な緊張感が漂う中、BobbyとRufusは、何人かのHunterに連絡を試みます。Samuelが、トイレに行くため部屋を出ると、DeanとSamはその後を追いました。
電話してみましたが、誰からもいい返事はありません。こんなCreatureについての情報を、誰も持っていませんでした。Omahaで起った事は、この後少し出てきますが、BobbyとRufusにとって、ツライことだったようです。
トイレから出てきたじいさんを、待ち構えるDeanとSam。
Deanはね、本当に怒ってる。
自分とSamをCrowleyに売り渡した事。
どんな理由があったって、家族を裏切る事を、Deanは許す事が出来ない。でも、Samuelは、自分のせいで流れた血を後悔はしないし、謝りもしないと言います。それどころか、彼がやった事は、魂の無かった頃のSamのやった事に比べれば、大した事はないとまで言います。どんな事をやったか言えというSamをDeanは止めます。
D "おまえが今生きていられるのは、俺たちが仕事の最中だからだ。俺たちがこの怪物を殺したら・・・次はおまえの番だ"
ハッキリと言い放つDean。
どうあっても許すつもりはないようです。
が、それを聞いたSamuelの耳から、流れ落ちる真っ黒な液体。そして、じいさん、銃をぶっ放します!隠してた!!なんてじいさんだ!!やっぱり信用ならん!!!かろうじてそれを避けるDean。逃走するじいさん。追いかけるDeanとSam。
銃声を聞いたBobbyとRufusは、カギをかけて直した銃を取り出す羽目に。
Samuelを見失ったDeanとSamが戻って来て、4人でじいさんを探す事に。Booby Trapが仕掛けられていたりしてビックリ。これいつの間に?そして突然電気が消え、先を歩いていたSamひとりだけが、扉の向こうに離れ離れにされてしまいました。
こういう時のDeanは、本当に心配そうに見えます。
仕方なく別々のルートを探す事にします。
先に、見つけたのはSamの方でした。
自分と同じ名前を持つ孫。
魂を取り戻したSamが、自分の家族を撃ち殺すなど出来ないとたかをくくるじいさん。自分と一緒だった1年間の事をすべて話してやると言いますが、止まれと言うのに近づいて来るSamuelの頭をSamは、撃ちました。
殺しちゃった、じいさんを。
そこへ駆けつけたDean達。
倒れたじいさんを見て、Samはとりあえず後ろ手に拘束されます。別の部屋に遺体を移して、耳を調べてみますが、Samuelの耳からはなにも出ません。
頭を開いて中を調べるため、BobbyとRufusは、道具を取りに行きます。
D "おまえは正しい事をしたんだ"
S "その怪物が彼の中にあって、おれがおれだったら、ってことだろ。この怪物は、カードゲームで、誰の中に入ってるか当てさせようとしてるみたいだ"
D "俺は、おまえがおまえ自身だってわかってるさ"
S "この手枷を取ってもいいと思ってる?"
D "俺たちが、こいつの脳から怪物Babyを取り出すのを待つまでもないさ"
S "・・・おれにはわかんないよ。おれ・・・かろうじて憶えてる、Samuelのこと・・・その憶えてる事は、・・良い事じゃない。それに、彼がおれ達にした事・・・。でも・・"
D "でも、があるのか?"
S "・・・考えないわけにはいかない・・・。Momがなんて言うか・・・"
D "・・・Momがどういうかって?・・・Momは、血だけが家族をつくるわけじゃないって言うさ。それは、おまえの努力への報いだよ"
S "・・・・・・・・"
Maryが、本当はどう思うかなんて分かんないけど、YEDと取引して彼女は後悔したはず。以前Deanが言ったように、自分のDadが、自分を生き返らすためにDemonと取引して、挙句の果てに自分の孫を死なせる事になったと、生き返った時知ったら?きっと、喜ばないでしょうね。
電源が戻って、電気もつきます。
電ノコを持って帰って来たBobbyとRufus。DeanとSamに、おじいちゃんの頭をグレープフルーツのように切るところを見せるのは、さすがに忍びないと思ってか、2人を部屋から出します。
Bobbyの電ノコは、かなりの年代物です。今にも感電しそうに、コードからいろいろ飛び出しています(^^;
そして、BobbyはRufusに突然Omahaでの事を、謝り始めます。彼のせいで、Rufusは大事な女性を亡くした。でも、Rufusは、その謝罪を受け入れませんでした。どんな事をしても、なにかが変わるわけじゃない。自分は決してBobbyを許す事はない、決して、と。
こうやってHunterは、大事な人を亡くし、大事な友情にもひびが入り、心に傷を抱えて行くんですね。人助けだけど、良いことなんてほとんどない。しんどい仕事です。
そんな2人の過去を垣間見て、なんとなく暗い気分になってたら、頭に電ノコを入れられたSamuelじいさんが、突然目を開けて襲いかかってきました。じいさん!!死んでなかったのか?!!じゃなく、頭の中に入ってるモノが、彼を操ってるんでしょうね。テーブルの足を閂代わりにして、DeanとSamが入って来れないようにしておいて、Rufusをブッ飛ばし気絶させます。そして、Bobbyと一騎打ちになりますが、突き飛ばしたのが、漏電寸前の電ノコの線が入ったコンセント。そこで、Samuelは感電して、動かなくなります。そしてその耳から、大きな黒い芋虫のようなモノが、逃げて行きました。ゲゲゲ!!キモイ!!虫嫌いっす!!
Deanは、Samの手枷を切って、2人でドアをぶち破ります。気がついた2人に、自分達が見た事を話します。逃げた虫が電気に弱い事がわかりましたが、どこに、誰の中に入ったかわかりません。ほんと、Samが言った通り、「Three-card Monte」です。
みんな自分の耳の穴に、指を突っ込んでみますが、埒が明きません。なので、ちょっと無茶な事を試す事になります。Bobbyの死にかけの電ノコの線を使って、一人ずつ体に電気を流して見るって、凄い嫌なんですけど。無茶だ~。
すっごい痛そうなんだけど、みんな心臓大丈夫なのか?
まずは念のため、Samuelをチェック。なにもなし。次にDeanが潔く試してみますが、Sam、容赦ないですね(^^)そして、自分も、やってみますが、2人とも耳かな虫は出てきません。
Rufusは、自分は心臓にペースメーカーを入れてるから、と言ってパスしようとしますが、そんな言い訳が通じるわけもなく、容赦なく腕に電気を流されますが、こちらも変わりなく。ただただ痛そうです。
そして、Bobbyの番。
Rufusがちょっと楽しそうにDeanから、電気の線を奪い取ってBobbyに迫ります。が、ここで驚く事が起りました。何と突然Bobbyが隠し持っていたナイフで、Rufusを刺し殺したんです!例の虫に支配されていたのはBobbyでした。
アッサリと拘束されたBobbyというか、虫。
DeanとSamは、部屋の隙間と言う隙間を塞いで、逃げられないようにし、椅子に縛り付けました。電気を体に押し付けると、Bobbyの鼻から黒い液体が流れ出しますが、DeanがBobbyを殺せないと知っている相手は、強気です。しかし、Deanの質問には、以外と素直に答えます。この虫に、名前はまだない。最近この地上に現れたCreatureのようです。Eveが、作り上げた新しいCreature。そして、Eveとは、すべてのCreatureのMotherであり、人類の終わりを手中に収めるモノ。
そして今回の事件は、Dean達をここにおびき寄せるために仕組まれた事だった。Eveが、彼らにメッセージを届けるために。
そのメッセージとは、至極簡単。
「お前達はみんな死ぬ事になる」
彼女は怒っているそうです。
なんで?
人間は何か彼女の気に障る事をしたんでしょうか?
Deanは、Bobbyの体に電気を押しあてます。Samが思わずそれを止めます。黒い液体が、鼻や耳から流れ出して、Bobbyの体は随分ダメージを受けているように見えます。
しかし、このままこのCreatureをBobbyの体の中で飼っているわけにはいきません。Bobbyだって、まっぴら御免のはずです。DeanとSamは、心を鬼にして、Bobbyの体に電気を流します。そしてついに、耳から虫が這い出し、床の上で死に耐えました。しかし、Bobbyの体へのダメージは大きく、彼はその時息をしていませんでした。
どうなる!Bobby!!
場面は変わって、今まさに埋められたばかりの、地面。墓場で言葉もなく佇む兄弟。そこへ現れたのは、Booby。彼は助かったんです。よかった・・・。
埋葬されたのは、Rufusの亡骸でした。
Bobbyは、話し始めました。
Boobyは、ただの車の整備士だった。それがある日、彼の奥さんはDemonにPossessされた。襲いかかる彼女をどうする事も出来ず、ナイフで刺したBobby。しかしそれは、DemonのPossessされた彼女には、無意味な攻撃だった。この世には、信じられない事が存在すると知った時です。Demonや聖水の効力を知った時には、すべてが遅かったんでしょう。その頃、知り合ったRufus。彼はあらゆることをBobbyに教えてくれた。そして2人は組んで仕事をするようになったんですね。まるで、今のDeanとSamのように。
S "結局、何があったの?"
B "Omahaだった。・・・俺のせいだ・・・。Rufusは、決してそれを許さなかった"
D "彼は、許すべきだった"
B "Dean、おまえは、俺がした事がどんな事か知らない"
D "そんなこと関係ないさ"
B "どういう意味だ・・・それは・・・"
D "結局、2人は家族だったんだ"
B "・・・・・・・・・"
D "・・・人生は短い。俺たちの人生っていったら、もっと短いだろ。俺たちは、自分達の心配をする事に人生を費やすのか?・・・結局、ナニかが俺たちを掴まえる。そして、俺の内臓が引き裂かれたって、それはしょうがない事さ。2人ともわかってるだろ?それはそれで良いんだ。これまでやってきた、どうしようもない事への全面的な謝罪さ"
S "おれ達、随分どうしようもない事してきたよね、Dean"
D "ああ、それでも、新しく出直すだけさ"
S "・・・・・そうだね"
Bobbyは、持っていた紙袋からRufusの好きだったJack DanielのBlueを取り出し、地面に注ぎます。DeanとSamは、Bobbyを残して、そこを後にします。Bobby、自分もひとくち口にして、何を思う?
こうやってまた、Hunterが、この世を後にしました。
「そして誰もいなくなった」か・・・。
そうか~、死んじゃったか~。
先週は、Fakeの世界でしたが、たくさん死にました。
それなのに、今週も。
しかも、Rufus、Samuel、Gwenと、Hunterが3人も・・・。
Hunterが、安らかな死を望むのは、贅沢な事なんでしょうか。Deanは、すっかりその点については諦めているようですが。
Samuelじいさんが、ここで死んだ事は、少し意外でした。結局彼の役割は何だったんでしょう。彼はDeanとSamの血の繋がったおじいちゃんでしたが、それが何よりも勝るってことはないんだと思いました。例え血の繋がりが無くても、信頼しあえる人との繋がりの方が、大事だってこと。
大事な人が死ぬたびに、彼らは何かしら自分に負い目を背負ってこの先の人生が終わるのを待つんでしょうか。なんとも、いいようのない人生。ツライですね。好きでこんな仕事してるわけじゃないのにね。
さて、この先随分お休みが続くんですね。
次回新Epは、4月15日ですか?
1カ月以上です。
やだな~、毎年の事ですが、仕事が一番忙しい時に、佳境に入るんだから・・・(涙)そう言えば、まだSeason7のAnnounce、ないですよね?どうなるんでしょう?「Mother」で、引っ張れそうですが、はてさて。
では、何か大きなことがない限り、次回Epまで、しばらくブログはお休みになりそうです。どうぞ皆様お元気で。
また、4月に。
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