ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep17 "My Heart Will Go On"の感想もどきです。
みなさま、お久しぶりです。
このひと月ちょっと、周りでいろんな事が起りすぎて、少々混乱気味です。あんな大きな地震が起って、その上原発事故まで。余震も治まらず心配ですが、個人的にも何かと騒がしい今日この頃で、正直、Supernaturalに集中する事が難しいです。
しかし、ここまで続けてきた事ですので、なんとかSeasonの終わりまで見届けたい。・・・な~んて、偉そうに言うほどの事は書いてないですが、今週もサラッと言ってみたいと思います。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Then
・・・Ellen、Jo、Rufusと死んでしまった人達。
今でも、突然目の前に現れて、" しっかりしなさい!"と言う声が聞こえてきそうな気が・・・。
ところは、PennsylvaniaのChester。
この人の死に方見てると、人間は運命には決して逆らえないんだと言われているような気がして、げんなりします。
DeanとSamは、Bobbyのお家にいて、酒の量が半端じゃないBobbyを心配していますが、なんて声をかけて良いか分からず、お互いに押し付け合っています。じゃんけんに負けたSam。嬉しそうなDean。
Bobbyは、「Mother」の事を調べています。
Rufusを自分の手で殺してから、彼はあまり眠れないようです。あの変な虫に体を支配されて、どうする事も出来なかったんだから、それはBobbyのせいじゃないんだけど、そう割り切れるものじゃないし、立場が代わって死んでたのは自分だったかもしれない。心配するDeanに、「おまえは俺の女房か?」と突っ込むBobbyです。そして、Rufusの事は関係ないし、自分は眠れてるって、取りあわず、Coffeeをご所望です。しかし、Irish Coffeeって、それは酒ですよ!
Samは、Bobbyに仕事をさせれば酒浸りを辞めさせられると言い、先週PennsylvaniaのChesterで起った3件の事件について話します。みんなおかしな死に方をしていて、最後のひとりなんて自分家のガレージのシャッターに首チョンパされてしまいました。しかも3人は血縁関係。Deanは、家族の呪いかなんかかと言います。
ところが、Bobbyはそんな事件には興味なし。後生だから自分を放っておいてくれ、サッサと出て行けと言われ、2人は渋々彼を置いて出かける事にします。
さあ、荷物をImpalaに乗せて・・・・。
Impala・・・・じゃないじゃん!!!
????なに??この車?
さて、このあたりから、何だかこの世界がおかしなことになっている事がわかり始めます。
車に乗り込んだ2人。
Samは「彼女」が、帰って来るのを待った方が良いんじゃないかと言いますが、Deanはもうすぐに帰ってくるって電話で言ってたと言い、出かけて行きます。
「彼女」って、誰の事?
それはすぐに判明します。
お家の中では、また酒瓶に手を伸ばすBobbyの手を、ショットガンで抑え込んだのは、Ellen?!!
どうして?
彼女は死んだ、最愛の娘Joと。
DeanとSamをHell houndに囲まれた建物から逃がすために。
その事はBobbyも承知しているはず。それなのに、彼はそんな出来事が起った事を忘れているか、あるいは、そんな事実がなかったかのように自然にEllenと話しています。
Ellenは、Bobbyの体を心配しつつ、Joと「仕事」に行く話しをしています。
しかも、今のEllenは、Bobbyと結婚してる!
これまでのストーリーの中で、そんな事実はありません。
・・・Impalaといい、EllenとJoが生きている事、BobbyとEllenの結婚といい、この世界は何かが捻じれてしまっているようですが、その事に誰も気づいていません。
DeanとSamは、ガレージで死んだ男の家に来ています。
EMFは反応せず、Ghostの仕業ではないようです。
Samは、ガレージの床に金色の紐のようなものを見つけますが、それはGoldでした。Gold?なんでそんな物が?2人は手分けして、家族の記録と近親者を調べる事にします。
Deanは、死んだ男の従弟を訪ねます。
そして、地元の家族の家計について研究していると言って、質問します。
奴隷を使っていた事は?とか、ナチと関係がなかったか?とか、Gypsyを怒らせた事は?とか。変な質問ばっかり。挙句の果てには、命が危ないと言われた男の人は、脅してるのか?!出て行け!!と。
そりゃそうですよね。
追い出されたDeanは、Samと連絡を取ります。
Italiaから1912年に祖父母が移住して来てから、ずっとAmericaで暮らしているって事くらいしかわかりませんでした。なぜ、その家族が消されかかっているのか、まだわかりません。
どこかのオフィスで電話中の女性Anne。
ところが、急に動きが止まってしまいます。
時間が止まってる。
そこへ、後のSam曰く、どこかの図書館司書のような姿の女性が現れて、電話中のAnneのバッグからカギを取り出すと、コピー機の横の床に置き、そのまま行ってしまいました。
動き出す時間。
電話を終えたAnneは、カギが無くなっている事に気付きます。何故かコピー機の横に落ちているのを見つけて不審に思いますが、拾い上げます。
その拍子に、棚に置いてあった花瓶が倒れ、中の水がコピー機にかかりショート!慌てる彼女の首のスカーフが、誤作動したコピー機の給紙口に撒き取られ、首が締まって死んでしまいました。
・・・なんということ・・・。
そこへ戻って来た図書館司書(風)。
持っていたノートには、人の名前がびっしりと書かれています。
そして、今死んだAnneの名前に線を引きました。その分厚いノートには栞として金色の房が付いていて、その一本が床に落ちました。これが例のGoldだったんですね。
DeanとSamは、Anneが死んだオフィスに忍び込み調べます。彼女は、先に死んだ家族とは血縁関係にありません。まったく別の事件かと思われましたが、Deanは床に落ちているGoldの紐を見つけます。
モーテルで電話中のDean。
電話の相手はEllenです。
今回の事件について話しをする2人。
Deanも、Ellenが死んだという事実について、何も憶えていないようです。彼女とJoが、死んだという過去そのものが、無かった事になっているようです。
Ellenは、今回の事件について、同じような「事故」が全国的に起っていると言います。少なくとも75件。Jo共、事件について調べた事があるようです。それは血縁関係だったり、そうじゃなかったりいろいろですが、Goldの紐が見つかっている。それがどういう意味を持つのかはわかりません。
しかし、それ以外に不思議な事実が判明しました。
彼らの家系図を調べてみると、家族はすべて同じ年に同じ船に乗ってAmericaにやって来ていました。
1912年、船の名前は「Titanic」。
そう言わずと知れた、かの有名なThe Titanic号です。
Titanicは、当時、不沈船と呼ばれ、UKのSouthampton港からNew Yorkに向けて処女航海に出ましたが、大西洋沖で巨大な氷山に衝突。1500人もの人と共に、海に沈みました。
そんな世界でも超有名な海難事故と船の存在を、誰も知らないと言います。
どうやら、Ellen達の死と同様、Titanic号の事故も、この世界では起こらなかった事になっているようです。このあたりに事件のヒントが隠されていると考えたDeanとSamは、調べてみる事にします。
DeanとEllenの電話での会話は、なんとも切ない気持になりました。まるで本当の家族のように話しをする2人。この時のDeanは、Ellenが死んだことなんて知らない。Hunterとして、いろいろ辛い事はあるけど、BobbyとEllenが結婚していて、あの家に行けばいつでも安らぎを得る事がわかっている。まるでそんな幻想を見せられているようで、何だか胸が痛かった。
SamがTitanicの事を調べてみると、その船は危機一髪氷山との衝突を避け、無事だったとわかりました。過去が変えられています。
そしてその衝突を回避した1等航海士の写真を見つけたSam。
その白黒写真の真ん中に冗談のように納まってるのは、何とあの正体不明のAngel、Balthazar。
彼が何かやった事は明白です。
Balthazarを呼び出した2人。
いつものようにとぼけた調子で現れたBalthazar。
BZ "やあ、やあ、やあ。何の用かな?"
D "訊きたい事がある"
BZ "どうした、動揺してるのか?Dean"
D "船の事だ!Balthazar"
BZ "船?"
S "Titanicさ!"
BZ "ああ!Titanicか。ああ、沈むはずだったのを、そうしなかったんだ"
S "・・・なんだって?"
BZ "氷山に衝突して、沈むところだったのを助けたのさ。何かほかに訊きたい事は?"
D "・・・・・・・"
S "・・・どうして?"
BZ "なにが?"
D "どうして助けたんだ?"
BZ "ああ、私はあの映画が大嫌いでね!"
D "映画?"
BZ "そうさ!ははは"
S "待てよ。じゃあ、あんたは、大型船を救って・・・"
BZ "ああ、Celine Dionの歌だって酷いもんさ"
S "Celine Dionって誰だよ??"
D "・・・・??"
BZ "彼女はQuebecの辺りの貧しい歌手さ。今のままにしておいてくれ、まったく、頼むぜ!"
D "・・・・・"
S "・・・OK、そんなこと出来るのか?歴史を変えるなんてことが?"
BZ "私に出来ないことなんてないさ"
S "・・・わお・・・。なんて神経だ。で、どんな気分だよ、デカイ船を救って"
BZ "なんだよ!私は人々を救ったんだぞ。そういう事お前達だって大好きだろ?"
S "ああ!でも、そのせいで、彼らの子供や、その子供の子供が、どれ程他の人達と接触したと思う?!あんたは、歴史を捻じ曲げたんだぞ!!"
D "おい、おい、ルール1、Kutcherにもわかるように言え"
BZ "まったく、歴史を変えても残念な事に、Ashton Kutcherは、いなくなってないんだよな。そして、お前達は、Apocalypseを回避したし、Archangelも存在する。変わったことなんてほんの些細なことだけさ。お前がImpalaを運転してないとかな"
D&S "・・・???・・・"
BZ "・・・はい、はい。「Impalaってなに?」って言いたいんだろ?大丈夫、そんなに重要な事じゃないって。それに、もちろんEllenとJoも生きてるしな"
D "EllenとJo?"
BZ "ああ、彼女達は死ぬ運命だった"
D&S "・・・・?!・・・・"
BZ "私が船を助けた事は、いろんな事に繋がってる。次々に。まあ、早い話、その事で、彼女達は、あの大爆発で死なずに済んだってことさ"
D&S "・・・・・・・・"
BZ "とにかく!私が良い事をしたって認めるだろ?私の嫌いは映画を抹殺した事によって、お前達の最も大事な2人の友人を救ったんだからな"
D "・・・"
S "・・・でも、実際、誰かがTitanicで生き残った人間の子孫を殺してる"
BZ "・・・それが?"
S "5千人くらいは殺されるんだ"
BZ "・・・?それが?"
D "俺たちは、その事から人々を救いたいんだ。だから誰がやってるか知りたい"
BZ "ああ、そうか、悪いがお前は、私を他の誰かと混同していないか?お前に恋してる汚れたトレンチコートのAngelか何かと"
D "・・・・・・"
BZ "私の・・・知った事じゃないね"
D&S "・・・・・・・・・・"
BZ "ごきげんよう、Boys"
D "待て、待てよ!!・・・クソ野郎!!"
そうね、Deanに恋してるCasなら何とか手助けしてくれたかもしれないけど、相手がBalthazarじゃね。・・・って、恋って(苦笑)
とにかく、Balthazarが関係していた事をBobbyに連絡します。すると、どうやら今回子孫たちを始末して歩いているのは「Fate」だと言う事がわかりました。
運命の女神。
ギリシャ神話にも出てくる女神の姉妹の内の一人が関わっている事は間違いないようです。つまり、本当はTitanicの事故で死ぬはずだった内の多くの人々は、当然のことながら子孫を残す事は出来なかったはずです。それがBalthazarの「映画が嫌い」という理由だけで、助けられた。そして本当は生まれてくるはずの無かった人間がこの世に生まれてくる事になってしまった。神の引いた運命の道とは違う道が出来てしまった。
運命の女神は、その道を元の道に軌道修正するために、本来生れてくるはずではなかった人間を次々と殺しているんです。
さて、どうするか。
一番簡単な事は、BalthazarにTitanicを救う前の状態に戻させること。
そうすれば、未来は変わらずです。
しかし、元々生まれてこなかったんだから殺させる事もない。
でも、そうなると、EllenとJoは、元も運命の道に戻る事になり、あの爆発で死ぬ。Bobbyの心の支えになっているEllenは、いなくなってしまうんです。
電話口のBobbyの側には、仲睦まじ気に抱き合うBobbyとEllenの写真が。
Deanから、その事を聞いたBobbyは、何としてもBalthazarが、再び船を沈める事を阻止するように言われます。もちろんそうするつもりのDeanとSam。Rufusの件で、かなり参っているBobbyからEllenを奪う事は、何としても避けたい。しかし、そうなるとどうやって他の人々を助ければいいのか。
電話を切ったDeanは、Fateが次に現れそうな人物の事をお思い出します。ガレージで死んだ男の従弟。Big Italy Mr. Russo。
Russoさんを見つけた2人は声をかけますが、電話に夢中の彼は気づかずどんどん歩いて行ってしまいます。そこへ、お約束の車。何とか何を逃れますが、先日の事があるので、Deanに、殺す気か!!と怒り心頭です。が、その直後、道路を渡ろうとした彼を、バスが轢き殺してしまいました。
そしてそのバスの後部には、弁護士である彼の広告が。
「Personal injury & Wrongful death」
何という皮肉。
その時、近くの建物の窓に、SamはFateらしきものを見て、Deanにいいます。
S "彼女だ。あそこにいた"
D "彼女?Fateか?"
S "うん"
D "どんなだった?"
S "・・・図書館司書みたいな感じだった"
D "・・・おまえのイメージの司書か?それとも俺のイメージする司書か、どっちだよ?"
S "Deanが言わんとしてる事が、裸だったかどうかって事なら、彼女、服は着てたよ"
D "・・・了解"
Dean、あなたのは、看護師さんだろうと、教師だろうと、大統領でさえ、女なら裸なんでしょうね。
話し合おうと彼女を追いかけるDeanの手には銃。
建物は使われていないレストランか何か?Fateを探すDeanとSamの動きが突然止まります。そして現れたFateは、ガス栓を次々と開けていきます。この先の展開は容易に想像付きますよね。
時間が動き始め、Deanの持っていたライトが切れます。ライターで明かりを取ろうとするDean。なかなかつきませんが、ガスが充満した部屋の扉を開けた途端に火が付き、大爆発!!
と、なるところに現れたのは、Deanに恋するAngel、Castiel。
ほんと、良いところで出てきてくれてありがとう。
そして、3人は、夜の広大な自然の中に立っています。
何と場所はロシア。
爆発の中からCasは、DenaとSamを救いだしました。
D "Balthazarが、やったことわかってるのか?!"
C "ああ、わかっている。Balthazarならあり得る事だ"
D "Fateは、船の関係者を殺そうとしてるのに、何で俺とSamを殺そうとするんだ?!"
C "たぶん、彼女の怒りを買ったんだろう"
S "おれ達が何したって言うんだ?"
C "取りたてては。ただ、Apocalypseを回避して彼女を少し時代遅れにした事に、いら立ったのかも。その時、自ら彼女の前に現れたからだろう"
D "・・・それで、俺たち、Fateを怒らせたって事か"
C "彼女は、お前達が死ぬまで、止めないだろう"
D "・・・素晴らしい・・・。じゃあ、どうすればいい?"
C "彼女を殺すしかない"
S "Fateを殺すだって?"
C "他に考えがあるのか?"
S "いや、おれはただ・・・。そんなことまで出来るの?"
C "Balthazarは、彼女を殺せる武器を持っている"
D "ああ、もちろんあいつははやるだろう。でも、奴は隠れたまんまなんだよな?新しい友達を見つけた方が良いんじゃないか?Cas"
C "私は、それらを救おうとしてるんだ、Dean"
D "・・・・・"
C "・・・我々は、彼女を誘き出さなければならない・・・"
S "・・・おれ達って、彼女の標的だよね。いつかは姿を現すんじゃないかな?"
C "彼女が、お前達を見つけやすくしよう。それには、なにか決まりごとがあるはずだ"
D&S "・・・・・"
C "「魅力的なFate」"
D&S "・・・・・・・・・"
まったくもう、面倒くさい。
人間より人間くさい女神さま。
とにかく、DeanとSamは、囮となる事になりました。
その頃Bobbyの家では、Ellenが西海岸にいるJoからの電話を受け取っていました。あちらでもそれらしい「事故」で、30人くらいの死亡を確認出来たようです。
Ellenは、一番手っ取り早い解決法は、元通り船が沈む事だと言います。それを聞いたBobbyは、狼狽します。だって、そうなればEllenとJoは、死んでしまう運命です。
様子のおかしいBobbyをEllenは問い詰めます。
Bobbyは誤魔化しきれなくて、DeanとSamから聞いた話を説明します。
少なからずショックを受けるEllen。
Bobbyは、Balthazarが再び船を沈めたりしないようにするから、心配しなくていいと言います。でも、Ellenは、それがどういう事かわかっています。捻じれた運命のせいで、この世に生れて来た人が、Fateに殺されていく。
生まれてきて殺される事と、生まれてこない事には、大きな違いがあると。
でも、Ellenがいなくなるなんて、Bobbyには耐えられない。
B "俺達には、君が必要なんだ。・・・特に、俺にとっては・・・"
E "・・・わかってるわ"
ああ、こんなツライ話だったなんて・・・。
相変わらず、容赦ないですな。
町に戻って来たDeanとSam。
Fateを誘き出すために、町の中をウロウロ。
こうやってみると、何から何まで危ないような気がします。それにしても、大道芸には笑った。なかなか出てこないFateに、やっぱり作戦失敗か?と思われたその時!
頭上から落ちて来た、重たそうなモノ。
なんだかわかんないけど、とにかく、DeanとSamの上に落ちて来た!これ、ひとたまりもないね。やられちゃった!と思った瞬間止まる時間。
現れたのは、Cas。
そして図書館司書風のAtroposでした。3姉妹の長女。運命の糸を切るハサミを持つ女神。
彼女は、起っています。
Godに与えられた仕事を真面目にこなしてきた。人々には運命があって、それに従って自分も一生懸命働いてきたのに、すべてが狂ってしまった。
どうしていいか、Heavenにまで行ってみたけど、誰も相手にさえしてくれず、挙句の果てにTitanicが沈む運命さえ変えてしまった。じっと耐えていたけど、我慢の限界がある。
Casは、Titanicの件は、自分ではなくBalthazarがやった事だと言いますが、Atroposは、彼はあなたの支配下にあるはず、と言って責めます。何故、彼を船を沈めるために過去へ送り込まないのかと。
そう、実は、Balthazarが例の映画が嫌いでこんな事をしたなんて真っ赤なウソ?いや、ちょっとはそう言う理由もあったかもしれませんが、実際の所は、Casの命令だった。Heavenでの新しい軍事力増強のため、5万もの新しい魂をつくる必要があったためと、Fateは指摘します。Balthazarに言って、Titanicを元通り沈めないつもりなら、あなたのお気に入りの2匹のペットを殺すと言われます。2匹のペットとはもちろんDeanとSamのこと。ズバリと真意を見抜かれたCas。このままFateを始末しようと考えたのか。
ところが、Fateには、まだ奥の手がありました。ClothoとLachesisの姉妹です。自分が殺されたら、復讐のために2人の姉妹が必ずDeanとSamの息の根を止めると。
Casは、女神3人を敵に回す事は不利だと考えたのか、あるいはあくまでDeanとSamを危険な目にあわしたくなかったのか、どうか。後ろからAtroposを刺そうとしていたBalthazarを止めます。気まずそうなおじさん。
そして、Casの無言の頷きと共に、Titanicは大西洋の底に沈む事になりました。運命通りに。
時間が再び動き出し、落ちて来た物が地上に激突する激しい音。
しかしその下に、DeanとSamの姿はありません。もちろんCas達も消えていました。
場所は、Bobbyの家。止まっている車の中から、映画Titanicの挿入歌Celine Dionの歌う「My Heart Will Go On」が流れています。
目覚めたDeanが最初にした事は、それを止める事。そしてSamを起こして車の外に出ます。車はImpalaに戻っていました。2人は、とてつもなくおかしな夢を見ていたと言い合います。ところがそれがどうやらまったく同じ夢だったと気づきました。
そこへ翼の音とともに現れたCas。
C "夢ではない"
D "なんだって?あれが夢じゃなく、本当に起った事だって言うのか?"
C "そうだ"
S "どういう事なんだ?"
C "私は、Balthazarが過去に戻って、彼が起こした事を修復すると約束した"
S "なんだって?どうして?"
C "それは、お前達が無事だと確信するための唯一の方法だったから"
S "・・・それじゃあ・・・おれ達を助けるために・・・5万人もの人を死なせたの?"
C "いや、そうではない。彼らは生まれてこなかったんだ。それが殺される事とは全く違うと、お前は言っただろ?"
ここでDeanはハッと気づきます。
D "EllenとJoは?"
C "・・・・残念だ・・・"
D&S "・・・・・・・・・"
D "・・・待ってくれ・・・。すべてが元に戻って、記憶も元に戻るんだよな?"
C "ああ、ほとんど"
D "じゃあ、どうして俺とSamは、憶えてるんだ?"
C "私が憶えていて欲しかったから。"
S "なぜ?"
C "私は、Fateが誰であるかについて、お前達に知っておいて欲しかった。彼女は残酷で気まぐれだ"
D "俺が「Bitch」って言うまでもないくらいな"
C "ああ、そうだな。・・・お前は、運命とは自分で創る物だと私に教えた。お前は運命によって支配される事はない。お前は自由でいていい。私は、それが戦う価値のある物だと、まだ思っているから。・・・私は、ただそれをお前にわかって欲しかった"
そうか。
Casって、Deanが言った運命の話、ちゃんと憶えてたんですね。運命は自分で切り開く物だって。なかなかジーンとさせますが、そのおかげでEllenとJoの事で、2人はまたまたツライ思いしなきゃならないな・・・。しんどい事です。
家の中に入ると、ソファーでうたた寝をするBobby。
S "普通に戻るかな?"
D "ああ、普通にな"
S "・・・ツライよね。どれくらい幸せだったかと思うと・・・"
D "ああ、でも、知らない事では傷つかないさ。俺たちが黙ってればいいんだ"
S "ああ、そうだね。・・・起こした方が良い?"
D "・・・いや、やめとこう。多分、最高の夢を見てるだろうから・・・"
Deanは、そっとブランケットをかけてあげます。
写真立ての中に、Ellenの姿はありません。ツライことばかりでの人生です。
Bobbyは、起きた時にはすべてを忘れている。
でも、目覚めるまではせめて、Ellenと幸せな日々を送っていると祈りたい。
まったく、切ないEpでした。
休み明け、久々のEp。皆さんいかがでしたか?
いろんな事がありすぎて、考えることばかりです。毎日、一生懸命生きて行くしかないんですね。でも、ツライ時、悲しい時は、素直に弱音を吐いてもいいよね。
ここからは、お休みなしにFinale Epまで続きですね。
落ち着きませんが、何とか最後までついて行けますように。
では、また来週。
あ、そう言えば、Season7のこと、どこかに出ていましたか?まったく情報を拾えてないので、SupernaturalがSeason6で終わりか、Season7に続くのか、まったく知りません。
そのうち調べてみようと思います。
では。
***
8 件のコメント:
いつも楽しみに読んでます!!
今EPは大道芸人の前を必死で通り過ぎるサムがサイコーでした/笑
Season7はものすごくありそうな感じでみんながほのめかしてるけど、まだハッキリしてないみたいで、じれったいです。
気分的にもどんどん落ち込んじゃいそうな時ですが、そんな時ほど気分転換などで自分を甘やかして、乗り切っていけたらなって思います。
Yumiusaさん、こんばんは。お久しぶりです!
お忙しいようですが、お元気でしたか?
わたしも、荒川さんのところで週刊ペースが始まったので、てんやわんやです。
色んなことが起こりすぎてて、ついつい沈んでしまいそうになりますが、元気出していきましょう。
未来を決めるのは私達だって、Casも言ってくれてますし(笑)
S7のアナウンスは、Twitterやフォーラムの書き込みによると、5/19のCWの局長(?)就任に合わせてになるのだそうです。
それにしてはクリフハンガーだなどどクリプキもインタヴューに答えていますし、どっちなんですか!って言いたくなります。
どちらにしろ、何とかフィナーレまで楽しんでいきましょう!
いつも楽しんで読ませていただいています。
今日たまたまS7がありそうな記事を見つけたのでお知らせしますね。
http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/4662.html
正式ではないみたいですが可能性は高そうだと思います。
早く決定して欲しいです。
これからも楽しみにしています。
匿名様、はじめまして、でしょうか?
Sam、かわいかったですよね!大きな体をちっちゃくして(^^)
Season7は、どうなるんでしょうか。なかなか不安定な時ですが、良いNewsが聞けると良いですね。
こんないい加減なブログですが、少しでも楽しんでいただけているなら嬉しいです(^^)コメントありがとうございました。
キョウさん、こんにちは!
お久しぶりです。
週刊となると、かなり大変なんでしょうね。お体くれぐれもご自愛くださいね。
ほんと、最近の世の中の状況には、気持ちが沈んでばかりですが、運命に立ち向かう勇気をDeanとSamに、分けて欲しいです。Casも、良い事言いますね。いや、ただ単に、Deanに恋してるだけか・・・?(苦笑)
Season7、そういう状況なんですね。いまだに、正式なアナウンスがないなんて珍しい。クリちゃんが、クリフハンガーだって言ってるんですか?う~ん、実際はもう決まってるんでしょうか?5/19以降、注目ですね!
こちらは待つしかない身です。おっしゃる通り、何とか最後までついて行きたいです。
ashba様、はじめまして。
Season7について、ありがとうございます。早く正式なアナウンスがあれば落ち着くんですけど・・・。どうなるんでしょうか。ほんと、早く決定してほしいですね。
以前のようには行きませんが、DeanとSamが頑張る限り、なんとかツラツラとでも、続けていければいいな~と思っていますので、どうぞよろしくですm(__)m
コメントありがとうございました。
Yumiusaさん、お久しぶりです。
再開しましたね。またお世話になります。(^O^)/。
いや、驚きました。天界の戦いに勝つめに
過去を変えてしまうキャス。
過去が変えられたとわかっていて、エレン、ジョーが生き続けるためなら、元に戻すなというBobbyに、ふたつ返事の兄弟。
まともな世界のBobby、兄弟ならこんなことは許してないと思うんですけどね。
でもって、ルシミカに戦いを挑んだ人間とは思えないビビりように、もう腰くだけそうになりました。
特に久々、Samさんのかわいいこと・・笑。
でも最後のキャスの言葉は深い意味がありそうですね。デス様も謎の言葉を残していたし、それらはこのシーズンで明らかにしてくれるんでしょうか。
謎がいっぱいのまま、ドラマが終了なんて、そんなクリフハンガーはいらないから・・
(T_T)。
orukaさん、こんにちは。
再開しました~(^^)お久しぶりです。こちらこそどうぞよろしくm(__)m
Cas、さすがAngelですな~。目的のためには手段を選ばず!ですか。
Bobby、Dean、Samは、おっしゃる通り、普通ならこういうとき、そんな事は許さない!って言うんだろうけど、さすがに今回は・・・。
なにげにキツイEpでした・・・(涙)
あのSamのビビり様は、ホント、可愛かったです。体が大きいだけに、妙にツボにはまっちゃいました。
これからどんな展開が待っているんでしょうかね。気づいたらもう後5話しかない!!ってことで、焦ります。
Season7がないなら、謎は解決してから終わって欲しいですね~。
でも、続く事を期待してます!
頼むぜ!CW~~。
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