USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2010/10/31

Supernatural Season6 Ep6 "You Can't Handle the Truth" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。











Supernatural Season6 Ep6 "You Can't Handle the Truth"の感想もどきです。








とんでもない事実が判明しましたね。
しかし、Sam、あんたもいつまでも隠し事ばっかしてちゃダメだよ。そのたびにDeanがどれだけツライ思いしてるか、いい加減学習しなさい。
さて、サクサク進めて行きましょう。



わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。






冒頭、今回の事件はというと、ウエートレスさんJane。
彼女に、突然聞こえはじめたというか、他の人が彼女に彼女自身の価値のなさを言い始めた。それ以外にも、ママが嫌いで眠っている間に焼き殺したい、なんて物騒な事言う子供。
自分がおかしくなったかと思って、家族に電話したJaneに彼女のお姉さんは言います。みんなあなたには迷惑をかけられている、あなたどうして自殺しないの?と。
そう言われたJaneは、銃で自殺してしまいました。
周りの人が突然自分に悪意のある態度で接してきたら、きっと混乱するでしょうね。



そして、Deanも混乱しています。
彼はSamが自分のSamじゃないと思っています。先週のEpで、自分がVampireにされるところを、ただ見てた。しかも嬉しそうに笑ってたSam。不安にもなります。 
そしてこんな時、相談するのはBobbyしかいません。Samがホットドック買ってる隙に、Bobbyに電話します。


D"俺は、自分が何見たかわかってるさ!!"
B"でも俺は、塩も銀も・・・すべて為したんだぞ"
D"あいつは、そのVampireに俺を差し出したんだぞ!!アレは俺の弟じゃない!!"
B"だとしたら、俺達が今まで出会った事のないMonsterだってことだな"
D"それか、Luciferか"
B"・・・Casには連絡したのか?"
D"もちろんさ!あいつは答えないけどな。クソくらえだ!!もう待ってられるか!!"
B"わかったから、落ちつけよ。お前が正しいかもしれないが、ここはプロらしく・・・"
D"プロらしくだって?!!あいつは俺がやられるのを黙って見てたんだぞ!!"
B"本当に見たって確かに言えるのか?"
D"クソ!!Bobby、もちろんさ!!"
B"それは、証明にはならない。俺達はこの事を話し合う・・・"
D"この状況をどうするか、早急に決めないと!Vampireとは違うんだ。戻って来たあいつはあいつじゃない"
B"・・・わかった。お前の言う事はわかったよ"
D"ホントかよ?!"
B"ああ。とにかく調べてみるから、それまでSamを殺すなよ。見てるんだ。俺達には真実が必要だ。そして、あいつを倒すんだとしたら・・・俺達はその方法を知る必要がある"
D"・・・同じ車に乗るのさえイヤなのに、事件を抱えてるんだ"
B"乗るんだ。Samはお前の事件なんだからな"


と、電話は切られます。
確かに、Samの事だとすると、Dean以外解決する人いない。Bobbyにしてみたら、いろいろ試してみたんだから、見たことないMonsterだという事なんでしょうけど、DeanはLuciferを疑っています。でも、Luciferだとしたら、解せない事はたくさんありますけどね。ま、元Archangelで地獄の魔王の考えることなんて、所詮考えても詮無い事ですが。


戻って来たSamにDeanは、Lisaに電話してメッセージを残してたんだとウソを言います。Samは、折り返しあった?とDeanを気遣います。
このSamが、Samじゃないとしたら、いったい何だっていうのか・・・。
とにかく、事件かもしれない事について、調べる事にします。
Janeの家に行って、お姉さんに話を聞く事に。
いつものように、FBIスタイルのDeanとSam。妹の自殺にFBIが何故興味があるのか、彼女は不思議がりますが、Janeが電話をかけてきた時、彼女にとってその日は最悪の日だったようなので、彼女を励ましたと言います。ところがSamは、それが嘘だと見抜いてしまいました。そして、彼女に本当は何を言ったのか真実を言うように迫ります。Deanは、そのあまりにも自信ありげなSamを見て、またまた不安が募ります。
ズバリと嘘を言っていると言い当てられたお姉さんは、泣きながら告白しました。"愛してる、あなたのためにいつでもここにいる"と言おうとしたのに、口から出たのは、"あなたは重荷なの。自殺しなさい"という酷いものでした。でも、彼女は自分自身を止める事は出来なかったんだと言います。

Hex Bagも硫黄もなし。
いったい何が、お姉さんにそんなことを言わせたのか。やっぱりこれは2人の事件のようです。
その頃またまた事件発生。
歯医者さんです。嫌いです歯医者さん。大抵の人は嫌いだと思いますが、この日の患者さんも嫌いなようですね。いきなり何を言い出すのかと思ったら、自分の皮膚の弛んだ妻なんかと一緒にいたくない。君の娘のMelissaは私を抑えられなくする。そして実際抑えられなかったと。そんなことを聞かされた歯医者さん。激怒のあまり、歯を削るドリルを、患者の口に突っ込んでしまいました。
・・・ああ、また歯医者さんが嫌いになりました・・・。



Deanは、モーテルでひとりです。
そしてBobbyに連絡しています。


D"何かわかったか?"
B"一晩中調べて見た。何もない"
D"・・・素晴らしい"
B"そっちは?"
D"同じ部屋にいるだけで、ムズムズする。何で何も見つからないんだ?"
B"努力はしてるさ"
D"いつまで耐えられるのわかんないぞ、Bobby。いったい奴が何なのか早く調べてくれ"
B"やってるさ。・・・・しかし・・・最悪のシナリオがあるぞ"
D"ああ、Satanが俺の相棒だってことだろ?わかってるさ"
B"それ以上に最悪の事だ"
D"なんだよ、それ"
B"・・・Samが本物だった場合だ"
D"・・・・・・・・もう切るよ"
B"Dean"
D"とにかく、Bobby、何とかしなきゃ"


そうね、Samが他の何ものでもなく、Sam自身だったら。その上で、DeanをVampireにしちゃったりなんてことしたんだとしたら、それって最悪ですよね。
わたしは、来週のPromoを見たので、もうある程度の想像はついてます。どうするんでしょうか。


Deanは、Lisaに電話しますが、一度コールしただけで切ってしまいました。なんて言っていいかわかんないんでしょうね。でも、女の事でこういうふうにグズグズするDeanを見るのはイヤです。


そこへ帰って来たSam。

S"また事件だ"
D"ああ、どんな?"
S"歯科医が人が死ぬほど、穴を開けたんだ"
D"それってつまり、エッチな意味じゃないよな?"
S"狂気に支配されたんだよ "
D"そう思うか?"
S"さあ、話を聞きに行こう"
D"・・・OK・・・おまえ先に行っててくれちょっと調べてから追いかけるから"
S"・・・・・・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・・・・・・"
S"・・・マジで・・・?"
D"ああ、何を相手にしてるかわかっときたいだろ?"
S"・・・ああ・・・うん・・・そうだね"


Deanは、なるべくSamと2人になりたくない。
恐いっていうんじゃなくて、何だか得体のしれないモノと一緒にいる事の、不安なんでしょうか?とにかく早くどうなってるのか見極めないと、こんなこと長く続かない。


Samが歯科医に話を聞きに行くと、彼はすでに独房で首をつって死んだ後でした。Samが、彼のスタッフから話を聞くと、面白い事がわかりました。人々はみな、真実を話すことを強いられたようになっていました。呪われたように、言わなくて良い真実まで言ってしまう。
Samは、自分は死体を見に行くので、Deanは歯科医のオフィスを調べに行くように頼みます。
Deanが、オフィスに行くとサックスが飾ってあります。そして彼の机の上に、どこかで見たようなマークのレシートが。Deanは、Janeの家の冷蔵庫にもこれと同じマークがあり、カレンダーにも記入があったことを思い出します。

Harry’s House of Hornsに話を聞きに行くと、店主は確かに2人のことを知ってはいましたが、それほど親しい仲ではなかったようで、大した事は聞けませんでした。早々に引き揚げようとするDeanに、店主が訊きます。
盗まれたラッパのことを。
Deanはそんな事にかまってられないと、適当に誤魔化して行こうとしましたが、それが実は大変な価値のある骨董品であることを聞かされます。そしてそれが盗まれたのは、Janeが死んだ日と同じ日でした。


モーテルに帰って調べてみると、どうやらそれは「Gabriel’s Horn」のようです。
そう。例のHeavenから盗まれたAngelの武器のひとつ。
Deanは、Casを呼びます。
するとあんなにSamのことで力になって欲しくて呼んだ時は、全く返事もしなかったのに、いざ、Angel絡みのこととなると、アッサリ現れるCas、。
Deanじゃなくても、文句のひとつも言いたくなる。
ほんとう~~~~に、Angelって、自分勝手ですね。


D"Cas~、おお~い。お前達の管理不行き届きの核兵器だぞ。Angelの武器だ。これはお前の管轄だろ?聞いてんのか?Cas?"
C"・・・やあ、Dean"
D"・・・お前、俺をバカにしてんのか?!俺がSamが緊急事態だって呼んでも来ないくせに、こんなラッパの事になると速攻でくんのかよ!?"
C"来てくれと頼まれたから来ただけだ"
D"こんな事の前に、俺はお前に来てくれってずっと頼んだだろ!このクソ野郎!!"
C"・・・・・私にはSamに関することで何の手助けも出来ないので、来なかったんだ"
D"ああ、そりゃ良かった。SamはLuciferの為の贈り物用包装紙になっちまってるって判ったんだからな!"
C"いや、そうじゃない。・・・彼はLuciferではない"
D"何でそう言い切れるんだ?"
C"Luciferが檻から逃れたなら、我々はそれを感じる事が出来るはずだ"
D"・・・じゃあ!Samはいったいどうしたって言うんだ?"
C"私にはわからないんだ、Dean。申し訳ない"
D"・・・どうしたって言うんだ?Cas。お前人間だったし、少なくともそれが好きだったろ?"
C"・・・・私は今、戦いの中にいる。・・・どうしようもない状況に置かれているんだ"
D"Gabrelのラッパもそのひとつか?あれは本物か?"
C"見たのか?"
D"町にはあると思ってる。何かが人々に押し付けて・・・"

そこまで言ったところで、Casは突然消えてしまいました。

D"ああ!いいえ、どういたしまして!!"

やり切れなさに酒を呷りますが、何と、あっという間に戻って来たCas。Angelの行動は読めませんね。

C"本物ではなかった"
D"!2秒しか経ってないじゃないか!どこで見たんだ?"
C"あらゆる所を"

Angelにとってこんな事は、へでもないって事です。

D"・・・とにかく。会えてよかったよ!"
C"Dean"
D"何だよ?!"
C"お前の弟について・・・私は彼がどうしたかについてはわからない。・・・しかし、私は助けたいんだ。・・・調べてみるつもりだ"
D"・・・ああ、サンクス・・・"


Cas、優しいのか何なのかわかりませんね。
いや、きっと彼にとっては、メチャメチャ凄い気にしようなんだと思いますが。なにせ、Angelがこれほど人間のこと気にかけることないですからね。


Samは、死体を調べに検死官を訪ねていました。ところが、ここで新事実が判明。この歯科医さん以外の、今週自殺した他の人の死体が、すべて無くなっているんです。


Samは、その事をDeanに電話します。そして、検死官から聞きだした、最初の犠牲者の家で調査をしているので来てくれと言います。交通事故だという事になっていましたが、多分彼女が最初のひとりだと。
Deanはわかったと言いますが、すぐには行こうとしません。
彼がその時居たのは、バーです。
またお酒を飲んでいます。
はっきり言って飲みすぎです。
地獄から帰って来た時も、忘れるために四六時中酒を飲んでいました。Deanは、何か不安な事があると、酒に逃げるタイプですね。今回の心配事は、一番はSamのこと。2番目はLisaとBenのことでしょうか。

バーのテレビでは、女性アンカーか何か話しています。
「私はあなた方に真実をもたらすために専門家と話しました」?

突然、バーにいた人がDeanに真実を語り始めます。バーテンダーの女性、私は妊娠できないと思う、神様が私の結婚を偽りだと知っているから。お客の色っぽい女の人、あなたが私の胸を見るように私はここに座ってるのよと。
表に出たDeanは、Bobbyに電話します。
するとBobbyまで、聞きもしないことを話し始めます。
"Tori & Dean"(TV Show)を見ながらミルクを飲んでる。大Fanなんだ。彼女は天才だ。そして時々、ペディキュアをしてもらう?って、マジですか?Bobby?わたしの勘違い??そこまで聞いて、DeanもBobbyを止めました。
それ以上聞いたら、トラウマになるって(苦笑)
何でこんなこと話したことないのに言ってるんだというBobbyに、Deanはそれは自分が呪われたからだと言います。みんな、Deanには真実を言ってしまう・・。まだ、初めてのガールフレンドがどうとか言いかけるBobbyを適当にあしらって、今度はSamに電話しますが、留守電になっていました。話があるとメッセージだけ残し、Samの元に向かいます。


その頃Samは、最初の犠牲者と思われるCoreyの友達?姉妹?に話を聞いていました。彼女は自殺したんだと思うとSamが言うと、彼女は、実は自分もそうじゃないかと思っていたと言います。Coreyはその頃、問題を抱えていました。学校の事、いなくなった飼い猫、でも、一番は、彼女のボーイフレンドのことでした。彼は、Coreyを騙していたそうです。そして、真実を見つけるために必死になっていたと。
Samは、Coreyの部屋を調べる事にします。

Deanが、Coreyのアパートの前に着くと、電話がかかってきました。
Lisaです。
何でこんな時に・・・。
いま、Lisaは、Deanに本心を話してしまいます。Deanの呪いのせいで。最悪のタイミングです。


D "・・・やあ"
L"電話くれたのね"
D"ああ、この間はどうかしてた"
L"Benは、あの時のこと、話題にさえしないわ"
D"Lisa、今はその話をするには、最悪のタイミングなんだ。後で・・・後にできるかな?"
L"あなたは、わたしの子供を突き飛ばしたのよ、Dean。今、話しましょう"
D"そんなつもりじゃなかったんだ"
L"じゃあ、どういうつもりだったの?"
D"・・・説明できないんだ・・・"
L"・・・・本当のことを知りたい?"
D"それほどでもない"
L"・・・あなたこれまでも、強引に物事を進めてきた。強引に。あなたはそんな普通とは違う生き方を変えられると本気で思ってる?"
D"君はわかってたはずだ"
L"ええ、でも、わたしはSamが戻って来るとはおもってなかったもの。彼が戻って来た事は嬉しい。でも!Samが戻って来た時、わたしはそれが終わるって知ってた。あなた達2人の間には、とんでもなく複雑で理解できない何かがある。そして、彼があなたの人生に関わり合う限り、あなたは決して幸せにはなれないわ"
D"・・・・・"
L"・・・・あ・・・こんな風に酷い言い方するつもりじゃなかったのに・・・"
D"君のせいじゃない・・"
L"わたしは、Samと親しくはない。わたしには大事な姉妹がいるけど、もし彼女が死んでも、わたしは彼女を生き返らせたりはしないわ!"
D"・・・わかった、Lis・・・俺は嘘をつくつもりはないんだ。ただ・・・俺とSam・・・俺たちは問題を抱えてる。それは疑いようもない。・・・でも、君とBen・・・"
L"わたしとBenは、もうこれ以上あなたと一緒にいる事は出来ない。ごめんなさい・・・"


そう言って、Lisaは電話を切ってしまいました。
いや、そうね。
初めからわかってた事じゃない。
無理なのよ。確かに、Samが居ないままだったら、死んだままの心を抱えつつも、Deanは、自分を騙したままLisaとBenと生きていたかもしれない。
でも、Lisaが言ったように、それはSamが戻って来た時に終わってた。DeanとSamは、この世にいる限り、別々には生きていけないんです。
今回の事件が影響しているとはいえ、Lisaが言った事は本心でしょうからね。でも、この先のこと考えると、Lisaの決断は間違っていないと思います。Deanと居る限り、こんな事が一生続くんですから、いくら物わかりのいい女でも無理。


Deanが、Lisaにさよならを言われて、精神的に地獄に突き落とされていた時、SamはCoreyの部屋で彼女の飼い猫の頭蓋骨を見つけていました。そこへやって来たDean。テンパッテます。


S"どこに行ってた?俺、見つけたよ"
D"待て。その前に、俺たちは話さないと"
S"ああ、どうした?"
D"聞きたい事がある。そして、あ~、おまえは本当のことを言うんだ"
S"ああ、Dean、もちろんだよ。・・・・何の事?"
D"俺は真実が知りたい。で、俺にはそれが可能なんだ。だから、俺はおまえに質問する"
S "・・・?・・・"
D"あのVampire が俺を攻撃した時、おまえ、なんで黙って見てたんだ?"
S "・・・おれ・・・・おれ、出来なかった。・・・動けなかった"
D "動けなかった?"
S "・・・"
D "おまえ、戻って来てからターミネーターみたいに無敵じゃなかったのか?"
S "わからないよ。ショックのあまりかな・・・。それに遅すぎた・・・。本当に悔しいよ。・・・信じて欲しい。Dean、嘘なんてつかない。おれが、そんなことワザとやると思う?Deanは、おれの大事な兄貴なんだ。そんなDeanをなんで・・・"
D "わかった・・・わるかった。俺、・・・俺、見たと思ったんだ。俺が間違ってた。本当に今日は最悪で・・・"
S "大丈夫だよ。おれがついてる。いつだってだ"
D "・・・ありがとう、Sammy"


Deanは、この時感情が溢れて泣きそうです。
Lisaに捨てられ、その上Samにまで裏切られたら、彼は生きていけないかもしれないほどの、ダメージを負うでしょう。それこそ、今回の敵の思うつぼになりそう。
でもね、信じてくれ、嘘なんてつかない、おれがいつだって側にいるよと言ったSamですが・・・。階段を下りて行くSamは、何だか本当に、感情がないように見える。今、Deanに微笑みかけていた優しい顔から、一瞬にして表情が消えてるの。どんなことにも動じない、強いHunterになったなら、それは良いことかもしれないんだけど、実は大問題を抱えていて、彼はどうもそれをDeanにも、他の誰にも隠しているようです。


さて、目の前の事件を解決するべく調査した結果、今回の敵はGodと判明しました。この世には、あらゆる神様が居るんでしたね。Coreyは、彼女のボーイフレンドの裏切りを知りたいと思うあまり、開けてはいけない扉を開けてしまったんです。呼びだしたのは、真実を司る神、Veritas。Veritasとは、真実という意味のラテン語です。
現在、彼女はDeanが自殺するまで皆に真実を語らせ続ける。死体置き場から消えた死体は、どうやら彼女の食事になっている模様。人を食べる神様も、この世には掃いて捨てるほどいますから、今さら驚く事はありません。
Veritasの弱点は犬。猫の神様だからでしょう。
そして彼女は崇拝されたがっていた。現代において、一度に多くの人に話かけるにはどうすべきか?
2人は、Deanがバーにいた時、かかっていたTV Showの女性アンカー、Ashley Frankを調べる事にします。

そして、犬に吠えられた彼女の瞳が、一瞬妖しく光るのを確認しました。夜、彼女が帰宅するのをつけて行くDeanとSam。今回の武器は、犬の血を浸したナイフです。Deanは、Samがその血をどこで調達したか、聞きたくもない様子です。
忍び込んだ豪華な家の中には、何匹もの猫、それに猫の置物。誘われるように猫について行くと、そこには盗まれた死体が、切り刻まれて置いてありました。
そこへやって来たVeritas。
美しいドレスに着替えていらっしゃいます。
そして、強い!
あっという間もなく、DeanとSamをふっ飛ばし、気絶させてしまいました。さすが神様。


DeanとSamが気づくと、縛られて身動きできず。犬の血がついたナイフも奪われて、引出しにしまわれてしまいました。
Veritasは、死体から舌を切り取って、食べます。美味しそうに。こっちにしてみたら、ウゲって感じですが。
Samは、隠し持っていたナイフでこっそり、縛られている縄を切ろうとしています。Veritasは、Deanの舌を食べる前に、興味があるからと、DeanがSamのことをどんなふうに思っているかしゃべらせます。Veritasの前では、誰もが真実を語る事を強要されます。

D "・・・今は、良い。昨日までは、眠っている間に殺そうと思ってた"
S"・・・・・"
D"Monsterだと思ってたんだ。でも、今思うと・・・"
V"あなたは今どう思うの?"
D"Samは俺のように振舞ってただけだ"
V"どういう意味?"
D"仕事さ・・・。自分の血に塗れるまで、血に塗れ続ける。死のうとして、それが正しいかのように・・・。俺は、ここから逃れたいんだと自分に言い聞かせていた。家族が欲しいと思おうとして"・・・
V"嘘をついてたのね"
D"ああ・・・俺が得意な事は、喉を掻き切ることで。父親になる事じゃない。・・・俺は殺し屋だ・・・。そしてそれが変わることなんてないんだ。・・・今は、それがわかってる・・・"

真実を語らせて満足げなVeritas。
次はSamの番です。
戻って来て、またDeanと一緒になって、どう思っているのか。

S"・・・おれ達が一緒にやって行くのは、・・・難しいよ。でも、おれ達は、お互いに気遣い合ってる。それが大事なんだ。そして、それがすべてなんだ。それが真実さ"

しかしそれを聞いたVeritasの表情が変わります。

V"いいえ・・・・。いいえ、違うわ"
S"お前が言ったんじゃないか。嘘は吐けないって"
D"・・・・・・・・・"
V"どうやってるの?!"
D"・・・・・・・・・"
V"私に嘘をつくなんて、そんなこと不可能だわ!!"
S"嘘なんてついてない!!"
V"お前は何なの?!彼は何なの?!"
D"・・・・・・・・・"
S"お前が何を言ってるのか理解できない!"
V"本当に?私はそれさえ疑うわ。私は、おまえの口から出る何もかもを疑う。お前は人間じゃない"
D"・・・何だって"
V"知らなかったのか?だがそれが真実だ"


そこでSamの縄が切れて、彼はVeritasに飛びかかります。Deanは、投げられたナイフで自分の縄を必死で切ります。Samは、殴られながらも引出しからナイフを取り出しますが、神様はやっぱり強くてやられそうになります。しかし、縄を切ったDeanが、近くにあったフックで、Veritasを背後から突き刺し、一瞬手を離したすきにSamが、犬の血の付いたナイフで仕留めました。Veritasの本当の顔は、猫というか、蛇というか、なんとも凄い顔でした。


何とか神様という強敵を始末した2人ですが、Deanは手に持ったナイフをSamに向けて詰め寄ります。後ずさるSam。


S"Dean、おれだよ!"
D"おまえは俺の弟じゃない!"
S"聞いてくれ!"
D"おまえは何なんだ?!"
S"おれだって!Dean!お願いだ、説明させてくれよ"
D"どうやって信用しろって言うんだ?!"
S"OK、わかった。真実を話すよ!そうだ!そうなんだ!Veritasの言った事はあたってるんだ!!正しかった!!おれには、なにか深刻な問題がある!自分では知ってたんだ!!"
D"・・・・・・・・・・"
S"おれ、嘘ついてた。ああ。おれ、DeanをワザとVampireにした"
D"・・・!?・・・"
S"でも!!治療法を知ってたんだ、Dean。それにあのNestを知る必要があったんだよ!それに、Deanならそれにも耐えられると思ったんだ!!"
D"耐えられるだと?!!俺は、死んでたかもしれないんだぞ!!Benを殺してたかもしれない!!"
S"非情なことだって思いなおすべきだった。でもおれ・・・おれ、感じないんだ・・"
D"・・・?何だって?"
S"おれ、戻って来てからずっと、今までよりずっと優秀なHunterになったんだ!!もうどんなことも、おれを恐れさせない!恐れを感じる事が出来ないから!何が自分に起ってるのか、わからないんだ!"
D"・・・・・・・・"
S"・・・おれ・・・おれには助けが必要なんだと思う・・・"
D"・・・・・・・・・・"


そう言って、Samは久々の子犬のような瞳でDeanを見返します。Samは、大きな秘密を告白して、何だかホッとした顔してるような感じです。
ナイフを置いたDeanに言葉は無く。
見つめ合った2人。
Samは、助けを求めるような表情で、Deanをただ見つめるだけです。Deanが、何かを決心したように少し小さくうなずいたように見えた次の瞬間、モノも言わずにSamを殴り倒しました。そして彼が気絶するまで殴り続けました。




Ep6にして、大きな動きがきましたね。
そうか~、そうくるか~!という感じです。
Samが、Samじゃないなんて事は、さすがにないだろうと思ってたんですがね。
いや~、今Season、面白いっす。
わたしは、好きだな~。
Samの様子の異常さは、どうなってるんだ?と、今Seasonの大きな懸念でしたが、少し見えてきた。来週のPromoを見たので、Samが、何も感じなくなった理由がわかっています。
来週、CasがSamの"中"を読んで、彼がいったいどうなっちゃってるのかわかるんです。
He has been losing THE soul.
どこいっちゃったんでしょうか?そして、それを取り戻す事が出来るんでしょうか。


そして、Dean。
Lisaとは、このまま終わりなんでしょうか?
わたしは、Deanがただの殺し屋だとは、もちろん思いませんが、家族を持つ事はもう無理なんじゃないかと思います。JohnもBobbyも、元々家族を持ってて、仕方なくHunterになったんですよね。子供のころから、Hunterとして育ったDeanとSamには、可哀想だけど、それは無理なような気がします。
DeanとSamの家族はもう、お互いしかいないんです。
だから!その唯一の家族を失くさないためにも、Dean頑張ってSamの魂を、取り戻してあげて!!
ああ~、またまた、Deanにはつらく大きな使命が圧し掛かってしまいましたね。


いや~、次回Ep、楽しみですね~!!


***

4 件のコメント:

konoha さんのコメント...

yumiusaさま、はじめまして。
最近からですが、楽しみに読ませていただいています。
セリフがよくわかって、画面で観てるだけでは分からない内容で助かります。

いろんなところを検索して読む、なんて芸当は到底出来る体力がないので、ただ頼りにしています。
いくつかのブロガーさんを頼りに、日々楽しませていただいてます。

楽しい・・・ってのは、SPN的には適当でないですね。・・・つらいですもん。
でも、その内容が理解できるのも、yumiusaさん方の努力のおかげです。

ドラマの中に入って一緒に苦しみながら、先のストーリーを楽しみにしています。
変わり者の読者ですが、よろしくお願いします。 

yumiusa さんのコメント...

konoha様、はじめまして、こんばんは。

コメントありがとうございます。

字幕なしってホント、ツライですよね(汗)わたしも毎週、四苦八苦しています。わたしの訳は、思い込みと勢いと勘のやっつけですが、少しでもお役にたてているなら良かったです。
他のブロガーさんの方が、頼りになるとは思いますが・・・。

楽しいですよ~。
辛いけど楽しい!ハマっちゃうとその辛さも快感です(苦笑)泣きながら、次のEpを楽しみにしてるなんて、ちょっと他ではないかもしれないですね。
konoha様も、どんどんハマって下さい。一緒に楽しみましょう~。

では、またお暇なときは覗きに来てやって下さい。ありがとうございました。

amber さんのコメント...

こんばんは、yumiusaさん。
やってくれる!Sera嬢という驚きでS6のテーマが見えてきたような気が…これまでの伏線がだんだん効いてきましたね。
humanじゃないと聞いたときにはシフターが化けてんのか、本物のSamはどこかにいるのかとおもってましたが、こういう事だったんですね。
いゃあ、ただでは地獄から戻れない、地獄から戻ったDeanには魂があったので、あれだけ苦しんだS4だったわけですね。
でもSamもかわいそう過ぎですが、自覚してるとこが安心?Deanの深い愛で元に戻ると確信してます。
そしてLisaさんの語る兄弟の「真実」にはごもっとも、ごもっともと頷いてしまいました(笑)
次回が待ち遠しい!

yumiusa さんのコメント...

amberさん、こんにちは。

いやいや、マジで、面白いですよね?ここまでのところは!
地獄から帰ってきたSamが平然としてるのは、何も感じないせいってことなんだとしたら、この先、Samが魂を取り戻したら、苦しむようなこともあるのかしら?・・・それはそれで、ちょっと楽しみな気がするわたしは鬼畜です(汗)とにかく、Deanが何とかしてくれるとわたしも信じます!兄ちゃんの"愛"があれば、魂のひとつやふたつ、取り戻せるはず!!

Lisaの兄弟観察眼、納得ですね。
ま、あの兄弟と関わった女性なら、結局はああいう感想を、皆持っちゃうのかもと思いましたが(苦笑)一点、反論があるとすれば、DeanはSamと離れてちゃ、幸せにはなれないんだ、ってことでしょうか。もう、諦めて認めましょう!
ほんと、次回が待ちきれませんね(^^)