ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep11"Appointment in Samarra"の感想もどきです。
今年最後の放送でしたが・・・、
が~~~!!
ここで終わりかい!!!
とうとう戻って来たSamの魂。
いや~、キレイでしたね~。輝いてて。
大丈夫か心配だったけど、Ep12のPromoを見る限り、心配なさそう?
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
冒頭、妖しげなChinese Townにやって来たDean。如何にもな肉屋の前にImpalaを止めて、マジかよ?って感じで入って行くと、肉屋のおじさん、慣れてるふうに奥へ促します。
出迎えてくれたのは、無駄に笑顔が素敵なDoctorでした。でも、目が笑ってないような・・・。妖しすぎます。こんな妖しげなところで、いったい何をするのかと思ったら、Deanは殺してもらいに来たんですね。おかしな言い方ですが、マジ、心臓を止めてもらいに来た。
Samは、自分の魂がLuciferとMichaelの閉じ込められている檻の中で、ズタズタにされている可能性のある事を知ってしまい、もう魂なんか戻ってこなくても良いと思ってる。でも、魂のない人間は、ロボットと一緒。
感情のないままのSamに、Deanは耐えられない。
かといって、どうやってSamの魂を無事なまま取り戻せばいいかもわからないままです。そして、彼が出した答えは、人間の生死を司っている、Deathの力を借りる事。
で、コンタクトを取るにあたっての方法が、死ぬ事だったわけ。先週の話しじゃないけど、まったくいったい何回死ねば気が済むの・・・。
それにしてもこのDoctor、こんなおかしな依頼にも、ま~~ったく動じず、何度もやった事があるって。いったいどんな理由で仮死状態になりに来る人間がいるって?まあ、Johnの昔の知り合いだってことだから、不思議じゃないか。その頃はまだ、正規の医師免許を持ってたってことだけどね。
成功率は75%。
Deanは、もしもの時のために、Samに遺言を残します。もし、自分がこの世に戻ってくる事が出来なかったら、それをSamに送ってくれるように、Doctorに頼みます。いったいどんな事が書いてあったのか、今となっては永遠の謎です。
そして、ちょっと乱暴で愛想のない助手の女の子に診察台に抑え込まれて、準備はOK。
Deanは、アッと言う間に、あの世へ旅立ってしまいました。
そこは肉屋の店先。
Deanの呼びかけに現れたのは、ReaperのTessa。相変わらずカワイイReaperだこと。Deanは、彼女のボスであるDeathと話しがしたいから呼んでくれと言いますが、彼女は出来ないやりたくない、と断ります。
が、どうもDeanって、女の子にはつれなくされがちだけど、こういう方々には気にいられ気味。
DH "ハロー、Dean"
D "・・・・"
DH "私は忙しいのでね。用件は?"
D "俺があんたのモノを預かってるのを憶えてるか?"
DH "それは私のリングの事かな?そういえば・・・君に貸していたね。一時的にだが。"
D "返してほしければ・・・"
DH "悪いが、君は私がそれの在りかを知らないとでも思っているのかな?君は相変わらず思い上がりが激しいようだ。・・・で、何が望みだ?"
D "Luciferの檻"
DH "・・・・・"
D "俺はあんたが、それを突破する事が出来る、数少ない人物だと思ってる"
DH "そうか・・・"
D "Samの魂は、その箱の中で身動きできずにいる"
DH "ああ、聞いているよ"
D "それに、俺たちのもうひとりの兄弟も、囚われたままだ。Michaelが彼を閉じ込めてる"
DH "Dean、要点を言いなさい"
D "俺は、あんたに2人を取り出してほしい"
DH "う~ん・・・・選びなさい"
D "何だって?"
DH "Samの魂か、あるいはAdamか"
D "でも・・・"
DH "普通、私は人を戻したりはしない。しかし、私は1度だけ例外を作るかもしれない、2度ではなく"
D "・・・・・・・・"
DH "そう・・・選ぶんだ"
D "Samを"
DH "・・・・・"
D "Samの魂は1年もそこにあった。だから、それは・・・ダメージを受けてるんじゃないかと思うんだ。"
DH "ズタズタになっているだろうね"
D "・・・・どうにかしてそれから遮断してやれないか?"
その頃、Deanに与えられた"死の時間"3分が経過して、Doctorは彼をこの世に戻すための処置を始めていました。
DH "Dean、Dean、Dean。君は魂をなんだと思っているんだ?自由に取り分けられるパイだとでも?魂は滅多打ちにされ拷問されるが、決して消滅する事はない、私によってさえ"
D "何か方法があるはずだ"
DH "ああ、多分・・・"
D "・・・・・・"
DH "Samの地獄は消す事は出来ない。・・・・しかし、君次第では、彼の背後に壁を立ててやる事が、私には出来る"
D "壁?"
DH "彼を押し流そうとする、その恐ろしいそれらの記憶に気を付けたまえ。君はそれらが彼をどうしてしまうのか、知りたくはないだろう?・・・・私を信じたまえ"
D "・・・OK、あ~、壁か。良さそうだ"
T "でも、それは、永遠じゃないのよ"
DH "彼女の言う事は正しい。どんなものでも、永遠には続かない。そう、しかし・・・"
D "じゃあ、それは、選択ってことだなんだな。・・・魂のないSamか、壁と共にあるSam・・・それが崩れた時・・・Samは終わりって事か・・・"
DH "そのとおり"
D "やってくれ"
DH "やると言った覚えはない"
D "はあ?だったら今までの話は何だったんだ?!"
DH "それは、君への賞品だ。君が賭けに勝った場合のな"
D "・・・素晴らしい!それってどんな賭けだよ?"
DH "そんな態度は、無礼だぞ、Dean"
D "・・・・・・・・・"
DH "君は私のリングを取りに行き、・・・それを着けるんだ"
D "何だって?"
DH "私は1日の間、君に私の代わりをやって欲しい"
D "本気か?"
DH "いいや、私は信じられないほどの、皮肉に満ちている"
D "・・・・・・"
生身のDeanの体の方はというと、ちょっと危険な状態です。すでに時間オーバー。Doctorはアドレナリンの投入を支持します。
DH "24時間経過する前に、君がそのリングを外せば、君の負けだ。理解出来たか?"
D "わかった。でも、・・・でも、何故?"
DH "簡単な事だ、Dean。なぜなら・・・"
!そこで、Deanは、この世に引き戻され、Deathの言った続きを聞く事は出来ませんでした。後5秒、死んでいられなかったか訊くDeanに、Doctorは、もう7分間も死でいたんだぞと言います。
危なかったね~。死んだままになるとこだった。
Deathは、いったいDeanに何をわからせたいのか。それは最後です。
Bobbyの家に戻って来たDean。
そこにはSamの姿もありました。
先週のEpで、また離れ離れになったのかと思ってたので、ひと安心したんですが、そうとばかりは言えない状況のようです。
Deathとのやり取りを説明するDeanに、Samは喰ってかかります。
S "何だって?!Dean!"
D "最後まで人の話を聞けよ"
S "Dean!!CasとCrowleyが、言ったじゃないか!!魂を戻せば、おれは死ぬか、廃人同様になるって!!イヤって程聞いたぞ!!"
D "Deathは、おまえを守る壁を建てる事が出来るって言ったんだ"
S "壁?"
D "ああ、ああ、壁さ!それで、おまえは、地獄でのこと、思い出さなくて済む"
S "マジで?"
D "そうさ!"
S "・・・永遠に?治してもらえるって事?"
D "・・・いいや・・・それは・・・治療とは違う・・・それは・・・・、Deathは、それがおまえが死ぬまで持ち堪えられるって言った"
S "凄い。じゃあ、おれの人生って、随分早く過ぎて行くんだろうね。考えなかったのか、Dean?"
D "俺は、おまえの事を救おうとしてるんだぞ!!"
S "その通りさ!Dean!!これはおれの事なんだ!おれの魂なんだよ!!この計画が上手く行かなかった時、爆発するのはDeanの頭じゃなくて、おれのなんだ!!"
D "・・・・・・・・・・"
B "それにしても、奇妙だな。Deathが、親切心からそんな事を言い出したとはとても思えない。どんな取引をしたんだ?"
D "・・・・・・・・"
B "何だって?聞こえないぞ"
D "俺が、1日、奴のリングを着けるのが条件だ"
B "何で、そんなことさせたがるんだ?"
D "さあな、興奮したいんだろ。俺にはわからない、でも、俺はやるさ。・・・どこ行くんだ?"
出て行こうとするSamに、Deanは訊きます。
S "今の話を、自分の中で消化するには時間が必要なんだよ"
ところが、やっぱり、SamはDeathのリングを先回りして手に入れてしまおうと、埋めたところにやってきましたが、もうすでにDeanが掘り出した後でした。
Sam、ほんと、何としても魂を取り戻したくないようです。これがあと後、大変な事態に・・・。
D "これを探してるのか?"
そう言った、Deanの指にはリングが。
S "・・・歩いてただけだよ"
D "Sam・・・。俺はおまえの兄貴なんだぞ。お前を傷つけるようなことするはずない。自分が何をしてるのかはわかってる"
S "間違ってたら?"
D "必ず上手くやるさ"
S "・・・・・・わかったよ・・・"
D "本当に?"
S "ここでDeanを信用して待ってるよ・・・。不安だけどね・・・"
D "確かか?"
S "Deanは、正しい方に進むだろ?・・・ダメになんかしないはずだ"
D "・・・しないさ"
Deanは、BobbyにSamを見てるように言って、Deathとの賭けに出かけて行きました。
残されたSamですが、本当に納得したようには、到底見えません。Samは、自分をPanic Roomに入れるか、Bobbyに訊きますが、彼はそうしないといけないような事するつもりかと、逆に訊き返します。Samは、NOと答えますが、あ~、ここで入れときゃ良かったのかも・・・。
Deanは、リングを指にはめます。
現れたのは、Tessa。
彼女は若干怒っています。Deanの性格を知っているので、この事が順調に進むわけがないとわかっている。そこで彼女は、Deanにルールを確認させます。
24時間経つ前に、リングを外せば、そこでDeanの負けです。そして、彼女の持っているリストに従って、その間、誰でもを殺すこと。方法は、その人物に触ればいいだけ。そして彼女は、その魂をGetする。Simpleかつ、Easy。
・・・感情さえ抑え込めれば。
あなたの子守りは私の仕事じゃないの、とは正当な訴えです。
一方、Samの方はというと、助けを求めたのはHeavenの武器商人Balthazar。彼は、Heavenから盗んだ武器を売りさばいています。そのせいでCasは大忙し。
Samは、自分の魂を永遠に取り戻さない武器かSpellがあるか、彼に尋ねます。Deanが取り戻す方法を見つけたと聞いたBalthazarは、タダでそれを教えてやると言います。彼はDeanが嫌いだそうで、彼が喜ばない事は自分の喜びになると言います。
それには、Spellがありました。
必要な物は簡単に見つける事が出来ます。
ひとつのモノを除いて。
父親を殺す事。
でも、Johnはもうとっくに死んでいます。
そのSpellには、父親の血が必要だが、それは決して本当の血の繋がった父親でなくれも良い・・・。
なんだ、それ。
これって、あんまりにも、都合が良すぎやしませんか?
ま、良いけどさ。
これで誰の事が頭に浮かぶって、ひとりしかいないもの。
Bobby!!逃げて~~。
Tessaは、Deanに言います。
人は死んだ時、Deanに・・・いや、今はDeathであるDeanに訊きます。
「人生って何だったの?」とか?
「なぜ?」とか?
まあ、聞きたくなるでしょうね。
それに答えなくてはならないけど、さて、Dean、なんて答えてあげるんでしょう?
まず、最初のCaseは、コンビニ強盗です。
思わず、助けに入ろうとするDeanですが、Tessaに、彼ら生きている人間は、自分達は見えないし、声も聞こえないと言われます。
傍観するしかない。
ところが、子どもを守ろうと必死の店主は、強盗が油断したすきに銃を取り出して一発!見事に命中。強盗は呆気なく死の淵までやって来て、もう一歩。苦しんでる悪者にはDean、容赦ないですね。ちょっと待って、苦しみ倍増させちゃったりして。
そっと指輪がはまった手で触れると、静かになりました。振り返ると、不思議そうな強盗さん。そして、訊かれます。何故?と。彼への答えは、おまえがクソ野郎だったからだって、いたってSimple。
悪い事したら、報いが来るって悪くない答えかも。
次の人は、太り気味のおじさん。
この時もチーズたっぷりのピザを食べていましたが、Deanの予想通り、突然の心臓発作。Deanが触れると、あっという間にあの世行きです。
そして、訊かれる。何故?と。
チーズ追加しただろ?って。食生活は大事ですね。
納得してTessaと行きかけたおじさん、振り返ってもう一度訊きます。
「私の人生って何だったんだ?」
Deanの答えは、「すべては風の中」Kansasの歌のTitle・・・。
それだけ?!
Tessaは、"許して、この人新人なの" って(爆)
難しい質問ですよね。
人生って何?
そんなのわかるわけない。
順調に来たDeanの仕事も、次に示された、「死ぬべき者」を目の当たりにして、崩れ始めます。
病院のベッドにいるのは、幼い女の子。彼女は、重篤な心臓病を患っています。そして彼女の父親には、他に家族はいません。
Tessaは、それが運命だと言います。
しかし、Deanは納得できません。
これまで自分は、戦う事に人生を費やしてきた。運命なんてものはない、Apocalypseがなかったように。Deanは、12歳の少女を死なせる事を拒否します。Tessaは、Deanに本当に自分の言っている事が正しいと思うのか訊きますが、Deanは考えを変えませんでした。それがこの後どんな影響を及ぼすか、考えもせずに・・・。
少女の容態は、理由もわからず好転します。予定されていた手術も中止になって、担当の看護師さんも、旦那さんに早く帰れる事を連絡しています。
みんな嬉しそうな様子に、Deanは満足げです。
SamはBobbyを酒を飲みながら、カードをしていますが、空気が重いです。それもそのはず。Samは、ビールを取りに行ったBobbyに背後から襲いかかりました。しかしそこはさすがBobby。Samの行動などお見通しで、反撃一発、殴り倒しましたが、ロープを手に振り返った時には、すでにSamの姿はなく、ここからまるで映画「The Shining」です。それにしても、Bobbyの家には、あらゆる仕掛けがあるんですね~。Samは、床板を外されて、地下室に落とされてしまいました。扉は強化スチール製で、とても出られそうにありません。
Samは、Deanが取り戻そうとしてるのは自分じゃなく、彼の幼い弟Sammyだと言います。Samの中では、今の自分がすべてで、魂をなくす前の自分の事が、違う人物のように思えているうようです。Deanは、自分を殺して他の人間に入れ替えようとしてる。
もうこうなったら、Samは自分を守るために、どんなこともする決意なんでしょうが、それがBobbyを殺す事になっても良いなんて、明らかに常軌を逸してます。
声がしなくなって、仕方なく扉を置けて見ると、そこにSamの姿はなく、Panic Roomの扉には真っ赤な液体がついていました。
まだ病院にいたDeanとTessa。
そこへ、救急車の音と共に、先ほど帰った看護師さんが血塗れで運び込まれてきました。そう、Deanが少女を助けた為、手術が中止になって早く帰った彼女は、交通事故に遭いました。そして運ばれる救急車の中で心停止状態に陥ったのです。
Deanのやる事にはすべて結果が伴う。
ドミノ倒しのように、連鎖反応を起こし別の何かに繋がって行く。決められたルールを無視する事は、他で帳尻を合わせるような出来事が起きるか、あるいはもっと失われなくていい命が、その肉体を離れると言う事なんです。
Tessaは、Deanに彼女を連れて行くように言います。
死ななくても良かった人間を、自分のエゴのために死なせてしまう事になった。それが例え、良い事だと思ってやったことだとしても、他で理不尽な死を向けなければならなくなった人間が出てくる。
霊になった彼女に、Tessaは、もっと生きる筈だったけど彼が失敗したせいでこうなったと言います。すまないと謝るDeanに、彼女は答えずに去って行きました。
そこへ現れたのは、彼女の夫。
突然の妻の死が受け入れられず、あるのは愛する人を失くした喪失感だけです。
死ぬはずだった少女の病室に戻って来たDeanとTessa。
彼女は、父親と旅行について楽しそうに話していますが、Tessaは言います。彼女が生きている事自体がすでに、自然の法則に反している。看護師に起った事がこの後も起り続ける事になると。そして病院の外では、さっき妻を亡くした男が、ベロベロに酔っ払ったまま車に乗り込むところでした。
Deanは、ちょっと待ってくれと言って、彼の車の助手席に乗り込みます。瞬間移動できると便利ですね。
自暴自棄になった男は、酒を飲みながら運転しています。死んでもいい気持ちだったのか、どうにでもなれ、という気持ちだったのか・・・。
隣で必死に止めようとしますが、如何せん、リングをはめているDeanの姿も声も生きている人間にはわかりません。
まだ24時間経ってない。
経ってないけど、自分のせいで始まった死の連鎖を止めるため、Deanはリングをはずします。突然隣に現れた見知らぬ男。
Deanはハンドルを切って、何とか大事故だけは免れます。
Deanは、負けを認めてTessaを呼びます。
暗闇に向かってわけのわからない事を叫ぶDeanを、助けられた男はどう思ったんでしょうか。そして、リングをはめ直した途端消えた姿に、自分が見たモノを今後どう感じるのかわかりませんが、せっかく助かったんですから、何とか前向きに生きて行って欲しいです。
病室に戻って来たDeanとTessa。
Deanは、やり残した仕事を終えると言います。Tessaは、それをやろうとやるまいと、Deanの負けは変わらないと言いますが、彼は自分のやった事にけじめをつけます。
自然の法則なんて、時として厄介なだけです。
Bobbyの方は、危機的状況です。
Samを表に探しに行ったところ、とうとう後ろから襲われて捕まってしまいました。絶体絶命。お前の父親同然だっただろ?!というBobby。まさにそこが今のSamにとって、重要な事実。彼もBobbyが父親同然だと思ってる。だから、彼を殺さなくてはならない。なんて矛盾。
もう待ったなしと、振り上げたナイフを後ろから押し止めたのは、Dean!
あ~~、危なかった・・・(汗)
殴り倒して、今度こそ、DeanはSamをPanic Roomに入れ、ベッドに縛り付けます。今後もSamが誰かを殺しそうになるたびに、こうやって縛り付けて閉じ込めるのか?そんなこと出来っこない。そのうちSamは手がつけられなくなる。かといって、Deathとの賭けに負けたDeanには、どんな選択肢もないように思えました。
ひとり、地下から戻って来たDeanを、キッチンでベーコンドッグを食べるDeathが待っていました。
DH "Dean、さあ、座りなさい。君にもLAのベーコンドックを持って来たよ"
D "・・・・・"
DH "座るんだ"
D "あんたも、こんな安物食べるのか?"
DH "同じ質問をしよう。私もリングを着ける前に、豪華な食事をすると思ったが、そうでもなかったろ?・・・ときどき、君達は私とはかけ離れた存在だと思いたいようだがね。そうじゃない事がわかったろ?"
D "・・・・・・・"
DH "空腹じゃないのか?"
D "なあ・・・俺が負けた事知ってるだろ。実際そうなんだ。結局、俺はあんたになってみて、失敗した。自然の法則ってやつに大失敗した。でも、そうなるって、初めからわかってなんだろ?"
DH "だとして、君が戻る事が出来たとしたら、少女を黙って殺してくれるかい?文句を言わす、地団太踏まないで"
D "学んださ、今はな"
DH "それは驚いた。驚いたが、嬉しいよ"
D "ああ、そんなに喜ぶなよ。わかってたら、ちゃんと看護師を救ったさ。それだけさ"
DH "いや、私はそれ以上だと思うよ。今日、君は君のカーテンの後ろで、難しい現実を見た。自然の法則を壊す事は、楽しむような事じゃない。君が魂を引き上げる時混乱するだろうね?"
D "・・・・・・・・・・"
DH "これは、君にとっては、難しい事だろう、Dean。それを受け入れたなら、君は君の人生を台無しにするだろう"
D "・・・・・・・・"
DH "しかし、人間の魂はゴムボールではない。それは弱い。しかし。時には君が知っている以上に強くもある。そして君が想像する以上に貴重だ"
D "・・・・・・・・"
DH "そう・・・私は、君が今日何かを学んだと思うよ"
D "俺が何考えてると思う?・・・あんたは俺が1日持ちこたえられないって知ってたんだ"
DH "君の言っている事が何のかまったくわからない"
D "俺は負けた、それはいい。でも、少なくとも、それは不正の上に成り立ったんだ"
DH "・・・・・・多くの人々は、尊敬を持って私と話をするぞ"
D "俺は・・・"
DH "話しは終わりだ"
Dean、Deathを怒らしちゃいけません。
きっと彼は、Luciferなんかより怖い存在に違いないんだから。話しを終わらしたDeathですが、この後本当のサプライズが待っていました。
DH "素晴らしい時間だったが、私が君の弟の魂を取り戻しに地獄へ行くためには、それもお終いだ"
D " !!??何だって、あんたは俺のために?"
DH "君のためじゃない。君と弟は、戻ってき続けるんだ。君達は、宇宙の調和に楯突き続ける。そしてそれは、世界規模での混乱を招く"
D "それについては、悪いと思ってるよ"
DH "しかし、君達は、役に立たなければ・・・。今も、君は何かを探り続けている。勇敢な探究者。私は君に、そうあり続けて欲しい"
D "なぞ解きか、それとも・・・"
DH "それは、魂についてだ。・・・君は必要になった時、その事を理解するだろう"
Deathは、Deanに預けていたリングを手にします。
D "待ってくれ!Samの・・・その壁っていうのは、本当に役に立つんだろうな?"
DH "それは75%ほどの確立だ"
そしてリングをはめた途端、その場から掻き消えてしまいました。慌ててPanic Roomに向かうDean。中からSamの叫び声が聞こえています。
扉を開けると、もうそこにDeathの姿が!
地獄行って帰って来るの、早!!
やっぱり、Deathが最強なんじゃないの?
何だか古めかしい昔のお医者さんが往診の時に持ってたような黒い大きな鞄を開けると、白く輝く光が溢れだします。
DH "・・・Sam・・・今から私は君の心の中に、バリアを建てるつもりだ"
S "イヤだ!!触るな!!"
DH "それは少し感じるかもしれない・・・痒みを・・・。しかし、私の願いを聞いてくれ。その壁を引っ掻かないように・・・。私を信用して・・・。そうでないと君に起る事に、君は耐えられない"
Samは、Deanに助けを求めます。
S "頼む!!やめてくれ!!知らないじゃないか!知らないだろ!おれに何が起るか!!Dean!!やめてくれよ!!イヤだ~~~!!。ああ~~~~~~!!!!"
Deathの手の中で光り輝く魂。
それを胸の辺りに押し込まれて、Samは叫び声をあげます。痛いの?ああ、見てられない。
Deanも辛そうな顔ですが、じっと待つしかありません。
どうなるんだ~~~。
というところで、来年、1月28日までのお休みに入ってしまいました。Ep12のPromoを見た限りでは、Sam大丈夫そうですか?さすが、Deathのバリアは、今のところ効力を発揮しているようです。でも、引っ掻いちゃダメって・・・ちょっと笑える。
とにかくこれでSamの魂は戻って来たようですが、その為に、DeanはAdamの事は諦めざるを得なかったわね。ま、選べと言われればしょうがない。Deathだってそんなに甘くない。Samの魂を取り戻してくれた事だって、奇跡みたいなもんですから。Deanは、彼のお気に入りなんでしょうかね。何だかそんな気がします。
それにしても、恐るべしDeath。
AngelのCasや、King of Hellとなった(自称)Crowleyでさえ出来ないと言った、LuciferとMichaelの檻に、あっという間に行って帰ってきちゃって、凄いですね~。
得も言われぬ迫力というか畏怖が漂っていますが、確かに、Deanでなくてもビビるってば。
さて、今年の放送も無事終わりました。
みなさま、ポチポチ、ありがとうございますm(__)m
皆さんの励ましのお陰で、何とか半分終える事が出来ました。感謝です。来年の放送再開まで、ブログの更新は滞りそうですが、どうぞご容赦くださいませ。
放送再開後は、DeanとSamと一緒に元気で行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
皆さんにとってもいい1年がまた訪れますように。
では、また。
***
USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。
2010/12/05
Supernatural Season6 Ep10 "Caged Heat" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep10 "Caged Heat"の感想もどきです。
Crowley・・・燃え尽きちゃいましたね~。
ここまで良い感じのキャラだったんですが、Casがアッサリと引導を渡してしまいました。今回の見どころのひとつは、何といってもAngelとDemonのKissシーンでしょうか(苦笑)
それにしてもSam、いったいどうするんだ~~。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Crowley自ら、ShapeshifterのAlphaを拷問中です。
それもこれもすべて、Purgatoryの場所を特定するためです。Aは、そこは自分たちが死んだ時に行く所で、そのほかの何も知らないと言います。なぜ、Crowleyが、Alpha達がその場所を知っていると思っているのかわかりませんが、Shapeshifterの赤ン坊まで集めてきて、しゃべらなければ皆殺しにすると言って脅します。
ところが、Shapeshifter Aは、皆殺しにすればいいと言って、Crowleyの問いには答えませんでした。
痺れを切らしたCrowley。
自分と同じ顔のShapeshifterの首を撥ねて、殺してしまいました。
自分の首を撥ねるって・・・気持ちの良いものじゃないですよね、きっと。ま、めったにある事じゃないでしょうけど(苦笑)
さて、DeanとSamの方はというと・・・。
なんとも嘆かわしい。
マジでCrowleyの使い走りです。言われたとおり、Creature達を捕まえては彼の元へ届けていますが、そこへCrowleyは現れません。下っ端Demoにまでバカにされて、Crowleyが今どこにいるのかさえ分からない始末です。
まったくもって・・・嘆かわしい。
HunterのなかのHunter、Winchestersともあろうものが、今や完全にDemonにキン○マ握られちゃってます。
Deanが、"俺たちが、Demonを叩き潰してたなんてこと、憶えてるか?"と、自嘲気味に言うのも尤もです。
アジトに戻って来たDean、我慢も限界のようです。そりゃそうでしょう。自分たちが、こともあろうにDemonのために働いているなんて、耐えがたい事です。
D "ああ!!!ちきしょう!!!もう終わりだ!!"
S "落ちつこうよ"
D "Croeleyの野郎の言うとおりにやって来たけど、こんなこと何の解決にもなりゃしない!!"
S "・・・Dean・・・"
D "変わった事って言ったら、毎日クソ忌々しい気分でシャワーを浴びなきゃなんないって事だけだ!!"
S "・・・OK、Deanの言う事は正しい。プランBを実行しよう。・・ああ、そうだった。おれ達ほかに選択肢がなかったんだ"
D "・・・・・・"
S "やるしかないんだ。"
D "・・・・・・"
S "Dean、おれの魂を取り戻したいなら、やるしかないんだよ"
D "・・ああ・・・おまえはどうなんだ?"
S "おれ、Crowleyのために働いてるだろ?"
D "・・・ああ・・・そうだな。・・・永遠に続けさせられそうじゃないか?だって相手は、Crowleyだぞ。おまえどう思う?"
酒を注いで、振り返ったDeanの前に、Samの姿はありません。
何やら不穏な空気が漂っています。銃を構えてそっとあたりを窺いに行くと、奥で人が倒れていました。近づいて行くと、いきなり後頭部を殴られてしまいました。
気づくと、お約束です。椅子に縛られていて、目の前には同じく縛られたSam。現れたのは、久々のMeg。
彼女は、現在DeanとSamが、Crowleyのために働いている事を知っていて、Crowleyの居場所を聞き出すために、2人を拉致したんです。それというのも、Luciferにとって代わってCrowleyが、King of Hellとなった今、Luciferを支持しているDemonたちは邪魔になっています。Megはその筆頭かな?
やられる前にCrowleyを始末したいMegにとって、DeanとSamが現在唯一、Crowleyの居場所に近づくための糸口です。
そして、MegはCrowleyを傷めつけてSamの魂を取り戻す助けが出来る。
彼女はHellでAlastairの弟子だった。Deanと同じように。そうよね?と訊かれたDeanは、Hellでの事思い出したようで、つらそうだったけど、Samに彼女なら出来ると言います。DeanとSamはMegのために、Crowleyの居場所を突き止めて彼を始末する手助けをする。そしてMegはDeanとSamの魂を取り戻す手助けが出来る。
2組の利害の一致です。
それにしても、Megのお供のDemon。いったい何なんでしょう?Deanが言ったように、本当に彼にKissでもしそうな雰囲気です(苦笑)
しかし、またしてもDemonと組む事になるとは、Deanとしては本当は不本意でしょう。Meg達が去った後、早速その話です。
D "どういう事だ?"
S "何のこと?"
D "おまえのやってる事だよ!!"
D "Deanだって、Crowleyの事、終わりにしたかったろ?良かったじゃないか。メリークリスマス"
D "・・・・・・"
S "何だよ?"
D "だからって、またDemonと組むのかよ?!"
S "おれは、終わらせたいから、今、Demonと組んでるんだよ"
D "EllenとJoを殺した奴なんだぞ!!"
S "わかってるさ。でも、感情的になってる場合じゃないんだ、Dean。おれ達にはMegが必要だ"
D "あの女がこのままで済ますと思うのか?!"
S "もちろんわかってる。それも理由の内だよ。すべてが上手くいったら、Meg達は生かしておかない"
D "ああ、俺たちが先にやられてなきゃな!"
S "ああ、出来ないさ。おれ達には保険がある"
そう言ったSamの取った行動とは・・・。
Casを呼びだす事です。
そうね、確かにそれは大きな保険だわ。
ところが、そのやり方が・・・。
普通に呼んでも現れないとふんだSamが持ち出したのは"Raiders"のArkです。知ってますか?映画Indiana Jonesシリーズの最初のお話ですが、公開は1981年ですね。もう約30年前の作品です。Arkとはこの中に出てきた、Mosesの十戒の書かれた石板を納めた聖櫃の事です。Samが言っているように、その箱を開けて中から溢れ出る光を見た者は、皆、跡形もなく崩れ去ってしまいました。と、こんなバカバカしい話しでCasが現れるわけないと思ってたSamの前に、期待を裏切って現れたCas。Heavenからなくなったものの中に、この箱も含まれていたんでしょうか?
C "箱はどこにある?"
S "信じらんない!こんな映画の話信じて来たのか?"
C "私は戦いの最中だ、Sam"
S "Raphaelとのちっちゃないがみ合いなんか、おれにはどうでもいい!!"
C "聴くんだ、Sam"
S "聴くのはそっちだ!!おれは、あんたがHeavenで何してたって気にしない。でも、あんたはおれに借りがあるはずだ!"
C "気にしなくても、私を信じて・・・"
S "悪いけど、そんなこと話すためにここにいるわけじゃない"
C "Sam、私には時間が・・・"
S "あんたが、おれ達を助けないって言うなら、おれ、あんたを追い詰めてあんたを殺すよ"
C "・・・お前が・・・どうやって?"
S "まだ分からない。眠らないんだ、時間はある。見つけるまでやるさ"
C "・・・どうかしてる、お前には助けが必要だな、Sam"
S "「あんたの」助けがいるんだ"
Angelを殺すと脅迫するSam。
正気じゃありません。しかし、Casもこの発言で折れたようです。これで保険はバッチリかかった。
Casを伴って戻って来たSamを見て、Deanも意外だったようです。
D "来たのか?・・・ワオ、じゃあ、チキンディナー借りだな、Sam。何が起ったんだ?"
S "大したことじゃないさ。これは、友達だったら当然のことだよ"
Casが現れない方に賭けてたDea(苦笑)
Casってば、そこまで冷たい奴だと思われてるなんて、普段の自分の行動を見直した方が良いわよ。
Casは、Spellを使ってCrowleyの居場所を探りますが、向こうも自分を隠すSpellを使っているのか、見つかりません。そうなると残る手掛かりはひとつ。何か自分の望むモノのためにCrowleyと組んでいるSamuelじいさんです。
彼のアジトにやって来た3人。
あちこち家探ししていると、Samuelが現れました。
Crowleyの居場所を教えろと言うDeanにじいさんはそれは出来ないと断ります。家族の問題だと思ったDeanは、Casにしばらく外してくれるように言い、彼は黙って姿を消します。
自分の孫の魂を取り戻すために必要な事を断るほどの理由が何なのか、Deanは自分達には知る権利があると迫ります。
じいさんは、とうとうその理由を明かしました。
この間コッソリ見ていたのは、やっぱりMaryの写真だった。彼が取り戻したいと思っているのは、娘のMaryだったんです。
Samuelは、Crowleyが自分とSamを戻したように、娘も戻してやれると言った事を信じて、Crowleyのために働いている。
でも、Deanは、反対します。
自分達が繰り返してきた過ちを、もう繰り返しちゃいけないと。
D "信じてくれ・・・。それはやっちゃいけない事なんだ"
GS "何の事だ?"
D "やめるように言ってるんだ。そんなことなにも良くならない。Samuel、俺たちが違ってる事はわかってる。でも、俺たちはあんたの孫だ。だから、これがいろんな理由で間違ってるって言ってるんだ"
GS "偽善者め"
D "俺は、あんたに俺たちが犯した間違いから学んでほしいんだ!!・・・これは・・・こんな事はあいつらが俺たちを手の内に入れるやり方だ!これは俺たちのアキレスなんだよ!!ずっと続くんだ、家族に!
GS "・・・・・・・"
S "・・・・・・・・"
D"何かほかの方法を見つけるんだ。OK?"
GS "悪いがDean・・・"
D "良いだろう!じゃあんたは戻って来た彼女になんて言うんだ?Demonと取引したって話すのか?あんたが、彼女の息子の助けを無視してまで!!"
GS "もういい!!・・・出て行け・・・"
Deanは、これまでMary、John、そして自分が犯してきた間違いを繰り返したくない。それをやってる限り、Demonから逃れられない。永遠と続く負の連鎖を止めたい。でもね、人間だもの。そう簡単には割り切れない。今のSamuelにとってもそうなんですね。交渉は決裂です。
アジトへ帰って、この後どうしたらいいか、DeanとSamは一生懸命調べもの。その横で、Casはテレビを見ています。本編とは全く関係ないこのシーン、好きだわ~(^^)
C "・・・これはとても複雑だ・・・"
D "ふ~ん"
C "このピザの配達人が。本当にこのベビーシッターを愛しているなら・・・"
D&S "・・・!?・・・"
C "彼は何故彼女の尻を引っ叩くのか"
D&S "・・・・・・・・"
C "きっと彼女は何か間違った事をしたんだろう"
D "・・・ポルノを見てるのか?
C "・・・・"
D "・・・なぜ?"
C "放送してるから"
D "・・・男だらけの部屋でポルノなんか見るなよ。それに、その事についてアレコレしゃべるんじゃない!消せよ!!"
C "・・・・・"
D "そら、言わんこっちゃない"
Casの視線の先が、オカシイ(苦笑)
Angelもポルノに反応するんですね~(爆)
この後のMegとのこと考えると、Casも人間の良いところ、文字通り、感じてくれるようになったかな?
ところが、そんなお遊びシーンの所へやって来たのはSamuelじいちゃん。お前達のまねして、Angelがポルノ見てるのか?って(苦笑)
それはさておき、彼の来た理由は、Crowleyの居場所を知らせるためでした。Maryが望む事は、やっぱり息子を助ける事だと思いなおしたと。そこは、Crowleyが、Alphaを拷問して吐かせる場所。一度入ったら出てくるものはいない。一緒に行こうと言うSamにじいちゃんは、自殺はしないから、と言い残して出て行きます。
Megが手下を引き連れてやってきました。
MegってCasの事お気に入りなんでしょうか?この舐めまわすような視線がなんともエロイんですが。
M "私を憶えてる?私は憶えてるわよ"
そりゃ憶えてるでしょう。
Holy Oilの炎の中から抜け出すために、彼女を踏み台にしていったCasを忘れるわけないわよね。
C "なぜ、組まねばならないんだ?・・・この汚らわしいモノ達と"
M "続けてちょうだい。興奮するわ"
D "わかったから、落ちつけよ。Crowleyの居場所を突き止めた"
M "素晴らしい。どこ?"
S "ああ、おれ達を置き去りして行く気だろ"
M "見捨てられるのが恐いのね?"
S "教えるが、おれ達は全員一緒に行く"
M "信用すると思うの?"
S "いや、それほどバカじゃないだろうな。しばらくナイフを渡すんだ"
そう言えば、このナイフ、Megが持ってたんだった。忘れてました。
M "いやよ、それほどバカじゃないわ"
S "Crowleyの居場所へ案内して欲しいんだろ?"
渋々、ナイフを渡すMeg。
受け取ったSam、突然お供のDemonのひとりを刺し殺します。そう、あの、Deanの事をイヤラシイ目で見てたやつです。
S "こいつDeanを見てた。仕事より、おれ達を殺す事の方に興味があったんだ!おれは、全員のためになる事をやっただけだ!!"
M "待ちなさいよ!それ返さないつもり?"
S "元々おれ達の物だ、取り戻しただけさ。1時間後に出発だ"
Sam、凄い。
有無を言わさず、仕切っちゃっています。
それにしても、殺そうとしてたから先に殺したって言うのは言い訳ですね。Deanのこと、イヤラシイ目で見たからだと、確信してます(苦笑)
SamはImpalaで出発の準備をしています。
DeanはCasと2人っきり。考え込んでいるCasに、準備を手伝ってくれと言います。
C "私は、我々がやろうとしている事に相反する感情を持っている"
D "そりゃ、Monsterのわんさかいるところに乗り込もうってんだから、祝う気にはならないよな"
C "私は、Samの魂を取り戻す事が、賢明とは思えない"
D "・・・待てよ、何だって?なぜ?"
C "私は彼に死んでほしくない"
D "どういう意味だ?
C "Samの魂は1年以上LuciferとMichaelと共に檻に閉じ込められている。そして、彼らは他にすることもなく、その欲求不満の捌け口はSamの魂しかない"
D "・・・・・・・"
C "・・・理解したか?"
D "・・・・・・・"
C "我々が、Samの体に、そのボロボロになった魂を戻したら、どんな事になるか我々にはわからない。それは、悲惨な事になるかもしれない"
D "死ぬって事か?"
C "違う。・・・麻痺、狂気、残りの人生のすべてを深刻な精神的な痛みに支配されるかもしれない"
D "・・・でも、確かな事は何も分からないって言っただろ?大丈夫かもしれない"
C "ああ、かもな"
D "OK、じゃあそれからだ"
C "だが、私は心からそうは思えない"
D "だったら、あんたがSamを治してくれればいい"
C "Dean、私には、どこでそうすべきかわからない"
D "何とかしろよ!Cas!"
C "・・・・"
D "今のSamは、アンドロイドだ。あいつには魂が必要なんだよ!"
C "・・・・"
D "・・・とにかく、俺たちは魂を取り戻すんだ。そして、問題があったら、その時、解決する方法を見つければ良い"
C "・・・・・もちろん。・・・・・・あるいは、我々は失敗する。・・・そうなれば、Samは恐ろしいほど苦しむ事になる"
D "・・・・・・"
・・・なんてこと・・・。
そんな要らぬオマケがついて来るとは・・・。
そしてなんとこの話、Samがコッソリ聴いちゃってた。Epの最後と、来週のEpの事思うと、とんでもない方へ転びそうです。
Crowleyの隠れ家兼、捕まえてきたCreature達の拷問場所へやって来た一団。Casのおかげで、簡単に中に入る事が出来ました。あまりにも簡単。でも、すぐに問題発生です。Hell-houndsです。あっという間に、Megの手下の2人は、やられてしまいました。
ドアを閉め、塩を撒き、とりあえず持ちこたえますが、襲ってくるのは時間の問題です。そしてさすがDemon、Meg。逃げるが勝ちとばかりに、体から抜け出して逃げようとします。大きく口を開けて上向いたところは、なんともマヌケな感じです。だって、CrowleyのSpellのせいで、体から抜け出せなかったんです。まったくもって、恰好悪い。
Samは、ナイフを差し出して、これでHell-houndsを何とかするように言いますが、Megは自分がHell-houndsを引きとめておくうちに、それはCrowleyに使うように言います。
どうやって?と思ったら、何と突然CasにKissしちゃいました。
目的はCasの持っているAngelのナイフでしたが、Kissもしたかったんだと思う。Megってば、Casの事やっぱりお気に入り。
ところが、CasもCasです。
体制を入れ替えたかと思うと、Megを壁に押し付けて、情熱的なKissのお返しです。
まさか、Angelがこんな情熱的なKissを返してくるとは思ってなかったMeg。ちょっと、驚いています。もちろん、DeanとSamも、いきなりのAngelとDemonのKissシーンに、言葉もありません。この時のDeanの仕草がとてもいいです(笑)
M "・・・これって・・・何だったの?"
D&S "・・・・・・・・"
C "ピザの配達人から学んだ"
D&S "・・・・・・・・"
M "・・そう、Aプラスをあげるわ。・・・何だか・・・綺麗になった気がする"
ははは、AngelのKissは、Demonの汚れた心さえ、浄化する力があるんでしょうか?それが例え、ポルノを見て学んだものだとしても(苦笑)Megは、気分悪そうですが。
とにかく、そう言ったMegの手にはCasのナイフ。Megを残して、3人は先を急ぎます。ところが、突然の眩い光と共に、Casがその場から消えてしまいました。
Samuelが壁に描いたSpellを使って、Casを遠くに飛ばしてしまったんです。現れたCrowley。
そう。Samuelは、DeanとSamをCrowleyに売ったんです。
その頃、なんとかHell-houndsを制圧したMegですが、現れたChristianに殴られて、Casのナイフも獲られてしまっています。Christianは、もう死んでいますが、Demonには関係ないですから。
DeanとSamは、一人ずつ監禁されます。
Deanの方にやって来たSamuel。
Samuelにとっては、何ものかもわからないSamを助けることより、娘を取り戻す事の方が大事なんです。
どう言っても、彼にDeanの言葉は届かない。
Deanは言い放ちます。
D "俺が誰だか教えてやる。俺はお前が2度と会いたく無い人間だ。必ずここから出る。約束だ。今度会う時は、俺がお前を殺す時だ"
完全に袂を割ったって事ですね。
それにしても、じいちゃん・・・とはもう言えないな~、ここまでくると、もう完全にDemonの手先のようです。そんなにまでなって、Maryと取り戻したいのか・・・。
Deanは、Demonに連れ出されます。
残されたSamは、何をするのかと思ったら、自分の手首を噛みちぎっています。滴り落ちる血。
何事かと思ったら、自分の血で天井にDevil’s Trapを描いたんですね。Dean元へGhoulを送り届けたDemonが、次はSamの番だとやってきましたが、もちろんTrapにかかって出る事が出来なくなります。してやったり、と笑うSamの歯が血で染まってて、ちょっと気持ち悪い。
2匹のGhoulと何とか戦うDeanですが、抑え込まれてもう喰われる寸前。そこへ、Samが飛び込んできました。危機一髪です。
一方、Megの方はというと、拷問台に括りつけられています。Demonって本当に拷問が好きですな~。Megのこの格好は、同じく拷問されたRubyと同じ、ちょっとギリギリの恰好です。女優さんって、大変ですね。
切り刻まれて叫び声をあげていたMegが、突然笑い出します。不思議に思うChristian。その彼の後ろには、Deanがいて、ナイフで一突き。今度こそホントに地獄へ落としました。Deanは、Megの拘束を解いてやります。今のところまだ彼女にはやってもらう事がありますからね。
そして漸く、Crowleyの登場です。
Djinnを傷めつけて、彼女のAlphaについてしゃべらせようとしていたところに、突然の非常ベル。
出向いてみると、拷問台にMegの姿は無く、床にはChristianが転がっていました。ベルを止めて振り返ると、Ghoulに喰われたと思っていたDean。そして後ろからSamに殴り飛ばされます。金属の棒で。痛そう。
しかし、そんな事は大したことじゃなかった。
這って行った先の天井には、Devil’s Trapです。
そこへ現れたMeg。右手を一握りしただけで、Crowleyは苦しさの余り、その場に崩れ落ちます。Samは、魂を返すように言いますが、Crowleyは出来ないと言います。「したくない」じゃなくて、「出来ない」と。
それに、取り戻したとしても、Samの魂はボロボロになっていると言います。Luciferは、Samの魂を無傷では手放さない、と。
しかし、そうなると、Crowleyには、何の価値もなくなります。
Samは、Megに好きにしていいと言います。Deanは、反対しますが、Samは、聞いてただろ、魂を戻せないなら、用なしだ、と言い放ちます。
ナイフを受け取ったMegですが、殺そうと近づいたところ、あっという間に形勢逆転。倒されて、ナイフを奪われます。そのナイフを天井に投げて、Devil’s Trapを破っていしましました。そして、DeanとSamを壁に磔にします。
が、そこへ現れたのは、Cas!
良いところで来てくれました。
が、Heavenでの事を揶揄されます。
どうやらCasは、現在形勢不利のようで、Raphael軍に負けているようです。
しかしそんな事を言われているCasのその手には、何だかずた袋が握られています。。
何とその中身は、Crowleyの骨でした。そう、Demonも、骨を焼かれたら、完全に終わり。ちゃんと隠しておかなかったCrowleyのミスです。観念した、Crowleyに、Casが訊きます。本当に、Samの魂を取り戻す事がお前には出来ないのか?
この期に及んでは、嘘もつけないでしょう。なんせ、骨を握られていますから。
答えは、出来ない。
そう言った途端、Casは骨に手を翳したかと思うと、あっという間に燃え上るCrowleyの骨と、Crowley自身。
う~~~、容赦ないです、Cas。
その灰の中から、ナイフを拾い上げてみると、すでにMegの姿は消えていました。
D "賢いな。殺すつもりだったからな。・・・でも、殺す前に、あんたに1時間やるからな"
C "なぜ、私にそれが必要なんだ?"
Cas~~~、Deanのせっかくの提案の意味がわかっていませんね~。
あんなに情熱的なKissしておいて、チャンスがあったら、その先も経験してみなさい、Angelさん。
Impalaを挟んで。
D "ありがとう、Cas。"
C "・・・Crowleyの言った事は正しい。Heavenで上手くいっていない"
D "俺たちに何か出来る事があるなら・・・"
C "無い。この状況が何か違っていたらと思う・・・。もっと時間があれば・・・。私はここに居たい"
D "なあ、Cas、わかってるから、謝る必要なんかない。俺たちは、あんたの友達だ"
C "・・・聴いてくれ、Sam。我々は、他の方法を見つける"
S "本気?Monsterだらけなんだよ。出る事も出来なきゃ、そいつらを追い払う事も出来ない"
C "・・・わかっている・・・"
Casは、そう言って、行ってしまいました。
残された2人。
どうも状況は、悪い方にばかり転がって行くようです。
D "わかってるよな?"
S "何を?"
D "おまえの魂だよ。俺たちは、他の方法を探し出すから"
S "・・・ダメだよ"
D "おい、何でだよ?!Crowleyが言った事は・・・"
S "おれ達には見つけられないさ。Crowleyが言ったこと聞いたろ?"
D "・・・・・・・"
S "Casが言った事も。魂を戻せば、おれは壊れるんだ"
D "そんなことまだハッキリわからない"
S "なあ、AngelとDemonが同じ事言ってるんだよ。決まってるさ"
D "そんな事言うか?俺たちこれまでだって、死んだりしてきたけど・・・"
S "そのとおりさ!!おれ達これまでだって、何度も自分を殺してきた。おれ達何回、こんな事のために危険を犯せばいいんだよ?!もううんざりだ"
D "Sam・・・"
S "もう取り戻したいなんて思わない"
D "何言ってるんだ?"
S "Deanが絶対に納得しない事を言ってるんだ"
D "・・・・・・・"
S "Deanは、気にするだろうけど。おれは、魂なんかない方が幸せだって思うよ"
D "間違ってるぞ。おまえは、自分がどんなに間違った事言ってるかわかってないんだ"
S "そうは思わないね"
D "Sam、行くな!"
S "・・・・・"
D "Sam!・・・Sam!!"
ひえ~、Sam、どこ行くのよ?
またまた、離れちゃってどうするっていうのか・・・。
ま、しかし、確かにあんなこと聴いちゃうと、今のままで別段苦労していないSamにとってみたら、危険を冒して取り戻さなくても良いかもと、思うでしょうね。
Deanにとってみたら、とんでもない事でしょうけど。魂のないSamのこと、これまでもロボコップとかピノキオとか、今回はReplicantって言ってましたね。
マジで、Samの魂、どうなってるんでしょう?体に戻せても、取り返しのつかないくらいダメージを受けてたら、最悪廃人とかになっちゃうでしょうし、そんなSamでもDeanは耐えられるんでしょうか?耐えられないよね。
そうかといって、このままで良いわけはないんだけど、さて、落とし所はどこになるんでしょうか?
次のEpで、今年の放送は最後です。
どうやら魂を取り戻したくないSamと、取り戻したいDeanが、どちらも暴挙に出るようですが、さてどうなる事やら・・・。
何かと忙しい12月。今度の日曜日は、忘年会が入っていまして、どうなる事やら。
あ、この年末3回目の忘年会です。忘年会出席のノルマは、あと、とりあえず4回です(汗)
みなさんも、くれぐれもお体お大事に。
では、また来週。
***
Supernatural Season6 Ep10 "Caged Heat"の感想もどきです。
Crowley・・・燃え尽きちゃいましたね~。
ここまで良い感じのキャラだったんですが、Casがアッサリと引導を渡してしまいました。今回の見どころのひとつは、何といってもAngelとDemonのKissシーンでしょうか(苦笑)
それにしてもSam、いったいどうするんだ~~。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Crowley自ら、ShapeshifterのAlphaを拷問中です。
それもこれもすべて、Purgatoryの場所を特定するためです。Aは、そこは自分たちが死んだ時に行く所で、そのほかの何も知らないと言います。なぜ、Crowleyが、Alpha達がその場所を知っていると思っているのかわかりませんが、Shapeshifterの赤ン坊まで集めてきて、しゃべらなければ皆殺しにすると言って脅します。
ところが、Shapeshifter Aは、皆殺しにすればいいと言って、Crowleyの問いには答えませんでした。
痺れを切らしたCrowley。
自分と同じ顔のShapeshifterの首を撥ねて、殺してしまいました。
自分の首を撥ねるって・・・気持ちの良いものじゃないですよね、きっと。ま、めったにある事じゃないでしょうけど(苦笑)
さて、DeanとSamの方はというと・・・。
なんとも嘆かわしい。
マジでCrowleyの使い走りです。言われたとおり、Creature達を捕まえては彼の元へ届けていますが、そこへCrowleyは現れません。下っ端Demoにまでバカにされて、Crowleyが今どこにいるのかさえ分からない始末です。
まったくもって・・・嘆かわしい。
HunterのなかのHunter、Winchestersともあろうものが、今や完全にDemonにキン○マ握られちゃってます。
Deanが、"俺たちが、Demonを叩き潰してたなんてこと、憶えてるか?"と、自嘲気味に言うのも尤もです。
アジトに戻って来たDean、我慢も限界のようです。そりゃそうでしょう。自分たちが、こともあろうにDemonのために働いているなんて、耐えがたい事です。
D "ああ!!!ちきしょう!!!もう終わりだ!!"
S "落ちつこうよ"
D "Croeleyの野郎の言うとおりにやって来たけど、こんなこと何の解決にもなりゃしない!!"
S "・・・Dean・・・"
D "変わった事って言ったら、毎日クソ忌々しい気分でシャワーを浴びなきゃなんないって事だけだ!!"
S "・・・OK、Deanの言う事は正しい。プランBを実行しよう。・・ああ、そうだった。おれ達ほかに選択肢がなかったんだ"
D "・・・・・・"
S "やるしかないんだ。"
D "・・・・・・"
S "Dean、おれの魂を取り戻したいなら、やるしかないんだよ"
D "・・ああ・・・おまえはどうなんだ?"
S "おれ、Crowleyのために働いてるだろ?"
D "・・・ああ・・・そうだな。・・・永遠に続けさせられそうじゃないか?だって相手は、Crowleyだぞ。おまえどう思う?"
酒を注いで、振り返ったDeanの前に、Samの姿はありません。
何やら不穏な空気が漂っています。銃を構えてそっとあたりを窺いに行くと、奥で人が倒れていました。近づいて行くと、いきなり後頭部を殴られてしまいました。
気づくと、お約束です。椅子に縛られていて、目の前には同じく縛られたSam。現れたのは、久々のMeg。
彼女は、現在DeanとSamが、Crowleyのために働いている事を知っていて、Crowleyの居場所を聞き出すために、2人を拉致したんです。それというのも、Luciferにとって代わってCrowleyが、King of Hellとなった今、Luciferを支持しているDemonたちは邪魔になっています。Megはその筆頭かな?
やられる前にCrowleyを始末したいMegにとって、DeanとSamが現在唯一、Crowleyの居場所に近づくための糸口です。
そして、MegはCrowleyを傷めつけてSamの魂を取り戻す助けが出来る。
彼女はHellでAlastairの弟子だった。Deanと同じように。そうよね?と訊かれたDeanは、Hellでの事思い出したようで、つらそうだったけど、Samに彼女なら出来ると言います。DeanとSamはMegのために、Crowleyの居場所を突き止めて彼を始末する手助けをする。そしてMegはDeanとSamの魂を取り戻す手助けが出来る。
2組の利害の一致です。
それにしても、Megのお供のDemon。いったい何なんでしょう?Deanが言ったように、本当に彼にKissでもしそうな雰囲気です(苦笑)
しかし、またしてもDemonと組む事になるとは、Deanとしては本当は不本意でしょう。Meg達が去った後、早速その話です。
D "どういう事だ?"
S "何のこと?"
D "おまえのやってる事だよ!!"
D "Deanだって、Crowleyの事、終わりにしたかったろ?良かったじゃないか。メリークリスマス"
D "・・・・・・"
S "何だよ?"
D "だからって、またDemonと組むのかよ?!"
S "おれは、終わらせたいから、今、Demonと組んでるんだよ"
D "EllenとJoを殺した奴なんだぞ!!"
S "わかってるさ。でも、感情的になってる場合じゃないんだ、Dean。おれ達にはMegが必要だ"
D "あの女がこのままで済ますと思うのか?!"
S "もちろんわかってる。それも理由の内だよ。すべてが上手くいったら、Meg達は生かしておかない"
D "ああ、俺たちが先にやられてなきゃな!"
S "ああ、出来ないさ。おれ達には保険がある"
そう言ったSamの取った行動とは・・・。
Casを呼びだす事です。
そうね、確かにそれは大きな保険だわ。
ところが、そのやり方が・・・。
普通に呼んでも現れないとふんだSamが持ち出したのは"Raiders"のArkです。知ってますか?映画Indiana Jonesシリーズの最初のお話ですが、公開は1981年ですね。もう約30年前の作品です。Arkとはこの中に出てきた、Mosesの十戒の書かれた石板を納めた聖櫃の事です。Samが言っているように、その箱を開けて中から溢れ出る光を見た者は、皆、跡形もなく崩れ去ってしまいました。と、こんなバカバカしい話しでCasが現れるわけないと思ってたSamの前に、期待を裏切って現れたCas。Heavenからなくなったものの中に、この箱も含まれていたんでしょうか?
C "箱はどこにある?"
S "信じらんない!こんな映画の話信じて来たのか?"
C "私は戦いの最中だ、Sam"
S "Raphaelとのちっちゃないがみ合いなんか、おれにはどうでもいい!!"
C "聴くんだ、Sam"
S "聴くのはそっちだ!!おれは、あんたがHeavenで何してたって気にしない。でも、あんたはおれに借りがあるはずだ!"
C "気にしなくても、私を信じて・・・"
S "悪いけど、そんなこと話すためにここにいるわけじゃない"
C "Sam、私には時間が・・・"
S "あんたが、おれ達を助けないって言うなら、おれ、あんたを追い詰めてあんたを殺すよ"
C "・・・お前が・・・どうやって?"
S "まだ分からない。眠らないんだ、時間はある。見つけるまでやるさ"
C "・・・どうかしてる、お前には助けが必要だな、Sam"
S "「あんたの」助けがいるんだ"
Angelを殺すと脅迫するSam。
正気じゃありません。しかし、Casもこの発言で折れたようです。これで保険はバッチリかかった。
Casを伴って戻って来たSamを見て、Deanも意外だったようです。
D "来たのか?・・・ワオ、じゃあ、チキンディナー借りだな、Sam。何が起ったんだ?"
S "大したことじゃないさ。これは、友達だったら当然のことだよ"
Casが現れない方に賭けてたDea(苦笑)
Casってば、そこまで冷たい奴だと思われてるなんて、普段の自分の行動を見直した方が良いわよ。
Casは、Spellを使ってCrowleyの居場所を探りますが、向こうも自分を隠すSpellを使っているのか、見つかりません。そうなると残る手掛かりはひとつ。何か自分の望むモノのためにCrowleyと組んでいるSamuelじいさんです。
彼のアジトにやって来た3人。
あちこち家探ししていると、Samuelが現れました。
Crowleyの居場所を教えろと言うDeanにじいさんはそれは出来ないと断ります。家族の問題だと思ったDeanは、Casにしばらく外してくれるように言い、彼は黙って姿を消します。
自分の孫の魂を取り戻すために必要な事を断るほどの理由が何なのか、Deanは自分達には知る権利があると迫ります。
じいさんは、とうとうその理由を明かしました。
この間コッソリ見ていたのは、やっぱりMaryの写真だった。彼が取り戻したいと思っているのは、娘のMaryだったんです。
Samuelは、Crowleyが自分とSamを戻したように、娘も戻してやれると言った事を信じて、Crowleyのために働いている。
でも、Deanは、反対します。
自分達が繰り返してきた過ちを、もう繰り返しちゃいけないと。
D "信じてくれ・・・。それはやっちゃいけない事なんだ"
GS "何の事だ?"
D "やめるように言ってるんだ。そんなことなにも良くならない。Samuel、俺たちが違ってる事はわかってる。でも、俺たちはあんたの孫だ。だから、これがいろんな理由で間違ってるって言ってるんだ"
GS "偽善者め"
D "俺は、あんたに俺たちが犯した間違いから学んでほしいんだ!!・・・これは・・・こんな事はあいつらが俺たちを手の内に入れるやり方だ!これは俺たちのアキレスなんだよ!!ずっと続くんだ、家族に!
GS "・・・・・・・"
S "・・・・・・・・"
D"何かほかの方法を見つけるんだ。OK?"
GS "悪いがDean・・・"
D "良いだろう!じゃあんたは戻って来た彼女になんて言うんだ?Demonと取引したって話すのか?あんたが、彼女の息子の助けを無視してまで!!"
GS "もういい!!・・・出て行け・・・"
Deanは、これまでMary、John、そして自分が犯してきた間違いを繰り返したくない。それをやってる限り、Demonから逃れられない。永遠と続く負の連鎖を止めたい。でもね、人間だもの。そう簡単には割り切れない。今のSamuelにとってもそうなんですね。交渉は決裂です。
アジトへ帰って、この後どうしたらいいか、DeanとSamは一生懸命調べもの。その横で、Casはテレビを見ています。本編とは全く関係ないこのシーン、好きだわ~(^^)
C "・・・これはとても複雑だ・・・"
D "ふ~ん"
C "このピザの配達人が。本当にこのベビーシッターを愛しているなら・・・"
D&S "・・・!?・・・"
C "彼は何故彼女の尻を引っ叩くのか"
D&S "・・・・・・・・"
C "きっと彼女は何か間違った事をしたんだろう"
D "・・・ポルノを見てるのか?
C "・・・・"
D "・・・なぜ?"
C "放送してるから"
D "・・・男だらけの部屋でポルノなんか見るなよ。それに、その事についてアレコレしゃべるんじゃない!消せよ!!"
C "・・・・・"
D "そら、言わんこっちゃない"
Casの視線の先が、オカシイ(苦笑)
Angelもポルノに反応するんですね~(爆)
この後のMegとのこと考えると、Casも人間の良いところ、文字通り、感じてくれるようになったかな?
ところが、そんなお遊びシーンの所へやって来たのはSamuelじいちゃん。お前達のまねして、Angelがポルノ見てるのか?って(苦笑)
それはさておき、彼の来た理由は、Crowleyの居場所を知らせるためでした。Maryが望む事は、やっぱり息子を助ける事だと思いなおしたと。そこは、Crowleyが、Alphaを拷問して吐かせる場所。一度入ったら出てくるものはいない。一緒に行こうと言うSamにじいちゃんは、自殺はしないから、と言い残して出て行きます。
Megが手下を引き連れてやってきました。
MegってCasの事お気に入りなんでしょうか?この舐めまわすような視線がなんともエロイんですが。
M "私を憶えてる?私は憶えてるわよ"
そりゃ憶えてるでしょう。
Holy Oilの炎の中から抜け出すために、彼女を踏み台にしていったCasを忘れるわけないわよね。
C "なぜ、組まねばならないんだ?・・・この汚らわしいモノ達と"
M "続けてちょうだい。興奮するわ"
D "わかったから、落ちつけよ。Crowleyの居場所を突き止めた"
M "素晴らしい。どこ?"
S "ああ、おれ達を置き去りして行く気だろ"
M "見捨てられるのが恐いのね?"
S "教えるが、おれ達は全員一緒に行く"
M "信用すると思うの?"
S "いや、それほどバカじゃないだろうな。しばらくナイフを渡すんだ"
そう言えば、このナイフ、Megが持ってたんだった。忘れてました。
M "いやよ、それほどバカじゃないわ"
S "Crowleyの居場所へ案内して欲しいんだろ?"
渋々、ナイフを渡すMeg。
受け取ったSam、突然お供のDemonのひとりを刺し殺します。そう、あの、Deanの事をイヤラシイ目で見てたやつです。
S "こいつDeanを見てた。仕事より、おれ達を殺す事の方に興味があったんだ!おれは、全員のためになる事をやっただけだ!!"
M "待ちなさいよ!それ返さないつもり?"
S "元々おれ達の物だ、取り戻しただけさ。1時間後に出発だ"
Sam、凄い。
有無を言わさず、仕切っちゃっています。
それにしても、殺そうとしてたから先に殺したって言うのは言い訳ですね。Deanのこと、イヤラシイ目で見たからだと、確信してます(苦笑)
SamはImpalaで出発の準備をしています。
DeanはCasと2人っきり。考え込んでいるCasに、準備を手伝ってくれと言います。
C "私は、我々がやろうとしている事に相反する感情を持っている"
D "そりゃ、Monsterのわんさかいるところに乗り込もうってんだから、祝う気にはならないよな"
C "私は、Samの魂を取り戻す事が、賢明とは思えない"
D "・・・待てよ、何だって?なぜ?"
C "私は彼に死んでほしくない"
D "どういう意味だ?
C "Samの魂は1年以上LuciferとMichaelと共に檻に閉じ込められている。そして、彼らは他にすることもなく、その欲求不満の捌け口はSamの魂しかない"
D "・・・・・・・"
C "・・・理解したか?"
D "・・・・・・・"
C "我々が、Samの体に、そのボロボロになった魂を戻したら、どんな事になるか我々にはわからない。それは、悲惨な事になるかもしれない"
D "死ぬって事か?"
C "違う。・・・麻痺、狂気、残りの人生のすべてを深刻な精神的な痛みに支配されるかもしれない"
D "・・・でも、確かな事は何も分からないって言っただろ?大丈夫かもしれない"
C "ああ、かもな"
D "OK、じゃあそれからだ"
C "だが、私は心からそうは思えない"
D "だったら、あんたがSamを治してくれればいい"
C "Dean、私には、どこでそうすべきかわからない"
D "何とかしろよ!Cas!"
C "・・・・"
D "今のSamは、アンドロイドだ。あいつには魂が必要なんだよ!"
C "・・・・"
D "・・・とにかく、俺たちは魂を取り戻すんだ。そして、問題があったら、その時、解決する方法を見つければ良い"
C "・・・・・もちろん。・・・・・・あるいは、我々は失敗する。・・・そうなれば、Samは恐ろしいほど苦しむ事になる"
D "・・・・・・"
・・・なんてこと・・・。
そんな要らぬオマケがついて来るとは・・・。
そしてなんとこの話、Samがコッソリ聴いちゃってた。Epの最後と、来週のEpの事思うと、とんでもない方へ転びそうです。
Crowleyの隠れ家兼、捕まえてきたCreature達の拷問場所へやって来た一団。Casのおかげで、簡単に中に入る事が出来ました。あまりにも簡単。でも、すぐに問題発生です。Hell-houndsです。あっという間に、Megの手下の2人は、やられてしまいました。
ドアを閉め、塩を撒き、とりあえず持ちこたえますが、襲ってくるのは時間の問題です。そしてさすがDemon、Meg。逃げるが勝ちとばかりに、体から抜け出して逃げようとします。大きく口を開けて上向いたところは、なんともマヌケな感じです。だって、CrowleyのSpellのせいで、体から抜け出せなかったんです。まったくもって、恰好悪い。
Samは、ナイフを差し出して、これでHell-houndsを何とかするように言いますが、Megは自分がHell-houndsを引きとめておくうちに、それはCrowleyに使うように言います。
どうやって?と思ったら、何と突然CasにKissしちゃいました。
目的はCasの持っているAngelのナイフでしたが、Kissもしたかったんだと思う。Megってば、Casの事やっぱりお気に入り。
ところが、CasもCasです。
体制を入れ替えたかと思うと、Megを壁に押し付けて、情熱的なKissのお返しです。
まさか、Angelがこんな情熱的なKissを返してくるとは思ってなかったMeg。ちょっと、驚いています。もちろん、DeanとSamも、いきなりのAngelとDemonのKissシーンに、言葉もありません。この時のDeanの仕草がとてもいいです(笑)
M "・・・これって・・・何だったの?"
D&S "・・・・・・・・"
C "ピザの配達人から学んだ"
D&S "・・・・・・・・"
M "・・そう、Aプラスをあげるわ。・・・何だか・・・綺麗になった気がする"
ははは、AngelのKissは、Demonの汚れた心さえ、浄化する力があるんでしょうか?それが例え、ポルノを見て学んだものだとしても(苦笑)Megは、気分悪そうですが。
とにかく、そう言ったMegの手にはCasのナイフ。Megを残して、3人は先を急ぎます。ところが、突然の眩い光と共に、Casがその場から消えてしまいました。
Samuelが壁に描いたSpellを使って、Casを遠くに飛ばしてしまったんです。現れたCrowley。
そう。Samuelは、DeanとSamをCrowleyに売ったんです。
その頃、なんとかHell-houndsを制圧したMegですが、現れたChristianに殴られて、Casのナイフも獲られてしまっています。Christianは、もう死んでいますが、Demonには関係ないですから。
DeanとSamは、一人ずつ監禁されます。
Deanの方にやって来たSamuel。
Samuelにとっては、何ものかもわからないSamを助けることより、娘を取り戻す事の方が大事なんです。
どう言っても、彼にDeanの言葉は届かない。
Deanは言い放ちます。
D "俺が誰だか教えてやる。俺はお前が2度と会いたく無い人間だ。必ずここから出る。約束だ。今度会う時は、俺がお前を殺す時だ"
完全に袂を割ったって事ですね。
それにしても、じいちゃん・・・とはもう言えないな~、ここまでくると、もう完全にDemonの手先のようです。そんなにまでなって、Maryと取り戻したいのか・・・。
Deanは、Demonに連れ出されます。
残されたSamは、何をするのかと思ったら、自分の手首を噛みちぎっています。滴り落ちる血。
何事かと思ったら、自分の血で天井にDevil’s Trapを描いたんですね。Dean元へGhoulを送り届けたDemonが、次はSamの番だとやってきましたが、もちろんTrapにかかって出る事が出来なくなります。してやったり、と笑うSamの歯が血で染まってて、ちょっと気持ち悪い。
2匹のGhoulと何とか戦うDeanですが、抑え込まれてもう喰われる寸前。そこへ、Samが飛び込んできました。危機一髪です。
一方、Megの方はというと、拷問台に括りつけられています。Demonって本当に拷問が好きですな~。Megのこの格好は、同じく拷問されたRubyと同じ、ちょっとギリギリの恰好です。女優さんって、大変ですね。
切り刻まれて叫び声をあげていたMegが、突然笑い出します。不思議に思うChristian。その彼の後ろには、Deanがいて、ナイフで一突き。今度こそホントに地獄へ落としました。Deanは、Megの拘束を解いてやります。今のところまだ彼女にはやってもらう事がありますからね。
そして漸く、Crowleyの登場です。
Djinnを傷めつけて、彼女のAlphaについてしゃべらせようとしていたところに、突然の非常ベル。
出向いてみると、拷問台にMegの姿は無く、床にはChristianが転がっていました。ベルを止めて振り返ると、Ghoulに喰われたと思っていたDean。そして後ろからSamに殴り飛ばされます。金属の棒で。痛そう。
しかし、そんな事は大したことじゃなかった。
這って行った先の天井には、Devil’s Trapです。
そこへ現れたMeg。右手を一握りしただけで、Crowleyは苦しさの余り、その場に崩れ落ちます。Samは、魂を返すように言いますが、Crowleyは出来ないと言います。「したくない」じゃなくて、「出来ない」と。
それに、取り戻したとしても、Samの魂はボロボロになっていると言います。Luciferは、Samの魂を無傷では手放さない、と。
しかし、そうなると、Crowleyには、何の価値もなくなります。
Samは、Megに好きにしていいと言います。Deanは、反対しますが、Samは、聞いてただろ、魂を戻せないなら、用なしだ、と言い放ちます。
ナイフを受け取ったMegですが、殺そうと近づいたところ、あっという間に形勢逆転。倒されて、ナイフを奪われます。そのナイフを天井に投げて、Devil’s Trapを破っていしましました。そして、DeanとSamを壁に磔にします。
が、そこへ現れたのは、Cas!
良いところで来てくれました。
が、Heavenでの事を揶揄されます。
どうやらCasは、現在形勢不利のようで、Raphael軍に負けているようです。
しかしそんな事を言われているCasのその手には、何だかずた袋が握られています。。
何とその中身は、Crowleyの骨でした。そう、Demonも、骨を焼かれたら、完全に終わり。ちゃんと隠しておかなかったCrowleyのミスです。観念した、Crowleyに、Casが訊きます。本当に、Samの魂を取り戻す事がお前には出来ないのか?
この期に及んでは、嘘もつけないでしょう。なんせ、骨を握られていますから。
答えは、出来ない。
そう言った途端、Casは骨に手を翳したかと思うと、あっという間に燃え上るCrowleyの骨と、Crowley自身。
う~~~、容赦ないです、Cas。
その灰の中から、ナイフを拾い上げてみると、すでにMegの姿は消えていました。
D "賢いな。殺すつもりだったからな。・・・でも、殺す前に、あんたに1時間やるからな"
C "なぜ、私にそれが必要なんだ?"
Cas~~~、Deanのせっかくの提案の意味がわかっていませんね~。
あんなに情熱的なKissしておいて、チャンスがあったら、その先も経験してみなさい、Angelさん。
Impalaを挟んで。
D "ありがとう、Cas。"
C "・・・Crowleyの言った事は正しい。Heavenで上手くいっていない"
D "俺たちに何か出来る事があるなら・・・"
C "無い。この状況が何か違っていたらと思う・・・。もっと時間があれば・・・。私はここに居たい"
D "なあ、Cas、わかってるから、謝る必要なんかない。俺たちは、あんたの友達だ"
C "・・・聴いてくれ、Sam。我々は、他の方法を見つける"
S "本気?Monsterだらけなんだよ。出る事も出来なきゃ、そいつらを追い払う事も出来ない"
C "・・・わかっている・・・"
Casは、そう言って、行ってしまいました。
残された2人。
どうも状況は、悪い方にばかり転がって行くようです。
D "わかってるよな?"
S "何を?"
D "おまえの魂だよ。俺たちは、他の方法を探し出すから"
S "・・・ダメだよ"
D "おい、何でだよ?!Crowleyが言った事は・・・"
S "おれ達には見つけられないさ。Crowleyが言ったこと聞いたろ?"
D "・・・・・・・"
S "Casが言った事も。魂を戻せば、おれは壊れるんだ"
D "そんなことまだハッキリわからない"
S "なあ、AngelとDemonが同じ事言ってるんだよ。決まってるさ"
D "そんな事言うか?俺たちこれまでだって、死んだりしてきたけど・・・"
S "そのとおりさ!!おれ達これまでだって、何度も自分を殺してきた。おれ達何回、こんな事のために危険を犯せばいいんだよ?!もううんざりだ"
D "Sam・・・"
S "もう取り戻したいなんて思わない"
D "何言ってるんだ?"
S "Deanが絶対に納得しない事を言ってるんだ"
D "・・・・・・・"
S "Deanは、気にするだろうけど。おれは、魂なんかない方が幸せだって思うよ"
D "間違ってるぞ。おまえは、自分がどんなに間違った事言ってるかわかってないんだ"
S "そうは思わないね"
D "Sam、行くな!"
S "・・・・・"
D "Sam!・・・Sam!!"
ひえ~、Sam、どこ行くのよ?
またまた、離れちゃってどうするっていうのか・・・。
ま、しかし、確かにあんなこと聴いちゃうと、今のままで別段苦労していないSamにとってみたら、危険を冒して取り戻さなくても良いかもと、思うでしょうね。
Deanにとってみたら、とんでもない事でしょうけど。魂のないSamのこと、これまでもロボコップとかピノキオとか、今回はReplicantって言ってましたね。
マジで、Samの魂、どうなってるんでしょう?体に戻せても、取り返しのつかないくらいダメージを受けてたら、最悪廃人とかになっちゃうでしょうし、そんなSamでもDeanは耐えられるんでしょうか?耐えられないよね。
そうかといって、このままで良いわけはないんだけど、さて、落とし所はどこになるんでしょうか?
次のEpで、今年の放送は最後です。
どうやら魂を取り戻したくないSamと、取り戻したいDeanが、どちらも暴挙に出るようですが、さてどうなる事やら・・・。
何かと忙しい12月。今度の日曜日は、忘年会が入っていまして、どうなる事やら。
あ、この年末3回目の忘年会です。忘年会出席のノルマは、あと、とりあえず4回です(汗)
みなさんも、くれぐれもお体お大事に。
では、また来週。
***
2010/11/21
Supernatural Season6 Ep9 "Clap Your Hands If You Believe" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep9 "Clap Your Hands If You Believe"の感想もどきです。
Sam~~~~~~~!!!!!
あなたね~・・・・・もう笑うしかない・・・。可哀想なDean・・・。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
IndianのElwood。トウモロコシ畑でイチャついてたカップルですが、男の子がUFOらしきものにさらわれてしまいます。俯瞰になると、トウモロコシ畑にはミステリーサークルが・・・。
そして、懐かしいX-Filesもどきのオープニング。
今回は、何も考えずに笑えるぞ~・・・と思ったのに・・・そうはいかないのがSupernatural何ですね(涙)
DeanとSamは、その誘拐事件を調べるためにElwoodにきていました。町の人達はUFO、すなわち宇宙人が人を攫っていると言います。特にWayne Whitaker, Jrさんは、ここがUFOの基地になったと信じているようです。
そんな中で、UFOだと信じていない人もいます。お巡りさんはこれはUFOや緑の生き物の仕業じゃなく、ただの4人の行方不明事件だと言います。
そしてもうひとり、UFOじゃないと言い切る年配の女性。
しかし何とその原因が・・・Fairies・・・。
Deanは、目が点になっています。
UFOの次はFairies・・・。
Deanは、ちょっと頭がイッチャッてるこの女の人に、優しく笑顔でお礼を言って、立ち去ろうとしますが、Samは容赦なしです。
魂がないもんだから、配慮という物がありません。
Deanは、慌ててSamを引き摺ってその場を後にします。Samは、自分の何が悪かったのかわかりません。
S "何なんだよ?"
D "何だって?!訊くのか?"
S "・・・?・・・"
D "・・・ああ、そうだろうな。おまえは訊かなきゃ分かんないよな!"
S "・・・なあ、ごめん。これってジョークだよね?だって、おれ達マジでこんなUFOなんてふざけた事調べるのか?"
D "いいや、ETなんてゴムでできてるんだ。嘘だってこと、誰だって知ってるさ。でも、実際、4件の行方不明事件が起ってるんだ。何かが起ってるのは間違いない。・・・ところでな、Sam、彼女のオツムがイカレちまってるのは、彼女のせいじゃないんだから"
S "・・・?うん、それが?"
D "共感さ!気持ちを考えてやれよ!!"
S "・・・?・・・"
D "昔のSamなら、彼女のこと考えて、気を使ったろ?"
S "・・・昔のSamには、魂があったから・・・。今は無い"
D "・・・ああ、ああ、ああ、無かったんだったな"
S "そうだよ"
D "そうだった"
S "・・・・・"
D "おまえ、全然気を使わないから!!ちょっとは気を使えよ!!"
S "どういう事についてだよ?"
D "全部だよ!人間的な事だよ!少なくとも!!"
S "・・・なあ、Dean。Deanはそうだろうけど。それは凄い事だけど。でも・・・でも、おれ、どんなことに対しても、何も感じる事が出来ないんだ・・・。おれ、出来ないんだもん・・・"
D "・・・・・"
S "どうすればいいんだよ?魂のあるふりすればいいのか?"
D "ああ、そうさ。ふりしてろ。魂を取り戻すまでな"
S "おれに正直になって欲しかったんじゃないのかよ?"
D "おまえは、本物の人間になりたいPinocchioなんだから、そこんとこは演じてろって事だよ"
S "やってただろ、Dean!!おれ達がまた一緒になってから、ずっとやってた!ありとあらゆる感情のあるふりしてたって!!それって、すっごい、疲れるんだぞ!!"
D "OK、わかった。でも、俺たちがおまえの魂を取り戻すまでは、この俺がおまえの善悪の判断を握ってるってことだ"
S "・・・それって、DeanがおれのJiminy Cricketってこと?"
D "・・・黙ってろ・・・。でも、ああ、操り人形状態だな。そういう事さ"
S "・・・・・"
Jiminy Cricketとは、Pinocchioに登場するバッタ?で、Pinocchioの行動を良い方へ導こうとするキャラですね。
Samは、困惑してますね~。
魂ないってほんと、変な感じです。
人の事は思いやれないのに、自分の事では怒りって感情が湧くみたいだしな~。う~ん、不思議だな~。
DeanとSamは、最初にいなくなったPatrickのお父さんBrennanさんに話を聞きに行きますが、息子は二度々帰ってこないと、けんもほろろです。Samは、彼が何か知っていると感じ、厳しく突っ込もうとしますが、その場はDeanが押さえて帰ります。
2人が帰った後、誰もいない方を見て、これでよかったんだろ?と呟くBrennan。まるで誰かがいるように、時計が勝手にクルリと回っています。
表に出たDeanとSam。
DeanもBrennanさんが何か隠していると思っています。で、自分がPatrickが行方不明になったトウモロコシ畑を見に行く間、Brennanさんを見張っているようにSamに言います。
D "でも、何もするんじゃないぞ。殺すなよ。マジで、俺はおまえにどんな決断もしてほしくないんだからな。なんか起こったら、電話しろ"
S "おれ、1年もひとりでやってきたって、知ってるだろ。Deanがいなくたって、上手くやれるさ"
D "ああ。でも俺はおまえの「上手くやれる」って、定義を知りたくないんだ"
Sam、完全に信用されていません。
ま、目的のためには、関係ない人も躊躇なく殺したって聞いていますからね。Deanも心配でしょうがないんでしょう。でもね、この後起こったこと考えると、Deanが可哀想で可哀想で・・・笑いながら泣いちゃいましたね(笑涙)
トウモロコシ畑に着いたDeanにSamから電話がかかってきます。Brennanさんはバーで飲んだくれです。Samはもう一度話を聞きたいと言いますが、そこでDeanにとんでもない事が起ります。
UFOです。
なんと、Deanの頭上にUFOが現れて、光を発しながら彼を追いかけ始めました。叫ぶDean。魂のないSamとの電話でのやり取りが、可笑しくて、悲しくて・・・。
D "UFOだ!!UFOだって!!"
S "大声出すなって。なんて言ったの?最後の方聞こえなかったよ"
D "「未知との遭遇」だ!!「未知との遭遇」!!!"
S "「未知との遭遇」?最初のやつ??2つ目?"
D "後ろにいるんだ!!"
S "3つ目?4つ目はあり得ないよね"
D "何でわかんないんだ!Sam!!わかってくれよ!!"
ここでSamは、バーの女の子にBeerを追加しています。
兄の心、弟知らず、です。
Deanは、必死で走っていますが、とうとう追いつかれ、光と共に消えてしまいました。Samったら女の子からBeerを受け取って、その後ろ姿に鼻の下なんか伸ばしちゃって・・・。
その後、探しには行きましたが、そこにはDeanの携帯電話が虚しく着信音を、響かせているだけでした。
Samは、UFOを信じている人達が集まっているところに、情報収集に行きます。そこにいたWayneさん。30年もUFOを調査していますが、何の成果もありません。兄が攫われたと言うと、女の子がやって来て、何てこと!と言いますが、Samはいたって冷静です。ま~ったく、心配していないような感じです。
そして、なんと!!助けてあげたいわ、と言ってきたその女の子を、モーテルにお持ち帰りしてしまいました!!
その頃Deanはというと、戻って来ていました。
なんで?
どうしてかは、この時わかりませんが、また、最初のトウモロコシ畑に戻ってきたんです。顔が引き攣っています。周りには誰もいません。もちろんUFOも宇宙人も。
疲れきって、モーテルに戻ってきたDeanが部屋に入って電気をつけると、そこには信じられない光景が。
何と!!!Samが女の子とベッドインの真っ最中だったんです!!!
絶句です・・・。
Sam~~~!!!
あんた~~~~何やってんの???
Deanが行方不明だっていうのに~~~。
いや、もうこれ、ギャグとしか思えない。
力が抜けちゃって、がっくりです。
女の子は、DeanのUFO誘拐経験に興味しんしんですが、Deanに睨まれてしょうがなく帰って行きました。
ドアを閉めて、そこにガックリと凭れかかるDean。Samの所業に言葉もありません。その疲れ切った背中に、恐る恐る声をかけるSam。さすがにこの時だけは、SamもDeanの気持を考えてみる努力をしたようです。
S "・・・動揺・・・してる?"
D "・・・・・・・・"
S "・・・・・・・・"
D "・・・俺は、UFOに誘拐されたんだぞ。なのに、おまえは、エッチかよ!"
S "彼女、そんなに悪くないと思ったんだけど・・・"
D "俺は、エイリアンに誘拐されたんだぞ!!!"
S "おれはその事を調べてたんだよ!"
D "調べてただって?!!1時間もだぞ!!"
S "?1時間?"
D "その大半は、町に戻るために歩いてたけどな!!"
S "Dean、時計止まってるんじゃない?一晩中いなかったよ"
D "何言ってるんだ?そんなことない"
Samが出して見せた時刻は、AM 4:07でした。
D "4時??"
S "うん。・・・UFOタイムスリップだ"
D "・・・・・・・"
S "誘拐事件ではよくあることだよ"
D "よくあることだと??"
Deanは、さっきまでSamがエッチしてたベッドに座ろうとして、やめます。ははは。そうね、なんとなくその気持ちはわかる。
D "なんにもよくある事なんかじゃない!!"
Samは、ウイスキーをコップに注いでDeanに飲ませます。
S "さあ、話して。何があったの?"
D "・・・ああ、何があったって・・・助かったんだ、Sam。白く輝く光があった"
S "・・・大丈夫だよ。ここは安全だから"
そう言って、大きな手をDeanの膝に乗せて、安心させようとしますが、Deanの方はなんだか動揺しています。
D "・・・それは・・・突然で・・・俺、違う場所にいた・・・。そしたら、それがいたんだ。・・・そいつらは・・・そいつらは、物凄く眩しかった・・・。でも、感じる事は出来た。・・・俺を・・・テーブルに引っ張り上げて・・・"
S "詳しく調査するためのテーブルだ!!"
D "大声でその事言うな!!"
S "・・・わかった。それで?"
D "・・・抵抗したんだ。・・・銃をぶっ放したりしたら、奴ら・・奴ら驚いてた"
S "・・・・"
D "今まで誰もそんなことしなかっただろうからな。ああ。俺は「未知との遭遇」したんだ、Sam"
S "・・・・・"
D "で、俺は勝った!"
S "・・・・シャワー浴びた方が良いよ"
D "ああ、そうした方が良いよな。"
S "・・・・"
D "俺・・・俺、シャワー浴びてくる"
もう明らかにDeanがオカシイ。
Samのワザとらしさもオカシイけど、Dean、いったい何されそうになったんだか・・・。得意満面で、自分は無事だった事を強調するDeanを見ていると、実はとんでもない事されちゃったんじゃないかと、心配になります。
でもま、ここは、Deanの名誉のためにも、何もなかった事にしておきましょう。
翌日、DinerでDeanは、ぼやいています。
DemonにAngel、Ghost、Skinwarker、その上エイリアンまで本当にいるとしたら、この次は小人でも出てくるんじゃないかって。ところが、Samは、ウエイトレスの女の子に、鼻の下伸ばしてます。Deanの怒りが爆発です(苦笑)
D "おまえ、目だけで彼女を誘ってんのか?!"
S "何の事?"
D "今、とんでもない事が起ってるって言うのに、おまえはウエイトレスを引っかけようとしてるのかって聞いてんだよ?!"
S "・・・ああ・・・OK、ねえ、じゃあ、訊くけどさ、魂があって、事件の最中に俺がエイリアンに誘拐されたとしたら"
D "もちろん、取り戻すために出来ることすべてをやるさ!!"
S "そうだよね。そうするよね。でも、手掛かりが何もつかめない夜は?"
D "・・?・・"
S "つまり、な~~んにも出来る事がないってわかってる時も、暗~い部屋でただ座り込んだまま苦しんでる?"
D "もちろんそうさ!!"
S "そう?"
D "そうさ!暗~い部屋に座って、おまえがいない事を悲しむさ!"
S "そうだよね。でも、でも、本当に何も出来ない時でも、カワイイ女の子とエッチしちゃダメ?"
D "ダメ!"
S "夜だけでも?"
D "ダメなものはダメ!おまえが苦しんでる時に、そんなこと出来ないだろ!夜だけ切り替えるなんてこと、出来ないんだ!!"
そこへチェックを持ってきたウエイトレスに気を取られるSam。呆れかえるDean。これまでと逆パターンです。
S "何で出来ないの?"
D "魂があるんだぞ。魂がそんなことさせないさ!"
S "・・・それって・・・魂があるって事は、苦しみもあるってこと?"
D "・・・ああ、そういうことさ"
S "それって・・・DeanがLisaに何度も何度も電話しようとして止めてる事みたいな?"
D "・・・(怒)・・・"
S "それなのに、Deanは苦しむ事が良い事だって言いたいみたいだ"
D "・・・俺は、それが町で唯一のゲームだって言ってるんだ"
そう言ってDeanは、話を打ち切ります。
魂のないSamにとっては、物凄く難しい話のようですが、この事が、次回以降、大問題に発展しそうです。
魂を持つ事は、悩みや苦しみさえ同時に持つ事になると、学習したSam。それならそんなものない方がいいな~なんて、とんでもないこと考えちゃうみたい。
Deanの苦労は尽きませんな~。
とにかく今回の事件を解決せねば、と立ち上がったDeanは、Dinerの外に、何だか気味の悪い男を見つけます。でも、何だか変なの。Samには、その男が見えていないみたい。でも、その時は、すぐに消えてしまって、そのままになってしまいます。
Samは、図書館に調べものをしに行っています。Deanは、モーテルで、ひとりです。するとそこへ、カタカタカタ小さな振動、電気がチカチカして消えてしまいます。そして、窓の外の眩い光に続き、ドアが乱暴に開けられます。そして入ってきたのは、・・・小さなオレンジ色の光。
え?何?ちっちゃい。
武器を取ろうとしたDeanを阻止。眩しい光に目を凝らして、Deanが見たのは。
D "・・・乳首・・・?"
ははは!そういった途端に、パンチを喰らっちゃいます。攻撃をかわしつつ、Deanはその小さなモノを電子レンジに閉じ込めて、スイッチオン!
ぎゃ~、これはちょっとエグイ。以前、自分の頭をレンジでチンしちゃった人もいましたが、食べ物以外をレンジでチンするのは、やめてもらいたいです。とにかく、哀れその小さな飛行物体は、レンジの中で破裂して、真っ黒けの煤だらけになってしまました。
得意満面なDeanは、カワイイです。
戻ってきたSamに電子レンジの中を見せながら、説明しますが、またまた、話が通じません。
S "見ろって、何を?"
D "何を見ろって?これをだよ!見てみろよ、これ!!血とか・・・この・・・ウゲッてやつだよ!!"
S "・・・ごめん、なんにも見えないよ"
D "見えないのか?!これが??!"
S "OK、とにかく、Deanには見えても、おれには見えないんだよ。いったいそれって何だったの?"
D "・・・それは・・・その~・・・、・・・小さな、素っ裸の女・・・だった"
S "はあ??"
D "・・・だから、小さくて、輝いてて、・・・ホットな、素っ裸の女だった。乳首があったし・・・"
S "・・・・・・・・・・・"
D "・・・で、俺を殴ったんだ"
S "・・・これって、笑うとこ?"
Deanに確認するSamがオカシイ!
笑う所じゃない!とばかりに、バシッて(苦笑)
恥ずかしさをこらえて、説明したのに、今のSamにはそれが冗談なのか、マジなのかの区別もつかないのか~?しんどいね、Dean。
S "OK、わかった。う~ん、ひょっとして、その小さな女って、翼がなかった?"
D "何で知ってるんだ?"
Samってばもの知りです。
やっぱり、UFOじゃなかった。
地球外生命体ではなく、今回の正体は、Fairies、妖精でした。Fairiesとエイリアンの間には、真日強い光、誘拐という共通点があるんですね。でも、これは大きな成果です。話を聞くべき人物がわかりました。そう、最初に、これはUFOなんかじゃなく、Fairiesがやってる事と教えてくれた、あの年配の女性です。
彼女の家にやってきたDeanとSam。
小さな小さなカップに入れられたお茶、Marionの家には、たくさんのFairiesの置物がありました。Gnome、Troll、Goblin、それらすべてがFairiesの仲間です。Tinker Bellsのような、カワイイ姿のモノばかりではないんですね。彼らに連れ去られて、戻って来た者だけが、それ以降彼らの姿を見る事が出来るんだそうです。
そして、何故、Fairiesが人間を誘拐しているのか。Marionが言うには、それは、FairiesのKingであるOberonの世話をさせるために、Avalonへ連れて行くのだと言います。
これを聞いた時の、DeanとSamの反応が!
S "・・・Dean・・・FairiesのKingのOberonにどんなサービスしたの・・・?"
D "・・・・・・・・・・・・・"
このSamの質問には、きっと一生答えないでしょうね、Deanは。想像だけが膨らんで大変な事になってるんですけど、この時のDeanの表情見ると、きっと、絶~~~対に人には言えないような事、させられたか、あるいは、されちゃったのか・・・・・・・。ご愁傷様、Dean。なんだか、ホント、Deanばっかりキツイ目に遭ってるようで、可哀想です。が、FairiesのKingは笑えるな~(爆)
さて、Fairiesが本当にいるとわかったので、対抗措置を取らないといけません。Marionによると、彼らは大のクリーム好きで、苦手なのは鉄と銀。そして、彼らの前で塩や砂糖を零すと、それがどんなに強力なFairiesでも、彼らはそれを数えるために屈まなくてはならない。それは、大きなアドバイスですね。
お礼を言って行こうとするDeanとSamに、Marionはお茶を飲んでいくように言います。感謝のお返しに、良い感じのお家ですね~なんて心にもないお世辞を一生懸命言うDeanの傍らで、またまたSamが正直に感想を言ってぶち壊しちゃったりして、もっと大きいカップ無いの?にも笑った。Samが持つと、本当に小さいのよね、このカップ。
さて、表に出た2人。
Deanは、なんとなく落ち着きません。自分が今、Fairiesを見る事が出来るそんな能力もってるだなんて、気持ち悪いんでしょうね。
すると通りの向こうで、大量のクリームをまとめ買いするPatrickのお父さんを見つけます。やっぱり、彼は知っていたんですね。
自宅にクリームを運び入れたBrennanさんは、そのまま出かけて行きました。Deanは、家の中を調べてくる間、Samに彼の見張りを任せます。ただ、女の子を引っかけるなよ!と、注意する事は忘れませんでした(苦笑)まったく、Samってば、これっぽっちも信用させていません。
Deanが、裏口からピッキングで忍び込んでみると、そこには沢山の小さなモノが働いていました。みんな一生懸命時計を作っています。クリームを飲みながら。Deanは、バーでお父さんを見張っているSamに電話します。Fairiesに仕事をさせるために、彼は息子を差し出したんじゃないかと疑います。
そしてSamは、直接それを訊く事にしました。一体全体、魂があるとして、どうしてどんな事が出来るのか、教えてくれと。
そうよね、魂があったら、そんなこと出来るわけないって、Deanに教わったもの、訊きたくなるよね(苦笑)
Brennanさんは、パーキンソン病で手がダメになり、時計作りの仕事が出来なくなりました。そして2か月前に、おばあちゃんが残してくれた本を使って、彼女が本当にいると言っていたFairiesを呼びだして、手を治療してくれるように頼みました。ところが、Fairiesは、そんな事よりもっといい事があると言って、Brennanさんの代わりに、時計を作ってくれるFairiesを送り込んできたのです。その代わり、収穫する土地が欲しいと言った。Brennanさんは、OKと言いましたが、その収穫物こそが、人間だったんです。そして、最初に彼の息子が攫われましたが、Fairiesはそれで終わらせませんでした。まだ止めそうにありません。呪文を取り消す呪文も本にありますが、Fairiesはその本に近寄らせないようにしています。
その頃Deanは、Dinerの外で見かけた、君の悪い男につけられています。怪しい男が、きっとFairiesだと思ったDean。冷静さを装っていますが、その歩き方といい表情といい、引き攣ってるんですが・・・。いったい、Avalonで何があったんでしょうね~。意を決して、待ち伏せて、角から出てきたところを飛びかかりますが、アレ?ちっちゃくなってるよ。つけてきていた人とは違っています。人が集まって来て、騒ぎになります。そして、ちっちゃい人は、やはり普通の人間でした。ああ、またまた悲劇なDean。バーから出てきたSamは、手錠をかけられてパトカーに乗せられるDeanを発見!
S "Dean?!どうしたの?!"
D "Sam!!Sam!!"
S "おれ、何したらいい??!!"
D "Fairiesをやっつけろ!!Fairiesをやっつけるんだ!!"
周りの人達の冷たい目・・・。
警察に拘留されたDeanは、大きな誤解を受けています。憎悪犯罪、小さい人、Gay。Deanが飛びかかった人は、Tiptonの地方検事でした。間の悪い事は続くもんです。Deanのこの情けなさそうな顔見ると、気の毒としか言いようがありません。
Samは、Brennanさんの家にやってきました。Deanに言われた通り、Fairiesをやっつける事が、事件解決の近道です。Samには見えませんが、家ではFairiesが眠っていました。Brennanさんは、クリームにテキーラを混ぜておいたので、酔っ払って眠ってしまったんです。
金庫から例の本を取り出して、呪文を解く呪文を読みだしたBrennanさんですが、後ろから心臓を一突き、呆気なく殺されてしまいました。犯人は、30年もUFOを研究していると言っていたあの男、Wayneでした。UFOだなんて言って、自分達Fairiesに注目がいかないように騙してたんですね。Brennanさんがいなくなってしまって、SamにはFairiesを見る事が出来なくなります。彼が姿を現していない時は、どこにいるかわからない。Deanも今は彼らの手の内です。
Wayneは、Samの魂が遠くにある事を察します。彼らFairiesはそれらをエネルギーとして感じる事が出来る。そして、驚いた事に、彼はSamの魂を取り戻してやる事が出来ると言うんです。Angelでさえ出来ないと言った事を、Fairiesが出来る?それは魔法だと言います。WayneがSamの青いFairiesなのか、彼がSamを元のSamに戻してくれるのか。
しかし、Samはその申し入れを、考慮する間もなく、Wayneに鉄の弾を撃ち込みました。戦闘開始です。
その頃、牢屋のDeanの元にも、ストーカーFairiesが現れて、いきなりの暴力三昧です。コテンパンです。反撃の隙もなく、やられっぱなし。
Samの方もコテンパンで、やっとこさ拾い上げたショットガンですが、そんなのも役に立たないって事は明白。Samもその事に気付きました。そこで思い出したのが、Marionの言葉。
「Fairiesの前で塩や砂糖を零すと、それがどんなに強力なFairiesでも、彼らはそれを拾うために屈まなくてはならない」
Marion、ありがとう!
今週のBig Help賞は、あなたで決まりです。Samの数々の無礼な発言をどうかお許しくださいねm(__)m
岩塩の弾丸をバラして、中の塩を床にばら撒くと、Wayneは悪態を尽きながらも、それを数えだします。Samはその間に本に書かれている呪文を読み終えました。その途端、Fairiesは、異次元の世界?に吸い込まれてしまいました。
Deanを襲っていたFairiesも、テキーラで酔っ払っていたFairiesもすべてが消えて、後には、傷だらけの兄弟のみ。
すべてが片付いてImpalaのフロントに、DeanとSamは並んで腰かけています。
D "どうだったんだろうって思ってるんだ"
S "何が?"
D "おまえ、あのFairiesが本当におまえに魂を返す事が出来たって思うか?"
S "やめてくれよ。考えたって仕方ない事さ。でも、あいつは賢い取引を提示したとは思うよ"
D "う~ん。でもおまえは、受け入れなかった"
S "・・・・・"
D "何でだ?"
S "だって、取引だよ。今まで取引して良かったことなんて一度もない"
D ""俺はそれがどういうふうに働くか、解明しようとしてるんだけどな
S "まだおれの思考は、ここにあるからね。何かあれば、今よりは良い方に働くよ"
D "俺は、まさしくそれがおまえの考え何だってこと、確信したいんだけどな"
S "・・・・・・・"
D "おまえの魂を取り戻したいって考えに、変わりはない"
S "・・・あ・・・"
D "おまえだって、変わらないよな?"
S "・・・変わらないよ・・・"
いや、変わってる!変わってるでしょ!?Sam!!
絶対に、魂ないままでもいいって、思ってるよね!
だって、苦しいことなんてイヤだし、魂が無い事で、今までよりずっと良いHunterになったって思ってるんだもん。魂があれば、いろいろ決断力が鈍るって考えてそうだ。
でもそんなの本当に、ロボットと同じになっちゃう。人間じゃなくなっちゃうじゃん!そこん所を、Deanにカバーさせようっていうのか?そりゃ~、お兄ちゃんキレちゃうよ。
あ~、やっと一息ついたかと思ったのに、また新たな問題が浮上しましたね。いつもこれなんだから、Supernaturalって、ホント、目が離せない。
今回のEpも、すっかりDeanが気の毒なEpでした。
特に、命からがら逃れてきたら、Samがエッチ中だった時。脱力以外の何もないですよね。お兄ちゃん、マジで、疲れきってました。トウモロコシ畑にDeanを探しに来た後、SamがImpala運転して帰っちゃったから、Dean1時間近くもかかてって歩いて町まで帰ってきた見返りが、弟のエッチ現場目撃ですからね~。そりゃ~疲れますって。
どう説明しても、話しの解らない子どもに戻ったみたいなSamを抱えて、兄弟が行方不明の間は、エッチしちゃダメなんだ~なんてこと、説明しなきゃならないなんて・・・可哀想だけど、笑えました。
そりゃ、DeanだってSamが地獄に行ってると思ってた時、Lisaとエッチしてたけど、今回の状況とは違いますからね~。
Lisaに電話しようとしては止めて、悶々と悩んでるDeanの事、今のSamには到底理解できないんでしょうが、そこを突っ込むか??って感じです。マジ、No Mercyですな、Sam。
裸のホットなFairiesの事を、説明するDeanは可愛かったです。そこへ、笑うとこかと確認するSamも、もう、お笑いです。
それにしても、Dean、Avalonで、どんなことさせられてきたんでしょうか?一生の秘密なんだろうな~。きっと、Deanの沽券に関わる事なんでしょう。そっとしておきましょうね。
と、来週は、1回お休みが入るようで、次回の放送は、12月入ってからです。
え~、毎年の事ですが、12月は忘年会が目白押しで、その上、出張とかも重なっています。無事今年度の感想もどきを終える事が出来るか、今から心配です・・・。皆さんも、寒くなってきましたし、風邪などひかれませんように、どうぞお気をつけくださいね。
では、次回は、きっと、12月にお目にかかります。
一息つきましょう~。
***
Supernatural Season6 Ep9 "Clap Your Hands If You Believe"の感想もどきです。
Sam~~~~~~~!!!!!
あなたね~・・・・・もう笑うしかない・・・。可哀想なDean・・・。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
IndianのElwood。トウモロコシ畑でイチャついてたカップルですが、男の子がUFOらしきものにさらわれてしまいます。俯瞰になると、トウモロコシ畑にはミステリーサークルが・・・。
そして、懐かしいX-Filesもどきのオープニング。
今回は、何も考えずに笑えるぞ~・・・と思ったのに・・・そうはいかないのがSupernatural何ですね(涙)
DeanとSamは、その誘拐事件を調べるためにElwoodにきていました。町の人達はUFO、すなわち宇宙人が人を攫っていると言います。特にWayne Whitaker, Jrさんは、ここがUFOの基地になったと信じているようです。
そんな中で、UFOだと信じていない人もいます。お巡りさんはこれはUFOや緑の生き物の仕業じゃなく、ただの4人の行方不明事件だと言います。
そしてもうひとり、UFOじゃないと言い切る年配の女性。
しかし何とその原因が・・・Fairies・・・。
Deanは、目が点になっています。
UFOの次はFairies・・・。
Deanは、ちょっと頭がイッチャッてるこの女の人に、優しく笑顔でお礼を言って、立ち去ろうとしますが、Samは容赦なしです。
魂がないもんだから、配慮という物がありません。
Deanは、慌ててSamを引き摺ってその場を後にします。Samは、自分の何が悪かったのかわかりません。
S "何なんだよ?"
D "何だって?!訊くのか?"
S "・・・?・・・"
D "・・・ああ、そうだろうな。おまえは訊かなきゃ分かんないよな!"
S "・・・なあ、ごめん。これってジョークだよね?だって、おれ達マジでこんなUFOなんてふざけた事調べるのか?"
D "いいや、ETなんてゴムでできてるんだ。嘘だってこと、誰だって知ってるさ。でも、実際、4件の行方不明事件が起ってるんだ。何かが起ってるのは間違いない。・・・ところでな、Sam、彼女のオツムがイカレちまってるのは、彼女のせいじゃないんだから"
S "・・・?うん、それが?"
D "共感さ!気持ちを考えてやれよ!!"
S "・・・?・・・"
D "昔のSamなら、彼女のこと考えて、気を使ったろ?"
S "・・・昔のSamには、魂があったから・・・。今は無い"
D "・・・ああ、ああ、ああ、無かったんだったな"
S "そうだよ"
D "そうだった"
S "・・・・・"
D "おまえ、全然気を使わないから!!ちょっとは気を使えよ!!"
S "どういう事についてだよ?"
D "全部だよ!人間的な事だよ!少なくとも!!"
S "・・・なあ、Dean。Deanはそうだろうけど。それは凄い事だけど。でも・・・でも、おれ、どんなことに対しても、何も感じる事が出来ないんだ・・・。おれ、出来ないんだもん・・・"
D "・・・・・"
S "どうすればいいんだよ?魂のあるふりすればいいのか?"
D "ああ、そうさ。ふりしてろ。魂を取り戻すまでな"
S "おれに正直になって欲しかったんじゃないのかよ?"
D "おまえは、本物の人間になりたいPinocchioなんだから、そこんとこは演じてろって事だよ"
S "やってただろ、Dean!!おれ達がまた一緒になってから、ずっとやってた!ありとあらゆる感情のあるふりしてたって!!それって、すっごい、疲れるんだぞ!!"
D "OK、わかった。でも、俺たちがおまえの魂を取り戻すまでは、この俺がおまえの善悪の判断を握ってるってことだ"
S "・・・それって、DeanがおれのJiminy Cricketってこと?"
D "・・・黙ってろ・・・。でも、ああ、操り人形状態だな。そういう事さ"
S "・・・・・"
Jiminy Cricketとは、Pinocchioに登場するバッタ?で、Pinocchioの行動を良い方へ導こうとするキャラですね。
Samは、困惑してますね~。
魂ないってほんと、変な感じです。
人の事は思いやれないのに、自分の事では怒りって感情が湧くみたいだしな~。う~ん、不思議だな~。
DeanとSamは、最初にいなくなったPatrickのお父さんBrennanさんに話を聞きに行きますが、息子は二度々帰ってこないと、けんもほろろです。Samは、彼が何か知っていると感じ、厳しく突っ込もうとしますが、その場はDeanが押さえて帰ります。
2人が帰った後、誰もいない方を見て、これでよかったんだろ?と呟くBrennan。まるで誰かがいるように、時計が勝手にクルリと回っています。
表に出たDeanとSam。
DeanもBrennanさんが何か隠していると思っています。で、自分がPatrickが行方不明になったトウモロコシ畑を見に行く間、Brennanさんを見張っているようにSamに言います。
D "でも、何もするんじゃないぞ。殺すなよ。マジで、俺はおまえにどんな決断もしてほしくないんだからな。なんか起こったら、電話しろ"
S "おれ、1年もひとりでやってきたって、知ってるだろ。Deanがいなくたって、上手くやれるさ"
D "ああ。でも俺はおまえの「上手くやれる」って、定義を知りたくないんだ"
Sam、完全に信用されていません。
ま、目的のためには、関係ない人も躊躇なく殺したって聞いていますからね。Deanも心配でしょうがないんでしょう。でもね、この後起こったこと考えると、Deanが可哀想で可哀想で・・・笑いながら泣いちゃいましたね(笑涙)
トウモロコシ畑に着いたDeanにSamから電話がかかってきます。Brennanさんはバーで飲んだくれです。Samはもう一度話を聞きたいと言いますが、そこでDeanにとんでもない事が起ります。
UFOです。
なんと、Deanの頭上にUFOが現れて、光を発しながら彼を追いかけ始めました。叫ぶDean。魂のないSamとの電話でのやり取りが、可笑しくて、悲しくて・・・。
D "UFOだ!!UFOだって!!"
S "大声出すなって。なんて言ったの?最後の方聞こえなかったよ"
D "「未知との遭遇」だ!!「未知との遭遇」!!!"
S "「未知との遭遇」?最初のやつ??2つ目?"
D "後ろにいるんだ!!"
S "3つ目?4つ目はあり得ないよね"
D "何でわかんないんだ!Sam!!わかってくれよ!!"
ここでSamは、バーの女の子にBeerを追加しています。
兄の心、弟知らず、です。
Deanは、必死で走っていますが、とうとう追いつかれ、光と共に消えてしまいました。Samったら女の子からBeerを受け取って、その後ろ姿に鼻の下なんか伸ばしちゃって・・・。
その後、探しには行きましたが、そこにはDeanの携帯電話が虚しく着信音を、響かせているだけでした。
Samは、UFOを信じている人達が集まっているところに、情報収集に行きます。そこにいたWayneさん。30年もUFOを調査していますが、何の成果もありません。兄が攫われたと言うと、女の子がやって来て、何てこと!と言いますが、Samはいたって冷静です。ま~ったく、心配していないような感じです。
そして、なんと!!助けてあげたいわ、と言ってきたその女の子を、モーテルにお持ち帰りしてしまいました!!
その頃Deanはというと、戻って来ていました。
なんで?
どうしてかは、この時わかりませんが、また、最初のトウモロコシ畑に戻ってきたんです。顔が引き攣っています。周りには誰もいません。もちろんUFOも宇宙人も。
疲れきって、モーテルに戻ってきたDeanが部屋に入って電気をつけると、そこには信じられない光景が。
何と!!!Samが女の子とベッドインの真っ最中だったんです!!!
絶句です・・・。
Sam~~~!!!
あんた~~~~何やってんの???
Deanが行方不明だっていうのに~~~。
いや、もうこれ、ギャグとしか思えない。
力が抜けちゃって、がっくりです。
女の子は、DeanのUFO誘拐経験に興味しんしんですが、Deanに睨まれてしょうがなく帰って行きました。
ドアを閉めて、そこにガックリと凭れかかるDean。Samの所業に言葉もありません。その疲れ切った背中に、恐る恐る声をかけるSam。さすがにこの時だけは、SamもDeanの気持を考えてみる努力をしたようです。
S "・・・動揺・・・してる?"
D "・・・・・・・・"
S "・・・・・・・・"
D "・・・俺は、UFOに誘拐されたんだぞ。なのに、おまえは、エッチかよ!"
S "彼女、そんなに悪くないと思ったんだけど・・・"
D "俺は、エイリアンに誘拐されたんだぞ!!!"
S "おれはその事を調べてたんだよ!"
D "調べてただって?!!1時間もだぞ!!"
S "?1時間?"
D "その大半は、町に戻るために歩いてたけどな!!"
S "Dean、時計止まってるんじゃない?一晩中いなかったよ"
D "何言ってるんだ?そんなことない"
Samが出して見せた時刻は、AM 4:07でした。
D "4時??"
S "うん。・・・UFOタイムスリップだ"
D "・・・・・・・"
S "誘拐事件ではよくあることだよ"
D "よくあることだと??"
Deanは、さっきまでSamがエッチしてたベッドに座ろうとして、やめます。ははは。そうね、なんとなくその気持ちはわかる。
D "なんにもよくある事なんかじゃない!!"
Samは、ウイスキーをコップに注いでDeanに飲ませます。
S "さあ、話して。何があったの?"
D "・・・ああ、何があったって・・・助かったんだ、Sam。白く輝く光があった"
S "・・・大丈夫だよ。ここは安全だから"
そう言って、大きな手をDeanの膝に乗せて、安心させようとしますが、Deanの方はなんだか動揺しています。
D "・・・それは・・・突然で・・・俺、違う場所にいた・・・。そしたら、それがいたんだ。・・・そいつらは・・・そいつらは、物凄く眩しかった・・・。でも、感じる事は出来た。・・・俺を・・・テーブルに引っ張り上げて・・・"
S "詳しく調査するためのテーブルだ!!"
D "大声でその事言うな!!"
S "・・・わかった。それで?"
D "・・・抵抗したんだ。・・・銃をぶっ放したりしたら、奴ら・・奴ら驚いてた"
S "・・・・"
D "今まで誰もそんなことしなかっただろうからな。ああ。俺は「未知との遭遇」したんだ、Sam"
S "・・・・・"
D "で、俺は勝った!"
S "・・・・シャワー浴びた方が良いよ"
D "ああ、そうした方が良いよな。"
S "・・・・"
D "俺・・・俺、シャワー浴びてくる"
もう明らかにDeanがオカシイ。
Samのワザとらしさもオカシイけど、Dean、いったい何されそうになったんだか・・・。得意満面で、自分は無事だった事を強調するDeanを見ていると、実はとんでもない事されちゃったんじゃないかと、心配になります。
でもま、ここは、Deanの名誉のためにも、何もなかった事にしておきましょう。
翌日、DinerでDeanは、ぼやいています。
DemonにAngel、Ghost、Skinwarker、その上エイリアンまで本当にいるとしたら、この次は小人でも出てくるんじゃないかって。ところが、Samは、ウエイトレスの女の子に、鼻の下伸ばしてます。Deanの怒りが爆発です(苦笑)
D "おまえ、目だけで彼女を誘ってんのか?!"
S "何の事?"
D "今、とんでもない事が起ってるって言うのに、おまえはウエイトレスを引っかけようとしてるのかって聞いてんだよ?!"
S "・・・ああ・・・OK、ねえ、じゃあ、訊くけどさ、魂があって、事件の最中に俺がエイリアンに誘拐されたとしたら"
D "もちろん、取り戻すために出来ることすべてをやるさ!!"
S "そうだよね。そうするよね。でも、手掛かりが何もつかめない夜は?"
D "・・?・・"
S "つまり、な~~んにも出来る事がないってわかってる時も、暗~い部屋でただ座り込んだまま苦しんでる?"
D "もちろんそうさ!!"
S "そう?"
D "そうさ!暗~い部屋に座って、おまえがいない事を悲しむさ!"
S "そうだよね。でも、でも、本当に何も出来ない時でも、カワイイ女の子とエッチしちゃダメ?"
D "ダメ!"
S "夜だけでも?"
D "ダメなものはダメ!おまえが苦しんでる時に、そんなこと出来ないだろ!夜だけ切り替えるなんてこと、出来ないんだ!!"
そこへチェックを持ってきたウエイトレスに気を取られるSam。呆れかえるDean。これまでと逆パターンです。
S "何で出来ないの?"
D "魂があるんだぞ。魂がそんなことさせないさ!"
S "・・・それって・・・魂があるって事は、苦しみもあるってこと?"
D "・・・ああ、そういうことさ"
S "それって・・・DeanがLisaに何度も何度も電話しようとして止めてる事みたいな?"
D "・・・(怒)・・・"
S "それなのに、Deanは苦しむ事が良い事だって言いたいみたいだ"
D "・・・俺は、それが町で唯一のゲームだって言ってるんだ"
そう言ってDeanは、話を打ち切ります。
魂のないSamにとっては、物凄く難しい話のようですが、この事が、次回以降、大問題に発展しそうです。
魂を持つ事は、悩みや苦しみさえ同時に持つ事になると、学習したSam。それならそんなものない方がいいな~なんて、とんでもないこと考えちゃうみたい。
Deanの苦労は尽きませんな~。
とにかく今回の事件を解決せねば、と立ち上がったDeanは、Dinerの外に、何だか気味の悪い男を見つけます。でも、何だか変なの。Samには、その男が見えていないみたい。でも、その時は、すぐに消えてしまって、そのままになってしまいます。
Samは、図書館に調べものをしに行っています。Deanは、モーテルで、ひとりです。するとそこへ、カタカタカタ小さな振動、電気がチカチカして消えてしまいます。そして、窓の外の眩い光に続き、ドアが乱暴に開けられます。そして入ってきたのは、・・・小さなオレンジ色の光。
え?何?ちっちゃい。
武器を取ろうとしたDeanを阻止。眩しい光に目を凝らして、Deanが見たのは。
D "・・・乳首・・・?"
ははは!そういった途端に、パンチを喰らっちゃいます。攻撃をかわしつつ、Deanはその小さなモノを電子レンジに閉じ込めて、スイッチオン!
ぎゃ~、これはちょっとエグイ。以前、自分の頭をレンジでチンしちゃった人もいましたが、食べ物以外をレンジでチンするのは、やめてもらいたいです。とにかく、哀れその小さな飛行物体は、レンジの中で破裂して、真っ黒けの煤だらけになってしまました。
得意満面なDeanは、カワイイです。
戻ってきたSamに電子レンジの中を見せながら、説明しますが、またまた、話が通じません。
S "見ろって、何を?"
D "何を見ろって?これをだよ!見てみろよ、これ!!血とか・・・この・・・ウゲッてやつだよ!!"
S "・・・ごめん、なんにも見えないよ"
D "見えないのか?!これが??!"
S "OK、とにかく、Deanには見えても、おれには見えないんだよ。いったいそれって何だったの?"
D "・・・それは・・・その~・・・、・・・小さな、素っ裸の女・・・だった"
S "はあ??"
D "・・・だから、小さくて、輝いてて、・・・ホットな、素っ裸の女だった。乳首があったし・・・"
S "・・・・・・・・・・・"
D "・・・で、俺を殴ったんだ"
S "・・・これって、笑うとこ?"
Deanに確認するSamがオカシイ!
笑う所じゃない!とばかりに、バシッて(苦笑)
恥ずかしさをこらえて、説明したのに、今のSamにはそれが冗談なのか、マジなのかの区別もつかないのか~?しんどいね、Dean。
S "OK、わかった。う~ん、ひょっとして、その小さな女って、翼がなかった?"
D "何で知ってるんだ?"
Samってばもの知りです。
やっぱり、UFOじゃなかった。
地球外生命体ではなく、今回の正体は、Fairies、妖精でした。Fairiesとエイリアンの間には、真日強い光、誘拐という共通点があるんですね。でも、これは大きな成果です。話を聞くべき人物がわかりました。そう、最初に、これはUFOなんかじゃなく、Fairiesがやってる事と教えてくれた、あの年配の女性です。
彼女の家にやってきたDeanとSam。
小さな小さなカップに入れられたお茶、Marionの家には、たくさんのFairiesの置物がありました。Gnome、Troll、Goblin、それらすべてがFairiesの仲間です。Tinker Bellsのような、カワイイ姿のモノばかりではないんですね。彼らに連れ去られて、戻って来た者だけが、それ以降彼らの姿を見る事が出来るんだそうです。
そして、何故、Fairiesが人間を誘拐しているのか。Marionが言うには、それは、FairiesのKingであるOberonの世話をさせるために、Avalonへ連れて行くのだと言います。
これを聞いた時の、DeanとSamの反応が!
S "・・・Dean・・・FairiesのKingのOberonにどんなサービスしたの・・・?"
D "・・・・・・・・・・・・・"
このSamの質問には、きっと一生答えないでしょうね、Deanは。想像だけが膨らんで大変な事になってるんですけど、この時のDeanの表情見ると、きっと、絶~~~対に人には言えないような事、させられたか、あるいは、されちゃったのか・・・・・・・。ご愁傷様、Dean。なんだか、ホント、Deanばっかりキツイ目に遭ってるようで、可哀想です。が、FairiesのKingは笑えるな~(爆)
さて、Fairiesが本当にいるとわかったので、対抗措置を取らないといけません。Marionによると、彼らは大のクリーム好きで、苦手なのは鉄と銀。そして、彼らの前で塩や砂糖を零すと、それがどんなに強力なFairiesでも、彼らはそれを数えるために屈まなくてはならない。それは、大きなアドバイスですね。
お礼を言って行こうとするDeanとSamに、Marionはお茶を飲んでいくように言います。感謝のお返しに、良い感じのお家ですね~なんて心にもないお世辞を一生懸命言うDeanの傍らで、またまたSamが正直に感想を言ってぶち壊しちゃったりして、もっと大きいカップ無いの?にも笑った。Samが持つと、本当に小さいのよね、このカップ。
さて、表に出た2人。
Deanは、なんとなく落ち着きません。自分が今、Fairiesを見る事が出来るそんな能力もってるだなんて、気持ち悪いんでしょうね。
すると通りの向こうで、大量のクリームをまとめ買いするPatrickのお父さんを見つけます。やっぱり、彼は知っていたんですね。
自宅にクリームを運び入れたBrennanさんは、そのまま出かけて行きました。Deanは、家の中を調べてくる間、Samに彼の見張りを任せます。ただ、女の子を引っかけるなよ!と、注意する事は忘れませんでした(苦笑)まったく、Samってば、これっぽっちも信用させていません。
Deanが、裏口からピッキングで忍び込んでみると、そこには沢山の小さなモノが働いていました。みんな一生懸命時計を作っています。クリームを飲みながら。Deanは、バーでお父さんを見張っているSamに電話します。Fairiesに仕事をさせるために、彼は息子を差し出したんじゃないかと疑います。
そしてSamは、直接それを訊く事にしました。一体全体、魂があるとして、どうしてどんな事が出来るのか、教えてくれと。
そうよね、魂があったら、そんなこと出来るわけないって、Deanに教わったもの、訊きたくなるよね(苦笑)
Brennanさんは、パーキンソン病で手がダメになり、時計作りの仕事が出来なくなりました。そして2か月前に、おばあちゃんが残してくれた本を使って、彼女が本当にいると言っていたFairiesを呼びだして、手を治療してくれるように頼みました。ところが、Fairiesは、そんな事よりもっといい事があると言って、Brennanさんの代わりに、時計を作ってくれるFairiesを送り込んできたのです。その代わり、収穫する土地が欲しいと言った。Brennanさんは、OKと言いましたが、その収穫物こそが、人間だったんです。そして、最初に彼の息子が攫われましたが、Fairiesはそれで終わらせませんでした。まだ止めそうにありません。呪文を取り消す呪文も本にありますが、Fairiesはその本に近寄らせないようにしています。
その頃Deanは、Dinerの外で見かけた、君の悪い男につけられています。怪しい男が、きっとFairiesだと思ったDean。冷静さを装っていますが、その歩き方といい表情といい、引き攣ってるんですが・・・。いったい、Avalonで何があったんでしょうね~。意を決して、待ち伏せて、角から出てきたところを飛びかかりますが、アレ?ちっちゃくなってるよ。つけてきていた人とは違っています。人が集まって来て、騒ぎになります。そして、ちっちゃい人は、やはり普通の人間でした。ああ、またまた悲劇なDean。バーから出てきたSamは、手錠をかけられてパトカーに乗せられるDeanを発見!
S "Dean?!どうしたの?!"
D "Sam!!Sam!!"
S "おれ、何したらいい??!!"
D "Fairiesをやっつけろ!!Fairiesをやっつけるんだ!!"
周りの人達の冷たい目・・・。
警察に拘留されたDeanは、大きな誤解を受けています。憎悪犯罪、小さい人、Gay。Deanが飛びかかった人は、Tiptonの地方検事でした。間の悪い事は続くもんです。Deanのこの情けなさそうな顔見ると、気の毒としか言いようがありません。
Samは、Brennanさんの家にやってきました。Deanに言われた通り、Fairiesをやっつける事が、事件解決の近道です。Samには見えませんが、家ではFairiesが眠っていました。Brennanさんは、クリームにテキーラを混ぜておいたので、酔っ払って眠ってしまったんです。
金庫から例の本を取り出して、呪文を解く呪文を読みだしたBrennanさんですが、後ろから心臓を一突き、呆気なく殺されてしまいました。犯人は、30年もUFOを研究していると言っていたあの男、Wayneでした。UFOだなんて言って、自分達Fairiesに注目がいかないように騙してたんですね。Brennanさんがいなくなってしまって、SamにはFairiesを見る事が出来なくなります。彼が姿を現していない時は、どこにいるかわからない。Deanも今は彼らの手の内です。
Wayneは、Samの魂が遠くにある事を察します。彼らFairiesはそれらをエネルギーとして感じる事が出来る。そして、驚いた事に、彼はSamの魂を取り戻してやる事が出来ると言うんです。Angelでさえ出来ないと言った事を、Fairiesが出来る?それは魔法だと言います。WayneがSamの青いFairiesなのか、彼がSamを元のSamに戻してくれるのか。
しかし、Samはその申し入れを、考慮する間もなく、Wayneに鉄の弾を撃ち込みました。戦闘開始です。
その頃、牢屋のDeanの元にも、ストーカーFairiesが現れて、いきなりの暴力三昧です。コテンパンです。反撃の隙もなく、やられっぱなし。
Samの方もコテンパンで、やっとこさ拾い上げたショットガンですが、そんなのも役に立たないって事は明白。Samもその事に気付きました。そこで思い出したのが、Marionの言葉。
「Fairiesの前で塩や砂糖を零すと、それがどんなに強力なFairiesでも、彼らはそれを拾うために屈まなくてはならない」
Marion、ありがとう!
今週のBig Help賞は、あなたで決まりです。Samの数々の無礼な発言をどうかお許しくださいねm(__)m
岩塩の弾丸をバラして、中の塩を床にばら撒くと、Wayneは悪態を尽きながらも、それを数えだします。Samはその間に本に書かれている呪文を読み終えました。その途端、Fairiesは、異次元の世界?に吸い込まれてしまいました。
Deanを襲っていたFairiesも、テキーラで酔っ払っていたFairiesもすべてが消えて、後には、傷だらけの兄弟のみ。
すべてが片付いてImpalaのフロントに、DeanとSamは並んで腰かけています。
D "どうだったんだろうって思ってるんだ"
S "何が?"
D "おまえ、あのFairiesが本当におまえに魂を返す事が出来たって思うか?"
S "やめてくれよ。考えたって仕方ない事さ。でも、あいつは賢い取引を提示したとは思うよ"
D "う~ん。でもおまえは、受け入れなかった"
S "・・・・・"
D "何でだ?"
S "だって、取引だよ。今まで取引して良かったことなんて一度もない"
D ""俺はそれがどういうふうに働くか、解明しようとしてるんだけどな
S "まだおれの思考は、ここにあるからね。何かあれば、今よりは良い方に働くよ"
D "俺は、まさしくそれがおまえの考え何だってこと、確信したいんだけどな"
S "・・・・・・・"
D "おまえの魂を取り戻したいって考えに、変わりはない"
S "・・・あ・・・"
D "おまえだって、変わらないよな?"
S "・・・変わらないよ・・・"
いや、変わってる!変わってるでしょ!?Sam!!
絶対に、魂ないままでもいいって、思ってるよね!
だって、苦しいことなんてイヤだし、魂が無い事で、今までよりずっと良いHunterになったって思ってるんだもん。魂があれば、いろいろ決断力が鈍るって考えてそうだ。
でもそんなの本当に、ロボットと同じになっちゃう。人間じゃなくなっちゃうじゃん!そこん所を、Deanにカバーさせようっていうのか?そりゃ~、お兄ちゃんキレちゃうよ。
あ~、やっと一息ついたかと思ったのに、また新たな問題が浮上しましたね。いつもこれなんだから、Supernaturalって、ホント、目が離せない。
今回のEpも、すっかりDeanが気の毒なEpでした。
特に、命からがら逃れてきたら、Samがエッチ中だった時。脱力以外の何もないですよね。お兄ちゃん、マジで、疲れきってました。トウモロコシ畑にDeanを探しに来た後、SamがImpala運転して帰っちゃったから、Dean1時間近くもかかてって歩いて町まで帰ってきた見返りが、弟のエッチ現場目撃ですからね~。そりゃ~疲れますって。
どう説明しても、話しの解らない子どもに戻ったみたいなSamを抱えて、兄弟が行方不明の間は、エッチしちゃダメなんだ~なんてこと、説明しなきゃならないなんて・・・可哀想だけど、笑えました。
そりゃ、DeanだってSamが地獄に行ってると思ってた時、Lisaとエッチしてたけど、今回の状況とは違いますからね~。
Lisaに電話しようとしては止めて、悶々と悩んでるDeanの事、今のSamには到底理解できないんでしょうが、そこを突っ込むか??って感じです。マジ、No Mercyですな、Sam。
裸のホットなFairiesの事を、説明するDeanは可愛かったです。そこへ、笑うとこかと確認するSamも、もう、お笑いです。
それにしても、Dean、Avalonで、どんなことさせられてきたんでしょうか?一生の秘密なんだろうな~。きっと、Deanの沽券に関わる事なんでしょう。そっとしておきましょうね。
と、来週は、1回お休みが入るようで、次回の放送は、12月入ってからです。
え~、毎年の事ですが、12月は忘年会が目白押しで、その上、出張とかも重なっています。無事今年度の感想もどきを終える事が出来るか、今から心配です・・・。皆さんも、寒くなってきましたし、風邪などひかれませんように、どうぞお気をつけくださいね。
では、次回は、きっと、12月にお目にかかります。
一息つきましょう~。
***
2010/11/14
Supernatural Season6 Ep8 "All Dogs Go To Heaven" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep8 "All Dogs Go To Heaven"の感想もどきです。
もうEp8まできましたね。
早いな~。
今回のEp、こういうのわたしは苦手です。
わんことか、にゃんことか、切なくてツライです(哀)
今回出ていたジャーマンシェパードもとても賢い良い子でしたね。ああ、切ない・・。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
冒頭、家にいるカワイイわんこの事を気にかけるおじさん。ご飯食べさせたか?風呂に入れたか?散歩に連れて行ったか?おしっことウンチは済ませたか?愛してると言っておいてくれ、だって・・・。ちょっと、どんだけカワイイわんこなん??
ところが、カワイイわんこの元へ急いで帰ろうと車に乗った途端、何かがフロントガラスを突き破って襲いかかります。飛び散る血飛沫。おじさんは哀れ、殺されてしまいました。
Deanは、Bobbyに電話しています。Samはテーブルで、食べ物を所在無げにつついています。そんなところも何だか子どもっぽい。
Samの魂をCrowleyに握られて、身動きできません。何とか取り戻す方法を見つけないといけないんだけど、今のところ良い案はありません。そこへ現れたのは、諸悪の根源、Crowleyです。Deanの電話の相手がBobbyだと察して、Kissを送っておいてくれなんて言ってます。
さて、Crowley、当然のようにSamの隣に腰かけて、なんと、DeanとSamに仕事を持って来てやったと。3人でテーブルを囲んでますが、とても食べ物が喉を通る雰囲気じゃありません。一気に食欲失くします。
CR"良い知らせだ、仕事を持って来たぞ"
D"ひと言言わせてくれ。自分でやれよ、クソくらえ!!"
CR"それがボスに対して使う言葉か?"
D"誰がボスだ!!!クソ野郎!!"
CR"Dean、Dean・・・。今さらか?わたしの為にこれまでも長い間働いてきただろ。Samはもっと長い間な"
S"おれ達は、知らなかっただけだ"
CR"お前は違うがな。お前は本当に必要なソーダのためなら、1ドルで兄貴を売るだろうよ"
S"・・・・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・・・・"
CR"いいか、私はお前に送って・・・"
D"イヤだ"
CR"何だって?"
D"確かに俺は、何度か怪しい事をやっちまったけど、もうやらない。イヤだ"
CR"・・・お前は10ポンドでやるさ"
そう言うと、Crowleyは人差し指をSamの手の甲にくっつけました。途端に、Samの手が焼け爛れて真っ赤になります。痛みに声を上げるSam。驚くDean。
CR"痛いのが好きか?Sam。地獄が好きか?これは取引なんかじゃない!これは人質を取られてるのと同じなんだ!お前は偉そうにしてもどうにも出来ない小物だ。お前の弟は私の物だ!分かったか?!"
D"・・・・・・・・・"
Crowleyがパチンと指を鳴らすと、Samの火傷は綺麗に治ってしまいました。
CR"・・・さあ、Dean、笑ってくれ。これはそんなに悪い話じゃないぞ。やる気になるはずだ。お前が生きたままのAlphaを私の為に手に入れる。そうすれば、私はお前にカワイイSammyの魂をサクランボを乗せて返してやれる"
S"VampのAlphaだけじゃ十分じゃないのか?"
CR"魂を大事にしたいなら、その事には首を突っ込むな"
S"・・・・・・・・"
CR"食物連鎖の始まりは、これから始まる。車の中で死んでいたビジネスマン。彼の心臓は行方不明だ。どう思う?"
S"Werewolf(狼男)だ"
D"いいや、満月じゃなかった"
CR"そう・・・自分で満月を点けてるWerewolf・・・ "
S "ああ、確かに。おれとSamuelは、半月の時に一度退治した事がある。そうだとしたらそれは、今しばらくは、調子が悪いと思う"
D"ああ、そうだろうな"
CR "それじゃあ、それを片付けてくれ。そして、Werewolf を捕まえて、パパの家まで届けてくれ。・・・じゃあ、またな"
言いたい事だけ言って、Crowleyは消えてしまいました。
事件としては自分達の事件だけど、それをCrowleyの命令で遣らされて、しかも地獄の何事かに巻き込まれるのは、おもいっきり不本意でしょうが、Samの魂を握られてちゃ、身動きとれません。
Impalaの中で、Deanはやり切れない気持ちでいっぱいですが、Samはいたって冷静で、事件について検証中。
S "この被害者はやり手だね。アパートもいっぱい持ってるし、家も2軒持ってる"
D "それで、これはそうか?これが・・・これは、おまえがやらなきゃならない事か?"
S "おれが何をしてるって?"
D "Crowleyだ!!あいつが俺たちを仕切ってるんだぞ!俺たちは、硫黄の咳をしてるって言うのに、おまえはこの事件をやるって?"
S "確かに、奴はおれ達の首根っこを押さえてるけど・・・じゃあ、おれ達、他にどうしたらいいと思う?"
D "そ、そりゃ・・・。俺たち、Demonの為に働いてんだぞ!!俺はおまえが誰かだかも分からないんだ。・・・慣れるには時間がいる・・"
S "・・・・なあ、本当にとんでもない状況だと思うよ。おれもわかってる。でも、Dean・・・おれはまだおれだよ。デカイままだし、記憶だって同じ、好きな音楽も同じだよ。まだ、Suzie Heizer の事だって考える"
D "・・・・・生物の授業で一緒だったSuzie Heizer ?"
S"おれを責められるのか?"
D "・・・・・・・"
D "・・なあ、Deanがおれを信用できないってことも、おれがそれをどうする事も出来ないってわかってる。でも、おれ、証明するから"
D "・・・・・・・・・・"
S "おれはまだDeanの弟だよ"
D "・・・・・・・・・"
そう言われてもね。
Deanの気持ちは複雑でしょう。
なんだか、あまりにサッパリ現実的に物事を進めるSamは、Samじゃないみたいでしょうから。"おれはまだDeanの弟だよ"って言われても、頷く事も出来ないDeanが忍びないです・・・。Samだって、こんな状況困惑してるんでしょうが、如何せん感情っちゅうもんがないんだもん、どうも切迫感がない。それがまたDeanを不安にさせるんでしょうが。
それにしても、Suzie Heizerちゃんとはいったい何があったんでしょうね~(^^)
とにかく、今はやるしかない、と言う事で事件を調べるため、いつものようにFBIルックな2人です。今度は海の近くで同じような死体が発見されました。やはり、胸が切り裂かれ、心臓が無くなっていました。
朝、ドアの音に目覚めたDean。
Samが、どこかから帰って来ていました。
そう、彼眠らないんですよね。眠くならない。Deanは思い出したように、全然気持ち悪くないぞ、なんて本音とは違う事言って皮肉ってます。Samは、眠らなくて良いので、その分活動時間が人の倍。いろいろと調べる事も出来るってもんです。で、手掛かりを見つけてきたので、出かけようとDeanを急かします。それに、"服を着させろよ、ロボコップ"と答えるDean。
ロボコップ、懐かしい。まったく今のSamは、まさにそんな感じですね。
2人がやって来たのは、一軒の何てことない普通の家。Samは、大きな手で銃の安全装置を外して、背中に忍ばせます。その仕草がとってもセクシーなんですが・・・。
玄関に出てきた女性Amanda。子供がひとりいるようです。中に入ると、ジャーマンシェパードが一匹。賢そうな子です。名前はLucky。
彼女のボーイフレンドのCal Garriganは、昨夜は飲みすぎたようで、頭を抱えながら起きてきましたが、Luckyは彼が嫌いなようで、う~~と唸っています。Calは殺された一人Ronaldの兄弟で、この2人は問題を抱えていました。実はRonは飲んだくれで、先日酔っ払っていやって来て、Amandaを押したため、警察を呼んだ事があったようです。
そしてもうひとつ、この家は車の中で殺された不動産業者の持ち物で、CalとAmandaは家賃を滞納し、立退きを通達されていました。Calに関わりのある人物2人が、同じように動物に襲われたような状況で死んでいます。DeanとSamは、CalがWerewolfで、自分の敵になる人物を始末していると考えたんです。もちろんCalは認めませんが。Amandaは不安そうです。
家を出た2人。
Samは、Calを捕まえようと言いますが、Deanは確認してからだと言います。その夜、Calをつけてみると、次から次へとはしご酒。Deanは見ているだけで肝硬変になりそうだと言います。そしてとうとう朝になって、2人は一端諦めてモーテルに帰る事にします。Samは良くても、Deanは眠らないわけにいきませんし、太陽が昇ってしまえば、Werewolfが活動する事はないと思ったんでしょう。
ところが、2人が帰った後、Calも友達と別れて車に乗り込もうとすると、そこへ現れたのはLuckyでした。そう、Amandaの飼い犬のLuckyです。どうしてこんなところにいるのかわかりません。すると突然、Luckyが飛びかかって来て、Calに襲いかかりました。あっという間に絶命するCal。そして、後に残ったのは、血だらけのLucky・・・ではなく、裸の見た事のない男です。
そう。実はLuckyこそが、Werewolfだった。
そして太陽の下でも、攻撃できるし、人間の姿にもなれる。
Luckyは何事もなかったように家に帰ると、犬の姿に戻りAmandaのベッドに上がり込みます。彼は、Amandaの事が好きなんですね。
朝、Calが帰って来ていない事に気付いたAmandaは、Luckyを抱きしめて、あなたは私の今までいたボーイフレンドの中で一番だわ、と言います。それはもちろん、忠実な愛犬に対しての言葉だけど、Luckyにとっては違うんですね。シャワーを浴びに行ったAmandaの事、ジッと見つめるLuckyは、本当に人間のようです。でも、誰も自分が飼っている動物が、ときどき人間に変身してるなんて考えもしませんからね。いろいろ油断します。
このわんこ、表情があって素晴らしいAnimal Actorです。
Calの死体が発見されて、彼がWerewolfではなかったと判明します。で、結論としてAmandaがWerewolfである。
う~ん、単純だ・・・。
彼女には子供もいるし、SamはDeanに確認します。彼女をトランクに押し込んで、Crowleyの元に連れて行く事が出来るかって。Deanは、自分は出来ると言いますが、なんとも言えない顔で、先を行くSamを振り返りました。こういう残酷な事、平気で言っちゃうSamに、慣れないんでしょう。
Amandaの子供は熱っぽいみたいで、ソファーに横になっています。ジュースを飲ませていると、Luckyがぬいぐるみを持ってきました。病気でツライことがわかっているかのようです。引っ張り合いっこで、ぬいぐるみの足は捥げてしまいましたが。それはそれでまた笑いを誘いました。
散歩に連れ出そうとすると、Luckyは真剣にテレビを見ています。人間から見ると、こういう時、何か動くモノに興味があるんだろうかって思うんだけど、実は本当に、犬や猫もテレビを見てるんだとしたら・・・。
表で立ち話をしているAmandaとLuckyの元に、DeanとSamがやってきます。まだ誰も、Calが死んだ事を、彼女には知らせていなかったんですね。
Calが殺された事を知ったAmandaは、とても信じられない様子ですが、Samは有無を言わさず彼女を連れ出そうとします。ところが、子供が風邪をひいているので後にしてほしいと言っても、もちろんSamは出来ないと、にべもありまあせん。
ところが、Deanは、昨夜熱を出した子供が一晩中起きていたと聞いて、話を聞きたいと言いだします。そんなことして何が変わるんだと言うSamに、これな重要な事だと言って、子供に話を聞きます。
そして、Deanのだした結論は、AmandaはWerewolfではない。
D"彼女じゃない"
S"何でわかるのさ?"
D"彼女にはアリバイがある"
S"嘘だよ"
D"子供の話し、聞いたろ?彼女は嘘をついてない"
S"すごい。時間ならあったさ。おれとベッドにいたWerewolfだって、狩りに行けただろ"
D"自分の事持ち出すなよ。いいか、俺が言ってるのは、結局、太陽の下での攻撃についても何もわかってないじゃないか。俺たちが、それが何なのか知るまで、俺は彼女をCrowleyに引き渡す気はないからな!わかったか?!"
S"・・・・OK、OK・・わかったよ・・・。Deanは、Calの犯行現場に戻って、何か見落としてないかチェックしてみて。おれは、Amandaを見張ってるから"
D"オウオウオウ、おまえが行け、俺がここに残るから"
S"Dean、おれだって自分の仕事はわかってる"
D"・・・・・・・"
S"彼女の事を見張ってる、ただそれだけだ。信用して"
D"・・ああ・・・"
それが何だか不安なんだから困ったもんです。しかしそこまで言われて、強固に反対するのもな~。Dean、ツライところです。
夜、Amandaを見張っているSam。
ほんと、何だかロボコップみたいだわ(^^)
ところが、現れたLuckyが、あっと言う間に裸の男に変身します。服を着て表に出てきたLuckyに、Samは慌てて銃を取り出し後を追いますが、さすがワンコ。臭いで何か感じたようです。Luckyは男と会っていました。男は何だか怒っています。すぐに行ってしまって、会話も聞こえませんでしたが、戻ってこようとしたLuckyは今度こそ、Samの事に気づいて、逃げ出しました。Samは隠れていたけど、ワンコの嗅覚には勝てませんよね。慌てて追いかけますが、これまたワンコに追いつけるはずありません。それに途中で服を脱ぎ捨てたLuckyは、人間からワンコ体型に代わっていますからなおさらです。
ところが道路に飛び出したところに、運悪くやって来た車がLuckyを撥ねてしまいました。でも、良い人だったので、車に乗せて動物病院へ。
追いついたSam。俺の犬!!と叫びますが、車は行ってしまいました。
その頃、モーテルではDeanが携帯電話と睨めっこ。
かけたい相手はLisa。
まだグズグズやっとるんかい!
もういい加減に忘れなさい。
結局は、かけませんでしたけどね。
そこへ、Samから電話。
D"ヘイ"
S"おれ"
D"なんにも見つからなかったぞ"
S"こっちは見つけたよ。Werewolf じゃなかった"
D "何だって?"
S "Skin-Walker"
D" Skin-Walker だって?つまり・・・"
S "つまり・・・飼い犬は真剣に、去勢が必要だってことさ"
D "・・・ワオ・・・。Skin-Walker なんて何年も聞いたことないぞ。最近ちょっとプロファイルが錆びついてるな"
S "おれもだよ。あ~、Bobbyに少し聞いたところによると、Skin-Walker は一度噛んだだけで感染させるみたいだ。その他は基本的にWerewolf の従弟みたいなもんで、銀で死んで、ソウセージ代わりに心臓を食べる"
D "で、何があった?捕まえたのか?"
S "いや、でも、どこにいるかは想像できる"
動物病院でLuckyを見つけたDeanとSam。Deanの手には銀の弾が入った銃、Samの手には何故かボールが・・・。Deanは、ここを出るには服を着て楽に行く方法もあれば、縛られて行くハードな方法もあるけど、と言うと、Samが笑います。魂ないくせに、そんな事はおかしいのか。
このワンコには意地悪なSam全開です。意地悪言い過ぎて、地獄に行けと言われますが、もう行ったもんね(^^)
Deanは、Luckyが、Amandaとその子供が好きな事を使って、彼女たちを危険な目に遭わせたくないなら、知っている事を話すように言います。Luckyは仕方なく話し始めます。仲間が30人はいる事。夜会っていたのもSkin-Walkerのひとりでした。彼らは人間の家族の中に入り込み、合図が来るまでじっとそこに留まります。そしてリーダーからの指令を受けて、その家族をSkin-Walkerに変える。仲間はあっという間に150にまで増えて行きます。そのリーダーがAlphaかと思いましたが、他の町にもそういう立場のSkin-Walkerがいるようで、この町には結局Alphaはいないようです。
Deanは、彼らが仲間を増やすのを止める手伝いをLuckyにするように言いますが、彼は自分をSkin-Walkerにした奴らはとても冷酷なので、そんな手伝いは出来ないと言います。
するとSam、持っていたボールを投げて見せるの。・・・なんて意地悪。遊んでる。
Deanは、Luckyに大好きな家族を自分と同じ怪物に変えるために、噛みついたりできるのかと、言います。Luckyは本当は心の優しいワンコです。結局は、自分の命の危険を顧みず、計画を阻止する事に協力します。
出かける準備をしながら、SamはDeanに確認します。
S"で、100ヤード離れた所からおれ達の匂いをかぎ分けられる奴らに、どう対抗するつもり?"
D"近づかないさ"
そう言ってDeanが見せたのはスナイパーライフル。これで遠くからやっつけようと言う事です。
S"殺すのか?"
D"良い考えだろ?"
S"・・・おれ・・・・Crowleyは納得しないんじゃないかな"
D"どうだっていいだろ、そんなこと。ナンバー2を見つけただけだ。それに、放っておけば、そいつは合図を送って人を襲わせるんだぞ"
S"・・・でも、そいつはおれ達をAlphaの元へ連れていけるかもしれない。そしたら、Crowleyはおれの魂を返すかも・・・"
D"・・・おまえ、本気か?150人がMonsterに変わっちまうんだぞ!おまえはそうなっても良いのか?"
S"もちろんそんなこと望んでないけど・・・。ただ・・・聞いてみただけだよ・・・"
D"・・・わかった、やっぱりな。それだよ"
S"なにが?"
D"おまえは、自分が「普通の人間だ」なんて言うよなあ?・・・野球が好きで、そのたいろいろ・・・"
S"・・・?・・・"
D"でも、本当はそうじゃない。俺はおまえが何なのかわかりゃしないよ。おまえがSamじゃないから"
S"Dean、いい加減にしてくれよ"
D"そりゃさ、そのデッカイ体はおまえのだろう、多分脳ミソも。でも、それはおまえじゃない"
S"・・・・・・・"
D"見せかけようとするのはもうやめろ。そして、俺たち両方の利益になる事をしろ"
残されたSamは、困惑しています。
自分の何が悪いのか、今の彼には理解できないのかな。魂をなくす前なら、150人の人間を犠牲にするかもしれない作戦は、選択肢の中になかったはずです。Luciferを復活させちゃったときだって、そうとは知らず、世界を救えると思ってたんだし、地獄へ行ったときだって、自分を犠牲にしてみんなを救った。今までずっと自分より、人の幸せを願って生きてきたのに、まったく・・・。
でも、Samが悪いわけじゃないんだけどね。
Deanも、頭ごなしにおまえがわからない、おまえはSamじゃない、なんてこと言わないで、それが悪い事なんだって、教えてあげなきゃ。教えてあげれば、Samだってきっとわかるはずだと思うんだけどな。
さて、離れた所からスナイパーライフルを構えて、Luckyの様子を窺うDeanとSam。
ところが、やってきたのはSkin-Walkerのリーダーだけではありませんでした。彼らは、Amandaとその子供も連れて来たんです。それが邪魔になって、Deanは仕留められませんでした。しかたない、プランBです。DeanとSamは彼らが入って行った建物に潜入します。
Luckyは、自分がやった殺人について責められます。そして、その元凶になったAmanda達を始末しなければ、自分たちがお前達を殺すと言われます。Amanda達を愛しているLuckyにそんな事が出来るはずありません。
そこへ、何か匂いを嗅ぎつけたデッカイワンコ。
Samです。
Samがモノも言わずに入って来たかと思うと、銀の弾でリーダーを撃ち殺しました。そして次々と仕留めて行きます。Deanは、上の方からライフルで狙い撃ちです。
Luckyは、Amandaとその子供をカギのかかる部屋に匿います。
追って来たデカイワンコに立ち向かうため、LuckyはAmandaの前で、ワンコの姿に戻ります。驚くAmanda。
でも、人間の姿のワンコ相手に、ワンコに戻るのは良い考えとは言えませんでした。だって、銀の弾の銃を持ってたんです。で、撃たれてしまいました。倒れて身動きできず、止めを刺されそうになるLuckyを助けたのは、Deanでした。
スナイパーライフで、一撃です。
他のワンコを倒したSamが、倒れているLuckyに気付き、始末しようと近づいた時には、もうそこに姿はありませんでした。
Luckyは、人間の姿でAmandaを尋ねます。
Luckyを見た途端顔色を変えるAmanda。ま、そりゃ、仕方ないですかね。自分が飼ってたワンコが、実は人間だったなんて。しかも、自由に姿を変えられるなんて、信じがたいです。
Luckyは言います。
困らせるつもりはないんだ、ただ、君とAidanは、自分の唯一の家族だったから。自分がなにものかわわかっているけど、今まで正直ではなかったけど、ただ、ありがとうと。
それを聞いたAmandaの返事はツライものでした。出て行って、あなたはサイコよ。私や息子に2度と近づかないで、と言います。報いを受けるだろうことはわかってる、と言いかけたLuckyの鼻先で、ドアはバタンと閉められました。
玄関前には、服が脱ぎ棄てられ、ワンコの姿に戻ったLuckyの後ろ姿のなんと哀れな事・・・。わたし、涙が溢れました。
彼自身は、人を殺したとはいえ、Skin-Walkerにされてしまったがために、人生・・・犬生が変わってしまった。被害犬と言えなくもない・・・。
とにかく、このワンコの表情には最後までやられました・・・。
公園でたくさんのワンコが散歩しています。Deanはもうワンコをこれまでと同じようには見られなくなったって。
Samは、そんな悩めるDeanに、また悩める話。
S"・・・で・・・考えたんだけど、・・・Deanは正しかったよ"
D"・・・なにが?"
S"おれは、Deanの弟じゃない。おれは、Samじゃないんだ"
D"・・・OK・・・"
何言い出すんだ?な顔のDean。
S"昔のおれに関するすべてのアレやコレや。クソくらえだ。LisaとBenの事もだ、いい?彼女達をを心配してるように演じてきたけど、本当はそうじゃない。ちっとも気にかける事が出来ない"
D"そんなこと聞きたいと思うのか?"
S"Deanに本当のおれを知ってもらいたいんだ。これがそれさ"
D"・・・・・・"
S"おれ、彼女たちの事を心配出来ない。おれ、Deanの事さえ本当には気にかける事が出来ないんだ"
D"・・・・・・"
S"おれがDeanの助けが必要だって事以外は・・・。それで、おれが、正直にそれをDeanに伝えない限り、Deanはおれとずっと一緒にはいてくれない。そう、おれ、Deanが知っているよりずっと酷いことしてきたんだ。目的のために、罪のない人を殺してきた。昔のおれなら、しなかっただろうって確信できる。多分、罪の意識を持たなきゃならないんだと思う。・・・・・・・・でも、持てないんだ・・・"
D"Sam、何が言いたいんだ?"
S"自分がどうしたら良いのか悪いのかわからないんだ。それが違うんだ。仕事を終えて、本当に何も感じない。それが最悪ってわけじゃない。・・・でも、考えたんだ。おれ、長い間、違うSamだった、そうなんだ・・・。それって、ちょっときつかった"
D"・・・・・・"
S"でも、その事も憶えてる自分がいるって事を・・・ただ・・・多分、自分が「Sam」に戻らなきゃならないんだと思うんだ・・・"
D"・・・それは・・・すごく気になるな。・・・それは、一歩前進したかな・・・"
S"・・・・・で?・・・・・・"
D"・・・・・・俺たちは、俺たちがやらなきゃならない事をするんだ。・・・そして、俺たちは、俺の弟を取り戻すって事だ"
S"・・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・・"
まあね、心配するふりしてたって、告白したSamは褒めてあげましょう。だってしょうがないよ。そういうふりしてたって、違う時にはとんでもなく冷淡な選択肢平気で口にしたりするんだから、Deanにとったら混乱するよね。正直になにも感じないって言ってもらった方が、問題が明らかになってよろしい。
それにしても、Crowleyはマジで兄弟のキン○マ握っちゃいましたね~。あ、下品でしたか、スミマセン。しかし、早急に策を練らねば、この先もCrowleyの良い使い走りですよ。Deanにしてみたら、あり得ない!!はらわた煮えくり返ってるでしょうね。
今回のLuckyは、可哀想だったな~。
ダメなんですよね、動物ネタ。
最後の戦闘場面で、殺されたSkin-Walkerが、ワンコの姿でなくて良かったです。それにしても、Animal Actors達は、みんな優秀ですね。
最後、Samが、LisaやBenのことなんて、これっぽっちも心配してないんだ~って言いだした時は、違うこと考えて、そりゃそうだろうな~とひとり納得してしまいました(^^)
Samは、そんなこともどうして悪い事なのかわからない。
ただ漠然と、なにか良くないとはわかってるんだろうけどね。
Deanの言うように、取り戻さなきゃいけないんだって、考えてくれただけで一歩前進ですかね。
この先何だか、地獄の利権争いにも巻き込まれそうだし、なかなか面白くてしんどい展開が待っていそうですな~。
さて、来週のPromo、見ました。
やっと来たか~。来週は笑わせてもらえそうですね。しかし何で、Deanにしか見えないんだろうか?
必死なDeanが正直悪いけど、笑える(^^)
油断はできないが、とにかく肩の力抜いて楽しみたいです。
ではまた。
***
Supernatural Season6 Ep8 "All Dogs Go To Heaven"の感想もどきです。
もうEp8まできましたね。
早いな~。
今回のEp、こういうのわたしは苦手です。
わんことか、にゃんことか、切なくてツライです(哀)
今回出ていたジャーマンシェパードもとても賢い良い子でしたね。ああ、切ない・・。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
冒頭、家にいるカワイイわんこの事を気にかけるおじさん。ご飯食べさせたか?風呂に入れたか?散歩に連れて行ったか?おしっことウンチは済ませたか?愛してると言っておいてくれ、だって・・・。ちょっと、どんだけカワイイわんこなん??
ところが、カワイイわんこの元へ急いで帰ろうと車に乗った途端、何かがフロントガラスを突き破って襲いかかります。飛び散る血飛沫。おじさんは哀れ、殺されてしまいました。
Deanは、Bobbyに電話しています。Samはテーブルで、食べ物を所在無げにつついています。そんなところも何だか子どもっぽい。
Samの魂をCrowleyに握られて、身動きできません。何とか取り戻す方法を見つけないといけないんだけど、今のところ良い案はありません。そこへ現れたのは、諸悪の根源、Crowleyです。Deanの電話の相手がBobbyだと察して、Kissを送っておいてくれなんて言ってます。
さて、Crowley、当然のようにSamの隣に腰かけて、なんと、DeanとSamに仕事を持って来てやったと。3人でテーブルを囲んでますが、とても食べ物が喉を通る雰囲気じゃありません。一気に食欲失くします。
CR"良い知らせだ、仕事を持って来たぞ"
D"ひと言言わせてくれ。自分でやれよ、クソくらえ!!"
CR"それがボスに対して使う言葉か?"
D"誰がボスだ!!!クソ野郎!!"
CR"Dean、Dean・・・。今さらか?わたしの為にこれまでも長い間働いてきただろ。Samはもっと長い間な"
S"おれ達は、知らなかっただけだ"
CR"お前は違うがな。お前は本当に必要なソーダのためなら、1ドルで兄貴を売るだろうよ"
S"・・・・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・・・・"
CR"いいか、私はお前に送って・・・"
D"イヤだ"
CR"何だって?"
D"確かに俺は、何度か怪しい事をやっちまったけど、もうやらない。イヤだ"
CR"・・・お前は10ポンドでやるさ"
そう言うと、Crowleyは人差し指をSamの手の甲にくっつけました。途端に、Samの手が焼け爛れて真っ赤になります。痛みに声を上げるSam。驚くDean。
CR"痛いのが好きか?Sam。地獄が好きか?これは取引なんかじゃない!これは人質を取られてるのと同じなんだ!お前は偉そうにしてもどうにも出来ない小物だ。お前の弟は私の物だ!分かったか?!"
D"・・・・・・・・・"
Crowleyがパチンと指を鳴らすと、Samの火傷は綺麗に治ってしまいました。
CR"・・・さあ、Dean、笑ってくれ。これはそんなに悪い話じゃないぞ。やる気になるはずだ。お前が生きたままのAlphaを私の為に手に入れる。そうすれば、私はお前にカワイイSammyの魂をサクランボを乗せて返してやれる"
S"VampのAlphaだけじゃ十分じゃないのか?"
CR"魂を大事にしたいなら、その事には首を突っ込むな"
S"・・・・・・・・"
CR"食物連鎖の始まりは、これから始まる。車の中で死んでいたビジネスマン。彼の心臓は行方不明だ。どう思う?"
S"Werewolf(狼男)だ"
D"いいや、満月じゃなかった"
CR"そう・・・自分で満月を点けてるWerewolf・・・ "
S "ああ、確かに。おれとSamuelは、半月の時に一度退治した事がある。そうだとしたらそれは、今しばらくは、調子が悪いと思う"
D"ああ、そうだろうな"
CR "それじゃあ、それを片付けてくれ。そして、Werewolf を捕まえて、パパの家まで届けてくれ。・・・じゃあ、またな"
言いたい事だけ言って、Crowleyは消えてしまいました。
事件としては自分達の事件だけど、それをCrowleyの命令で遣らされて、しかも地獄の何事かに巻き込まれるのは、おもいっきり不本意でしょうが、Samの魂を握られてちゃ、身動きとれません。
Impalaの中で、Deanはやり切れない気持ちでいっぱいですが、Samはいたって冷静で、事件について検証中。
S "この被害者はやり手だね。アパートもいっぱい持ってるし、家も2軒持ってる"
D "それで、これはそうか?これが・・・これは、おまえがやらなきゃならない事か?"
S "おれが何をしてるって?"
D "Crowleyだ!!あいつが俺たちを仕切ってるんだぞ!俺たちは、硫黄の咳をしてるって言うのに、おまえはこの事件をやるって?"
S "確かに、奴はおれ達の首根っこを押さえてるけど・・・じゃあ、おれ達、他にどうしたらいいと思う?"
D "そ、そりゃ・・・。俺たち、Demonの為に働いてんだぞ!!俺はおまえが誰かだかも分からないんだ。・・・慣れるには時間がいる・・"
S "・・・・なあ、本当にとんでもない状況だと思うよ。おれもわかってる。でも、Dean・・・おれはまだおれだよ。デカイままだし、記憶だって同じ、好きな音楽も同じだよ。まだ、Suzie Heizer の事だって考える"
D "・・・・・生物の授業で一緒だったSuzie Heizer ?"
S"おれを責められるのか?"
D "・・・・・・・"
D "・・なあ、Deanがおれを信用できないってことも、おれがそれをどうする事も出来ないってわかってる。でも、おれ、証明するから"
D "・・・・・・・・・・"
S "おれはまだDeanの弟だよ"
D "・・・・・・・・・"
そう言われてもね。
Deanの気持ちは複雑でしょう。
なんだか、あまりにサッパリ現実的に物事を進めるSamは、Samじゃないみたいでしょうから。"おれはまだDeanの弟だよ"って言われても、頷く事も出来ないDeanが忍びないです・・・。Samだって、こんな状況困惑してるんでしょうが、如何せん感情っちゅうもんがないんだもん、どうも切迫感がない。それがまたDeanを不安にさせるんでしょうが。
それにしても、Suzie Heizerちゃんとはいったい何があったんでしょうね~(^^)
とにかく、今はやるしかない、と言う事で事件を調べるため、いつものようにFBIルックな2人です。今度は海の近くで同じような死体が発見されました。やはり、胸が切り裂かれ、心臓が無くなっていました。
朝、ドアの音に目覚めたDean。
Samが、どこかから帰って来ていました。
そう、彼眠らないんですよね。眠くならない。Deanは思い出したように、全然気持ち悪くないぞ、なんて本音とは違う事言って皮肉ってます。Samは、眠らなくて良いので、その分活動時間が人の倍。いろいろと調べる事も出来るってもんです。で、手掛かりを見つけてきたので、出かけようとDeanを急かします。それに、"服を着させろよ、ロボコップ"と答えるDean。
ロボコップ、懐かしい。まったく今のSamは、まさにそんな感じですね。
2人がやって来たのは、一軒の何てことない普通の家。Samは、大きな手で銃の安全装置を外して、背中に忍ばせます。その仕草がとってもセクシーなんですが・・・。
玄関に出てきた女性Amanda。子供がひとりいるようです。中に入ると、ジャーマンシェパードが一匹。賢そうな子です。名前はLucky。
彼女のボーイフレンドのCal Garriganは、昨夜は飲みすぎたようで、頭を抱えながら起きてきましたが、Luckyは彼が嫌いなようで、う~~と唸っています。Calは殺された一人Ronaldの兄弟で、この2人は問題を抱えていました。実はRonは飲んだくれで、先日酔っ払っていやって来て、Amandaを押したため、警察を呼んだ事があったようです。
そしてもうひとつ、この家は車の中で殺された不動産業者の持ち物で、CalとAmandaは家賃を滞納し、立退きを通達されていました。Calに関わりのある人物2人が、同じように動物に襲われたような状況で死んでいます。DeanとSamは、CalがWerewolfで、自分の敵になる人物を始末していると考えたんです。もちろんCalは認めませんが。Amandaは不安そうです。
家を出た2人。
Samは、Calを捕まえようと言いますが、Deanは確認してからだと言います。その夜、Calをつけてみると、次から次へとはしご酒。Deanは見ているだけで肝硬変になりそうだと言います。そしてとうとう朝になって、2人は一端諦めてモーテルに帰る事にします。Samは良くても、Deanは眠らないわけにいきませんし、太陽が昇ってしまえば、Werewolfが活動する事はないと思ったんでしょう。
ところが、2人が帰った後、Calも友達と別れて車に乗り込もうとすると、そこへ現れたのはLuckyでした。そう、Amandaの飼い犬のLuckyです。どうしてこんなところにいるのかわかりません。すると突然、Luckyが飛びかかって来て、Calに襲いかかりました。あっという間に絶命するCal。そして、後に残ったのは、血だらけのLucky・・・ではなく、裸の見た事のない男です。
そう。実はLuckyこそが、Werewolfだった。
そして太陽の下でも、攻撃できるし、人間の姿にもなれる。
Luckyは何事もなかったように家に帰ると、犬の姿に戻りAmandaのベッドに上がり込みます。彼は、Amandaの事が好きなんですね。
朝、Calが帰って来ていない事に気付いたAmandaは、Luckyを抱きしめて、あなたは私の今までいたボーイフレンドの中で一番だわ、と言います。それはもちろん、忠実な愛犬に対しての言葉だけど、Luckyにとっては違うんですね。シャワーを浴びに行ったAmandaの事、ジッと見つめるLuckyは、本当に人間のようです。でも、誰も自分が飼っている動物が、ときどき人間に変身してるなんて考えもしませんからね。いろいろ油断します。
このわんこ、表情があって素晴らしいAnimal Actorです。
Calの死体が発見されて、彼がWerewolfではなかったと判明します。で、結論としてAmandaがWerewolfである。
う~ん、単純だ・・・。
彼女には子供もいるし、SamはDeanに確認します。彼女をトランクに押し込んで、Crowleyの元に連れて行く事が出来るかって。Deanは、自分は出来ると言いますが、なんとも言えない顔で、先を行くSamを振り返りました。こういう残酷な事、平気で言っちゃうSamに、慣れないんでしょう。
Amandaの子供は熱っぽいみたいで、ソファーに横になっています。ジュースを飲ませていると、Luckyがぬいぐるみを持ってきました。病気でツライことがわかっているかのようです。引っ張り合いっこで、ぬいぐるみの足は捥げてしまいましたが。それはそれでまた笑いを誘いました。
散歩に連れ出そうとすると、Luckyは真剣にテレビを見ています。人間から見ると、こういう時、何か動くモノに興味があるんだろうかって思うんだけど、実は本当に、犬や猫もテレビを見てるんだとしたら・・・。
表で立ち話をしているAmandaとLuckyの元に、DeanとSamがやってきます。まだ誰も、Calが死んだ事を、彼女には知らせていなかったんですね。
Calが殺された事を知ったAmandaは、とても信じられない様子ですが、Samは有無を言わさず彼女を連れ出そうとします。ところが、子供が風邪をひいているので後にしてほしいと言っても、もちろんSamは出来ないと、にべもありまあせん。
ところが、Deanは、昨夜熱を出した子供が一晩中起きていたと聞いて、話を聞きたいと言いだします。そんなことして何が変わるんだと言うSamに、これな重要な事だと言って、子供に話を聞きます。
そして、Deanのだした結論は、AmandaはWerewolfではない。
D"彼女じゃない"
S"何でわかるのさ?"
D"彼女にはアリバイがある"
S"嘘だよ"
D"子供の話し、聞いたろ?彼女は嘘をついてない"
S"すごい。時間ならあったさ。おれとベッドにいたWerewolfだって、狩りに行けただろ"
D"自分の事持ち出すなよ。いいか、俺が言ってるのは、結局、太陽の下での攻撃についても何もわかってないじゃないか。俺たちが、それが何なのか知るまで、俺は彼女をCrowleyに引き渡す気はないからな!わかったか?!"
S"・・・・OK、OK・・わかったよ・・・。Deanは、Calの犯行現場に戻って、何か見落としてないかチェックしてみて。おれは、Amandaを見張ってるから"
D"オウオウオウ、おまえが行け、俺がここに残るから"
S"Dean、おれだって自分の仕事はわかってる"
D"・・・・・・・"
S"彼女の事を見張ってる、ただそれだけだ。信用して"
D"・・ああ・・・"
それが何だか不安なんだから困ったもんです。しかしそこまで言われて、強固に反対するのもな~。Dean、ツライところです。
夜、Amandaを見張っているSam。
ほんと、何だかロボコップみたいだわ(^^)
ところが、現れたLuckyが、あっと言う間に裸の男に変身します。服を着て表に出てきたLuckyに、Samは慌てて銃を取り出し後を追いますが、さすがワンコ。臭いで何か感じたようです。Luckyは男と会っていました。男は何だか怒っています。すぐに行ってしまって、会話も聞こえませんでしたが、戻ってこようとしたLuckyは今度こそ、Samの事に気づいて、逃げ出しました。Samは隠れていたけど、ワンコの嗅覚には勝てませんよね。慌てて追いかけますが、これまたワンコに追いつけるはずありません。それに途中で服を脱ぎ捨てたLuckyは、人間からワンコ体型に代わっていますからなおさらです。
ところが道路に飛び出したところに、運悪くやって来た車がLuckyを撥ねてしまいました。でも、良い人だったので、車に乗せて動物病院へ。
追いついたSam。俺の犬!!と叫びますが、車は行ってしまいました。
その頃、モーテルではDeanが携帯電話と睨めっこ。
かけたい相手はLisa。
まだグズグズやっとるんかい!
もういい加減に忘れなさい。
結局は、かけませんでしたけどね。
そこへ、Samから電話。
D"ヘイ"
S"おれ"
D"なんにも見つからなかったぞ"
S"こっちは見つけたよ。Werewolf じゃなかった"
D "何だって?"
S "Skin-Walker"
D" Skin-Walker だって?つまり・・・"
S "つまり・・・飼い犬は真剣に、去勢が必要だってことさ"
D "・・・ワオ・・・。Skin-Walker なんて何年も聞いたことないぞ。最近ちょっとプロファイルが錆びついてるな"
S "おれもだよ。あ~、Bobbyに少し聞いたところによると、Skin-Walker は一度噛んだだけで感染させるみたいだ。その他は基本的にWerewolf の従弟みたいなもんで、銀で死んで、ソウセージ代わりに心臓を食べる"
D "で、何があった?捕まえたのか?"
S "いや、でも、どこにいるかは想像できる"
動物病院でLuckyを見つけたDeanとSam。Deanの手には銀の弾が入った銃、Samの手には何故かボールが・・・。Deanは、ここを出るには服を着て楽に行く方法もあれば、縛られて行くハードな方法もあるけど、と言うと、Samが笑います。魂ないくせに、そんな事はおかしいのか。
このワンコには意地悪なSam全開です。意地悪言い過ぎて、地獄に行けと言われますが、もう行ったもんね(^^)
Deanは、Luckyが、Amandaとその子供が好きな事を使って、彼女たちを危険な目に遭わせたくないなら、知っている事を話すように言います。Luckyは仕方なく話し始めます。仲間が30人はいる事。夜会っていたのもSkin-Walkerのひとりでした。彼らは人間の家族の中に入り込み、合図が来るまでじっとそこに留まります。そしてリーダーからの指令を受けて、その家族をSkin-Walkerに変える。仲間はあっという間に150にまで増えて行きます。そのリーダーがAlphaかと思いましたが、他の町にもそういう立場のSkin-Walkerがいるようで、この町には結局Alphaはいないようです。
Deanは、彼らが仲間を増やすのを止める手伝いをLuckyにするように言いますが、彼は自分をSkin-Walkerにした奴らはとても冷酷なので、そんな手伝いは出来ないと言います。
するとSam、持っていたボールを投げて見せるの。・・・なんて意地悪。遊んでる。
Deanは、Luckyに大好きな家族を自分と同じ怪物に変えるために、噛みついたりできるのかと、言います。Luckyは本当は心の優しいワンコです。結局は、自分の命の危険を顧みず、計画を阻止する事に協力します。
出かける準備をしながら、SamはDeanに確認します。
S"で、100ヤード離れた所からおれ達の匂いをかぎ分けられる奴らに、どう対抗するつもり?"
D"近づかないさ"
そう言ってDeanが見せたのはスナイパーライフル。これで遠くからやっつけようと言う事です。
S"殺すのか?"
D"良い考えだろ?"
S"・・・おれ・・・・Crowleyは納得しないんじゃないかな"
D"どうだっていいだろ、そんなこと。ナンバー2を見つけただけだ。それに、放っておけば、そいつは合図を送って人を襲わせるんだぞ"
S"・・・でも、そいつはおれ達をAlphaの元へ連れていけるかもしれない。そしたら、Crowleyはおれの魂を返すかも・・・"
D"・・・おまえ、本気か?150人がMonsterに変わっちまうんだぞ!おまえはそうなっても良いのか?"
S"もちろんそんなこと望んでないけど・・・。ただ・・・聞いてみただけだよ・・・"
D"・・・わかった、やっぱりな。それだよ"
S"なにが?"
D"おまえは、自分が「普通の人間だ」なんて言うよなあ?・・・野球が好きで、そのたいろいろ・・・"
S"・・・?・・・"
D"でも、本当はそうじゃない。俺はおまえが何なのかわかりゃしないよ。おまえがSamじゃないから"
S"Dean、いい加減にしてくれよ"
D"そりゃさ、そのデッカイ体はおまえのだろう、多分脳ミソも。でも、それはおまえじゃない"
S"・・・・・・・"
D"見せかけようとするのはもうやめろ。そして、俺たち両方の利益になる事をしろ"
残されたSamは、困惑しています。
自分の何が悪いのか、今の彼には理解できないのかな。魂をなくす前なら、150人の人間を犠牲にするかもしれない作戦は、選択肢の中になかったはずです。Luciferを復活させちゃったときだって、そうとは知らず、世界を救えると思ってたんだし、地獄へ行ったときだって、自分を犠牲にしてみんなを救った。今までずっと自分より、人の幸せを願って生きてきたのに、まったく・・・。
でも、Samが悪いわけじゃないんだけどね。
Deanも、頭ごなしにおまえがわからない、おまえはSamじゃない、なんてこと言わないで、それが悪い事なんだって、教えてあげなきゃ。教えてあげれば、Samだってきっとわかるはずだと思うんだけどな。
さて、離れた所からスナイパーライフルを構えて、Luckyの様子を窺うDeanとSam。
ところが、やってきたのはSkin-Walkerのリーダーだけではありませんでした。彼らは、Amandaとその子供も連れて来たんです。それが邪魔になって、Deanは仕留められませんでした。しかたない、プランBです。DeanとSamは彼らが入って行った建物に潜入します。
Luckyは、自分がやった殺人について責められます。そして、その元凶になったAmanda達を始末しなければ、自分たちがお前達を殺すと言われます。Amanda達を愛しているLuckyにそんな事が出来るはずありません。
そこへ、何か匂いを嗅ぎつけたデッカイワンコ。
Samです。
Samがモノも言わずに入って来たかと思うと、銀の弾でリーダーを撃ち殺しました。そして次々と仕留めて行きます。Deanは、上の方からライフルで狙い撃ちです。
Luckyは、Amandaとその子供をカギのかかる部屋に匿います。
追って来たデカイワンコに立ち向かうため、LuckyはAmandaの前で、ワンコの姿に戻ります。驚くAmanda。
でも、人間の姿のワンコ相手に、ワンコに戻るのは良い考えとは言えませんでした。だって、銀の弾の銃を持ってたんです。で、撃たれてしまいました。倒れて身動きできず、止めを刺されそうになるLuckyを助けたのは、Deanでした。
スナイパーライフで、一撃です。
他のワンコを倒したSamが、倒れているLuckyに気付き、始末しようと近づいた時には、もうそこに姿はありませんでした。
Luckyは、人間の姿でAmandaを尋ねます。
Luckyを見た途端顔色を変えるAmanda。ま、そりゃ、仕方ないですかね。自分が飼ってたワンコが、実は人間だったなんて。しかも、自由に姿を変えられるなんて、信じがたいです。
Luckyは言います。
困らせるつもりはないんだ、ただ、君とAidanは、自分の唯一の家族だったから。自分がなにものかわわかっているけど、今まで正直ではなかったけど、ただ、ありがとうと。
それを聞いたAmandaの返事はツライものでした。出て行って、あなたはサイコよ。私や息子に2度と近づかないで、と言います。報いを受けるだろうことはわかってる、と言いかけたLuckyの鼻先で、ドアはバタンと閉められました。
玄関前には、服が脱ぎ棄てられ、ワンコの姿に戻ったLuckyの後ろ姿のなんと哀れな事・・・。わたし、涙が溢れました。
彼自身は、人を殺したとはいえ、Skin-Walkerにされてしまったがために、人生・・・犬生が変わってしまった。被害犬と言えなくもない・・・。
とにかく、このワンコの表情には最後までやられました・・・。
公園でたくさんのワンコが散歩しています。Deanはもうワンコをこれまでと同じようには見られなくなったって。
Samは、そんな悩めるDeanに、また悩める話。
S"・・・で・・・考えたんだけど、・・・Deanは正しかったよ"
D"・・・なにが?"
S"おれは、Deanの弟じゃない。おれは、Samじゃないんだ"
D"・・・OK・・・"
何言い出すんだ?な顔のDean。
S"昔のおれに関するすべてのアレやコレや。クソくらえだ。LisaとBenの事もだ、いい?彼女達をを心配してるように演じてきたけど、本当はそうじゃない。ちっとも気にかける事が出来ない"
D"そんなこと聞きたいと思うのか?"
S"Deanに本当のおれを知ってもらいたいんだ。これがそれさ"
D"・・・・・・"
S"おれ、彼女たちの事を心配出来ない。おれ、Deanの事さえ本当には気にかける事が出来ないんだ"
D"・・・・・・"
S"おれがDeanの助けが必要だって事以外は・・・。それで、おれが、正直にそれをDeanに伝えない限り、Deanはおれとずっと一緒にはいてくれない。そう、おれ、Deanが知っているよりずっと酷いことしてきたんだ。目的のために、罪のない人を殺してきた。昔のおれなら、しなかっただろうって確信できる。多分、罪の意識を持たなきゃならないんだと思う。・・・・・・・・でも、持てないんだ・・・"
D"Sam、何が言いたいんだ?"
S"自分がどうしたら良いのか悪いのかわからないんだ。それが違うんだ。仕事を終えて、本当に何も感じない。それが最悪ってわけじゃない。・・・でも、考えたんだ。おれ、長い間、違うSamだった、そうなんだ・・・。それって、ちょっときつかった"
D"・・・・・・"
S"でも、その事も憶えてる自分がいるって事を・・・ただ・・・多分、自分が「Sam」に戻らなきゃならないんだと思うんだ・・・"
D"・・・それは・・・すごく気になるな。・・・それは、一歩前進したかな・・・"
S"・・・・・で?・・・・・・"
D"・・・・・・俺たちは、俺たちがやらなきゃならない事をするんだ。・・・そして、俺たちは、俺の弟を取り戻すって事だ"
S"・・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・・"
まあね、心配するふりしてたって、告白したSamは褒めてあげましょう。だってしょうがないよ。そういうふりしてたって、違う時にはとんでもなく冷淡な選択肢平気で口にしたりするんだから、Deanにとったら混乱するよね。正直になにも感じないって言ってもらった方が、問題が明らかになってよろしい。
それにしても、Crowleyはマジで兄弟のキン○マ握っちゃいましたね~。あ、下品でしたか、スミマセン。しかし、早急に策を練らねば、この先もCrowleyの良い使い走りですよ。Deanにしてみたら、あり得ない!!はらわた煮えくり返ってるでしょうね。
今回のLuckyは、可哀想だったな~。
ダメなんですよね、動物ネタ。
最後の戦闘場面で、殺されたSkin-Walkerが、ワンコの姿でなくて良かったです。それにしても、Animal Actors達は、みんな優秀ですね。
最後、Samが、LisaやBenのことなんて、これっぽっちも心配してないんだ~って言いだした時は、違うこと考えて、そりゃそうだろうな~とひとり納得してしまいました(^^)
Samは、そんなこともどうして悪い事なのかわからない。
ただ漠然と、なにか良くないとはわかってるんだろうけどね。
Deanの言うように、取り戻さなきゃいけないんだって、考えてくれただけで一歩前進ですかね。
この先何だか、地獄の利権争いにも巻き込まれそうだし、なかなか面白くてしんどい展開が待っていそうですな~。
さて、来週のPromo、見ました。
やっと来たか~。来週は笑わせてもらえそうですね。しかし何で、Deanにしか見えないんだろうか?
必死なDeanが正直悪いけど、笑える(^^)
油断はできないが、とにかく肩の力抜いて楽しみたいです。
ではまた。
***
2010/11/07
Supernatural Season6 Ep7 "Family Matters" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep7 "Family Matters"の感想もどきです。
え~っと、感想もどきに入る前に、お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、最近ブログのデザインを変更しまして・・・。
あ、気づかないはずないって?
そうですよね、以前から見て下さっていた方は、ああそうね、って感じだと思います。
で、何が言いたいかと言うとですね、いつの間にかブログに「リアクション」って機能が増えてたので、デザイン変えたときについでにくっ付けてみたんですよ。
「いつも読んでるよ!」っていうのにして。
そしたら、思いも掛けずたくさんの方が、「ポチッ」って押してくださってるんで、ビックリこきました。
実際、普段どれくらいの方が、わたしのこの自己満足ブログを読みに来てくださっているのか、分かんないんですよね。なので、こんなにたくさん「ポチッ」って押してくださる方がいて、とてもうれしく思いました。こういう目に見えるものがあると、「ああ、ブログやめないで良かったかな」と思います。
Season5が終った時、正直、このままCloseしちゃおうかな、とも思ったんですよね。「感想もどき」は、元々自分がDeanとSamの言ってる事の意味が知りたくて始めた事で、ブログにUPし始めたのは"ツイデ"と言っては何ですが、まあ、どうせならと思い、UPしたのが始まりです。最近仕事上の立場も変わり、とんでもなく忙しくなってしまった事もあり、他の情報もUP出来なくなって、「感想もどき」だけじゃブログをやってる意味ないかも・・・と思ってたんですが、今回の「ポチッ」で、ああ、まだもう少しこのまま続けてみようかなと、思い直しました。
押してくださった方、ありがとうございます(^^)
今後も、「感想もどき」以外の情報UPは、難しいと思いますが、なんとか細々と続けていきたいと思います。
コメントは恥ずかしいとか、面倒くさいという方も、「ポチッ」として下さると、大変励みになりますので、ぜひ、「ポチッ」って押してやってください。
毎回の記事の最後のところにあります。
よろしくです。
なんだか前置きが長くなりましたが、今週も元気にいってみましょう~。Deanにとっては、とても元気に、なんて言ってる場合じゃないでしょうが。
Ep7で、一気にいろいろ判明しましたね。
そして、またまた出てきた、King of Hell Crowley。
やられっぱなしじゃなかったんですね。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Samを殴り倒して気絶させたDean。
Casを呼んで、Samを調べさせます。椅子に縛りつけられたSamは、いろいろ黙ってた事をちょっと反省したのかな。
C"・・・大丈夫か?酷い顔だ。・・・お前がやったのか?"
そうです、Deanがやりました。
いつまでたっても、自分に隠し事ばっかしてるSamの事、きっとメチャメチャ腹が立ったってこともあるだろうけど、こうやってCasに調べさせる間、大人しくさせておきたかったんでしょう。ま、Samも、ちょっとは悪かったと思ってるんだか、何だかバツが悪そうです。
S"・・・Cas・・・?・・・何・・?放してくれよ・・・"
C"熱は?"
D"どうなんだ?"
S"熱なんてないよ。どうして?"
C"彼は意味不明のことを言っていたか?どうなんだ?"
S"なに・・・?おれを診察してるのか??"
D"Casが理由を見つけてくれることを祈ってろ!"
S"Dean、こんなこと本当に・・・・"
D"はあ?!おまえ、地獄から帰ってきた人間を診てくれる病院がこの世にあるとでも思ってんのか?!Casが質問するから答えりゃいいんだよ!それまで黙ってろ!わかったか?!"
S"・・・・・・・・・"
C"・・・どれほど眠ってる?"
S"・・・・・・寝てない・・・・・"
D"・・・?全然??"
S"・・・うん。地獄から戻って来てから・・・"
D"(怒!!)お前それがどういう事かこれっぽっちも考えなかったっていうのか?!"
S"もちろん考えたさ、Dean。・・・でもおれ・・・言わなかった・・・"
Casの深刻そうな顔に不安げなDean。
D"・・・なんだ?"
C"・・・Sam、今どんな気分だ?"
S"鼻が折れてるって感じかな"
C"それは肉体的な事だ。気分はどうなんだ?"
S"・・・ええっと・・・おれ・・・"
C"気分は?"
S"・・・おれ・・・わかんない・・・"
C"・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・"
Casはおもむろに、ベルトを引き抜きます。
何ごと?と思ったのはわたしもSamと同じ。
S"・・・な・・・なに・・・?"
C"これは、ツライことだ。これを噛んでるんだ。何か気休めになることを考えた方が良い。・・・お前の心の中で・・・"
そう言って、ベルトをSamに噛ませます。
え?!まさか?Deanの見てる前で?そんな事や、あんなことを??と思ったわたしは、いつも通り、腐ってます(汗)
もちろんそうじゃなく、Casは、この間男の子にやったように、Samの腹に手を突っ込んで、彼の内を探ります。痛みに叫び声を上げるSam。長い時間ではなかったけど、耐えがたい痛みなんですね。やっぱり、縛っといてよかった。
手を引き抜いた後、Casは無言です。
心配なDean。
D"何かわかったか?"
C"いや"
D"それは良い事か?"
C"・・・そうじゃないようだ"
D"・・・・?・・・・"
C"肉体的には彼はとても健康だ"
D"・・・で?何だよ?"
C"・・・魂だ・・・"
D"・・・?・・・"
C"無くなっている"
D"・・・・・・・・"
C"・・・・・・・・"
S"・・・・・・・・"
Sam~、魂どこに落っことしてきたの~?
魂がないから、眠らない、ここぞという時に感情に流されない。Hunterとしては、ほんと、最高かもしれない。でも、人間としては?感情のない人間なんていない。感情があるからこそ人間といえるんですから。その為に悩んだり、失敗したりするけど、そのツライ事と引き換えにしてもお釣りがくるほどの幸せな気分になる事も出来るわけです。今のSamは、辛さも悩みもない代わりに、幸せを感じる事もないってことですね。
D"ちょ・・・ちょっと待ってくれ。それってどういう意味なんだ?こいつに魂が・・"
C"Samがこの世に戻った時、彼は魂を失くしたままだった"
S"・・・・・・"
D"どこにあるんだ?"
C"私が思うに・・・・MichaelとLuciferが居る檻の中・・・"
D"・・・で、こいつはまだSamなのか?"
C"お前はおもしろい哲学的な質問をする"
D"魂を取り戻してくれ"
C"Dean・・・私はお前を地獄から引き戻した。お前が地獄でほとんどノーガードだったにもかかわらず、お前を救いだすために私は何人かのAngelを連れて行く必要があったんだぞ。Samの魂はLuciferのいる檻の中だ。違いがある。大きな違いがありすぎる。取り戻すなんて、それは不可能だ"
D"何か方法はあるだろ?"
S"おれの縄を解いてくれるつもりはあるの?"
D"いいや!"
S"・・・聞いてくれよ・・・おれは・・・"
D"Sam、俺がおまえをこの部屋から出すと思うのか?"
S"Dean、おれはサイコじゃないんだよ。Deanに怪我なんかさせたくなかった。Vampireだって、止めようとしたんだ"
D"・・・・・"
S"・・・ごめん・・・もう二度としない・・・。放してよ"
D"ふざけんな"
S"一生おれを監禁しておくつもりなのか?"
D"悪い考えじゃないな"
S"・・・OK、わかった。わかったよ、Dean。おれは間違ってた。でもおれは間違いを正そうとしてる。おれは今でもおれだ"
D"そうか?"
S"そうだよ。だから放してくれよ"
D"冗談じゃない"
S"・・・黙ってたのは、こうなって欲しくなかったからなんだ"
Samは、後ろ手に縛られていた縄を、スルリと解いてしまいました。
S"おれを縛りつけとくなんて無理なんだよ、Dean。例えパニックルームや他のどこだったとしても。"
D"・・・・・・"
S"魂を失くした男を抱えてにっちもさっちもいかないんだから、Deanはおれと一緒にいた方が良いんだ。この状況を何とかしよう"
D"・・・・・俺はおまえから目を離さないからな"
S"ああ、当然だと思うよ"
D"・・・・Cas、こいつを治してやってくれ"
C"・・・・・・・・"
CasがSamのおでこに指をあてると、あっという間にSamの顔の傷が綺麗になりました。
D"よし、とにかく、俺たちがおまえの魂に何が起ったのかつきとめる為にも、誰がおまえを地獄から引き上げたか知る必要がある。おまえは知らないんだな?"
S"考えもつかない"
Dひとつずつ消して行こう。その箱から出すのが難しいっていうなら、いったい誰が出来るっていうんだ?""
C"私にはわからない。お前には戻って来た時の何の記憶もないのか?"
S"おれ、気づいたらただ立ってた。それしか憶えてない"
C"何の手がかりも?何もないのか?"
S"・・・・・ひとつだけあるかも・・・"
そう言って彼らが向かった先は、Samuelじいちゃんの所。
それにしてもSam、相変わらずお兄ちゃんを翻弄していますね~。地獄から戻って来て1年間も姿を見せず、現れたと思ったらDeanの都合はお構いなしで赤ん坊を拾ってくるわ、Vampireにしちゃうわ、全然寝てない事黙ってるし・・・。
Deanが怒るのも無理ない。
それもこれもSamを心配しても事なんだからね。いい加減隠し事するのはほんと、やめなさいよ。そのたびにDeanがどれほど傷んでるか、考えたことないのかしら、この弟くんは(悲)
さて、じいちゃんとこにやって来た2人。じいちゃんは見ていた写真?を机の引き出しに隠しました。さて、何なのかな?
Casも交えて、じいちゃんがこの世に戻って来た時の状況を探ります。この時、思ってたより痩せっぽっちだな~と、じいちゃんに言われたCas、これはVesselの姿で、自分の本当の姿はクライスラービルより大きいんだ~と言い返して、Deanに"わかったわかった、自慢はやめろ"と諌められています。痩せてるって言われて傷ついたのかしら(苦笑)Cas、カワイイ。
Casがじいちゃんの体に手を突っ込んで調べたところによると、彼の魂はそこにありました。Samはちょっとガッカリしたようです。自分と同じで魂がない人間仲間がいれば、なんとなく安心・・・んなわけないよ~。
じいちゃんの叫び声を聞いてChristianが飛んできましたが、じいちゃんが大丈夫だと言って、帰らせます。
Samの魂がない事をじいちゃんは知らなかったと言いますが、Samがあまりにも完璧なHunterなので、それが時々自分を不安にさせたと言います。どうやって、Samの魂を取りも戻すか、今は策がありません。
その時、Heavenの方で何か起ったようで、Casがいかなければならないと言います。
D"行っちまうのかよ?"
C"私は内戦の真っただ中だ"
D"そんなこと放っておいて、Samを助ける方法を見つけてくれ"
C"もちろんだ。お前の抱えている問題が、いつも最優先だ。私はまた連絡する"
Casはそう言って、その場は行ってしまいました。
そう。Deanの問題なのね。Samを助けるって事より、Casにとっては、「Samの事で困っているDeanを助ける」って事が大事なんですね。
ごちそうさま。
さて、今、じいちゃんの所にはHunterがたくさん集まっています。じいちゃんは、Alpha Vampireの居場所を見つけていました。そして今からそこへ乗り込もうとしていたんです。でも、Samに連絡しなかった。何故かというと、原因はDeanです。じいちゃんは、Deanの事を信用していない。Samほどには、Deanの事を知らないので、大きなケースの時は少しでも信用できない人間は、トラブルの元です。ま、Deanの「あんたらを信用してないぜ」オーラを、一流のHunterのじいちゃんが気づかないわけないですから、お互い様ですね。でも、この時Deanは、信用してついて行くと言います。100%指示に従うと。
ところが、Samと表に出た途端、Deanはじいちゃんが信用ならないと言いだします。やっぱりね。
D "俺は信用できない。あいつは何か隠してる"
S "なんだって?"
D "俺にはわかるんだ。おまえだって、ロボットSamじゃなかったら、気づいたはずだ"
S "・・・へえ・・・"
D "なんだよ?"
S "いや・・・ただ・・・Deanは家族を信用しないんだって・・・"
D "・・・いいか?近くにいて、何があるのか探るんだ"
S "Deanはじいちゃんがおれの無くなった魂に関係してると思うのか"
D "それが唯一の糸口だろ"
Deanは、武器を整えるHunterたちの部屋にSamを残して、ひとりじいちゃんのの部屋に探りに入ろうとしますが、Christianに見つかってしまいます。ChristianもDeanの事を信用していない。お互いにお互いの女のことを揶揄して、一触即発です。が、大事の前です。ここは、Deanもぐっと我慢の子。
夜明けとともに、Alphaの屋敷に乗り込むHunter達。
DeanとGwenは、逃げ出したVampireを始末するように、待機させられます。気に入らないのはGwen。Deanの事を「不合格者」と言います。自分は今ひとつ信用の出来ないDeanのお目付け役を押し付けられたと思ったんでしょうが、2人になってから「不合格者」なんて呼んでごめんと謝っています。そう悪い人でもないようです。
そうしていると、逃げ出してきたVampireに突然襲われますが、何とか退治。それに乗じてDeanは、Gwenが止めるのも聞かず、屋敷の様子を見に行きます。
風見鶏、血に塗れる人形、双子の少女、黒人の男。
その屋敷は、DeanがVampireの時に見たヴィジョンに出てきた場所でした。そして、じいちゃん達が、車に押し込んでいるのは、あの黒人の男。あいつがAlpha Vampireだったんですね。
何食わぬ顔で、Gwenの元に戻ったDeanは、同じように戻って来たじいちゃんにAlphaはどこだと聞きますが、Deanがコッソリ見ていたことを知らない彼は、もうすでに焼いてしまったと嘘を言います。
じいちゃん達と別れて、ImpalaでSamと2人になったDeanは聞きます。なにもおかしなことはなかったかと。
D"全部上手くいったのか?"
S"うん"
D"何も怪しい事はなかったって?"
S"・・・"
しらを切るSamにDeanはキレて、Impalaを路肩に止めて表に出ます。
D"俺は、おまえがAlphaと一緒に歩いてるのを見たぞ、Sam。俺がおかしいって言ってくれ!でも、それってどう見てもおかしいだろ!!"
S"・・・ああ・・・"
D"ああ??"
S"知ってると思わなかったんだ"
D"何を知ってるんだ?!"
S"じいちゃん達は、奴らをどこかに連れて行って、何か情報を得るために、厳しく尋問してるんだ"
D"尋問?拷問してるって事か?で、それを俺に言わないのは、あいつの考えか?"
S"違う。おれの考えだよ"
D"・・・・・なぜ?"
S"正直に言うと・・・・・。Deanがそれをメチャクチャにしそうで・・・"
D"・・・・・・・・・・"
S"だって、Deanは、口より先に手が出るだろ。殺す前に聞く事があったんだよ"
D"・・・俺は・・・俺は、おまえが魂を失くしてようが、オカシクなってようが、おたふくかぜを患ってようが、そんなことどうでもいい!おまえもっと分別があるだろ!!おまえ、本当に魂を取り戻したいのか?!"
S"方法さえ分かれば・・・"
D"おまえ、あいつが捕まえたモノを連れている場所に行ったことあるのか?つまり、その尋問に参加したのか?"
S"ううん、でも、聞いたことが・・・"
D"奴は何を望んでる?どうしてこんなことをするんだ?これがどんなに怪しい事なのか、おまえ、考えたことないのか?"
S"・・・だって、彼はおれ達のじいちゃんだよ・・・"
D"ああ。ああ、そして、大きなゲームを動かしてる人間だ。でも、おまえはあいつにとって家族ってもんが、俺たちが考えるのと同じだと確信が持てるのか?奴は、オヤジじゃないんだぞ"
S"・・・・・・・・・・・"
D"・・ワオ!おまえには見えないんだな?"
S"なんだって??"
D"おまえには本能がない。つまり、おまえの頭のメチャクチャさは深刻だってことだ"
S"悪かったね・・・"
D"ふざけてるんじゃないんだ。誰も、おまえに俺と一緒にいることを強要したりしない。いいか?でも、もし一緒にいるなら、俺が舵を取る。俺が仕切るんだ。そして、それが重要かどうかなんて関係なく俺はすべての事をおまえに話す。俺を信じるんだ。異論は許さない"
S"・・・・・・・・"
D"それが嫌なら、あいつと一緒に行け。そしてどうなるか見れば良い。決めるのはおまえだ"
Dean!!カッコイイ!!お兄ちゃん全開~!!
黙って俺についてくりゃ良いんだ!!
・・・それに引き換えSam・・・。あんたいったい・・・。許して~って言った舌の根も乾かないうちに、またまたDeanに隠し事するなんて・・・。
もういい加減にしなさい!と何回書いた事か・・・。
ほんと、もうほんと、Deanに捨てられても知らないからね。
と、Samが、じいちゃんの所に現れた時は、ええ~~~??また兄弟離れ離れなの??と、心配したじゃん!あれだけDeanに諭されてもわかんないなんて、Samのアホたれ~~!!と、心の中で叫んだけど、これ、作戦だった。
Samは、Deanと仲違いして別れてきたと言います。そして、じいちゃんがやってる事のすべてを手助けしたいから、拷問してるところにも参加したいと言います。ところがじいちゃん、それはダメだと断ります。Samには今まで通り、Samに与えられた仕事をしてほしいと。納得したかに見えたSam。外に出ると、じいちゃんの車に忍び込んで、置いてあった携帯電話に細工して、GPSを起動させてからDeanの所に戻ってきました。
戻って来たSamを見たDeanの顔。
ちょっとホッとしたのかな。
D"・・・ヘイ・・・"
S"・・・・戻って来ると思ってなかった?"
D"6:4の割合かなと・・・"
S"・・・で、じいちゃんは、引っかからなかったから、プランBに変更した"
D"プランBなんてあったか?"
S"携帯のGPSを起動させてきた。これで、Alphaに行きつける"
D"気づかれないか?"
S"大丈夫。マジックテープが大ニュースのような過去から来た人間なんだから、GPSなんて知らないよ。ほら、ここだ"
じいちゃん、散々な言われようです(苦笑)
で、別のアジトにやって来た2人。Dead Man’s Bloodの塗られたドアから侵入すると、じいちゃんがAlpha Vampireを拷問しているところでした。両手両足を釘刺しにされ、椅子に縛られています。スイッチを入れると電気が流れる仕掛けになっていますが、何と、Alpha Vampireにはほとんど効果がないように見えます。じいちゃんは、何かの場所を聞き出そうとしていますが、口を割らないのでその場から立ち去りました。
コッソリ様子を窺っていたDeanとSamですが、Alpha Vampireにはそこに隠れている事がばれていました。入ってくるように言われます。
ここからは説明タ~イム!
Alpha Vampireは、Deanの名前を知っていました。それは、Deanがしばらくの間Vampireとなり、彼の子供だったから。その時を楽しんだか?とAlpha Vampireは、Deanに訊きます。Deanは、もちろんそれには答えず質問に答えろ!と言って電気を流しますが、Alpha Vampireにはやはり効果がありません。なぜならそれは、人間が火の回りを群れ始めた太古の時代から存在したAlpha Vampireを人間ごときが傷つけることなど出来ると思うのかと。電気を流すのをやめたDeanに、お前の知りたいことを話せて嬉しい、私がすぐにお前達の血で足首まで濡らす事になるからと、余裕です。
Samは、Alpha Vampireが本当に最初のVampireなのかと質問します。そうだと答えるAlpha Vampire。それなら誰がAlpha Vampireを作ったのか・・・。
彼らには"Mother"が居るんだそうです。
じいちゃんが何故彼をここに連れてきたか知りたいDeanとSamですが、Alpha Vampireは、Samに魂がない事に気付き、魂のない人間や自分のようなものは、死んだらどこに行くのか答えろと迫られます。答えたら、じいちゃんが何故自分をここへ連れてきて、何を知りたがっているか教えると言われたSamは、それはPurgatoryだと答えます。
Purgatoryとは、地獄の一部と考えられている、罪を犯した人間が苦行の末、魂の浄化を得る場所って解釈で良いんでしょうか?
それを聞いたAlpha Vampire、なんてこった!状態。
現在、どこにあるかなぞに包まれているそのPurgatoryの場所こそ、じいちゃんが知りたがっている事で、それをAlpha Vampireにしゃべらせようとしている。
何故そんな場所をじいちゃんが知りたがっているのかと、2人が疑問を口にすると、彼が知りたがっているわけじゃない、彼は言われたことを実行しているだけだと聞かされます。
それなら、じいちゃんを陰で操っているのはいったい誰なんだ?
と、ここへ、じいちゃんとChristian達が入って来て、DeanとSamは連れ出されてしまいました。
Deanは、何を隠してるにせよいずれ死ぬ事になると言い、隙を見て武器を拾おうとしますが、Gwenが現れて上手くいきませんでした。
その頃、見張りを任された頼りなさそうな男。長い爪で、地道に手首の拘束を切ったAlpha Vampireに、やはりアッサリやられてしまいました。それにしても、強い!!Alphaって、ほんと厄介ですね。駆けつけたChampbelsとDeanとSam。そこにはもうすでにその姿はありませんでした。生け捕りにし直すんだと言うじいちゃんに、Deanは絶対に始末しなきゃダメだと言います。そして、みんなで手分けして探していると、突然現れたAlphaにChristianが、首を折られて殺されます。吹っ飛ばされるじいちゃん。首を絞めながら壁に張り付けたSamに、Alphaは言います。
AV"魂のない人間よ。私には大きな計画がある。その厄介な小さな魂が驚くほど邪魔になる。だが、お前は違う。・・・魂を持たないお前は、・・・完璧だ"
そこへ、殺されたはずのChristianが、後ろからAlpha にDead Man’s Bloodを注射して怯ませますが、何とそのChristianの瞳が真っ黒!Demonです!!
現れた他のDemonと共に、一瞬にしてAlpha共々消えてしまいました。そして残されたDeanたちの前に姿を現したのは・・・Crowley。
すぐにChristianを戻せと言うじいちゃんに、彼がもうとっくの昔からDemonだったと明かします。じいちゃんとCrowleyが知り合いだった事に驚くDean。じいちゃんにAlphaを生け捕りにさせていたのはCrowleyだった。そして、地獄からじいちゃんとSamを引っ張り上げたのもCrowleyだったんです。そしてじいちゃんはその事を知っていて言わなかった。秘密だらけの家族。
そして、Crowleyは使われていない地獄の一部Purgatoryが欲しいと持っている。その為にはAlphaを集める必要があるんですかね。その役目をじいちゃんとSamにやらせて、保険のつもりで、Samの魂を握ってるって事。
Casは、Luciferのいる箱から誰かを出す事は、とてつもない力がいると言いました。そんな事を一介のCrossroads Demonに出来る筈はないと言うDeanに、自分は今、King of Hellで、指を鳴らすだけでSamの魂を戻す事が出来るし、地獄に送り返す事も出来るんだと言います。それが嫌なら、Monster達を捕まえて自分の所に連れて来いと。お互いの為に。
言いたい事言って消えてしまったCrowley。
じいちゃんはGwenにバンに行って、出発の準備をするように言います。Demonと組んでた事に不信感を持ったGwenですが、じいちゃんに押し切られて外に出て行きます。
後に残された3人。
自分がDeanにいろいろ隠していた事は棚に上げ、怒りと不信感一杯のSam。
S "Demonと組むだって?・・・おれが思ってような人間じゃなかったんだ"
GS "お前は私の事を何も知らない"
D "それで、あんたが地獄のキングの使いっ走りになるほどの重要な事って何だ?奴はあんたに何を与える?女?金?それとも髪の毛か?"
GS "個人的な事だ"
Dean、髪の毛の事は言っちゃダメだよ・・・。
GS "行くつもりはないのか?"
D "だとしたら?"
GS "なにも。私は、お前にどんなこともするつもりはない、Dean。・・・お前達は・・・お前達は私の家族だ"
D "・・・"
GS "お前達には2つの選択肢がある。そこを退くか、私を撃ち殺すかだ"
黙って銃を引き抜き構えるSam。
何の迷いもない顔です。
今のSamには、これが悪い事だとも憂う事だとも思えない。魂がないんだもの。自分を裏切った男を生かしてはおけないだけです。
Samの銃を持つ手を静かに下げさせるDeanの顔は、Samとは対照的です。おかしいとは思っていたけれど、本当は信じたかったと思う。血の繋がった家族だもの。
S "おれ達を売ったんだよ"
D "わかってる・・・。行かせろ・・・"
S "どうして?"
D "・・・・・"
そのSamの問いには答えず、Deanはじいちゃんに出て行くように言います。Samは、Deanに言われて大人しくじいちゃんが出て行く事を許しました。Deanが居なかったら間違いなく撃っていましたね。
頭の痛い問題を抱えた2人。
まさか、Samを戻したのがCrowleyだったなんて。この間Bobbyの件で、一杯喰わしてやったと思ったのに、とんでもないモノ握られちゃいましたね。
S "それで・・・どうしよう?"
D " Crowleyのせいで、身動きできない"
S "そうかな?"
D "今のおまえには理解できないかもな。Demonはいつでもおまえを殺せるんだぞ!
S "ああ~わかってるよ。ホントだよ。ただ、・・・ちょっと考えてみて・・・本当に他に選択肢がないのかな?"
D "奴のの喉を裂く事は出来たな"
S "それでどうやっておれの魂を取り戻す?"
D "・・・・・"
S "おれは、とにかく少なくとも、ゲームは動き出したって事言いたいんだ"
D"・・いろいろバカなことしてきたけど・・・こんなのありかよ"
S"なあ、おれ達が、他の方法を見つけるまでだよ"
D"それから?"
S"それから、おれ達、Crowleyを探し出して、奴の所へ行って、片を付ければ良い"
D"・・・・・・・・・"
S"2人で、Dean"
D"・・・・・・・"
いや~、一気に謎が明かされましたね。まだ明かされない事もあります。
Alphaの言うMotherとは、何ものなのか?
Alpha Vampireの言った、魂を持たないSamを使った大きな計画とは?
じいちゃんが、Crowley’s Bitchになり下がってでも手に入れたい物とは?最初の方に出てきた写真と関係してるとすると、"誰を?"って事ですね。Mary?
でも、今回で随分スッキリしました。
これで、DeanとSamは、この先Campbellと関わり合う事ないですかね?その方がわたしとしては嬉しいですが、じいちゃんがこのまま黙っていなくなるはずないし、ま、絡んでくるでしょう。
とにかく、Samにこれ以上Deanを裏切って欲しくないってのが一番です。
あ、それから、Deanに事あるごとに、おまえには魂がないんだからって言われて、黙りこんだり、そんなことないよ、それくらいわかるってば!と言い訳するSamは、何だか大きな子供みたいでカワイイです(^^)
Deanは、この先、良い事と悪い事について、Samを教育し直さなきゃなんないんでしょうか?ははははは(^^;
それにしても、まったくお遊びがないままEp7まできましたが、来週もCrowleyが出てくるようなので、この調子かな?
・・・今、Descriptionを読みに行ってみましたら、Ep9が何だかちょっと息抜きできそう?
そろそろ、クリスマスのお休みも近そうですが、このあたりで一度、笑わせてほしいですね。
さてでは、今週はこの辺で。
***
Supernatural Season6 Ep7 "Family Matters"の感想もどきです。
え~っと、感想もどきに入る前に、お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、最近ブログのデザインを変更しまして・・・。
あ、気づかないはずないって?
そうですよね、以前から見て下さっていた方は、ああそうね、って感じだと思います。
で、何が言いたいかと言うとですね、いつの間にかブログに「リアクション」って機能が増えてたので、デザイン変えたときについでにくっ付けてみたんですよ。
「いつも読んでるよ!」っていうのにして。
そしたら、思いも掛けずたくさんの方が、「ポチッ」って押してくださってるんで、ビックリこきました。
実際、普段どれくらいの方が、わたしのこの自己満足ブログを読みに来てくださっているのか、分かんないんですよね。なので、こんなにたくさん「ポチッ」って押してくださる方がいて、とてもうれしく思いました。こういう目に見えるものがあると、「ああ、ブログやめないで良かったかな」と思います。
Season5が終った時、正直、このままCloseしちゃおうかな、とも思ったんですよね。「感想もどき」は、元々自分がDeanとSamの言ってる事の意味が知りたくて始めた事で、ブログにUPし始めたのは"ツイデ"と言っては何ですが、まあ、どうせならと思い、UPしたのが始まりです。最近仕事上の立場も変わり、とんでもなく忙しくなってしまった事もあり、他の情報もUP出来なくなって、「感想もどき」だけじゃブログをやってる意味ないかも・・・と思ってたんですが、今回の「ポチッ」で、ああ、まだもう少しこのまま続けてみようかなと、思い直しました。
押してくださった方、ありがとうございます(^^)
今後も、「感想もどき」以外の情報UPは、難しいと思いますが、なんとか細々と続けていきたいと思います。
コメントは恥ずかしいとか、面倒くさいという方も、「ポチッ」として下さると、大変励みになりますので、ぜひ、「ポチッ」って押してやってください。
毎回の記事の最後のところにあります。
よろしくです。
なんだか前置きが長くなりましたが、今週も元気にいってみましょう~。Deanにとっては、とても元気に、なんて言ってる場合じゃないでしょうが。
Ep7で、一気にいろいろ判明しましたね。
そして、またまた出てきた、King of Hell Crowley。
やられっぱなしじゃなかったんですね。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
Samを殴り倒して気絶させたDean。
Casを呼んで、Samを調べさせます。椅子に縛りつけられたSamは、いろいろ黙ってた事をちょっと反省したのかな。
C"・・・大丈夫か?酷い顔だ。・・・お前がやったのか?"
そうです、Deanがやりました。
いつまでたっても、自分に隠し事ばっかしてるSamの事、きっとメチャメチャ腹が立ったってこともあるだろうけど、こうやってCasに調べさせる間、大人しくさせておきたかったんでしょう。ま、Samも、ちょっとは悪かったと思ってるんだか、何だかバツが悪そうです。
S"・・・Cas・・・?・・・何・・?放してくれよ・・・"
C"熱は?"
D"どうなんだ?"
S"熱なんてないよ。どうして?"
C"彼は意味不明のことを言っていたか?どうなんだ?"
S"なに・・・?おれを診察してるのか??"
D"Casが理由を見つけてくれることを祈ってろ!"
S"Dean、こんなこと本当に・・・・"
D"はあ?!おまえ、地獄から帰ってきた人間を診てくれる病院がこの世にあるとでも思ってんのか?!Casが質問するから答えりゃいいんだよ!それまで黙ってろ!わかったか?!"
S"・・・・・・・・・"
C"・・・どれほど眠ってる?"
S"・・・・・・寝てない・・・・・"
D"・・・?全然??"
S"・・・うん。地獄から戻って来てから・・・"
D"(怒!!)お前それがどういう事かこれっぽっちも考えなかったっていうのか?!"
S"もちろん考えたさ、Dean。・・・でもおれ・・・言わなかった・・・"
Casの深刻そうな顔に不安げなDean。
D"・・・なんだ?"
C"・・・Sam、今どんな気分だ?"
S"鼻が折れてるって感じかな"
C"それは肉体的な事だ。気分はどうなんだ?"
S"・・・ええっと・・・おれ・・・"
C"気分は?"
S"・・・おれ・・・わかんない・・・"
C"・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・"
Casはおもむろに、ベルトを引き抜きます。
何ごと?と思ったのはわたしもSamと同じ。
S"・・・な・・・なに・・・?"
C"これは、ツライことだ。これを噛んでるんだ。何か気休めになることを考えた方が良い。・・・お前の心の中で・・・"
そう言って、ベルトをSamに噛ませます。
え?!まさか?Deanの見てる前で?そんな事や、あんなことを??と思ったわたしは、いつも通り、腐ってます(汗)
もちろんそうじゃなく、Casは、この間男の子にやったように、Samの腹に手を突っ込んで、彼の内を探ります。痛みに叫び声を上げるSam。長い時間ではなかったけど、耐えがたい痛みなんですね。やっぱり、縛っといてよかった。
手を引き抜いた後、Casは無言です。
心配なDean。
D"何かわかったか?"
C"いや"
D"それは良い事か?"
C"・・・そうじゃないようだ"
D"・・・・?・・・・"
C"肉体的には彼はとても健康だ"
D"・・・で?何だよ?"
C"・・・魂だ・・・"
D"・・・?・・・"
C"無くなっている"
D"・・・・・・・・"
C"・・・・・・・・"
S"・・・・・・・・"
Sam~、魂どこに落っことしてきたの~?
魂がないから、眠らない、ここぞという時に感情に流されない。Hunterとしては、ほんと、最高かもしれない。でも、人間としては?感情のない人間なんていない。感情があるからこそ人間といえるんですから。その為に悩んだり、失敗したりするけど、そのツライ事と引き換えにしてもお釣りがくるほどの幸せな気分になる事も出来るわけです。今のSamは、辛さも悩みもない代わりに、幸せを感じる事もないってことですね。
D"ちょ・・・ちょっと待ってくれ。それってどういう意味なんだ?こいつに魂が・・"
C"Samがこの世に戻った時、彼は魂を失くしたままだった"
S"・・・・・・"
D"どこにあるんだ?"
C"私が思うに・・・・MichaelとLuciferが居る檻の中・・・"
D"・・・で、こいつはまだSamなのか?"
C"お前はおもしろい哲学的な質問をする"
D"魂を取り戻してくれ"
C"Dean・・・私はお前を地獄から引き戻した。お前が地獄でほとんどノーガードだったにもかかわらず、お前を救いだすために私は何人かのAngelを連れて行く必要があったんだぞ。Samの魂はLuciferのいる檻の中だ。違いがある。大きな違いがありすぎる。取り戻すなんて、それは不可能だ"
D"何か方法はあるだろ?"
S"おれの縄を解いてくれるつもりはあるの?"
D"いいや!"
S"・・・聞いてくれよ・・・おれは・・・"
D"Sam、俺がおまえをこの部屋から出すと思うのか?"
S"Dean、おれはサイコじゃないんだよ。Deanに怪我なんかさせたくなかった。Vampireだって、止めようとしたんだ"
D"・・・・・"
S"・・・ごめん・・・もう二度としない・・・。放してよ"
D"ふざけんな"
S"一生おれを監禁しておくつもりなのか?"
D"悪い考えじゃないな"
S"・・・OK、わかった。わかったよ、Dean。おれは間違ってた。でもおれは間違いを正そうとしてる。おれは今でもおれだ"
D"そうか?"
S"そうだよ。だから放してくれよ"
D"冗談じゃない"
S"・・・黙ってたのは、こうなって欲しくなかったからなんだ"
Samは、後ろ手に縛られていた縄を、スルリと解いてしまいました。
S"おれを縛りつけとくなんて無理なんだよ、Dean。例えパニックルームや他のどこだったとしても。"
D"・・・・・・"
S"魂を失くした男を抱えてにっちもさっちもいかないんだから、Deanはおれと一緒にいた方が良いんだ。この状況を何とかしよう"
D"・・・・・俺はおまえから目を離さないからな"
S"ああ、当然だと思うよ"
D"・・・・Cas、こいつを治してやってくれ"
C"・・・・・・・・"
CasがSamのおでこに指をあてると、あっという間にSamの顔の傷が綺麗になりました。
D"よし、とにかく、俺たちがおまえの魂に何が起ったのかつきとめる為にも、誰がおまえを地獄から引き上げたか知る必要がある。おまえは知らないんだな?"
S"考えもつかない"
Dひとつずつ消して行こう。その箱から出すのが難しいっていうなら、いったい誰が出来るっていうんだ?""
C"私にはわからない。お前には戻って来た時の何の記憶もないのか?"
S"おれ、気づいたらただ立ってた。それしか憶えてない"
C"何の手がかりも?何もないのか?"
S"・・・・・ひとつだけあるかも・・・"
そう言って彼らが向かった先は、Samuelじいちゃんの所。
それにしてもSam、相変わらずお兄ちゃんを翻弄していますね~。地獄から戻って来て1年間も姿を見せず、現れたと思ったらDeanの都合はお構いなしで赤ん坊を拾ってくるわ、Vampireにしちゃうわ、全然寝てない事黙ってるし・・・。
Deanが怒るのも無理ない。
それもこれもSamを心配しても事なんだからね。いい加減隠し事するのはほんと、やめなさいよ。そのたびにDeanがどれほど傷んでるか、考えたことないのかしら、この弟くんは(悲)
さて、じいちゃんとこにやって来た2人。じいちゃんは見ていた写真?を机の引き出しに隠しました。さて、何なのかな?
Casも交えて、じいちゃんがこの世に戻って来た時の状況を探ります。この時、思ってたより痩せっぽっちだな~と、じいちゃんに言われたCas、これはVesselの姿で、自分の本当の姿はクライスラービルより大きいんだ~と言い返して、Deanに"わかったわかった、自慢はやめろ"と諌められています。痩せてるって言われて傷ついたのかしら(苦笑)Cas、カワイイ。
Casがじいちゃんの体に手を突っ込んで調べたところによると、彼の魂はそこにありました。Samはちょっとガッカリしたようです。自分と同じで魂がない人間仲間がいれば、なんとなく安心・・・んなわけないよ~。
じいちゃんの叫び声を聞いてChristianが飛んできましたが、じいちゃんが大丈夫だと言って、帰らせます。
Samの魂がない事をじいちゃんは知らなかったと言いますが、Samがあまりにも完璧なHunterなので、それが時々自分を不安にさせたと言います。どうやって、Samの魂を取りも戻すか、今は策がありません。
その時、Heavenの方で何か起ったようで、Casがいかなければならないと言います。
D"行っちまうのかよ?"
C"私は内戦の真っただ中だ"
D"そんなこと放っておいて、Samを助ける方法を見つけてくれ"
C"もちろんだ。お前の抱えている問題が、いつも最優先だ。私はまた連絡する"
Casはそう言って、その場は行ってしまいました。
そう。Deanの問題なのね。Samを助けるって事より、Casにとっては、「Samの事で困っているDeanを助ける」って事が大事なんですね。
ごちそうさま。
さて、今、じいちゃんの所にはHunterがたくさん集まっています。じいちゃんは、Alpha Vampireの居場所を見つけていました。そして今からそこへ乗り込もうとしていたんです。でも、Samに連絡しなかった。何故かというと、原因はDeanです。じいちゃんは、Deanの事を信用していない。Samほどには、Deanの事を知らないので、大きなケースの時は少しでも信用できない人間は、トラブルの元です。ま、Deanの「あんたらを信用してないぜ」オーラを、一流のHunterのじいちゃんが気づかないわけないですから、お互い様ですね。でも、この時Deanは、信用してついて行くと言います。100%指示に従うと。
ところが、Samと表に出た途端、Deanはじいちゃんが信用ならないと言いだします。やっぱりね。
D "俺は信用できない。あいつは何か隠してる"
S "なんだって?"
D "俺にはわかるんだ。おまえだって、ロボットSamじゃなかったら、気づいたはずだ"
S "・・・へえ・・・"
D "なんだよ?"
S "いや・・・ただ・・・Deanは家族を信用しないんだって・・・"
D "・・・いいか?近くにいて、何があるのか探るんだ"
S "Deanはじいちゃんがおれの無くなった魂に関係してると思うのか"
D "それが唯一の糸口だろ"
Deanは、武器を整えるHunterたちの部屋にSamを残して、ひとりじいちゃんのの部屋に探りに入ろうとしますが、Christianに見つかってしまいます。ChristianもDeanの事を信用していない。お互いにお互いの女のことを揶揄して、一触即発です。が、大事の前です。ここは、Deanもぐっと我慢の子。
夜明けとともに、Alphaの屋敷に乗り込むHunter達。
DeanとGwenは、逃げ出したVampireを始末するように、待機させられます。気に入らないのはGwen。Deanの事を「不合格者」と言います。自分は今ひとつ信用の出来ないDeanのお目付け役を押し付けられたと思ったんでしょうが、2人になってから「不合格者」なんて呼んでごめんと謝っています。そう悪い人でもないようです。
そうしていると、逃げ出してきたVampireに突然襲われますが、何とか退治。それに乗じてDeanは、Gwenが止めるのも聞かず、屋敷の様子を見に行きます。
風見鶏、血に塗れる人形、双子の少女、黒人の男。
その屋敷は、DeanがVampireの時に見たヴィジョンに出てきた場所でした。そして、じいちゃん達が、車に押し込んでいるのは、あの黒人の男。あいつがAlpha Vampireだったんですね。
何食わぬ顔で、Gwenの元に戻ったDeanは、同じように戻って来たじいちゃんにAlphaはどこだと聞きますが、Deanがコッソリ見ていたことを知らない彼は、もうすでに焼いてしまったと嘘を言います。
じいちゃん達と別れて、ImpalaでSamと2人になったDeanは聞きます。なにもおかしなことはなかったかと。
D"全部上手くいったのか?"
S"うん"
D"何も怪しい事はなかったって?"
S"・・・"
しらを切るSamにDeanはキレて、Impalaを路肩に止めて表に出ます。
D"俺は、おまえがAlphaと一緒に歩いてるのを見たぞ、Sam。俺がおかしいって言ってくれ!でも、それってどう見てもおかしいだろ!!"
S"・・・ああ・・・"
D"ああ??"
S"知ってると思わなかったんだ"
D"何を知ってるんだ?!"
S"じいちゃん達は、奴らをどこかに連れて行って、何か情報を得るために、厳しく尋問してるんだ"
D"尋問?拷問してるって事か?で、それを俺に言わないのは、あいつの考えか?"
S"違う。おれの考えだよ"
D"・・・・・なぜ?"
S"正直に言うと・・・・・。Deanがそれをメチャクチャにしそうで・・・"
D"・・・・・・・・・・"
S"だって、Deanは、口より先に手が出るだろ。殺す前に聞く事があったんだよ"
D"・・・俺は・・・俺は、おまえが魂を失くしてようが、オカシクなってようが、おたふくかぜを患ってようが、そんなことどうでもいい!おまえもっと分別があるだろ!!おまえ、本当に魂を取り戻したいのか?!"
S"方法さえ分かれば・・・"
D"おまえ、あいつが捕まえたモノを連れている場所に行ったことあるのか?つまり、その尋問に参加したのか?"
S"ううん、でも、聞いたことが・・・"
D"奴は何を望んでる?どうしてこんなことをするんだ?これがどんなに怪しい事なのか、おまえ、考えたことないのか?"
S"・・・だって、彼はおれ達のじいちゃんだよ・・・"
D"ああ。ああ、そして、大きなゲームを動かしてる人間だ。でも、おまえはあいつにとって家族ってもんが、俺たちが考えるのと同じだと確信が持てるのか?奴は、オヤジじゃないんだぞ"
S"・・・・・・・・・・・"
D"・・ワオ!おまえには見えないんだな?"
S"なんだって??"
D"おまえには本能がない。つまり、おまえの頭のメチャクチャさは深刻だってことだ"
S"悪かったね・・・"
D"ふざけてるんじゃないんだ。誰も、おまえに俺と一緒にいることを強要したりしない。いいか?でも、もし一緒にいるなら、俺が舵を取る。俺が仕切るんだ。そして、それが重要かどうかなんて関係なく俺はすべての事をおまえに話す。俺を信じるんだ。異論は許さない"
S"・・・・・・・・"
D"それが嫌なら、あいつと一緒に行け。そしてどうなるか見れば良い。決めるのはおまえだ"
Dean!!カッコイイ!!お兄ちゃん全開~!!
黙って俺についてくりゃ良いんだ!!
・・・それに引き換えSam・・・。あんたいったい・・・。許して~って言った舌の根も乾かないうちに、またまたDeanに隠し事するなんて・・・。
もういい加減にしなさい!と何回書いた事か・・・。
ほんと、もうほんと、Deanに捨てられても知らないからね。
と、Samが、じいちゃんの所に現れた時は、ええ~~~??また兄弟離れ離れなの??と、心配したじゃん!あれだけDeanに諭されてもわかんないなんて、Samのアホたれ~~!!と、心の中で叫んだけど、これ、作戦だった。
Samは、Deanと仲違いして別れてきたと言います。そして、じいちゃんがやってる事のすべてを手助けしたいから、拷問してるところにも参加したいと言います。ところがじいちゃん、それはダメだと断ります。Samには今まで通り、Samに与えられた仕事をしてほしいと。納得したかに見えたSam。外に出ると、じいちゃんの車に忍び込んで、置いてあった携帯電話に細工して、GPSを起動させてからDeanの所に戻ってきました。
戻って来たSamを見たDeanの顔。
ちょっとホッとしたのかな。
D"・・・ヘイ・・・"
S"・・・・戻って来ると思ってなかった?"
D"6:4の割合かなと・・・"
S"・・・で、じいちゃんは、引っかからなかったから、プランBに変更した"
D"プランBなんてあったか?"
S"携帯のGPSを起動させてきた。これで、Alphaに行きつける"
D"気づかれないか?"
S"大丈夫。マジックテープが大ニュースのような過去から来た人間なんだから、GPSなんて知らないよ。ほら、ここだ"
じいちゃん、散々な言われようです(苦笑)
で、別のアジトにやって来た2人。Dead Man’s Bloodの塗られたドアから侵入すると、じいちゃんがAlpha Vampireを拷問しているところでした。両手両足を釘刺しにされ、椅子に縛られています。スイッチを入れると電気が流れる仕掛けになっていますが、何と、Alpha Vampireにはほとんど効果がないように見えます。じいちゃんは、何かの場所を聞き出そうとしていますが、口を割らないのでその場から立ち去りました。
コッソリ様子を窺っていたDeanとSamですが、Alpha Vampireにはそこに隠れている事がばれていました。入ってくるように言われます。
ここからは説明タ~イム!
Alpha Vampireは、Deanの名前を知っていました。それは、Deanがしばらくの間Vampireとなり、彼の子供だったから。その時を楽しんだか?とAlpha Vampireは、Deanに訊きます。Deanは、もちろんそれには答えず質問に答えろ!と言って電気を流しますが、Alpha Vampireにはやはり効果がありません。なぜならそれは、人間が火の回りを群れ始めた太古の時代から存在したAlpha Vampireを人間ごときが傷つけることなど出来ると思うのかと。電気を流すのをやめたDeanに、お前の知りたいことを話せて嬉しい、私がすぐにお前達の血で足首まで濡らす事になるからと、余裕です。
Samは、Alpha Vampireが本当に最初のVampireなのかと質問します。そうだと答えるAlpha Vampire。それなら誰がAlpha Vampireを作ったのか・・・。
彼らには"Mother"が居るんだそうです。
じいちゃんが何故彼をここに連れてきたか知りたいDeanとSamですが、Alpha Vampireは、Samに魂がない事に気付き、魂のない人間や自分のようなものは、死んだらどこに行くのか答えろと迫られます。答えたら、じいちゃんが何故自分をここへ連れてきて、何を知りたがっているか教えると言われたSamは、それはPurgatoryだと答えます。
Purgatoryとは、地獄の一部と考えられている、罪を犯した人間が苦行の末、魂の浄化を得る場所って解釈で良いんでしょうか?
それを聞いたAlpha Vampire、なんてこった!状態。
現在、どこにあるかなぞに包まれているそのPurgatoryの場所こそ、じいちゃんが知りたがっている事で、それをAlpha Vampireにしゃべらせようとしている。
何故そんな場所をじいちゃんが知りたがっているのかと、2人が疑問を口にすると、彼が知りたがっているわけじゃない、彼は言われたことを実行しているだけだと聞かされます。
それなら、じいちゃんを陰で操っているのはいったい誰なんだ?
と、ここへ、じいちゃんとChristian達が入って来て、DeanとSamは連れ出されてしまいました。
Deanは、何を隠してるにせよいずれ死ぬ事になると言い、隙を見て武器を拾おうとしますが、Gwenが現れて上手くいきませんでした。
その頃、見張りを任された頼りなさそうな男。長い爪で、地道に手首の拘束を切ったAlpha Vampireに、やはりアッサリやられてしまいました。それにしても、強い!!Alphaって、ほんと厄介ですね。駆けつけたChampbelsとDeanとSam。そこにはもうすでにその姿はありませんでした。生け捕りにし直すんだと言うじいちゃんに、Deanは絶対に始末しなきゃダメだと言います。そして、みんなで手分けして探していると、突然現れたAlphaにChristianが、首を折られて殺されます。吹っ飛ばされるじいちゃん。首を絞めながら壁に張り付けたSamに、Alphaは言います。
AV"魂のない人間よ。私には大きな計画がある。その厄介な小さな魂が驚くほど邪魔になる。だが、お前は違う。・・・魂を持たないお前は、・・・完璧だ"
そこへ、殺されたはずのChristianが、後ろからAlpha にDead Man’s Bloodを注射して怯ませますが、何とそのChristianの瞳が真っ黒!Demonです!!
現れた他のDemonと共に、一瞬にしてAlpha共々消えてしまいました。そして残されたDeanたちの前に姿を現したのは・・・Crowley。
すぐにChristianを戻せと言うじいちゃんに、彼がもうとっくの昔からDemonだったと明かします。じいちゃんとCrowleyが知り合いだった事に驚くDean。じいちゃんにAlphaを生け捕りにさせていたのはCrowleyだった。そして、地獄からじいちゃんとSamを引っ張り上げたのもCrowleyだったんです。そしてじいちゃんはその事を知っていて言わなかった。秘密だらけの家族。
そして、Crowleyは使われていない地獄の一部Purgatoryが欲しいと持っている。その為にはAlphaを集める必要があるんですかね。その役目をじいちゃんとSamにやらせて、保険のつもりで、Samの魂を握ってるって事。
Casは、Luciferのいる箱から誰かを出す事は、とてつもない力がいると言いました。そんな事を一介のCrossroads Demonに出来る筈はないと言うDeanに、自分は今、King of Hellで、指を鳴らすだけでSamの魂を戻す事が出来るし、地獄に送り返す事も出来るんだと言います。それが嫌なら、Monster達を捕まえて自分の所に連れて来いと。お互いの為に。
言いたい事言って消えてしまったCrowley。
じいちゃんはGwenにバンに行って、出発の準備をするように言います。Demonと組んでた事に不信感を持ったGwenですが、じいちゃんに押し切られて外に出て行きます。
後に残された3人。
自分がDeanにいろいろ隠していた事は棚に上げ、怒りと不信感一杯のSam。
S "Demonと組むだって?・・・おれが思ってような人間じゃなかったんだ"
GS "お前は私の事を何も知らない"
D "それで、あんたが地獄のキングの使いっ走りになるほどの重要な事って何だ?奴はあんたに何を与える?女?金?それとも髪の毛か?"
GS "個人的な事だ"
Dean、髪の毛の事は言っちゃダメだよ・・・。
GS "行くつもりはないのか?"
D "だとしたら?"
GS "なにも。私は、お前にどんなこともするつもりはない、Dean。・・・お前達は・・・お前達は私の家族だ"
D "・・・"
GS "お前達には2つの選択肢がある。そこを退くか、私を撃ち殺すかだ"
黙って銃を引き抜き構えるSam。
何の迷いもない顔です。
今のSamには、これが悪い事だとも憂う事だとも思えない。魂がないんだもの。自分を裏切った男を生かしてはおけないだけです。
Samの銃を持つ手を静かに下げさせるDeanの顔は、Samとは対照的です。おかしいとは思っていたけれど、本当は信じたかったと思う。血の繋がった家族だもの。
S "おれ達を売ったんだよ"
D "わかってる・・・。行かせろ・・・"
S "どうして?"
D "・・・・・"
そのSamの問いには答えず、Deanはじいちゃんに出て行くように言います。Samは、Deanに言われて大人しくじいちゃんが出て行く事を許しました。Deanが居なかったら間違いなく撃っていましたね。
頭の痛い問題を抱えた2人。
まさか、Samを戻したのがCrowleyだったなんて。この間Bobbyの件で、一杯喰わしてやったと思ったのに、とんでもないモノ握られちゃいましたね。
S "それで・・・どうしよう?"
D " Crowleyのせいで、身動きできない"
S "そうかな?"
D "今のおまえには理解できないかもな。Demonはいつでもおまえを殺せるんだぞ!
S "ああ~わかってるよ。ホントだよ。ただ、・・・ちょっと考えてみて・・・本当に他に選択肢がないのかな?"
D "奴のの喉を裂く事は出来たな"
S "それでどうやっておれの魂を取り戻す?"
D "・・・・・"
S "おれは、とにかく少なくとも、ゲームは動き出したって事言いたいんだ"
D"・・いろいろバカなことしてきたけど・・・こんなのありかよ"
S"なあ、おれ達が、他の方法を見つけるまでだよ"
D"それから?"
S"それから、おれ達、Crowleyを探し出して、奴の所へ行って、片を付ければ良い"
D"・・・・・・・・・"
S"2人で、Dean"
D"・・・・・・・"
いや~、一気に謎が明かされましたね。まだ明かされない事もあります。
Alphaの言うMotherとは、何ものなのか?
Alpha Vampireの言った、魂を持たないSamを使った大きな計画とは?
じいちゃんが、Crowley’s Bitchになり下がってでも手に入れたい物とは?最初の方に出てきた写真と関係してるとすると、"誰を?"って事ですね。Mary?
でも、今回で随分スッキリしました。
これで、DeanとSamは、この先Campbellと関わり合う事ないですかね?その方がわたしとしては嬉しいですが、じいちゃんがこのまま黙っていなくなるはずないし、ま、絡んでくるでしょう。
とにかく、Samにこれ以上Deanを裏切って欲しくないってのが一番です。
あ、それから、Deanに事あるごとに、おまえには魂がないんだからって言われて、黙りこんだり、そんなことないよ、それくらいわかるってば!と言い訳するSamは、何だか大きな子供みたいでカワイイです(^^)
Deanは、この先、良い事と悪い事について、Samを教育し直さなきゃなんないんでしょうか?ははははは(^^;
それにしても、まったくお遊びがないままEp7まできましたが、来週もCrowleyが出てくるようなので、この調子かな?
・・・今、Descriptionを読みに行ってみましたら、Ep9が何だかちょっと息抜きできそう?
そろそろ、クリスマスのお休みも近そうですが、このあたりで一度、笑わせてほしいですね。
さてでは、今週はこの辺で。
***
2010/10/31
Supernatural Season6 Ep6 "You Can't Handle the Truth" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep6 "You Can't Handle the Truth"の感想もどきです。
とんでもない事実が判明しましたね。
しかし、Sam、あんたもいつまでも隠し事ばっかしてちゃダメだよ。そのたびにDeanがどれだけツライ思いしてるか、いい加減学習しなさい。
さて、サクサク進めて行きましょう。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
冒頭、今回の事件はというと、ウエートレスさんJane。
彼女に、突然聞こえはじめたというか、他の人が彼女に彼女自身の価値のなさを言い始めた。それ以外にも、ママが嫌いで眠っている間に焼き殺したい、なんて物騒な事言う子供。
自分がおかしくなったかと思って、家族に電話したJaneに彼女のお姉さんは言います。みんなあなたには迷惑をかけられている、あなたどうして自殺しないの?と。
そう言われたJaneは、銃で自殺してしまいました。
周りの人が突然自分に悪意のある態度で接してきたら、きっと混乱するでしょうね。
そして、Deanも混乱しています。
彼はSamが自分のSamじゃないと思っています。先週のEpで、自分がVampireにされるところを、ただ見てた。しかも嬉しそうに笑ってたSam。不安にもなります。
そしてこんな時、相談するのはBobbyしかいません。Samがホットドック買ってる隙に、Bobbyに電話します。
D"俺は、自分が何見たかわかってるさ!!"
B"でも俺は、塩も銀も・・・すべて為したんだぞ"
D"あいつは、そのVampireに俺を差し出したんだぞ!!アレは俺の弟じゃない!!"
B"だとしたら、俺達が今まで出会った事のないMonsterだってことだな"
D"それか、Luciferか"
B"・・・Casには連絡したのか?"
D"もちろんさ!あいつは答えないけどな。クソくらえだ!!もう待ってられるか!!"
B"わかったから、落ちつけよ。お前が正しいかもしれないが、ここはプロらしく・・・"
D"プロらしくだって?!!あいつは俺がやられるのを黙って見てたんだぞ!!"
B"本当に見たって確かに言えるのか?"
D"クソ!!Bobby、もちろんさ!!"
B"それは、証明にはならない。俺達はこの事を話し合う・・・"
D"この状況をどうするか、早急に決めないと!Vampireとは違うんだ。戻って来たあいつはあいつじゃない"
B"・・・わかった。お前の言う事はわかったよ"
D"ホントかよ?!"
B"ああ。とにかく調べてみるから、それまでSamを殺すなよ。見てるんだ。俺達には真実が必要だ。そして、あいつを倒すんだとしたら・・・俺達はその方法を知る必要がある"
D"・・・同じ車に乗るのさえイヤなのに、事件を抱えてるんだ"
B"乗るんだ。Samはお前の事件なんだからな"
と、電話は切られます。
確かに、Samの事だとすると、Dean以外解決する人いない。Bobbyにしてみたら、いろいろ試してみたんだから、見たことないMonsterだという事なんでしょうけど、DeanはLuciferを疑っています。でも、Luciferだとしたら、解せない事はたくさんありますけどね。ま、元Archangelで地獄の魔王の考えることなんて、所詮考えても詮無い事ですが。
戻って来たSamにDeanは、Lisaに電話してメッセージを残してたんだとウソを言います。Samは、折り返しあった?とDeanを気遣います。
このSamが、Samじゃないとしたら、いったい何だっていうのか・・・。
とにかく、事件かもしれない事について、調べる事にします。
Janeの家に行って、お姉さんに話を聞く事に。
いつものように、FBIスタイルのDeanとSam。妹の自殺にFBIが何故興味があるのか、彼女は不思議がりますが、Janeが電話をかけてきた時、彼女にとってその日は最悪の日だったようなので、彼女を励ましたと言います。ところがSamは、それが嘘だと見抜いてしまいました。そして、彼女に本当は何を言ったのか真実を言うように迫ります。Deanは、そのあまりにも自信ありげなSamを見て、またまた不安が募ります。
ズバリと嘘を言っていると言い当てられたお姉さんは、泣きながら告白しました。"愛してる、あなたのためにいつでもここにいる"と言おうとしたのに、口から出たのは、"あなたは重荷なの。自殺しなさい"という酷いものでした。でも、彼女は自分自身を止める事は出来なかったんだと言います。
Hex Bagも硫黄もなし。
いったい何が、お姉さんにそんなことを言わせたのか。やっぱりこれは2人の事件のようです。
その頃またまた事件発生。
歯医者さんです。嫌いです歯医者さん。大抵の人は嫌いだと思いますが、この日の患者さんも嫌いなようですね。いきなり何を言い出すのかと思ったら、自分の皮膚の弛んだ妻なんかと一緒にいたくない。君の娘のMelissaは私を抑えられなくする。そして実際抑えられなかったと。そんなことを聞かされた歯医者さん。激怒のあまり、歯を削るドリルを、患者の口に突っ込んでしまいました。
・・・ああ、また歯医者さんが嫌いになりました・・・。
Deanは、モーテルでひとりです。
そしてBobbyに連絡しています。
D"何かわかったか?"
B"一晩中調べて見た。何もない"
D"・・・素晴らしい"
B"そっちは?"
D"同じ部屋にいるだけで、ムズムズする。何で何も見つからないんだ?"
B"努力はしてるさ"
D"いつまで耐えられるのわかんないぞ、Bobby。いったい奴が何なのか早く調べてくれ"
B"やってるさ。・・・・しかし・・・最悪のシナリオがあるぞ"
D"ああ、Satanが俺の相棒だってことだろ?わかってるさ"
B"それ以上に最悪の事だ"
D"なんだよ、それ"
B"・・・Samが本物だった場合だ"
D"・・・・・・・・もう切るよ"
B"Dean"
D"とにかく、Bobby、何とかしなきゃ"
そうね、Samが他の何ものでもなく、Sam自身だったら。その上で、DeanをVampireにしちゃったりなんてことしたんだとしたら、それって最悪ですよね。
わたしは、来週のPromoを見たので、もうある程度の想像はついてます。どうするんでしょうか。
Deanは、Lisaに電話しますが、一度コールしただけで切ってしまいました。なんて言っていいかわかんないんでしょうね。でも、女の事でこういうふうにグズグズするDeanを見るのはイヤです。
そこへ帰って来たSam。
S"また事件だ"
D"ああ、どんな?"
S"歯科医が人が死ぬほど、穴を開けたんだ"
D"それってつまり、エッチな意味じゃないよな?"
S"狂気に支配されたんだよ "
D"そう思うか?"
S"さあ、話を聞きに行こう"
D"・・・OK・・・おまえ先に行っててくれちょっと調べてから追いかけるから"
S"・・・・・・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・・・・・・"
S"・・・マジで・・・?"
D"ああ、何を相手にしてるかわかっときたいだろ?"
S"・・・ああ・・・うん・・・そうだね"
Deanは、なるべくSamと2人になりたくない。
恐いっていうんじゃなくて、何だか得体のしれないモノと一緒にいる事の、不安なんでしょうか?とにかく早くどうなってるのか見極めないと、こんなこと長く続かない。
Samが歯科医に話を聞きに行くと、彼はすでに独房で首をつって死んだ後でした。Samが、彼のスタッフから話を聞くと、面白い事がわかりました。人々はみな、真実を話すことを強いられたようになっていました。呪われたように、言わなくて良い真実まで言ってしまう。
Samは、自分は死体を見に行くので、Deanは歯科医のオフィスを調べに行くように頼みます。
Deanが、オフィスに行くとサックスが飾ってあります。そして彼の机の上に、どこかで見たようなマークのレシートが。Deanは、Janeの家の冷蔵庫にもこれと同じマークがあり、カレンダーにも記入があったことを思い出します。
Harry’s House of Hornsに話を聞きに行くと、店主は確かに2人のことを知ってはいましたが、それほど親しい仲ではなかったようで、大した事は聞けませんでした。早々に引き揚げようとするDeanに、店主が訊きます。
盗まれたラッパのことを。
Deanはそんな事にかまってられないと、適当に誤魔化して行こうとしましたが、それが実は大変な価値のある骨董品であることを聞かされます。そしてそれが盗まれたのは、Janeが死んだ日と同じ日でした。
モーテルに帰って調べてみると、どうやらそれは「Gabriel’s Horn」のようです。
そう。例のHeavenから盗まれたAngelの武器のひとつ。
Deanは、Casを呼びます。
するとあんなにSamのことで力になって欲しくて呼んだ時は、全く返事もしなかったのに、いざ、Angel絡みのこととなると、アッサリ現れるCas、。
Deanじゃなくても、文句のひとつも言いたくなる。
ほんとう~~~~に、Angelって、自分勝手ですね。
D"Cas~、おお~い。お前達の管理不行き届きの核兵器だぞ。Angelの武器だ。これはお前の管轄だろ?聞いてんのか?Cas?"
C"・・・やあ、Dean"
D"・・・お前、俺をバカにしてんのか?!俺がSamが緊急事態だって呼んでも来ないくせに、こんなラッパの事になると速攻でくんのかよ!?"
C"来てくれと頼まれたから来ただけだ"
D"こんな事の前に、俺はお前に来てくれってずっと頼んだだろ!このクソ野郎!!"
C"・・・・・私にはSamに関することで何の手助けも出来ないので、来なかったんだ"
D"ああ、そりゃ良かった。SamはLuciferの為の贈り物用包装紙になっちまってるって判ったんだからな!"
C"いや、そうじゃない。・・・彼はLuciferではない"
D"何でそう言い切れるんだ?"
C"Luciferが檻から逃れたなら、我々はそれを感じる事が出来るはずだ"
D"・・・じゃあ!Samはいったいどうしたって言うんだ?"
C"私にはわからないんだ、Dean。申し訳ない"
D"・・・どうしたって言うんだ?Cas。お前人間だったし、少なくともそれが好きだったろ?"
C"・・・・私は今、戦いの中にいる。・・・どうしようもない状況に置かれているんだ"
D"Gabrelのラッパもそのひとつか?あれは本物か?"
C"見たのか?"
D"町にはあると思ってる。何かが人々に押し付けて・・・"
そこまで言ったところで、Casは突然消えてしまいました。
D"ああ!いいえ、どういたしまして!!"
やり切れなさに酒を呷りますが、何と、あっという間に戻って来たCas。Angelの行動は読めませんね。
C"本物ではなかった"
D"!2秒しか経ってないじゃないか!どこで見たんだ?"
C"あらゆる所を"
Angelにとってこんな事は、へでもないって事です。
D"・・・とにかく。会えてよかったよ!"
C"Dean"
D"何だよ?!"
C"お前の弟について・・・私は彼がどうしたかについてはわからない。・・・しかし、私は助けたいんだ。・・・調べてみるつもりだ"
D"・・・ああ、サンクス・・・"
Cas、優しいのか何なのかわかりませんね。
いや、きっと彼にとっては、メチャメチャ凄い気にしようなんだと思いますが。なにせ、Angelがこれほど人間のこと気にかけることないですからね。
Samは、死体を調べに検死官を訪ねていました。ところが、ここで新事実が判明。この歯科医さん以外の、今週自殺した他の人の死体が、すべて無くなっているんです。
Samは、その事をDeanに電話します。そして、検死官から聞きだした、最初の犠牲者の家で調査をしているので来てくれと言います。交通事故だという事になっていましたが、多分彼女が最初のひとりだと。
Deanはわかったと言いますが、すぐには行こうとしません。
彼がその時居たのは、バーです。
またお酒を飲んでいます。
はっきり言って飲みすぎです。
地獄から帰って来た時も、忘れるために四六時中酒を飲んでいました。Deanは、何か不安な事があると、酒に逃げるタイプですね。今回の心配事は、一番はSamのこと。2番目はLisaとBenのことでしょうか。
バーのテレビでは、女性アンカーか何か話しています。
「私はあなた方に真実をもたらすために専門家と話しました」?
突然、バーにいた人がDeanに真実を語り始めます。バーテンダーの女性、私は妊娠できないと思う、神様が私の結婚を偽りだと知っているから。お客の色っぽい女の人、あなたが私の胸を見るように私はここに座ってるのよと。
表に出たDeanは、Bobbyに電話します。
するとBobbyまで、聞きもしないことを話し始めます。
"Tori & Dean"(TV Show)を見ながらミルクを飲んでる。大Fanなんだ。彼女は天才だ。そして時々、ペディキュアをしてもらう?って、マジですか?Bobby?わたしの勘違い??そこまで聞いて、DeanもBobbyを止めました。
それ以上聞いたら、トラウマになるって(苦笑)
何でこんなこと話したことないのに言ってるんだというBobbyに、Deanはそれは自分が呪われたからだと言います。みんな、Deanには真実を言ってしまう・・。まだ、初めてのガールフレンドがどうとか言いかけるBobbyを適当にあしらって、今度はSamに電話しますが、留守電になっていました。話があるとメッセージだけ残し、Samの元に向かいます。
その頃Samは、最初の犠牲者と思われるCoreyの友達?姉妹?に話を聞いていました。彼女は自殺したんだと思うとSamが言うと、彼女は、実は自分もそうじゃないかと思っていたと言います。Coreyはその頃、問題を抱えていました。学校の事、いなくなった飼い猫、でも、一番は、彼女のボーイフレンドのことでした。彼は、Coreyを騙していたそうです。そして、真実を見つけるために必死になっていたと。
Samは、Coreyの部屋を調べる事にします。
Deanが、Coreyのアパートの前に着くと、電話がかかってきました。
Lisaです。
何でこんな時に・・・。
いま、Lisaは、Deanに本心を話してしまいます。Deanの呪いのせいで。最悪のタイミングです。
D "・・・やあ"
L"電話くれたのね"
D"ああ、この間はどうかしてた"
L"Benは、あの時のこと、話題にさえしないわ"
D"Lisa、今はその話をするには、最悪のタイミングなんだ。後で・・・後にできるかな?"
L"あなたは、わたしの子供を突き飛ばしたのよ、Dean。今、話しましょう"
D"そんなつもりじゃなかったんだ"
L"じゃあ、どういうつもりだったの?"
D"・・・説明できないんだ・・・"
L"・・・・本当のことを知りたい?"
D"それほどでもない"
L"・・・あなたこれまでも、強引に物事を進めてきた。強引に。あなたはそんな普通とは違う生き方を変えられると本気で思ってる?"
D"君はわかってたはずだ"
L"ええ、でも、わたしはSamが戻って来るとはおもってなかったもの。彼が戻って来た事は嬉しい。でも!Samが戻って来た時、わたしはそれが終わるって知ってた。あなた達2人の間には、とんでもなく複雑で理解できない何かがある。そして、彼があなたの人生に関わり合う限り、あなたは決して幸せにはなれないわ"
D"・・・・・"
L"・・・・あ・・・こんな風に酷い言い方するつもりじゃなかったのに・・・"
D"君のせいじゃない・・"
L"わたしは、Samと親しくはない。わたしには大事な姉妹がいるけど、もし彼女が死んでも、わたしは彼女を生き返らせたりはしないわ!"
D"・・・わかった、Lis・・・俺は嘘をつくつもりはないんだ。ただ・・・俺とSam・・・俺たちは問題を抱えてる。それは疑いようもない。・・・でも、君とBen・・・"
L"わたしとBenは、もうこれ以上あなたと一緒にいる事は出来ない。ごめんなさい・・・"
そう言って、Lisaは電話を切ってしまいました。
いや、そうね。
初めからわかってた事じゃない。
無理なのよ。確かに、Samが居ないままだったら、死んだままの心を抱えつつも、Deanは、自分を騙したままLisaとBenと生きていたかもしれない。
でも、Lisaが言ったように、それはSamが戻って来た時に終わってた。DeanとSamは、この世にいる限り、別々には生きていけないんです。
今回の事件が影響しているとはいえ、Lisaが言った事は本心でしょうからね。でも、この先のこと考えると、Lisaの決断は間違っていないと思います。Deanと居る限り、こんな事が一生続くんですから、いくら物わかりのいい女でも無理。
Deanが、Lisaにさよならを言われて、精神的に地獄に突き落とされていた時、SamはCoreyの部屋で彼女の飼い猫の頭蓋骨を見つけていました。そこへやって来たDean。テンパッテます。
S"どこに行ってた?俺、見つけたよ"
D"待て。その前に、俺たちは話さないと"
S"ああ、どうした?"
D"聞きたい事がある。そして、あ~、おまえは本当のことを言うんだ"
S"ああ、Dean、もちろんだよ。・・・・何の事?"
D"俺は真実が知りたい。で、俺にはそれが可能なんだ。だから、俺はおまえに質問する"
S "・・・?・・・"
D"あのVampire が俺を攻撃した時、おまえ、なんで黙って見てたんだ?"
S "・・・おれ・・・・おれ、出来なかった。・・・動けなかった"
D "動けなかった?"
S "・・・"
D "おまえ、戻って来てからターミネーターみたいに無敵じゃなかったのか?"
S "わからないよ。ショックのあまりかな・・・。それに遅すぎた・・・。本当に悔しいよ。・・・信じて欲しい。Dean、嘘なんてつかない。おれが、そんなことワザとやると思う?Deanは、おれの大事な兄貴なんだ。そんなDeanをなんで・・・"
D "わかった・・・わるかった。俺、・・・俺、見たと思ったんだ。俺が間違ってた。本当に今日は最悪で・・・"
S "大丈夫だよ。おれがついてる。いつだってだ"
D "・・・ありがとう、Sammy"
Deanは、この時感情が溢れて泣きそうです。
Lisaに捨てられ、その上Samにまで裏切られたら、彼は生きていけないかもしれないほどの、ダメージを負うでしょう。それこそ、今回の敵の思うつぼになりそう。
でもね、信じてくれ、嘘なんてつかない、おれがいつだって側にいるよと言ったSamですが・・・。階段を下りて行くSamは、何だか本当に、感情がないように見える。今、Deanに微笑みかけていた優しい顔から、一瞬にして表情が消えてるの。どんなことにも動じない、強いHunterになったなら、それは良いことかもしれないんだけど、実は大問題を抱えていて、彼はどうもそれをDeanにも、他の誰にも隠しているようです。
さて、目の前の事件を解決するべく調査した結果、今回の敵はGodと判明しました。この世には、あらゆる神様が居るんでしたね。Coreyは、彼女のボーイフレンドの裏切りを知りたいと思うあまり、開けてはいけない扉を開けてしまったんです。呼びだしたのは、真実を司る神、Veritas。Veritasとは、真実という意味のラテン語です。
現在、彼女はDeanが自殺するまで皆に真実を語らせ続ける。死体置き場から消えた死体は、どうやら彼女の食事になっている模様。人を食べる神様も、この世には掃いて捨てるほどいますから、今さら驚く事はありません。
Veritasの弱点は犬。猫の神様だからでしょう。
そして彼女は崇拝されたがっていた。現代において、一度に多くの人に話かけるにはどうすべきか?
2人は、Deanがバーにいた時、かかっていたTV Showの女性アンカー、Ashley Frankを調べる事にします。
そして、犬に吠えられた彼女の瞳が、一瞬妖しく光るのを確認しました。夜、彼女が帰宅するのをつけて行くDeanとSam。今回の武器は、犬の血を浸したナイフです。Deanは、Samがその血をどこで調達したか、聞きたくもない様子です。
忍び込んだ豪華な家の中には、何匹もの猫、それに猫の置物。誘われるように猫について行くと、そこには盗まれた死体が、切り刻まれて置いてありました。
そこへやって来たVeritas。
美しいドレスに着替えていらっしゃいます。
そして、強い!
あっという間もなく、DeanとSamをふっ飛ばし、気絶させてしまいました。さすが神様。
DeanとSamが気づくと、縛られて身動きできず。犬の血がついたナイフも奪われて、引出しにしまわれてしまいました。
Veritasは、死体から舌を切り取って、食べます。美味しそうに。こっちにしてみたら、ウゲって感じですが。
Samは、隠し持っていたナイフでこっそり、縛られている縄を切ろうとしています。Veritasは、Deanの舌を食べる前に、興味があるからと、DeanがSamのことをどんなふうに思っているかしゃべらせます。Veritasの前では、誰もが真実を語る事を強要されます。
D "・・・今は、良い。昨日までは、眠っている間に殺そうと思ってた"
S"・・・・・"
D"Monsterだと思ってたんだ。でも、今思うと・・・"
V"あなたは今どう思うの?"
D"Samは俺のように振舞ってただけだ"
V"どういう意味?"
D"仕事さ・・・。自分の血に塗れるまで、血に塗れ続ける。死のうとして、それが正しいかのように・・・。俺は、ここから逃れたいんだと自分に言い聞かせていた。家族が欲しいと思おうとして"・・・
V"嘘をついてたのね"
D"ああ・・・俺が得意な事は、喉を掻き切ることで。父親になる事じゃない。・・・俺は殺し屋だ・・・。そしてそれが変わることなんてないんだ。・・・今は、それがわかってる・・・"
真実を語らせて満足げなVeritas。
次はSamの番です。
戻って来て、またDeanと一緒になって、どう思っているのか。
S"・・・おれ達が一緒にやって行くのは、・・・難しいよ。でも、おれ達は、お互いに気遣い合ってる。それが大事なんだ。そして、それがすべてなんだ。それが真実さ"
しかしそれを聞いたVeritasの表情が変わります。
V"いいえ・・・・。いいえ、違うわ"
S"お前が言ったんじゃないか。嘘は吐けないって"
D"・・・・・・・・・"
V"どうやってるの?!"
D"・・・・・・・・・"
V"私に嘘をつくなんて、そんなこと不可能だわ!!"
S"嘘なんてついてない!!"
V"お前は何なの?!彼は何なの?!"
D"・・・・・・・・・"
S"お前が何を言ってるのか理解できない!"
V"本当に?私はそれさえ疑うわ。私は、おまえの口から出る何もかもを疑う。お前は人間じゃない"
D"・・・何だって"
V"知らなかったのか?だがそれが真実だ"
そこでSamの縄が切れて、彼はVeritasに飛びかかります。Deanは、投げられたナイフで自分の縄を必死で切ります。Samは、殴られながらも引出しからナイフを取り出しますが、神様はやっぱり強くてやられそうになります。しかし、縄を切ったDeanが、近くにあったフックで、Veritasを背後から突き刺し、一瞬手を離したすきにSamが、犬の血の付いたナイフで仕留めました。Veritasの本当の顔は、猫というか、蛇というか、なんとも凄い顔でした。
何とか神様という強敵を始末した2人ですが、Deanは手に持ったナイフをSamに向けて詰め寄ります。後ずさるSam。
S"Dean、おれだよ!"
D"おまえは俺の弟じゃない!"
S"聞いてくれ!"
D"おまえは何なんだ?!"
S"おれだって!Dean!お願いだ、説明させてくれよ"
D"どうやって信用しろって言うんだ?!"
S"OK、わかった。真実を話すよ!そうだ!そうなんだ!Veritasの言った事はあたってるんだ!!正しかった!!おれには、なにか深刻な問題がある!自分では知ってたんだ!!"
D"・・・・・・・・・・"
S"おれ、嘘ついてた。ああ。おれ、DeanをワザとVampireにした"
D"・・・!?・・・"
S"でも!!治療法を知ってたんだ、Dean。それにあのNestを知る必要があったんだよ!それに、Deanならそれにも耐えられると思ったんだ!!"
D"耐えられるだと?!!俺は、死んでたかもしれないんだぞ!!Benを殺してたかもしれない!!"
S"非情なことだって思いなおすべきだった。でもおれ・・・おれ、感じないんだ・・"
D"・・・?何だって?"
S"おれ、戻って来てからずっと、今までよりずっと優秀なHunterになったんだ!!もうどんなことも、おれを恐れさせない!恐れを感じる事が出来ないから!何が自分に起ってるのか、わからないんだ!"
D"・・・・・・・・"
S"・・・おれ・・・おれには助けが必要なんだと思う・・・"
D"・・・・・・・・・・"
そう言って、Samは久々の子犬のような瞳でDeanを見返します。Samは、大きな秘密を告白して、何だかホッとした顔してるような感じです。
ナイフを置いたDeanに言葉は無く。
見つめ合った2人。
Samは、助けを求めるような表情で、Deanをただ見つめるだけです。Deanが、何かを決心したように少し小さくうなずいたように見えた次の瞬間、モノも言わずにSamを殴り倒しました。そして彼が気絶するまで殴り続けました。
Ep6にして、大きな動きがきましたね。
そうか~、そうくるか~!という感じです。
Samが、Samじゃないなんて事は、さすがにないだろうと思ってたんですがね。
いや~、今Season、面白いっす。
わたしは、好きだな~。
Samの様子の異常さは、どうなってるんだ?と、今Seasonの大きな懸念でしたが、少し見えてきた。来週のPromoを見たので、Samが、何も感じなくなった理由がわかっています。
来週、CasがSamの"中"を読んで、彼がいったいどうなっちゃってるのかわかるんです。
He has been losing THE soul.
どこいっちゃったんでしょうか?そして、それを取り戻す事が出来るんでしょうか。
そして、Dean。
Lisaとは、このまま終わりなんでしょうか?
わたしは、Deanがただの殺し屋だとは、もちろん思いませんが、家族を持つ事はもう無理なんじゃないかと思います。JohnもBobbyも、元々家族を持ってて、仕方なくHunterになったんですよね。子供のころから、Hunterとして育ったDeanとSamには、可哀想だけど、それは無理なような気がします。
DeanとSamの家族はもう、お互いしかいないんです。
だから!その唯一の家族を失くさないためにも、Dean頑張ってSamの魂を、取り戻してあげて!!
ああ~、またまた、Deanにはつらく大きな使命が圧し掛かってしまいましたね。
いや~、次回Ep、楽しみですね~!!
***
Supernatural Season6 Ep6 "You Can't Handle the Truth"の感想もどきです。
とんでもない事実が判明しましたね。
しかし、Sam、あんたもいつまでも隠し事ばっかしてちゃダメだよ。そのたびにDeanがどれだけツライ思いしてるか、いい加減学習しなさい。
さて、サクサク進めて行きましょう。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
冒頭、今回の事件はというと、ウエートレスさんJane。
彼女に、突然聞こえはじめたというか、他の人が彼女に彼女自身の価値のなさを言い始めた。それ以外にも、ママが嫌いで眠っている間に焼き殺したい、なんて物騒な事言う子供。
自分がおかしくなったかと思って、家族に電話したJaneに彼女のお姉さんは言います。みんなあなたには迷惑をかけられている、あなたどうして自殺しないの?と。
そう言われたJaneは、銃で自殺してしまいました。
周りの人が突然自分に悪意のある態度で接してきたら、きっと混乱するでしょうね。
そして、Deanも混乱しています。
彼はSamが自分のSamじゃないと思っています。先週のEpで、自分がVampireにされるところを、ただ見てた。しかも嬉しそうに笑ってたSam。不安にもなります。
そしてこんな時、相談するのはBobbyしかいません。Samがホットドック買ってる隙に、Bobbyに電話します。
D"俺は、自分が何見たかわかってるさ!!"
B"でも俺は、塩も銀も・・・すべて為したんだぞ"
D"あいつは、そのVampireに俺を差し出したんだぞ!!アレは俺の弟じゃない!!"
B"だとしたら、俺達が今まで出会った事のないMonsterだってことだな"
D"それか、Luciferか"
B"・・・Casには連絡したのか?"
D"もちろんさ!あいつは答えないけどな。クソくらえだ!!もう待ってられるか!!"
B"わかったから、落ちつけよ。お前が正しいかもしれないが、ここはプロらしく・・・"
D"プロらしくだって?!!あいつは俺がやられるのを黙って見てたんだぞ!!"
B"本当に見たって確かに言えるのか?"
D"クソ!!Bobby、もちろんさ!!"
B"それは、証明にはならない。俺達はこの事を話し合う・・・"
D"この状況をどうするか、早急に決めないと!Vampireとは違うんだ。戻って来たあいつはあいつじゃない"
B"・・・わかった。お前の言う事はわかったよ"
D"ホントかよ?!"
B"ああ。とにかく調べてみるから、それまでSamを殺すなよ。見てるんだ。俺達には真実が必要だ。そして、あいつを倒すんだとしたら・・・俺達はその方法を知る必要がある"
D"・・・同じ車に乗るのさえイヤなのに、事件を抱えてるんだ"
B"乗るんだ。Samはお前の事件なんだからな"
と、電話は切られます。
確かに、Samの事だとすると、Dean以外解決する人いない。Bobbyにしてみたら、いろいろ試してみたんだから、見たことないMonsterだという事なんでしょうけど、DeanはLuciferを疑っています。でも、Luciferだとしたら、解せない事はたくさんありますけどね。ま、元Archangelで地獄の魔王の考えることなんて、所詮考えても詮無い事ですが。
戻って来たSamにDeanは、Lisaに電話してメッセージを残してたんだとウソを言います。Samは、折り返しあった?とDeanを気遣います。
このSamが、Samじゃないとしたら、いったい何だっていうのか・・・。
とにかく、事件かもしれない事について、調べる事にします。
Janeの家に行って、お姉さんに話を聞く事に。
いつものように、FBIスタイルのDeanとSam。妹の自殺にFBIが何故興味があるのか、彼女は不思議がりますが、Janeが電話をかけてきた時、彼女にとってその日は最悪の日だったようなので、彼女を励ましたと言います。ところがSamは、それが嘘だと見抜いてしまいました。そして、彼女に本当は何を言ったのか真実を言うように迫ります。Deanは、そのあまりにも自信ありげなSamを見て、またまた不安が募ります。
ズバリと嘘を言っていると言い当てられたお姉さんは、泣きながら告白しました。"愛してる、あなたのためにいつでもここにいる"と言おうとしたのに、口から出たのは、"あなたは重荷なの。自殺しなさい"という酷いものでした。でも、彼女は自分自身を止める事は出来なかったんだと言います。
Hex Bagも硫黄もなし。
いったい何が、お姉さんにそんなことを言わせたのか。やっぱりこれは2人の事件のようです。
その頃またまた事件発生。
歯医者さんです。嫌いです歯医者さん。大抵の人は嫌いだと思いますが、この日の患者さんも嫌いなようですね。いきなり何を言い出すのかと思ったら、自分の皮膚の弛んだ妻なんかと一緒にいたくない。君の娘のMelissaは私を抑えられなくする。そして実際抑えられなかったと。そんなことを聞かされた歯医者さん。激怒のあまり、歯を削るドリルを、患者の口に突っ込んでしまいました。
・・・ああ、また歯医者さんが嫌いになりました・・・。
Deanは、モーテルでひとりです。
そしてBobbyに連絡しています。
D"何かわかったか?"
B"一晩中調べて見た。何もない"
D"・・・素晴らしい"
B"そっちは?"
D"同じ部屋にいるだけで、ムズムズする。何で何も見つからないんだ?"
B"努力はしてるさ"
D"いつまで耐えられるのわかんないぞ、Bobby。いったい奴が何なのか早く調べてくれ"
B"やってるさ。・・・・しかし・・・最悪のシナリオがあるぞ"
D"ああ、Satanが俺の相棒だってことだろ?わかってるさ"
B"それ以上に最悪の事だ"
D"なんだよ、それ"
B"・・・Samが本物だった場合だ"
D"・・・・・・・・もう切るよ"
B"Dean"
D"とにかく、Bobby、何とかしなきゃ"
そうね、Samが他の何ものでもなく、Sam自身だったら。その上で、DeanをVampireにしちゃったりなんてことしたんだとしたら、それって最悪ですよね。
わたしは、来週のPromoを見たので、もうある程度の想像はついてます。どうするんでしょうか。
Deanは、Lisaに電話しますが、一度コールしただけで切ってしまいました。なんて言っていいかわかんないんでしょうね。でも、女の事でこういうふうにグズグズするDeanを見るのはイヤです。
そこへ帰って来たSam。
S"また事件だ"
D"ああ、どんな?"
S"歯科医が人が死ぬほど、穴を開けたんだ"
D"それってつまり、エッチな意味じゃないよな?"
S"狂気に支配されたんだよ "
D"そう思うか?"
S"さあ、話を聞きに行こう"
D"・・・OK・・・おまえ先に行っててくれちょっと調べてから追いかけるから"
S"・・・・・・・・・・・・・"
D"・・・・・・・・・・・・・"
S"・・・マジで・・・?"
D"ああ、何を相手にしてるかわかっときたいだろ?"
S"・・・ああ・・・うん・・・そうだね"
Deanは、なるべくSamと2人になりたくない。
恐いっていうんじゃなくて、何だか得体のしれないモノと一緒にいる事の、不安なんでしょうか?とにかく早くどうなってるのか見極めないと、こんなこと長く続かない。
Samが歯科医に話を聞きに行くと、彼はすでに独房で首をつって死んだ後でした。Samが、彼のスタッフから話を聞くと、面白い事がわかりました。人々はみな、真実を話すことを強いられたようになっていました。呪われたように、言わなくて良い真実まで言ってしまう。
Samは、自分は死体を見に行くので、Deanは歯科医のオフィスを調べに行くように頼みます。
Deanが、オフィスに行くとサックスが飾ってあります。そして彼の机の上に、どこかで見たようなマークのレシートが。Deanは、Janeの家の冷蔵庫にもこれと同じマークがあり、カレンダーにも記入があったことを思い出します。
Harry’s House of Hornsに話を聞きに行くと、店主は確かに2人のことを知ってはいましたが、それほど親しい仲ではなかったようで、大した事は聞けませんでした。早々に引き揚げようとするDeanに、店主が訊きます。
盗まれたラッパのことを。
Deanはそんな事にかまってられないと、適当に誤魔化して行こうとしましたが、それが実は大変な価値のある骨董品であることを聞かされます。そしてそれが盗まれたのは、Janeが死んだ日と同じ日でした。
モーテルに帰って調べてみると、どうやらそれは「Gabriel’s Horn」のようです。
そう。例のHeavenから盗まれたAngelの武器のひとつ。
Deanは、Casを呼びます。
するとあんなにSamのことで力になって欲しくて呼んだ時は、全く返事もしなかったのに、いざ、Angel絡みのこととなると、アッサリ現れるCas、。
Deanじゃなくても、文句のひとつも言いたくなる。
ほんとう~~~~に、Angelって、自分勝手ですね。
D"Cas~、おお~い。お前達の管理不行き届きの核兵器だぞ。Angelの武器だ。これはお前の管轄だろ?聞いてんのか?Cas?"
C"・・・やあ、Dean"
D"・・・お前、俺をバカにしてんのか?!俺がSamが緊急事態だって呼んでも来ないくせに、こんなラッパの事になると速攻でくんのかよ!?"
C"来てくれと頼まれたから来ただけだ"
D"こんな事の前に、俺はお前に来てくれってずっと頼んだだろ!このクソ野郎!!"
C"・・・・・私にはSamに関することで何の手助けも出来ないので、来なかったんだ"
D"ああ、そりゃ良かった。SamはLuciferの為の贈り物用包装紙になっちまってるって判ったんだからな!"
C"いや、そうじゃない。・・・彼はLuciferではない"
D"何でそう言い切れるんだ?"
C"Luciferが檻から逃れたなら、我々はそれを感じる事が出来るはずだ"
D"・・・じゃあ!Samはいったいどうしたって言うんだ?"
C"私にはわからないんだ、Dean。申し訳ない"
D"・・・どうしたって言うんだ?Cas。お前人間だったし、少なくともそれが好きだったろ?"
C"・・・・私は今、戦いの中にいる。・・・どうしようもない状況に置かれているんだ"
D"Gabrelのラッパもそのひとつか?あれは本物か?"
C"見たのか?"
D"町にはあると思ってる。何かが人々に押し付けて・・・"
そこまで言ったところで、Casは突然消えてしまいました。
D"ああ!いいえ、どういたしまして!!"
やり切れなさに酒を呷りますが、何と、あっという間に戻って来たCas。Angelの行動は読めませんね。
C"本物ではなかった"
D"!2秒しか経ってないじゃないか!どこで見たんだ?"
C"あらゆる所を"
Angelにとってこんな事は、へでもないって事です。
D"・・・とにかく。会えてよかったよ!"
C"Dean"
D"何だよ?!"
C"お前の弟について・・・私は彼がどうしたかについてはわからない。・・・しかし、私は助けたいんだ。・・・調べてみるつもりだ"
D"・・・ああ、サンクス・・・"
Cas、優しいのか何なのかわかりませんね。
いや、きっと彼にとっては、メチャメチャ凄い気にしようなんだと思いますが。なにせ、Angelがこれほど人間のこと気にかけることないですからね。
Samは、死体を調べに検死官を訪ねていました。ところが、ここで新事実が判明。この歯科医さん以外の、今週自殺した他の人の死体が、すべて無くなっているんです。
Samは、その事をDeanに電話します。そして、検死官から聞きだした、最初の犠牲者の家で調査をしているので来てくれと言います。交通事故だという事になっていましたが、多分彼女が最初のひとりだと。
Deanはわかったと言いますが、すぐには行こうとしません。
彼がその時居たのは、バーです。
またお酒を飲んでいます。
はっきり言って飲みすぎです。
地獄から帰って来た時も、忘れるために四六時中酒を飲んでいました。Deanは、何か不安な事があると、酒に逃げるタイプですね。今回の心配事は、一番はSamのこと。2番目はLisaとBenのことでしょうか。
バーのテレビでは、女性アンカーか何か話しています。
「私はあなた方に真実をもたらすために専門家と話しました」?
突然、バーにいた人がDeanに真実を語り始めます。バーテンダーの女性、私は妊娠できないと思う、神様が私の結婚を偽りだと知っているから。お客の色っぽい女の人、あなたが私の胸を見るように私はここに座ってるのよと。
表に出たDeanは、Bobbyに電話します。
するとBobbyまで、聞きもしないことを話し始めます。
"Tori & Dean"(TV Show)を見ながらミルクを飲んでる。大Fanなんだ。彼女は天才だ。そして時々、ペディキュアをしてもらう?って、マジですか?Bobby?わたしの勘違い??そこまで聞いて、DeanもBobbyを止めました。
それ以上聞いたら、トラウマになるって(苦笑)
何でこんなこと話したことないのに言ってるんだというBobbyに、Deanはそれは自分が呪われたからだと言います。みんな、Deanには真実を言ってしまう・・。まだ、初めてのガールフレンドがどうとか言いかけるBobbyを適当にあしらって、今度はSamに電話しますが、留守電になっていました。話があるとメッセージだけ残し、Samの元に向かいます。
その頃Samは、最初の犠牲者と思われるCoreyの友達?姉妹?に話を聞いていました。彼女は自殺したんだと思うとSamが言うと、彼女は、実は自分もそうじゃないかと思っていたと言います。Coreyはその頃、問題を抱えていました。学校の事、いなくなった飼い猫、でも、一番は、彼女のボーイフレンドのことでした。彼は、Coreyを騙していたそうです。そして、真実を見つけるために必死になっていたと。
Samは、Coreyの部屋を調べる事にします。
Deanが、Coreyのアパートの前に着くと、電話がかかってきました。
Lisaです。
何でこんな時に・・・。
いま、Lisaは、Deanに本心を話してしまいます。Deanの呪いのせいで。最悪のタイミングです。
D "・・・やあ"
L"電話くれたのね"
D"ああ、この間はどうかしてた"
L"Benは、あの時のこと、話題にさえしないわ"
D"Lisa、今はその話をするには、最悪のタイミングなんだ。後で・・・後にできるかな?"
L"あなたは、わたしの子供を突き飛ばしたのよ、Dean。今、話しましょう"
D"そんなつもりじゃなかったんだ"
L"じゃあ、どういうつもりだったの?"
D"・・・説明できないんだ・・・"
L"・・・・本当のことを知りたい?"
D"それほどでもない"
L"・・・あなたこれまでも、強引に物事を進めてきた。強引に。あなたはそんな普通とは違う生き方を変えられると本気で思ってる?"
D"君はわかってたはずだ"
L"ええ、でも、わたしはSamが戻って来るとはおもってなかったもの。彼が戻って来た事は嬉しい。でも!Samが戻って来た時、わたしはそれが終わるって知ってた。あなた達2人の間には、とんでもなく複雑で理解できない何かがある。そして、彼があなたの人生に関わり合う限り、あなたは決して幸せにはなれないわ"
D"・・・・・"
L"・・・・あ・・・こんな風に酷い言い方するつもりじゃなかったのに・・・"
D"君のせいじゃない・・"
L"わたしは、Samと親しくはない。わたしには大事な姉妹がいるけど、もし彼女が死んでも、わたしは彼女を生き返らせたりはしないわ!"
D"・・・わかった、Lis・・・俺は嘘をつくつもりはないんだ。ただ・・・俺とSam・・・俺たちは問題を抱えてる。それは疑いようもない。・・・でも、君とBen・・・"
L"わたしとBenは、もうこれ以上あなたと一緒にいる事は出来ない。ごめんなさい・・・"
そう言って、Lisaは電話を切ってしまいました。
いや、そうね。
初めからわかってた事じゃない。
無理なのよ。確かに、Samが居ないままだったら、死んだままの心を抱えつつも、Deanは、自分を騙したままLisaとBenと生きていたかもしれない。
でも、Lisaが言ったように、それはSamが戻って来た時に終わってた。DeanとSamは、この世にいる限り、別々には生きていけないんです。
今回の事件が影響しているとはいえ、Lisaが言った事は本心でしょうからね。でも、この先のこと考えると、Lisaの決断は間違っていないと思います。Deanと居る限り、こんな事が一生続くんですから、いくら物わかりのいい女でも無理。
Deanが、Lisaにさよならを言われて、精神的に地獄に突き落とされていた時、SamはCoreyの部屋で彼女の飼い猫の頭蓋骨を見つけていました。そこへやって来たDean。テンパッテます。
S"どこに行ってた?俺、見つけたよ"
D"待て。その前に、俺たちは話さないと"
S"ああ、どうした?"
D"聞きたい事がある。そして、あ~、おまえは本当のことを言うんだ"
S"ああ、Dean、もちろんだよ。・・・・何の事?"
D"俺は真実が知りたい。で、俺にはそれが可能なんだ。だから、俺はおまえに質問する"
S "・・・?・・・"
D"あのVampire が俺を攻撃した時、おまえ、なんで黙って見てたんだ?"
S "・・・おれ・・・・おれ、出来なかった。・・・動けなかった"
D "動けなかった?"
S "・・・"
D "おまえ、戻って来てからターミネーターみたいに無敵じゃなかったのか?"
S "わからないよ。ショックのあまりかな・・・。それに遅すぎた・・・。本当に悔しいよ。・・・信じて欲しい。Dean、嘘なんてつかない。おれが、そんなことワザとやると思う?Deanは、おれの大事な兄貴なんだ。そんなDeanをなんで・・・"
D "わかった・・・わるかった。俺、・・・俺、見たと思ったんだ。俺が間違ってた。本当に今日は最悪で・・・"
S "大丈夫だよ。おれがついてる。いつだってだ"
D "・・・ありがとう、Sammy"
Deanは、この時感情が溢れて泣きそうです。
Lisaに捨てられ、その上Samにまで裏切られたら、彼は生きていけないかもしれないほどの、ダメージを負うでしょう。それこそ、今回の敵の思うつぼになりそう。
でもね、信じてくれ、嘘なんてつかない、おれがいつだって側にいるよと言ったSamですが・・・。階段を下りて行くSamは、何だか本当に、感情がないように見える。今、Deanに微笑みかけていた優しい顔から、一瞬にして表情が消えてるの。どんなことにも動じない、強いHunterになったなら、それは良いことかもしれないんだけど、実は大問題を抱えていて、彼はどうもそれをDeanにも、他の誰にも隠しているようです。
さて、目の前の事件を解決するべく調査した結果、今回の敵はGodと判明しました。この世には、あらゆる神様が居るんでしたね。Coreyは、彼女のボーイフレンドの裏切りを知りたいと思うあまり、開けてはいけない扉を開けてしまったんです。呼びだしたのは、真実を司る神、Veritas。Veritasとは、真実という意味のラテン語です。
現在、彼女はDeanが自殺するまで皆に真実を語らせ続ける。死体置き場から消えた死体は、どうやら彼女の食事になっている模様。人を食べる神様も、この世には掃いて捨てるほどいますから、今さら驚く事はありません。
Veritasの弱点は犬。猫の神様だからでしょう。
そして彼女は崇拝されたがっていた。現代において、一度に多くの人に話かけるにはどうすべきか?
2人は、Deanがバーにいた時、かかっていたTV Showの女性アンカー、Ashley Frankを調べる事にします。
そして、犬に吠えられた彼女の瞳が、一瞬妖しく光るのを確認しました。夜、彼女が帰宅するのをつけて行くDeanとSam。今回の武器は、犬の血を浸したナイフです。Deanは、Samがその血をどこで調達したか、聞きたくもない様子です。
忍び込んだ豪華な家の中には、何匹もの猫、それに猫の置物。誘われるように猫について行くと、そこには盗まれた死体が、切り刻まれて置いてありました。
そこへやって来たVeritas。
美しいドレスに着替えていらっしゃいます。
そして、強い!
あっという間もなく、DeanとSamをふっ飛ばし、気絶させてしまいました。さすが神様。
DeanとSamが気づくと、縛られて身動きできず。犬の血がついたナイフも奪われて、引出しにしまわれてしまいました。
Veritasは、死体から舌を切り取って、食べます。美味しそうに。こっちにしてみたら、ウゲって感じですが。
Samは、隠し持っていたナイフでこっそり、縛られている縄を切ろうとしています。Veritasは、Deanの舌を食べる前に、興味があるからと、DeanがSamのことをどんなふうに思っているかしゃべらせます。Veritasの前では、誰もが真実を語る事を強要されます。
D "・・・今は、良い。昨日までは、眠っている間に殺そうと思ってた"
S"・・・・・"
D"Monsterだと思ってたんだ。でも、今思うと・・・"
V"あなたは今どう思うの?"
D"Samは俺のように振舞ってただけだ"
V"どういう意味?"
D"仕事さ・・・。自分の血に塗れるまで、血に塗れ続ける。死のうとして、それが正しいかのように・・・。俺は、ここから逃れたいんだと自分に言い聞かせていた。家族が欲しいと思おうとして"・・・
V"嘘をついてたのね"
D"ああ・・・俺が得意な事は、喉を掻き切ることで。父親になる事じゃない。・・・俺は殺し屋だ・・・。そしてそれが変わることなんてないんだ。・・・今は、それがわかってる・・・"
真実を語らせて満足げなVeritas。
次はSamの番です。
戻って来て、またDeanと一緒になって、どう思っているのか。
S"・・・おれ達が一緒にやって行くのは、・・・難しいよ。でも、おれ達は、お互いに気遣い合ってる。それが大事なんだ。そして、それがすべてなんだ。それが真実さ"
しかしそれを聞いたVeritasの表情が変わります。
V"いいえ・・・・。いいえ、違うわ"
S"お前が言ったんじゃないか。嘘は吐けないって"
D"・・・・・・・・・"
V"どうやってるの?!"
D"・・・・・・・・・"
V"私に嘘をつくなんて、そんなこと不可能だわ!!"
S"嘘なんてついてない!!"
V"お前は何なの?!彼は何なの?!"
D"・・・・・・・・・"
S"お前が何を言ってるのか理解できない!"
V"本当に?私はそれさえ疑うわ。私は、おまえの口から出る何もかもを疑う。お前は人間じゃない"
D"・・・何だって"
V"知らなかったのか?だがそれが真実だ"
そこでSamの縄が切れて、彼はVeritasに飛びかかります。Deanは、投げられたナイフで自分の縄を必死で切ります。Samは、殴られながらも引出しからナイフを取り出しますが、神様はやっぱり強くてやられそうになります。しかし、縄を切ったDeanが、近くにあったフックで、Veritasを背後から突き刺し、一瞬手を離したすきにSamが、犬の血の付いたナイフで仕留めました。Veritasの本当の顔は、猫というか、蛇というか、なんとも凄い顔でした。
何とか神様という強敵を始末した2人ですが、Deanは手に持ったナイフをSamに向けて詰め寄ります。後ずさるSam。
S"Dean、おれだよ!"
D"おまえは俺の弟じゃない!"
S"聞いてくれ!"
D"おまえは何なんだ?!"
S"おれだって!Dean!お願いだ、説明させてくれよ"
D"どうやって信用しろって言うんだ?!"
S"OK、わかった。真実を話すよ!そうだ!そうなんだ!Veritasの言った事はあたってるんだ!!正しかった!!おれには、なにか深刻な問題がある!自分では知ってたんだ!!"
D"・・・・・・・・・・"
S"おれ、嘘ついてた。ああ。おれ、DeanをワザとVampireにした"
D"・・・!?・・・"
S"でも!!治療法を知ってたんだ、Dean。それにあのNestを知る必要があったんだよ!それに、Deanならそれにも耐えられると思ったんだ!!"
D"耐えられるだと?!!俺は、死んでたかもしれないんだぞ!!Benを殺してたかもしれない!!"
S"非情なことだって思いなおすべきだった。でもおれ・・・おれ、感じないんだ・・"
D"・・・?何だって?"
S"おれ、戻って来てからずっと、今までよりずっと優秀なHunterになったんだ!!もうどんなことも、おれを恐れさせない!恐れを感じる事が出来ないから!何が自分に起ってるのか、わからないんだ!"
D"・・・・・・・・"
S"・・・おれ・・・おれには助けが必要なんだと思う・・・"
D"・・・・・・・・・・"
そう言って、Samは久々の子犬のような瞳でDeanを見返します。Samは、大きな秘密を告白して、何だかホッとした顔してるような感じです。
ナイフを置いたDeanに言葉は無く。
見つめ合った2人。
Samは、助けを求めるような表情で、Deanをただ見つめるだけです。Deanが、何かを決心したように少し小さくうなずいたように見えた次の瞬間、モノも言わずにSamを殴り倒しました。そして彼が気絶するまで殴り続けました。
Ep6にして、大きな動きがきましたね。
そうか~、そうくるか~!という感じです。
Samが、Samじゃないなんて事は、さすがにないだろうと思ってたんですがね。
いや~、今Season、面白いっす。
わたしは、好きだな~。
Samの様子の異常さは、どうなってるんだ?と、今Seasonの大きな懸念でしたが、少し見えてきた。来週のPromoを見たので、Samが、何も感じなくなった理由がわかっています。
来週、CasがSamの"中"を読んで、彼がいったいどうなっちゃってるのかわかるんです。
He has been losing THE soul.
どこいっちゃったんでしょうか?そして、それを取り戻す事が出来るんでしょうか。
そして、Dean。
Lisaとは、このまま終わりなんでしょうか?
わたしは、Deanがただの殺し屋だとは、もちろん思いませんが、家族を持つ事はもう無理なんじゃないかと思います。JohnもBobbyも、元々家族を持ってて、仕方なくHunterになったんですよね。子供のころから、Hunterとして育ったDeanとSamには、可哀想だけど、それは無理なような気がします。
DeanとSamの家族はもう、お互いしかいないんです。
だから!その唯一の家族を失くさないためにも、Dean頑張ってSamの魂を、取り戻してあげて!!
ああ~、またまた、Deanにはつらく大きな使命が圧し掛かってしまいましたね。
いや~、次回Ep、楽しみですね~!!
***
2010/10/24
Supernatural Season6 Ep5 "Live Free or Twi-hard" 感想もどき
ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
Supernatural Season6 Ep5 "Live Free or Twi-hard"の感想もどきです。
いや~~~~!!!Sam~~~~~~~!!!
何なの??どうなってんの?Samは!
・・・久々に、心底Samの事が心配になったEpです。
DeanがVampireになったとしても、絶~~~対元に戻れると確信してましたので、余裕こいて見てたら、なんちゅうこと!
マジ、Samヤバイよ・・・。
Deanのあの最後の台詞は、不信感の現れだったのね・・・。
恐い・・・恐すぎます・・・。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
さて、冒頭、他人の身分証明書で酒を飲む、17歳のKristenちゃん。待ち合わせの相手を探します。現れたのは今時?のイケメンタイプの男子、Robert。ところが何だか妖しいの。Kristenちゃんの血を見た途端、どこかへ行ってしまいました。
別の日、再びKristenの元へ現れた彼。
自分はここにはいられない、君と一緒にはなれないんだと。でも、Kristenは自分はもう17歳、自分の事は自分で決まられるわ、といかにも子供の台詞です。彼はKristenに自分の牙を見せます。Robertは、Vampireだったんですね。ところが、Kristenは驚くどころか、彼に噛まれたいようです。Vampireに憧れる人は、この世にたくさんいます。彼女もその一人だったみたい。
Robertは、彼女を自分のNestに連れて行きます。
そこへ現れたのは、イケメンとは言い難いオッサンVampire。Kristenは、哀れ彼らのエサに??
DeanはLisaに電話しています。
実は、そんなに遠くないところにいるから、仕事が片付いたら会いに行くよ~なんて事言ってます。とんでもない優しい顔で・・・。なんかな~、こういう顔見せられるのは・・・。
"何、にやけてんだよ?"と訊いたSamもわたしと同じ気持ちかも・・。
この町で失踪事件が起っていました。
7日間で6人の女の子が失踪していて、それはこの1年間の失踪者数よりも多いものでした。2人は年と可愛いということ以外の共通点を見つけるため、最後の失踪者であるKristenの家に行く事にします。
Kristenのお父さん、娘は良い子だけど少しナイーブなところがあったと。女の子は難しい。お父さんには娘の行動が理解できなかったんでしょうね。この後Kristenの部屋に入ったDeanとSam、その気持ちが良くわかったでしょうね。
Kristenの部屋は、Vampireに憧れる17歳の女の子の部屋でした。ドラッグにハマるより悪いとDeanは言います。Samがパソコンを調べる間、Deanは置いてあったVampire本を読んで、こんな物がベストセラーだなんてと呆れかえっています。
Kristenのパソコンな中には、自分がVampireだと言う人からのコメントが一杯でした。その中のひとりの男が、彼女をBlack Roseという名の店に呼び出している事が判明。
Black Roseと聞いて、Deanは勘弁してくれ~と(笑)
夜、Vampire達が、車を襲って積荷を奪って行きました。襲った車は血液バンクの車、奪った物はもちろん血液です。
変ですよね。エサの人間を捕まえた上、血液バンクの車から血液を盗むなんて。いったいどういうことなんでしょう。Samはじいちゃんに電話しますが、とにかく奴らのNestを見つけるように言われます。
夜、Black Roseに来たDeanとSam。
周りはイカニモな、若者ばかり。Beerを持って来てくれた店員さんは、ラバー製の服を着ています。
ふとBeerを飲む手を止めたDean。
D "この前一緒にBeerを飲んだのっていつだった?"
Samはそれにな答えませんでしたが、随分久しぶりだったんですね。
Samが促した視線の先には、女の子に迫りまくる男。女の子もまんざらではない様子。他にも2人怪しそうな男がいました。3対2だと難しいです。ところが、そのうちの一人は、連れが来てKissし始めましたが、相手は男です。目を丸くするDeanと何となく視線を外すSam・・・。
でも調査対象は2人になりました。
移動し始めた2人をDeanとSamは、一人ずつ追いかける事に。店の奥に入って行く男を追いかけたSam。ドアの後ろに隠れていた男は、見事Vampireでした。
襲いかかって来たところを振り向きざま、大型のナイフで首を切り落としたSam。
・・・ほんと、雰囲気が以前とまったく違います。
一方のDean。店の裏手で、女の子の首に噛みつこうとしている男を引きはがし、女の子を逃がします。ところがこの男、口を開けさせてみると、その牙は、着け牙って言葉があるかどうかは何ですが、それでした。Vampireを売りにしてる店の従業員だったんですね。お仕事中だったって事で、Deanはそんな仕事がある事に驚いていましたが、男を解放して"Condom使えよ!!"と注意してます。
戻ろうとしたDeanの背後から声が。
それも聞き捨てならない台詞。
"かわいい"
いや、その通りだけどさ(苦笑)
訊きなおすDean。
現れた男は、冒頭でKristenに襲いかかったオッサンVampireです。無視して行こうとしたDeanをふっ飛ばし、殴りつけます。そこへ現れたSam。Deanが襲われているのを見て、走り寄って助け・・・るのかと思ったら、なんと!途中で立ち止まって、その様子をじっと見つめているだけです。Deanは、殴られて押し付けられ、ああこのまま血を吸われちゃうのかと思ってたら、こちらもなんと!!オッサンVampireは、自分の手首を噛みきって、流れ出た血をDeanに口に擦り付けました。
Supernaturalの世界では、血を吸われただけではVampireにはなりません。Vampireの血が体に入るとVampireになってしまうんです。
オッサンVampireは、カワイイと言ったDeanを自分の仲間にしてしまったんですね。何てこった。
ところが、そんなオッサンVampireよりも悪いのがSamです。
Deanが血を飲まされているところを、ジッと見ていたSamの顔。なんて言ったらいいの?嬉しそう?違うな・・・一種、恍惚とした表情っていう方がピッタリな気がした。はっきりと口元に浮かんだ笑み。DeanがVampireにされてるところを見て、どうしてあんな幸せそうな顔してんのか・・・。
何なんだろ・・・Samどうしちゃったんでしょう。
地獄から戻って来たSamは、本当のSamなのか。
それとも、違う何かなのか。
これは大変な出来事です。
やっと我に返ったSamが、慌てて走り寄りますが、オッサンVampireは軽々と壁によじ登り、逃げて行ってしまいました。呆然とするSamに、"Sammy"と呼びかけるDeanの弱弱しい声。
モーテルに帰った2人。
Deanは以上に鋭くなった聴覚に居たたまれない様子です。
D "ああ!なんてこった!!なんだよ!この音!!"
S "音って?Dean?"
D "ヘイ!!静かにしろよ!!"
隣の部屋に向かって怒鳴りながら壁を叩きます。眩しさにライトスタンドをたたき落とします。
D"電気を消してくれ!・・・ああ・・・"
S "Dean、座った方が良い"
D "おまえが座れよ!!・・・こんな風に死ぬとは思ってなかった・・・"
S "Dean、誰も死なないよ"
D "クソ・・・"
S "なに?"
今度はベッドサイドの時計の線を引っこ抜いて止めてしまいました。
D "Samuelが来たら俺を殺すさ"
S "Dean、そんなことしないよ"
D "いいや、やるさ!おまえがやらないから、彼を呼んだんだ"
S "ちょっと、ちょっと、待ってよ"
D "何のために?!俺を見ろよ!!"
S "おれ達、見つけられるさ"
D "どうやって?!"
S "・・・・・・・・"
D "・・・おまえ、何でそんなに冷静なんだ?"
S "冷静じゃないよ!!"
D "・・・そうか?・・・俺にはおまえの鼓動が聞こえるんだよ。それがとんでもなく、落ちついてるんだけどな"
S "それは・・・・それはおれが、落ちつこうと努力してるからだよ。Dean、いい?Samuelはどうしたらいいか知ってるよ!"
D "何言ってんだ!俺はMonsterなんだぞ!これは問題なんかじゃない!俺が誰かを傷つける前に、何とかしなきゃならないんだ!!"
S "・・・・・"
D "・・・ああ・・・"
S "・・・どんな感じ?"
D "今?!おまえ、今俺にどんな気分か言わせたいのか?!"
S "おれ・・・体は?"
D "どんなだと思う?!良いわけない!!"
S ""どこ行くんだ?
D "トイレだよ!!OK?!ニュース速報だ!Vampireもションベンするってな!!"
S "・・・・・"
バスルームに閉じこもったDean。
鏡を覗いて、唇を捲ってみるとそこに牙が・・・・。
なかなか出てこないのを不審に思って、Samがドアを開けてみると、そこにDeanの姿はなく、窓から出て行った後がありました。
Deanの今行く所って言ったらLisaとBenの所しかないですよね。Deanはさよならを言いに行ったんです。来るとは言ってたけど、いきなり夜中にベットのわきに立ってるDeanにLisaは驚きます。そして、様子が変です。DeanはLisaにこれまでの事をありがとういいます。Lisaはそんな様子に恐がります。Deanの耳にはLisaの鼓動が大きく聞こえています。耐えられなくなりそうで、もう行くというDeanにLisaは、ちゃんと説明してほしいと言います。Deanは自分の自分はもうすぐ死ぬとLisaに告白します。しがみ付いてきたLisaを壁に押し付けてKissしようとしたのか、それとも・・・。しかし、すんでの所で彼女から離れたDeanの口には、Vampireの牙が!
慌てて出て行くDean。
廊下で起きてきたBenに会います。近づいてきたBenをDeanは振り払ってしまいました。それを見たLisa、慌てて自分の部屋へBenを連れて戻ってしまいました。
そう、自分だけなら良いけど、息子に手をかけられたら、ダメですね。母親としては、子供を守ることが第一優先事項ですから。
モーテルにはSamuelじいちゃんが、やって来ました。
GS "どこに行ったかわからないのか?"
S "・・まさかいなくなるなんてもわなかったんだ"
GS "Deanは今Deanじゃないんだ!Sam。Monsterなんだぞ!それに腹を減らしてるはずだ。準備しないと・・・"
D "言ったろ、彼が俺を殺すって"
Deanは戻って来ていました。ナイフを手に身構えるSamとじいちゃん。
GS "喰ったのか?"
D "Lisaにさよならを言いに行ったんだ"
GS "答えるんだ、Dean"
D "・・・落ち着けよ・・・。飲んでないさ"
GS "よかった"
D "時間の問題だけどな"
この時のDeanの表情が、壮絶に色っぽいんですが。
Vampireに憧れる女の子じゃないですが、この色気には抵抗できない気がします。
Deanは、上着を脱いで、やってくれと言います。殺してくれと。ところが、じいちゃん、自分はDeanを元に戻す事が出来ると言います。殺すためにここに来たんじゃない、助けるために来たんだと。何だって?!と訊き返すDeanはいいとして、なんでSamまでそんなに意外そうな声だす?まるで、Deanが助かるってわかって嬉しくないみたいじゃん。と思うのは考え過ぎか?いや、でもさっきの事があるからな~。助けられたのに、みすみすDeanをVampireにしたのはSamなんだから。
というわたしの疑問は、このあとのじいちゃんとSamの会話で解決しました。
その前に、Deanを人間の戻す方法ですが、Campbellレシピで作るスープを飲む事。じいちゃんが持ってたそのじいちゃんのじいちゃんの手帳。そのスープには、DeanをVampireにした奴の血が要ります。今のDeanには、彼らのNestがわかります。奴らの匂いが分かるんですね。一緒に行くというSamに、Deanはおまえは歩くハンバーガーみたいな匂いがするから、すぐ気付かれる。これは自分ひとりでやるしかないと言います。ただ、一滴でも人間の血を飲んでしまったら、お終いです。もう元に戻る事は出来なくなる。空腹のDeanにとっては、時間との戦いです。じいちゃんはDeanにDead Man’s Bloodを渡して、彼を送りだしました。
じいちゃんは2人になってSamに問いただします。
GS "いったいどうしたんだ?Sam"
S "なんのこと?"
GS "おまえは治療法を知ってたじゃないか"
S "何?知らないよ"
GS "何カ月か前、私達はそれについて話し合ったろ?"
S "おれじゃないよ。Christianか誰かと勘違いしてるんだろ"
GS "・・・へえ・・・それはおかしいな。お前がDeanを治す方法を知っていたからかと思ったが。我々が探している、Alpha Vampireを見つけるための作戦かとなぁ"
S "・・・は!・・・冗談だろ?おれがそんな事のためにDeanを危険な目にあわせると思うのか?どういうつもりなんだよ?"
GS "・・・・・・・"
S "いいか?おれは、Deanを元に戻す事が出来て本当に安心してるんだ"
う~~ん、これじいちゃんの言う事が本当だとしたら、エライこっちゃ。ここまでもSamのこういう行動はありましたからね、Season6に入ってからですが。
とにかく、Monsterには、その種類ごとにAlphaと呼んでいる、最初のひとりがいるわけで、じいちゃん達はそれを探して生け捕りにするのが目的のようです。そして誰かに引き渡してる。
DeanがVampireにされちゃった時、あの時ただ血を吸われそうになってたんなら、Samはすぐに助けたのかもしれないです。でも、Vampireにされるとわかって、一瞬にして今回のことを思いついたのか?Deanを元に戻す事は出来るから、一旦Vampireにしておいて、Alphaを探す道具にしようと・・・。
Samってば、いったいどうなっちゃってんだか。
心配です。
じいちゃんにもその辺りの事、掴み切れていないようだし、Samも否定しましたからね、真相が判明するのは、まだ先でしょうか?
Deanは、VampireのNestに潜り込みますが、すぐにRobertに見つかりますが、今のDeanはVampire。仲間です。暖かく?迎え入れられました。そしてすぐに、血の御馳走を勧められますがそこは何とか切り抜けます。そして連れて行かれたのは、あのオッサンVampireの元。あ!Kristinちゃん、生きていました!次の女の子を見つけるため、パソコンでエサをまかされています。周りには檻があって、女の子達が入れられています。彼女達が素直に言うことを聞くまで、檻に入れて自由にさせない。そのうち彼女達は、言いなりになり、表でDeanのようなカッコイイ男を連れて帰って来る。今度はVampireになったその男が、カワイイ女の子を連れて帰って来るって寸法です。600歳のオッサンVampireは、嬉しそうにDeanに説明します。その様子がゾッとするくらい、イヤラシイ。
このオッサン絶対両方イケる口に違いない!
Deanは、別の意味でビビってるように見えた(苦笑)
この素晴らしく合理的なシステムを作ったのは、彼らの父だそうです。天井にはステンドグラスが美しく輝いていました。
オッサンVampireは、Deanをプライベートツアーに誘います。彼が背を向けた時、Deanは、Dead Man’s Bloodを振りかざしますが、如何せん、一滴血が床に滴り落ちてしまいました。聞き逃すはずない600歳のオッサンVampire。アッサリ形勢逆転です。後ろから羽交い絞めにされ、オッサンのイヤラシイ唇がDeanの顔に近づいてきます!!
きゃ~~、Dean逃げて~~~!!(苦笑)
その時、突然、何か聞き取れない声というか音に、オッサンVampireが、ばったりと意識を失って、倒れてしまいました。そして、檻の中の女の子Vampireも。次々と倒れて行きます。チャンスとばかり、Deanは何とかしようとしますが、そうだった!今は彼もVampireです。わけもわからないまま、Deanも気を失ってしまいました。
そして、みたVision。
最初はひとりだった少女、細胞分裂、2人になった少女はVampireの牙を持っています。黒人のおじさん。Aurota。頬に塗りつけられる血。示される先。ドアを出てく2人の少女。
気持ち悪い。不思議なVision。
目を覚ましたDean。一足先に目覚めたオッサンVampireが、檻の扉を開けています。Deanに襲いかかるVampire達。戦いながら逃げるDean。次々に片付けて行きます。容赦なし。
表には、Samとじいちゃんがやって来ていました。襲いかかるVampire。片付けておいて、2人は中に入って行きます。
Deanは、600歳のオッサンVampireとFace to Faceです。
彼は言います。何も止められない。これはとても大きなことなんだと。
Samとじいちゃんが、Deanの元に辿り着いた時は、もうすでに勝負はついていました。切り落とした首に足を乗せて、静かに座っているDean。 そのDeanを見てじいちゃんは、やっぱりDeanもCampbellだと言います。
そして、モーテルに帰った3人。
じいちゃんは、Campbellスープを調合します。
GS "これが効いたとしても、かなりの苦痛が襲うぞ、わかってるな"
D"そりゃすごい"
S"それで、あそこで何を見た?"
D"なに?"
S"Nestだよ、あそこで何を見たんだ?"
D"Sam!聞こえない!おまえの・・・・おまえの血が・・・何でそんなに興奮してるんだ?ちょっと、下がっててくれ!!早く治してくれ!"
受け取った液体、どう見ても不味そうですが・・・(ウゲ)
Deanもイヤそうです。が、飲まなきゃしょうがない。
D"人生に乾杯!"
と言って、一気に飲み干しました。
・・・変わりない??と思った時、突然のおう吐。
しかも、なんか物凄い色・・・。
苦しそうに上向いたDeanの顔は、Vampireになっていました。床に転がって苦しがりながら、Deanは自分がVampireにされた時までの事を、巻き戻しのフィルムのように思い出していました。そしてその最後にあったのは、自分が血を飲まされているところを、口元に笑みを浮かべて、ジッと見つめるSamの顔でした。
自分の見たものが何だったのか、すぐには理解できなかったのかもしれない。Samに抱き起こされて、不思議そうに見つめ返すDeanが可哀想です。
バスルームで綺麗になって出てきたDeanの視線は、Samに釘付けです。自分を助けられたのに、みすみすVampireにしたSam。彼はいったい何を考えていたのか。果たして、Samは本当に自分の知っているSamなのか・・・。Deanの中には、振り切る事が出来ない大きな疑問が湧いてしまいましたね。
Deanに気付いたSam。
S "で、何を見た?"
D "何?"
S "Nestだよ、あそこで何を見た?"
D "・・・ああ・・・それについては、ずっと考えてるんだが・・・。奴らは、実際自分たちで何かを考えてやってるわけじゃないと思うんだ。上からの命令で動いてる。次に進むためのすべての事"
GS "上からのというと・・・"
D "奴らのAlpha。少なくとも俺はそう思う。奴らは何か一種のサイキックのような物を使う。で、それは奴らにそれを送って・・・ああ~、俺にはわからないけど・・・メッセージかな・・・"
S "どういうこと?"
D"正直・・・新人募集?・・・Alphaは、軍を作ってる"
GS"・・・そりゃ・・・参ったな・・・"
D"もっと悪い事がある"
S"なに?"
D"もう奴らに脅しは効かない"
じいちゃんと別れて、DeanとSamの2人です。
Impalaのトランク、DeanはLisaに電話します。留守電になっていて、ヘイ、Lisaと言ったところで、Deanは止めてしてしまいました。
戻って来たSam。
S"Lisaと連絡取った?"
D"・・・やめた・・"
S"・・・残念だね・・・"
D"ああ・・・でも、少なくとも、あ~俺にはおまえがいる。例え何が起ったとしても、俺はおまえを信用していいんだよな?Sammy?"
S"ああ、もちろんだよ、Dean"
最後、あのDeanの顔。
Samは、嬉しそうだった。Deanに俺にはおまえがいる、頼りにしてるぞ、なんてこと言われたら、Samとしては言われたくって仕方なかった台詞だもんね。でも、Deanの心の内は、この嘘つき!!って感じ?不信感?それとももっと漠然とした不安だろうか?Samが何考えてるか分かんないもんね。Deanを絶対に救える自信があったとしても、昔のSamならやらない事だし。Deanが聞いた、Samのあの冷静な鼓動のこと考えると、やはりじいちゃんの言った事が、正しいんでしょうか?Deanをエサにしたって事?
う~ん、これは大変だ。
来週から、Deanはずっと不信感を持ったまま、Samをやってかなきゃならないわけだから、気の休まる間がないわね。LisaとBenの事もしんどい事だし。電話切っちゃったけど、どうするつもりだろ?まさかこのまま、放りっぱなしって事もないと思うんだけど、Hunterに戻ったからには、この先もこんなことが起らないとは限らないわけで、そのたびに心配かけて、恐がらせる事になる。ま、わかってた事なんだけどね。所詮、Hunterは幸せな家族なんて持てないもんなのよ。
それにしても、やっぱり気になるのはSamちゃんですね。
ああ、心配だ。
最近、先のDescriptionも読んでないので、来週どうなるのか知らないんですが、この事でなんか影響でるのかな?そうそう、Alphaっていうのも、面倒くさそうだし、でも、話としては面白くなってきました。
来週も楽しみです。
では、また。
***
Supernatural Season6 Ep5 "Live Free or Twi-hard"の感想もどきです。
いや~~~~!!!Sam~~~~~~~!!!
何なの??どうなってんの?Samは!
・・・久々に、心底Samの事が心配になったEpです。
DeanがVampireになったとしても、絶~~~対元に戻れると確信してましたので、余裕こいて見てたら、なんちゅうこと!
マジ、Samヤバイよ・・・。
Deanのあの最後の台詞は、不信感の現れだったのね・・・。
恐い・・・恐すぎます・・・。
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
さて、冒頭、他人の身分証明書で酒を飲む、17歳のKristenちゃん。待ち合わせの相手を探します。現れたのは今時?のイケメンタイプの男子、Robert。ところが何だか妖しいの。Kristenちゃんの血を見た途端、どこかへ行ってしまいました。
別の日、再びKristenの元へ現れた彼。
自分はここにはいられない、君と一緒にはなれないんだと。でも、Kristenは自分はもう17歳、自分の事は自分で決まられるわ、といかにも子供の台詞です。彼はKristenに自分の牙を見せます。Robertは、Vampireだったんですね。ところが、Kristenは驚くどころか、彼に噛まれたいようです。Vampireに憧れる人は、この世にたくさんいます。彼女もその一人だったみたい。
Robertは、彼女を自分のNestに連れて行きます。
そこへ現れたのは、イケメンとは言い難いオッサンVampire。Kristenは、哀れ彼らのエサに??
DeanはLisaに電話しています。
実は、そんなに遠くないところにいるから、仕事が片付いたら会いに行くよ~なんて事言ってます。とんでもない優しい顔で・・・。なんかな~、こういう顔見せられるのは・・・。
"何、にやけてんだよ?"と訊いたSamもわたしと同じ気持ちかも・・。
この町で失踪事件が起っていました。
7日間で6人の女の子が失踪していて、それはこの1年間の失踪者数よりも多いものでした。2人は年と可愛いということ以外の共通点を見つけるため、最後の失踪者であるKristenの家に行く事にします。
Kristenのお父さん、娘は良い子だけど少しナイーブなところがあったと。女の子は難しい。お父さんには娘の行動が理解できなかったんでしょうね。この後Kristenの部屋に入ったDeanとSam、その気持ちが良くわかったでしょうね。
Kristenの部屋は、Vampireに憧れる17歳の女の子の部屋でした。ドラッグにハマるより悪いとDeanは言います。Samがパソコンを調べる間、Deanは置いてあったVampire本を読んで、こんな物がベストセラーだなんてと呆れかえっています。
Kristenのパソコンな中には、自分がVampireだと言う人からのコメントが一杯でした。その中のひとりの男が、彼女をBlack Roseという名の店に呼び出している事が判明。
Black Roseと聞いて、Deanは勘弁してくれ~と(笑)
夜、Vampire達が、車を襲って積荷を奪って行きました。襲った車は血液バンクの車、奪った物はもちろん血液です。
変ですよね。エサの人間を捕まえた上、血液バンクの車から血液を盗むなんて。いったいどういうことなんでしょう。Samはじいちゃんに電話しますが、とにかく奴らのNestを見つけるように言われます。
夜、Black Roseに来たDeanとSam。
周りはイカニモな、若者ばかり。Beerを持って来てくれた店員さんは、ラバー製の服を着ています。
ふとBeerを飲む手を止めたDean。
D "この前一緒にBeerを飲んだのっていつだった?"
Samはそれにな答えませんでしたが、随分久しぶりだったんですね。
Samが促した視線の先には、女の子に迫りまくる男。女の子もまんざらではない様子。他にも2人怪しそうな男がいました。3対2だと難しいです。ところが、そのうちの一人は、連れが来てKissし始めましたが、相手は男です。目を丸くするDeanと何となく視線を外すSam・・・。
でも調査対象は2人になりました。
移動し始めた2人をDeanとSamは、一人ずつ追いかける事に。店の奥に入って行く男を追いかけたSam。ドアの後ろに隠れていた男は、見事Vampireでした。
襲いかかって来たところを振り向きざま、大型のナイフで首を切り落としたSam。
・・・ほんと、雰囲気が以前とまったく違います。
一方のDean。店の裏手で、女の子の首に噛みつこうとしている男を引きはがし、女の子を逃がします。ところがこの男、口を開けさせてみると、その牙は、着け牙って言葉があるかどうかは何ですが、それでした。Vampireを売りにしてる店の従業員だったんですね。お仕事中だったって事で、Deanはそんな仕事がある事に驚いていましたが、男を解放して"Condom使えよ!!"と注意してます。
戻ろうとしたDeanの背後から声が。
それも聞き捨てならない台詞。
"かわいい"
いや、その通りだけどさ(苦笑)
訊きなおすDean。
現れた男は、冒頭でKristenに襲いかかったオッサンVampireです。無視して行こうとしたDeanをふっ飛ばし、殴りつけます。そこへ現れたSam。Deanが襲われているのを見て、走り寄って助け・・・るのかと思ったら、なんと!途中で立ち止まって、その様子をじっと見つめているだけです。Deanは、殴られて押し付けられ、ああこのまま血を吸われちゃうのかと思ってたら、こちらもなんと!!オッサンVampireは、自分の手首を噛みきって、流れ出た血をDeanに口に擦り付けました。
Supernaturalの世界では、血を吸われただけではVampireにはなりません。Vampireの血が体に入るとVampireになってしまうんです。
オッサンVampireは、カワイイと言ったDeanを自分の仲間にしてしまったんですね。何てこった。
ところが、そんなオッサンVampireよりも悪いのがSamです。
Deanが血を飲まされているところを、ジッと見ていたSamの顔。なんて言ったらいいの?嬉しそう?違うな・・・一種、恍惚とした表情っていう方がピッタリな気がした。はっきりと口元に浮かんだ笑み。DeanがVampireにされてるところを見て、どうしてあんな幸せそうな顔してんのか・・・。
何なんだろ・・・Samどうしちゃったんでしょう。
地獄から戻って来たSamは、本当のSamなのか。
それとも、違う何かなのか。
これは大変な出来事です。
やっと我に返ったSamが、慌てて走り寄りますが、オッサンVampireは軽々と壁によじ登り、逃げて行ってしまいました。呆然とするSamに、"Sammy"と呼びかけるDeanの弱弱しい声。
モーテルに帰った2人。
Deanは以上に鋭くなった聴覚に居たたまれない様子です。
D "ああ!なんてこった!!なんだよ!この音!!"
S "音って?Dean?"
D "ヘイ!!静かにしろよ!!"
隣の部屋に向かって怒鳴りながら壁を叩きます。眩しさにライトスタンドをたたき落とします。
D"電気を消してくれ!・・・ああ・・・"
S "Dean、座った方が良い"
D "おまえが座れよ!!・・・こんな風に死ぬとは思ってなかった・・・"
S "Dean、誰も死なないよ"
D "クソ・・・"
S "なに?"
今度はベッドサイドの時計の線を引っこ抜いて止めてしまいました。
D "Samuelが来たら俺を殺すさ"
S "Dean、そんなことしないよ"
D "いいや、やるさ!おまえがやらないから、彼を呼んだんだ"
S "ちょっと、ちょっと、待ってよ"
D "何のために?!俺を見ろよ!!"
S "おれ達、見つけられるさ"
D "どうやって?!"
S "・・・・・・・・"
D "・・・おまえ、何でそんなに冷静なんだ?"
S "冷静じゃないよ!!"
D "・・・そうか?・・・俺にはおまえの鼓動が聞こえるんだよ。それがとんでもなく、落ちついてるんだけどな"
S "それは・・・・それはおれが、落ちつこうと努力してるからだよ。Dean、いい?Samuelはどうしたらいいか知ってるよ!"
D "何言ってんだ!俺はMonsterなんだぞ!これは問題なんかじゃない!俺が誰かを傷つける前に、何とかしなきゃならないんだ!!"
S "・・・・・"
D "・・・ああ・・・"
S "・・・どんな感じ?"
D "今?!おまえ、今俺にどんな気分か言わせたいのか?!"
S "おれ・・・体は?"
D "どんなだと思う?!良いわけない!!"
S ""どこ行くんだ?
D "トイレだよ!!OK?!ニュース速報だ!Vampireもションベンするってな!!"
S "・・・・・"
バスルームに閉じこもったDean。
鏡を覗いて、唇を捲ってみるとそこに牙が・・・・。
なかなか出てこないのを不審に思って、Samがドアを開けてみると、そこにDeanの姿はなく、窓から出て行った後がありました。
Deanの今行く所って言ったらLisaとBenの所しかないですよね。Deanはさよならを言いに行ったんです。来るとは言ってたけど、いきなり夜中にベットのわきに立ってるDeanにLisaは驚きます。そして、様子が変です。DeanはLisaにこれまでの事をありがとういいます。Lisaはそんな様子に恐がります。Deanの耳にはLisaの鼓動が大きく聞こえています。耐えられなくなりそうで、もう行くというDeanにLisaは、ちゃんと説明してほしいと言います。Deanは自分の自分はもうすぐ死ぬとLisaに告白します。しがみ付いてきたLisaを壁に押し付けてKissしようとしたのか、それとも・・・。しかし、すんでの所で彼女から離れたDeanの口には、Vampireの牙が!
慌てて出て行くDean。
廊下で起きてきたBenに会います。近づいてきたBenをDeanは振り払ってしまいました。それを見たLisa、慌てて自分の部屋へBenを連れて戻ってしまいました。
そう、自分だけなら良いけど、息子に手をかけられたら、ダメですね。母親としては、子供を守ることが第一優先事項ですから。
モーテルにはSamuelじいちゃんが、やって来ました。
GS "どこに行ったかわからないのか?"
S "・・まさかいなくなるなんてもわなかったんだ"
GS "Deanは今Deanじゃないんだ!Sam。Monsterなんだぞ!それに腹を減らしてるはずだ。準備しないと・・・"
D "言ったろ、彼が俺を殺すって"
Deanは戻って来ていました。ナイフを手に身構えるSamとじいちゃん。
GS "喰ったのか?"
D "Lisaにさよならを言いに行ったんだ"
GS "答えるんだ、Dean"
D "・・・落ち着けよ・・・。飲んでないさ"
GS "よかった"
D "時間の問題だけどな"
この時のDeanの表情が、壮絶に色っぽいんですが。
Vampireに憧れる女の子じゃないですが、この色気には抵抗できない気がします。
Deanは、上着を脱いで、やってくれと言います。殺してくれと。ところが、じいちゃん、自分はDeanを元に戻す事が出来ると言います。殺すためにここに来たんじゃない、助けるために来たんだと。何だって?!と訊き返すDeanはいいとして、なんでSamまでそんなに意外そうな声だす?まるで、Deanが助かるってわかって嬉しくないみたいじゃん。と思うのは考え過ぎか?いや、でもさっきの事があるからな~。助けられたのに、みすみすDeanをVampireにしたのはSamなんだから。
というわたしの疑問は、このあとのじいちゃんとSamの会話で解決しました。
その前に、Deanを人間の戻す方法ですが、Campbellレシピで作るスープを飲む事。じいちゃんが持ってたそのじいちゃんのじいちゃんの手帳。そのスープには、DeanをVampireにした奴の血が要ります。今のDeanには、彼らのNestがわかります。奴らの匂いが分かるんですね。一緒に行くというSamに、Deanはおまえは歩くハンバーガーみたいな匂いがするから、すぐ気付かれる。これは自分ひとりでやるしかないと言います。ただ、一滴でも人間の血を飲んでしまったら、お終いです。もう元に戻る事は出来なくなる。空腹のDeanにとっては、時間との戦いです。じいちゃんはDeanにDead Man’s Bloodを渡して、彼を送りだしました。
じいちゃんは2人になってSamに問いただします。
GS "いったいどうしたんだ?Sam"
S "なんのこと?"
GS "おまえは治療法を知ってたじゃないか"
S "何?知らないよ"
GS "何カ月か前、私達はそれについて話し合ったろ?"
S "おれじゃないよ。Christianか誰かと勘違いしてるんだろ"
GS "・・・へえ・・・それはおかしいな。お前がDeanを治す方法を知っていたからかと思ったが。我々が探している、Alpha Vampireを見つけるための作戦かとなぁ"
S "・・・は!・・・冗談だろ?おれがそんな事のためにDeanを危険な目にあわせると思うのか?どういうつもりなんだよ?"
GS "・・・・・・・"
S "いいか?おれは、Deanを元に戻す事が出来て本当に安心してるんだ"
う~~ん、これじいちゃんの言う事が本当だとしたら、エライこっちゃ。ここまでもSamのこういう行動はありましたからね、Season6に入ってからですが。
とにかく、Monsterには、その種類ごとにAlphaと呼んでいる、最初のひとりがいるわけで、じいちゃん達はそれを探して生け捕りにするのが目的のようです。そして誰かに引き渡してる。
DeanがVampireにされちゃった時、あの時ただ血を吸われそうになってたんなら、Samはすぐに助けたのかもしれないです。でも、Vampireにされるとわかって、一瞬にして今回のことを思いついたのか?Deanを元に戻す事は出来るから、一旦Vampireにしておいて、Alphaを探す道具にしようと・・・。
Samってば、いったいどうなっちゃってんだか。
心配です。
じいちゃんにもその辺りの事、掴み切れていないようだし、Samも否定しましたからね、真相が判明するのは、まだ先でしょうか?
Deanは、VampireのNestに潜り込みますが、すぐにRobertに見つかりますが、今のDeanはVampire。仲間です。暖かく?迎え入れられました。そしてすぐに、血の御馳走を勧められますがそこは何とか切り抜けます。そして連れて行かれたのは、あのオッサンVampireの元。あ!Kristinちゃん、生きていました!次の女の子を見つけるため、パソコンでエサをまかされています。周りには檻があって、女の子達が入れられています。彼女達が素直に言うことを聞くまで、檻に入れて自由にさせない。そのうち彼女達は、言いなりになり、表でDeanのようなカッコイイ男を連れて帰って来る。今度はVampireになったその男が、カワイイ女の子を連れて帰って来るって寸法です。600歳のオッサンVampireは、嬉しそうにDeanに説明します。その様子がゾッとするくらい、イヤラシイ。
このオッサン絶対両方イケる口に違いない!
Deanは、別の意味でビビってるように見えた(苦笑)
この素晴らしく合理的なシステムを作ったのは、彼らの父だそうです。天井にはステンドグラスが美しく輝いていました。
オッサンVampireは、Deanをプライベートツアーに誘います。彼が背を向けた時、Deanは、Dead Man’s Bloodを振りかざしますが、如何せん、一滴血が床に滴り落ちてしまいました。聞き逃すはずない600歳のオッサンVampire。アッサリ形勢逆転です。後ろから羽交い絞めにされ、オッサンのイヤラシイ唇がDeanの顔に近づいてきます!!
きゃ~~、Dean逃げて~~~!!(苦笑)
その時、突然、何か聞き取れない声というか音に、オッサンVampireが、ばったりと意識を失って、倒れてしまいました。そして、檻の中の女の子Vampireも。次々と倒れて行きます。チャンスとばかり、Deanは何とかしようとしますが、そうだった!今は彼もVampireです。わけもわからないまま、Deanも気を失ってしまいました。
そして、みたVision。
最初はひとりだった少女、細胞分裂、2人になった少女はVampireの牙を持っています。黒人のおじさん。Aurota。頬に塗りつけられる血。示される先。ドアを出てく2人の少女。
気持ち悪い。不思議なVision。
目を覚ましたDean。一足先に目覚めたオッサンVampireが、檻の扉を開けています。Deanに襲いかかるVampire達。戦いながら逃げるDean。次々に片付けて行きます。容赦なし。
表には、Samとじいちゃんがやって来ていました。襲いかかるVampire。片付けておいて、2人は中に入って行きます。
Deanは、600歳のオッサンVampireとFace to Faceです。
彼は言います。何も止められない。これはとても大きなことなんだと。
Samとじいちゃんが、Deanの元に辿り着いた時は、もうすでに勝負はついていました。切り落とした首に足を乗せて、静かに座っているDean。 そのDeanを見てじいちゃんは、やっぱりDeanもCampbellだと言います。
そして、モーテルに帰った3人。
じいちゃんは、Campbellスープを調合します。
GS "これが効いたとしても、かなりの苦痛が襲うぞ、わかってるな"
D"そりゃすごい"
S"それで、あそこで何を見た?"
D"なに?"
S"Nestだよ、あそこで何を見たんだ?"
D"Sam!聞こえない!おまえの・・・・おまえの血が・・・何でそんなに興奮してるんだ?ちょっと、下がっててくれ!!早く治してくれ!"
受け取った液体、どう見ても不味そうですが・・・(ウゲ)
Deanもイヤそうです。が、飲まなきゃしょうがない。
D"人生に乾杯!"
と言って、一気に飲み干しました。
・・・変わりない??と思った時、突然のおう吐。
しかも、なんか物凄い色・・・。
苦しそうに上向いたDeanの顔は、Vampireになっていました。床に転がって苦しがりながら、Deanは自分がVampireにされた時までの事を、巻き戻しのフィルムのように思い出していました。そしてその最後にあったのは、自分が血を飲まされているところを、口元に笑みを浮かべて、ジッと見つめるSamの顔でした。
自分の見たものが何だったのか、すぐには理解できなかったのかもしれない。Samに抱き起こされて、不思議そうに見つめ返すDeanが可哀想です。
バスルームで綺麗になって出てきたDeanの視線は、Samに釘付けです。自分を助けられたのに、みすみすVampireにしたSam。彼はいったい何を考えていたのか。果たして、Samは本当に自分の知っているSamなのか・・・。Deanの中には、振り切る事が出来ない大きな疑問が湧いてしまいましたね。
Deanに気付いたSam。
S "で、何を見た?"
D "何?"
S "Nestだよ、あそこで何を見た?"
D "・・・ああ・・・それについては、ずっと考えてるんだが・・・。奴らは、実際自分たちで何かを考えてやってるわけじゃないと思うんだ。上からの命令で動いてる。次に進むためのすべての事"
GS "上からのというと・・・"
D "奴らのAlpha。少なくとも俺はそう思う。奴らは何か一種のサイキックのような物を使う。で、それは奴らにそれを送って・・・ああ~、俺にはわからないけど・・・メッセージかな・・・"
S "どういうこと?"
D"正直・・・新人募集?・・・Alphaは、軍を作ってる"
GS"・・・そりゃ・・・参ったな・・・"
D"もっと悪い事がある"
S"なに?"
D"もう奴らに脅しは効かない"
じいちゃんと別れて、DeanとSamの2人です。
Impalaのトランク、DeanはLisaに電話します。留守電になっていて、ヘイ、Lisaと言ったところで、Deanは止めてしてしまいました。
戻って来たSam。
S"Lisaと連絡取った?"
D"・・・やめた・・"
S"・・・残念だね・・・"
D"ああ・・・でも、少なくとも、あ~俺にはおまえがいる。例え何が起ったとしても、俺はおまえを信用していいんだよな?Sammy?"
S"ああ、もちろんだよ、Dean"
最後、あのDeanの顔。
Samは、嬉しそうだった。Deanに俺にはおまえがいる、頼りにしてるぞ、なんてこと言われたら、Samとしては言われたくって仕方なかった台詞だもんね。でも、Deanの心の内は、この嘘つき!!って感じ?不信感?それとももっと漠然とした不安だろうか?Samが何考えてるか分かんないもんね。Deanを絶対に救える自信があったとしても、昔のSamならやらない事だし。Deanが聞いた、Samのあの冷静な鼓動のこと考えると、やはりじいちゃんの言った事が、正しいんでしょうか?Deanをエサにしたって事?
う~ん、これは大変だ。
来週から、Deanはずっと不信感を持ったまま、Samをやってかなきゃならないわけだから、気の休まる間がないわね。LisaとBenの事もしんどい事だし。電話切っちゃったけど、どうするつもりだろ?まさかこのまま、放りっぱなしって事もないと思うんだけど、Hunterに戻ったからには、この先もこんなことが起らないとは限らないわけで、そのたびに心配かけて、恐がらせる事になる。ま、わかってた事なんだけどね。所詮、Hunterは幸せな家族なんて持てないもんなのよ。
それにしても、やっぱり気になるのはSamちゃんですね。
ああ、心配だ。
最近、先のDescriptionも読んでないので、来週どうなるのか知らないんですが、この事でなんか影響でるのかな?そうそう、Alphaっていうのも、面倒くさそうだし、でも、話としては面白くなってきました。
来週も楽しみです。
では、また。
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