ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season5についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。
Supernatural Season5 Ep15 "Dead Men Don't Wear Plaid"の感想もどきです。
・・・Bobbyは、こんなに辛い選択をしなければならない状況が、人生に2度もやってくるなんて、考えた事もなかったでしょうね。
その原因が、DeanとSamにあるなんて・・・。
まったく、Supernaturalスタッフ、相変わらずの情け容赦なしの所業ですな・・・。
とにかくBobbyがひたすら気の毒なEpでした。
Deathは、結局姿を見せず、死体を操っただけ。
今後のEpで、姿を見せるのかもしれませんね。
その前にいつもの通り、
わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。
正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。
それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。
嵐の夜、男の人がくつろいでテレビを見ています。
番組はサバンナの野生動物の狩りの様子を映しています。ところでこのナレーションやってるの、Jimですか?声がBobbyにそっくりな気がするんですけど。
ドアの外で、何か物音がした気がして男の人は見に行きますが、誰もいません。こういう場面では、大抵2度目の後に振り替えると、恐ろしい事が待っているもんですが、この時もお約束どおりです。泥だらけの男が立っています。驚きで声も出ないような男の人に、襲いかかります。テレビの中でも、同じような事が起っています。
DeanとSamは、いつものFBIルックです。
Samは、Bobbyに電話をしていますが、留守電になっていて連絡が取れないようです。車椅子生活のBobbyは、よほどの事がない限りそう長い間家を留守にする事はないと思うんですが、案の定、居留守だった事がこの後判明します。
彼は何故、DeanとSamに会いたくなかったのか。
会えば2人が黙って見過ごすはずないとわかっていたからです。
DeanとSamは、Dinnerで、Mr. Wellsさん、通称Diggerさんに会います。
ご自分で命名されたそうです。
Diggerさんは、Clay ThompsonがBenny Suttonの家に窓から侵入するのを見たそうです。そして数分後、Clayが出て行った後、Bennyは死んでいた。
泥だらけだったけど、Clayに間違いないと言います。しかし、彼は5年前に死んでいます。そして、Bennyは5年前、"ハンティング中の事故"としてClayを殺した当の人物でした。
そうなると、Clayが復讐のため、墓から舞い戻ったということなんでしょうか?
そこへ、Sheriff のJody Millsが入ってきます。
彼女は電話で、カップケーキを買って行くと言っています。彼女の子供のために・・・。
そして、彼女はDiggerに気付きます。
Diggerは、彼女にも同じ話をしたんでしょうが、信じてもらえなかったようです。FBIだと自己紹介した2人を、FBIが死人が人殺ししたという戯言を信じるのかと怪しみ、2人の上司に確認したいと言います。
いつもの通り、Samは、Bobby家の電話につながるようになっている、Agent Willsの名刺を差し出しました。
家にいないはずのBobbyですが、そこは律義ですね。
この電話が鳴るという事は、DeanとSamが身元確認を必要とされている状況にあるという事ですから、助けてやらねば!
ところが、この時はそうはいかなかった。
だって、Agent Willsの声を聞いたSheriff、すぐに声がBobbyだと気づいてしまったんです。それもそのはず、この町はBobbyのHometown。
しかも、Bobbyは、結構変わりものとして有名なようです。
そりゃそうでしょうね。
なんせ"Hunter"なんですから、一般人から見たら、相当な変わりものに見えるでしょう。
しかし、Sheriffにとってみれば、ただの手に負えない酔っぱらいの、郵便詐欺師だそうです・・・。可哀想なBobby。地元の人にそんな風に思われてるなんて。
とにかく、あんた達3人が何をたくらんでるか知らないけど、それは今、ここで終わりよ!とキツク言い渡されます。
言い訳するDeanが、Momに叱られた子供みたいで可愛いんですけど。Deanって、こういう強気の女の人には弱いですね~。EllenとかJoとか。もう2人ともこの世の人ではないけど・・・。
さて、すごすごとBobbyの所へやって来た2人。
Bobbyが、いつもと違って小奇麗なんです。
Deanも、石鹸の匂いに気付きます。
部屋も何だか片付いてる。
この近くでおかしなことが起ってる事、2人はBobbyが知っていたのか訊きます。Bobbyは、自分はそれを調べて何もなかったと言います。目撃者のDiggerは、ただの酔っ払いだから気にするなと。殺されたBennyは、かなりのワルだったから殺したいと思ってる人間がいても、不思議じゃない。何かの兆しのように見えた嵐や稲妻も、2月のSouth Dakotaでは、普通の事だと。
無駄足だったかと思いましたが、Deanは納得していませんでした。
墓地でImpalaを止めるDean。
S"どうした?"
D"墓地はここだろ?"
S"ああ、何?もうBobbyが調べたろ?"
D"だから?Bobbyだって間違うことはあるだろ?ついでだからちょっと確認して、それから出発してもいい。問題ないさ"
2人が、Clayの墓を見つけると、土が最近掘り起こされたように見えます。いつもの通り、力仕事。掘り起こした棺の中は空っぽでした。
酔っぱらいDiggerが見たClayは、本物の死んだClayのようです。
S"ここで何が起ってるんだ?"
D"さあな。でもかなり臭う"
真相を探るべくClayの家に忍び込む2人。
家族を守るため、果敢に立ち向かって来たのは、なんとClay本人でした。
Clayは2人を強盗と間違っています。お金なら渡すから撃たないでくれと懇願します。
いや、あんたもう死んでるし・・・。
あ、でもZombieも頭を撃たれたら、死ぬのね、もう一回。
FBIだと言うと、ClayはBennyを殺した事を素直に告白します。刑務所に行くから、子供を起こさないでくれと。良いお父さんです。
Deanは、Clayに、自分が5年前に死んで、3日前墓からよみがえったことを知っているのか訊くと、彼は知っていると言います。ただ、彼も、今の自分がいったい"何"なのかわからないでいました。
奥さんが心配そうに起きてきます。
Deanは、Clayを外へ連れ出し、殺そうとします。
S "Dean?!"
D "奴はMonsterだぞ!"
S "彼は、良いお父さんじゃないか!"
D "どうしろってんだよ?!"
こそこそ話してるDeanとSam。
そこへ突然の、"Freeze!!!"
昼間会ったSheriffです。
J "銃を下ろしなさい!!"
D "わかった、わかった!・・・ほら、死んでるんだから人殺しは出来ないって言った事、覚えてるよな?当の本人が、そこにいるぞ"
J "で?"
D"・・・で?・・・人殺しZombieを捕まえてやったんだぜ "
J "そうだとしても、通りの真ん中で、彼を撃つ権利はあなたにはない"
C "私を撃つだって?!"
J "行って結構よ、Mr. Thompson"
D "行っていいだって?!?!"
C "私を撃ち殺そうとしてたなんて!!"
D " おまえZombieだぞ!! "
C "私は、納税者だ!!"
税金払った事ないよね?Dean。
America国民として立派なZombieさん。
DeanとSamは、警察の留置所に入れられてしまいました。そこへ現れたのは、Bobby。Sheriffと親しげに話しています。Bobbyのおかげで出してもらえた2人。
S "Bobby、おれ、SheriffはBobbyの事嫌ってると思ってたよ"
B"5日前まではな"
D"5日前、何があったんだ?"
B"町中で、死者が目覚め始めたんだ"
S"知ってたの?"
B"ああ"
D"俺たちに嘘をついたのか?"
B"いいか?俺は、ここには何もないと言った。お前達のためにじゃない"
D"Zombieだぞ!"
B"ああ、Zombieがいる。Zombie達が・・・。一緒に来てくれ"
Bobbyは、2人を自分の家に連れて行きます。
そこで出迎えたのは、優しそうな女の人。
K"あら、お友達と一緒だとは思わなかったわ"
B"朝の4時だよ、Baby。料理なんていいのに"
K"何言ってるの。お皿持って来るわね"
D"・・・・誰・・・?"
B"Karen・・・妻だ"
D"再婚したのか?"
B"・・・死んだ妻だ・・・"
Bobbyの奥さんも、蘇ってたんですね。
DemonにPossessされて、仕方なくBobbyが手にかけた奥さん。
その頃のBobbyは、まだHunterではなく、Demonの事など何も知りませんでした。他にどうする事も出来なくて、彼女を殺したんです。そして、Hunterになった。
そのBobbyの前に、奥さんが現れたわけです。
自分が殺した妻。
どんな思いで彼女を迎え入れたんでしょうか?
食卓で、美味しそうにパイを食べるDean。
D"これは、素晴らしいですね~。Mrs. Singer"
K"ありがとう、Dean"
Samは睨みつけています。ま、Zombieが作ったものを、味わってる場合じゃない事は確かです。
D "・・なんだよ?だって美味いもんは美味し・・"
B "Karen、ちょっと席をはずしてもらえるか?"
彼女がキッチンに行くと、2人はBobbyに詰め寄ります。
D "気は確かなのか?!"
B "Dean、俺は説明できる"
D "何の説明だ?ウソついたことか?!Zombieがキッチンでカップケーキ作ってることか?!"
B "アレは、俺の女房なんだ"
S "Bobby、それがなんであれ、アレは奥さんじゃない!"
B "どうしてそう言いきれる?"
S "本気なの?"
B "俺をバカだと思うか?女房が帰って来た時、俺が俺の知ってる限りのやり方で、確認したと思わないのか?"
D "で?Zombie?幽霊?"
B "・・説明出来ればな・・。傷も傷跡もなく、塩にも反応しない。銀にも、聖水にも・・"
D "Bobby、彼女は墓から這い出したんだぞ"
B "いや、彼女はそうじゃない。俺は、火葬にしたんだ。なのに、帰って来た。"
S "不可能だ"
B "どうしてだ?"
S "彼女の遺灰を埋めた?"
B "ああ"
D "どこへ?"
B "墓地だよ。他の者が生き返ったのと同じ"
D "どれくらい生き返ったんだ?"
B "15か20・・。リストを作っておいた。・・・あ~Karen・・・Clay・・・Sheriffの子供・・・"
S "で、何かサインとか兆しはなかったの?"
B "さあ、嵐と稲妻はあった"
D "それは、俺たちが言った。他には?"
Bobbyは、古い一冊の本を取り上げて読み始めます。
「そして、炎は私の前に青白い馬を立てました。そして、彼は大鎌を携え座りました。彼が復活したのを私は見ました。彼らも復活します。そして、彼から、そして、彼を通して」
D "・・・・・で、この後何が起る?"
S "Death、Death。死神のような、Death?"
B "ああ"
D "・・・まったく最高だな。新たなHorseman・・・"
S "・・・Bobby、どうしてDeathは、15人もの死者を、Sioux Falls何て小さな町で、復活させたんだろう?"
B "さあな"
D "どっちにしても、Death絡みだとしたら、これは良くない事だ。俺たちがどうすべきか、わかってるはずだ"
B"・・・彼女は何も憶えてないんだ"
D"どういう意味だ?"
B"Possessされた事、俺が殺した事・・・、戻って来た事・・・"
D"Bobby・・・"
B"止めてくれ。俺はただ・・・"
そこへ、Karenが歌う鼻歌が聞こえてきました。
B"・・・聞こえるか?あいつは、料理する時、鼻歌歌を歌うんだ・・。いつもさ。酷い音痴でな・・・、でも、俺はこれをまた訊く事が出来るとは、思ってもみなかった。・・・なあ、Apocalypseが始まった今、この事が悪い事だなんてどこにも書いてない。これは、混乱の中の、良い事のひとつかもしれないじゃないか?!"
D"・・・あんたが、俺たちの立場だったら、どうする?"
B"・・・・・わかってる・・・。お前達がどうするかっていう事もわかってる。でも・・・・・・・、頼む。お願いだ。あいつを見逃がしてくれ"
Bobbyが、こんな風に2人に懇願する姿は、ほんと、気の毒で仕方ありません。
このところの彼は、体の自由が利かない事もあって、精神的にもかなりつらい思いをしていると思います。そこへ、自分が殺した妻が、昔通りの優しく綺麗な姿のままで戻って来た。こんな事、良い事のはずないってわかってるはずなのに、どうにか自分を誤魔化してこのまま過ごしたいと思ってる。
でも、死者が生き返るなんて事、本当は不自然なんですよね。
ただ、このSupernaturalの世界では、ときどきその自然の摂理が曲げられちゃうんで、ひょっとしてと、縋りたくなる気持ちもわかります。
DeanとSamにしても、有無を言わさずKarenを葬り去る事も出来ず、一端はその場を後にしますが、Dinnerで、今後のことを話し合います。
S"どう思う?"
D"どう思うもクソもない。俺は、フランケンシュタインの花嫁と家にいる、Bobbyの元を離れるつもりはない"
S"それでどうするって?彼女の頭を吹っ飛ばすのか?"
D"彼女が、Bobbyの頭を食える物だって決めた時には、その場にいたいからな"
S"・・・わかった。何かほかに出来そうな事がないか、調べるよ"
Samは、Sheriffの家を見に行きます。
そこには親子仲睦まじ気に、男の子に本を読んであげているSheriffとその夫の姿。Samは、やりきれなさそうに溜息をつきます。
こんな幸せそうな親子を、引き離さないといけないのか、疑問に思うような雰囲気ですが、やっぱりZombieはZombieなんです。
Samと別行動のDeanは、Bobbyの家の前でじっと立っています。
そこへ現れたKaren、恐がらせたかしら?って、確かにちょっと驚きました。彼女は、中に入ってお昼をどうぞと、促します。Bobbyが良い気しないだろうからと言って、断るDeanですが、わたし達の秘密よ、と言って彼女は招き入れます。
Bobbyは、暖炉の部屋でうたた寝しています。
Karenは、キッチンでDeanにパイを御馳走します。
・・・キッチンには、とんでもない数のパイが並んでいました。焼きあがったもの、これから焼かれるのを待つもの。
異常です。
D "俺は、危険を承知で、あなたがよほどパイが好きなんだって、思う事にしますよ。これ、全部焼いたんですか?"
K "これが何かなんてわからないの。焼くのをやめられないのよ"
D "寝る時間はある?"
K "寝ないわ。気持ちを高ぶらせ続けなきゃならないの"
D "・・・または、死んでいるか"
K"・・・あなたがわたしを信じてない事は知ってるわ"
D"何故そう思う?"
K"ねえ、Dean。だからここにいるんでしょう?わたしを見張るために。・・・あなたが何者か知ってるわ。Bobbyが、ただのスクラップディーラーじゃない事を知っているのと同じように。わたし、結婚してるのよ。・・・あなたは、ソレを狩る。わたし・・・わたしは、ソレです。わたしがソレになってしまった"
D"あなたは、俺とSamが、Bobbyの身に何事も起させないと、わかってるはずだ。彼は、俺たちの父親同然なんだ"
K"わかってる。彼はあなたに守られて運がいい。でも、あなただけじゃないのよ"
D"そうか?"
K"わたしは、全部覚えてる。死んだ時の事。・・・Demonがわたしの体を乗っ取った、そして、そのわたしがしたこと・・・。そして、Bobbyは選択の余地がなくて・・・・、あなたは彼のしたことを知ってるわね。でも、彼がわたしを見るとき、その眼の中にあるのは、罪悪感・・・。それは彼の重荷になってる"
D"何故、彼にすべて覚えてると言わない?"
K"ああ、わたし危険を承知で言うわ。あなたこれまでに恋に落ちた事がないのね。彼はわたしの夫。わたしの仕事は、彼に平安をもたらす事で・・・、痛みじゃないの"
すごくいい奥さんです。
今のところは・・・・。
このままなら何の問題もないんですが、Samが調べに言った先で、異変はすでに起きていました。
Mrs. Jonesの家の玄関先には血痕。
Samの一捻りで空いてしまった玄関ドアには、ちょっと笑った。Samが怪力なのか、はたまた、ドアがヤワッチイのか。
家の中では、蘇ったMrs. Jonesが、瀕死の状態に見えます。
イヤ、もう一回死んでるんだから、瀕死と言うのもおかしな具合だ。
とにかく、彼女に手招きされて近づくSam。
ダメだよ~~、と見てる人全部が思ったと思う。
案の定、豹変したMrs. Jonesに馬乗りになられ、口から白濁した粘液みたいなのにさらされるSam。
ゲロゲロ~。
So gross~~~~!
何とか彼女の頭を銃で吹っ飛ばして、ほんとう~~~に、イヤそうにゲロゲロを拭うSam。
転がったMrs. Jonesの隣には、彼女に食べられたMr. Jonesが、変わり果てた姿で横たわっていました。
慌ててBobbyん家に駆け込むDeanとSam。
やっぱり、Zombieの復活は、良い事じゃなかった。
ZombieはZombie。
最初は良い人でも、結局は人を食べるようになる。
このままだとBobbyもKarenに食べられちゃいます。
ところが、Bobbyは、2人の話を聞こうとしません。
B "声を押さえろ、Karenが2階にいる"
D "そりゃ悪かったな。焦ってるもんでね。Mrs. Jonesって? "
B"最初に復活した人物だ"
S "だから悪くなるのも最初だったんだ"
B "ああ、彼女はいつもおかしなことばかり言ってたからな"
D "おかしなこと?それって、彼女が彼女の夫の胃を喰った事よりおかしなことか?それが、彼女が人生に最後にしたおかしなことだ"
B "・・・いいや"
D "Bobby、本当に気の毒だと思う。でも、わかってくれ。あんたは、真実が見えてないんだ"
S "Bobby、認める認めないにかかわらず、もうすでに、動き出してるんだ。おれ達、彼らを止めなきゃならない。彼ら全員を"
しかし、車椅子を動かして、2人と向き合ったBobbyの手には、銃が握られていました。
B "出ていけ"
D "何だって?"
B "聞いたろ?俺の家から"
S"でなきゃ、撃つっていうのか?"
B "Karenが変わってしまったら・・・・、俺はそれに決着をつける・・・俺のやり方で"
D "危険だ"
Bobbyは、銃の撃鉄を起こして言います。
B "2度は言わない"
2人は、仕方なく再びその場を後にしますが、このままでいいわけない。遅かれ早かれ、Karenは、変わってしまってBobbyを襲う事になります。
しかし、今のBobbyに何を言っても説得する事は出来そうにありません。仕方なく2人は、別の線から責める事にしました。まずは、Sheriffを味方につける事。でも、彼女の家にも、カワイイZombieがいます。どうやって納得させるかが、問題でした。
Samは、Sheriffの元に向かい、Deanは、Bobbyの家に戻ります。
その頃、Sheriffの家では、カワイイZombieに変化が始まってしまっていました。お腹がすいてどうにもならない。ママ~お腹がすいたよ~と訴えます。
医者に電話してみますが、息子の病気の原因はわかりません。なんせ、体温が111度もあるんです。でも、Zombieですからね。医者に訊いたって、何がどうなってるかなんてわかるわけないんです。
その頃、Bobby奥さんにも変化が現れ始めていました。具合が悪くなって、口からは例の白い白濁した粘液が・・・。
Sheriffが、医者と話していると、何か大きな物音がしました。夫が、息子にスープを持って行った方からです。彼女が様子を見に行くと、血だらけのブランケット。そして何かが引き摺られた血の跡が、ソファーの後ろに続いています。Sheriffがそこで見たものは、父親の内臓を貪り食うカワイイ息子だった者の姿でした。それが立ちあがって、自分の方に一歩。
そこへ飛び込んできたSamによって、彼女は外へ連れ出されます。
夫が!息子が!と叫ぶSheriff。
でも、すでに旦那さんは死んで、アレはもう息子じゃない。Samは、この町の人々が危険に晒されていて、助けが必要だと言います。気を持ち直した彼女は、どうすればいいか訊きます。
Zombieを殺すには、頭を撃ち抜く事。
この町の安全で、武器がそろっている場所は、牢屋です。
その前に、Samは、彼女の息子だったものを始末するため、家の中に入って行きました。しばらくして銃声が聞こえ、彼女の息子は永遠の眠りに戻りました。
2度、愛する者を亡くすなんて、本当に気の毒でしょうがない。最初、普通に戻ってきただけに、こんな結末は耐えがたいでしょうね。
Bobbyの方はと言うと、Karenはベッドに横になり、具合はどんどん悪くなる一方のようです。彼女は、自分がこのままではどうなってしまうのか、正しく理解していました。そして、Bobbyにそうなる前に、自分を撃ち殺してくれるように頼みます。
冗談じゃない、と拒否するBobby。
K "憶えてるの"
B"何を?"
K"全部よ・・・。わたしの中のDemon・・・わたしを殺すあなた・・・。憶えてるの"
B"・・・なら、俺が2度と同じ事が出来ないってわかるだろ?"
K"わたし、他の事も憶えてる。わたしが戻って来た時、・・・男がいた"
B"何の事だ?男?"
K"お墓でよ。とても痩せていて、まるで骸骨みたいだったわ。そして彼は、あなたにメッセージを渡すように、わたしに言ったの"
B"俺に?・・・ど、どうして、その事を黙っていたんだ?"
K"あなたは十分見てきたでしょう?わたし・・・ただ・・・わたしはただ、あなたがほほ笑むのを見たかっただけなの・・・"
B"・・・メッセージは何だったんだい?"
Deanが、Bobbyの家に到着して、中に入った途端聞こえてきた銃声。慌てて、駆けつけると、Karenの手を握り締めたまま、彼女の頭を銃で撃ち抜いたBobbyが、放心したように車いすに座っていました。
こんな時かける言葉ってない。
Deanの表情が、それを物語っていました。
人生で2度、妻を殺さなくてはならなかったBobby。
Karenにメッセージを届けさせたのはDeathです。いったいどんなメッセージだったのか。
Samは、集まった住民に助かるにはZombieの頭を撃ち抜く事、それが隣人であっても妻であっても気にかけるな。それが生き残る唯一の方法だと言います。
Bobbyの家のスクラップ置き場で、たぶん、Samと合流しようと車に荷物を積み込んでいると、人の気配が。見に行くより、車で脱出した方がいいと思ったのは、わたしだけではないはず。でも、そういう訳にもいかず、様子を見に行ったDeanに襲いかかったのは、例の正しい納税者のClayさん。
危ういところを何とか頭をふっ飛ばしますが、後から後から湧いてくるZombie達。どうやら彼らの目的はBobbyのようです。仕方なく、また家に逃げ込みますが、Zombieも追ってきます。狭い納戸へ立てこもりますが、いつまでもここにいるわけにいきません。
この場所って、以前、Bobbyが、夢の中で奥さんから逃れるために隠れていたのと同じですか?
どんどんと激しくドアを叩いていたZombie達が静かになったと思うと、なんと、ドアノブのカギ穴をガチャガチャとやっています。Deanは、Zombieは頭が悪いから、カギを開けられないとたかをくくっていましたが、そんなことなかった。賢いZombie達って、いただけませんね~。とても厄介です。
ドアが開けられた途端、襲いかかって来るZombie。銃の弾は切れていて、Deanは何とか持ちこたえようと、ショットガンのストックでZombieを殴り続けます。
そこへ!!SamとSheriffが助けに来て、次々とZombieの頭を吹っ飛ばして行きます。飛び散る血飛沫。最後のZombieの頭が吹っ飛んだ時、カメラのレンズに血がついたのはワザとでしょうか?
とにかく間一髪で、Zombieの餌にならずに済みましたが、Bobbyの家は、死体だらけ。これ、片付けるのは相当大変そうです。
それ以上に、Bobbyの追った心の傷は、もっと深そう。
Zombieの死体をまとめて荼毘にふします。
ひとりを除いて。
Bobbyは、自宅の広場でKarenの遺体をひとり、荼毘にふしていました。
彼は、DeanとSamに自分の行いをわびます。
でも、Karenは、Bobbyの幸せな人生の象徴だったわけです。それが、ある日突然Demonによって壊され、そしてまた今回、Deathによって壊された。何度妻を殺せばいいんだ?というBobbyが気の毒で仕方ないです。
でも、彼は、2人に例のメッセージについて話します。
B"お前達は知っているべきだ。Karenは、何故Deathがここに現れたのか、俺に話してくれた"
S"どういう意味?"
B"奴が、何故South Dakotaのこの墓地をフラフラとしたのか。・・・奴は俺を迎えに来たんだ"
D"どういう意味だ?"
B"奴は、俺を迎えに来た。そして、俺にメッセージを送るために、Karenを蘇らせたんだ"
D"なぜ、あんたなんだ?"
B"俺がお前たちを助けてるからだ。俺が、お前がLuciferに「YES」と言わない理由の一つだからだ、Sam"
D"それが原因で、人生の上での大当たりみたいな事になったっていうのか?"
B"奴らが、俺の命か、あるいは、魂が欲しかったのか、俺にはわからん。・・・どっちにしろ、奴らは俺が邪魔になる事は、避けたかったんだろ"
S"・・・大丈夫だよ。・・・・大丈夫?Bobby・・・"
とてもじゃないが、大丈夫なようには、見えないBobby。
踏んだり蹴ったりです。
DeanとSamに付き合ってる人間は、ことごとく不幸な目に会うって事ですか?
やっぱり、イタタタなEpでしたね。
それも、Bobbyがひとりでエライツライ目に遭っちゃいました。
この先彼が立ち直れるのか、とても不安です。Bobbyには、DeanとSamのためにも、何とか生き延びて、頑張って欲しいんですが、この先それを彼に臨むのは、酷なような気がしてきました。今回の出来事は、相当な痛手だったようで、あのBobbyのあんな不安げで頼りなげな顔は、今まで見た事がありません。
このままでは、DeanがMichaelに「YES」と言う他ないのかと、考え始めてもしょうがなくなっちゃいます。どうもEp100は、そんなところから始まるようですが・・・。
すでに、Ep100のOfficial Descriptionも出ています。
来週のEpは、またかなりオモシロそうなんですよね~。
このままお休みがないまま、一気にFinaleに突き進むようなので、大変そうです。が、楽しみでもあります。
では、今週はこの辺で。
***
2 件のコメント:
こんにちは、yumiusaさん。訳ありがとうございます。Bobby夫妻の哀しみの愛に涙しました。地味なエピでしたが、すばらしい演技に心打たれます。
訳がないまま見た時は、Bobbyの出した拳銃に、ほっておいてくれ、じゃなければ兄弟達を撃つ、のつもりかと勝手な想像してました。それほど亡くなった奥さまの出現に心乱れたBobbyかと思いましたが、訳を見て納得、自分で始末をするということなんでしたね。
さすがBobby、ハンター魂は失ってませんでしたね。でも最後のサムの言葉に返事がないのが…(泣)
Deanは美味しいパイにありついてよかった(笑)奥さんがキッチンに消えたとたん、Samがパイ皿を遠くに押しのけたのがオーバーな感じでまたよかったです。
Samの顔に付いたべとべと(笑)はあぶないですよね、スタッフに遊ばれてますよ、そしてslasherには最高のプレゼントでしょうか(笑)
長い休みでしたが、各シーズンを振り返って見ていたら、あっという間でした。これから怒濤の新エピ攻撃!大波小波にアップアップしながら兄弟を見るのが楽しみ、まったく予断を許さない展開にドキドキです!
amberさん、こんばんは。
ひたすらBobbyが気の毒でしょうがないEpでした。DeanとSamに、イヤ!元はと言えば、Johnに関わってしまったばかりに、こんな事に??
そうとばかりは言えませんが、Bobbyの奥さんが、状況をとても深く理解していたことが救いでしょうか?
始末をつけるという事が、どれほどツライことか、みんな分かっているだけに、とてもやりきれませんでした。本当なら、安らかに眠っていたはずなのに・・・(涙)
Deanは、久々の"母の味"にありつけて幸せだったでしょうね。
あ!!Samの顔に付いた白濁ベタベタは、かな~~~り、危なかったです(苦笑)
確かに遊ばれています。あれがこの後どんな風に使われるか、考えただけで笑えます(爆)
ここからはお休みなしの、情け容赦ないEpが続きそうですが、何とかついていきたいです。とにかくわたしも楽しみで、ツライと言いつつ、ほんとは嬉しい(M?)
一緒に楽しみましょう~。
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