USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2011/02/27

Supernatural Season6 Ep15 "The French Mistake" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。







Supernatural Season6 Ep15 "The French Mistake"の感想もどきです。






殺し過ぎだって!!(爆笑)
M・・・Misha~~~。
さすがに彼の死にざまは、伏せられましたね~。Misha Fanへの配慮でしょうか?でも、殺してるし・・・(苦笑)



わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。





兄弟は、Bobbyのお家でお留守番中です。
Bobbyは、嵐の中、町へお買い物に行っているようです。お疲れ様。
そこへ翼の音と共に、突然の訪問者。
Balthazarです。
おじさん、久しぶり。
彼は、Archangel Raphaelに追われています。
Casは地下に潜伏中で、RaphaelはCasに手を貸した者を狙っています。Casを引き摺りだすために。もちろんそのリストの中にはDeanとSamの名前もあがっています。
そんなことを説明しながらも、Balは器に塩やラムの血、それにBobbyが多分苦労して手に入れただろう「聖人の骨」を机の引き出しの二重底から見つけ出し、ミックスしています。素晴らしいPantryを持ってるな~なんて褒められても、嬉しくないでしょうね、Bobby。
窓にSpellを描くBal。
そして、彼はポケットから鍵のようなものを取り出してSamに託します。それを持って逃げろと。その胸には、刺し傷らしきものがあり、出血しています。彼は、Raphaelが送り込んだ刺客に遣られたと言います。でも、Angelだから大丈夫。痛そうですが。
そこへ、現れた噂の刺客、Virgil。
Balは、吹っ飛ばされています。
迫って来るVirgil。
Balは、DeanとSamをSpellの描かれた窓に、飛ばしました。
窓を突き破って、嵐の中に放り出されるDeanとSam・・・・・、のはずが・・・・・。

彼らが落ちたのは、雨に濡れる冷たい地面ではなく、青い安全マット。
「カ~~~ット!!!」の声と共に、動き始める沢山の人々。
「良かったよ!」と、ポンとお尻を叩かれて、Deanは訳がわからず戸惑います。
どうやら、ここにAngelはいない様子ですが、どうも、まったく違う世界に飛ばされたようです。Bal、いったいどこに?
状況がつかめず戸惑うDeanとSamにお構いなしに、今取った撮影シーンをチェックするクルー達。画面にノイズが入っています。取り直すにはセットの作り直しに95分かかるって?
とりあえず、襲われる心配は今のところなさそうですが、とにかく状況が飲み込めないDeanとSam。

S"逃げる?"
D"どこへ?"

どうしようと、オロオロしていると、女の人がSamを呼びに来ました。
でも、彼女が呼んだ名前は、「Jared」。
Samだけ連れて行かれて心細そうなDeanも、「あなたはこっち」と女の人に鏡の前に連れて行かれます。でもやっぱり彼女が呼んだ名前はDeanではなく、「Jensen」。
座らされたドレッサーの端っこには、DeanとSamのカワイイ写真がたくさん貼ってあります。でも、Deanに、憶えはないはず。
「お化粧を落とすわね」という不本意な言葉に、Deanは抵抗。

D"やめてくれよ。俺は化粧なんて・・・"

と言ってみたものの、彼女がDeanの顔を拭き取ったティッシュには、ドーランが・・・。

D"・・・何てこった!俺、化粧した娼婦かよ!"

などとショックを受けています(爆)
そりゃ~化粧してるなんて、Deanにとっては屈辱でしょうね。

Samの方はと言うと、さっきの女の人にインタビューを受けています。そして彼女、これまでのDeanとSamの事をすべて知っているようです。Samが、地獄に行って魂の無いまま帰って来たけど、ようやくそれを取り戻したってつい最近の事まで。
Samは、どうやらここが自分達のいた世界とは違う世界である事に気付きます。



S"ヘイ!"
D"おい!あいつら俺に化粧させるんだぞ!なんて奴らだ!!"
S"おれ、なんとなく状況がわかったよ"
D"どうなってるんだ?"
S"これは、TV番組なんだよ"
D""なんだって?
S"つまりここ・・・この場所は、Balthazarがおれ達を送り込んだトワイライトゾーンなんだよ。どうしてか分かんないけど、おれ達、TV番組に出てる"
D"なんでだよ?!"
S"・・・わかんないよ"
D"いや、マジで。なんでだよ!?何で俺たちの生活なんて見たがる?!"
S"いや、さっきのインタビューの人から聞いた感じじゃ、あんまり人気はないみたいだ"
D"・・・・・・・・・"
S"なあ、そんなことはどうでもいいとして、おれ達、Deanが「Jensen Ackles」になってる世界に来ちゃったんだよ。で、おれはここでは「Jared Padalecki」って呼ばれてる・・"
D"はあ?おまえここではポーランド人?これの何を理解しろって言うんだ?!"


人気がないのは2人にとっては良い事なんだろうけど、ちょっと複雑な気持ち?
DeanとSamは、セットの外に出ます。
そこに愛するImpalaを見つけたDean。
地獄に仏?嬉しそうに近づいて行くと、カワイイBabyに泥をぶっかけている男が!!
ところが、ふと移した視線の先には、Impalaがたくさん並んでいます。中にはクラッシュした物まで。

D"・・・気分悪い・・・。オカシクなりそうだ・・・"

ショック続きですね。
この時のポカ~~ンとしたSamの顔が、ほんと、カワイイの(^^)
魂がなかった頃だったら、こんな可愛い顔は見られなかったでしょうね。

D"・・・帰りたい・・・。ここにいたら、頭がおかしくなる"
S"うん、おれもそう思う"
D"どうする?"
S"Cas?"
D"やつが生きてるんなら、Casを呼ぶのがベストだよな"

Deanは瞳を閉じて、まさしく祈るようにCasに話しかけます。

D"親愛なるCastiel。きっと今頃Heavenから離れて、逃げてる最中なんだろうけどさ、俺たち、これを聞いてくれる事を祈ってる。応答願います。応答願います"

そっと開けた目に入ったのは、道路に佇む、いつものトレンチコートのCas!やった!とばかりに、駆け寄る2人。

D"Cas?Cas!ヘイ、Cas!!ああ、Tanks God!!どうなってんだ?Balthazarは、俺たちに何をしたんだ?"
C"・・・・・お前達をVirgilの手からの守るために、奴は代わりの世界にお前達を飛ばしたんだ。ここは、ほとんどの点で我々の世界と同じだが、それは劇中での事だ"
D"・・・それって、・・・あいつの作った世界って事か?Balthazarスーパーマンを出す代わりに、俺たちをこのバカげた世界に送り込んだのか?!"
C"・・・・・う~ん、まあ、そういうことかな。とにかく、説明している時間はない。カギを持っているか?"
S"ああ"

SamはBalthazarに渡されたカギをCasに手渡します。

S"それで、このカギは何なの?"
C"これは、部屋を開けるカギだ"
D"何があるんだ?"
C "BalthazarがHeavenから盗んだあらゆる武器だ"
D"あいつがそれを俺たちに?"
C"私が、お前達と連絡を取り合えるまで、安全な場所に置かなければならなかった。それらの武器で、私は自らの力を回復出来るかもしれない"
S"ああ、そうか。OK、いいね"
D"そうだな"
S"それはそうと、あ~、この厄介なTVのゴタゴタをどうしたらいい?"
C"・・・・・・なんだって?"
D"ああ、そうだ、Padaleskiとかな"
S"あ~、「lecki」だよ"
D"はあ?"
S"正確には、「lecki」だって"
D"・・・・・"
C"へい、また新しいページが入ったのか~?"
D"新しいなんだって?"
S"これって、なにか、とてつもないジョーク?"
D"ああ!そうだとしたら、まったくばかげてる。理解できないね!!"
S"まったくだ"
C"2人とも大丈夫かい?"
D"・・・・それ寄こせ!!"

Deanは、Casが持っていた紙を取り上げます。

D"なに・・・。これは、脚本だ。こいつ、Casじゃない!"
S"え?だって、そっくりだよ"
M"なんだ~?君達また僕を引っ掛けようとしてるのか~?"
D"こいつの名前は、Mishaだってさ。Misha??"
S"ああ・・・ワオ・・・"

Samは、Mishaからカギを取り戻し、2人は呆れかえってその場を後にします。

D"・・・Misha?Jensen?・・・何なんだ、このあたりの名前って・・・"

もう、どうなってるのか大混乱の2人に、Mishaは叫びます。

M"お~~い、やっぱり、僕を引っ掛けたんだな~?!Tweetするからね~。「Hola、Mishamigos~。J2に、上手くやられちゃったよ」と"
D"俺たちが、Kansasに帰りつくまで、自分の脳ミソを掻き出しておきたい気分だ!"
M"「ホント、彼らと同類だと感じるよ」と"

怒りのDeanの背後で、MishaはTweetに夢中です。
現実の彼も、よくTweetしていますよね。わたしは、呟いた事がこれまでに1度もないです。稀に、MishaのTweetを見て、あ~この人本当にマメな人なんだな~と感心する時があります。きっと、サービス精神旺盛な人なんでしょうね。Nice Guyです。


怒りながらズンズン歩いていると、J. Acklesと張り紙がしてあるトレーラーを発見。

S"なあ!J. Acklesだって!"
D"俺の偽物か!"
S"うん!"
D"俺の作りモノだらけなはずだ!"

コッソリする必要ないのに、なんとなくコッソリな感じの2人。トレーラーに忍び込むと、そこには高そうなラジコンのヘリに、大きな観賞用の水槽。

D"・・・俺、ヘリ持ってる"

と、嬉しそうなDean。

S"うん。それにこんな大きな水槽をトレーラーに入れるなんて、どんな人間なんだよ"
D"・・・どうやら、Jensen Acklesらしいな・・・"
S"とにかく、さあ、どんな人物なのか調べてみようよ"
D"Hunterじゃない事は確かだな。で、俳優だ"

Samは、Webで検索中。
Deanは、トレーラー内を探索します。大きなテレビ画面では、DeanとSamが映し出されています。テーブルの上に、JensenとJaredが表紙の雑誌を発見。見た目が自分達と瓜二つなもんだから、DeanはそのBlue Steel顔に寒気がするようです。Samは、仕事なんだからしょうがないよ、と、ある意味あきらめ気味。

そして、Samが見つけたDean、もとい、Jensenのプロフィール。Texas出身。ちょっと気を良くするDean。
しかし、Samの次の言葉に、顔色が変わります。

S "・・・ああ・・・昼メロにに出てる・・・"
D "なんだって?!"

パソコンの画面には、若かりし頃のそれはそれはCuteなJensen。Sweetとしか言いようのない色男です。"Days of Our Lives"での Eric Brady 役の時ですね。わたしは見たことないので、内容はコメントできませんが、ああ、なんだか恥ずかしいです・・・(照)
Deanを気の毒そうに見る、そしてどうリアクションしていいのか分からず固まるSamが、可笑しすぎです。お兄ちゃんのこんな恥ずかしい場面を見る事になるとは、思ってもいなかったでしょう。しかし、それはDeanとて同様。まさか、弟にこんな恥ずかしい自分(実際は別人だけど)を見られるなんて、きっと屈辱的ですよね。

D "・・・お、・・俺、俺は、この世界は到底好きになれない、Sammy。俺たちは、何としても、ここから脱出するんだ"
S "ああ、一片の異論もない。でも、この事、Casには、届いてないよね。・・・ああ~もちろん、本物のCasに、だけど"
D "ああ、そうだな。俺たちは、明らかにCasと交信できる範囲外にいる。でも・・・。"
S "なに?"
D "俺たちが、Balthazar の逆Spellをする事が出来ればどうだ?"
S "・・・?・・・"
D "俺は、全部見てた"

Deanは、紙にBalthazarが窓に描いたSpellを描きました。そして、自分達が飛び出してきた同じ場所に戻って、同じようにすれば、元に戻れると考えます。


早速2人は、セットに戻り、必要な物を探し始めました。が、如何せん、そこはFakeの世界です。


S "あった!「聖人の骨」!!・・・と思ったら、これ、ゴムだ・・・"
D "見ろよ!これ!!作りもんだ!!どうすりゃいいんだ!!"

ナイフもゴム製。Deanは、Samを突き刺しますが、よくあるおもちゃで、先が引っ込むように出来ています。自分も刺してみますが、事態が変わるはずもなく・・・。TVなんだから、本物があったらその方が恐いです。
脇を通りかかった監督さん。なんとも変な感じでしょうね~(^^;



2人は、とにかくここから出る事にします。もちろん、カワイイImpalaで。ところが何だか様子が変です。

S "全部作りものだ。これは、映画の世界にいるんだよ。現実の世界に戻らないと"
D "ああ、その通りだ。とにかく、Spellがある間は、俺たちはここから出られない。・・・?どうなってんだ?"

Impalaが、まったくスピード出ません。ノロノロ運転で、ギシギシおかしな音までします。警備の子?ADさん?が追いかけてきて、窓を叩きながら止まるように言います。もちろん、Jensenに、です。

Boy "Acklesさん!Acklesさん、お願いです!!"
S "・・・あ~、Dean・・・"
Boy "ああ、Acklesさん、お願いです~!!"
S "・・・Dean、これ、Impalaじゃない・・・"
Boy "お願いです!止まってください!!"
D "マジで?!"
Boy "お願いですよ~~!!"
D "まったく忌々しい小道具め!!!他のと同じかよ!!"
Boy "ああ、ありがとうございます。ありがとう・・・"
D "ここから出るにはどうすればいいっていうんだ?"


撮影所を出るには、Clifの運転する車に乗って、お家まで送ってもらう、っていうのが、普段のJ2。2人は、仕事の打ち合わせのためにJared のお家まで送ってもらう事にします。そして、いったい自分達がとの町にいるのかと思っていたDeanの目に飛び込んできたのは、高速道路の「Vancouver」の文字。

D "・・・なあ・・・俺たち、Americaにさえ、いないんだぞ"

と呟いたDeanのガックリ顔が、申し訳ないけど笑えました。


そしてやって来たJaredのお家は、なんとまあ豪華。
まず2人が目を奪われたのは、日焼けマシーン?でも、SamにはDraculaの棺桶に見えたのね(苦笑)酒を見つけて飲もうとしたDeanは、庭にラクダがいるのを見つけます。ところがそれがラクダでなくAlpacaだと教えてくれる声が。
なんと、2階から、2人を見ているのは、Ruby!!
Deanが、おもわず「Ruby」と声をかけます。降りて来た彼女は、それをジョークと取ったのか、嫌味と取ったのか、「彼女って年を取らないのよね」なんていってます。
そう言えば、この部屋には、SamとRubyのArtがシンメトリーに飾られていたりして、戸惑うDeanとSam。そして、2人の結婚式の写真を見つけちゃったDean。
Rubyは女優さんで、この世界ではJaredと結婚しているんだと察します。
またまた、ショックです。

この世界のJensenとJaredは、仲良しではないようです。
Genは、Jensenが家に遊びに来た事が一度もないと言うし、さっき監督さんは、何だかおかしなことをしているとはいえ、2人がお互いに話をしてる事は良い事だと思ったみたいだし、Genも、2人が話している事が嬉しいと言うし。
マジ、Supernaturalスタッフ、どこまで本気??

とにかく何だか様子がおかしい2人ですが、Ruby、もといGenevieveは、「カワウソ養子縁組チャリティーディナー」に出かけて行きます。なんだ?それ。
彼女が去り際に、Samにチュッとすることろから、顔をそむけるDeanの気持、わかります。

でも、Rubyはヤダけど、Genはカワイイっす。

Samは、彼女の名前をWebで調べた後(苦笑)、「聖人の骨」を探す事に。ほどなく見つけたそれは、Mexico Cityに。明日、取りに行って週末までにここに戻ろうと言うDeanに、SamはそれがWebで買えたと言います。そして、その手にはクレジットカード。
素晴らしい、Jared Padalecki~。
そしてDeanも、何やら珍しいモノをJaredのカードで購入。最初の1枚はダメだったけど、2枚目で見事購入。
またまた素晴らしい、Jared Padalecki~。

そして、今必要な「聖人の骨」は、明日の朝、空港に着くと言います。なんとも簡単な世の中です。で、Deanは、のんびりとカウチでお休みする事に。
Jaredの後ろには、カウボーイ姿で馬に乗る彼の大きなパネルがかけられています。マジッすか?

一方、Samの方は、チャリティーから戻って来たGenに、話しかけます。相変わらずおかしなことを聞くSamに、Genは、「Samを長く演じすぎたのね」と言っておりますが、が!!Sam!!あなたまさか?!
Genに手を引かれて2階に上がって行ったSam。
あなたまさか、美味しく頂いちゃったの??
あの挙動不審ぶりは・・・。
まさか、魂のあるSamに限ってそんなことは・・・、無いとは言えないのが「男」ですよね?いや、しかし、違うとはいえ、煮え湯を飲まされたRubyにそっくりな女と?
う~ん、God only knows.


翌日、空港には確かに荷物が届いていました。
朝の8時に、税関を通さず受け取りに来た2人に、Clifは怪訝そう。違法な物じゃないだろうねって。違うって言えば、安心するか?って?安心できませんよね。
例のセットで、Spellの支度をしていると、クルーがやって来てしまいました。Deanは、ここをしばらくJaredと2人で使いたいと言いますが、監督は、今日の撮影がすんだらね、と取り合ってくれません。と言う事で、この後、DeanとSamにとって、最悪の事態が訪れます。


M "それ何が入ってるの?"
S "死人から部品を買ったんだ"
M "おお・・・カッコイイね・・"

と、Mishaと意味のない会話をしているとことに、Deanが最悪の情報を持ってきました。

D "・・・悪い知らせだ。・・・あ~、俺たち、演技しなきゃならないみたいだぞ"
S "・・・なんだって??"


そう、撮影が一段落しない事には、この場所が使えない。それには、撮影を終わらせないといけないんですが、それが最悪です。DeanとSamは、演技なんてした事ないんですから。もうNGの連続攻撃です。監督も、いったいどうなってるのかわかりません。昨日までのJ2とは、別人のようなヘタッピさです。
もうここは、説明の必要はないですよね。
ただただ見て笑ってください。
Samの動きが可笑しいし、Deanに至っては、説明書きまで読んじゃってる始末です。立ち位置も間違ってるし・・・。Mishaが、髪を直してくれてるヘアーさんを、冷たく押しのけてるところが・・・。Misha、この世界では、いけすかない俳優だわ。
監督さん、もう何が起ってるかわかりません。
休憩に入り、Sera嬢に電話しています。
何が起ったか分からないけど、彼らは才能の一片さえ失くしてしまって、おまけにClifによるとMexicoから何か違法な物を持ちこんでる。そしてここでも、2人がお互いに話しをし始めた事は喜ばしい事だって言ってます。
マジ、その話どこまで引っ張る?
Mishaは、J2の事をTweet中。
それによると、2人は闇市で臓器を売買してるって。
助監督さんは、絶対Drugのせいだと言います。
DeanとSamは、早くこの地獄から抜け出そうと、窓にSpellを描き、そこへ飛び込みました。が、窓を突き破って痛い思いしただけでした(爆)
助監督さんのひと言、「Drugだ」って。
そう見えますよね。ははは。



トレーラーに戻って、2人は話し合います。
完璧なはずのSpellが何故効力を発揮しなかったか。
それはここに、Supernatural的な物が存在しないから。一晩中起きてWebを調べてたと言うSam。あ、じゃあ、やっぱりGenとは何もなかったの?
と、それはさておき、とにかく、Apocalypseが起ったサインが何もない。MonsterもGhostもDemonも、Hunterもいなけりゃ、MagicもHeavenもHellもない。そして、Angelも。だから、Spellが効かなかったんだとしたら、どうやって元の世界に戻ればいいのか。


ところが、窓ガラスに浮かび上がった例のSpellから、DeanとSamを追ってVirgilが飛び出してきました。
どうやって、ここから抜け出すか思案中のDeanとSamの前に現れたかと思うと、DeanをSpellで殺そうとしましたが、ここではSpellは使えません。肉弾戦です。
ところが、その騒ぎに気付いたスタッフに2人は止められてしまいます。そして、Samは、その時カギを奪われてしまいました。

監督さん、もうお手上げ状態です。
Sera嬢とまたまた電話で話し合いです。彼は、JaredとJenが、LSDでもやってトリップしちゃってるとしか思えないと言います。そして、飛んで行って彼らを助けると言うSera嬢に、Kripkeに来てもらった方が良いんじゃないかと言います。このShowを始めた彼の言う事なら、2人も聞くはずだと。
でも、Sera嬢は、彼は次のPilotを書くのに忙しいと言います。

ここでも、KripkeとSera嬢は、仲がよろしくないようで・・・。


さて、追手が来たからには、うかうかしていられません。Virgilは、たぶん、戻る方法を知っているはずですが、今は、彼もSpellを使えない状態です。Deanは、どっちにしても、Virgilをギャフンと言わさないと気が済まないようです。


さて、Misha。
やっぱり、この世界の彼は、Bastardのようですね(苦笑)ADさんを人扱いしていません。そして、Twitterholicです。これは、その通りですか?
しかし、誰かが後部座席にいるような気がする、とTweetしていると、ホントに隠れていました。それも、Virgilです。そのまま、どこかへ連れ去られるMisha。ビビリ具合が、Casとは似ても似つかなくて、違和感ありすぎなんですけど!!



そして、セットでDeanとSamを待ち構えていた監督さん。ここで彼の名前が明かされます。そう、彼こそ、Executive Producerの Bob Singerその人でした!DeanとSamは、Bobbyと同じ名前だと知って、驚きます。どこのどいつが、自分と同じ名前をTVのキャラクターにつけるんだって。
Singer監督は、2人が出演料の値上げを狙ってこんな事をしてるんだと考えたようです。ここにいたって、Samはようやくカギが無くなっている事に気付きます。こんなところで意味のない事をしてる場合じゃない。監督には、「俺たちは辞める」と言い捨ててその場を後にします。Singerさん、困ったでしょうね~。


その頃憐れMishaは、VirgilがRaphaelと交信するためのツールにされていました。昔、Megが使ったやり方と同じですね。人間の首を切って、器に血を溜める。VirgilもAngelの内だと思うんですが、彼らは平気で人間を殺しますから、今さら驚きはしません。
それにしても、このMishaの扱いは、どうよ。彼のFanから苦情がきやしませんか?ま、Misha自身は、十分楽しんでいそうですけど(^^)



Jaredの家に戻って来たDeanとSamを待っていたのは、涙でマスカラの落ちた酷い状態のGenでした。そして、彼女は、Mishaが刺殺された事を告げます。「どこで?」とハモルDeanとSam。
現場に駆けつけてみると、ホームレスの目撃者がいました。
彼によると、その男はMishaを刺し殺した後、祈り始め、どこからか聞こえてきた声が、「明日、Virgilが渡って来たその場所で、Raphaelはその窓を通し、彼とカギを受け取る」と言ったそうです。



Raphaelのお使いVirgilは、銃砲店で銃を調達しています。Angelの武器が銃だなんて、それも、ポンプアクションです。ああ、世も末だ・・・。



DeanとSamは、Virgilが現れるのを、撮影所で待つ事にします。


D "俺たちが、Virgil を倒して、カギを取り戻すのが正しいのかも。でも、このままここから出られないかもしれないぞ"
S "・・・いいや、それなら、何かほかの方法を見つけて帰るまでさ"
D "・・・ああ、でも・・・帰らなかったら、おまえはこんなにメチャメチャにはならないかもな"
S "・・・?・・・なんだって?何バカな事言ってんだよ?"
D "俺が言いたいのは、常識だけが絶対じゃないってことさ"
S "・・・Dean、俺たちの大事な人は、元の世界にいるだろ"
D "ああ、でも、ここならおまえは、かなり楽しい人生を送ってるじゃないか"
S "・・・・・・"
D "元に戻れば、生後6カ月から悲劇の連続だ"
S "・・・・・・"
D "だってそうだろ?Rubyと結婚する事もひっくるめて、膨大な数の選択肢がある。俺たちの本当の人生には、太刀打ちできっこないさ"
S "・・・Deanの言うとおりだ。でも、それは同じ意味じゃないよ。だって、ここじゃ、おれ達、兄弟でさえないんだよ"
D "・・・・わかった。それじゃあ、俺たちの狂ったご帰還ショーをとことんやってやろうじゃないか"

自分達が兄弟じゃない世界なんて意味がないって、Sam、良い事言うね。Dean、ちょっと嬉しそうだった。気楽に生けてける世界より、とんでもない人生でもDeanと兄弟の方が良いなんて、泣かせるわ。



そして、やって来たVirgil。
いや、はっきり言って、このEpで一番笑ったのは、ここからのシーンです。
Kripke~~。
なんなの~、この音楽!!
殺されに出て来たのかって。
この殺されっぷり、本当は自分でやってみたかったんじゃない?Singerさんも、アッサリ殺されちゃって・・・。
これ、脚本は確か、Ben Edlundだったよね。
潜在意識がこういうのを書かせたのか、それとも確信犯?とにかく笑える。


待ち構えてたDeanとSamは、肉弾戦では負けません。Virgilを倒してカギをGet。窓にれたRaphaelのSpellに、逃げようとしますが、引き摺りこまれてしまいます。気がつくとそこはどこかのモーテルの駐車場?
現れたRaphaelのMeat Suitは、何と女性でした。「女みたいに見えるぜ」と軽口を叩くDeanですが、握りこぶしひとつで傷めつけられます。カギも奪われて、絶体絶命かと思われたところへ、Balthazarおじさん登場。

そのカギが、ただのバスステーションのロッカーのカギだったって?そう、これは、Raphaelの注意を逸らすための作戦だったわけで、DeanとSamは、まんまとその作戦の一部にされてたわけです。騙されていたと知ったRaphaelの気は収まりませんよね。Balthazarに近づく彼、いや、今回は彼女か?の背後に、満を持して現れたのは、Casでした。


C "彼から離れるんだ、Raphael"
R "・・・!・・・"
C "私には今武器がある。それらの力は私と共にある"
R "Castiel・・・"

久々に見た気がするCasの翼の陰。
ほんと、ここ最近のちょっと傷み気味の彼とは違ってます。Heavenの武器は、Casに大きな力をもたらしたようです。しかし、なぜ、Balthazarが?このおじさん、いったい何なんだろう?何がしたいか、もうひとつよくわからんな~。

C "今夜死ぬのが嫌なら、この場から去れ!"

ここは形勢不利と察知したRaphaelは、黙って翼の音共に去って行きました。一発逆転です。


B "さあ、Cas・・・。お前が剣を持っている今、それのせいで命を落とさないようにな"


強力な武器は、諸刃ってこと?
謎の言葉と共に、Balthazarも消えてしまって、Casは訳が分からないDeanとSamの肩に触れて、Bobbyの家に戻します。
外は、相変わらずの嵐のままです。


S "ま・・・待ってよ!おれ達を陽動作戦に使ったのか?!"
C " ・・・Balthazar の計画だった。・・・・が、私も同じ事をしただろう"
D "慰めになってないって!Cas!!"
C "いつになったら、お前に分からせる事が出来る?私がRaphaelに負けると言う事は、すべてが終わると言う事だ。すべてが!"
D "危険な状況だってことはわかってるさ!!あんたが話してくれた事が全部ならな!!"
C "・・・残念だ。・・・そう出来る時が来たら、説明しよう"


Casは、そう言って去ってしまいました。
いったい、Heavenでは、今どんな状況なんでしょうかね?正直、知りたくもないですが、こうやってDeanとSamが巻き込まれるなら、知らぬ存ぜぬとも言ってられないしな~。


D "クソ忌々しいAngelめ!"
S "・・・・・"

Samは、真剣な顔で柱に近づいてそれが本物か叩いて確かめてみます。もちろん本物の柱。懐かしのBobbyのお家です。


S "硬いよ。本物だ。良かった・・・"
D "ああ、本物のカビの生えた、シロアリだらけのスウィートホームだ"
S "はは・・"
D "くだらない事で一杯だ。おお!それに・・・俺たち、また一文無しだ"
S "・・・ああ・・・でも、・・・ヘイ・・・少なくとも、おれ達、口はきいてるよね"
D "・・・・・・・"


「少なくとも、おれ達、口はきいてるよね」って言った時のSamの顔がカワイイの。
違う世界のJensenとJaredは、口もきかないほど、仲が悪かったみたいだけど、DeanとSamはなんだかんだ言って、仲良しです。お互いのためには命も惜しくないんだから、仲が良いって言い方じゃ物足りないか。
今回、いったいどんな話になるのかと思っていましたが、なるほど、そう来たか、と。ある意味、Supernaturalらしいっちゃ~、らしいEpだったわね。
内輪受けしてるって感もないわけじゃなかったけど、ま、許容範囲?そんなに不愉快になるような内容じゃなかったから、良かったんではないでしょうか。でも、こういうのは、1Seasonに1個でいいわね。
もうお腹一杯っす。

これ見て、みんなどこまでがリアルで、どこからがフェイクなんだろうかと、悩むんじゃありませんよ~。ほとんどがフェイクだと思いましょう(^^)



さて、Casは、Heavenの武器を手に入れて、形勢逆転出来るのかしら?この先の彼の関わり具合も気になりますし、Raphaelの動向もDeanとSamに影響するのかな?一番気になってるMotherの事は、出てきませんね。あれは、Season7用にKeepしてあるのかな~。確かに引っ張れそうなネタではありますが。もう撮影はEp19とか20とかまで進んでるんですよね?そろそろ、次のSeasonのアナウンスがCWからありそうですが、さて、どうなる事やら。



え~っと、来週Ep16の後、何週かお休みが入るようですね。2?3?週ですか?後半の後半戦に向かって鋭気を養わねば。
では、また来週。


***

2 件のコメント:

amber さんのコメント...

こんにちは、yumiusaさん
期待通り、笑えたEpでした。特に『「カット!』の続くDeanとSamの演技のめちゃくちゃさには大笑いで、それをやるJJのノリのいい演技がおかしくて(いやこの世界のJJはどこ行っちゃったんでしょ?)

久しぶりのRuby役の女優さん(笑)の扱いもあんなでいいんでしょうか(あんまり仲がいいと怒りたくなりますが)
パダレッキさんの寛容さには参ります。

Kripkeも登場時の撮り方から本物が出るのかと期待しましたが、頭のあたりは似てましたよね(笑)
本人が大好きそうな死に方で、Kripkeも納得しそう(一発で死なないとは!さすがだ)

悪魔よりタチの悪そうな天使さん達には兄弟ならずともson of a bitchですが、二週続いてSamの優しい言葉に兄ちゃんは天国な気分でしょうね。

yumiusa さんのコメント...

amberさん、おはようございます。

なかなか面白いEpでしたね~(^^)
DeanとSamのヘタッピーな演技をする演技?が(爆)特に、Samのあの無駄に伸ばした長い腕が、超笑えました!

Genも、これでConにも呼んでもらえるようになりますかね?あのマスカラで汚れた可愛い顔には、彼女の女優魂を見た気がしました~(^^)きっと楽しんで撮影したんでしょうね。笑えます。

しかし、わたしが最もうけたのは、Kripkeです!!似てた~頭のあたり~(^^;
あの派手な死にっぷりは良かったです。無駄にスローモーションだったし、カックイイ~~、ははは。

この先も、Deanいわく、「Frigging」なAngelsに振り回されるんでしょうね。でも、おっしゃるとおり、Samさえ側にいれば、Deanは何とかやっていけそうですね。