USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2011/02/06

Supernatural Season6 Ep12 "Like A Virgin" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。









Supernatural Season6 Ep12 "Like A Virgin"の感想もどきです。



再開しましたね。
思いもかけない事で、1週お預けにはなりましたが、無事再開です。
なんだか、あっぷるさんが混乱しているのか、Ep12が"Like A Virgin"と"Unforgiven"の別々のTitleでそれぞれ送られてきました。
もちろん中身は一緒でした。
大丈夫か~(苦笑)


仕事場が移転したおかげで、寂しい場所から、一気に都会のど真ん中に引っ越しました。昼間でも人が一杯歩いてます!。ビックリです・・・。


ま、そんな事はさておき。


わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。





お休み明けの"THE ROAD SO FAR"カッコイイです。
本篇の方では、何でこんな天気の日に飛ぶかな~と、きっとDeanやわたしならずとも思うんじゃないかと思うような、悪天候の中のセスナ。
恐ろしすぎます・・・。
パイロットは、大丈夫だといいますが、そんなこと信じられない。でも、この飛行機が落ちた原因は天候のせいじゃなかったようです。女の子は、窓の外に何かとてつもなく大きいモノを見たと言います。パイロットには何も見えません。鳥か何かだと言います。恐怖のあまり、柳の木が幽霊に見えるのと同じ。
しかし、そうじゃなかった。
次の瞬間、何かを見たパイロットさんは、窓を突き破っていなくなっていました。
小さなセスナ機に取り残された女の子、自分ではどうする事も出来ず、飛行機は墜落していきます。



Deanは、CasにSamの魂が本当に戻ったか確かめてもらいました。Samは、まだ眠り続けています。


D"で?どうだった?"
C"Samの魂は戻っている"
D"・・・目覚めるかな・・・?"
C"私は人間の医者じゃない、Dean"
D"推測くらいできないか?!"
C"OK。・・・たぶん無理だ"
D"・・・ああ、ちょっとは気を使うって事出来ないのかよ?!"
C"残念だ、Dean。しかし、私は戻さない方が良いと言ったはずだ"
D"俺にどうしろって?!ロボットのままのSamをウロウロさせて、銃を振り回さないように見張ってりゃ良かったっていうのか?!"
C"私が触ってみたSamの魂がどんなだったか訊きたいか?"
D"・・・・"
C"まるで生きたまま皮を剥がれたかのようだった、Dean。殺したくなかったんなら、お前は完璧にやるべきだった"
D"・・・・・"


いつもの通り、歯に衣着せぬCasですが、言ってる事は間違ってはいない。
Deanは、魂のないSamに耐えられず、ちょっと一か八かの賭けに出た感じがします。Deathがいう魂を守ってくれる「壁」に賭けてみる事にしたんですからね。Samは嫌がったのに。
Casは、もっと確実な方法を見つけるべきだったと思ってるんでしょうが、それがいつになるか・・・。
とにかく、Samの魂は大きく傷ついたまま彼の元に戻って来た。そうとなったからには、今後のDeanの役目は、誰にもそのSamの魂を触らせないようにする事です。でないと、Samの精神は耐えきれず、崩壊してしまう。



Bobbyは、Samはこれまでにも数々の困難を乗り越えて来たんだから、今度だって乗り越える、必ず目覚めるさ、と言います。でもDean、さすがに今回はこれまでとは違うとわかっているようです。
気を紛らわせるためか、飛行機事故で乗っていた女の子の死体だけが見つからない事件を調べる事にします。パイロットは17マイルも離れた所で見つかったのに、女の子は行方不明。
ところがそこへ、SamのDeanを呼ぶ声が!



S"Dean・・・"
D"Sam・・・?・・・おまえ・・・"

Deanを力いっぱいHugするSam。

Samの顔が~~!!
元のSamに戻ってる~~!!
顔つきがEp11までと全然違ってるの!!
ああ・・・Jared・・・Excellent・・・

Samは、BobbyにもHugしますが、次の彼の言葉に、DeanもBobbyも驚きます。

S"・・待って!?おれ・・・・・LuciferがBobbyの首を折ったの見た"
B"・・・ああ・・・Casが・・・"
S"Cas!!生きてるの?!?"
D"ああ、Casは・・・元気さ。・・・Sam、おまえは?"
S"・・・うん・・・それが・・・お腹減って死にそうだ"


そう。Samの記憶は、無くなってたんです。
Luciferを体に閉じ込めて、Michael共々地獄の檻に堕ちて行った。それからすぐに戻って来たけど、魂が無くなっていたこの1年半の間の記憶がSamにはありませんでした。
・・・今後、その間自分がやって来た事を、思い出すEpがあるようですが、魂のなかった頃のSamは相当酷い事もしていたようなので、今の彼にその事実を受け止める事が出来るのか心配です。


サンドイッチに齧り付くSamにDeanは訊きます。
何を憶えているかと。


D"最後に憶えているのは何だ?"
S"・・・あの広場で・・・おれ、堕ちて行った・・・"
D"OK・・・それから?"
S"起きたら、Panic Roomだった"
B"それだけ?おまえは本当に何も憶えて・・・"
D"良かった!!"
B"・・・"
D"地獄でのことなんて、誰だって憶えていたくない"
S"・・それで、あれからどれくらい経ったの?"
D"・・・1年半くらいだ"
S"ええ?!そんなに?・・・おれ、何も憶えてない・・・。そ、それで、誰がおれを戻したの?Cas?"
D"・・・そうじゃない"
S"・・・Dean・・・何をやったんだ?"
D"・・・俺とDeath・・・"
S"Death?!Horsemanと!!??"
D"大丈夫だ。終わった事だ"
S"・・・本当に?"
D"済んだ事だ。また、1から出直しさ"
B"ああ、キレイサッパリな"
D"ああ!そうさ、今回だけは・・・"
S"・・おれが他に知っとかなきゃならない事はある?"
D"・・・いや・・・。Beer飲むか?"
S"うん"


Deanは、憶えてないなら、思い出させたくない。
でも、そんなこと無理なんですよね。
Bobbyが、納得していない事をわかっているDeanはひとり彼が作業している元にやってきます。
Samが過ごしてきた1年半は、確かに存在していて、いつか彼の知るところになる。本の10日前、SamはBobbyを躊躇なく殺そうとした。それを今の彼が知ったら?Bobbyは、他の誰かで無く、Samは自分達からその事を聞くべきだといいます。あの時のSamはSamじゃなかったと思いこもうとするDeanに、でも、あれもSamだったんだと言い聞かせるBobby。
でも、それでもDeanとしては、出来るなら知らせたくない。少しの間、先延ばしにしたいと願うDeanにBobbyも折れます。でも、今後、それがどう転ぶかだけは覚悟しなければならないと。


翌朝、眠っているSamには後で連絡する事にし、DeanとBobbyは、調査のためOregonに向かおうとしますが、起きて来たSamは、もちろん自分も一緒に行くと言います。


D"おい、おい。起きたばっかだろ?"
S"そうさ。おれは起きてるし、大丈夫だよ"
D"もう2、3日は、ゆっくりすればどうだ?"
S"Deanだって、地獄から戻った時、同じことしたろ?"
D"・・・・わかった。おまえと俺とBobbyだ"


でも、Bobbyはそれなら、おまえ達2人で行けと言います。自分はRufusに頼まれたとこを忘れてたと・・・。明らかに挙動不審。Samと一緒にいて、黙ってるのが辛いんでしょう。



目的地に向かうImpalaのいつもの定位置の2人。魂の無かったSamの時は、見ているこちらも何だか尻の座りが悪かった気がしますが、今はちょっと安心してみていられる気がします。あくまで、今のところ、と言わざるを得ませんが・・・。

墜落事故の事を調べたSamは、他にも同じような若い女の子の失踪事件を2件見つけます。3人の間には、繋がりはありませんでした。いったい誰が飛んでいる飛行機の中から、女の子を連れ去ったのか、謎のままです。


Samは、気になっていた事を切りだします。


S"・・・ねえ、試さなかったの?"
D"試す?"
S"・・・おれが逝ったら・・・自分の人生を送ってって。約束したこと、憶えてる?"
D"・・・ああ、憶えてるさ"
S"じゃあ、どうして、そうしなかったの?"
D"何で俺がそうしなかったって思うんだ?"
S"だって、見ればわかるさ。何も変わってない"
D"・・・そうだな、おまえの言うとおりだ"
S"・・・・・"
D"・・・1年、一緒に住んでみたよ。LisaとBenと・・・"
S"1年?・・・それで?"
D"上手くいかなかったってことさ・・・"


Deanは、音楽のボリュームを上げ、話しをそこで打ち切りました。
そう、もし、Samが戻ってこなかったら、DeanはあのままLisaとBenと人生を過ごしてたんでしょうか?それこそ、目覚めるたびに襲ってくる喪失感に耐えながら。
人生に「もし」は、ありませんから、考えても詮無い事です。
Lisaは、Samが戻って来た時に、心のどこかでこうなる事は感じていたようですが・・・。


2人は、飛行機事故で行方不明になったPennyの妹に話しを訊きに行きます。疲れているからと断る妹に接するSamの態度が、とても紳士的で相手もつらい気持ちを思いやる配慮に満ちているのを見て、Deanは本当に満足げです。
もっと人間らしく人の気持ちを考えろ!!と言ってたんですから、魂を取り戻したSamの姿を目の当たりにして、心から嬉しいんでしょう。

Pennyは、あんな嵐の中を飛ぶ事をとても怖がっていましたが、恋人のStanのために一緒に出かけたようです。彼女達は、真剣な付き合いに発展していたようです。
妹は言います。
止めていれば良かった。自分達には、埋葬するべきPennyの亡骸もない、と。


いなくなった他の2人の女の子の事を調べてみると、みんな教会で聖歌隊に入っていたり、バザーのためにパンを焼いたり、とにかくいい子たちでした。でも、Pennyはキリスト教徒でさえなかった。しかし、Deanは彼女達の共通点について、思い当たる事があると言い、その手にはPennyの日記が。
そう、彼女に部屋から盗んできたんです。


S"盗んだの?!"
D"・・・おまえが、そう言って俺を責めてくれるなんて、それさえ嬉しいよ"

Deanにとってみれば、久々にきいたSamの良心ですが、Samにとってみれば、今さらって感じで不思議だったでしょうね。

S"今までだって訊かなかった?"
D"・・・意味はない・・・。で、その誘拐が、宗教に関係してなかったとしたら?それが、その純粋さについてだとしたら?"
S"それって、彼女達がみんな・・・"
D"Virginさ、Sam。Virginだよ!"
S"・・・Pennyは、22歳だよ"
D"ああ、ピンクの乙女チックな部屋だったけどな"
S"・・・それで・・・?"
D"おまけにテディベアだぞ"
S"・・・うん、それにしても、本当にそんなこと考えて・・・"

Deanは、Samを遮って、Pennyの日記の一部を読み上げます。

D"「わたしは決めたわ。わたしの最も大切な物をStanに捧げると」"
S"・・・・・わお・・・。それをDeanの口から聞くなんて・・マジで気味が悪いよ・・"
D"俺は読んだだけだけど・・・"
S"え~っと、Deanは日記を読んでそう推理したんだよね。とにかく、Deanが正しいとして・・・、いったい誰がVirginを必要としてるんだろ?"
D"さあな。俺はどっちかっていうと、経験豊富な方が良い"


Dean、それはこの際おいておきなさい(苦笑)


その頃、学校帰りの女の子、Melissa。
空から来た何かに襲われます。
でも、攫われませんでした。
DeanとSamは、病院に入院しているMelissaに話を聞きに行きます。彼女の背中には、大きな引裂いたような痛ましい傷があり、彼女は大きな蝙蝠のようなモノに襲われたと言います。
そして、金のPromise Ringが盗まれていました。
これって、結婚までVirginを守るという約束の元、身につけるリングですよね?教会で貰う?Penny以外の子も、教会に関係していたようだし、またまた、DeanのVirgin誘拐説が真実味を増してきたようですが、ではなぜMelissaは誘拐されなかったのか。
問い詰めるDean。
君は本当に、Promise Ringを着けるに値するのかと。

平たく言えば、Virginなのか?という事です。

彼女が助かったのは、Virginじゃなかったから。
今のSamには訊けないような事。
しかし、まだ誰がVirginと金を欲しがっているかは、わからないままです。



モーテルで調べもの中。
Samが、"Fire"、"Claws"、"Flying"、"Stealing Virgins"、そして "Gold"でググった結果、出て来たのは、"World of Warcraft"というファンサイトでした。
そこにあったのは、Dragon・・・。
Dragonなんて、いるはずないというSamに、Deanはここんところおかしなことばかりあったからなといって、とにかくBobbyに訊いてみる事にします。
Bobbyの意見も同じ、Dragonなんておとぎ話だ、Harry potterじゃないんだって。
Samの様子を心配して訊くBobbyに、Deanは変わりないと言ってサッサと電話を切ってしまいました。いつまでも避けて通れる事じゃないんですけどね。

Samだって、うすうすDeanとBobbyの様子がおかしい事に気づいてます。頭のいいSamが気づかないはずないじゃん。
その証拠に、Dadの手帳を見ていて、最近skin-walkerを調査したっけって。思い出すのもそう遠い話しじゃなさそうです。
Bobbyから電話がかかって来て、中世の事を研究しているDr.Visyakの事を聞いたDeanは、SamにDragonの殺し方や隠れ家を探しておくように言って、自分はDr.のいるSan Franciscoに向かう事にします。


S "ま、待ってよ。Bobbyは、奴らがどんなところを好むか言ってた?"
D "いや"
S "・・・了解。じゃあまた伝説に戻るよ"
D "何が?奴らはMiddle-Earthに住んでるってか?"
S "ううん、洞窟だよ"
D "・・・・・まったくおまえって、相変わらずオタクだよな"


そう言うところも聞けて嬉しいんじゃないの?Dean。
Samの方は何だか不安そうです。



Samが言ったように、洞窟のようなところに女の子達が閉じ込められています。そこへまた男が、新しい女の子を連れてきました。檻に入れると、自分の手でその檻を溶接しちゃいました。凄い高温!さすが、Dragonっていう事でしょうか?Fire Dragonなのね?



さて、DeanはBobbyに教えられたDr.Visyakに会いに来ました。追い返されそうになりましたが、Bobbyの名前を聞いて、彼女はDeanを中に入れてくれました。どうやら、BobbyとDr.Visyakの間には、何やら複雑な事情があるようですが、詳しくは語られません。二人は恋愛関係にあったのかとDeanは思ったようですが、さて真相は。そのうち出てくるのかな?Dr.Visyakって、なんとなく、この一回きりじゃ勿体ないようなキャラな気がして。

本題のDragonについてですが、彼らはもう700年も姿を現していませんでしたが、今、現れた。理由はまだ分からない。
でも、Dr.Visyakは、それらの殺し方を知っていました。
Dragonを殺すには、Dragonを殺してその血の付いた事のある剣が必要だと。Dragon’s Sword。
しかし、もうその剣は世界に5つか6つしか存在しない。
例えば、St. George,やExcaliburがそれです。
そう聴くと、何だかもう万事休すな気がしますが、何と彼女、その数少ないDragon’s Swordの内のひとつを、地下室に持っていると言うんです。
なんて偶然。
なんて、時間の短縮。

ま、良いとして、彼女に案内されて降りた地下室に、確かにありました。
岩に突き刺さったままの一振りの剣が。
Bruncvik’s Sword。
当時、剣を守るために、こうやって岩に閉じ込めるやり方が流行したって?剣は勇敢な騎士を選ぶ。取り出す事が出来れば、剣はDeanのもの。

自信満々のDean。
荘厳な音楽と共に、剣に手をかけるDean。
しかし一度目は敢え無く失敗。
今度こそ!と気持ちを入れ替えて、力いっぱい、それこそ血管が切れる思いで、渾身の力を込めて引っ張りました!!
が、撃沈(爆笑)
そして、彼が取った他の方法とは・・・。


Deanが、そんなコント紛いの事をやっている頃、Samは、Bobbyに電話をかけていました。Samからの電話を取る事に、Bobbyは一瞬躊躇します。

B "Sam。Deanは?"
S "Bobbyの友達に会いに行ったよ。それで、おれ、Dragonの隠れ家を探してるんだけど、助けてくれないかな?"
B "手掛かりは?"
S "洞窟だと思うんだけど・・・。でも、この周りの何マイルの間にもないんだ"
B "文字通りの「洞窟」じゃないんじゃないか?他に冷たくて、暗くて、湿ってるような場所は?"
S "ああ・・・う~ん・・・、地下鉄はないな・・・。!下水道・・・そうか、それだ!ありがとう"
B "じゃあな"
S "待ってよ、Bobby。え~っと、大丈夫?"
B "ああ、もちろん。何で?何かあったのか?"
S "だって、必要なこと以外話してくれないだろ?何も"
B "・・・・"
S "おれ、他に何か知らない事があるの?"
B "いや。おまえに必要なの事は、Dragonがどこに隠れてるか探す事だ"
S "なあ、Bobby。この1年、何があったの?"
B "・・・いろいろさ。いつもと変わらずだ。おまえに関する事じゃない、Sam。わかったか?"
S "うん"
B "また必要な時は、連絡しろよ"
S "うん・・・"

Bobbyは早々に電話を切ってしまいました。
言わないと、Deanに約束したとはいえ、BobbyはSamを欺いているようで良い気がしないんでしょう。


なんとなくスッキリしないSam。
今度は、目を閉じてCasに語りかけます。

S "Cas・・・おれ・・・戻ったよ。・・・もし、ちょっと時間があるなら・・・"
C "Sam・・・。お前が生きているのを見る事が出来て良かった"
S "うん。そっちもね"

Casは、Samに近づいてHugしようとしますが、なんと!Samはそれを拒否?!
ああ、可哀想なCas(苦笑)
その広げた手をどうおさめたらいいっていうの?

S "ああ~・・・Hugしたいけど・・・でも・・・"
C "それは、何だか気まずい・・・"
S "あ~っと、なんだか、大変な年だったよね。おれ、Bobbyと話したんだ。Bobbyは、おれに起った事、みんな話してくれたよ"
C "正直言って、私は、お前が生き残れた事に驚いている。私は、Deanにやめるように頼んだんだ"
S "ああ、うん。おれ、おれ、わかってるよ"
C "それがお前を殺さなかった事は奇跡だ"
S "・・・うん。うん、ほんと、奇跡だよね"
C "で、どん感じだ?"
S "・・・?何が?"
C "もちろん、魂を取り戻した事だ"
S "・・・そうだった。おれが魂がないままウロウロしてたんだから・・・。あ~、いいよ、Cas。本当に大丈夫だ。おれ・・・でも、まだちょっとはっきり思い出せないところがあるんだ。ハッキリさせるのを手伝ってくれるかな?"

Dean、Casに口止めしておかなかったのは、あなたのミスですな。Angelにそういう配慮を自発的に求めるのは、無理ってものですよ。
この後、Samはこの間の事を、Casから聴きだしたようです。


一方、Deanの方はというと、彼が持ち出したのは、・・・爆薬。
爆薬で岩を壊して、剣を取り出す作戦。
作戦というには余りにも乱暴ですが、いかにもDeanらしい。Dr.Visyakは、もちろん反対ですが、説得されてしまいました。
しかし結果は、壊れた岩の間から現れたのは、無残にも途中で折れてしまった剣でした。Deanは、保険に入ってる?なんて聞いていますが、保険ではこの剣の価値に見合うものは帰ってきませんよね。Dr.Visyakも、明らかにショックを受けています。
Pamelaといい彼女といい、Bobbyに関わり合いのある女性も、ろくな目に遭いません。


しかし、折れてしまったとはいえ、今はこれしか頼るモノがありません。Samが探しあてた下水道に向かって出発です。
何だか言いたそうなSamですが、今は大事な仕事の前。口を閉じています。


酷い臭いの下水道探索。
諦めかけた時、盗まれたと思われる金製品の山を見つけます。宝の山に、おもわず一握りポケットに入れるDean。そのすぐ近くには、祭壇のようなものがあり、本のようなものが乗せられていました。
どこかから声が聞こえて、2人が駆けつけてみると、閉じ込められた女の子達。囚われの彼女達には、DeanとSamが文字通り、王子様に見えた事でしょう。それも飛びきり良い男の。

が、そこへDragon登場。
Samは吹っ飛ばされます。
Deanが例の折れた剣を出すと、最初はそんな物で立ち向かう人間をバカにしたDragonですが、切りつけられて初めてそれがDragon’s Swordだとわかったようです。
どこで手に入れたか訊かれたDeanは、「Comic Con」だなどとふざけています。
しかし、そこはやっぱり強いDragon、その剣を弾き飛ばして高温の手でDeanに迫ります。Samが後ろから助けに入り、Deanは下に落ちた剣を拾おうとしますが、もうちょっとというところで手が届きません。諦めて下に降りて取りに行こうとしたDeanの目の前に、もうひとりのDragon!!Dragonは、ひとりじゃなかったの?!
絶体絶命!
Samが応戦していた鉄は、Dragonの高温の手にみるみる熱せられ、持てなくなります。隙をついて蹴り飛ばした間に、剣を拾おうと隙間から手を入れます。
ダメだよ!Deanも届かなかったんだから!!とは、取り越し苦労でした。Deanより背が高い分、Samの方が腕も長かった!!
剣を拾い上げると、一振り切りつけておいて、Deanに迫っている方のDragonを後ろから突き刺しやっつけましたが、振り返った時にはもうひとりの方は、大きな羽音と風と共に消えていました。
Dragon’s Swordの前では、不利と判断したんでしょう。



Bobbyの所に戻って来たDeanとSam。
Deanは、金のお宝をすべて回収してきたようです。金無垢の時計を手に、Samにおれに時間を聞いてくれよ、なんて言って嬉しそうです。

そんなDeanの前に座ったSam。
言わなきゃいけない事を切りだします。


S "Dean・・・"
D "ん~?"
S "・・・おれ・・・本当に・・・ごめん。どう切り出していいかさえ分からないよ"
D "・・・何がだ?"
S "わかってるだろ?"
D "・・・Bobbyか?"
S "Cas・・・"
D "Cas!・・・いまいましいガキめ!"
S "言ってくれれば良かったのに、Dean"
D "おまえが知ってると思わなくて・・・"
S "おれがしたこと?Bobbyに?Deanに?おれは、知ってなくちゃいけないんだよ"
D "Sam、Deathは、ただおまえの魂を戻しただけじゃない。やつは、おまえと、おまえが覚えていない事との間に大きな壁を作ったんだ。そして、おまえが知らないその事が、おまえを殺す事になるんだ!俺を信用しろ。これは冗談じゃないんだ"
S "わかってる。でも、おれは、正さなきゃならない。自分のやった事に対して出来る事を"
D "あれは、おまえじゃなかったんだ!"
S "おれ・・・史上最悪の酒を飲んで、目が覚めたらすべての町を焼き尽くしてた事に気付いたみたいな気分なんだ。Deanは、それがおれじゃなかったっていうかもしれない。でも・・・おれは、それがおれのポケットに入ってたライターのせいだって知ってるんだ。それなのにおれは、そんな単純な事にさえ、確信が持てない"
D "・・・・・"
S"でも、おれを守ろうとしたDeanには、感謝してるんだ。本当に感謝してる。でも、おれ、責任を取らなきゃ・・・。自分がやった事に、責任を取らなきゃならないんだよ。だから、自分が何をしたか、知る必要がある"
D"でも!それがどんなに危険な事か、わからないだろ!?"
S"Deanならどうする?"
D"・・・・・"
S"・・・だろ?おれも同じさ"
D"Sam・・・"

そこへ調べものをしてたBobbyが2人を呼びに来て、話しは打ち切られます。でも、この件については、Samは一歩も引かないでしょう。魂の戻った彼なら尚更です。自分のした事に責任を取る。
ああ・・・それが、Samの精神にどんな影響を及ぼすのか、Deanならずとも心配です。



Deanが持ち帰ったものは、金のお宝だけじゃなかったんですね。あの時見つけた祭壇の本。Bobbyが調べてみると、それは14世紀の古いラテン語で書かれていました。そして、書かれていたのは紙ではなく、人の皮膚をなめしたモノに描かれていたんです。OOO~~~Gross~~~!!
そして、内容は、基本的にある場所について書かれていました。最悪の悪夢のような、血と骨と暗闇、死体と魂で一杯の場所。
Bobbyは、その場所の読み方について、ほとんど発音できないと言います。
が、唯一、聴いた事があるのが、「Purgatory」。

Purgatory、Crowleyもその場所を知りたがっていた場所。それをDragonも探している。そしてその取扱説明書がこの本でした。この本は、その場所の扉を開ける方法が書かれていた。
Purgatoryへの扉。
しかし、肝心のその方法が書かれた最後の数ページは、切り取られていました。


そのころ、逃げたDragonは、他の仲間と落ち合っています。
そして、車の中には女の子が・・・。
その中の一人を引き摺り降ろすと、暗い崖の淵に連れて行き、切り取った本に書かれているSpellを読みだしました。すると谷の底の方で燃え盛る炎?マグマ?が猛り出し、Dragonは自分の手首を切ってそこへ血を落とします。もうひとりが泣き叫ぶ女の子を容赦なく谷底へ突き落としました。


B"もっと悪い事がある"
S"もっと悪い事って?"
B"これは、そこで休暇を取るための方法じゃない。何かを持ってこさせるためにドアを開けようとしてるんだ"
S"この地上に?何を?"
B"調査中だ"
S"・・・・・"
D"・・・何かほかにわかった事は?"
B"名前だ"
D"それは?"
B"・・「Mother」・・"
S"「Mother」?何の「Mother」?Dragonの「Mother」?"
B"そうだったらまだ良いんだが・・・。それは、何度か出てくる。「Mother of All」"
D"「Mother of All」って、いったいどういう意味なんだ?"
B"さあな・・・"
D"・・・・・"
S"・・・・・"



その頃、Dragonの元には、谷底から先ほど突き落とされた女の子が、浮かび上がってきました。焼き尽くされたであろうはずの体は、若く美しいモノに戻っています。炎のように燃える瞳。少女にはない威厳のようなものさえ感じます。
Dragonの方も、恐れ慄いているようです。


Dragon"ようこそ"
Mystery Girl "随分待たせたのね"
Dragon"・・・・・"
Mystery Girl "やる事はたくさんあるわ。始めましょう"



ひえ~~~。
なに?彼女が、「Mother of All」なわけ?
すべての母?
何でしょうね~。謎が謎を呼んでますね~。
おもしろくなってきた。
Purgatoryって、そんなに凄いところで、おまけに「Mother of All」って、そこから出てきたって事?ちょっとまだよく理解できていませんが。
あのDragonの持ってた人の皮膚製の本には、Purgatoryの扉の開き方が載っていて、それはただ開く事が目的ではないってこと。
何かを連れてくるために、扉を開こうとしてたってこと。
そしてそれが、「Mother of All」と呼ばれていると。



Samの方は、これから自分のしてきた事へけじめをつけるために、ツライ試練を乗り越えなくちゃならないようだし、次回Epでそれがチット出てくるのかな?
壊れない程度にしてほしいですが・・・。
それには、Deanがピッタリくっついてやってくれ~~。

Casってば、ものの見事にSamの演技に乗せられて、いろいろしゃべっちゃったんだろうな~。Bobbyを殺そうとした事が、一番きつかったか?DeanをオッサンVampireに喰わせちゃったことか?
いずれにしても、相当な自己嫌悪だろうね。
Deanが知らない事でも、相当酷いことしてたみたいだしね。


この先、ちょっとそれってどうなの~?っていうようなEpも控えているようですが、気持ちを大きく持って、望みたいと思います。が、あんまりにもバカバカしかった場合、そのEpはすっ飛ばしちゃうかも・・・。


ともあれ、カワイイSamが戻って来て、ひと安心のEpでした。
Jaredの演技に賞賛を贈りたいです。
では、また来週。


***

6 件のコメント:

konoha さんのコメント...

こんばんは~
ハードなSamより ソフトなSamの方が好き!だったんだなー、やっぱり。
と自分のことながら確認しました。
今回のSam いい!!

Dean(Jensen) 最高! なワタクシですが、Sam(Jared) も大好きよ!

・・・ココで告白されてもでしょうが(笑)

神剣エクスカリバーをサッと石から抜くDean・・なんて事になってたら、また悩み多き人生になったかも…吹っ飛ばして引き抜くなんざ Deanらしい(笑)

oruka さんのコメント...

yumiusaさん、こんにちは。(^O^)/

いきなり1週間延びた時はショックでしたが、無事再開してほっとしました。
またお世話になります。

魂が戻ってどんなシリアスな内容になるかとドキドキしてたら・・・爆笑ですよ。
キングアーサーもどきのずっこけDeanがもう可笑し過ぎです。
バックの曲の使い方がうまいなぁ。(笑)
でもって結局Deanは普通の人で通してくれてよかったです。
あげくに爆破、聖なる剣はポッキリ・・・わははは。
Deanはこうでなくちゃね。

BobbyがDeanに伝えたこと「Samには自分たちから真実を知らせた方がいい」。
きっとみんなそう考えると思います。
でもDeanは、今はSamを傷つけるものから守りたい・・とそれだけ。
Samが絡むと兄ちゃんは単純思考になってしまうように思います。
こんなに愛されてるSammy、羨ましい・・・。

「Mother of all」出ましたね。煉獄が存在する意味もわかってくるんでしょうか?。
ちょっとワクワクしてきました。

お疲れ様でした。\(^o^)/

yumiusa さんのコメント...

konohaさん、おはようございます。

そうですか~(^^)
実はわたしも、ソフトなSamの方が、好きです。ハードなSamは、何だかしっくりこなくて、見ていて居心地悪かったです・・・。
やっと元のSamが、戻ってきてくれて嬉しいです!
次のEpでは、Samが地獄方帰ってきてから、どれだけ!?ってくらい、悪い事してたのか明かされそうで、ちょっとドキドキしますが・・・。

Deanは、期待を裏切りませんね~(爆)
やっぱり"普通"の人間だったって事で、一件落着ですね。
それにしても、乱暴者です(苦笑)

yumiusa さんのコメント...

orukaさん、おはようございます。

ドタキャンでしたからね~。
わたしもガックリきました・・が、無事再開ですね!

Deanってば、期待通りの事やってくれて、わたしも申し訳ないけど、爆笑しちゃいました(爆)そう!音楽の使い方、良かったですよね。期待を煽るだけ呷っておいて、ひゅるるるる~~~~って(またまた爆)
折れても、効力があってよかったですが、Dr.は気の毒です。

Deanは、まだまだSamのこと、カワイイ弟って思ってるところがあるのかな~。Samの方は、もう立派に成長していて、自分のやった事にはちゃんとツケを払う覚悟が出来ているんですよね。
Deanは、これからは守るだけじゃなく、サポートしてあげていって欲しいです。

さて、なんだか妖しい"女子"が、登場して、この先も目が離せませんが、後半戦一緒に楽しみましょう~(^^)

amber さんのコメント...

こんにちは、yumiusaさん。
長いお休みでしたが、待ったかいがありました。
Deanの『俺はどっちかっていうと、経験豊富な方が良い』→メモメモ(笑)
久しぶりにDean節が聞けてうれしいです。
魂つきSamは、まさかこの回でもうこれまでのいきさつが分かるとは想像してませんでした。
さすが賢い、Casを騙せるのはアンタだけだ。
まぁ、Casは天上でいろいろ疲れているのかも知れませんね。
魂の戻ったことを、一番喜んでいるDeanがいじらしいくらいでした。
後半もどうぞよろしく。

yumiusa さんのコメント...

amberさん、おはようございます。

Deanったら、エッチですね~(^^)
いや、わたしも同意見ですが・・・。
Samは、賢いからすぐに感づくだろうとは思っていましたが、Casがその手助けさせられるとは。Casってば、Deanに嫌味言われちゃうかな~。可哀想ですね(苦笑)
確かに、上のゴタゴタでお疲れでしょうに、その上Deanに嫌味言われちゃったとしたら、踏んだり蹴ったりですね。
頑張れ!Cas!!
この先、魂ありのSamのこと、心配してかなきゃならないんだから、嬉しがってるのもいまだけかも・・・。
次のEpも、楽しみですね!