USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2011/02/20

Supernatural Season6 Ep14 "Mannequin 3: The Reckoning" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。






Supernatural Season6 Ep14 "Mannequin 3: The Reckoning"の感想もどきです。



今週は、DeanがLisaに引導を渡されましたが、それよりも、Benとの会話の方がきつかったな~。




わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。







Ep13の最後、Samが倒れ地獄で焼かれる場面で終わってしまって、どうなるの??と思いましたが、Ep14は、まさにその続きから始まりました。
が、見ているわたし達には、それほど大ごとにはならず、気づいたSamはDeanに引き起こされて急き立てられるようにその町を後にします。

今回、Samは自分の魂がなかった時、自分がどんな事をしていたのか思い出そうとしました。そしてそれがきっかけで、Deathが建ててくれた壁に引っかき傷をつける事になったのかも。ほんのちょっと剥がれだけで、Samは大変な苦痛を感じ、地獄での出来事の片鱗を思い出したようだけど、確かに、全部思い出したか気が狂っちゃう・・・。
Deanが言うように、ここは大人しく過去の記憶は刺激しないでおくのが良いのでは・・・。


さて、冒頭、中学校の理科室。
管理人さんが、モップでお掃除中。
突然額が切れて出血しました。
何が起ったか分からずパニックに陥ります。吐く息は白く、電気がパ血端して消えてしまいました。逃げようとした行く手を塞いだのは、人体模型。
叫び声と共に飛び散る血飛沫。
Ghostですか?





とりあえず、まだ大丈夫そうなSam。
Deanは、食べ物と、どこかから薬を調達してきました。


D "・・・どうだ?"
S "・・惑星に体当たりされたみたいだ・・・"
D "おまえは、ついてる。俺はドクターだぜ"
S "・・・?・・・"
D "ほら、食い物と・・・"
S "何?それ"
D "効くって"

そう言って差し出したのは、安定剤?
でも、Samは、断ります。

S "おれ、大丈夫だから・・・。ありがとう"
D "・・・まあいいさ・・・"
S "・・もう一回訊くけど・・・おれ、どれくらい気を失ってた?"
D "言ったろ。2、3分だ。なんでだ?どれくらいだと思った?"
S "・・・1週間くらいかと・・・"
D "・・・「それ」について、話したいか?"
S "「それ」?"
D "ああ、どんなことでもだ。つまり、おまえは感電したみたいになって、完全に逝っちまってた"
S "・・・なあ、それって、楽しい話しじゃないし・・・おれ、・・・・おれ、大丈夫だから・・・"
D "・・・大丈夫・・・ね・・・"
S "・・・・・・"
D "地獄での事だったんだろ?それが、おまえに覆いかぶさってきた。・・・死んだ方がましだって思ったか?"
S "やめてくれよ"
D "俺はマジだ。これはまだ、軽い方だ。おまえがやりたいようにやった。これからも過去を追及していけば、俺が起ると言ったあらゆる悪い事が起るぞ。そうしたら・・・どんな事が起るか・・・。俺たちは、2度とその壁を刺激するような事はしちゃならないんだ"
S "・・・おれが、またその忠告を無視すると思うんだね?"
D "ああ!"
S "Dean・・・、そうかもしれないけど・・・、誰もどうなるかなんてわからないよ。おれに、思い出す事をやめさせたいのか?"
D "おまえが、それをやめなかったら、待ってるのは暴力とアル中の末路だけだぞ"
S "・・・健康そうだ・・・"
D "俺にはわかる。これは、冗談なんかじゃない。おまえの命は危険にさらされてるんだ、Sam。これは、議論じゃない。おまえの魂がなかった頃とは違うんだぞ"
S "・・・・・・・・"
D "いいな?"
S "・・・ああ、わかった"
D "よし!"
S "・・・・・・・・"


いつものとおり、到底納得したようには見えないSam。
この兄弟、お互いさまと言えばそれまでなんですが、ほんと頑固。でも、大抵こういう場合、Deanの言う事が正しかったりする。今回も、Sam、深入りすると取り返しのつかない事になるよ。ああ、でも、やっぱりこの先もポロポロと壁が剥がれてくるのかしら・・・。心配ですね。



Deanは、Samの気を紛らわすために、仕事、仕事、っと。
Paterson、New Jerseyの中学校で、管理人が殺されました。ドアはロックされ、建物の中には誰もいなかった。よくある話です。
早速調査に向かった2人ですが、Dean、ご機嫌です。人体模型から心臓を取り出してひと言。

「Be My Valentine」

ははは。
Samに、仕事中なんだから、それ、元に戻しなよ、と叱られています。続いて、硫黄の匂いがするぞ、と。でも、ここは理科室だよ、と、またSamに突っ込まれています(苦笑)

そこへ、電話の呼び出し音。
Deanがチェックすると、なんと、Lisaからの電話でした。でも、Dean、Rejectって・・・、良いのか?
勘のいいSamから、Lisaだな?何で話さないんだよ、何が心配?なんて突っ込まれて、お兄ちゃんちょっと、形無し・・・。
助けられたのは、EMFのおかげ。
Samが向けた先の人体模型に反応大!
2人は防犯ビデオをチックする事にしましたが、肝心なところで画面は砂嵐、次の場面では管理人はすでに殺されていました。

ImpalaでSamを待つDeanには、メールが送られてきています。多分Lisa。でもやっぱりDeanはチェックしません。Samが戻って来て、殺された管理人には怪しいところはなかった。建物についてもDeanが調べたところ何もない。最近の最大の災難と言えば、硫酸を溢された事くらいで、ここでは蛙のKermitより大きなモノの解剖はどんなモノも行われません。最近の中学生は、iPadを使うんだぜ!!と、Deanはご立腹です(苦笑)
という訳で、手掛かりなしです。


ところが今度は、縫製工場で男が殺されます。
中学校の管理人の時と同様に、最初に額が切れて出血。行く手を塞がれ、長い金属の棒で刺し殺されます。犯人は真っ白顔の無いマネキン。



工場に調査に来て見ると、今度はEMFがマネキンの所で反応大。Samは、理科室の人体模型を思い出し、Ghostは人間だけじゃなくこういうモノにも乗り移るんじゃないかと考えます。最初Deanは、冗談だろ、と言いますが、「Chucky」みたいに??っと。マジで、気味悪いと言ってイヤそうな顔してます(苦笑)


調べてみましたが、今度殺された男にもこれといって怪しいところはありませんでしたが、Samが、1年前、縫製工場で働いていたRose Brownという女の人が行方不明になった事件を見つけました。彼女はまだ見つかっておらず、警察は捜査を打ち切ったようです。彼女には妹がいて、2人は話しを聞きに行く事にしました。

そこへ三度、Lisaから連絡が。
電話に出るようにSamに言われて、渋々電話に答えると、それはLisaではなくBenでした。やっと出てくれた!と言うBen。Lisaの様子がおかしい。Lisaを電話に出すようにDeanが言っても、Benは出来ないと言います。自分と話をしてくれないし、部屋から出てこない。やっとこさ、ベッドから起き上がれる状態だと。助けてほしいと訴えるBen。

Samは、Deanを無理やりLisaの所へ送り出します。

S "さあ!"
D "ダメだ、行けない!"
S "行かなきゃダメだよ!"
D "ああ、でも、おまえが危ないって時に・・・"
S "大丈夫だよ。1日くらいおれひとりでやれるよ。無かった事にしたいんだろ?でも、おれは、おれの1年に向き合わなきゃならないし、Deanだって向き合わなきゃ!"
D "ああ!そうだな!その結果おまえはどうなった?!"
S "・・・さあ、行って"


Samは、無理やりDeanをImpalaに押し込みます。
Deanは、傷つくのが恐いんでしょうね。Lisaと向き合っても、結局は、同じ事の繰り返し。上手くいきっこないって、もう、わかってるんだよ。それなら、もう会わない方が良い。
でも、今回はBenからのHelpだしな~と思ってたんですが・・・。


Samは、ひとり調査の続き。
Roseの妹Isabelに、話しを聞きに行きます。
彼女達は、幼いころ両親を亡くしてから、2人で助け合って暮らしてきました。Roseは、とても優しい良い人でしたが、恥ずかしがりやでちょっと不器用なところがあり、よくからかわれたりする事があったそうです。仕事場のクリスマスパーティーの時の写真があり、そこには、殺された2人が写っていました。学校の管理人の男は、以前、Roseと同じ職場だったんですね。で、彼女が失踪してから転職していました。
グラウンドゼロが、縫製工場なら、どうしてそれが学校へ飛び火したのか?
Samは、Deanに電話して、最初の事件だと思われるRoseの件を調べて、何か分かったらまた連絡すると言います。

工場で働いている人達に話しを聞いていると、その中のひとり、Jonnyの様子がおかしい事に気付きます。何か知っているのに、隠している様子です。Roseの事の知ってるのに、敢えて、突っ込んだ事は言わない。Samは、プレッシャーをかけてみますが、その時はなにも聞き出せませんでした。



一方、Lisaの元を訪れたDean。
玄関先に出てきたLisaは、明らかにこれからデートに行く様子です。
Dean、まんまとBenにしてやられましたね。
確かにBenにとっては、Emergencyかもしれません。彼は、Deanの事好きだったようだし、戻ってこなくなったDeanですが、Lisaに新しいボーイフレンドが出来れば、戻ってくる可能性は限りなくゼロになります。何とか阻止したかったんだと思う。
ま、こういう時、いつも一番の犠牲者は、子供ですよね。
親の恋愛で、家に出入りする人間がコロコロ変わっちゃって、そのたびに、それに対処しなきゃならないんだもん。いい加減にしてって、思っても責められないです。幸せになって欲しいと思っていても、それに慣れるには、相当の努力が必要です。それが、慣れた頃に、また違う人間に変わっちゃったら・・・、しんどいですよね。


結局、Lisaは、普通の女性だったわけです。
BenがMonsterに攫われた事がある、自分も偽Benの餌食になりかけた事があると言っても、結局は誰も失わず、平凡でそれなりの幸せな毎日を送っていた。
そこへ現れたDean。
Samを失って、打ちのめされ、Hunterから足を洗ったDean。
きっと、彼女の中の母性が、Deanを受け入れたんだと思う。
でも、状況は変わった。
Samが戻って来たんです。
その時Lisaは、心の底で、2人の関係が終わった事に薄々は気づいていたけど、まだ、やって行けるんじゃないかと淡い期待を持っていたんでしょう。
ところがやっぱりダメだった。
Deanに、あなたが必要な時にはここへ戻ってくればいい、と理解のある事を言ってみたものの、やっぱり耐えられなかった。Deanが戻ってくるたびに、これが最後かもしれない、そう思う事の不安。ある日、ひとり玄関に現れたSamが、Deanの死を告げるその時に、自分が耐えられない事をおもい知った。
Lisaは、Deanに言います。
自分はDeanを乗り越えようとしている。あなたは?あなたは私達に何を望んでいるの?と。

そう聞かれて何も答える事の出来なかったDeanが可哀想です。
Lisaは狡。
Deanは、誰にも何か見返りを求めることなんて出来ない。受け入れてくれることだけを願って、生きて行くことしかできない。Lisaは、自分に何かを望むなら、この不安な状況を解決してくれと言っているようなものです。つまり、Samと別れて、Hunterから足を洗えと。自分が無理やり取り戻させた今にも壊れそうな魂を抱えたSamを残して、今のDeanがそんなこと出来るわけない。
それが出来ないなら、自分達はお終いだと、Lisaは言いたいんでしょう。彼女がどんなつもりだったかわかりませんが、あの時Ep2で、Deanがそんなこと本当に上手くいくと思ってるのか?と聞いた時、Lisaは、やってみる価値はあるんじゃない?と返事した。
その結末がこれです。
淡い期待をしたDeanが甘かったのか・・・。
女は男ほど、ロマンチストじゃないですから・・・。


わたしは、所詮、Deanが家庭を持つ事は不可能だと思っているので、これも自然な成り行きだと思いますが、可哀想です。いつ崩壊するかわからないとはいえ、Samの魂が戻って来てた事だけが救いでしょうか?・・・救いと言うには余りにも前途多難ですがね。




さて、Samの方は、事件を調べています。
Jonnyは、やはり何事か隠していました。夜、どうしてひとりでこんなところに来るの~!と突っ込み入れたくなりますが、誰かに電話しています。電話を切ると額から突然の出血。殺された2人と同じです。息は白く、Jonnyもここで殺されるのか?!と思った所へ現れたSam。彼を助けるべく、小部屋に匿い、周りを塩で囲います。そして、助けてほしければ、Roseにした事を白状するように言います。
観念したJonnyが、ただのジョークだったんだと言って話し始めた事は、ホント、幼稚で救いようのないような事でした。彼らの何人かは、気弱で晩熟なRoseをからかおうと、彼女のロッカーに花を置いたり、プレゼントを置いたりして、自分に思いを寄せている人がいると思わせ、ある日、誘い出しました。
しかし、そこにいたのは、マネキン。
みんなに笑い物にされたRoseは怒って出て行こうとしましたが、掴まれた手を振り払おうとして運悪く転倒した時にテーブルの角に額を打ち付けて、死んでしまいました。
自分達のやった悪ふざけがもとでこんな事になったからには、正直に言っても信用されないかもしれないと思った中学校の管理人Steveは、警察に通報しようとしたJonnyを止め、Roseを森に埋めてしまいました。

・・・そりゃ恨まれるって。
でも、SamはJonnyを助けるため、埋めた場所を聞き出し、死体をSalt & Burnしに行きます。一晩中ここにいろっていうのかよ?と情けない声を出すJonnyに、こんな小さな罰で済む事を感謝するんだな、と言い捨てて。
カックイイ!!Sam。




Deanは、もうひとり話し合わなければならない人物と向き合います。
そう、Ben。
ある意味、Lisaより厄介です。

Benは、自分が嘘をついてまでDeanを呼び寄せたのは、事が緊急事態だったからといいます。LisaのMattとのデートは3回目だったみたい。同じ人との3回目のデートがどういう事になるか、Benはテレビ見て知ってると言います。そうね~、確かに3回目ってことは、お互い結構惹かれ合ってるって事で、一歩踏み出す頃かも。Deanを慕っているBenが緊急事態だと考えてもしょうがないか。でも、Deanは、デートは緊急事態なんかじゃないぞと言ってあげます。
どうして帰ってこないんだと聞かれて、出来ないんだと答えるDean。

B "出来ないの?それとも帰って来たくないの?"
D "両方さ"
B "Momが嫌いになった?"
D "何だって?違うさ、そんなことない"
B "じゃあ、ぼくのせいだ"
D"やめるんだ、Ben。そんなことあるわけない"
B "ぼく、何かしたなら謝るから!"
D "聴くんだ。おまえは、何もしてない。わかったか?"
B "・・・・・"
D "・・・いつか・・・大きくなったらわかるさ"
B "子供扱いしないでよ"
D "・・・よし、いいだろう。つまり、自分が誰かを愛したら、その人達の人生を台無しにしたくないだろ?それが、俺がここにいる事が出来ない理由さ"
B "Deanは、ナニかが襲ってくると思ってるの?"
D "いいや。・・・いいや、そうじゃない。でも、俺の仕事が、俺自身を違うモノに変えると思うから、・・・一緒には暮らせないんだ。俺が一緒にいれば、おまえも俺みたいになっちまう"
B "どうしてDeanは、Deanみたいになる事がそんなに・・・悪い事だって言うの?"
D "信じてくれ。俺は、おまえが目標にするべき人間じゃない"
B "ぼくに選択肢はないの?"
D "ああ、残念だ、Ben。でも、おまえは、おまえが望むどんな人生でも選ぶ事が出来る。いくつでもだ。"
B "・・・Deanは、嘘つきだ"
D "なんだって?"
B "Deanは、家族が一番大事だって言ったのに、・・・なのに、自分がどうしようもない時でさえ愛してくれて心配してくれてる人を、何だと思ってるの?Deanは、結局は家族を見捨てようとしてるじゃないか!"
D "・・・・・・・・・・・"


ああ、キツイですね・・・。
子供は、正直です。
どんなに、おまえのためだ、幸せになって欲しいからなんだ、といろいろ説明してみても、納得しませんよね。自分は捨てられたと思っちゃう。大好きだった人になら尚更です。Lisaと別れる事よりも、Benに嫌われる事の方が、Deanにとってはツライことかもしれない・・・。
Samの元へ戻るImpalaの中で、DeanはLisaとBenと過ごした1年余りの事を思い出しています。こんなに深く他人と関係を持った事、多分彼の人生の中で、これが最初で最後になるんじゃないかな。



Samは、Roseの遺体を見つけ、Salt & Burn。
Jonnyにもう安心だ、これからは良い人間になるんだ、とアドバイス。アパートに帰ったJonnyですが、彼のアパートはバーがある建物の2階部分にあります。その日のバーには、Roseの妹Isabelも同僚達と飲みに来ていました。
で、Jonnyは家で待っていた恋人Jennyに、愛してると言っていますが、なんと相手は人形です。なんだこいつ!
ところが、人形の首がグググッと動いたかと思うと・・・。

翌朝見つかったJonnyの死体。
Samは、Roseの持ち物か何かが、まだこの世に残されていると思います。Deanの留守電に状況を残した後、Isabelに話を聞きに再び彼女を訪ねましたが、Roseはそれらしいものを何も残していません。
ところが、そこに化学の本を見つけたSam。
ふと思い当ります。
ひょっとして、すべては、Isabelが関連しているんではないかと。聞いてみると、思ったととおり、彼女は、殺人のあった場所すべてに姿を現していました。彼女は、自分が殺人に関わっていると言われているのかと不安になりますが、Samはそうではなく、Isabelが何らかのカギを握っているんだと考えます。
彼女がRoseの指輪、ブレスレットか何かを身につけていると。
ところが、それはとんでもないモノでした。
Isabelは16歳の時、病気になりました。
そしてそれは、腎臓の移植を必要とするような重い病気だった。そして、姉のRoseは、彼女の腎臓を妹に譲ったんです。
そう、Isabelが持っているRoseの物とは、体の中にある腎臓だったんです。
どうします?
取り出して焼くわけにはいきませんよね。
そんな事したら、何の罪もない彼女を殺す事になってしまいます。
説明を求めるIsabelを連れて、SamはDeanと合流します。



こんな事態は初めてです。
合流したDeanとSamは、善後策を話し合いますが、これだ!という考えは思い浮かびません。この間お世話になった、肉屋の2階で開業中の潜りの医者、Dr. Robertに聞いてみようかとか、Voodooに頼ろうかとか、とにかくどれもいい考えとは言えないモノばかり。
そこへ、車を降りて近付いてきたIsabel。Voodooと聞いて、ますますわけがわからなくなっています。Samの事をFBIじゃないわね、と。
説明しようとしたところ、誰も乗っていないImpalaのエンジンが勝手にかかります。あり得ない、と驚くIsabel。
RoseにPossessされたImpalaは、Deanを追いかけまわします。哀れDean、カワイイBabyに殺されそうになりながら逃げ回るはめに・・・。でも、ちょっと可笑しくて、笑っちゃった、ゴメン(苦笑)
Deanは、許してくれ、Babyと言って、Impalaを無人の建物に突っ込ませて、ようやく動きを止めました。
大丈夫か走り寄ってきたSamに、そっちは?と訊きます。
振り返ると、そこに立っていたIsabelの口から、突然溢れだした血。事情を察した彼女は、Roseの腎臓がある限り、人が死に続けると理解し、自ら腎臓をガラスで刺して傷つけたんです。Isabelの前に現れたRose。
こんな事を望んだわけじゃないのと言って、燃え尽きました。
そして、Isabelも犠牲になって死んでしまいました。



Bobbyの所で、壊れたImpalaを修理するDean。Samは、ビールを持ってきます。


S "どう?"
D "ポルターガイストにカージャックされたんだ。まあまあかな?"
S "・・・・・"
D "・・・なあ、いったい俺たちのやった事って何だったんだ?"
S "ああ、全部上手くいったとは言い難いね"
D "俺たちは、どうしようもない奴らを助けて・・・・罪のない女の子を死なせた。・・・・・俺は、俺に対してうんざりして失望してる子供と女に会って・・・。おまえが、自分の過去に向き合うべきだって言った意味を実感したよ。・・・あ~、ホントまったく、最高さ"
S "Dean・・・"
D "俺たちがやる事なすこと、混乱だらけだ"
S "そんなことない。人助けにもなってる、・・・時々だけど"
D "・・・ああ、そうだな。・・・ただ・・・俺はただちょっと、自分の運の悪さにうんざりしてるんだ"
S "・・・う~ん、ひとつ目に運が悪い事は、どんな仕事か説明しなきゃならない事さ。ふたつ目は、それが全部悪い事でもないってこと。ホント、おれを見てよ。だって、少なくとも、Luciferは檻に残されたままだろ"
D "・・・ああ、・・・大したことじゃないけどな"
S "それに、Deanのおかげで、おれには魂がある。ちゃんとお礼言ってなかったよね?"
D "良いってことさ"
S "本当にありがとう"
D "・・・おまえだって俺のためなら、同じことしただろ"
S "本心から感謝してるんだ。・・・なあ、おれ達が続けて行く限り、必ず何かを失くしていく。でも、うまくいけば、勝つこともある。だから・・・わかんないけど・・・とにかく、どう言っていいかわかんないけど・・・おれが、ずっとついてるから・・・"
D "・・・ああ・・・わかってるさ・・・"


そう言って、Deanはちょっと寂しげに笑いました。
沢山の物を失くしてきたし、これからも失くすだろうけど、Samだけはこの先もDeanの側を離れないし、DeanもSamから離れない。
この仕事から逃れられない2人には、お互いしかいない。逃れたくても、これまでの人生がそれを許してはくれないでしょう。Benに、ナニかがDeanを追いかけ続けてくるの?と訊かれて、そうじゃなく自分が変わってしまうんだと答えましたが、ナニかに狙われ続けるって心配もありますからね。自分を守れない誰かを守りながら、Hunterを続ける事は、とても難しいと思います。やっぱ、Samくらい強くないと無理。
今回、Lisaは、Deanを乗り越えようと努力してると言ってましたが、わたしにはもうすっかり、「Deanは過去の男」になってるように見えましたね。
女ってホント、今に生きる、ですな~。
その点から言って、Lisaは心配ないけど、Benのこの先がちょっと心配です。
とにかく、Deanの「Samがいない間の1年」には、決着がついたってことでしょうか?出来るなら、もう蒸し返さないで欲しいです。

さて、後は、Samの心配と、「Mother of All」の事?
それも来週のEpでは、まだ出てこない感じ?
だって、来週はとんでもなくぶっ飛んだ話しでしょ?
マジ、そんなのアリでいいの?

いや、昔から、Supernaturalって言えば、何でもアリなドラマでしたが・・・、さすがに次回は、見終わった後、どうなってるかな~?
大笑いしてるか?不機嫌になってるか?それとも・・・?


いつもとは違う意味で、恐ろしいです。
では、不安を抱えつつ、また来週。


***

4 件のコメント:

oruka さんのコメント...

yumiusaさん、こんにちは。

今回のエビは辛かったですね。
倒れたSamに呼びかけるDeanの悲痛な声がもう、たまりません。

リサとの別れはともかく(笑)、ベンがあれほどDeanを慕っていたなんて・・(5話で殺気だったDeanを見てるのにね)。
Deanとベンが話し合うところはほんとに泣けました。(yumiusaさん、訳ありがとう)
必死でDeanを引き留めるベン、ベンが大事だから一緒にいられないDean・・。
いつかDeanの本心を理解してくれるといいな・・。

そして妹も救えなかった。大事なインパラちゃんも傷つけた。

救いがあるとすれば、そばにSamがいて慰めてくれてるってことくらいですか。


でもってまたバレンタインネタをやってましたね。
ここらへんの兄ちゃんはすごく可愛かったです。

今回もお疲れ様でした。(*^。^*)

来週は期待と不安がいっぱいです・・・

yumiusa さんのコメント...

orukaさん、おはよございます。

Season2を思い出しました。
今回は息を吹き返したから良かったけど、この先いつまた同じことが起こって、Samが目を覚まさない時が来るかもしれないと思うと・・・。
Deanは気が気じゃないでしょうね。

Lisaとは、いずれはこうなるんじゃないかとは思っていました。可哀想なのはBenですね。親の行動で被害を受けるのは、いつも子供です・・・。Deanもつらかったと思いましが、この際まっとうに成長してくれる事を祈るしかないです。

Everything OKには、なかなかならない2人の仕事ですが、助けられてる人もいるんですからね。わかりあるSamが、今はそばにいる事が救いでしょうか。

心臓を持ってふざけるDeanは、カワイイです。それを諌めるSamも、何だか昔に戻ったみたいで、ちょっと懐かしくさえありました。

さて、次Epはどうなることやら・・・。
ただただ楽しめればいいですね(^^)

amber さんのコメント...

Ep13Ep14と続いて、Samの壁問題やLisaとの関係も整理されたみたいで、早い展開ながら少し安心しました。

インパラを修理中のシーンがS2のEp2を思い出させて、兄弟の会話もすごく大人になったなぁと。
特にSamの『おれが、ずっとついてるから』はいいですね。
いゃあ、DeanにとってやはりSam以外の家族は無理ですよね(Ben君ごめんね)

次回は笑えるEpだといいですね!

yumiusa さんのコメント...

amberさん、こんばんは。

わたしもです。
Lisaとの事は、もうこれ以上引きずらないで欲しいです。結局、この兄弟に、Steadyな関係の女性はムリだと思います(苦笑)
ほんと、DeanにはSam、SamにはDeanしかいないんですよね!
とにかく、お互いの側を離れないで生きていってね~と。

今週はどんな事になるのやら・・・。
心配と、期待とが渦巻いています。