USでSeason6を放送中のSupernaturalにハマっています。日本ではまだ未放送の部分についてのネタばれが満載ですので、未見の方は十分にご注意ください。記事を読まれる場合は、その点をご了解のうえ、お読みください。

2011/02/13

Supernatural Season6 Ep13 "Unforgiven" 感想もどき

ご注意ください!海外ドラマに関する日記では、常にネタばれしています。 ここからは、USのTV series Supernatural Season6についてのSpoilerが含まれています。ネタばれ禁止の方は十分ご注意ください。 念のため:いつもの通り、わたしの訳には間違いや勘違いや萌えが大量に含まれている場合があります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。







Supernatural Season6 Ep13 "Unforgiven"の感想もどきです。









魂を取り戻したSamに試練の日々ですね。
それにしても、イヤな場面で終わっちゃって・・・(悲)
・・・ああ・・・この先が、おもいやられます。


わたしの訳には間違いや勘違い、勝手な萌えが大量に含まれている場合があります。そのため、一般的な訳でない場合もあります。おまけにかなりの意訳ですので、その辺りの事ご理解の上軽~い気持ちで読んでやってくださいね。正確な訳をお望みの場合は、どうぞご自分で訳をお願いいたします。よろしくです。それから、文中の訳の無断転記等は、おやめ下さいね。どうかお願いいたします。



さて、今回、過去の場面は白黒で表現されています。
冒頭、1年前のRhode Island, BristolでのSamとSamuelじいさんです。
Dean言うところの、ロボSamが、何かを撃ち殺しています。Samuelの表情から、それがどうやら"人間"なんじゃないかと思われますが、この時は標的は映らずじまい。
始末して2人は車でその場を後にします。
Samは腕に怪我をしていますが、計画の内だ、なんて言って全く平気そう・・・。

ところが、そこへ現れたSheriff。
今回もSam達は、FBIとしてこの町で活動していたようですが、血を流しているSamを見て、2人を連行すると言いだします。じいさんが、じゃあ、後からついて行くと言いますが、Sheriffはパトカーに乗るように言います。が、意に介さずその場を去ろうとするSam。応援を呼ぼうとしたSheriffをいきなり殴り倒しました。そして、彼が気絶するまで殴り続けます。じいさんは、もっと、他に穏やかなやり方があったはずだと言いますが、ま~~~ったく、気にしていないSam。
道に転がったままの、Sheriffをそのままに、その場を後にします。・・・寒いのに、死んじゃうよ~。



そして、今。
Samは、テレビをみています。
記憶のない1年余りの間を、取り返そうと情報収集中です。
"Mother of All"の事については、何の進展もありません。静かです。そう、嵐の前の静けさか・・・。

そこへ、Samの携帯に何か送られてきます。
事件の情報でした。
Rhode Island, Bristolでの3件の女性失踪事件。
しかし、誰が、何の目的で、Samに知らせて来たのかわかりません。Samは、Campbell達と行動を共にしていた時の誰かが、バックアップを必要としているのか、あるいは自分に事件を丸投げして来たのか、でも、自分は行かなくちゃならないと言います。Deanは、どこのだれかわからないMr. Xから、ミステリアスな町のミステリアスな事件に導かれ、それって、かなりヤバくないか?と言います。でもSamは、そうだとしても3人の失踪事件を無視するわけにはいかないと。
言い出したら聴かないSam。
Deanも折れますが、バカげたことになるんならサッサと切り上げるぞ、と釘だけは刺します。


Bristolに向かう途中、町はずれの看板を見たSamは、フラッシュバックを見ます。不吉な予感・・・。


町のバーで失踪した3人について調べますが、彼女達には何の関連性も見つかりません。Deanがトイレに行った間に、Samに声をかけて来た女の人。旦那連れなんだけど、これが今にもSamに貪りついてきそうな雰囲気。旦那の方は、それを知っているのか、イヤそうな顔してます。
彼女は、Samが以前この町に来た時に、知り合った人のようで、SamをFBIだと思っています。やはりSamはじいさんと一緒にこの町に来ていたんです。そして、また失踪事件が起ったので、捜査のため戻って来たと思っています。ま、間違ってはいませんが。

トイレから出たDeanは、カワイコちゃんとごあいさつ後、壁に貼ってある写真の背後に何かを見つけます。

戻って来たDeanを、Samは新しいパートナーだと紹介します。去り際、彼女はSamの肩に手を置きます。その途端、Samは彼女との情事を思い出しました。どこかのバスルーム、激しく求めあう2人。ただの欲望の捌け口。ロボSamだ~!!
Deanも、彼女の今にも喰い付きそうな目の色に気付いたようです。さすがDean。女性のそういう色っぽい合図は、見逃しませんね(苦笑)

Samは、自分がじいさんとこの町で仕事をした事があると確信します。そしてDeanが、見つけた写真にも、それを裏付けるように、小さく背後に映るSamの姿が。
こんなに小さいのに、良く見つけたわね、Dean。Samの事になると、見逃せないか。



Deanは、町を出る事にします。
でもSamは、承知しません。
調べた結果、1年前、この町では5人の男が行方不明になっていました。どうやら、自分がじいさんとここにいた時と一致します。


S "出ていけないよ、Dean"
D "あ~、出来るさ"
S "違うんだ、聞いてよ。1年前、5人の男の人が行方不明になってる。いまだに見つかってない。つまりそれって、おれとじいちゃんの扱った仕事だろ?"
D "ああ、それが何だって?"
S "1年前、5人が行方不明になって、今度は女の人がいなくなってる。何か起ってるんだよ!おれ達、始末出来なかったんだ。片付けたと思っただけで、始末出来てなかったんだよ"
D "OK、でも、性別が違うぞ。最初は男で、今度は女だ。男と女、違うじゃないか。何でなんだ?"
S "わかんない。でも、要は、ここでまだ何か続いてるってことさ"
D "わかった。Bobbyに連絡だ。Bobbyが片付けてくれる"
S "何でだよ?おれ達でやれるよ"
D "・・・おまえ、マジかよ?・・・Sam、Hunterが何で同じ町に行かないか、それには理由があるだろ?俺たちが、大抵そこに混乱を残すからだ"
S "わかってる。そうだよね"
D "親父のルールのひとつだ。「同じ便所は2度と使わない」"
S "・・・・・誰だって、同じところ使うよ・・・"
D "俺たち以外はな"
S "・・・・・"
D "わかっただろ?"
S "・・・OK・・・でもさ、このCreatureは、まだここにいるんだ。つまり、おれが逃がしちゃったんだよ。親父だって「自分の撒いた種は、自分で始末しろ」って言うはずだ"
D "・・・・・"
S "・・・そうか、わかった"
D "ホントにわかったのか?"
S "ああ、Deanは、おれが、思い出すんじゃないかって心配なんだ。そうしたら、壁が壊れておれの頭の中は大洪水。そうなったら、おれが、正気じゃなくなって気が狂うから"
D "・・・冗談じゃないんだぞ・・・"
S "わかってる。でも、聴いてくれよ。今ここで起こってる事は、おれが引き起こした事なんだ。そのせいでいなくなった人、死ぬ事になった人、それは、おれの責任なんだよ。おれはそれを止めなくちゃ。Deanだって、同じ事するだろ?"
D "・・・・・・・・まったく・・・"


「Deanだって、同じ事するだろ?」

これを言われちゃ、どうしようもない。
ま、何度も言いますが、言い出したら聞かないからね、Samは。
Deanは、せいぜい、Samが暴走しないように気をつけているしかしょうがない。

これまでも、取り逃がしたMonsterやCreature、あるいはその子供や関係があったモノ達に、復讐されそうになったりした事ありましたよね。随分危険な目に遭ったりもした。そういえば、元々はAdamもそんな連中の犠牲になったんだった。
Hunterを続けて行けばいくほど、そういう相手が増えて行くって事です。そのせいで、家族が狙われる事もある。自分がいない間に、家族がそんな連中の犠牲になったら、後悔してもしきれないですよね。やっぱりHunterが他人と親密な関係を持つ事は、リスクが多すぎます。


カワイイSamに押し切られたDeanは、今回行方不明になったブルネットのNicoleのルームメイトに話しを聞きに行きます。
そこで見つけた、Agent Roarkの名刺。
Agent Roarkとは、1年前のSamの事です。
Samは、Nicoleと同じところに住んでいた行方不明の男の事を訊きに、彼女を何度か訪ねて来ていたんです。
そう、1年前の事件と今回の事件が、「Sam」というキーワードで繋がりました。
どうやら、まんまと誘き出されたようです。


さてその頃、カッコ良いFBIルックのSamは、突然道の真ん中でSheriffに銃を突き付けられています。そう、1年前、殴り倒して道に置き去りにしたあのSheriffです。言い逃れできないっす。
抵抗する気はなかったんでしょうが、有無を言わさず、牢屋にぶち込まれてしまいました。彼は、あの時血だらけだったSamの事を、行方不明者を殺した犯人だと思っています。もちろんFBIではなかった事もばれています。自分を殴り倒して逃げ切ったのに、何故又今になってこの町に戻って来たのか不思議でしょうね。
「Hunterは混乱を残す」
Hunterが、同じ町に来ないのには理由がある。
Deanの忠告を聞かないから・・・。
Samは、何も憶えていないと訴えますが、あれだけ酷い目に遭った彼にはもちろん説得力なしですね。


しばらくしてやって来たのはひとりの女の人。
彼女は、ここで働くSheriff、Roy Dobbsさんの奥さんで、彼女も警察署で働いています。1年前、RoyはSamとじいちゃんがFBIではなく、「ナニか」をHuntしていると知って、協力したんです。その事を彼女もいっしょに聞いて知っていました。でも、Royは帰ってこなかった。彼女は、Samが夫を殺したのかもと思っています。でも、Samは、自分はその時の記憶がない。でも、彼女が自分の本当の仕事を知っているなら、何が起ったか自分になら見つける事が出来ると言います。
きっと1年前のSamとは、人が違ったように見えたでしょうね。実際、魂がなかったんだから、違ってたんでしょうけど。彼女、Brennanは、夫を殺したかもしれない男の言葉を信じてみる事にしました。Samを逃がすため、自分は襲われて縛られた振りをする事にしました。


そして、また連れ去られた女の人。
例のバーで、Samに熱い視線を夫に隠しもせず送って来た女Debbie Harris。彼女が、自宅の地下室から連れ去られてしまいました。

隠れ場に戻って来たDean。
必要以上に緊張しているSam。
ま、逃亡者ですからね。無理もないですか(苦笑)
Deanが、本当に「魂が抜けたSam」のやんちゃぶりをカラかっていると、警察無線で新たな行方不明者の情報が入ってきました。Deanは、Samにここを動くなよ!と言って出かけますが、Samがそんな事素直に聞くはずありませんよね。


Deanは、行方不明になっているのが、例のバーで会った女だと知って、敵の目的がSamだと確信します。電話しますがSamは答えません。これらの事件は、すべてSamを誘き出すための物だったんです。


一方Samは、Brennanに助けを求めます。Royが調べていた事件のファイルや証拠類を調べる必要があると思い、彼女の家を尋ねます。彼女が帰って来る前に、お先に家に入って待っていましたが、それって、不法侵入って言うんだよね?(苦笑)
彼女が資料を取りに行っている間、1年前の事を思い出します。
あの時のSamにとって、じいちゃんもただの仕事だけの関係だった。家族なんて、自分の感覚を鈍くさせるだけの厄介な物だって思ってた。
そんな風に思ってた自分に少なからずショックを受けたようなSamですが、それはね、魂が無かったんだからしょうがないです。Deanは、あれはSamじゃなかったっていうけど、自分の体がやったことや、言った事を、そうとは割り切れないんでしょう。もう随分前にMegにPossessされてHunter仲間を殺した時も、Samは随分落ち込んでいました。あの時は内に閉じ込められていても感情は常にあったわけだから、もっとつらかったのかも。今は、自分がやった事の後始末に力を注ぐしかないでしょうね。
世界を救いたい一心でRubyに騙されLuciferを復活させちゃったSamは、自らの命を犠牲にしてApocalypseをくい止めたのに、今度は魂のないままこの世に戻され、取り戻した魂は因幡の白ウサギ状態・・・。Samにもいろいろ反省する点はあるでしょうが、今回はホント、心から可哀想だと思いますね。


Brennanの持って来てくれた証拠品を見て、Samはじいちゃんと事件を調べた時の事を思い出しました。この時のCreatureはArachne。ギリシャ神話に出てくる蜘蛛の姿をしたものです。どうりで、Samのフラッシュバックの中に、蜘蛛の糸に閉じ込められた人間が出てくるわけです。彼らは、過去にそれの正体を突き止め、始末したはずでした。
証拠品を借りて表に出たSamは、Deanからの電話のメッセージを聞きます。そのSamは、見つめる複眼の主。家の軒先の蜘蛛の巣に気付いて近寄るSam。ドキドキ。後ろから現れたのは、Deanでした。Sam、またまた、Deanを撃ちそうになっています。


Deanは、敵の狙いがSamだと解った以上、これ以上この町にいられないと言います。
誘き出された事は明白ですから、誰かほかのHunterにこの事件を託し、自分たちは早々にこの町を去るべきだと考えました。しかし、Samは納得しません。


D "いいか、俺たちは、こいつがメールを送れるくらい知恵があって、おまえを殺そうとしてるって分かったんだぞ"
S "・・・・・Arachneだ・・・"
D "?何だって?"
S "思い出したんだ"
D "・・・思い出した?・・・あ~・・・他に何を思い出した?"
S "心配ないよ。地獄の事じゃない"
D "・・・そうか。そりゃ、とりあえず良かった"
S "どうしたらいいって言うんだよ、Dean。この先だっていろいろ思い出すさ。それが自然だろ?"
D "この町を出ようって言ってるだろ!"
S "ダメだ、出来ないよ"
D "Hunterは、この世におまえだけじゃない!他にも一杯いるだろ!?Bobbyだって、Rufusだって、退治できるさ!!"
S "どうやって?!Deanが言ったように、それは誰にだって起こりうる事さ!おれ達は、手段を手に入れたんだよ!!"
D "おまえそれに嫌われてるだろうが!!"
S "自分のせいだってわかってるよ!・・・でも、・・・おれは憶えてないけど・・・"
D "ここで危険を冒す必要ないだろ、Sam?"
S "・・・ああ・・・"
D "ホントか?!おまえが壁を刺激するのは、ロシアンルーレットしてるのと同じなんだぞ!!"
S "Dean、心配してくれてるのはわかってる。何が起るか想像してる事もわかってるさ。でも、いつ起こって、いつ起こらないかなんて、誰にもわからないよ"
D "Sam"
S "ねえ、おれ、自分がここで何か良くない事をしたんじゃないかと思うんだ、Dean。危ないかどうかなんて関係ない。今、おれに厄介な魂がある以上、おれは自分がやった事を修復しなくちゃならないんだ。逃げてなんかいられない。・・・ここに残るよ。そしておれは、Deanに力を貸してほしいんだ!"
D "・・・・わかった・・・。言われるまでもない。これを思い出にするんだろ?"
S "・・・・・"


Deanとしても、Samが危なくなるようなリスクは出来るだけ避けたいはずです。でも、三度いますが、Sam、一度言い出したら聞きません。ダメって言ったらひとりでもやります。それだったら、側にいて出来る限りバックアップするしかないですよね、お兄ちゃんとしては。
相変わらず、苦労の絶えない兄貴です。
頑張れ!!Dean!!!



モーテルの壁にいろいろ証拠品を張り出して、じっくり考えるSam。そうすると、次々に1年前の事が蘇ってきました。
Arachneは、30代半ばの男をエサにしていました。自分では若すぎるし、じいちゃんでは年が行き過ぎ。という事で、SamはRoyをエサに、Arachneを誘き出す事にしたんです。彼にGPSをつけて、最初から彼を攫わせるつもりだった。隠れ家を見つけるために。そして首尾よく見つけた隠れ家で、攫われた人々はみんな蜘蛛の糸に身動きできなくされていましたが、生きていました。Royも。
そこへ現れたArachneを、何とか首を叩き切って始末した後、じいちゃんは被害者達を病院へ連れて行こうとしますが、Samは反対します。蜘蛛の毒は人間をダメにする。やられた者は、歩く死人。自分がそんな悲惨なことから彼らを解放すると言って、SamはRoyに銃口を向けます。そして命乞いするRoyに言います。

S "このCreatureを殺せて大勢の人達を助けられた。あなたなしでは、出来なかったよ。あなたはヒーローだ"

そう言って、容赦なく引き金を引きました。残りの囚われの人達も、次々と撃ち殺し、最後には死体を始末するため、ガソリンを撒いて火を付けました。

・・・まったく・・・目的のためには非情です。
ですが、結局、Royは、生き残った。
そしてSamの言った事も一部は確かに正しかった。
蜘蛛の毒は、確実にRoyを怪物に変えたんです。復讐心を持った怪物に。


Samは、Brennanに電話して無事を確認しますが、彼女がトラブルに見舞われている事を察知し、家に向かいます。そして家の裏の小屋に、彼女はいました。夫だったRoyと共に。変わり果てた姿のRoy。もうすっかり人間ではなくなっていました。
あっという間につかまって、蜘蛛の糸でグルグル巻きにされるDeanとSam。ああ、お約束です・・・(悲)

Royが言うには、Arachneは彼らを食べるために攫ったんじゃなく、交配するために攫っていました。そして同種に変えた。Samが彼を撃ち殺そうとした時には、彼はすでに変わり始めていたようです。そのため、銃の弾は致命傷にはならず、Sam達が去った後、Royは火の中からも逃げ出し、Samの首を掻き切ることだけを夢見て生き延びてきました。そしてまんまとSamを誘き出した。
あれだけ露骨に、Samが関係した女の人達を攫ったのに、Samはそれに気付かなかった。Royは、Brennanから、Samが記憶を失っていると聞き、その理由がやっとわかったそうです。
それにしてもSam、本当に、ヤリマクリのヤリ逃げ最低野郎だったのね(汗)

攫った女の人達はどこにいるのか訊くSam。
Royは、彼女達を変化させ、解き放ったと言います。
そして今、Samを殺すか、それとも、自分と同じ種に変えるか、彼は嬉しそうにSamを見つめます。



でも、こういうときでも必ず、何とか切り抜けるのが、Winchester兄弟です。いつものとおり、Deanの手の先にはなんか刃物?グルグル蜘蛛の糸を切り裂き、Royに突進。Samを助けてくれたのはBrennanでした。ナイフでSamのグルグルを切り裂いて、助け出してくれました。Samは、Deanを殺そうとしているRoyの首を撥ねて、今度こそ止めを刺しました。
自分の夫を、いや、夫だったモノを殺す手助けをしなければならなかったBrennanの心の内は、図り知れません。Samが悪いんじゃないとわかってはいても、彼の謝罪を素直に受け入れられない彼女を誰も責められない。



出発の支度をしながら、SamはDeanに言います。


D "・・・大丈夫か?"
S "Deanが、正しかったんだ。ここに来るべきじゃなかった"
D "・・・おまえは、クモ男を始末したじゃないか"
S "慰めてくれてるの?"
D "俺が言いたいのは・・・"
S "なに?"
D "Sam・・・おまえ・・・おまえは、去年自分がやった事のほとんどが、今回みたいな事だったって、受け入れなきゃならないんだ。でも、それは、そのどれもは、本当のおまえじゃなかったんだ"
S "ハッキリさせとこうよ。それは、おれだった"
D "・・・・・・まあいい・・・。ああ~、何か、欲しいもんあるか?"
S "・・・は!なんだよ。おれ専用のウエイトレスのつもり?"
D "慰めてやろうとしてるのに、ナマ言ってんじゃねえよ!"
S "・・・おれは大丈夫だよ"
D "・・・ああ、大丈夫そうだ。いつも言ってるだろ?すべては上手くいくんだって"
S "わかんないよ、Dean。この先どうなるか、誰がどれくらいわかって・・・"



バタン!!という音に振り返ったDeanが見たのは、床に倒れて痙攣するSamでした。


D "Sammy!?Sammy??!!Sammy!!返事しろ!!"


Deanの声が聞こえているのかいないのか、Samの見ているものは、明らかに地獄での出来事でした。生きたまま焼かれる自分。炎が体を容赦なく焼き尽くしていく感覚。
Samの叫び声が、耳に残ったままのEp13の最後です。






いや~、まさかこんなに早く、Samが地獄での事を思い出すとは思っていませんでしたので、ちょっとショックです。Casが、Samの魂は、生きたまま皮を剥がれたようだと言いました。わたしは、因幡の白ウサギだ~と、身震いしましたが、この先どうなるんでしょうか?次回Ep14ってどんなだったっけ?

・・・ああ、Lisaが出てくるやつか・・・。
Samとは、別行動のようですか?
この先、Samは、地獄での事を思い出すたびに、あんな風に痛めつけられていくんでしょうか?しんどいですな~。
Samは、それさえ、1年余り酷い事し続けてきた自分への罰だと思っちゃいそうで、ヤダ。わたしは、Deanが言うように、あれはSamじゃなかったってことで、良いと思うんですが・・・そうはいかない?グスン・・・。


Motherの事は、まだ何も明かされず、Samの魂の無事も確約されず、不安なことだらけです。そう言えば、Season7があるとすれば、このMotherの事は、引き摺られるかもしれませんね。だとしたら、どれだけ話が膨らむか、楽しみです。
あるのか?Season7・・・。

さて、ではまた来週。
寒い時期ですので、みなさま、お体ご自愛ください。


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